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酒場からのマーケット2022

新しい年が始まりました。どの様な年になるのでしょうか。

気持ちを新たにと言いたい所ですがオミクロンが猛威を振るっており憂鬱な日々が続きます。今年も残念ながらこのウイルス感染と共生しながらとなるのでしょう。

このマーケットシリーズも6年目となりました。トランプ当選が2017年の11月ですから、遠い昔の様にさえ感じられます。様々な事柄がある訳ですが、特に株式市場がその様々に対して、どう感じどう動くのかを焦点として示していきます。


コロナ渦中になってからは、当然平時ではない動きが続いています。

世界レベルのウイルス感染は今迄に誰もが経験した事がありません。

子供から大人まで、現役者から年長の方達も困惑と混沌の世の中です。

公衆衛生を徹底しマスク装着は当たり前の姿です。

新たな生活スタイルによって、今までにない動きが顕著に出ています。

リモートという仕事や会合、学習も定着しました。

サプライチェーンの問題や働き方の考え方も変わりました。

原材料は著しい上昇です。全てのモノの値段が上がってきました。

規制や義務によって平穏な生活は随時に支障が出てきます。

但し3年目になりますので人々は諸々に対して順応してきた時期かもしれません。

為政者は基より各政策責任者もしかりです。

民間の経営陣も臨機応変能力が問われるのかもしれません。

ワクチン効果と特効薬が世界の英知によって出てきた事が最も大きな要因でしょう。


今年は寅年です。虎千里を走ると言います様に、いきなり走り出すかもしれません。日経新聞や各方面からは日経平均の予想が各経営者やアナリストより出ています。

レアーな方は別としまして高値は33000円安値は27000円が上下の範囲でした。30000円を挟んで前後3000円という事となります。どちらにも走る可能性はあるのでしょう。

どうなるでしょうか。今年も宜しくお願いします。


2022年1月7日

日経平均28478 NYダウ36231 wti原油78.89 ドル円115.55

前週比▼313 ▼107 3.54 ▼0.48


日経平均は1%の下落でした。但しチャートを見て頂きましても分かる様に一喜一憂の動きでのスタートでした。

510 30 ▼844 ▼9の1週間でした。

5日移動平均線は▼1.38%で25日線は▼0.42%となっています。

大発会は500円の大幅上昇で始まり、12月度の煮え切らない相場からの脱却かと喚起していたわけですが、思わぬ落とし穴にはまってしまいました。

12/14~のFOMC議事録の公表です。

FOMC後にはパウエルが詳細に内容を発信していたはずです。ご存じの3月迄にテーパリングの前倒しと3回の利上げです。

事前予測と共にこれはマーケットは相当に織り込んできたはずです。

年初には米株は上昇していたのです。

今回の発表はそれの確認だけのはずなのですが。

今迄もFOMCや日銀等の中央銀行の議事録が後々に公表されますが、それが大きな材料になった事は私の記憶ではありません。

解説ではFRBは最初の利上げのある時点でバランスシートの縮小を考えているという内容でした。全理事が言及していると驚きの内容でした。

2、3回の利上げをしてからその話が出て来るのでは?という事でしたので、全く想定外の内容な訳です。

突然に金融縮小の話が出てきました。

スーパー金融緩和相場からの逆転さえも思惑が生じます。

長期金利が昨年末1.51%から一時1.71%迄上昇し、ナスダックは▼3.34%も下落したのです。FOMC議事録ショックとでも言うのでしょうか。日経平均に置き換えれば1000円の値でしょう。

日経平均は翌日に▼195円で寄り付いた後▼844円迄大幅下落したのです。

この内容はペーパーではなく確認が必要でしょう。

パウエルは11日の上院公聴会でこれを問われるのでしょう。

それへの返答は重要だと考えます。

注目です。


米国月初経済指標はisn系を含めて順調な値でした。注目の雇用統計では失業率が3.9%となりました。2020年2月以来の4%切りで完全雇用との解説です。バイデンもパウエルも一旦は雇用は出来た訳です。

労働供給不足に伴う物価高は今後も抑えていけるのでしょう。但し資源高での物価抑制は難解です。需要と供給だけの値ではないからです。原油だけを見ましても空運需要は以前には程遠く戻っていないのにこの値な訳です。

各コモディティーには投機的な膨大な資金が市場に入っています。又脱酸素に大きく舵を切った事によりも、影響が出ているのでしょう。

これは米国の問題だけではありません。世界の問題なのでしょう。これの解決は遠い道のりと言わざる負えません。

コロナ渦中が終了してからかもしれませんし。

今後の動向に注目です。


世界の感染者は3億714万人で死亡者は548万人です。前週比は995万人と4万人の増加でした。週間1000万人という単位は今迄にありません。値の取り間違えと思える内容です。

死亡者の変化はありません。

アメリカ100万人、フランス30万人、イギリス20万人と出てきました。これは1日の感染件数ですから。

このオミクロンという株は様々に報道されていますが、全くの門外漢で恐縮ですが症状が出ない又は軽い方が今迄より桁違いに多いのではないでしょうか。

一般的には症状が出れば出歩かないでしょうし出歩けないでしょう。

今後どうなるのでしょうか。政治がどう決断するのでしょうか。

通常は経験則の各種内容値で決定するのでしょう。

日本では沖縄・広島・山口3県にまん延防止が出されました。

中国では1300万人の西安で完全ロックダウンの指示ですから。これは東京に近い人口です。体制も違いますし北京オリンピックがありますから事情は違うのでしょうが。

経済的には工場閉鎖での影響は出てきています。

これを世界は同時に経験している訳です。

何が正しいのかは難解な所です。

市井の人々は動向を見守りつつ暮らしていくしかないのでしょう。

逐次に注目です。


来週のマーケットは経済事情や業績等のファンダメンタルズではなく超短期的にココでの儲けをどう出すのか、どう抑えるのかの駆け引き系での動きが市場を揺るがすのでしょう。

週末にはSQもあります。

高PBRグロース系は理屈にない動きで下落となり、低PBRのバリュー系へのチェンジの思惑もあります。空売りメンバーがさやどりをします。

下で拾う方もいるでしょうし、流れに沿う方もいるでしょう。

市場参加者は皆が知っている事です。

いつもある事ですがそれが顕著に表れる期間でしょう。

それの結果など誰も分かりません。

タカ派の新パウエル?となりましたが、マーケットに支障の出る言質は出さないと思うのですが。それが政策責任者であると信じます。

市場はどう織り込んでいくのでしょうか。

注目です。


どうでもよい私の事は年初にいきなり29300円所になりましたから、1570の含み損が20万円まで減少となり、やれやれ売り所か30000円復活かとの思惑がでましたが、2日で完全に裏切られ奈落の底となりました。オミクロン発生11/26の29500円所は遠い道のりな訳です。信用系は又散々が続いています。但しあの時点で投げませんでしたので我慢の継続です。金利が10万円近くになってきました。早く解決さしてほしい所です。

但し、現物系の大票田三菱UFJは金利上昇で思いもよらない上昇となっています。

どうなるのでしょうか。

注目です。


2022年1月14日

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日経平均28124 NYダウ35911 wti原油84.28 ドル円114.20

前週比▼354 ▼320 5.39 ▼1.35

日経平均は前週に引き続き続落でした。米株の動きと連動しています。日経平均的には特にナスダックの動きなのでしょう。

高PBR銘柄が引き続き軟調です。

パウエルは上院議会証言で前回のFOMC議事録での内容を説明しました。保有資産の縮小は年内に始める可能性があると言及しました。但し2回~4回の会合で議論し決定するとも述べました。

この発言を受けて市場は一旦確認できた事で上昇しました。3月からいきなりバランスシートの縮小ではないという事です。

但し中長期的には縮小する訳ですから、買われすぎのハイテク銘柄群は買い控えという展開でしょうか。

ここは相場的には難解な所です。皆が思う事の逆を貼れば儲かるからです。玄人筋は動いているのかもしれません。

米国10年債は1.793でvixは19.19となっています。

12月の消費者物価指数は7%の上昇で11月の0.2ポイントアップで39年ぶりの高さと出てきました。

普通でない値は明らかです。

米株が今回の金融政策騒動をどう織り込んでいくのか。金利動向を横目で睨みながら動くのでしょう。

1.8%所であれば全く想定内の水準ですから。過去の推移を見ればまだまだ低い値です。

日本株は残念ながらいつもの全く主体性がなく動くのでしょう。

値ごろ感から買いに来ると言う事もなくはありません。期待薄ですがそういう事もあるかもという場面でしょうか。


岸田政権の支持率はバイデン40%とは大きく違って65%を超えています。

但しマーケット的には特に外国人投資家には敬遠されているのは周知の事実です。新しい資本主義と言う抽象的なフレーズがいけないのかもしれません。

賃金の事を連呼されています。公務員のそれを上げてみたらどうでしょうか。

就任100日間のご祝儀相場もありませんでした。

市場参加者はそれを織り込んでのマーケットとなります。


東証が4月から行う市場再編も玉虫色の様な何とも言えない事となっています。このプライム移行の東証一部2185社中の85%に当たる1841社が魅力のある市場になるのかは不明です。

解説ではロンドンが450社、ドイツが300社に絞り込んでいるとの事でした。


▼256 543 ▼276 ▼364の1週間でした。

5日移動平均線は▼1.02%で25日線▼1.85%になっています。



原油が需給ではなくウクライナ情勢で跳ね上がりました。これ等どうなるのかは全くの不明ですが、ウクライナの官公庁にサイバー攻撃があった様です。オミクロンの猛威を受けている状況で、今する事ではないと言いたい所です。関係者も同じ思いだと思うのですが。

ドル円も動きました。じりじりと116円まで上昇して来た訳ですが1日で2円も円高となり114円所となりました。解説的には不明との事です。ギリギリとやっているのでしょう。ユーロ安は間違いありません。ウクライナの事なのでしょうか。

今後の動向に注目です。


世界の感染者は3億2009万人で死亡者は552万人でした。週間の感染者の増加は1295万人と出てきました。さらなる上昇です。

死亡者の変化はありません。4万人ですから減少傾向とも言えます。

重症化は少ないと連日の報道です。

オミクロン株の特性なのかもしれません。

感染された方は一旦入院や自宅療養しますが10日前後たてば社会に復帰されます。新たに新たにそれの繰り返しが続くのかもしれません。

風邪をひいて治るは言い過ぎかもしれませんが。

これをどう考えるのかは難解です。

お国柄的には様々な動きが出ています。

中国は0コロナ政策で徹底です。米国は1日140万人の感染ですから。

日本もいきなり20000人と出てきました。

昨年4月から大阪では10000人から最高は18000人が継続して自宅待機となり、保健所からは励ましの連絡だけで入院治療は出来なかった訳です。国民皆保険など存在せず医療崩壊が起こりました。老人施設では別部屋で置かれていたというのが、未だ1年も経っていない経験なのです。

政治はこれを当然知っています。

但し、エビデンスと言われている酒場やカラオケの時間を制限するのは、感染に影響はあるのでしょうが、このオミクロンではどうなのでしょうか。

2回接種していればはもうありません。

濃厚接触者の定義も変化しています。待機の日数も変わりました。

学級学校閉鎖はいたる所で起こっています。

まん延防止重点措置はするのでしょう。それしかないのかもしれませんが。

今後の動向に注目です。


マーケット的にはマザーズ市場は壊れています。

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5日移動平均線は▼3.82%で25日線は▼12.65%となっています。

週足。

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ここ迄くると理屈抜きな感じさえします。業種も関係ない様な感じです。この市場にあるだけでアウトな状況です。

日本市場の成長新興企業が売り叩かれている訳です。

これらの企業の資産状況も心配です。

これが全体に波及する事はないと思いたいですが。

もうコツンと来てほしい所です。

注目です。


来週のマーケットは米国は月曜日が休日です。レンジの範囲だと思いますが。良い材料が今出るかと言われれば特にないでしょう。オミクロンは最高値圏ですし。需給で戻る事は考えられるでしょう。

どうでもいい私の事は信用の1570は耐える日々が続いています。但し前週に示しました現物の大票田三菱UFJは米国の金利上昇があり、ハイテク売りバリュー買いの流れから絶好調です。

日経平均とは明らかに違いますね。

三菱UFJフィナンシャルグループ。

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5日移動平均線は0.74%で25日線は9.44%となっています。

どうなるでしょうか。

注目です。


2022年1月21日

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日経平均27522 NYダウ34265 wti原油84.84 ドル円113.66

前週比▼602 ▼1646 0.58 ▼0.54

日経平均は更なる下落です。3週連続となりました。年初より1200円もの下落です。チャートを見て頂ければ分かりますがオミクロン発生時より割り込みました。

虎が走っています。

これは米株に連動しているのは間違いありません。

NYダウ。

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ナスダック。

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米株は11/26オミクロン発生で下落し、その後重症化しないとの内容で上昇に転じました。12/15のFOMCでの利上げ観測で一旦織り込み下げに転じてから、年末にかけて上昇しました。

年初の議事要旨公開での金融縮小含みで一段下げとなり、その後のパウエル発言で確認したはずですが、10年債利回りが一旦1.8%以上に上昇した事によりタガが外れたような下落となっています。

米株はNYダウよりナスダックの方が下落幅が顕著に出ています。NYダウはオミクロン発生時より上ですがナスダックは遥か下な訳です。

ナスダック市場は成長株、高per銘柄の集まりですから、金利に敏感な市場であるのは当然の事です。

日経平均225種は成長型銘柄での集合ではありませんが、値がさ株、時価総額の高い所がそれに当たる訳ですので、傾向はナスダックに似るのです。

但し、日本自体は金利が著しく上昇する訳でもなく、高インフレで金融縮小する訳でもないのですが、マーケット的にはそうなっています。

それも株価が上昇する時は成長性がないとの事で微増であり、下げる時はナスダックと同じ傾向というのは情けない限りです。

209 ▼76 ▼790 306 ▼250の1週間でした。

5日移動平均線は▼1.24%で25日線は▼3.45%となっています。


市場は1/18火曜日の後場から崩れました。それ迄は値を戻していたのです。上段で示した通りに米国10年債利回りが一旦1.8%を抜けたあたりで、米株先物が下落に転じ、それに準じて日本株は連れ安したのです。

翌日は米株が平場で大幅下落しましたので、夜間取引で日経平均先物が売られ1/19水は大幅安となりました。

とにかく米株に連動している訳ですから、あちらがどうなるかが注意点です。

米株が1.8%抜けで何故大幅な下落をしたのかは不明です。前週末が1.793%ですから伸長度ではしれています。

全くの憶測ですがAiがそれを超えると売りとシステム的に動いたと感じます。週末には米国10年債利回りは1.770%となっています。

これの理由など誰もが分かりません。

材料的に何かの発信があった訳ではないのです。

米株も日中足は大きく変動しています。市場が不安定である所以でしょう。

そうなると足元ではナスダックは年初より10%以上の売られ過ぎですから、どうなるかです。

これよりの下落となれば調整は間違いありません。20%は行くと覚悟は必要でしょう。

需給の一過性なのかどうなのか。

解説的には来週の25日26日のFOMCには注目でしょう。

個人的には何故ネットフリックスがそこまで売られたのか。決算内容を受けて売られた訳ですが、あまりにもの下落だったわけです。超優良銘柄の大型株が不祥事ごと等ではなく仕手株の様に22%の暴落でしたから。

成長系の全銘柄がそれを見て追随したのです。

これは超短期的な動きと思うのですが。


日本では連日のオミクロン更新が地上波やネットで流されています。当然世界中でも同じ状況でしょう。

マーケットの世界でもセンチメントは低くなるのはやもうえません。それに金融縮小と言う材料が輪をかけているのでしょう。

米国は決算が続いています。業績的には想定内の好決算です。

そこでそれをどう織り込むのかです。

今後の動向に注目です。


世界の感染者は3億4913万人死亡者は559万人との事です。

前週比は2904万人と7万人の増加です。

数値の取り間違いかとも感じます。

NHK発信の世界の感染状況からデータ取りしているだけですが。

米国は年初は100万人、10日は140万人、20日は87万人と出ています。

デルタ株では10万人~20万人前後でしたから多いのは間違いありません。

米国では全家庭に簡易検査キットの無料配布を19日より始めています。合わせてマスクも無料で配布する様です。

米国でこれがどう生きるのかは分かりませんが。

日本がアベノマスクを全世帯に配布した政策と似ています。あれは大きさが小さすぎて国会でしているのは安部さんだけで何とも言えない感じでしたが。

日本でも検討してみてはどうでしょうか。

全国民が外出前に簡易検査の実行です。国民性から当たり前の様に習慣になる可能性はあります。マスクをしていない方は見かけません。

配布は以前にしたのですから出来るのでしょう。

私は当時ここで書きましたが。

予算はどれくらいかは知りませんが、予備費が5兆円もあるのですから。

症状が無い方や低い方は外出するのは仕方がありません。

特にオミクロン株は分からない訳です。


感染者数は5万人をいきなり超えてきました。

まん延防止は29都道府県となりました。まだまだ増えそうです。

2月13日迄を期限指定をしていますが、欧米のそれを見ましても、その日迄で減少するとは誰もが思っていないでしょう。

高齢者の3回目のワクチン接種が終わるのは前回が2ヶ月として4月迄はかかります。

慎重的な政策を取るのであれば、そこ迄はとも感じます。


繁華街は又真っ暗となりました。

まん延防止政策はセンチメント的には効き目はあるとは感じます。

それはそれとして。

酒を飲めば気分は大らかになります。声も大きくなるでしょう。ルールも希薄になるのです。それは現場にいますのでよく分かります。即ちエビデンスなのでしょう。

そもそもカラオケは飛沫そのものですから。

そうなると感染対策徹底ルールの形と、それを無しの形と、酒を飲まないランチの形で飛沫の検証をして頂きたい所です。

2時間でも3時間でもいいですけれど。

4人迄と言っても、隣の席に4人居れば8人でしょう。それの倍ならば16人が酒を飲んでいる訳です。実際はナンセンス的な感じと推察します。

何故実験をしないのでしょうか。もう2年もたっている訳ですから。

科学的検証が必要です。

野外のバーべキュウでもクラスターが出ているというのですから、関係ない様な気もするのですが。

1人黙食の牛丼やラーメンは関係あるのでしょうか。

もちろん止めてしまえばそれは感染はありませんが。

夜の時間は関係ないでしょう。人流は間違いなく減ります。

昼間に飲めば同じ様な感じもしますが。

オミクロン株の特性を考慮して是非研究してもらいたい所です。


11/26に南アフリカでこの株が報告されてから、日本では1/10辺りからの急上昇となっています。ほんの半月前です。

それ迄は実質は0に近い値だったわけです。

専門家からは免疫力から逃げて感染しやすい。上気道で増幅しやすい。潜伏期間が3日位で症状が出る等と出ています。

重症化になる率はワクチン接種が有効との事です。

連日報道していますから皆が知ってる事です。

政府は5才から11才迄の715万人にファイザー製ワクチン接種が了承されました。3月から接種の様です。

1回目の接種は1億128万人と80%を超えてきました。ここえ来ての伸長は多分学生君達と思いますが。

3回目は194万人で未だ1.5%です。

今後の動向に注目です。


黒田総裁は金融政策決定後に利上げや緩和縮小は全く考えていないと強弁でした。これは日本独自の構造的な問題でしょう。コロナ前からやっている事ですから。

注目は中国が2ヶ月連続で利下げを行った事です。

ローンプライムレートの1年物を3.8%から3.7%にしました。下げ幅は前回の0.5%から1%の利下げです。

これは米国とは真逆の政策です。

教科書的には景気が悪いからでしょう。強制的な隔離政策の影響もあるのでしょうか。

原材料高は世界は同じな訳です。

プロフェッショナルの方々が決めているのですから、それが必要な訳です。

今後の金融政策にも注目です。

中国はいけないのかもしれません。その政策で上がるのかもしれません。

そうなると日本はどうなるのでしょうか。

こちらには新しい資本主義がありますが。


来週のマーケットは思わず下落してしまった市場がどうなるのかです。FOMCでは3月利上げの決定が出て来るのでしょう。市場懸念の0.5ベーシスの報道が出てくれば問題です。パウエルはそれには言及しないと思いますが。利上げは通常の0.25%でお願いしたい所です。

金融当局はバイデンの横やりもあり物価が最大限の注視でしょうが、マーケット動向を忘れるはずはないと感じます。

米国民の貯蓄の半分は株式投資なのですから。それを無碍むげには出来ないはずです。

就任1年を経たバイデンの支持率40%は更に下がるのは目に見えていますから。

11月の中間選挙迄にはしゃにむに動いてくると予想します。

米国の物価は下がってくると様々な機関が発表しています。

実際そうなるのでしょう。

注目です。


どうでもよい私の事は、散々な状態に突入です。たのみの三菱UFJさえも、三菱おまえもかと下落しました。短期的な事と思いたいのですが。

どうなるのでしょうか。

注目です。


2022年1月28日

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日経平均26717 NYダウ34725 wti原油87.31 ドル円115.19

前週比▼805 460 2.47 1.53

日経平均は更なる下落です。年初から2000円も凹みました。

▼313・▼354・▼602・▼805。4週連続陰線となりました。

木曜日の終値は26170円です。

これを誰が予想できたでしょうか。

昨年来安値もいきなり抜けてきたのです。

日経平均週足。

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当然日本だけではないのですが。

FRBの金融政策の変更が一番の要因なのでしょう。

但し12月15日のFOMCでの発表後は既に相当織り込んでいましたので、年末までは上昇していた訳です。

それを受けて2022年は33000円もあるかもと予想された経営者・アナリストが多数いたのも事実です。

今回のトリガーは何でしょうか。

毎週毎週何かしらの悪材料が出て来た事は事実です。それの複合的なものでしょう。オミクロンの真っただ中でもありますし。

前週はウクライナ系で火曜日にパウエル発言で木曜日に大幅下落しました。

地合いの悪い時は、過敏に反応するのがマーケットです。上昇局面ではスルーされる事案も数多くあります。

神経質な局面ですから、それを狙っている輩もいるのも事実です。日本株は特に狙われやすい市場というのは、よく言われています。

66 ▼457 ▼120 ▼841 547の1週間でした。

5日移動平均線は▼0.76%で25日線は▼5.22%となっています。

木曜日の空売り比率は52.9%であり、解説では過去最高の水準との事でした。完全な仕掛けなのでしょう。売られ過ぎです。

狼狽パニック売りも出たのでしょう。

市場関係者の間からはFOMC後には値を戻すだろうとの思惑が完全に外れました。

パウエルの会見中に米株は値崩れしたのです。

大まかには想定内の内容なのですが、利上げの回数、金利の程度、縮小の時期は不透明な返答でした。

3回ではなく4回以上かもしれませんし、0.25%ではなく0.5%かもしれませんし、3月から資産圧縮かもしれません。

パウエルにしても言えない事情はあったのでしょうが、マーケットは即座に反応したのです。

長期的には必要な量の債権は保有し、満期を迎えた債権の再購入はしないと市場に配慮も示しましたが。

インフレファイター タカ派的な発言と取ったのかもしれません。あく抜け感が出ない発言としたのです。


物価上昇を抑える為の政策変更なのは周知の事実です。

先行して債券市場、株式市場が動きました。

資源高は後からなのでしょうか。原油、天然ガス等の意味はウクライナで分かりますが。トウモロコシや大豆、小麦は何故上昇しているのでしょうか。それは存じ上げません。

賃金インフレは抑えられるのでしょうか。賃金を下げる事は相当難解だと思うのですが。

物価が変わらず景気が減速していけば最悪のシナリオでしょう。

マーケットはそれを織り込みに行っているのでしょうか。

それも分かりません。

これは米国の事で日本の事情とは全く違うのですが。

マーケットは連動していますので仕様がありません。


朗報としては週末の米株の大幅な上昇です。

ダウは1.7% ナスダックは3.1%も上昇しました。

売られすぎの買戻しが主体でしょうが。

アップルやビザは決算を受けて大幅上昇しました。

市場がファンダメンタルズを見てきたとも言えます。

金融相場から業績相場への変更の兆しかもしれません。

10年債利回りは1.778%でvix指数は27.66となっています。

2月はFOMCもありませんし。

今後の動向に注目です。


ウクライナ情勢にしても朗報な解説がありました。昨年末の国連決議で平和の祭典である北京オリ・パラリンピック期間中は軍事行動を起こさないと全会一致で決めたというのです。

これがどれだけの効力があるのかは存じ上げませんが。

北京は2/4~2/20、3/4~3/13となります。

米国が8500人の要員を送り、米大使館の職員や家族が帰国と言う報道を受けてマーケットは大きく揺らぎました。

ドイツ▼3.8% フランス▼4% イギリス▼2.6% イタリア▼4%となりロシアは▼8.9%も下落したのです。

ヨーロッパでは地政学リスクをまともに受けるのでしょう。

ウクライナは人口が4100万人で首都はキエフです。ヨーロッパでは2番目に貧しい国との事です。但し軍備系はロシア、フランスにつぎ3位の規模を誇るという内容でした。

チェルノブイリ原発の国です。

ソ連崩壊の1991年迄はソ連邦の中核であり、ロシアは2014年3月にクリミア半島を無理やりに併合した事は記憶に新しい所です。

ウクライナ領内では現在も政府軍と親露派武装集団がお互いに停戦違反を非難しているとの事です。

プーチンはマクロンとの28日の電話会談で戦争は望まないが、我々の利益が攻撃されることも望まないと発言しました。

見守るしかありませんが、どうにか外交で納めて欲しい所です。


北朝鮮からは何をしたいのかは不明ですが年初より7回もの飛翔体です✖。


世界の感染者は3億6995万人で死亡者は565万人でした。

前週比は2082万人と6万人の増加です。

ピークが過ぎたとの報道もありますが、これはデルタ株の4倍以上の感染件数となっています。

ステルスオミクロンと言われているBA1からBA2へ変わっている等との報道もあります。  


日本でも84000人と出てきました。自宅療養者は35万人との事です。5破ではピークで13万人との報道です。

34都道府県がまん延防止となりました。

社会生活に影響が出ている事から、政府は濃厚接触者の自宅待機期間を10日から7日に減少することや、各自治体からも学校の運用や保健所からの連絡は50歳未満や40歳未満にはしない等の施策が矢継ぎ早に出ています。

検査キットの品薄報道も出てきました。

幼児の感染、妊婦さんの事、認知症年長者の対処、障害者に対して、保育園の現状、受験や留学生の状況、PCR行列、ごみ収集への影響、カニの下落迄。

各企業でも人員不足が出ている報道がありました。

日々のニュースを見ながらの生活が続きます。


チェック点としましては旧インフルエンザでも学級閉鎖は度々起こっていました。インフルエンザはどこへ行ってしまったのでしょうか。

オミクロン株とインフルエンザとの各種比較はどうなっているのでしょうか。

自宅療養者は35万人と出ていますが、現実的に食材や生活必需品の買い物はせざる負えないと思うのですが。

今後の動向に注目です。


来週のマーケットは名実ともに2月相場入りします。調整に入り込んだ相場がどうなるのか。変動が大きいですから上にも下にも思惑で動くのでしょう。売買高は3兆円以上で堅調です。

3Q決算は続いています。好業績銘柄は指数と関係なく買いが入っています。信越化学・富士電機・アドバンテスト・ファナック等々、その逆の銘柄はとんでもない下げも見受けられますが。

自律反発だけでも1000円は上昇するとも言えます。それでも27700円ですから。

注目です。

どうでもよい私の事は、散々に輪をかけた状況です。信用の1570はまだ耐え忍んでいます。親切なことに証券会社からは追証の回避、追証取り消し方法のご案内がアップされています。この様に完全撤退された御仁も多数おられるのでしょう。

現物系は大した事はないのですが。三菱UFJは基より高島屋さえも戻っています。

売られすぎの買戻しに期待とは情けない所ですが、後から見れば先週木曜日のザラ場の26044円が底値だったねと言いたい所です。

どうなるでしょうか。

注目です。


2022年2月4日

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日経平均27439 NYダウ35089 wti原油91.95 ドル円115.20

前週比722 364 4.64 0.01

日経平均はようやく上昇しました。

米株と連動しての買戻しが主体なのでしょうが。

売買高は高く日中の値幅も大きく不安定な状態は続いています。

一旦は安堵と言う所でしょうか。

1月度は1789円もの下落でした。昨年10月度の下げ幅と同じ値でした。

ナスダックは9%の下落でした。日経平均は6.4%の下落でした。

2022年は波乱のスタートとなりました。

虎が走っています。

284 76 455 ▼292 198の1週間でした。

5日移動平均線は0.66%で25日線は▼1.60%となっています。


日米ともに決算発表が佳境になっています。特に米国は決算プレーでの変動が著しい所です。ファイスブック メタは1日で26%の下落ですから。

1日で25兆円の時価総額が吹き飛んだのです。この1銘柄の動きだけで成長株は連れ安し日経平均も木曜日に292円の下落となったのです。

あらためて米国の巨大テック企業の大きさを思い知らされます。彼らだけで日本の全上場企業の時価総額を抜いているのです。

翌日のアマゾンは決算を受けて13.5%の上昇でした。景気敏感系に買いが入り金曜日後場は短期筋の買いもあり198円の上昇です。

この様に市場は1銘柄の決算だけで、他の業種は関係ないはずですが、まだまだ疑心暗鬼の所であり上下に変動するのです。


チェック点としましては、週末に10年債利回りが1.916%と急伸長した訳ですがナスダックが前日の下げもありましたが上昇した事です。

これは1/19に大幅下落した事と同じ事象なのですが、市場は金利に慣れてきたのかもしれません。

織り込んできたという事です。

FFレートと連動する2年債利回りは4回の利上げを想定した1.316%となっており、利上げショックは収まりつつあるとの解説もありました。

今後の動向に注目です。


原油は7年4ヶ月ぶりの高値となりました。

こちらは未々油断の許さない状況です。オペックプラスでも増産は見送られました。ウクライナ問題も相まって高値を更新している訳です。

エネルギー高は供給側以外は全てが損失を被ることは明らかです。

穀物相場の上昇も、エネルギー費用の上昇での影響はあるでしょう。

強烈に儲かっているのは産油国です。同じ仕事をして倍近くの利益が出るのですから。

申し訳ありませんが掘れば出て来るものなのです。

この潤沢な資金は何処に向かっているのでしょうか。軍事費でしょうか。市場にも入ってきていると考えます。

安い所を買っているのではないでしょうか。

マーケットの世界、投資の世界というものは普段の生活とは異なる事が多々あります。

エネルギー高を受けてそれを扱っている企業は高収益です。

又アマゾンの急上昇の内訳はプライム会員の値上げですから。

利用者と投資家では違うのです。

今後の動向に注目です。


米国の月初の経済指標でisn系は鈍化していますが、今迄が高過ぎたと感じます。コロナで生活様式が様変わりし特需を生んでいる業界は数知れずです。

以前は活用しなくてもよかった事・物が必要不可欠となったのです。

これはいずれ落ち着いてくるでしょう。

ISN製造業景気指数は57.6で非製造業は59.9でした。これはコロナ前であれば十二分に高い値なのです。

オミクロン真っただ中の値である事は言うまでもありません。

1月度雇用統計は46万7000人と予想の15万人増を大きく上回りました。オミクロンの影響はあるはずですが、補助もなくなり、働かざる者は食うべからずかもしれません。自然な動きなのでしょう。好待遇の求人も多いですし。

失業率は4.0%で前月より0.1ポイント悪化しました。

賃金は前年対比5.7%増で20年5月以来の大幅な伸びとの事です。前月比は0.7%増加しました。

これらを受けて米国10年債利回りは1.916%となりvix指数は23.22となっています。

ちなみに日本の10年債利回りは0.2%で6年ぶりの高さです。

日銀の想定は0.25%迄です。住宅ローンも上がってきました。

今後の動向に注目です。


北京オリンピックが始まりました。

競技に見入るわけですが五輪外交もスタートしました。

注目は習近平とプーチンとのトップ会談です。

プーチンによれば中露は過去最高水準の関係との事です。

習近平も対米戦略を鑑み対ロ関係を更に安定させる思惑があるとの報道です。

共同声明では民主主義は個々の国々の特権ではないと明記しました。米欧の民主主義とは一線を画すかくす事を、中露では今後も理論的根拠とするとの内容です。

これで期間中は前週も触れましたがウクライナ軍事行動は無いと読むべきでしょう。パラリンピックは3月13日迄です。

トランプは習近平とのデザート中にシリアにミサイルを打ちましたが。


世界の感染者は3億9321万人で死亡者は573万人でした。

前週比は2326万人と8万人の増加です。前週より300万人も多い値でした。

ピークは過ぎておらず高止まりの値でしょう。

死亡者も増えています。

オミクロン株の重症化率はデルタと比較しまして大きな差異があるとの事ですが、絶対数や進捗が高いので重症者人数や死亡者数は多くなっている訳です。

この事は識者や政策責任者は当然知っているでしょう。

政策のスタンスを臨機応変に変化する事が求められます。


日本でも10万人と出てきました。

専門職種接種の運用が開始されています。年齢に関わらず病院・介護・救急・教育等々の関係者への3回目接種です。

但し地域温度差がかなりあるとは感じます。隣の市町村でさえ運用が違うのです。一生懸命考えてやっておられるのでしょうが。

政府は濃厚接触者の待機日数を7日間に短縮さしました。医学的にも社会生活的にも7日で十分であるとの判断でしょう。

感染者の療養期間は10日間、無症状者は7日間となっています。

職域接種3回目を進める為に運用基準の変更や補助金の引き上げを実施するとの事です。

ファイザー製パクスロビドを最終合意し2月中旬に4万人分が納入されるとの事です。メルク社につぐ2番目の飲み薬に期待です。


みなし感染と言う言葉も出てきました。

自宅療養者は43万人です。前週より7万人の増加です。

重症病床がコロナ以外重症という問題も出ています。コロナ自体は軽症でも他の病状が悪化している問題です。

自衛隊の大規模接種も5000回で増員です。

まん延防止は和歌山を追加し35都道府県としました。

先行の13都県は期間延長です。2週間での人出等の分析が出ています。

文科省調査では1/26現在で小学校3.5%中学校2.4%高校3.6が休校で学級閉鎖は小学校16.2%中学校11.4%高校が14.3%との事です。

ハイブリット型授業の運用が開始されています。

医療や介護の現場ではBCPビジネス コンティニュティー プランの策定が急務であるとの報道が出ています。

テロップだけでも様々と出ています。

ご本人やご家族が感染された方もおられるでしょう。縁故者や友人知人の感染の話も聞いているでしょう。

それだけ今迄より多いと言う事です。

市井の人々はリアルな報道を受けて、又各地域や関係所属の情報を手に入れての生活が続きます。

ソフトやハードの経済指標は遅れて出てきます。

今後の動向に注目です。


個別決算が続いています。個々の詳細は膨大で書けませんが、軒並み好決算が多い様です。株価の上下は一喜一憂です。何故上昇するの?下落するの?はいつもの事です。ここ迄買われるかここ迄売られるかもあります。

全体感で見るしかないとも言えますが。33業種のトップ企業を見るという手法もあるでしょう。

決算プレーは続きます。決算後に集計が出てくるでしょう。

GPIFは10月~12月の運用実績が5兆4372億円となり収益率は2.81%との事です。7四半期連続で黒字だったと発表しました。

12月末の運用資産は199兆2518億円です。

こちらは議論はあるでしょうが、世界一の機関投資家です。

当然政府要人は存じている訳です。

鈴木財務大臣は、決まってもいない金融所得課税云々を国会で発信しています。マーケットが不安定な中、空気を読めない方はいけません。是非封印して頂きたいと感じます。

GPIFはポートレシオ状株価が高ければ売ってきます。1月は売ったのでしょうか。2月は買うのでしょう。


来週のマーケットは、未々売られすぎていますから戻り歩調だと思います。

マーケット関係者からは下げるスピードより上がるスピードは時間がかかると解説がありました。


どうでもよい私の事は、一旦はほっとしました。その様な御仁も多いのではないでしょうか。含み損を戻すのは大変です。信用系1570は何処かで解決しないといけません。

現物だけであれば気が楽なのですが。この日経平均でプラスにもうちょっとの所です。

現物大票田の三菱UFJの3Q決算は4月からの連結経常利益は前年同時期65.8%の1兆3936億円に拡大しました。

株価は増配と自社株が鍵になる事は参加者の皆が知っている事ですが、それの発表はありませんでした。

但し今後も金利が上がることは目に見えていますので。

それも織り込み済みの株価ではありますが。

日経平均は1000円下の位置ですが高値を抜けてきました。

三菱UFJフィナンシャルグループ。

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5日移動平均線は2.11%で25日線は5.58%となっています。

どうなるでしょうか。

注目です。


2022年2月10日

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日経平均27696 NYダウ34738 wti原油93.93 ドル円115.41

前週比257 ▼351 1.98 0.21

日経平均は微増でした。米株と同じく買戻しが優勢で下値の26000円からは半分戻し迄戻ってきました。

日本市場は建国記念日で4立会日での週間でした。

市場参加者の注目は11日金曜日未明の米国1月度消費者物価指数の発表であり、米国市場がどういう反応になるのかを固唾を飲んで見守っていた訳です。

7.5%の上昇と出てきました。市場予想は7.2%で前月は7%の上昇でした。

10年債利回りは19年8月以来の2.05%に跳ね上がりました。

NYダウのファーストコンタクトは400ドル以上の下落となり、時間と共にプラス圏まで値を戻す状況になりました。

米株は金利には適応してきていると安堵した所に、セントルイス連銀のブラード総裁より3月の利上げは0.5%を示唆する発言が出た瞬間、瞬く間に500ドル以上の下落となったのです。

暇にも夜中にチャートを見ていた私は、何を言うねんという感じでした。

1回に0.5%の利上げは22年ぶりとの解説です。

翌日12日土曜日夜中には幾人かの連銀高官が、それを否定する発言は出ています。


同日にサリバン大統領補佐官からウクライナ国境のロシア軍が増強しておりプーチンが命令すればいつでも侵攻できると発表がありました。

米国と英国はウクライナにいる自国民に対して避難を促しました。

NYダウはそれを受けて更に526ドルも下落したのです。

2日間で1029ドルの大幅下落となっています。

原油は更に上昇しvix指数は27.36とまた上がってきました。

誠に残念ながらcme日経先物は27000円となり、木陽日終値より700円も下の位置となっています。

市場参加者は憂鬱な週末を過ごす結果となったのです。

売り方は大喜びなのでしょうが。


ロシアのザハロフ情報局長より米国の指摘に対して、挑発であり脅しだ。と否定の発表が出ています。

ロシア外務省はホワイトハウスのヒステリーがかつてないほど明瞭になっている。アングロサクソンは戦争を必要としている。緊張をあおっていると発言しました。

両国とも空中戦さながらです。

米国は北京オリンピックのさなか中国へのけん制もあるのでしょうか。

外交とは一般人には思いもよらない強烈な世界なのでしょう。

12日には米ロ電話会談が行われるとの報道です。


マーケットは年初よりの調整の原因であるタカ派な金融政策と地政学リスクに翻弄されています。

その懸念が弱まれば戻しますし、再燃すれば下落するのです。

結果など誰も分かりません。

当事者さえも分からないのでしょう。

今後の動向に注目です。


▼191 35 295 116の1週間でした。

5日移動平均線は0.80%で25日線は▼0.4%となっています。

やっと戻ってきた日経平均は1から出直しの様な状況となります。


ウクライナ関係のチェック点としましてロシア株は▼4.96%と大幅下落となっていますが、ドイツ▼0.42%、イギリス▼0.15%、フランス▼1.27%、イタリア▼0.82%となっています。

これは以前の下落幅と比較しまして、いずれも軽微となっています。

1/18にはドイツ▼3.8%、イギリス▼2.6%、フランス▼4%、イタリア▼4%でロシアは▼8.9%もの下落であったのです。

市場はこの米ロの空中戦をどう感じているのでしょうか。

外交得意のブラフとは言い過ぎですが、それは無いと見ているのかもしれません。

ルーブルの下落は顕著になっており、ロシア経済はとんでもない事になるのは目に見えています。

プーチンは決行するのでしょうか。

大義名分はどうなのでしょうか。何も攻められた訳でもありません。

ウクライナもNATOには入らないと口頭では言っているのですから。

ゼレンスキー大統領は米国の対応にパニックを起こすだけだと非難しています。

同大統領の支持率の低下が止まりません。

ウクライナは選挙で親ロ派が勝てば、また話は変わってくるでしょうし。

注目です。


米国の10年債利回りは一旦2%を超えましたが、1.918%と前週1.916%から変化がない位置となっています。

これもcpiを受けて急伸しましたが、戻っています。

ゴールドマンサックスから利上げは7回も実施すると予想が出ています。

但し経済状況によって中央銀行がその都度決定する訳ですから。

パウエルは物価の上昇は一時的と事あるごとに何度も発言していた訳です。

それを訂正しタカ派となったのですが。

正に間違った訳です。

今度も間違えるかもしれません。

コロナ渦中と言う今迄経験をした事のない現在ですので難解なのでしょう。

引き続き注目です。


世界の感染者は4億845万人で死亡者は580万人でした。

前週比は1524万人と7万人の増加です。

前週と比較しまして800万人も減少しました。死亡者は高止まりでした。

11/26に南アフリカから発信されたオミクロン株は2ヶ月半がたっています。

1月上旬に3億人となり1ヶ月で4億人越えとなりました。

1億人は昨年1月下旬で2億人は昨年8月上旬でした。

世界は今迄のコロナ感染とは別の種類かとも思わせるような進捗です。

ピークとの報道も出ていますが。

それは存じ上げません。

以前にも示しましたが、10日前後で社会に復帰する方も日々膨大な数となっている事も事実です。その方達は抗体を持っているのでしょう。


日本では引き続き10万人に近い感染となっています。

私の孫も保育園で感染し、1日で家族4人が感染となりました。

のどが凄く痛く熱が出ますが座薬で下げたとの事でした。

看病している本人も熱が出ている訳ですから大変です。

小児科からは熱さましだけの処方だったそうです。

もう鼻水だけとの連絡でした。

大方どちらの御家族も同じ様な状況なのでしょう。

家族間で感染を防ぐのは無理な所でしょうか。特に幼児系は難解でしょう。

赤ちゃんも感染するのですから心配です。


入院できない診てもらえないという事が1番の問題でしょう。

5破と同じく国民皆保険にはなっていない訳です。

政府は最短4日で退院と出てきました。早期退院を促す政策です。

高齢者は留意が必要と慎重な対応を求めました。

目図まりを無くすという事です。

コロナ対応は千差万別の考え方があろうとは思いますが。


まん延防止も高知県を含み36都道府県となりました。

先行17都県は3/6迄延長となりました。

関西では奈良県と滋賀県が適用申請していません。

病床率など詳細な値は割愛しますが、政治が決定しています。

これにも様々な意見が出ています。


保育園では2才以上の幼児には可能な範囲でマスク着用を奨励しました。

無理強いはしないとの事です。

今月下旬から始まる5才から11才迄741万人のワクチン接種は努力義務の文言は削除しました。

12才以上は努力義務は付いています。

希望者数が把握できないという問題が出ているとの事です。


発熱外来のひっ迫や隔たりが問題となっています。

発熱外来は11万ある医療施設の3割の35000施設にとどまると共に病院名の非公表が12000施設もあるとの事です。

公表している病院に集中しているとの事です。


政府は1日100万回の目標を掲げました。

水際対策は来月緩和で調整中との事です。


日本と言う国はお国柄と言ってしまえばそれ迄ですが、白黒ではないファジーな感覚とでも言うのでしょうか。

強制的にという形ではないのでしょう。それの良し悪も議論の所ですが。


注目はコロナ分科会で尾身会長がオミクロン株とインフルエンザの違いや似ている所を分析する必要があると語った事です。

やっとこれが出てきました。

2類相当から5類に引き下げるべきかの議論に入りました。

出口戦略を議論する時期に近づいているのは間違いないとの事です。

今後の動向に注目です。


決算が最終盤になってきます。

ソフトバンクGが散々でした。4月~12月迄の最終利益は前年対比87%の減益の3926億円でした。ビジョンファンドの中国系の株価の落ち込みが響いています。孫さんは冬の嵐の真っただ中にいると発言です。但しワーム社を新規上場させる思惑からマーケットは限定的でした。

ソフトバンクG。

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5日移動平均線は1.68%で25日線は3.11%となっています。

昨年11月から急落しましたので、1月からの調整は既に戻しています。


下記に掲げた5銘柄の25日線に注目です。オミクロン真っただ中に最も影響を受ける銘柄郡です。同業他社も同じようなチャートとなっています。

株式市場は経済の先行指標と言われる所以なのでしょう。

日経平均とは大きな違いがあります。

日本航空。

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5日移動平均線は2.36%となっており25日線は9.66%となっています。

JR東。

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5日移動平均線は2.36%となっており25日線は5.41%となっています。

オリエンタルランド。

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5日移動平均線は3.24%となっており25日線は14.76%となっています。

エイチ・アイ・エス。

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5日移動平均線は1.85%となっており25日線は11.49%となっています

鳥貴族。

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5日移動平均線は0.55%となっており25日線は7.23%となっています。


来週のマーケットは上段で示した様に波乱のスタートとなります。いきなり27000円の攻防でしょう。そこから上に行くのか下に行くのかは不明です。ウクライナに進展があれば急戻しはあるでしょう。

これなど完全な人災です。オミクロン中に何をしているのでしょうか。軍隊が動けばコロナも動きます。スペイン風邪の教訓を忘れているのでしょうか。

どうでもよい私の事は、高島屋さえも利益が乗ってきた所に残念な状況です。

高島屋。

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5日移動平均線は0.58%で25日線は4.69%となっています。

どうなるでしょうか。

注目です。


2022年2月18日

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日経平均27122 NYダウ34079 wti原油91.80 ドル円114.97

前週比▼554 ▼659 ▼2.13 ▼0.44

日経平均は2%の下落でした。1月末の値に戻りました。

前週米株の大幅下落を受けて週初めに618円も下落し、戻しもありましたが結果週末もその近辺での値です。

ウクライナ問題で右往左往した訳です。

▼616 ▼214 595 ▼237 ▼110の1週間でした。

5日移動平均線は▼0.11%で25日線は▼0.86%となっています。


ロシアから一部撤退の映像が出て、外交努力を継続する方針を確認し、これでこの件も一旦落ち着いたかに見えた所、ウクライナ東部で砲撃戦が始まり、サイバー攻撃があり、来週末にも軍事行動をしないという条件でブリンケンとラブロフが会談するとの一報があった所にバイデンよりプーチンはウクライナに侵略決定を確認したと発信がありました。

ヘッドラインが出た瞬時にマーケットは上下しました。

欧米でも温度差がある様にも感じます。

15日にはドイツのショルツ首相とプーチンが会談をし、共同会見でプーチンは戦争は望んでいないと公表しています。

17日に岸田首相もプーチンとの電話会談でウクライナに侵略するつもりはない。対話での解決を望むと言質を得たのです。

16日が✕デイという話もブラフだったわけで。

随時にトップニュースとしてメディア、ネットで扱われています。但し日本で見るそれは、全て受け売りのプロパガンダの内容もあるのでしょう。

兎に角見守るしかない訳ですが、キエフでは普通に生活している映像も出ていますし、モスクワからもオミクロンの真っただ中と燃料高のインフレで戦争どころではないとのレポートが出ています。

私の全く勝手な主観ですが、バイデンはかなり老け込んでいる様な感じがするのですが。頑固に強弁を発信していますが大丈夫なのでしょうか。

そして北京オリンピックの最中習近平はどう感じているのでしょうか。

NYダウ。

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NYダウは2ヶ月半ぶりの安値となっています。

ウクライナ問題が経済にどれだけ影響があるのかと言えば、侵攻が始まれば原油と天然ガスは更に上昇し、穀倉地帯という事もあり穀物価格も上昇していきます。

物価上昇を抑える為に四苦八苦している米国ですからマーケットは反応しているのかもしれません。

アフガンやミャンマー、シリアや香港騒動では変化がありませんでした。

相場全体が調整局面である事が一番の要因なのでしょう。

1月のFOMC議事要旨は警戒された金融引き締めの加速を示唆する内容はありませんでした。

12月の議事要旨の内容で1/6からこんな事になってしまいました。

誰が議事録を書いているのかは存じませんが、今回は緩やかな文言に意図的にしたのかもしれません。メンバーは同じな訳ですから、1ヶ月前と同じ事を議論しているはずです。

10年債利回りは1.927%でvix指数は27.75となっています。これは前週値との変化は出ていません。

金ゴールドは1年半ぶりに7000円台になりました。

来週も振り回されるのでしょう。いつまで続くのでしょうか。


日銀は3年半ぶりに国債の指値オペを無制限で実施しました。金利を抑えるための荒療治と言ってもいいでしょう。取引は成立しませんでしたが10年債利回りが0.25%を超えることを許さないという覚悟です。

結果10年債利回りは0.215%水準となっています。

黒田総裁はかたくなに金利を抑え込んでいます。米国との違いは顕著となっています。

この金融政策は様々な要件のもとプロフェッショナルが実行しているのですからそれを信用するしかありません。

物価上昇が余りにも違いますので、同じ政策でいけない事は推察ができます。

但し、資源高は世界中同じな訳ですから。

日本では消費価格に転嫁できていないのかもしれません。

賃金上昇が違うのも分かります。

話は飛びますが、米国は一旦レイオフし失業保険を上乗せしました。皆はこぞって離職したのです。コロナ過が落ち着き、企業は新たな募集に人が集まらず高賃金で求人しなければならなかったのです。

日本は雇用助成金を充実さし解雇をなるべくさせない政策を取りました。

昨年のコロナ失業率の変動に表れています。

米国の物流系の遅れは政策の違いによって起こった事なのでしょう。日本では聞いたことはありません。

そもそも雇用の考え方が違うのかもしれませんが。

不動産市況も違いが出ています。米国は投機不動産バブルですから。日本はコロナでの上昇は見受けられません。


兎に角、日本の金利は今後も抑えていくのでしょう。

金利差は開きます。基軸通貨の対ドルでは円安が予想されます。

諸々がどうなっていくのでしょうか。

今後の動向に注目です。


世界の感染者は4億2171万人で死亡者は587万人でした。

前週比は1326万人と7万人の増加でした。

前週の増加幅は200万人の減少です。死亡者は高止まりとなっています。

韓国は1日10万人、インドネシアは5万人と過去最高値を更新している国もありますが、欧米は減少しています。

日本は8万人~10万人と出ています。

世界でも死亡者が高止まりという事は、日本でも問題になっている高齢者の対応なのでしょう。

日本では1日200人を超える死亡が出ています。

当然重症化率の問題になるのでしょう。

大阪では重症者のうち70歳以上の高齢者は68.7%に上り、第5破6/21~12/16迄は18.3%であったとの事です。

累計死亡者は484人と第5破の358人を大きく上回り70歳以上が全体の93%との事です。

オミクロン株の入院率は1%未満との報道で、全体的に緩やかな感染防止だったのかもしれません。

高齢者は違ったのです。

各地域の施設クラスターを受けて、それに対する対処は既に行われてる様ですが、時すでに遅しの感じもあります。

何故出入りする方の検査の徹底を継続して行わなかったのでしょうか。

そしてそれから派生している重症病棟の目図まり問題です。

回復しての退院ではなく、お亡くなりになられて空きが出るとは悲惨な話です。

一般のご老人はどうでしょうか?。

各人各家庭の対処にお願いするしかないのでしょう。

長年生きてこられて最後コロナとは何とも言えない話です。

高齢者の感染予防は徹底が求められます。

但し自分達の常識と言う、ここ迄生きたから好きな様にさせてもらうという厄介な御仁がおられることも事実な訳です。


政府は17道府県に3/6迄まん延防止を延長し5県を解除しました。31都道府県がまん延防止の状況です。

沖縄は感染は一旦落ち着いたとの事でチャレンジと出てきました。

春休みには第7波が予想されるとの事です。

高校大学は既に春休みとなっています。

酒場稼業で彼らとよく話しますが、彼らは良くも悪くも楽観的です。

若者とはそういう物です。彼らはミッドナイトを好みます。私達もそうでした。

今後の動向に注目です。


来週のマーケットもウクライナでしょう。日本の軍事銘柄の1つは石川製作所です。機雷を作っている会社です。参考までに紹介しておきましょう。

石川製作所。

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日々の動きが凄い事になっています。

マーケットは、実質的な影響より地合いとセンチメントで動いている場面です。日本市場など中国や北朝鮮ではないのですから、軽微なはずですが主体性がない所ですから致し方ありません。

プーチンは公に侵攻しないと言っているのですから、態度で示してもらいたい所です。

10万人とも言われている軍隊も疲れているのではないでしょうか。どんな所で寝泊まりしているのでしょうか。休みはあるのでしょうか。莫大なお金も使っているでしょうし。

いつまで経っても人間という生き物は変わらないのでしょうか。市井の人々に平穏な生活を取り戻させるのが政治でしょうに。


どうでもよい私の事は、一喜一憂の毎日ですがダメな長谷工が好決算でした。

長谷工。

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5日移動平均線は▼0.24%で25日線は3.96%となっています。

どうなるでしょうか。

注目です。


2022年2月25日

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日経平均26476 NYダウ34058 wti原油91.93 ドル円115.56

前週比▼646 ▼21 0.13 ▼0.56

日経平均は更に大幅下落しました。2/24には25970円となり昨年来安値を更新しました。これは直近では1/17の26170円より下の値です。

週足からは2020年11月20日以来の安値であります。

日経平均 週足。

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ロシアがウクライナに軍事侵攻したのです。


北京オリンピックが終わった翌日の21日にプーチンはドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国の一部地域において独立を認める法令に署名しました。

これは突然の事で米国との交渉前にどういう事なのかと憶測を呼びました。

侵攻をしないと公に発信していたプーチンは、自国民保護の為に実効支配していた東部地区に限って進駐するのではとも解説がありました。

プーチンは22日にロシア上院に東部進駐を要請し即日承認を得て、軍事行動着手に向けた国内手続きが完了しました。

ブリンケン国務長官は同日予定の米ロ外相会談の中止を発表しました。

プーチンは24日正午に(ロシア時間午前6時)特殊作戦を実行すると表明し、ウクライナ全土の空軍基地及び主要軍施設に空爆を実行しました。

それから多方面から地上部隊が軍事侵攻したのです。

世界が震撼した暴挙となりました。

国際法上も許されるはずもなく、G7外相会談や国連安全保障理事会が緊急に招集され制裁や今後の対応が話し合われました。

wti原油はいきなり1バレル100ドルを突破しました。小麦は6%上昇し9年半ぶりの高値となりました。

株式市場は世界同時株安となりロシア株は39%の大暴落となったのです。


しかし翌日25日にベラルーシのミンスクで両国が停戦交渉を持つとの一報が出て、制裁の内容も国際決済ネットワークシステムSWIFTから排除はしないとの発信がありマーケットは急激に値を戻しています。

25日のNYダウは834ドルの今年最大の上昇でした。米株は週間では上下幅はない値となっています。

米国10年債利回りは1.97%となりvix指数は27.59となっています。

前週1.927で27.75ですから、こちらも変化のない値です。

原油の値も戻りました。

日経先物は26970円となっています。

▼211 ▼461 ▼478 505の1週間でした。

日本市場は23日水曜日は天皇誕生日で休日となり4立会日でした。

5日移動平均線は▼0.41%で25日線は▼2.31%となっています。


刻々と現地から情報が入っており、悲惨な映像が世界中を駆け巡っています。キエフ攻防が激化しており、ゼレンスキー大統領は自国民に対してウクライナは自由を諦めない。皆で必ず勝つと発信です。

インフラ系は攻撃にあっていない様ですが、市街戦に発展すれば泥沼の攻防は覚悟しなければなりません。

原発は偶発的に注意でしょう。

難民は500万人以上出る可能性があると報じられシリアの二の前も予想されます。

ロシアの狙いはそれを阻み一刻も早く降伏させる事と解説がありました。

G7からも上段のSWIFTからの排除が話し合われています。

金融破綻が想像できます。


プーチンは69才で2000年からロシアの最高権力者です。22年も君臨しているのです。

軍は基より地方自治からエネルギー企業まで完全なる中央集権国家の体制で誰も反対はできないのでしょう。

レーニングランド大学の秀才で柔道家である事は有名です。

47才でエリツィンから中央政界に呼ばれたとの事です。

彼の思考、経験則、精神状態や哲学がそうさしたとしか言えませんが。

それをしなければならなかった。選択の余地はなかったと強弁です。

ロシアの国民や有識者も反対する行動をすれば処罰されますから、蜂起などは少ないでしょう。

ロシアの近現代史を皆が知っている訳ですから。

40才迄の方々はずっと強靭なプーチンですし。

先進国の各為政者も読み切れなかったのでしょうか。

彼がいきなり豹変したのでしょうか。

侵攻計画は細部までされていたのでしょうに。

制裁も最悪を想定しての実行と見るべきです。

今後の行方など誰にも分かりません。

情報を見守るしかありません。

注意継続です。


世界の感染者は4億3424万人で死亡者は594万人でした。

前週の増加は1253万人と7万人の増加です。

感染は前週の増加数より73万人の減少でした。死亡者数は高止まりで変化がありません。

感染件数は微減と言う所でしょうか。デルタ株は500万人迄でしたから、まだまだ多い値です。

英国ジョンソン首相は全ての法的な規制の撤廃を発表しました。

米国DDCからは感染が落ち着いた地域はマスクの着用は不要とする指針を発表しました。人口の70%以上が対象との事です。

米英の入院状況や死亡者状況は存じませんが、そう発信しています。

米国は1/14の週には1日80万人が感染していましたが現在は11万人との事です。前週は18万人でした。

オミクロンは急激に増加し急激に減少するのか特性の様です。

1ヶ月は先行していた米英ですから日本もその様になるのかもしれません。

現在日本は5万人~8万人程度の水準です。

これは微減の範疇でしょう。急激に減少するのであれば朗報です。

政府は3/6迄のまん延防止を大都市圏は2~3週間程度延長と出てきました。その他の地方は検討の上解除と言う方向の様です。

3回目の接種は2196万人17.3%となっています。

私も3/16に3回目の予約が取れました。

酒場はエビデンスという事で規制がされていますが、そこで働く者は特に注意は必要だと思います。

傾向的に感染に無頓着の人が出入りすると感じます。

このご時世に自分から来るわけですから。

即ちエビデンスなのかもしれません。

3回目接種は1週間で400万人程度の接種ですが、近々急激に上昇するのでしょう。

いずれ欧米を抜いてくるはずです。

2回目接種は1億17万人79.1%となっています。

0才~11才の接種できない1200万人を除くと、どれだけの割合の方が接種しているのかという所です。正にお国柄なのでしょう。

5才~11才迄の接種が始まりました。

ワクチン接種もありますが、マスク着用や公衆衛生の差異が欧米との感染件数のファクターⅩとは感じます。

これもお国柄でしょう。マスク着用拒否でデモ行進等考えられません。

但し、何故それで病院治療系の確保ができないのかは不明ですが。

欧米ではどうしているのでしょうか。全くの仮説ですが病院に対しての強制力なのかもしれません。

様々な強制力がありますが。

危機管理に対してをどう考えるのかは、今後の課題でしょう。

最後にウクライナでもオミクロンは流行っているのでしょう。避難先は最悪の環境です。

何とも言えない所です。

今後の動向に注目です。


来週のマーケットは引き続きウクライナ情勢です。経済指標は蚊帳の外となっています。市場関係者からは最悪の結果になったのだから、もう戻すしかない不透明材料はなくなった。とのコメントは出ています。

遠い戦争は買いらしいです。

これからの状況で分からないとも思いますが。目には目をの展開にならないことを望みます。

経済制裁に各マーケットがどう動くのか。

中国はパラリンピック3/13迄は静観でしょう。

短期的には不明ですが、中長期にしても2022年はオミクロンから始まりウクライナ紛争です。資源高が高止まりで金融政策の変更と油断はできません。

3月相場が始まりますが諸々の内容で月初の経済指標がどうなっているのか。

3/2にはパウエルの議会証言があります。ウクライナ情勢でどういう発信があるのか。

注目です。


どうでもよい私の事は悲観狼狽してしまい信用1570を一番下で200枚投げ売りをしてしまいました。利ザヤの乗っている三菱UFJも一部売らされました。

そういう御仁も多かったのではないでしょうか。ここ2週間の下げがきつすぎましたから。

プーチンが公で発信していた真逆の全面戦争ですから。

米株が強烈に戻していますが続くでしょうか。

日経レバレッジインデックス連動型上場投信。

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5日移動平均線は▼0.93%で25日線は▼4.82%となっています。

どうなるでしょうか。

注目です。


2022年3月4日

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日経平均25985 NYダウ33614 wti原油115.03 ドル円114.78

前週比▼491 ▼444 23.1 ▼0.78

日経平均は更に下落しました。3/4の10時17分には25773円となり2/24のロシア侵攻時のザラ場より安値となったのです。

年初来安値であり、昨年度来安値でもあります。

チャートを見て頂きましても分かりますが、無残な結果となっております。

先週に示しましたが原発警戒が現実となったのです。

3/4日中足。

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放射能の大気濃度が上昇しているという一報を聞いた時は完全に終わったと思いました。

東日本大震災のメルトダウンの恐怖とその後の大変をです。

ヨーロッパはどうなるのか。

それは誤報だったわけですが。

兎に角、偶発的な誤射もあるわけですから、非常に危険です。

電力不足の事情もあるのでしょうが、稼働させていたというのにも驚きました。

ウクライナには4箇所15基の原発があり、攻撃を受けたサポリージャには6基の原発があるとの事です。

1基は稼働中でした。

欧州では最大規模の発電能力を持ちチェルノブイリの10倍の規模との事です。

ロシア軍は同原発を制圧し、職員は運用管理をしているとの事でした。

安保理は原発攻撃は国際法違反でロシアを激しく非難しました。ロシアはウクライナのテロリストが核による挑発行為を行わない様にするため管理下に置いたと主張しました。


各マーケットは大きく揺れています。

原油は1バレル115ドルとなり、約13年半ぶりの高値で、天然ガスは連日で最高値を更新しています。

債券が買われ金利が下がり株式市場は世界同時株安の展開です。

欧州株はとんでもない事になっています。

米国10年債利回りは1.737%でvix指数は31.98となっています。

前週は1.97%で27.59でした。


日経平均は 50 317 ▼451 184 ▼591の1週間でした。

5日移動平均線は▼1.81%で25日線は3.45%となっています。


このウクライナ紛争は世界史に残る大事件なのでしょう。

BBC・CNNは連日特番を放送していますし、現場からはSNS等を通じて動画が瞬時に世界に流れます。

全世界の人がリアルタイムで注目しているのです。

既に150万人がウクライナを離れ民間人の死者は2000人を超えるとの報道です。


国連からは緊急特別会議を招集しました。ロシア軍の即時撤退などを求める総会決議を圧倒的な賛成多数で採択しました。

193ヶ国中で141ヶ国が賛成しました。ロシア・ベラルーシ・北朝鮮・エリトリア・シリアが反対しました。

35ヶ国が棄権となりました。なるほどという国々が名を連ねています。インドが何故にとも思いましたが。国際政治とは難解な事です。

法的には拘束力がないとの事でプーチンは想定内かもしれません。


制裁の内容は多種にわたり、エネルギー・航空・物流・金融・情報・資産凍結等は基より100を超える大手企業が何らかの停止の報道が出ています。

ロシアを経済的に孤立さす戦略で、日を追うごとに効いてくるのでしょう。制裁を出した国々や企業も影響が出て来る訳ですが。

ロシアは株式取引を停止しています。

中国と言う抜け道や暗号資産という方法もあり完全に封鎖することは難解かもしれません。


停戦協議が2回行われており3/7には3回目が実施されるとの事です。

ロシアは第2の都市ハリコフ他、複数の主要都市を制圧している様で、軍事的に優位は否めません。

協議で話し合った市民退避の一時停戦が実行されている様です。


いつかは終わるのでしょうが、それはいつなのでしょうか。

どういう終わり方をするのでしょうか。

制裁はどうなるのでしょうか。見守るしかありません。


3/3注目のパウエルの議会証言ではウクライナ紛争が米経済に及ぼす影響を確認しつつ慎重に進めることが重要だと話し、3月の利上げは25ベーシスと発言しました。

FRB議長が事前に金利幅を発信した訳です。

市場に安心感を与えたました。

米株は直ぐに反応しました。原発攻撃で全てが飲み込まれましたが。

バランスシートの縮小は適性の残高迄3年程度はかかるとの発言です。適性の残高はいくらなのかと言う議論はあるのですが、コロナ前の残高が普通の考え方と言う解説がありました。

現在1000兆円でコロナ前は500兆円との事です。住宅ローン債権から手お付けるだろうとの事です。


オペックプラスには期待していたのですが、15分で散会とは驚きました。

現在見られている変動は市場のファンダメンタルズの変化によるものではなく地政学的な動向によるものとの声明です。

世界のエネルギー市場がパニックになっているので一時的増産をするとは言わないのです。

ロシアが入っているからでしょうか。

産油国は紛争で大儲けです。


月初の経済指標はisn系及び雇用統計はまちまちでした。市場は反応薄でした。このウクライナ紛争2/24後の値が注目であるとの解説です。

センチメントは悪くて当たり前でしょう。


兎に角、一人の暴挙により、普通に生活していた人々が亡くなり負傷し、故郷を追われ街や公共物が破壊されています。

ロシアは当然ですが影響を受けた国や企業や人も数知れません。

全ての市場が大混沌になっているのです。

人類の英知で終わらさなければなりません。

今後の動向に注目です。


世界の感染者は4億4513万人で死亡者は599万人でした。

前週比は1089万人と5万人の増加でした。

前週の増減幅より164万人と2万人の減少です。

徐々にですが減少しています。

フランスでは飲食店への規制を英国に次ぎ撤廃しました。欧州先進国では軒並みその方向です。

韓国では最高値を更新する20万人と出てきました。保険当局の発表によりますと35万人迄増加する可能性があるとの事です。

但し3/1より飲食店等の規制を撤廃するとの発表です。

重症化に対して特化する政策のようです。

インドや南アフリカの様に自然的な集団免疫の方向なのでしょうか。

大統領選は3/9となっています。


政府は18都道府県のまん延防止を3/21迄延長さしました。13県を解除さしました。

病床使用率を概ね50%に留めてからの解除の方針との事です。

引き続き高齢者の入院長期化が問題との事です。

今後はこの方達をコロナ病棟で診なければならないのかも議論が出るのでしょう。

ちなみに先行解除した沖縄県は週ごとに増加しています。

日々の感染件数は日63705人、月51346人、火65437人、水72644人、木77349人、金63747人、土66371人となっています。

未々微減の範疇でしょうか。

昨年10月からの3ヶ月間は300人以下となっていました。

いつ戻るのでしょうか。

今後の動向に注目です。


中国では全人代が開催されています。

安定を最優先にするとの政府活動報告が出ており、手厚い経済対策が列挙されています。

GDPの成長目標は昨年より低い5.5%成長としました。

ウクライナ紛争で西側制裁と違った中国が今後どういう対応をするのか。

静観するのか積極的に介入するのか。プーチンとの密約はあるのかないのか。小麦は既に買い入れる様ですが。

注目です。


来週のマーケットは引き続きウクライナ情勢です。日柄では買戻しの上昇はあるのでしょう。更に奈落の底もあるかもしれません。

perは12.53と13倍を切ってきました。これ等今は関係ないのでしょう。

株価下落により配当率は上昇しています。安い所を買い増す投資家もおられれるはずです。3/29が3末決算の権利落ち再終売買日です。

大まかですが言えることは。

米国の金融政策は既に織り込んでおりオミクロンは減少しています。

ウクライナが終戦すれば全ての市場が大幅に戻すのは間違いありません。


散々だったマザーズ市場がコツンと来ていたのですが原発問題でまた下落しました。世界レベルの企業よりも日本だけの市場からと言う思惑かもしれません。

マザーズ。

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5日移動平均線は▼3.41%で25日線は▼1.89%となっています。


どうでもよい私の事は、何か小商いはないのかと、うごめいています。

ソフトバンクGなんかに手を出していますが。

変動増の超短期でという感じですが更にの泥沼かもしれません。

ソフトバンクG。

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5日移動平均線は▼3.81%で25日線は▼3.91%となっています。

どうなるでしょうか。

注目です。


2022年3月11日

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日経平均25162 NYダウ32944 wti原油109.20 ドル円117.28

前週比▼823 ▼670 ▼5.83 2.5

日経平均はザラ場で25000円を切ってきました。毎週の無残なチャートです。

wti原油が瞬間1バレル130ドルを超える等、戦時の変化を見せており、各市場は不安定な動きをしています。

ドル円が117円に乗せてきました。5年ぶりの円安です。

▼764 ▼430 ▼73 972 ▼527の1週間でした。

5日移動平均線は0.18%で25日線は▼5.25%となっています。

木曜日は972円高でした。

ウクライナ高官が、ある程度妥協する準備があるのコメントに動機付きました。アラブ首長国連邦の発言にオペック増産の期待も生みました。

朗報な内容には強烈な買い戻しが出て来るのです。

各市場はこの先が読めないウクライナ侵攻にあえいでいます。

悲惨な映像を見れば見るほど、泥沼になればなるほど、時間が経てば経つほど各市況に悪影響を生むのは目に見えています。

穀物や鉱物、エネルギー価格の急上昇は世界中の産業界や消費に大きく影響します。

電気ガスや燃料料金はどこ迄値上がるのでしょうか。

最貧国や新興国は更に厳しいのでしょう。


穀物の作付けはこれから始まります。秋に実りが在るのです。

市場はウクライナでは無理と感じている訳です。

又ロシア産の全ての物に影響が出るのでしょう。

水産物の供給不足はもう始まっている様です。

日本ではロシア産のカニやウニ、サケは市場に出回らないのかもしれません。

ニッケルは250%の暴騰で取引停止と出てきました。

バッテリーや電気自動車が思い浮かびます。

民間業者は300社以上が撤退や縮小を表明しています。

その他も今までに聞いた事のないニュースが飛び交います。


株価は株価に聞けと言わんばかりに経済の先行指標が動いています。


米国はロシアからの原油の輸入を禁止しました。最恵国待遇も取り消しました。欧州もそれに準ずる制裁を公表しています。

日本はサハリンを棚上げし玉虫的な回答です。

中国は西側の制裁に牽制の論建てです。現実的に動くと予想します。

習近平はロシア産を買うと思います。値段は知りませんが。

中国が政策的に買いますので、その他からは買わないのでしょう。

その分浮いてくるのかもしれません。

大消費国のインドは不明です。

各為政者はアンテナを張り巡らしている事でしょう。

民間は生き残るために既に動いているはずです。

中国が仲介に乗り出すかもしれません。

戦時ですから想定外の事は当然起こります。


プーチンはどう考えているのでしょうか。

ゼレンスキーが聞かないからこういう惨事が起こるのだと。

西側はヒステリック過ぎる。

ロシア国民の困窮もしかりだと全く勝手に思っているのかもしれません。

初の外相会談も物別れに終わりました。

各報道からも一歩も引く考えはないと見るべきでしょう。

4回目の停戦交渉が数日中に行われる様です。

キエフには15キロ迄迫ったとの報道です。


注目の2月米国消費者物価指数は前年同月比7.9%と出てきました。

前月より0.4ポイントの上昇です。

40年ぶりの高さは継続しています。

ウクライナ侵攻前での値と見るべきでしょう。

3月、4月が本格的に影響が出てくるはずです。

イエレンはロシアの不確実性は物価上昇に大きく影響すると述べています。当然の事です。

10年債利回りは行って来いの1.997%でvix指数は30.75となっています。

前週は1.97%と27.59でした。


日経平均月足。

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思い起こせば2年前の3月コロナショックでは24000円所からいきなり17000円となりました。

連日のサーキットブレーキで思い出したくもありませんが。

その後どうなったのかはチャートを見て頂ければ一目瞭然です。

3ヶ月で元の値に戻っています。

ウイルスの事は全くの不明でした。ワクチンや特効薬もまだありません。

強烈な金融緩和で戻したのは周知の事実です。

今回はどうなるでしょうか。

停戦と制裁がチェック点なのでしょう。

どの様にも考えられますが。

世界中の一般市民を困窮させるのはいかがなものでしょうか。

今後の動向に注目です。


世界の感染者は4億5602万人で死亡者は604万人です。

前週比は1166万人と5万人の増加です。

前週の増加数は1089万人ですので若干ですが上昇しました。

死亡者の変化はありません。

上昇の要因は各国が規制を解除しているからかもしれません。

どこ迄がベストなのかベターなのかは存じませんが、政治が決定しています。

お国柄や時の為政者の考え方でも違うのでしょう。

個人個人でも様々ですから。

自己責任が強い所やコンセンサス重視の所、中国は徹底していますし。

人口900万人の長春市では1500人の感染でロックダウンを実施しました。

1500人の感染件数が不明ですが。

オミクロンの特性を鑑み入院率や重病率や死亡件数、ワクチン接種や特効薬と公衆衛生等々を総合しての判断でしょう。

政府は、まん延防止の解除条件を緩和させました。

病床使用率が50%を超えていても新規感染者が減少傾向で医療への負荷が低下する見込みであれば解除は可能とする新基準案を提示しました。

各都道府県がそれを受けてどう決定するのかは来週半ばの様です。

前週の1日平均は65799人でした。今週は54454人です。

日53969人 月37087人 火54039人 水63723人 木61155人 金55884人 土55327人となっています。

2割近く減少しています。

各都道府県は存じません。

54000人が多いのかどうなのかは普通に多いのでしょう。

鎖国政策も大幅に緩和しました。

3月中旬から5月以内に全留学生10万人を入国させるとの事です。

4回目接種は夏からとも出てきました。

最後に高齢者施設の感染対策は事業者任せにはせず、法律で決める事が必要ではないかと考えます。

今後の動向に注目です。


韓国大統領選は保守系最大野党のユンソクヨル氏が当選しました。5年ぶりの保守政権です。どの様な政権になるのかは未知数ですが、未来志向の日韓関係を作ると述べられていますから、冷めすぎている日韓関係には期待です。


来週のマーケットはfomcと日銀金融政策決定会合があります。大イベントのはずですがウクライナ情勢のヘッドラインの方が効くでしょう。

そもそも金融政策では資源高を止めることはできません。

週末には米国のメジャーSQがあります。

開けない夜は無いとも言います。

注目です。

どうでもよい私の事は、木曜日の急騰で一喜した訳ですが、次の朝には憂鬱となりました。金曜日夜中まで米株上昇で喜んで朝には落胆です。

同じ様な御仁は多いのではないでしょうか。

どうなるでしょうか。

注目です。


2020年3月18日

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日経平均26827 NYダウ34754 wti原油104.99 ドル円119.17

前週比1665 1810 ▼4.21 1.89

日経平均は5日続伸です。5週間ぶりに上昇しました。それも1600円です。

チャート見て頂ければ分かりますが、いきなり戻してきました。

ロシア侵攻2/24は25970円でした。先週の水曜日3/9が最安値で25000円割れの24717円だったのです。

先週末に誰がこれを予想できたでしょうか。

世界同時株高となっています。

145 38 415 890 174の1週間でした。

5日移動平均線は3.26%で25日線は2.07%となっています。


停戦が決まった訳ではありません。

悲惨な映像は連日続いています。

ウクライナ高官からは数週間は続く可能性があると発言が出ています。

プーチンがゼレンスキーと直接会談にも前向きな姿勢があるとBBCが発信しました。

ロシア高官からは合意には程遠いとの発信もあります。

バイデンと習近平が電話会談を行いお互いに牽制する内容の報道です。

世界の要人達があらゆる場面を使って停戦を呼び掛けています。

停戦協議は4回開催され、引き続き行われる様です。

ゼレンスキーはネットを駆使して演説攻勢です。国際世論を動かしています。


停戦は近日中かもしれませんし、何週間も先かもしれません。


報道では先週ロシア軍はキエフ迄15キロと報道していました。

車で走らせれば30分の距離です。

本当の事は分からないのでしょう。


それではマーケットは何に反応したのでしょうか。

停戦を先取りしたのかもしれません。

各コモディティーの状況に反応したのかもしれません。

思ったより経済的には影響が少ないと感じたのかもしれません。

超短期的にAiプログラムが米国メジャーSQに向けて、売られ過ぎの買戻しを指示したのかもしれません。

連日の取引額は大きくなっています。

回転が効いているのでしょう。

本筋は不明ですが、これが続く事が望まれます。

日経平均は年初に29000円所だった訳ですから。


CFD日経平均先物は512円高の27347円となっています。

10年債利回りは2.153%でvix指数は23.87となりました。

先週は1.977%30.75でした。

ドル円は119円となり6年10ヶ月ぶりの円安となっています。


3/16のFOMCでは想定内の0.25%の利上げが実施されました。

利上げは2018年12月以来となります。

ドットチャート状からは、年内にある6回の会合で全て利上げする事を示唆しました。

2023年も3回の利上げを予想しています。

中央値では2022年末の政策金利は1.9%と予測されています。

これは市場予想と一致していました。

FF金利と連動する米国2年債利回りは1.942%となっています。


パウエルは米経済は極めて力強いが、経済が物価の安定を取り戻す必要性を委員会は痛感していると述べました。

金融縮小の時期には言及していませんが、金融政策の引き締めに対処する姿勢は整っているとも発言しました。

ウクライナ侵攻は米経済に及ぼす意味合いは極めて不確実で、短期的にインフレを一段と押し上げる圧力を生み、経済活動の重しとなる公算が大きいと発言しました。


市場関係者の多くはタカ派的な姿勢は間違いないとの解説です。

マーケットはこれを受けて、いつものイベント終了なのかもしれませんが、上昇しました。

特に金利に敏感なナスダックが大幅高となったのです。

年内7回も利上げするのですから、米国経済は堅調であると織り込んだのかもしれません。


日銀金融政策決定会合後の黒田総裁は会見で、日本は金利を上げる必要は全くないと強弁です。

日米の金利差からドル円119円を付けたのでしょう。

チェック点としましてはインフレは一時的と何回も連呼していたパウエルが、判断を誤ったと謝罪してインフレファイターに豹変し、金融緩和を前倒しして終了し、今回の利上げの回数になっていますから、今後もどうなるのかは分かりません。

パウエルもFOMCはライブだと発言しています。

12月のFOMCでは3回の利上げを示唆していましたし。

現時点ではそういう見解と見るべきでしょう。

そもそもウクライナ戦争の行方が全く不明な訳ですから、経済に与える影響も同じくなのでしょう。

次回の5月では変わっているかもしれません。

今の状況と真逆な事を言えば、これが最大のリスク要因となり再び金融緩和をしなければならない事態になる事もありゆる訳です。

ないであろうが大勢でしょうが。

世界の全ての人が速やかな終戦を望んでいます。

今後の動向に注目です。


懸念されていたロシアがドル建ての国債利払いを3/17に実施しました。

デフォルトにはならなかったのです。

今回は140億円との事です。

ロシアは世界の決済銀行SWIFTから排除され、米国はロシア財務省等との取引を禁じ、中央銀行の資産も凍結しています。

国債格付け大手企業は、外貨の代わりにルーブルでの支払いはデフォルトと認定すると表明していました。

ロシア財務省は公的債務の返済に問題はないと声明を出しています。

今後も支払いは続きます。

各企業の社債の支払いもあるでしょう。

公には75兆円の外貨準備高があると公表されています。

ドルは12兆円程度との報道です。

今回のウクライナ侵攻も2014年のクリミア騒動から計画されていたとしたら、十分準備は出来ているのかもしれません。

金ゴールドの大量保有の報道も出ています。

全くの空想ですが、中国やその他ロシアシンパが、ドルを供給するかもしれません。


支払いが無いと貸している側が破綻する可能性は十分にあります。

歴史が物語っています。

連鎖的な金融不安が起こります。

マーケット的には一旦安堵となり、特に金融株の上昇となりました。

今後の動向に注目です。


中国からは安定成長を維持する為に、劉カク副首相が主宰する金融安定発展委員会からウクライナやコロナ感染拡大で株式市場が急落している現状を受けて、市場にとって有利な政策を積極的に打ち出し、市場を収縮させる政策の実施は慎重でなければならない。との内容です。

上海・香港・深センは大幅高となっています。

孫さんの強運を感じました。


世界の感染者は4億6971万人で死亡者は607万人でした。

前週比は1369万人と3万人の増加です。

前々週の増加人数は1166万人と5万人でした。

感染数は増加しています。

デルタ株は300万人~500万人でした。


前週も示しましたが、規制の撤廃とマスク着用の有無の影響でしょう。

感染力が更に高いBA2型に置き換わっているとの解説もあります。

欧米の映像ではマスク着用の方は少ない様です。

ウクライナでもしていない方が多いですね。

韓国では62万人と出てきました。週間平均は39万人と報じられています。

大統領選の影響とも報じられています。

韓国専門家は飲食とカラオケの規制撤廃が要因との事です。

0コロナ政策の中国でも感染が拡大し、深センもロックダウンとなっています。北京よりの交通機関を停止する等徹底しています。


政府は3/21をもって18都道府県のまん延防止を解除しました。

病床率が50%を超えていても減少傾向であれば解除する新たな指針の適用です。

最後まで検討していた大阪府も解除となりました。

日本ではマスクの習慣は徹底されていますし、大規模イベントでも拍手だけという運用ですから微増はするかもしれませんが。

感染された方は抗体を持っていますし、ワクチン接種も進んでいます。

個人的にはミッドナイトの大騒ぎを狙っている若者達の顔が浮かびます。

昨年10月~12月の極小になるのはいつの事でしょうか。

今後の推移を見守るしかありません。

goto系は様子を見てからでいいと思いますが。

注目です。


来週のマーケットは今週のそれが続くかどうかでしょう。

市場関係者からは、3/7木曜日は890円の大幅高でした。

3連休前の金曜日は利益確定がおおよその予想でしたが、高値引けとなったのです。

オミクロン・金融政策・ウクライナの3要因を乗り越えれば急激に戻る事は以前より示しています。

上段でも示しましたが、ウクライナ攻撃真っただ中で何故急激に上昇したのか。

資源高が是正されたとは思いませんが。

一過性なのかどうなのか。

21日の米株がどうなるのかが足元ではチェック点でしょう。

注目です。


どうでもよい私の事は、反転した勢いで、大票田の三菱UFJを760円で全て決済しました。ロシアデフォルトは杞憂に終わったかもしれませんが利益確定しました。

何か物色はないのかと検討した結果、日経レバレッジ、ソフトバンク通信、アステラスと何とくら寿司を買ってしまいました。

三菱UFJ。

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5日移動平均線は2.33%で25日線は5.85%となっています。

ソフトバンク通信。

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5日移動平均線は1.43%で25日線は3.05%となっています。

配当狙いの買いが入っています。

アステラス。

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5日移動平均線は1.17%で25日線は▼0.21%となっています。

くら寿司。

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5日移動平均線は1.91%で25日線は▼11.88%となっています。

くら寿司は3/18に100株で2500円のお食事券を更に2500円追加と材料が出ていますw。

どうなるでしょうか。

注目です。


2022年3月25日

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日経平均28149 NYダウ34861 wti原油112.58 ドル円122.06

前週比1322 107 7.59 2.89

日経平均は9連騰です。3000円も上昇しました。1日も下げていません。

チャートを見て頂ければ分かりますが、すさまじい踏み上げ相場です。

材料的には何なのかと探しても、世界情勢を見てありえないでしょう。

経済の先行指標と言われている株価が、何故急上昇したのか。

米株が上がっているからというのが答えなのかもしれません。

先週は米国版メジャーSQに向けて仕掛けがあったのかもと示しましたが、更なる上昇をしているのです。

そして日本株は米株連動はいつもの事ですが、それの進捗を上回っているのです。

下げ過ぎたからと言う解釈もあるでしょうが。

ウクライナ侵攻は継続です。資源高は同じです。オミクロンはまだあります。


理屈で言えば米国との違いは金利と為替です。

ドル円 月足。

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チャートを見て頂ければ一目瞭然です。

悪い円安等と揶揄されていますが、マーケット的には朗報なのでしょう。

12月の日銀短観より想定為替レートは109円となっています。その時のドル円は113円台でした。

4月の短観で新たなレートの発表がありますが、現在122円ですから。

各企業の為替差益がどれ位になるのかは存じませんが、更なる増益は間違いないのでしょう。

そしてこの円安は金融政策の違いにより継続する事が予想されるのです。

日銀は10年国債を0.25%が上限と示しています。抑える為に又指値オペをするのでしょう。

米国はパウエル始め各連銀総裁より次回5月は50ベーシスの発言が出ているのです。


それとよく言われている事ですが、後場に強い相場は欧州です。後場に弱い相場も欧州です。

これの影響もある様な感じがします。

今回の下げ基調の時は後場が散々でした。今回の上昇局面では後場に強いのです。

3/24木曜日など400円下げを後場で切り返しましたから。

ヨーロッパや中東の資金が入っている様な感じがします。

ヨーロッパから日本へのシフトです。

日本が良いという事ではなく、あちらが悪いからですが。

中国はどうなるかは分かりませんし。

396 816 70 39の1週間でした。

5日移動平均線は1.73%で25日線は6.7%となっています。


25日線より上がりすぎ過ぎのシグナルは出ています。

この上昇幅を予想できた方は一人も居ないでしょう。

という事は、今後の展開の予想も不明としか言えないのかもしれません。


後付けで言えるとすれば、まん延防止解除もあるとは思いますが、やはり、短期的には海外勢のじゃぶじゃぶ資金の金融資産の仕業かもしれません。

売り方が驚愕し買戻しをしている事も要因でしょう。

業績相場と言いたい所ですが、それを表す指標は出ていません。

金融縮小をしていない以上、大量の資金は市中に残っているのです。

これは今後も無くなりません。

プログラムが一方方向に指示を出し、待機していた資金が強烈に動いたともいえる訳です。

perは13.5となっています。

この値は以前と比較しまして下限値です。

アベノミクスでは14倍~16倍の値でしたから。

米国10年債は2.488%でvix指数は20.81となっています。

利回りは19年5月以来の高さです。

前週は2.153%23.87でした。

2年債は2.284%です。


米国の実質金利は-0.63%となっています。インフレ率が高いので、これなどプラスには当分ならないでしょう。

現在FF金利は0.25%~0.5%です。利上げは始まったばかりなのです。

2019年コロナ前の金利は2.4%です。今回の利上げで右往左往していますが、ここに戻る政策をしているだけとも言えます。

金利面で株式相場から離れるという理論も疑わしい所です。


日経平均週足。

日経週足

13週平均は3.23%で26週平均は0.31%となっています。

現在値の28149円は半年平均で3%の上昇、1年平均でほぼ同じという値です。

1年間様々な事がありましたが、中間地点という事です。

足元は強烈に上昇しましたが、中長期レベルで見れば戻っただけとも言えます。

上もあれば下もあるという所でしょう。

NYダウとナスダックで比較しますと。

NYダウは13週平均は▼0.05%で26週平均は▼1.06%でナスダックは1.15%と▼3.39%となっています。


ナスダック週足。

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上段で示しました、日経平均は、米株をアウトパフォーマンスしているのです。

topixはハショリますが更にオーバーしています。

この事はいつ以来か忘れた位の現象なのです。

たまたまなのかもしれません。

比較だけで見れば、米株はまだまだ上がる要素はあるとも言えます。

今後の動向に注目です。


サウジアラビアの石油施設がイエメンの親イラン武装組織フーシ派の攻撃を受けて大火災との報道です。

原油は下落基調でしたが、又上昇に転じました。

北朝鮮からは継続してICBM級ロケットの発射です。

ウクライナでは悲惨な映像が連日続いています。


何故こんな事をやっているのでしょうか。

命じている権力者の個人的な意思なのでしょう。

暴力的な性格の人はいるのでしょう。

その人がリーダーになるとこうなるのです。

その取り巻きも集団心理で助長されるのでしょうか。

人間の嵯峨なのかもしれません。

過去の歴史が物語っています。


G7・EU・NATOの緊急会議がオンラインではなく各為政者がブリュッセルに招集し討議されました。

英知を出して終戦を導き出してもらいたいものです。

人道支援も協力して推し進めるべきでしょう。

公式な場面以外のコミニケションも大事なことです。

バイデンは訪問先のワルシャワでプーチンを虐殺者と表現し、この男が権力の座に留まってはならないと厳しく非難しました。

NATOやその地域に権力を行使することは許さないというメッセージです。

体制転換までを述べたわけではないと言及しています。


しかし窮鼠猫を噛む様な事をさせてはいけないとも思います。

相手は精神的にも尋常じゃないでしょう。

更にエスカレートさせてはいけません。

化学兵器や核のボタンを押せば最悪です。

今後の動向に注目です。


世界の感染者数は4億7900万人で死亡者は611万人でした。

前週より929万人4万人の増加です。

前週は1369万人でしたので大幅減少です。

中国からは上海の住宅街が閉鎖されディズニーランドも当面休園と出てきました。

14億人で4500人という感染件数は、まゆつばな感じもしますが徹底しています。

これも政治が決める事ですから、何が正しいのかは分かりません。.

きりがない様な感じもしますが。

この政策で中国が停滞している事は間違いありません。

1兆元減税を打ち出していますが、経済を動かさないと焼け石に水でしょう。

そこ迄徹底するのなら、当初にキッチリしてもらいたかった所です。

こちらも一人の権力者が決定される体制です。

人類は太古の昔よりウイルスと共存してきた訳ですから、0コロナ政策は無理を通り越して無茶だと感じます。

西側との差異が開くにつれて、政策変更は近々にある様に感じます。


欧米は完全開放の様子です。

マスクもしていない絵柄となっています。

韓国は当初の政策を完全に変更さしました。


日本も蔓延防止を解除して1週間が経ちました。

日39659 月27701 火20231 水41038 木49930 金47471 土47342となっています。

週間単位では減少していますが、後半は微増です。まだまだ4万件台です。

先行して解除した沖縄県は800件所と1/23以来の件数との報道です。10万人当たりの感染件数は333件と全国1との事です。若者達の感染が急上昇との事でした。

政府は新しい指針で病床率が50%以上でも減少しているという事で全面解除しました。

許容範囲であれば了という政策変更です。

行動的な若者達から増加するのは想定内でしょう。

私の店でも普通にミッドナイトです。

日本では若者達もマスクはしていますから激増しないとは思いますが、こればっかりは分かりません。

今後の推移に注目です。


来週のマーケットは日本特有の配当権利落ち日後がどうなるかに注目です。

優待取りもかねて29日迄は買いが来るでしょう。30日以降の状況です。

先物より日経平均は240円程下落します。それを直ぐに取り戻すのかが鍵となります。

配当金は徐々に増加しており5兆円を超えるのでしょう。

この優待制度は小市民には嬉しいものですが、外国人はどうしているのでしょうか。企業には配られないのでしょうか。日銀やGPIFはどうしているのでしょうか。存じません。

注目です。

マザーズのチャートを出しておきます。

マザーズ週足。

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13週移動平均線は▼2.16%で26週線は▼18.60%となっています。

新興企業は日経平均と比較しますと散々な状況となっています。2021年も右肩下がりで12月辺りから値崩れしています。

世界の株が大幅に値を戻している状況でも取り残されています。

国内だけの仕事が殆どでしょうから、外部環境の影響は受けにくい感じはするのですが。

配当金はほとんどない企業群です。

乗り遅れている方はココかもしれません。


どうでもよい私の事は、株価が戻ってきましたから一息ついています。ここで欲を出すのかどうするのかが思案六法の所です。

29日で1570は売ってしまうのか、多分一部は利益確定するでしょう。売却すれば何かを買いたくなります。得意の配当狙いとなる可能性があります。

半年前に行った現物株の信用売りはもうしません。

三菱UFJは4/4のロシアのデフォルトが気になりますし。

殆どの銘柄で成功しましたが、長谷工だけはまだ買値迄戻っていません。

どうなるでしょうか。

注目です。


2022年4月1日

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日経平均27665 NYダウ34818 wti原油99.38 ドル円122.49

前週比▼484 ▼43 ▼13.2 0.43

日経平均は微減でした。この値は配当分240円が差し引かれています。

急激に上昇してきた事による一服状態なのでしょう。

3/29配当落ち前の値は28252円でした。直ぐに戻すのかと前週示しましたが、解説によりますとアベノミクスから過去10年間、4月半ば迄には戻しているとの事です。

当然各年様々な事があった訳です。

アノマリーがそうなっているのですから、足元もそうなる確率は相当高いと見るべきです。

▼205 308 ▼225 ▼205 ▼155の1週間でした。

5日移動平均線は▼0.98%で25日線は3.92%となっています。

3月度は1294円高となり3ヶ月ぶりの陽線となりました。

25日線は上向きに転じています。


前週に示しましたが日銀が指値オペを実行しました。

それも初の実施で1日2回もです。

日銀は10年債利回りを0.25%以上にはさせないと言う、強烈なメッセージと共に実際にも動いています。

これは、いわゆる管制相場です。ドル円は一旦125円に跳ね上がりました。

このイールドカーブコントロールと言う手法は日本銀行の専売特許です。

議論はあるのでしょうが、それを推し進めています。

世界の中央銀行と逆の動きであるという意見も多い様ですが、日本の現状を鑑みて金融のプロフェッショナルが対処している訳ですから、それを信じるしかないのです。

日本の金利は上げられない状況なのでしょう。

黒田総裁は岸田首相と面会し説明した模様です。

金利差だけを考えれば円安方向は誰が見ても明らかです。

鈴木財務相は急激な円安は望まないと一応けん制発言は出していますが、口先介入迄にもなっていません。

麻生さんの様な物言いではありませんから。

2015年6月に公表した黒田ラインはドル円125円となっています。


注目の日銀短観の発表がありました。

10000社と言われている回答企業の想定為替レートは112円と出てきました。

現在122円所です。

3ヶ月前の想定為替レートは109円でレートは113円所でした。

トヨタは1円で400億円の為替差益が出るとの事です。

メディアは円安での悪材料を並べますから、世間もそう思うのですが、1995年や2011年の震災時に80円割れを経験し、その時日本はどうだったのか。

日経平均は8000円を割った訳ですから。

円高になればメディアは又マイナス面を強調するのでしょう。

相対的に考える必要があります。

日本の内需は人口動向より先細りは歴然としています。

コロナ前の4000万人の観光客で盛り上がるのには、円安は追い風なのです。

そしてマーケット的にはドル建てで米株を買っている皆さんは、ほくそ笑んでいるはずです。

円換算のNYダウは史上最高値を更新しているとの事です。


米国10年債利回りは2.389%でvix指数は19.63です。

前週は2.488%で20.81でした。


バイデン大統領は3/31に半年間で1.8億バレルを放出すると発表しました。

原油価格は瞬時に反応しました。

過去最大規模となる石油備蓄の放出との事です。

オペックプラス系が頑固な所ですから実行したのかもしれません。

各国協調して、この資源高を抑えなければなりません。

世界的に朗報です。

政治的思惑は当然あるのでしょう。

11月には中間選挙がありますから。

一般消費者が一番喜ぶガソリン価格の低減です。

産業界にも大きく影響します。物流価格を抑制する事にもなり、物価には直撃する政策です。

供給元が少ないのですから直ぐに買われるのでしょう。

米国にお金が入ってきます。一石二鳥の政策です。

又今回の株式マーケットの急騰も政治的な動きがあったのかもしれません。

国策に逆らってはいけません。

今後の動向に注目です。


日本政府も5000円配りの愚策を解消し、1兆円規模の経済政策を模索している様です。

こちらも参院選がありますから、電気代かガソリン代かは知りませんが何かは出て来るのでしょう。

期待薄な感じもありますが。


ウクライナではキエフからロシア軍が撤退して東部に集中するとの報道です。一般的に首都を陥落されないのならば降伏はないのでしょう。

又攻めてくるのかもしれませんが。

但しマリウポリ等からは悲惨な映像が日々流れています。

トルコでの会談で停戦かもの報道がありましたが、かなりテクニカル的な内容で、それにはいたらなかった様です。

首脳会談も発信されていますが真意は不明です。

2014年からドネツク州・ルガンスク州で親ロシア勢力が実効支配し戦闘と休戦を繰り返しています。

今後も何年もかけて各要所で、この様な状況になるのかもしれませんし、近日中に政治的解決がなされるのかもしれません。

但し、ロシア自体が以前と違う状況なのは歴然としています。

継続できる体力があるのかどうかなのかでしょう。

プーチンも天然ガスの支払いをルーブル建てに伝えて、下落を抑える手段を講じていますが、経済的損失は何兆円とも言われています。

そしてそれは膨らんでいきます。

ウクライナはもっと厳しいでしょうが、米国が5億ドルの財政支援と3億ドルの軍事支援を行うと発表しています。

米国の軍事支援の総額は16億ドルにもなっているとの事です。

世界各国から有形の支援が入っています。


注意点は前週も示しましたが、全世界から非難を受け精神的に追い詰められているであろうプーチンが、窮鼠猫を噛む行為をしてしまうのが一番怖いのでしょう。

想像するに化学兵器と核のボタンです。

それも考えて、関係している要人は進めていると思います。


マーケット的には3/29のトルコ会談の後を受けて、日経平均の先物は瞬時に28500円まで急反発しました。

停戦が決定すれば、それ以上になる事は十分に予想ができます。

空売りを貼っているいる方々は、その事を認識してトレードしているとは思いますが。

今回急上昇しましたから売りたいのは山々でしょう。

先週の空売り比率は45.1でした。

今後の動向に最大注目です。


3月の雇用統計は43万人増加し失業率は3.6%と前月より0.2ポイント改善しました。

この失業率は感染拡大前の水準です。

レジャーや飲食業などで雇用の拡大がみられ、労働市場は堅調との事です。

isn製造業景気指数は57.1と前月から0.5ポイント減少しました。この値は誤差の範囲内です。

平均の50と言う値を大きく上回っている事は言うまでもありません。

この3月度の発表で、現状米国ではウクライナ紛争での影響は軽微と見るべきです

景気が悪くなる云々とは違っています。

FRBが7回も利上げをすると公言しているのですから。

来週は非製造業の発表があります。

注目です。


世界の感染者は4億9066万人で死亡者は615万人でした。

前週の増加は1166万人5万人の増加です。

前々週の増加は929万人と4万人でした。微増となっています。

BA2型が急拡大している模様です。

規制の有無での増減もあるでしょう。

上海からはロックダウンで各方面に影響が出ているとの報道が出ています。

中国は、今後もそれを繰り返すのかは存じませんが。

14億人の人口で1ヶ月10万人の感染者が本当であれば、日本では2日で10万人ですから。

こちらの状況で語る事しかできませんが、その値で完全ロックダウンと全住民の長蛇の列でのPCR検査を見ますと、信じられない政策と言う感じはします。

体制に反対できない所の嵯峨なのかもしれません。


全く脱線しますが、動物であれば力の世界で服従なのでしょうが、人も動物である限りその傾向はあるのかもしれません。

それは、どの様な組織やグループ又は家族にもあり得るのかもしれません。

リーダーには全体的な資質が求められるのでしょう。

歴史的に見ても、永遠の課題なのかもしれません。


日本でも感染件数は増加気味です。

日43367 月29875 火44468 水53761 木51903 金49260 土53430となっています。平均は46581人です。前週は39053人でした。

まん延防止解除から2週間が経ちました。

これは推移を見守るしかありません。

昨年の10月~12月の様になるまでは要注意なのでしょう。

飛沫感染はマスク着用なのでしょうから、日本では当分大丈夫そうですが、夏は暑くてそれ迄には終局してもらいたい所です。


来週のマーケットは名実ともに新年度入りです。

4月相場のアノマリーは月別騰落率で第3位との事です。

初押しは買いの格言もあります。

それと日本独自の市場再編となります。

遠い昔1961年に2部市場ができ、2013年には大証ヘラクレスを統合しました。

東証はこれを実行するにあたり、検討に検討を重ね研究を尽くしているはずです。売買代金を含めて、これを挫折させる事はないと思いたいです。

ご祝儀相場はある様な感じはします。

プライム1839社、スタンダード1466社、グロース466社の3771社でスタートです。

時価総額は700兆円の市場です。

NYは3000兆円、上海は870兆円との事です。

個別銘柄は基より市場ごとに様々な動きが出るのでしょう。

始まってからの傾向に注目です。

4/4にはロシアが国債の元本利息の支払い20億ドルが待っています。

注意です。


どうでもよい私の事は、3/29に欲をかいて信用1570の一部利食いをする事ができませんでした。更に買ってしまうという所業に出てしまいました。反省ばかりとなっています。小市民的な金額ですが。

配当落ちの各銘柄は、その分が落ちた状況です。

アステラスだけは何故か大幅続落でこれまた反省でした。配当落ちで利益は出ていたのですが。

いつものフットワークの悪さが出ています。

但し10月決算のくら寿司と2516マザーズETFは好転しています。

アステラス。

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5日移動平均線は▼3.76%で25日線は▼2.30%となっています。

くら寿司。

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5日移動平均線は3.14%で25日線は1.63%となっています。

マザーズETF。

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5日移動平均線は2.51%で25日線は8.53%となっています。

どうなるでしょうか。

注目です。


2022年4月8日

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日経平均26985 NYダウ34721 wti原油97.84 ドル円124.32

前週比▼680 ▼97 ▼1.54 1.83

日経平均は前週に引き続き下落です。

チャートを見て頂ければ分かりますが、2%以上下落しました。

解説的には4/6ハト派のブレーナード理事が保有資産の圧縮を積極的に進める考えを強調した事と翌日の3月fomc議事録公表で、5月から資産縮小を始める議論をしていたとなっています。

債券が売られ金利が上昇しました。

高perのハイテク・ナスダック市場の下落を受けて、日経平均はそれ以上に下落したのです。

よく見られる現象です。

但し、上記の事は50ベージスの利上げを含めて、散々に伝えられている事ですからプログラムが動いたのでしょう。

9連騰3000円上昇の時も既に語られていた事ですので、その時はどうだったのかと言いたくなります。

ナスダックも金利上昇には関係なく推移していたのです。

今回の下落は需給の兼ね合いで、買われ過ぎたから、一旦売られたと感じています。

単なる利食い売りでしょう。

空売り比率は性懲りもなく47.2と上がっています。


そもそも理屈的に言えば、日銀は金利抑制を頑なに守り、金融緩和を継続しているのです。

これが日本の金融政策です。

FRBとは真逆の政策を実行しています。

双方の金利動向が物語っています。


結局の話は、その事は無視されているのが日本のマーケットなのでしょう。

日本の0金利は見て見ぬふりでしょうか。

あちらの市場が大きすぎるので仕方がないとも言えますが。

時価総額700兆円と3000兆円の違いです。日本の4倍以上ですから。

7割の外国人投資家が日本市場を動かしています。

70 51 ▼437 ▼461 97の1週間でした。

5日移動平均線は▼1.33%と25日線は0.77%となっています。

移動平均線より、もはや買われ過ぎの値ではありません。

25日移動平均線だけを見ますと、今後上昇しましても、一番凹んでいた25日前~20日前の値は日を追うごとに平均線から外れていきます。

今後上昇しましても、過熱感の値にならないと言えるのでしょう。

一目均衡表。

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現在雲の中に入っており、レンジ的とも言えます。

テクニカル的には色々と悪く言えますが、今回の急上昇が何なのかは鍵でしょう。

全く好材料がないのに、強烈に上昇したというのは事実なのです。

これは株価が戻ったという事ですが、戻す何かがあったのでしょう。

相場格言的な話ですが、予想で売られ現実で買われたのかもしれません。


基本は企業のファンダメンタルズですから。

それも日本市場の動向は米国企業の業績なのでしょう。


4/5発表のisn非製造業景気指数は58.3に4ヶ月ぶりに上昇しました。

これはウクライナ侵攻後の値です。

製造業ともども軽微であった証左です。

オミクロンの影響も経済的には限定的になっている内容です。


ドルインデックスは何ヶ月も継続して上昇しています。一方方向の論はいけませんが、米国は物価高騰が問題な訳です。

ドル高は輸入品の下落となります。米国の内需には朗報です。


米国10年債利回りは2.704%でvix指数は21.16となっています。

前週は2.389%20.81でした。

2年債利回りは2.51%となっています。

逆イールドを声高に訴えていた方々はどう語るのでしょうか。

一時的の現象で又は過去を見ても低金利の現実の今に、決めつけ論法はいかがなものでしょうか。

日経平均が22000円になると言っていた市場関係者の方はどこに行ったのでしょうか。

悪く言う方が受けがいいのかは知りませんが。

今後の動向に注目です。


ウクライナではロシアの蛮行が継続しています。

停戦会談では罵声が飛び交ったとの報道です。

ロシアの反論も数々と見ましたけれど、誰が命を奪いガレキにさしたのかは、どうしようもない事実でしょう。

一般の人々が普通に暮らしていたわけですから。


各国は更なる制裁を加えました。

37ヶ国が対ロ輸出規制をしているとの事です。

それに伴う痛手も各方面に瞬時に出ています。

これも代替案や調達案は時間はかかりますが、徐々に柔らげていけるのではとも感じます。

岸田首相は米国に次ぐ1500万バレルの石油備蓄の協調放出を表明しました。これは米国以外の放出分の4分の1を占めるとの事です。

但し注目のサハリン1・2は継続と言う事で。

国益を考えての判断なのでしょう。

各国様々な事情を鑑みながらの動きです。


いつもの脱線で恐縮ですが、洗脳されている人々を洗脳に近い人々を、寄り戻す事は大変難解でしょう。

人間の不思議な所なのかもしれません。

過去の歴史を見ますと、強烈に盛り上がりますが、何かのきっかけで急激に盛り下がる事も実際に起こっています。

今回の戦争は何なんでしょうか。

想像がつくことの答えはある様ですが、それをどう実行させるのか。

世界の英知で正してもらいたいものです。


マーケット的だけを伝えますと、侵攻当時の時期でしたら、とんでもなく反応した事象も、足元ではその傾向が希薄となっています。

膠着する状況を織り込んでいるのかもしれません。

ロシアより先の大戦の戦勝記念日5/9に何らかなアクションをするのではとも発信されていますが、情報錯そうで、それの真意は不明です。

4/4ロシアのドル建て国債800億円のルーブル支払いを、米国財務省は認めませんでした。認めなければデフォルトになります。これは実際にどうなるのでしょうか。払わない得になる可能性はないのでしょうか。

今後の動向に注目です。


世界の感染者数は4億9826万人で死亡者数は617万人でした。

前週比は760万人と2万人の増加です。

前々週は1166万人と5万人でした。

大幅に減少しています。

上海ではロックダウンが当初の予定4/1より継続しています。

当局は4/10に感染者を0に目指す姿勢を繰り返し強調しています。

人口2500万人の上海では最高値更新の1日25000人になったとの事です。

徹底したロックダウンが効いていないという事でしょうか。

そうなると、どこで感染しているのでしょうか。

真意は不明です。

消費に影響しているのは間違いありません。

工場も物流も止まっています。

ボディーブローで効いてくる事が予想されます。

注意です。


日本も全体では高い値での推移となっています。

都道府県で見れば急伸している所がある様です。

特に沖縄県では4/8に1328人となり、前週の同じ曜日を17日間連続で上回っているとの事です。

政府は病床利用率は39.9%との事で、知事から要請があっても、重点措置の判断は、今後の推移を見守る方針との事です。

日47345 月30157 火45684 水54884 木54995 金51953 土52741となっています。

平均は48251人となっています。

前々週は46581人でその前は39053人でした。


新学期が始まりました。

小中高大と集まる事は避けて通れません。

現場ではマスク着用は徹底しているのでしょう。


プロ野球では人数制限は撤廃されています。

但し、マスクを装着し声援はいけません。

満員電車で感染が出ていないのですから、飛沫が無ければ大丈夫なのでしょう。

酒場では若者たちがミッドナイトの大騒ぎです。

そうやって楽しむ場ではあるのですが。

今後の動向に注目です。


来週のマーケットは2週続きの下落がどうなるかでしょうか。

前週も示しましたが4月度はアノマリー的には最低でも戻しの期間です。

大胆に予想しますと理屈なく大幅戻しはあると思います。

下がったから上がるという展開です。

翌週かもしれませんが。

4月が終わってしまいます。


2月決算企業の決算発表が続いています。

しまむらは値引きを封印し好決算との解説です。

しまむら。





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5日移動平均線は3.27%で25日線は8.62%となっています。


企業的には、今後この資源高にどう対処できるのかで明暗が分かれるとの解説です。

日本の企業は良くも悪くも横並びで動くのでしょう。

値上げをしていない企業は、見当たらない事になる事が十二分に予想ができます。

そして人々は変に納得するのです。

こういう事をきっかけに、デフレからの脱却が出来るのかは皮肉な感じもしますが。

今までが安すぎたのかもしれません。

ワンコインのランチは先進国では日本だけとも言われています。

当然賃金は抑えられていたのでしょう。


2月決算企業の決算発表は続きます。

それと4/8大引け後に発表された、注目の安川電機の好決算に、市場がどう反応するのか。

注目です。


どうでもよい私の事は、水曜日と木曜日に意味なく?下落する1570にナンピン買いを実行しました。

10株づつ下がれば買うの2日間でした。

最高の展開は、配当権利落ち日前の3/29日経平均28252円・14830ポイントでの決済でしょう。

日経レバレッジETF。

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5日移動平均線は▼2.72%で25日線は2.33%となっています。

どうなるでしょうか。

注目です。


2022年4月15日

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日経平均27093 NYダウ34451 wti原油106.51 ドル円126.44
前週比108 ▼270 8.67 2.12

日経平均は変わらずでした。
前週大幅戻しがあるかもと示しましたが外しとなりました。
但し、足元で連動しているナスダックが3.8%も下落した事を考えますと健闘したとも言えます。
ナスダックは金利上昇で大幅下落です。

米国10年債利回りに翻弄された1週間でした。

イースター復活祭の前日グットフライデーの影響があった可能性があります。
債券市場は株式市場と違い、ほぼプロが張っている訳ですが、参加者が少ない休日前に10年債利回りは急伸しました。
4/12cpi8.5%上昇を確認し、下落していた利回りが、何故か急騰した事?によります。
これなど全くの憶測ですが、流動性が少ない時には、どちらにも振られる事はよくあるのです。

10年債利回りは2.828%となりvix指数は22.36となっています。
前週は2.704%21.16でした。
2年債は2.45%2.51%から下落しています。
これよりも10年債利回りの上昇はいびつな感じではありました。

これを受けて、ドル円は20年ぶりの126円越えとなったのです。

日本は頑固にも0.24%ですから、日本の株式市場は底堅かったのかもしれません。

▼164 ▼486 508 328 ▼78の1週間でした。

5日移動平均線は0.89%となり25日線は0.00%となっています。

前週に示しましたが、チャートより25日線は上向きになっています。
大きく凹んだ3月前半~中盤が外れてきています。
短期的に日経平均は、この線を意識して上昇すると引き続き予想します。

鈴木財務相は、悪い円安と言えるのではないかと会見しました。
こちらの口先介入は何回も出していますが、相場には影響していません。
この方は禅問答の様な返答で何が言いたいのか、よく分かりません。

麻生さんであれば、為替介入もあり得るw等と言及するでしょうが、キャラクターの違いなのでしょう。

理屈的に円安方向は間違いありません。
ドル円日足。急上昇しています。

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言葉的な話ですが、米国側は良いドル高なのでしょう。
輸入物価が下がる訳ですから。
この傾向は政治的に動いているとも感じます。
バイデンは、ほくそ笑んでいるかもしれません。

マーケット的には全体の割合からも朗報とは言えます。
内需産業は辟易でしょうが、日本の稼ぎは輸出産業ですから。

日本は構造的な要因により、稼ぎを海外に求めているのは各企業の決算内容よりも明らかです。
比重は徐々に徐々に海外シフトなのです。

内需オンリーと思われている有名所の飲食系までもシカリとなっています。

来週より本決算がたけなわになります。
マーケットが各企業の為替差益にどう反応するか迄は不明ですが、利益ベースでは顕著に出てくるのでしょう。

注目です。

注目の4/12米国3月度cpi消費者物価指数は前年対比8.5%上昇となりました。引き続き40年ぶりの高水準となっています。
2月度は7.9%で1月は7.5%の上昇でした。
エネルギーと食品を除くコアcpiは6.5%となっています。

解説では、コア指数の上昇率が鈍化した事と家賃の伸びも鈍化し、中古自動車の価格がロシアへの輸出0で在庫過多での下落となり、インフレはピークに近いとの事でした。

2021年3月迄は2%を境として上下で推移していました。
2021年4月度に4.2%の上昇となり半年間は5%台で推移をしていました。
パウエルは物価高は一過性と連呼していたのです。
10月から6.2 6.8 7.0と上昇しています。

何故こういう事になったのかは、米国政府のコロナ対応を含むバラマキとFRBの金融政策なのでしょう。
ウクライナ侵攻は拍車をかけましたが、それ以前の問題でもあった訳です。

物価だけを見れば各政策の失敗だったのです。
言葉的に言えば、やりすぎてしまったのでしょう。
雇用に対して手厚すぎ、各給付金は出し過ぎだったのかもしれません。

バイデンの不人気41%は正にこの部分であり、FRBは年内7回の利上げを実施し、金融縮小は6月からとの状況です。

株式マーケットは年初より調整の動きとなりました。

米国政府は、これも支持率に影響するので、てこ入れ策を講じている状況です。
中間選挙に向けてリップサービスはもちろんの事でしょう。

数字のアヤチの様な話ですが、物価指数は対前年対比で言うのならば、来月からは下がってくるのでしょう。

兎に角、政治と経済は表裏一体です。
今後の動向に注目です。


4/13プーチンがウクライナ侵攻後初の記者会見を行いました。
ウクライナで起こっている事は悲劇ではあるが、他に選択技はなかったと改めて正当性を主張しました。
特別作戦は計画通りであり、大虐殺はフェイクと強弁です。

ベラルーシとウクライナは三位一体であるが、極右のネオナチが民族を分断していると話しました。

又4/12の演説では、目的の達成は疑いのないことで高潔なものであり、ロシアの様な広大な国を厳しく孤立させる事は不可能だと発言です。

確信的にそう思っているのか、そう思わざる負えないのかは存じ上げませんが、彼の心を変えるのは難解なのでしょう。
但し、彼も人間ですから、強烈なストレスの毎日とは思います。
69才と言えば個人差はあるでしょうが、若くはありませんので疲れていると思うのですが。

4/12バイデンはロシア軍はジェノサイドだと明言し、新たに1000億円の追加軍事支援を発表です。

殆どの方が終戦は程遠いと感じていると思います。
マーケットも同様に動いています。

報道だけしか分かりませんが、ジェノサイドであれば論外でしょう。
政治的は基より経済的にもロシア抜きの構築が進むはずです。
各企業もその方向に動かざる得ません。
平和はいつ来るのでしょうか。
今後の動向に注目です。


世界の感染者は5億415万人で死亡者は619万人でした。
前週より589万人と2万人の増加でした。

前々週は760万人の増加と2万人でした。
更に減少しています。

この500万人と言う値は、デルタ株が多かった値に近づいています。
昨年の10月~12月の値に戻る日も近いのかもしれません。

マーケットの世界でもよく言われているのが、中国の0コロナ政策リスクです。

これも頑固に変更する事がない様です。
上海では継続して20000件所の感染件数との事です。
各種トラブルのニュースが報じられています。

何故ここまで徹底しているのに減少しないのかは不明です。
0は無理でしょうが、ある程度は減少すると思うのですが。
中国当局も悩ましい所なのでしょうか。

中国のワクチンは対応力が低いというのは周知の事実です。
但し米国にワクチンの譲渡は頼めないのでしょう。

特効薬も西側のそれとは内容が落ちるのかもしれません。

4/15中国銀行は10兆円の規模を市場に供給する追加の金融緩和を行う事と金利も更に0.25%の引き下げを行う事を発表しました。
金利の引き下げは2021年12月以来となります。

これは3年前のコロナ発生時の政策と言っても過言ではありません。
日本は大きな声では言えませんが、欧米諸国とは真逆の金融政策の実行です。

経済的にいけないから上記の政策をするのでしょう。

ブレーキをし過ぎている結果であるとは感じますが、中国当局は当然我が道を行くのでしょう。

想像しますに4/18発表の各種経済指標が悪化しているのかもしれません。

秋の党大会で3期目継続の習近平は実績つくりに余念がないとも感じます。
注目です。


日本でも高止まりが続いています。

日49053 月33205 火49773 水57758 木55294 金49768 土47598となっており合計342449人で平均は48921人でした。

週間の推移は48251人46581人39053人となっています。

9県で第6破のピークを上回っているとの報道です。

新学期の影響はあるのでしょう。企業での新年度の影響もあるかもしれません。
酒場では若者たちがミッドナイトの大騒ぎは続いています。

3回目のワクチン接種は5969万人で47.1%との事ですが、
65歳以上は80%、60~64代75%、50代で50%、40代で40%、30代は26%
20代は24%との事です。
傾向は明らかとなっています。

各人自主自律でという方向でしょうか。

年代別の接種率を見ますと、政府のわくわくキャンペーンを利用する方も少ない様な感じもしますが。

XEなるBA1とBA2を組み合わさったウイルスが4/11に国内で初めて確認されたとの事です。

感染状況も、そちらに動いていく事は今迄よりも十二分に予想がされます。

岸田首相は4/16改めて、まん延防止の再適用には慎重な態度を表明しました。

今後の推移に注目です。


来週のマーケットは、まず4/15ファストリ ユニクロの決算後の株価を確認です。

ファーストリテイリング 日足 週足。

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5日移動平均線は8.79%で25日線は6.84%となっています。

4/14の本決算で純利益が3年ぶりの好決算の内容でした。
マーケットは素直に反応し大幅高となっています。
この1銘柄で4/15の日経平均を184円も押し上げたのです。
日経平均の寄与度が高い銘柄の1つです。

週足を見て頂きましたら分かりますが、2021年2月から下がり続けています。
この銘柄が日経平均の重荷になっていた事も事実なのです。
誰が買ったか存じませんが、循環物色でコチラに回ってくる期待はあります。
足元は特に注目でしょう。

それと上段に示しました、米国10年債利回りの不明な急騰が落ち着けば、当然株価は上昇局面です。
再度大幅戻しを予想しておきます。

決算関係では木曜日に日本電産から本格化します。
永森発言にも注目です。

各企業が資源高を価格転嫁し、利益を確保できるのかどうなのか。
今回は価格転嫁をしても誰も文句は言わないでしょう。
マーケットがそれをどう感じるかです。
業績相場に移る試金石となるでしょう。

最後にイーロンマスク氏のツイッター騒動は、どうも調子に乗り過ぎの様な感じはします。


どうでもよい私の事は、画面を見ているだけの毎日です。せこく利益確定を何度も思いましたが封印しています。4月のアノマリーを信ずるものは救われるとなってほしいものです。

どうなるのでしょうか。
注目です。


2022年4月22日

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日経平均27105 NYダウ34451 wti原油100.75 ドル円128.43
前週比12 ▼640 ▼5.76 1.99

日経平均は前週に引き続き変わらずでした。
様々な事があった訳ですが、日経平均的には2週間変化がなかったとも言えます。
大幅戻しがあるかもと再度示しましたが、かなわずとなりました。

3月末は27821円でした。
3/30配当権利落ち日は28027円でした。

以前にも示しましたが、過去10年あまりアベノミクス後の4月度アノマリーは、それらの値を抜いています。
リスク要因はいつの年度でもあり、海外勢が買ってくる4月度は、そうなるはずだと予想した訳です。

しかし、展開上それにはならないであろう事が起こりました。

4/22NYダウは今年1番の下げである981ドル 2.82%安となったのです。

これなど誰もが予想出来ない事なのでしょう。

ヘッジファンドが更なる追い打ちをかけたとは予想がつきますが。

足元のリスクはウクライナ・0コロナ・ワシントン・FRB・資源高・物価高・金利高・為替変動・オミクロン等々とある訳ですが、それらを織り込みつつ株価は形勢されています。

特に今回の下落の要因と解説されている、FRBの金融政策で引き締めが加速し、景気回復が鈍る等は、もう何週間前からブレ―ナード発言から始まり、FOMC議事録公開、cpi8.5%上昇と市場はこなしてきたのです。

それに伴う米国長期金利と為替の値を鑑みての値となっていたのです。

何故に4/21パウエル発言の翌日の4/22が今年最大の下落となったのか。

これは不明としか言えません。

日本の市場参加者は憂鬱な週末を過ごした事でしょう。

日経先物は390円安の26710円となっています。

▼293 185 232 335 ▼447の1週間でした。

5日移動平均線は▼0.09%で25日線は▼1.03%となっています。

4/21の夜間0時頃まで先物は上昇しており、翌日金曜日は27700円は固い所迄もあったのですが、残念な急展開となりました。

米国10年債利回りは2.905%でありvixs指数は28.21と急上昇しました。
前週は2.828%22.36でした。

2年債利回りは2.678%で前週は2.45%でした。

空売り比率は48.8といつもの上昇です。


4/20、G20財務相・中央銀行総裁会議がワシントンで開かれました。
ロシアは世界経済を混沌に陥れている中、どの顔で出席したのかは存じ上げませんが、米国・英国・カナダ代表はロシア代表団の演説前に退席しました。
エネルギー、食糧価格高騰の資源高に伴う物価上昇の根源は、ウクライナ侵攻であるのは明白な訳です。

これを速やかに終結する事が唯一の政策でしょう。
それが共同声明のはずですが。
共同声明は出されませんでした。

財政を任されているロシアの代表団も、それの理屈くらい分かり切った事でしょうに。
どの様な会議か知りませんが、その事は承知ですよね?と質問はできないのでしょうか。
セレモニー的な集まりなのかもしれません。
全く機能をしていない証左です。

鈴木財務相は退席せずロシアを厳しく批判したとの発言です。
高度な政治的判断なのでしょう。

鈴木氏はイエレンと急速な円安について30分間会談したとの事です。
数字をもって示したとの発言は悪くはないですが、イエレンにレクチャーというのもどうでしょうか。
日米通貨当局間で連携していきましょうとの事です。
為替介入はありえないと感じます。
米国側は良いドル高ですから。

マリウポリを完全に掌握したとロシアが言えば、ゼレンスキーやバイデンは違うと発信します。

キーユでは人々が普通に歩き、自動車が走っています。そして戦闘地域では、とんでもない絵柄が映し出されています。

地図を見ての解説を受けますが、何故援軍を出せないのかとも思いますが、私どもでは理解できない状況なのでしょう。

民間人と言っても武器を持っていた。アパートからロケット弾が飛んできた。攻撃に支障をきたした行為があったと言われれば、どう判断すればよいのかも分かりません。

戦場と言う場所は、理屈のない問答無用の所なのかもしれません。

国外難民は500万人を超え、国内でも住居を離れた避難民が700万人にも上っているとの事です。

兎に角、政治決着しない限り、終わりのない事なのでしょう。
但し、これは難解であると殆どの方が思っている事です。

4/26にプーチンは国連総長と会談する模様です。
人道停戦を模索するとの報道です。

5/9に一方的な戦勝宣言を行い、掌握した地域で実効支配をする事は過去の事例より十分に考えられます。

プーチンの支持率80%というのも眉唾物ですが、そう報道されています。

もう2ヶ月が経ちました。

高額な軍需品の需要は旺盛で、ありえない金額が投下されています。

皮肉にも、その業界は特需が起こっているとの事です。

今後の動向に注目です。


世界の感染者は5億919万人で死亡者は621万人との事です。

前週比は504万人と2万人の増加です。

前々週は589万人の増加であり、継続的に微減となっています。

米国では公共交通機関のマスク着用で揺れている様です。
4/18フロリダ連邦裁判所は違法と判断し、米国政府は裁判所ではなく専門家にゆだねるべきとの会見で、引き続き着用を呼び掛けています。

確かに野球場等の映像では、している方は見かけません。
公共交通機関だけと言っても無理があるのかもしれません。

日本では義務化と言う言葉すら出ません。
当たり前の様にマスクを着用しています。
国民性の違いなのでしょう。

ウイルス感染は飛沫感染が重きである事は共通の認識です。
当初よりファクターx等は無く、マスク着用だったのでしょう。

防御として完全でないのも承知の所ですが。

今後もワクチン投与と治療薬で過ごしていくのでしょう。

専門家でも不明であった、昨年10月~12月の状況になれば、オミクロンは終了かもしれません。

BA3やBA4がアフリカで発見されたとの報道がありました。

XE等新たに出てくるウイルスで感染が増えれば、その都度の対処なのでしょう。

日29291 月24258 火40893 水47899 木47131 金43003 土43966となっています。
合計は286441で平均は40920件です。

48921→48251→46581→39053。ですから。
こちらも微減となっています。
但し沖縄、北海道等12道県は増加しているとの事です。

家族間の感染は致し方無い所なのでしょう。
自宅でもマスク着用で過ごす等普通は無いでしょうから。

引き続き、酒場ではアルコール力での大声大騒ぎは仕方がありません。
私も一緒にやっていますから✖。

ゴールデンウイークに入ります。
航空鉄道需要は旺盛なようです。
チェック点でしょうか。

中国は0コロナ政策で4/17より西安でも外出制限が出たとの報道です。
上海では3/28から継続しています。
まだ2万人の感染者が出ているとの事です?。
識者が0コロナ政策への反論を訴えている様ですが、封印させているとの報道がありました。
今後も、きりがない様な感じもしますが。
どうしていくのでしょうか。

4/18の各種経済指標からは3月の小売売上高が3.5%減と1・2月の6.7%増からマイナスに転じました。
4月以降の特に上海経済は、かつてない落ち込みになるであろうと、解説が出ています。
他の地域で吸収できるのでしょうか。
引き続き注意です。


米国の1~3月決算が続いています。
4/19ネットフリックスは誠に残念でした。
動画配信の大手企業です。
売り上げや利益と言うよりも、会員数が10年ぶりに減少したとの事です。
ロシア事業の中断で70万人の減少との事です。これは致し方ないでしょう。全体で20万人の減少との事でした。
但し会員数は2億2164万人もあるのです。

巣ごもり需要からの脱皮や生活費の高騰から、今後も減少が続くとの解説がありました。
チェック点は、なんと株価が1日で35%も大暴落したのです。
6兆9000億円が吹き飛んだとの内容です。

凄まじい決算プレーです。
これは特殊な個別要因と言ってもよいでしょうが。
4/22米株の大幅下落は、これの要因があったのかもしれません。

いつも示していますが、株価は企業のファンタメンタルズが基本です。
その内容で形成されるのが大前提です。


日本も3月決算が始まりました。
注目は4/21日本電産でした。
詳細はハショリますが過去最高の好決算でした。

日本電産。 
株式売買高が急伸しています。

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5日移動平均線は1.79%で25日線は▼3.61%となっています。

驚きは永守会長のceo社長復帰でした。
経営のスピードが足らないと述べると共に、交代の主な要因は株価であると言及しました。
この株価水準が我慢ならないと発言されました。

得意のリップサービスはあったのでしょうが、そこを言うかという内容でしたw。


日経平均のepsは2081.82perは13.02となっています。
これをxかけた株価が27105円となっています。

今回の本決算は5/13迄続きます。

epsがどうなるかに注目です。
ソフトバンクGが赤字かも?が難解としても、それを抜きにするとコンセンサス以下の1割の増益だったとしても2289となります。

2289x13=29757円となるのです。

来週からの決算発表に注目です。

更に細かく言えば、225銘柄中、寄与度の高い上位5銘柄で25%上位10銘柄で40%の影響が出るとも言われています。

ファストリ8.36 東京エレク7.19 ソフトバンクG4.21 KDDI3.32 ファナック2.72。
ダイキン2.66 信越2.30 アドバンテスト2.21 テルモ2.02 リクルート1.90

となっています。
上記銘柄の決算には特にチェックでしょう。


ガイダンスは様々な不透明感を並べてくるのは想定内と思います。
日本企業はいつもそうなのです。
昨年コロナの時も弱気なコメントは数知れずでした。


今期は各企業が値上げをしていますから、売上高は確実に伸びてくるでしょう。
仕入れ値の高騰による粗利益がどうなるのかは注意です。
販管費 燃料費、人件費等の伸びも要点でしょう。

それと為替差益での利益をどう見るのか。

マーケットが諸々をどう感じるのか。
注目です。


来週のマーケットは、米株の大幅下落を受けてどれだけ凹むかが注意点です。GW前の手控えムードは間違いないですから、買いは入らない薄商いでしょう。
但し、米国は関係ありませんから、売られ過ぎの買戻しに微かな期待はあります。
大吞電返しがあるのか奈落の外になるのか、結局の所引き続きで変化がなかったとなるかもしれません。
せっかくの連休なのですから耐え忍んでもらいたいものです。

4/28日銀決定会合後の黒田節は健在でしょう。

5/4がfomcですから、いつもの材料出尽くしは十二分に考えられます。
来週売り方で攻めるのは危険だと思うのですが。


どうでもよい私の事は、もう一丁で残念になっています。
せこく利益の出ている信用1570を決済しておけばと。
なんでそうなるかなあ。は後の祭りです。
金曜日デイトレで1000円だけ儲けましたw。
又見ているだけの1週間となります。

どうなるでしょうか。
注目です。


2022年4月29日

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日経平均26847 NYダウ32977 wti原油104.11 ドル円129.83
前週比▼258 ▼834 3.36 1.4

日経平均は微減でした。4/22米株の大幅安を受けて、週初めは大幅安のスタートとなりましたが、どうにか持ちこたえた週間でした。

決算プレーは旺盛であり、決算の出た個別銘柄は、いつもの明暗を分けた強烈な売り買いがありました。

インデックスは米株を受けてはいつもの事ですが、ナスダックが年初来安値を更新している中、それよりダメになる日本株ではなく底堅かったとも言えます。

▼514 109 ▼313 461の1週間でした。

5日移動平均線は0.45%で25日線は▼1.44%となっています。

日々の解説は猫の目の様な内容ですが、1日だけで何が変わったと言う事はなく、先物主導の上下であり、売り崩しや買戻しが頻繁に行われているのが本筋でしょう。

そういう解説はできないものですから、各リスクを並べる時と又はそれが緩んだ等と発信されています。

一喜一憂を続けながら、様々なリスクが治まるのを待つという期間でしょうか。
足元では5/3のfomcを通過した後の米国金利の変動において、マーケットがどう動くのかはチェック点なのでしょう。

市場参加者は固唾をのんで見守っている状況です。

多くの解説者から、それ以降は材料出尽くしで、金利は下がり株価は大幅に戻るという言及が出ています。

そうなってもらいたい所ですが、根拠的には薄い内容は否めない訳で、どうにか、お願いしたいという感じでもあります。


バイデンやパウエルも物価を抑えつつも、株価の急落は望んでいないはずです。
米国の方々は金融資産の50%を株式投資に向けています。
支持率41%と人気がないのは、個人資産の目減りの影響があるのも十二分に承知の事です。

高邁な政策より自身の生活なのでしょう。
権利重視と言えば語弊はありますが、コロナ渦中の米国の動向を見ますと顕著に表れています。
ワクチン拒否やマスク装着を取っても、デモを行い我慢ができない行動には驚きます。
公共というよりも個人重視なのでしょう。
お国柄ですから、こちらがどうという話ではありませんが。

そして現在は、コロナ渦中の紛糾の中で、評判を上げる為に実施した、大判振前の財政出動での物価上昇に困っているのです。
やりすぎの金融政策も同じくなのでしょう。
ウクライナ侵攻で拍車がかかっています。

それの変更が、年初からのマーケットに表れています。
現在米株は年初来安値圏なのですから。
但し、米国政府は必ず下支えをしてくると感じます。
露骨すぎな動きが出る可能性はあります。
3月の急上昇も、何の材料もないのに不明な事でした。
11月には中間選挙がありますから。
注目です。


日本市場が休みの間、一気に戻る気配を、かもし出していた米株が、また前々週と同じく大幅安となり、やり切れない週末となっています。

10年債利回りは2.938%でvix指数は33.40となっています。
前週は2.905%28.21でした。
2年債は2.731%で前週は2.678%でした。

perは12.85と下がりepsは2089.33と若干上がりました。

空売り比率は44.3と高止まりです。

cme日経先物は26745円となっています。

ドル円が筋目の130円をいきなり超えた週末でした。
131円台となったのです。
2002年4月以来、20年ぶりは何回も伝わっているフレーズです。
ドル円。

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4/28日銀金融政策決定会合では、想定通り政策変更はありませんでした。
それを受けて為替が動いたのです。

市場関係者からは、何らかの変更があるのではを、コメントしていた方々もおられましたが、それまでの黒田総裁の何回もの発信を受けて、それは考えられないはずです。

もし、それがあるのならば、市場を混乱をさせない様な観測報道が出てくるのでしょう。
各理事から、それのニュアンスの発言があるはずです。

過去に、いきなりの変更で市場が右往左往した事は懐かしい所です。
午前中に発表がされない時は、スワと動いた事が思い出されます。
その経験を政策責任者は十二分に知っている訳ですから。

今回は、それにもまして指値オペは毎日行うと言及しました。

0.25%は堅持するという意思を明確にしました。

外野の憶測を遮断したとも言えます。

いつもの黒田節の会見でした。
色んな憶測が起こらない様に基本的に必要とあれば毎日でやります。
経済を下支えをする為、金融緩和を継続する必要があると強調されました。

思い起こせば2016年1月迄3回行われたのが黒田バズーカです。
現在も継続しているマイナス金利付き量的質的金融緩和なのです。

念仏の様な2%の物価目標を目指すという金融政策なのでしょう。

これの是非は何十回と議論が出ていますが、金融のプロフェッショナル達が決定している事ですから、信じるしかないと感じています。

そもそも日本は金利は上げられないのでしょう。

イールドカーブコントロールという市場任せにしない管制相場の手法です。

マーケットシリーズも6年目となりますが、何回も示しています個人的な見解は、物価上昇というよりも、国債の金利を抑える事が主眼ではないかと感じています。

政府は毎年満期になった高い金利の国債を、低金利に借り換えを行っています。

国の国債利払いが減少しているのは、毎年の予算を見ても明らかです。

残高が減少している訳ではないのです。

おおざっぱに言えば、いくら借金があっても金利の支払いが0であれば、いいじゃないか、大丈夫じゃないか。という事でしょうか。

プライマリーバランスをいずれは逆転し、50年単位で減少させていけば良しという事かもしれません。

社会保障の増大は避けられない、今後十何年を耐える為には必要な事かもしれません。

社会保障を大幅に減少させていく政策もあるのでしょうが、国民が許さないと判断しているのでしょう。

国民は今の生活の堅持を望んでいます。
本当は国の収支から、その様な事は出来ないはずなのですが。

小泉政権時2000億円ずつ減少させていく政策をしましたが、それはとん挫したのが証左なのでしょう。

現在の日銀政策はその政策を継続しますから、次の世代で、また考えてくださいという事です。

黒田総裁の任期は2023年4月です。

次の方達で、再度検討という事でしょうか。

日銀が、中央銀行の政策は、社会の全ての金融取引に影響を与えます。
個人では預金の利子や各種ローンの金利でしょう。
企業の利払いも当然です。地方債や社債も全てなのです。

世間の方は、余り注目されていない中央銀行の政策ですが。
そもそも日本銀行が何をしているのかを、知らない人が多いのも実情です。


因みに悪い円安と揶揄されている為替は、財務省の管轄です。

鈴木財務相は連呼の口先介入を繰り返しています。

毎回記者は仕事ですから尋ねますが、答えは同じなのでしょう。

急激な変動は慎重に見極める。以外はないのです。

今回の各企業の決算の想定為替レートも、それを鑑みて提示されています。
それに対して各企業の商品の価格を連動さします。

当然マーケットはそれを感じて動くのでしょう。

金利が低い日本市場に何故シフトしてこないのかは難解な所ですが、実はシフトは行われているのかもしれません。
相対的な米株との違いからです。

今後の動向に注目です。


国連のグテレス事務総長の仲介は前進はなかった様です。訪問中のキーウにミサイルが撃ち込まれたのですから。

ロシアは反社会勢力と言っては言い過ぎかもしれませんが、国際法は無視ですし、警察はいません。色んな人が相談に出向きますが、それも聞かないのです。

やめさす為に制限をかけますが、ルーブル支払いを強制さし、それがかなわないと、挙句の果てにはガス供給止めです。

兎に角、いけないわけですが、全ての国が反ロシアでないのは事実です。

国連決議に反対した国は基より、棄権した国々も兄弟喧嘩には関わらない様にしている所もあるのです。

正に国益を考えての決断でしょう。

ウクライナも親露派ヤヌコビッチが政権を取っていた2014年迄は、この様な事は起こる訳もなく、国内の政権争いの結果、ロシアはクリミア半島の自主投票と暴挙に出たのは周知の事実です。

棄権した国々では、日本で報じられている論調では無い様です。
日本の弱点は一方方向に傾くといった所でしょうか。

これの議論はさておき、戦場は問答無用の毎日で、不幸極まりないのは間違いありません。

プーチンの心変わりを求めるのは、かすかな期待でしょうが、彼も人間ですから分かりません。
5/9に何か良い事があればよいですが。

今後の動向に注目です。

尚、穀物相場の上昇で世界が困惑しています。
日本にはコメがあります。
それの供給はビジネスチャンスかもしれません。
確か政府は肥料米を促進しているはずです。
食用米は抑えているのでしょう。
そして以前は二毛作で小麦を作っていたのです。
関係者は既に動いているのかは存じませんが。


世界の感染者は5億1348万人で死亡者は623万人でした。

前週は429万人と2万人の増加です。

504万→589万→760万→1166万→929万→1369万の推移となっています。
減少傾向です。

海外ニュース的には上海が抜きんでています。
4/28で1万人超との報道です。
ロックダウンから1ヶ月が過ぎ、約半分にはなってきています。
今度は北京と出てきました。
0コロナ政策と言う、世界で唯一の政策ですからニュースになるでしょう。

上海2400万人で10000人として、東京1400万人と比較しますと6000人位でしょうか。
現在東京の感染件数と同じ位です。

中国要人や識者は当然知っているでしょう。
一般の方々も知れる所です。
これで完全封鎖は疑問と感じているはずですが。

しかし仕様がありません。

何人もの企業経営者からは1年レンジで見れば、問題はないとのコメントが出ています。
但し該当地域の消費は激減しているはずです。
しかし、今までも中国は何でもありですから。
一気の景気テコ入れ策には期待です。

日本は
日38579 月24839 火40500 水46267 木41756 金36672 土25182
となっています。
合計253795人で平均は36256人でした。

40920→48921→48251→46581→39053の推移となっています。
世界と同様に減少傾向です。

但し沖縄県からは4/30継続して10万人当たり感染者は657人と全国ワーストとの内容です。病床使用率は37%との事でした。
地方都市は島根県初め、いきなり増加する傾向がある様です。

常々思いますが、政府は大型病院船でも用意しておけばと思いますが。
災害でも役に立つでしょうに。
その時その時のマンパワーというのは、どうなのでしょうか。

ゴールデンウイーク期間は病院・保健所休日もあり、数値的には極小は予想されます。
チェック点はGW開けでしょうか。
注目です。

東証が新市場になって1ヶ月が過ぎました。
市場参加者であれば皆が感じている、各市場の動向が提供されないので全く分からない。
毎日を拾っているマメな方だけが分かる様ですが、すこぶる不親切な対応です。
スタンダード市場は、かなり売買高が低い様ですが詳細は不明です。

流通株式の問題も、各銘柄で知っている方は知っているのでしょうし。

とんでもない事が起こるような感じはします。
注意です。


来週のマーケットは2立会日です。
米株にサヤ寄せでしょう。上段で示したfomc後の展開に注目です。
決算銘柄は大きく動くでしょうが。

4月度は27821円スタートでしたから974円の凹みで、残念ながら陰線でした。
日経平均月足。

画像59

2020年 12月26433円
2021年
1月27633 2月28966 3月29178 4月28812 5月28860 6月28791
7月27283 8月28089 9月29452 10月28892 11月27821 12月28791
2022年
1月27001 2月26526 3月27821 4月26847
となっています。
5月はセルインメイではないと言いたいです。
注目です。

どうでもよい私の事は、米株を見ているだけで、変な事には、ならないでくれよと、願うゴールデンウイークとなります。

どうなるでしょうか。
注目です。


2022年5月6日

画像60

日経平均27003 NYダウ32899 wti原油110.61 ドル円130.55
前週比156 ▼78 6.5 0.72

日経平均は変わらずでした。
GW中にどうなるのかと、固唾を飲んで米株を見ていましたが、結果はオーライとなっています。

但し、米国市場は仕手株の様な展開でした。

注目の5/5fomc後にNYダウは932ドル上昇し、翌日に1000ドル以上下げた訳です。
1日で何が変わったのかと言えば。
パウエルの0.75%回避の会見もありましたが、結局の所、10年債利回りの上下で、この様に値が動いたとも言えます。

理屈的には分かりますが、驚くのは値幅でしょう。

今年最大の上げや下げのテロップが流れています。
ウクライナ侵攻やオミクロンで1日20万人という内容ではないのです。

機械的な動きが、そうさしているのは間違いありません。
歯止めが無く上がり、歯止めが無く下がります。

人であれば神経質な気持ちがと言いたい所ですが、コンピュータが作用させていますから気持ちはないのでしょう。
プログラムが動いている訳です。

NYダウ。

画像61

ナスダック。

画像62

特にナスダックは散々な展開です。
年初来安値を更新し続けています。

日足チャートで日経平均と米株を、見比べて頂ければ分かりますが、日本株は底堅い状況なのでしょう。

空売り系の方々は、何故もっと下がらないのか?。
と思っているのかもしれません。

それは金利と通貨の違いと思います。
ドル円。

画像63

日本は低金利0.25%で円安130円という事です。
日本の企業の方が業績が良いという訳でもないでしょう。
そして資源高は世界中同じな訳ですから。

この方向感は変わらないと思います。
今後、株価が上下どちらに振られる様になろうとも、足元では米株よりパフォーマンスは良いのかもしれません。

昨年迄では考えられない事が起こっています。

▼29・185の2立会日でした。

5日移動平均線は0.94%で25日線は▼0.54%となっています。

テクニカル的な解説では、月足の基準線が上向き方向となり、もし転換線の27738円を抜いてくれば、ボリンジャーバンド1シグマの29154円付近まで上昇するかもとの事です。

是非なって欲しい所ですが。

fomcを通過すると、材料出尽くしで金利が下がり株価上昇と発信していた方々が、どうも違うコメントを話し出しました。

はっきり言って、今は分からないのでしょう。

それが答えだと思います。


10年債利回りは3.142%で2年債は2.735%でした。
vix指数は30.19です。
前週は2.938%と2.731%で33.40でした。
10年債利回りは2018年11月以来の3%のせです。

epsは2143で前週は2089でした。
決算を受けて上昇しています。
来週のソフトバンクGの決算には注目です。
perは12.60で前週は12.85でした。

空売り比率は42.7となっています。

.

5/4FRBは想定通りに0.5%の利上げを実施しました。
政策金利は0.75%~1.00%となりました。
0.5%の利上げは22年ぶりとの事です。

金融縮小は6月より475億ドル、3ヶ月後には950億ドルの量的引き締めQTを実行するとの事です。

年末の中立金利は2.25%~2.5%との事です。
現在との差異1.5%を実行するとすれば、6月0.5%、7月0.5%、9月0.25%、11月0.25%でしょうか。

この2.5%の金利ですが、値的には2019年のコロナ前に戻すという事です。
コロナが終局に近づいているので、それ迄に戻すという政策と読めば、
別段大騒ぎする事はないのですが。
以前は、それでやっていたのですから。

各企業の業績は、それ以上の推移である事は周知の事実です。
2019年度比、経済成長率は6%の米国です。

マーケット的には、いつものヘッジファンドに、仕掛けられているのかもしれません。
そうであれば、彼らは同じだけ戻してくるはずです。

信用買いの個人は、投げさせられているのかもしれません。

金融縮小も同じ理屈が言えるわけですが。

今後の動向に注目です。

米国月初の経済指標は、ism製造業景気指数は55.4と前月57.1から下落し、非製造業も57.1で前月は58.5でした。
解説では、筋目の50は超えているものの、中国動向の警戒感があるとの内容でした。
0コロナ政策の懸念です。
ウクライナ戦争の影響は当然出ているのでしょう。
但し、急激な落ち込みではないと感じます。

雇用統計からは、失業率3.6%と引き続き低水準で完全雇用となっています。
平均時給は前年対比5.5%と高い伸びが続いています。

米国は様々なリスク要因を受けても力強い値と思います。
不景気で、上記の値はないでしょう。

そしてFRBが利上げをしているのですから。
中国は利下げをしています。
欧州はエネルギー確保で大変な状況です。

今後の動向に注目です。

トピック的には岸田首相の5/5ロンドン金融街シティーでの公演でしょう。

日本では聞いた事のないリップサービスと、うがってしまいますが。

日本の個人金融資産2000兆円を貯蓄から投資に誘導する資産所得倍増計画を始めると表明しました。

眠り続けている1000兆円単位の預貯金を、たたき起こし市場を活性化する。
ニーサの拡充や預貯金を資産運用に誘導する仕組みの創設等を通じて投資による資産倍増を実現する。

日本1.4倍・米国3.0倍・英国2.3倍と10年間の家計金融資産の違いを伝え、
インベスト イン 岸田と発信したのです。

金融所得課税や企業の自社株買い抑制は、どこに行ったのでしょうか。

これの真意は分かりませんが、公に発信したのですから、必ず行動には出るのでしょう。

ひょっとしたら5/6の185円高は多少の影響があったのかもしれません。
寄り付きでは300円下落していたのですから。
5/6日中足。

画像67

それと最上段の日足の日経平均チャートを見て頂きますと、
下髭の多い事が確認できます。
日中的には、下げた所には押し目買いが入っている事が分かります。

今後に注目です。


ウクライナ戦争は継続です。
ゼレンスキーはクリミア奪回と発信しました。
ロシア側は5/9戦勝記念日の準備です。
同日に開戦?を宣言する報道も出ています。

バイデンは5/6に1億5000万円の追加支援の発表です。
バイデンの戦争と揶揄迄出てきました。
ルーズベルトがやった事と同じと言うのです。

兎に角本筋は不明なのでしょう。
引き続き注目です。


世界の感染者は5億1709万人で死亡者は625万人でした。
前週比は361万人と2万人の増加です。

前々週が429万人でしたので、更なる減少となっています。

上海でも5/8に4000人を割ってきている模様です。
やっと落ち着いてきました。
どこ迄が着地点なのかは存じませんが。
解除後は工場や物流をフル回転さすのでしょう。

各経済指標も帳尻を合わせてくると感じます。

これは日本にも朗報でしょう。
マーケット的には中国関連株に兆しが表れています。

日本は
日26960 月19353 火30481 水26469 木20779 金21628 土39328
となり合計は184998で平均は26428人でした。

前週は36256人でしたので、引き続き大幅に減少しています。

但し病院・保健所が休みでしたので、この値は通常とは違うのでしょう。
来週からのGW後に注目です。

懸念的には5/7沖縄県で2375人と過去最多となった事です。
10万人の感染者数は699人で全国最多であり、2番目に多い北海道250人を大きく引き離しての全国最多との事です。
病床使用率は44.1%との事でした。

今後の推移に注目です。

来週のマーケットは、5/11の米国消費者物価指数が最重要指標でしょう。
4月分からは発射台が上がっていますので8%等の値は出てきません。
これが心理的にどう感じるのかに注目です。

5/13はSQとなります。

トヨタ始め有力所の決算は最終番です。

市場関係者からはナスダックの調整が本格化するのか、仕掛けの関係での買い戻しがあるのか。
ここはチェック点でしょう。

当然日本のマザーズ指標にも言える事です。
マザーズ指数。

画像64

5日移動平均線は▼2.92%で25日線は▼10.66%となっています。

だいたいメルカリが弱すぎます。
この1銘柄でマザーズを引き下げているとも言えます。
メルカリ。

画像65

5日移動平均線は▼4.49%で25日線は▼22.62%となっています。


どうでもよい私の事は、ゴールデンウイークは、久しぶりによく働きましたw。
マーケットも、もういい加減に戻してもらいたい所です。
個人的事情では27700円をまず抜いてほしいです。

それとお食事券7500円欲しさに、6万円も利が乗っていた、くら寿司がマイナスになってしまいました。
なんでそうなるかな。という感じです✖。
くら寿司。

画像66

5日移動平均線は▼4.39%で25日線は▼8.20%となっています。

どうなるでしょうか。
注目です。


2022年5月13日

画像71

日経平均26427 NYダウ32196 wti原油110.16 ドル円129.16
前週比▼576 ▼703 ▼0.45 ▼1.36

日経平均は大幅下落しました。
5/19には25748円となり
2ヶ月ぶりに26000円を割ったのです。
この時点では前週から1200円も下落した訳です✖。

これは大変厳しい展開でした。
金利も原油も下落する中で起こった事象でした。

5/11cpiを警戒して下落し、結果を確認して更に下落したとも言えますし、
その市場心理を見込んだ売り方が、週末SQに向けて仕掛けを行ったとも言えます。

個人的には後者と考えます。

空売り比率は49.7 47.4 46.5 48.4 44.2と推移しています。

先物主導で売られたのは間違いありません。
いつものヘッジファンドの仕業なのでしょう。

5/13寄り付きのSQ値25951円を付けた後に476円も値を戻した訳です。

cme日経先物は、週末の米株上昇を受けて26625円となっています。


年初よりの日経平均の推移を確認しておきます。
チャートを見て頂ければ分かりますが、年初来安値は3/9の24717円でした。

1/5 29322 1/17 27467 1/27 26170 2/10 27696 2/24 25970
3/1 26844 3/09 24717 3/16 25762 3/29 28252 4/12 26334 4/21 27553 5/6 27003 5/11 25748 5/12 26427
となっています。

ざっくり言えば、年初の大発会が頂点であり、その後はレンジ相場とも言えます。

そうなると5/11 25748よりは戻り相場になるのではと予想ができます。

▼684 ▼152 46 ▼464 678の1週間でした。

5日移動平均線は0.96%で25日線は▼1.41%となっています。

マーケットが景気後退を感じて動いているとの解説が、多くの関係者より語られています。

確かに米国マーケットは3指数とも年初来安値を更新しましたから、説得的にはあるのですが。

NYダウは6日連続の下落の後、7営業ぶりに値を上げたのは事実です。

米株は5/4のFOMCの翌々日から下げ続けたのです。

これをどう考えるのかは大きな論点でしょう。

足元だけの動きなのか、中長期の動きなのか。

今迄が過剰流動性での相場であったのは、周知の事実です。
金融的な動きが重きであったのですが、業績相場に移りつつある事も事実な訳です。

言い換えれば企業業績が悪ければ更に下がりますし、悪くなく維持できれば元に戻すという事も考えられます。

ちなみに、sp500の1~3月443社の売上高は14%増収で純利益は9.3%の増益との事です。


チェック点としましては4/19に発表されたIMF発表の世界経済見通しでしょう。
そこから米株は下落基調な訳です。

SP500指数は4/19が4462ポイントで現在5/13が4023ですから、9%下落しています。

一旦4000ポイントを割り込みました。

2022年米国成長率は3.7%となっています。
前回1月の発表より0.3ポイント下方修正となったのです。

ちなみに日本は2.4%で前回より0.9ポイントの下方修正です。

マーケット的には、それをどこ迄織り込むのかが問題です。

永遠に下落していくという訳ではないのです。

調整が済めば上昇に転じるのでしょう。

注目の米国4月度消費者物価指数の発表がありました。対前年対比8.3%と出てきました。40年ぶりの高い値は変わらずですが、前月よりは0.2ポイント下の値でした。

市場予想は8.1%と0.2ポイント上の値でした。

解説によりますと、各種内容を精査すると、物価は想定通りに3月度よりピークアウトしているとの内容でした。

そして10年債利回りが低下したのです。

これだけを見てとは言えませんが、マーケットは上段の調整が済めば上昇に転じるという1つの要点です。

これがsp500の下値5/13 3930ポイントであるという仮説です。

但し、これの賞味期限は1ヶ月とさせてください。

米国cpiが今後上昇に転じて行けば話は崩れます。

ビットコインもコツンとやっと上昇に転じました。


1つ難解なのは、前週に前年の発射台が上がっているので、上昇率の数値は下がると予想していた事にはならなかった事です。

これは不勉強で申し訳ないのですが、2021年4月に4.2%の上昇が3月2.5%より倍の値の上昇でしたので、今回の対前年対比は単純に8%台はないと踏んでいたのですが。

個人的な事ですが、マーケットの世界を見て、この様な書き物をしていますと、自然と様々を予想をしますし、考える事も多い訳です。


10年債利回りは2.998%で2年債は2.588%でした。

前週は3.142%2.735%でした。

vix指数は28.87で前週は30.19でした。

株価は下落しましたが、上記値も下落しています。


epsは2079と前週の2143から大幅下落しました。

これはソフトバンクGの影響でしょう。5/11引け後の決算開示で1.7兆円もの赤字と出てきました。

前年5兆円の黒字ですから。

このepsの計算はどの様にして算出しているのかは存じません。

ソフトバンクのマイナスを実質算出しているのか0にしているのか?。

孫さんは、守りの姿勢を固める状況との事です。今持っている持ち駒の中で攻める。

アーム業績のv字回復を目指すとの弁です。

つらつらと情報革命の推移を説明し、今は買いかと尋ねられれば、今買った人は勇気がある人で、勇気があった人は報われるとの事です。

我々の理念である情報革命で人々を幸せに、これを継続していきたいと説明を終えました。

マーケット的には5/12に392円も下落し、5/13には549円12.2%もの上昇です。

多分今継続している自社株買いを入れたのでしょう。

孫さんは、そういう方なのです。

追加で言えば、通信ソフトバンクは最高の決算でしたが、マーケット的にはGに連れ安しました。

そして、こちらは自社株買いは無かったのです。

ソフトバンクG。

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5日移動平均線は3.69%で25日は▼6.19%となっています。

ソフトバンク通信。

画像69

5日移動平均線は▼2.03%となり25日は▼1.92%となっています。


プーチンは5/9の対独戦勝記念日に10分間演説しました。

前年の演説が、どの様な内容だったのかは存じませんが、対ドイツの戦勝を祝った内容を羅列しました。

ある意味、これはセレモニー的な内容なのでしょう。

問題はウクライナ情勢です。

ネオナチを連発しましたが、特に今後の展開を示唆する内容は無かったと思います。

強弁な姿勢は変わらず、謙虚な感じは微塵も見られません。

但し、開戦宣言?はありませんでした。

現時点では、何も言えない状況なのでしょう。

世界は戦争は続くと解釈したのです。

そもそも、何故ウクライナがネオナチなのかは、よく分かりませんが。

ナチス体制をここでは書きませんが、どう考えてもウクライナとは違うのでしょう。

しかし、あれだけ連呼しているのですから。

ネオナチという内容があるのかないのか。

そこの解説が識者からありませんので、私には分かりません。

只、ドイツは嫌な思いをしているでしょう。

2ヶ月半が過ぎました。

悲惨な荒廃した戦場のニュースが続くという事です。

今後の動向に注目です。


世界の感染者数は5億2066万人で死亡者は626万人との事です。

前週比は357万人と1万人の増加です。

前々週は361万人でしたので、微減となっています。

注目の上海は3000人を下回るとの報道です。

2400万人で3000人ですから。ロックダウンの結果が出ています。

5/10WHOデドロス事務局長はゼロコロナ政策について、持続可能とは思えないと発言しました。

中国外務省は、中国が世界で最も感染対策で成功している。

国際社会が認めている所だ。と一蹴です。

無責任な言動は慎むべきだ。ゼロコロナ政策を否定する言動をけん制しました。

北京でも5/13から3日間自宅で過ごすように呼びかけました。

この政策の是非など不明です。中国は中国の考え方があるのです。

国民はそれに従います。

現場では様々な理不尽があったはずです。

それが中国の統治ガバメントなのでしょう。

人は習慣の生き物とも言われています。毎日それに慣れれば慣れる物なのかもしれません。

日本でも9時から飲食店が一斉に消灯になっても、驚く人は無かったでしょう。

但し、様々な所で影響が出ている事は事実な訳です。

今回の各企業の決算でも、具体的な内容が発信されています。

経済指標には確実に出て来るでしょう。

個人的には太古の昔から、人間は疫病と共存してきた訳ですが、又は動物はと言ってもいいかもしれません。

この政策は無理を通り越して、無茶ではないかと感じます。

中国要人はどう考えているのでしょうか。

政治的に体制を維持するためには、必要な戦略と判断しているのかもしれません。

この政策は鉄板なのでしょう。

そうなると、今後サプライチェーンを含めて、考え直おさなければならないかもしれません。

各国の要人や企業の経営陣は、当たり前ですが研究しているでしょう。


北朝鮮からも5/12初めてコロナ感染の報道がなされました。

1日17万人との事で最大非常防疫体制に移行するとの事です。

金正恩総書記は建国以来の大動乱という言葉を発信しました。

医療体制がせい弱だと言われる中で、感染の更なる拡大が予想されるとの事です。

日本ではモデルナ廃棄がニュースになっています。

中々難解であるとは思いますが、それはそれで民間レベルでは人道支援が出来れば大したものでしょう。


日本では

日21547 月28510 火42160 水45955 木41741 金39647 土39582

となっており合計は259142人。平均は37020人となっています。

GW期間中は26428人で、その前週は35256人でした。

結果、微増となっています。

一斉解除となったGWの影響と見るべきでしょう。


何人かの実際に罹患した方に聞きますが、症状は千差万別の様です。

39度迄出て大変だったや喉が強烈に痛くて、味が全くしないもありました。ある人は鼻詰まり程度での話も聞きました。

1週間位の期間であるのは共通の様です。

薬的には下熱剤の対応との事です。

これは世間も聞き及んでいる所でしょう。

問題は生死に関わる重症化の方達なのでしょう。

ワクチンの年齢別接種率にも表れています。

今後も病床使用率や重症率を見ながら、住み分けと言うのか区別を考えながらの毎日が続きます。

政府は海外旅行客を一部解禁します。

注意は継続です。


沖縄県は2000人以上が5日連続との事です。

5/14病床使用率は55.6%で重傷者用は26.7%との事です。

減少傾向は全く見られていません。

沖縄の人口は148万人です。大阪は880万人で3500人の推移となっています。割合的に算数をすると大阪で18000人程度でしょうか。

経験的には結構な値です。大阪であれば医療崩壊となるのでしょう。

実情は復帰50年を祝う所ではないのかもしれません。

今後の推移に注目です。


来週のマーケットは一旦凹んだ所から、どれだけ戻すのかが焦点でしょう。

様々なリスク要因がありますが、いきなり悪材料が前週に出た訳ではなく、需給の兼ね合いでの大幅下落だった訳です。

週末に米国のSQが気がかりですが、逆に大幅高で決定するというヘッジファンドの所業に、かすかな期待を持っています。

前週末で、ほぼ3末決算も出そろいました。

全体では前期純利益は36%増4年ぶりの最高益を更新したとの事ですが、今期は原材料高等の影響があり3%増と急減速するとの総括が出ています。

各企業はいつもの明暗はありますが、マーケット的には今期予測を出さなかった、出せなかった銘柄は散々な下落の傾向です。

これは前年と同じな訳です。

但し、混沌の世界情勢は同じな状況で、予想の値を出している企業は7割はあるのです。

ガイダンスが不明というのはどうなのでしょうか。

経営陣の猛省は必要と感じます。


どうでもよい私の事は、週初めから散々な週間でした。何故に此処まで売られるのかの毎日でした。週末で一旦安堵はしましたが。

5/13の朝方4時位から米株の急反転を見て、戻ったと確信はしたのですが。

とにかく主体性のない日本市場は気色の悪い毎日でした。

これがいつまで続くのかは分かりませんが、4月度のアノマリーが完全に外れた2022年ですから注意は必要でしょう。

個別株はそのままで、信用1570レバレッジはダブルインバースに乗り換えようかと何度も思う毎日です。

1357 日経ダブルインバースインデックス連動型上場投信。

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5日移動平均線は▼2.05%で25日線は1.99%となっています。

どうなるでしょうか。

注目です。


2022年5月20日

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日経平均26739 NYダウ31261 wti原油110.35 ドル円
前週比312 ▼935 0.19 ▼1.31

日経平均は微増でした。チャートを見て頂ければ分かりますが、またレンジ内の動きです。

但し米株は違います。前週に引き続き、年初来安値を更新したのです。

NYダウ週足。

画像73

ナスダック週足。

画像74

前週にsp500の3930ポイントは底値ではと示しましたが、何の抵抗もなく抜け落ちたました。

3901ポイントが週末の値です。

NYダウは5/12に1164ドル▼3.57%もの大幅下落となりました。

下げ幅は2年ぶりの大きさとの事です。

解説では小売業ターゲットの決算が増収減益だったとの事です。

減益幅は51%だったとの事ですが、これは1つのきっかけであって、1銘柄の決算でこの大幅下落は無いでしょう。

5/11前日にはウォルマートの決算が同様の内容で、米株は上昇していたのですから。

5/11米国4月小売売上高が87兆円となり、前月を0.9%上回って4ヶ月連続の増加となり、記録的なインフレの中でも個人消費の堅調さが示された。

との解説が出ていた訳ですから。

5/12の米株は全ての業種が、じりじりと、とめどなく下落していったのです。

最近よく見られる傾向です。

1000ドル以上の下落は何度目でしょうか。

市場参加者は、またかとあきらめムードとなったのです。

理屈的には、下げたから売られると言う言葉しか無さそうです。

米株は99年ぶりの8週連続陰線との事です。

100年ぶりとは驚愕の内容です。

日経平均は119 112 251 ▼508 336の1週間でした。

5日移動平均線は0.32%で25日線は0.13%となっています。

2週間前に示しました、日経平均は上になるか下になるのかは分かりませんが、米株よりパフォーマンスは良いでしょう。

だけは当たっていますが、米株は下げ過ぎです。

ここで主要国の株価推移を見ておきましょう。

1/5 日経29232 topix2039 NYダウ36407 sp4700 ナスダック15110  イギリス7516 ドイツ16271 ロシア1586 上海3595 香港22907    台湾18455

2/16 日経27460 topix1946 NYダウ34934 sp4475 ナスダック14124 イギリス7603 ドイツ15370 ロシア1524 上海3465 香港24718    台湾18231

2/24 日経25970 topix1857 NYダウ33223 sp4288 ナスダック13473 イギリス7204 ドイツ14052 ロシア742 上海3429 香港22901     台湾18231

3/8 日経24790 topix1759 NYダウ32632 sp4170 ナスダック12795  イギリス6964 ドイツ12831 ロシア取引無し 上海3293 香港20765  台湾16144

5/20 日経26739 topix1877 NYダウ31261 sp3901 ナスダック11354 イギリス7389 ドイツ13981 ロシア1239 上海3146 香港20717     台湾16144

となっています。

年初よりNYダウは▼14.2% sp500は▼17% ナスダックは▼24.9%となっています。

日経平均は▼8.5%で上海は▼12.5%となり、ロシアは▼18.8%です。

ナスダックはロシアより悪いのです。
sp500はロシアとほぼ変わりません。
ロシアは2/24が底値です。

3/8より日本と欧州は値を戻しています。


米国が厳しい展開であるのは一目瞭然です。

特にナスダックは完全調整入りです。

日本株は珍しく健闘しています。

これは株価指数ですから経済指標と同じではないでしょう。

但し昨年に上昇しすぎているから。とも言えますし。

とにかく、これを踏まえて今後どうなるのか?。


米株の過剰流動性相場の終焉は間違いなさそうです。

高perが完全な値崩れとなっています。

ラッセル系を見ますとコツンと来ている様な感じもありますが。

前半はオミクロンとウクライナ侵攻で現時点は0コロナ政策と資源高のインフレでしょうか。

全体感で米国の金融政策は間違いありません。

オミクロンが収まり、物価高がピークアウトすればを仮定すれば、戻しはあるでしょう。

0コロナ政策は一旦は解除の様子です。
中国系は大幅戻しとなっています。

ウクライナは当分は膠着と見るべきです。

10年債利回りより、市場が金利高を織り込んだ様にも感じます。

難点は冒頭の理屈なきの暴落でしょう。

これは全くの不明です。

今後の動向に注目です。


10年債利回りは2.788%で2年債は2.587%です。

前週は2.998%で2.588%でした。

vix指数は29.43となり前週は28.87でした。

米国vix指数は不思議にも株価下落程高くないのですが。

cme日経先物は26740円となっています。


ウクライナ戦争は5/21マリウポリを事実上制圧の報道がありました。

5/20にウクライナ情報機関トップより数ヶ月かけて南部や東部の占領地域を奪還するとの発信です。

2014年に併合された南部クリミア地域も撤退させるも出てきました?。

各地域での詳細が報じられています。

本当の事は分かりません。

5/19米国上院でウクライナ支援に5兆2000億円を投じる追加予算案を可決しました。超党派での可決です。

5/20 G7財務相・中央銀行総裁会議から、共同声明で2.5兆円の追加の財政支援の実施するとの事です。

凄い金額です。

ロシアもどれ位使っているのでしょうか。

今後の動向に注目です。


世界の感染者は5億2527万人で死亡者は627万人との事です。

前週比は461万人と1万人の増加でした。

前々週は357万人の増加でしたので、100万人も増えています。

これの詳細は国別で見れば、何かの変動が分かるかもしれませんが、そこまでは申し訳ございません。

発表側の数値の取り扱い方での齟齬が時々ありますので、そうかもしれません。


注目の上海では1週間1000人以下が続いたとの事です。

地下鉄から徐々に稼働と報じられています。

3/28からですから、0コロナ政策は2ヶ月に近かったわけです。

中国人民銀行は5/20住宅ローンの金利を0.15%の引き下げを実行しました。

中国は今迄もいきなり政策を打ってきます。

この0コロナ政策は正しかったという裏付けを、経済指標に表してくるのでしょう。

巨大中国は一気に動くわけですから。

24時間フル稼働は普通に考えられるのでしょう。


日本は

日35008 月21784 火36903 水42161 木39642 金37438 土35922

となり合計248858で平均は35551人でした。

前週が37020人でしたので微減となっています。

只、沖縄県は2000人以上が継続しています。

他地域とは離れていますから確実に地域性なのでしょう。

米軍もありますし。

政府は5/20屋外はマスクの着用不要と認め、屋内でも2メートル以上を目安に、殆ど会話をしない場合はマスク着用は必要ないとの見解を発表しました。

国民性より、そろりそろりと外していくのでしょう。

屋外では7月位には、暑さもあり皆が外しているかもしれません。

注目です。


バイデンが初めて来日しています。

韓国でもユンソクヨル大統領と首脳会談を行いました。北朝鮮問題や経済・国際関係の共同声明が出ています。

日本でも同様の会談が予想されます。

インド太平洋経済枠組みIPEFというものは、何かアドバルーン的な感じもしますが具体的には不明です。

TPPを初め推奨したのは米国なのですが。

トランプで離脱となりバイデンも内政によりTPPには戻らない様です。


来週のマーケットは、米株が週間で上昇するのかがチェック点かもしれません。

普通は自律反発するのでしょうが答えは分かりません。

毎週そう思っている訳ですから。

いきなりとんでもない事もありますから疑心暗鬼なのでしょう。

5/20も400ドル下げて終値が0だった訳ですから。

5/26fomc議事録の公表があります。

これには嫌な思い出がよみがえります。

何のきっかけでも、プログラムが動きます。

逆に上昇のプログラムもあるのではと。

どの位思っているでしょうか。


どうでもよい私の事は、南アフリカでオミクロンの報道があった11/24から半年がたった訳です。

11月最終週は上昇するというアノマリーから半年が過ぎました。

そこでの信用1570を未だ持っていた訳です。

無残にも売却となります。

1570日経レバレッジ・インデックス連動型上場投信 週足。

画像75


私には売却すると上昇するというアノマリーがあります。

どうなるでしょうか。

注目です。


2022年5月27日

画像76

日経平均26781 NYダウ33212 wti原油115.07 ドル円127.08

前週比42 1951 4.72 ▼0.77

日経平均は変わらずでした。チャートを見て頂ければ分かりますが、27000円に頭を抑えられている週間でした。

米株は違います。

NYダウは1950ドル、6%も上昇したのです。

7日続伸です。

NYダウ。

画像77

5日移動平均線は2.10%で25日線は0.10%となっています。

ナスダック。

画像78

5日移動平均線は2.39%で25日線は▼2.24%となっています。

後講釈の様な解説は続きましたが、前週に示しました、売られ過ぎの買戻しでしょう。

日本株は変わらなかったのです。

それはそれで良かった事です。

米株に投資している、多くの日本の投資家も助かったと思っている事でしょう。

理屈が無いとも言える大幅下落で、どこ迄行くのかと感じていた訳ですから。

既に売らされた方も、いるかもしれませんが。


5/23バイデンは日米首脳会談後の記者会見で、中国の輸入品に課している関税をめぐり、対応を検討中だと発言しました。

5/25注目のfomc議事録からは、タカ派政策への警戒を強める内容は無く、安堵感からの株買いを誘いました。

5/26百貨店メーシーズ及び1ドルショップ、ダウツリーの四半期決算が市場予想を上回り、半導体大手エヌビディアは決算を受けて株価が上方に転じました。

5/27米国個人消費支出物価指数のコア指数が4.9%上昇と前月の5.2%上昇より鈍化しました。

上記内容等は突っ込み所は満載であるのですが、株価が大幅に戻した訳です。


日経平均は262 ▼253 ▼70 ▼72 176の1週間でした。

日本株は、その恩恵を受ける事が無いような動きでした。

米株より下落していなかった。というのが答えかもしれません。

5日移動平均線は0.07%で25日線は0.35%となっています。

朗報は25日線が上向きになってきた事でしょうか。


10年債利回りは2.743%で2年債は2.484%でした。

前週は2.788%2.588%でした。

vix指数は25.7229.43より低下しました。

cme日経先物は378円高27160円となっています。


市場関係者の中には弱気のコメントが続いています。

ウクライナは継続で資源高や穀物高は続いています。

上海からも煮え切らない報道がありますし。

FRBは秋迄で利上げストップというのも眉唾ものです。

それはそれで、そうでしょう。

但し、人は知恵を働かす者ですから、各方面でそれに対処する行動をしているはずです。

していないはずがありません。

それへの期待はあるのでしょう。

今後の動向に注目です。


ドンバス地方、ドネツク・ルハンスク州と地名も空で言えるようになりました。マリウポリから今度はセベロドネツクという都市の攻防の様です。

国籍変更・ルーブル支払い・住民投票・強制連行と戦闘だけではない様々な手法が現場でなされている様です。

秋ごろには又首都キーウに再攻略迄出てきました。

キッシンジャー氏のダボス会議での発言で波紋を呼んでいるとの事です。

プーチンは穀物と資源を盾に西側にゆさぶりをかけているとの論陣も、そうかもしれませんし、違うのかもしれません。

情報戦は日々出ていますから、本当の事は分かりません。

ロシアと中国は北朝鮮制裁を強化する法案に拒否権を行使しました。

地域地域から全方面に渡って不穏な空気が流れているのでしょう。

感染で大変なはずでのミサイル発射も意味が分かりません。

理屈ではない状況が渦巻いています。

岸田首相は5/23日米共同声明で防衛予算の相当な増額を確保する決意を伝えました。

個人的には世界中が警察権だけの世の中で良いと思うのですが、それは無理な話なのでしょう。

注目です。


世界の感染者は5億2872万人で死亡者は628万人との事です。

前週比は345万人と1万人の増加です。

前々週は461万人でしたので100万人も減少です。

前々週の値は何か齟齬があったと思います。時々何故かあるのです?。

月ベースでは微減が続いています。

日本は

日31457 月18510 火32383 水35190 木31010 金27551 土25761となり合計は201862で平均は28837人でした。

前週は35551人でしたので更なる減少となっています。

沖縄県も平均1500人と500人減少となってきました。

政府は5/24体育の授業ではマスクを不要とする。登下校でも同じくの指針を発表しました。各校に周知するとの事です。

5/26外国人観光客を6/10から再開し、上限を1万人から2万人に引き上げるとの事です。

ビックマックは米国で737円で日本は390円との事です。

観光客は驚くのでしょう。更に円安です。

状況を鑑みて、人数は徐々に撤廃するのは間違いありません。

60歳以上の4回目のワクチン接種は5/25から開始しました。

着々とオミクロン騒動から脱却となっています。

誰もが半年前10月~12月にコロナ感染は終了したと思った訳ですから、今後も絶対とは言えないでしょうが、年齢等の区別をしながらウイズコロナで進んでいくのでしょう。

チェック点としましては、ファイザーだモデルナとワクチンを当たり前のように打っていますが、日本では作れなかったという事を忘れてはいけません。

米国が提供してくれなければ、どの様な事になっていたのか。

安全保障をひっくるめてバックは米国で進んでいくのでしょう。


来週のマーケットは米国の強烈な戻し相場が続くかです。

半値戻しがまず目標でしょう。半値戻しは全部戻しです?。

5/30はメモリアルデーで米国市場はお休みです。

月初の経済指標が目白押しとなります。

それを受けて各市場は動きますが、その結果で上段で書いたような後付け解釈が出て来ると予想します。

ism系は中国の様に50を切らなければ、どうとも解説できますから。

住宅販売が最低な状況で株価は戻した訳です。

売り方は久しぶりに驚愕の居心地かもしれません。

6月相場が始まります。7/10は参院選です。


岸田首相の資産所得倍増策、新しい資本主義にも注目です。

5/31にも具体案が観測報道として出てくるかもしれません。

マーケット的にはNISA改革でしょう。


どうでもよい私の事は、5/27朝倉慶氏のラジオ番組で、何もわからず4932アルマードを買ってしまいました。

いきなり高値掴みなのか?。

今日も張り切ってまいりましょう。にはならなかった訳です。

アルマード。

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5日移動平均線は▼3.65%で25日線は10.01%となっています。

それと高島屋の配当金が入っていました。

3末決算の配当金は1ヶ月後です。当然再投資に期待が膨らみます。

どうなるでしょうか。

注目です。


2022年6月3日

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日経平均27761 NYダウ32899 wti原油120.26 ドル円130.86
前週比980 ▼313 5.19 3.81

日経平均は大幅に値を戻しました。
チャートを見て頂ければ分かりますが、2ヶ月ぶりの高値です。

何があったという訳でもなく、前週の米株に連れ高したのでしょう。
米株は前週の大幅高を受けて利益確定で凹みました。

587 ▼89 178 ▼44 347の1週間でした。

5日移動平均線は1.11%で25日線は3.74%となっています。

5月度は26847スタートの27279エンドでしたので432円の上昇でした。

セルインメイにはならなかったのです。

2022年度は過去のアノマリーが効かない年かもしれません。

戦争がきっかけで更にの燃料高、穀物高は異常な値を推移していますし、それが理屈がない形で大きく変動するのです。

利上げと金融縮小は過去にもしていますが、それが急速なので市場の混乱を生んでいるのでしょう。

ドル円の変動も凄まじい限りです。

ドル円日足。

画像81

ドル円月足。

画像82

ドル円は5年間変わらなかった訳ですから。

一応6月度のアノマリーは11勝8敗との事でした。


米国の月初経済指標はまちまちでした。

ism製造業景気指数は56.1と前月より0.7ポイント上昇し、非製造業は55.9と前月より1.2ポイント下落しました。

これは誤差の範囲でしょう。

基本的に50は超えています。

以前が高過ぎたので正常に戻っていると思いますが、中身の弱点を、こじつけの様に悪く語るのは世の常でしょうか。

2023年はリセッション入り等、何故分かるのでしょうか。

悪く解釈しようと思えば、悪く解釈できますし、その逆もしかりです。

時の政府には反対意見で論ずるのは多い訳です。

それがメディアの使命感なのかもしれません。

経済指標はそれではいけないと思います。

ネガティブばっかりに語る方は、普段の物言いも、そうなのかなと思ってしまいます。


注目の5月米国雇用統計は39万人増と前月の43万人より減少しました。

失業率は3.6%で3ヶ月連続の横ばいでした。

平均時給は前年比5.3%上昇で前月より0.3%上昇しました。

6/3の米株は下落しました。

これを受けての解説は、失業率は下げ止まりつつも雇用拡大を受けて、FRBは積極的な利上げと金融引き締めを推進すると感じ、市場は警戒した。

同じ様な解説が多々見られました。

物価が更に上がればそうでしょうが。

この解説はよく分かりません。


FRBは3月0.25%と5月0.5%と利上げをしました。

6月0.5%7月0.5%は想定内となっています。

何故利上げをするのかはインフレ抑制です。

6/10のcpiには注目ですが、2回の利上げをしてきているので、教科書的には物価は上がらないのではないでしょうか。

利上げ効果が効いてくるはずです。

更に落ち着かせる為に、今後利上げを実行するのでしょう。

そうなればいいのですが。

ここで疑問なのは金融政策で、この資源高・穀物高を抑えれる事が、はたして出来るのかです。

普通に考えて別物だと思うのですが。

6/3FRB高官のブレナード・メスター両理事は9月度利上げ休止の可能性は非常に低いと発言しました。

10年債利回りは、この発言を受けて上昇しました。

上段に戻りますが、雇用統計は関係ないと思います。

今後の動向に注目です。


米国10年債利回りは2.941%で2年債は2.657%でした。

前週は2.988%2.484%です。

vix指数は24.79となり前週は25.72でした。

cme日経先物は27565円となっています。


確認の為に世界のマーケット動向を見ておきましょう。

1/5 日経29232 topix2039 NYダウ36407 sp4700 ナスダック15110  イギリス7516 ドイツ16271 ロシア1586 上海3595 香港22907    台湾18455

2/16 日経27460 topix1946 NYダウ34934 sp4475 ナスダック14124 イギリス7603 ドイツ15370 ロシア1524 上海3465 香港24718    台湾18231

2/24 日経25970 topix1857 NYダウ33223 sp4288 ナスダック13473 イギリス7204 ドイツ14052 ロシア742 上海3429 香港22901     台湾18231

3/8 日経24790 topix1759 NYダウ32632 sp4170 ナスダック12795  イギリス6964 ドイツ12831 ロシア取引無し 上海3293 香港20765  台湾16144

5/20 日経26739 topix1877 NYダウ31261 sp3901 ナスダック11354 イギリス7389 ドイツ13981 ロシア1239 上海3146 香港20717     台湾16144

6/3 日経27761 topix1933 NYダウ32899 sp4108 ナスダック12012  イギリス7532 ドイツ14460 ロシア1199 上海3195 香港21082     台湾16522

全体的に戻っていますが、米株はNYダウを除き3/8と比較して、まだ低い値です。

ハイテク高per系が厳しいというのは分かります。

欧州はウクライナの影響が他地域より大きいと言われていますが。

日本の戻りは強いでしょう。

これをどうとらえるかですが。

戻るのか又下がるのか?。

短期的には分かりません。

普通にしか考えられませんが、6/10の米国cpi迄は再び警戒感でしょう。その後にfomcがありますし。

cpiの結果次第なのでしょう。


6/2オペック プラスは原油を追加増産することで合意しました。

原油価格は上昇しているのですが?。

7月と8月に従来の増産幅43万2千バレルから64万8千バレルとしました。

この単位がどれだけの物なのかは存じ上げません。

サウジとアラブが米国の要請を受けたとの報道です。

バイデンは中東を訪問するかもも出ています。

世界中が知恵と行動で、この困難を乗り切る動きをしている証左でしょう。

今後の動向に注目です。


世界の感染者は5億3170万人で死亡者は629万人でした。

前週比は298万人と1万人の増加です。

前々週が345万人でしたので更なる減少となっています。


中国の国家統計局からの製造業景況指数は49.6となり前月より2.2ポイントの上昇となりました。

非製造業は47.8となり6.9ポイントの上昇となりました。

これだけで全ては語れないでしょうが、予想値よりも高かった事もあり、一旦安堵となっています。

筋目の50は下回っているものの、上海ロックダウンの真っ最中の値ですから。

上海ロックダウンのネガティブ報道は続いていますし、0コロナ政策が又いつ出て来るのか分かりませんから注意ですが、中国は強烈に巻き返してくると思います。

そういうお国柄なのでしょう。


日本は

日20828 月12207 火22022 水22768 木20680 金19271 土18252で

合計136028の平均19432人となっています。

1日平均2万人を切ってきました。前週は28837人でした。


ニュース的にはコロナ過の少子化加速でしょうか。

2021年の人口動態統計から出生数は81万人で6年連続で過去最少を更新し、出生率は1.30との事です。

この3年間で激減しています。

死亡者数は143万人で戦後最多で自然現象は62万人との事でした。

鳥取県の人口は55万人です。

コロナ渦中が終了すれば戻ってくるのかは不明ですが、抜本的な政策は必要でしょう。

私は何故経済的に厳しい沖縄の出生率が本土と違うのかに注目しています。

それの仮説はここではやめておきますが、政策責任者は研究してみてはどうでしょうか。


6/1岸田首相は新しい資本主義の原案を公表しました。

詳細はハショリますが、マーケット的にはiDeCoの加入条件を65才から70才に拡大すると出てきました。

現在240万人が加入しているとの事です。

これはこれでいいですが、これはあくまでも年金系です。

国民年金加入者に限るルールではどうでしょうか。

年金支払いを60才迄で終了する方はかなりいますから。

それとNISAも検討する様です。

積み立てNISAは3月度1584億円で年間2兆円になるとの事です。

又ネガティブな報道が出ていますが、確実に増えている事は間違いありません。

年末までに決めるというのが遅いでしょう。

これは観測報道が求められます。

注目です。


来週のマーケットは横ばいでお願いしたいですが、分かりません。

売買高よりも売り買いが交錯しているのは見て取れます。

上段で示しました6/10米国cpiがありますから。

マーケットが物価が下がると感じれば、金利が下がり株は上がるでしょうし。

意見は様々なのでしょう。

量的引き締めはこれから始まるわけですから。

注目です。


どうでもよい私の事は、世間の人と同じ様に一旦利益確定を行いました。

6/3ソフトバンクGはこれでいいわと。信用の1570も一部売却しました。

もう一丁で大失敗していますので。

それは良かったのですが、何故か1575ナスダック100を買ってしまいました。

ソフトバンクG。

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5日移動平均線は1.24%で25日線は5.08%となっています。

ナスダック100連動型上場投信。

画像84

5日移動平均線は2.68%で25日線は4.30%となっています。

それとアステラスの配当金が入っていました。

インカムゲインの方が確実ですね。

どうなるでしょうか。

注目です。


2022年6月10日

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日経平均27824 NYダウ31392 wti原油120.47 ドル円134.42
前週比63 ▼1007 0.21 3.56

日経平均は変わらずでした。

但しこれは米国5月度cpiの値を受けていません。

cme日経先物は27355円となっています。

日本のマーケットが、何故米国の物価指数と利回りに振り回されるのかと言ってみても仕様がありません。

世界のマーケットが影響を受けるのでしょう。

ドルが基軸通貨である。が答えなのかもしれません。

6/10 21時30分に米国5月度消費者物価指数の発表がありました。

誠に残念ながら、対前年対比8.6%の上昇と出てきました。

前月より0.3ポイント上昇し、市場予想も同数値の上昇でした。

物価はピークアウトしているという想定を覆した訳です。

10年債利回りは3.165%と急上昇し米株は大幅下落となったのです。

NYダウは880ドルも下落しました。
NYダウ。

画像86

5日移動平均線は▼3.58%で25日線は▼5.55%となっています。

ナスダック。

画像87

5日移動平均線は▼7.81%で25日線は▼12.90%おなっています。

この値が出るまでの1週間の出来事は、何事も吹き飛んだと言っても過言ではありません。

日経平均は154 28 290 12 ▼422の1週間でした。

5日移動平均線は▼0.74%で25日線は2.99%となっています。

チャートを見て頂ければ分かりますが、2日間だけですが、3/29の戻り高値28252円を抜いてきた訳です。

これは市場が米国物価のピークアウトを織り込みつつあるのか迄も感じる動きでした。

結果は、完全にシナリオを打ち消す結果となりました。

9月も0.5%の利上げがあり、それ以降も利上げを進める見方さえも出てきました。

ミシガン大学の6月消費者態度指数が2ヶ月連続で低下し、統計開始以来最低だったというトピックも相まって、景気が冷え込むとの警戒感が、全ての市場に広がったのです。

こうなると短期的にはどうしようもできないでしょう。

自律反発と言う技も後からでしょうか。

但しvix指数は27.75と以前の暴落時に比べると、それ程ではないのですが。


6/10バイデンはプーチンのせいで物価が上がり、米国は打撃を受けていると演説しました。

ガソリンが前年対比で48.7%も上がっている訳で吐出しています。

食料品10.1 衣料品5.0 家賃5.5と出ています。

政策責任者は燃料系1点と考えるのは当然の事でしょう。

金融政策では抑えられない事も十二分に認識しているはずです。

どの様な行動に出て来るのでしょうか。

今後の動向に注目です。


日本も同じく6/10に日銀が発表した5月の企業物価指数は112.8ポイントと4月に続いて1960年よりの統計開始以降で最高の水準であったとの事です。

2020年を100とした指数です。
15ヶ月連続で上昇し上昇率は9.1%との事です。

例に見ない値上げの広がりとの事です。

4月の消費者物価指数は2.1%の上昇でした。

一応日銀の目標は達成しています。

違う観点から考えますと、物価が上がるという事は、消費税も多く支払うという事で政府に入るお金は増えるのです。


ちなみに6/10ロシアは6/14から政策金利を0.25%利下げをし、9.5%にすると発表しました。

一時期20%迄上昇させましたが、侵攻前に戻すとの事です。

インフレの勢いが想定より弱まっているとの声明です。

ロシア株は4.6%も上昇しました。

ロシアは資源高はないのでしょうか?。

どう捉えればよいのでしょうか。


世界の感染者は5億3506万人で死亡者は630万人でした。

前週比は336万人と1万人の増加です。

前々週は298万人でしたので微増となっています。

日本は

日15109 月9106 火17039 水18416 木16814 金15600 土15351で合計107435人となり、平均は15347人でした。

前週が19432人でしたので更なる減少です。

感染した方も何故今更と思っているのかもしれません。

秘かにはあるのでしょう。

ワクチン接種率も3回目が60%の7624万人ですから、殆ど変化はありません。4回目は未だ2万人です。

飛沫感染対策のマスク装着は継続しています。

これは普通の姿ではないのは明らかです。

熱中症も考えて、外歩きから徐々にでしょうか。

ガイド値と言うのは難しいとは思いますが、政府から感染件数を鑑みて出てくるかもしれません。

海外観光客もそろりそろりと動いていますから、そこも見ながらとなるのでしょう。

ちなみに2019年の訪日客は3188万人で、旅行消費額は4兆5135億円との事です。

メディアからは観光客の感染をどう扱うのかもチェック点です。


Jリーグから声出し感染の運営検証が出てきました。

マスクをしての声援であるのですが、一報では声援ありと無しで変化がなかったとの事です。

こういう積み重ねで以前の状況に戻ることに期待です。

6/9政府は来月にも県民割を全国に広げる方向で調整に入ったとの報道です。実質Gotoトラベルでしょう。

注目です。


マーケット関係者からは6/7黒田発言で議論が出ました。

長くなりますのでハショリマスが、金融引き締めを行う状況には全く無いという今迄の論法の継続です。

揺るぎない姿勢で金融緩和を継続していくとの事です。

物価上昇を家計は受け入れている発言は訂正しましたが。

これを受けて更なる円安に動きました。

ドル円。

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日銀の金融政策批判は何十回と聞いています。

対案があまりないのですが。

この10年債を固定する管制相場が良いのか悪いのか。

イールドカーブコントロールを使った手法です。

個人的には米国もそれを検討してみればとも思いますが。

米国の金融当局者はどう考えているのでしょうか。


中国は動き出しています。

6/7中国当局は配車アプリ デイデイに対して利用客の新規獲得の禁止などを解除すると出てきました。

中国の企業規制の緩和です。

米国及び西側諸国の辟易を横目に、一気の盛り返しなのでしょう。

0コロナ政策は正しかった事への布石です。

上海の自動車ディーラーは深夜0時迄営業しているとの報道です。

いきなり様々が出て来るのでしょう。

注目です。


来週のマーケットはどこ迄凹むのかがチェック点でしょう。

fomcが14日15日とあり0.5%の利上げを実施します。

その後に10年債は下がるという関係者はいましたが、状況が変わってきましたので。

残念ながら日経平均は又26000円台になる覚悟でしょう。

市場参加者は憂鬱な週末となり、固唾を吞み込んだ1週間となります。

注目です。


どうでもよい私の事は、実話また失敗しました。28300円で信用1570を決済しなかったのです。10本決済出来たのには後の祭りです✖。

いつものもう1丁が出てしまいました。

ソフトバンクGの回転で調子に乗ってしまったのです。

6/9迄は我が世の春だった訳です。

ソフトバンクG。

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5日移動平均線は0.49%で25日線は6.32%となっています。

それとラジヲ解説より1489日経平均高配当株50指数連動型上場投信をNISAで買ってしまいました。

こんな商品は好きなタイプでした。

4%の配当を年4回もらえるというのです。

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5日移動平均線は▼0.04%で25日線は3.04%となっています。

それとソフトバンク通信の配当金が入っていました。

17000円と結構な金額でした。

世間にも入っているのでしょう。

3末決算の配当金は史上最大の7兆円との事です。

どうなるでしょうか。

注目です。


2022年6月17日

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日経平均25963 NYダウ29888 wti原油110.48 ドル円134.96

前週比▼1861 ▼1504 ▼9.99 0.54

日経平均は大幅下落しました。

26000円台も覚悟しなければと前週に書きましたが、なんと26000円を割ってしまいました。

チャートを見て頂ければ分かりますが、5月半ばからコツコツと積み上げてきた値が1週間で元に戻ってしまいました。

窓を開けた下落です。

米国cpiショックとなりました。

先物主導は間違いありません。売り仕掛けが重なっています。

問答無用の無残な結果となりました。

むろん国内要因で無いのは明らかです。

米国の物価がピークアウトしているというシナリオが、完全に崩れたしまった事による要因でしょう。

FRBが過去に記憶もない、直近に言及していた利上げ幅を上昇させた訳ですから。

▼836 ▼357 ▼303 105 ▼468の1週間でした。

5日移動平均線は▼1.90%で25日線は▼4.10%となっています。

こういう場面では、経験的に様々なチャート分析は通用しないでしょう。

理屈が無い感じと言ってもよいでしょう。

ショックが収まる迄はどうしようもありません。

米国長期金利の動向から、パニックは逸脱したとは感じます。

米国10年債利回りは3.231%となっています。

前週は3.65%でした。

VIX指数は31.13となっています。前週は27.75でした。

まだまだ疑心暗鬼は続くでしょうが、徐々に落ち着いてくると思います。

連日大幅に下げた訳ですが、6/17の売買高を見ても、売った人も多くいますが、その価格で買った人もいるのです。


大注目の6/15fomcで、FRBは0.75%の利上げを行いました。

27年ぶりの利上げ幅になるとの事です。

FF金利は1.5%~1.75%となりました。

市場は織り込んでいたという内容でしたが、6/10のcpi8.6%上昇の発表迄は、その様な言及は少数派であったのは事実です。

パウエルは直前まで0.5%と言及していたのです。

それを変更したというのは大サプライズでしょう。

今後も信用はならないという事実は残ったのです。

6/15パウエルは記者会見で、驚いたことに予想に反してインフレ率が再び上昇した。

強力な行動が必要と判断した。との事です。

FRBは400人を超える世界で1番のシンクタンクと言われています。

それを持っても今回の物価高は予想がつかなかったとも言える訳です。

主にcpiの内容を見ると資源高でしょう。

私的には毎日諸々を拾っていけば、分かるのではとも感じますが。

バイデンよりの政治的要望があったのでは?とも穿ってしまいますが。

兎に角、今後も世界経済は難解と言わざるを得ません。

今後数ヶ月間、我々はインフレが低下しているという説得力のある証拠を探す事になるとも述べました。

次回7/27のfomcでも0.5%か0.75%の利上げを検討する構えで、7/13に発表される6月cpiの結果次第との解説がありました。


利上げの意味は物価抑制なのは間違いありません。

既に3月0.25%、5月0.5%、6月0.75%と利上げを実行しています。

これを持っても物価抑制が出来ないのならば、どうなのでしょうか。

現状は金融政策では無理と言う事とも言える訳です。

何回も書いていますが、資源・穀物高は違う範疇という事の証左かもしれません。

黒田総裁が正解なのかもしれません?。


FRBは18人の政策委員より8人が2022年末に3.25%~3.5%とドットチャートで示しました。

3.5マイナス1.75は1.75となります。

7月9月11月12月とfomc会合があります。

0.5・0.5・0.5・0.25で1.75となるのです。

3月のfomcでは1.9%とドットチャート上、示していました。

3ヶ月で大幅な上昇もチェック点でしょう。

但し、これは実際は分からないのが現状ではないでしょうか。

資源安になれば一気に戻るかもしれません。

景気が下がって資源安もあるでしょうし、供給が上がって資源安もあるでしょうが。

今後の動向に注目です。


マーケット的には6/15のfomcを通過し、俗にいう悪材料出尽くしで、米株は大幅上昇しました。

しかしこれは1日だけの、だましの様な内容でした。

6/17には更にの大幅安となったのです。

スイスの思いもよらない利上げという解説がありました。

本当にスイスなのでしょうか。

スイス自体が世界経済に影響があるとは思いません。

米国金利はそのままで米株は大幅下落したのです。

これはヘッジファンドの6/17米国版メジャーSQの大仕掛けではないでしょうか。

こういう地合いでは仕掛けやすいのでしょう。

本当の理由は分かりません。


ここで、いつもの世界のマーケット動向を見ておきましょう。

1/5 日経29232 topix2039 NYダウ36407 sp4700 ナスダック15110  イギリス7516 ドイツ16271 ロシア1586 上海3595 香港22907    台湾18455

2/16 日経27460 topix1946 NYダウ34934 sp4475 ナスダック14124 イギリス7603 ドイツ15370 ロシア1524 上海3465 香港24718    台湾18231

2/24 日経25970 topix1857 NYダウ33223 sp4288 ナスダック13473 イギリス7204 ドイツ14052 ロシア742 上海3429 香港22901     台湾18231

3/8 日経24790 topix1759 NYダウ32632 sp4170 ナスダック12795  イギリス6964 ドイツ12831 ロシア取引無し 上海3293 香港20765  台湾16144

5/20 日経26739 topix1877 NYダウ31261 sp3901 ナスダック11354 イギリス7389 ドイツ13981 ロシア1239 上海3146 香港20717     台湾161446/3 

6/3 日経27761 topix1933 NYダウ32899 sp4108 ナスダック12012  イギリス7532 ドイツ14460 ロシア1199 上海3195 香港21082     台湾16522

6/17 日経25963 topix1835 NYダウ29888 sp3674 ナスダック10798  イギリス7016 ドイツ13126 ロシア1315 上海3316 香港21075     台湾15641

米国3指数は年初来安値となっています。

NYダウは30000ドル割れです。

2020年11月以来の安値となっています。

NYダウ月足。

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6/17プーチンは国際フォーラムで演説しました。

ロシア経済を崩壊させる欧米の試みは成功しなかった。

経済は正常化しつつあるとの事で、世界的なエネルギーや食糧の価格高は米国とEUの失政であり、ロシアの軍事作戦は何の問題もないと主張しました。

全ての目標を達成するまで続けると改めて強調しました。

習近平はこのフォーラムにビデオメッセージを寄せ中露両国の結束を演出しました。

内容はともかくマーケット的には現時点で、米国は資源高のインフレに悩み、利上げを実行し、経済の先行指標と言われている株価は最も低迷している訳です。

西側先進国はそれに追随しています。

6/17ロシアと中国の値もチェックです。

何とも言えない内容となっています。

今後の動向に注目です。


世界の感染者は5億3643万人で死亡者は631万人でした。

前週比は137万人と1万人の上昇でした。

前々週は336万人でしたので大幅に減少しています。

日本は

日13382 月7956 火15331 水16592 木15515 金14709 土14837となり

合計98322で平均は14046人でした。

前週は15347人でしたので減少が続いています。

6/15政府は感染対策の強化策として、司令塔となる内閣感染症危機管理庁を内閣官房に創設すると表明しました。

日本版CDCの創設も表明しました。

その都度都度の対応で病床確保が出来なかった事の改善は必要不可欠でしょう。自宅や宿泊療養患者への医療提供も同じくです。

今後もあらゆる感染症が出てくるかもしれません。遅すぎたぐらいですが、落ち着いている時に整備が求められます。

6/15東京都医師会は野外では原則マスク不要を提言しました。

注目です。


日銀金融政策決定会合の結果が、地上波や一般紙の注目を浴びるのは久しいでしょうか。

6/17日銀は大規模金融緩和の維持を決定しました。

黒田総裁はいつもの会見で、金融を引き締めると景気の下押し圧力が強まり経済が更に悪化してしまう。

変動幅の引き上げは金融緩和を弱めると考えるので、そういった事をやろうとは思わない。

為替をターゲットとして、金融政策を運営することはない。

いつもの黒田節は健在でした。


今迄も日銀に挑んだ投機筋はあった様ですが、ことごとく粉砕されたとの解説がありました。

この管制相場は、私的に考えますと、行き過ぎた市場に任してはいけないという牽制なのかもしれません。

これの是非は議論もあるでしょうが。

短期的な儲けだけを考える輩の思うようにはさせないという事です。

そもそも市場と言う所は、ある意味生き馬の目を抜く様な場所ですから。

全体の金融政策を任されている当局として、それはゆるさないという事でしょうか。

今後の動向に注目です。


来週のマーケットは、一旦壊れかけた所から脱出できるのか、どうなのかという感じでしょうか。

週明けは米国は祭日です。

日本の市場は米株より優位と言っても追随しますので、チェック点は米国の金利動向でしょう。

バイデンは中東を歴訪する事が決まり、戦略備蓄の放出を決め、供給元に税の問題でプレッシャーをかけました。

正に力づくで資源高の抑制に努めています。

物価上昇を抑える事が命題となっている訳ですから。

11/8には中間選挙があります。

それを鑑みて債権も動くのでしょう。

日本も6/22公示で7/10に参院選です。

ご祝儀相場には期待でしょうか。

注目です。


どうでもよい私の事は、ダブルインバースでせこくの小金は動かしましたが、全体的には大含み損となった週間でした。

個別銘柄はそんなに傷んではいないのですが、インデックス系が散々でしたので。

嫌になってくる、いつもの1570ナンピン買いの毎日でした。

どうなるでしょうか。

注目です。


2022年6月24日

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日経平均26491 NYダウ31500 wti原油107.06 ドル円135.17
前週比528 1612 ▼3.42 0.21

日経平均は2%近く上昇しました。
嵐のようなcpiショックは一旦は収まりました。

チャートを見て頂ければ分かりますが、戻り高値より垂直に2200円凹み、500円戻した訳です。

6/24NYダウは823ドル上昇していますので、更なる戻り基調が期待できます。

cme日経先物は26835円となっています。

▼191 475 ▼96 21 320の1週間でした。

5日移動平均線は1.4%で25日線は▼1.79%となっています。

3っつも窓を開けて急落した日経平均は、先物主導なのは間違いありません。

空売りを仕掛け、現物を売ってきた訳ではありませんので、買戻しをし利益を出す訳です。

短期的には更に売り叩くという戦術もあるでしょうが、一旦は利益確定はいつもの事です。

人ではないAiシステムがそうさしていますので、内容など分かりませんが、様々な指標の動向を察知して動くとは予想ができます。

以前より示しています、米国の長期金利は大きな要因でしょう。

米国10年債利回りは3.188%となっています。

前週は3.231%でした。

米国10年債利回り日足。

2022062410年

NYダウ日足。

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両者を相関しますと、急上昇や急下落が見て取れます。

ちなみに5/27は2.743%で33212円となっています。

今後の動向に注目です。


米国10年債を確認しましたので日本国債も見ておきましょう。

日本10年債利回り日足。

画像96

日足では鉄板の上限0.25%となっています。

これが日銀のイールドカーブコントロールです。

いつもの議論はあるでしょうが、当局は市場任せにはしない管制相場を徹底しています。

言葉的ですが、国民は日銀に守られているとも言えますし、世界の債券市場の動向とかけ離れていますので、ガラパゴスと言われる所以でもあります。

ちなみに解説では今週日銀は10兆円も国債を買ったとの事です。

政府は1人10万円給付で13兆円を使いましたが、1週間でこの金額が動いている事には驚愕でしょう。

ヘッジファンド等が毎日売り叩いているのを、買いざさえをしている訳です。

連日19:00位には0.25%を大きく超えますが、日本の市場が開きますと0.25%迄に押さえ込んでいる攻防をしています。

10年債以外の債券も、同様に動かしているとの解説が出ています。

政府当局や市場関係者はこの状況を当然知っており、とんでもない事が起こっていると固唾を飲んでいる訳ですが、市井の人達は知る由もありません。

これを報道はしませんから。

興味的にも、ないからかもしれませんが。

個人的には何でも情報公開すればいいとは思いません。

ネット社会は不安を煽る事での弊害は数知れませんので。


今後の行方など不明ですが、海外勢は日銀に負けるのでしょう。

世界の動向より理屈的には、つぶせるはずですが、諦めるのではないでしょうか。

何故かと問われれば、中央銀行はお金を刷れるからです。

黒田総裁は紳士的な物言いをしていますが、強烈に負けない訳です。

コメンテーター含めて批判は数々ですが、個人的には、やる時はやるなと感じています。

但し、この金融緩和の副作用があるのは間違いありません。

キャッシュの価値は下がるのでしょう。

キャベツが継続して豊作しすぎてしまっているのです!。

マーケット的には理屈的には朗報です。

今後の動向に注目です。


パウエルは6/22 6/23と議会公聴会で証言しました。

内容は多岐にわたりますのでハショリますが、米国経済は非常に力強いとし、急速な金融引き締めにも耐えられると伝えるとともに、インフレと戦う姿勢は無条件との事です。

ドル高はインフレを緩和する効果がある事にもふれました。

景気後退の可能性はあるものの、会合ごとに経済動向を鑑み金融政策を実行していくとの内容です。

市場は、この当たり前の解説発言を好感しました。

特にタカ派的な内容でもありませんでしたので。


FRBは現在のインフレを一時的なインフレと見謝まった事は事実です。そして金融政策が遅れを取った事も間違いありません。

0.75%の利上げが27年ぶりとの事が証左でしょう。

プロフェッショナルでも難解な昨今なのかもしれません。

ウクライナ戦争の弊害など予想は難しいのでしょう。


資源系や食料系の価格が急落しています。

これも不明な事ですが、様々な要因があるのでしょう。

投機的な部分が大きい様な感じもするのですが。

急速に上がりすぎていた。のではないでしょうか。

今後の金融政策も、それらを鑑みて決定するとの事は理にかなっています。


今後のドットチャートも3ヶ月前の3月時に戻る事も十二分に考えられます。

今回2022年度末は3.4%が中央値でしたが、前回の1.9%に戻るという事もあり得る訳です。

同じメンバーが、3ヶ月前はそうなるであろうと値を出したのです。

資源穀物高の異常な高騰が原因であるのは間違いありません。

それが収まれば、値も変わってくるのです。

それの根拠としましては、各国為政者は物価高騰に対して様々な政策を打っています。金融当局も同じくです。資源国や生産国も実際に動いているでしょう。経済界は生き残りをかけて俊敏に動いているはずです。

6/26からのドイツで行われているG7でも、物価高騰の問題は優先順位1番で話し合われているとの事です。

これが世界の潮流な訳ですから。

知恵を働かし行動しているのです。

そうなると、それの効果は必ず現れてくるのでしょう。


6/23ロシアの原油や天然ガスが中国に前年対比で55%増と報じられました。インドもしかりとの事でした。

欧州に逆制裁で揺さぶりをかけていますが、戦費がいる訳ですから、値引きをして供給している事は想像ができます。

それが他に回ってくる事も十二分に考えられます。

これもオイルマネーが下落する要因です。


6/22バイデンは今は戦時だと述べ、ガソリンにかかる連邦税を1時的に凍結する様、米国議会に提案すると表明しました。

ガソリン税は1ガロン3.8リットル24円との事です。

原油高で利益を上げる石油業界に、ガソリン精製の量を増やすようにも強く求めました。

wti原油。

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CRB指数。

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CRB指数とは、米国の商品先物取引等で売買されている商品価格から算出される国際商品先物指数です。

原油 天然ガス 金 銀 銅 アルミ ニッケル 大豆 小麦 綿    トウモロコシ 牛肉 豚肉 砂糖等々19品目の指数です。

今後の動向に注目です。


世界の感染者数は5億4332万人で死亡者は632万人でした。

前週比は689万人と1万人の増加でした。

前々週は137万人でしたので、大幅に増加しました。

多分数値の齟齬であると思います。前週が少なすぎましたので。

時々こういう事が起こります。

日本は

日13160 月7800 火15384 水17285 木16676 金15815 土16593となり合計102713人で平均は14673人でした。

前週は14046人でしたので、ほぼ変わらずです。

1億2400万人で1週間10万人をどう捉えるかですが、答えは難解なのでしょう。

ウイルス性の風邪と考えればですが、そう胆略的にはいかないでしょう。

法制度の見直しもできていませんから。


観測史上最大の猛暑が続いています。

外歩きでも、まだ9割以上の方がマスクを装着しています。

人のふりを気にします国民性がありますので、政府やメディアは科学的見地よりも訴求が必要でしょう。

地元の小学校の体育の授業では任意なのでしょうか、半数近い学童がマスクを装着していました。通学時は、ほぼ全員が装着しています。

今後の動向に注目です。


参院選が公示され、暑い戦いの真っただ中です。

125議席が争われます。

岸田首相は与党で過半数を勝敗ラインとしていますが、実際の思惑は違うのでしょう。

56議席を獲得すればクリアとの事で、公明を14議席とすれば自民は42議席という事になります。

自民幹部からは改選過半数の63議席との報道がありました。

非改選も含め、自民党の単独過半数には70議席が必要との事です。

物価問題が優先順位一番である事は間違いありません。

フランスでは国政選挙で物価高騰失政で与党が惨敗しました。

日本ではどうなるでしょうか。


6/24総務省発表の5月度消費者物価指数は、値動きの大きい生鮮食料を除く総合は前年対比2.1%上昇で、伸び率は4月と同様でした。

家計の実感に近い生鮮食料品を含めますと2.5%との事で、前月と横ばいとの事です。

米国の8.6%、英国の9%と比較しますと、断然に低い値ですが、一般の方は他国の事は関係が無いでしょう。

政府からガソリンは210円の所を170円に抑えていると言っても、高いものは高いのです。

日本の物価が低いのは、賃金上昇が全く関係のない65歳以上3500万人の比重の高さである事は統計上も言われて久しいです。

年齢別人口の構造的な問題です。

その年金額は6月度より、マクロ経済スライドでモデルケース28万円で1100円減額されるとの事です。

その方達の投票行動で動きがあるかもしれません。

注目です。

マーケット的には当然与党の勝利を望んでいます。海外投資家は特にその点を重視しています。


来週のマーケットはcpiショックの戻りが続くのかが焦点でしょう。

上段で示しました米国金利が上昇しなければ、買戻しは続くと予想します。

四半期末であり2022年も半年となります。

公的年金等、機関投資家も株価のリバランスで買いに入るとの解説がありました。

来週の週間配当は3兆円とも言われています。

再投資は追い風にはなるでしょう。


マザーズ指数もやっとコツンときました。

マザーズ指数。

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5日移動平均線は5.18%で25日線は2.27%となっています。

日経平均と違って小型グロース株は年初来安値を更新し続けていた訳です。

常々思う事ですが、高perは分かりますが、殆ど国内産業で、米国の金利高は全く関係が無いと思うのですが。

注目です。


どうでもよい私の事は、あの急落の中、嫌になりながら、こわごわと信用の1570をナンピン買いをしてきました。10口は利益確定をしました。週初めで一部をまず利益確定が無難な所ですが、思案六法な所でしょう。

これが、いつももっと戻すだろう。となる所ですが✖。

それと株価は情けないですが、松井証券から配当金が入っていました。

年間4%でなければ買っていませんw。

くら寿司とソフトバンク通信がやっと利益になってきました。

くら寿司。

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5日移動平均線は2.51%で25日線は6.48%となっています。

インバウンド銘柄には期待です。

お食事券欲しさに失敗した銘柄です。3500円に戻って欲しい所です。

どうなるでしょうか。

注目です。


2022年7月1日

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日経平均25935 NYダウ31097 wti原油108.46 ドル円135.18
前週比▼556 ▼403 ▼0.6 0.01

日経平均は2%の下落です。

前々週の上昇幅と同じ値の下落でした。

又26000円を割ってしまいました。

チャートを見て頂ければ分かりますが、月火と27000円まで上昇し、水木金と1000円も凹んだ訳です。

今の相場は、非常に難解である事を物語っています。

cpiショックからは、抜けきれていないという所でしょうか。

379・178 ▼244 ▼411 ▼457の1週間でした。

5日移動平均線は▼2.53%で25日線は▼3.75%となっています。

7/29の米株は上昇しており、cme日経先物は26310円となっています。


*6月度は残念ながら陰線となりました。

日経平均 月足。

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27279円スタート26393円エンドでしたので886円の下落でした。

6/9には28246円迄上昇していましたが、米国cpiでこの様な形となってしまいました。

FRBさえ物価のピークアウトを読み切れず、27年ぶりの0.75%の利上げを実行した訳ですから、致し方ないでしょうか。

今後も、様々が読み切れない展開は続くのでしょう。

*平時ではないというのが、1番のチェック点でしょう。

今後の動向に注目です。


*確認の為に、日経平均の月別値を提示しておきます。

2020年 12月26433円
2021年
1月27633 2月28966 3月29178 4月28812 5月28860 6月28791
7月27283 8月28089 9月29452 10月28892 11月27821 12月28791
2022年
1月27001 2月26526 3月27821 4月26847 5月27279 6月26393

全くの偶然でしょうが、2021年6月と12月は28791円となっています。

現値との比較は8.4%2394円もの下落となっています。

今後の動向に注目です。


*株式相場は、米国10年債利回りと相関している事は何回も示しています。

10年債は2.889%となっています。前週は3.188%でした。

米国10年債。

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今週は金利が連日低下していた訳で、相関であれば日経平均が1000円もの下落はないはずなのですが、下落しました。

超短期的に齟齬が出る事はあるのでしょう。

中長期的にはどうでしょうか。

債券価格とは、相関しないという形になるのかという点です。

金利動向に関わらず景気後退が顕著になるので、経済の先行指標である株価が下落するという展開です。

私的には、今まで通りに金利動向が大きく影響すると思います。

それの理由としては、一旦市中にばらまかれたマネーは市中にある訳です。消失した訳ではないのです。

それがキャッシュなのか預貯金なのか株式なのか債券なのかコモディティーなのか。

又は土地なのか製品なのかゴールドや暗号資産もあるでしょう。

分散されている訳です。

金利が下がれば、株式に戻ってくるのでしょう。

今後の動向に注目です。


*激動の2022年も半年が過ぎました。

米株はNYダウが15.3%安で1962年以来60年ぶりの大きさとの事です。SP500は20.6%で1970年以来の大きさとの事です。

ナスダックは29.5%安で上半期の下落率としては過去最大との事でした。

ナスダックは完全な調整入りです。

逆金融相場とも言うのでしょうか、過去に事例がない状況なのは間違いありません。

今迄も様々なショックがあった訳ですが、経験している方が皆無と言ってもよい内容なのです。

マーケットの世界で米国がこけているのですから、世界も同じくなのでしょう。

その渦中にいるという認識は必要です。

日経平均は28791円スタートで26393円エンドですので8.4% 2398円下落しています。

トピックスバリューは3%でグロースは14%の下落との解説がありました。米株と同じ傾向が出ています。

日経平均的には寄与度が高いのは、グロースハイテク株が多いでしょうか。

高per系がいけないという事です。

成長率が高い銘柄が下落しています。

業績云々ではないと思います。

分母の金利が上がっているという意味なのでしょう。

上段の金利が下がれば、株価は上がるという理屈です。

そしてチェック点としましては、バリュー系は様々な影響は軽微であるという事です。


*いつもの世界の株価動向を見ておきましょう。

1/5 日経29232 topix2039 NYダウ36407 sp4700 ナスダック15110  イギリス7516 ドイツ16271 ロシア1586 上海3595 香港22907    台湾18455

2/16 日経27460 topix1946 NYダウ34934 sp4475 ナスダック14124 イギリス7603 ドイツ15370 ロシア1524 上海3465 香港24718    台湾18231

2/24 日経25970 topix1857 NYダウ33223 sp4288 ナスダック13473 イギリス7204 ドイツ14052 ロシア742 上海3429 香港22901     台湾18231

3/8 日経24790 topix1759 NYダウ32632 sp4170 ナスダック12795  イギリス6964 ドイツ12831 ロシア取引無し 上海3293 香港20765  台湾16144

5/20 日経26739 topix1877 NYダウ31261 sp3901 ナスダック11354 イギリス7389 ドイツ13981 ロシア1239 上海3146 香港20717     台湾161446 

6/3 日経27761 topix1933 NYダウ32899 sp4108 ナスダック12012  イギリス7532 ドイツ14460 ロシア1199 上海3195 香港21082     台湾16522

6/17 日経25963 topix1835 NYダウ29888 sp3674 ナスダック10798  イギリス7016 ドイツ13126 ロシア1315 上海3316 香港21075     台湾15641

7/1 日経25935 topix1845 NYダウ31097 sp3825 ナスダック11127  イギリス7168 ドイツ12813 ロシア1276 上海3387 香港21859     台湾14343

上海指数の上昇が見て取れます。

ロックダウン解除が要因なのでしょう。

以前に示しましたが、中国は世界より批判の多かった0コロナ政策が正解であった事を示す為に、総力を挙げて取り組んでいます。

瞬時に力づくで動かせる体制なのです。

中国の経済指標は、立て続けに良い指標が出ています。

日本は当然影響が大きいのですが、米国も見るという2面性がある所が難点でしょうか。

日本市場は両者が一方でも悪い時は瞬時に凹みますし、良くても徐々にが歯がゆい所です。

そもそも、主体性がないという所が情けない所なのでしょう。

米国の消費者物価指数と金利高が日本に影響するというのが、理屈的にどうなのでしょうか。

日本は2%で鉄板の0金利なのです。

外国人投資家が7割を占めるのが答えなのでしょう。

外国人投資家の割合を5割にでもすれば、主体性が出てくるのかもしれません。

岸田首相の新しい資本主義で変わるでしょうか。

とにかく、マーケットの世界では米国と中国の違いが顕著に表れています。

今後の動向に注目です。


*世界の感染者数は5億4882万人で死亡者は633万人でした。

前週比は550万人と1万人の増加でした。

この550万人と言う値はデルタ株の最高値に近い値ですから、落ち着いているとは言えないでしょう。

前々週は689万人の増加でした。

日本は日14238 月9572 火19387 水23346 木23448 金23156 土24904となっており、合計は138051人で平均は19721人となっています。

報道でも東京が3161人と増加中のニュースが流れました。

過去の推移を見ておきましょう。

週間の1日平均感染数です。

6/24 14673 6/17 14046 6/10 15347 6/3 19432 5/27 28837 5/20 35551 5/13 37020 5/6 26428 4/27 36256 4/22 40920 4/15 48921 4/8 48251 4/1 46581 3/25 39053 3/18 39000  

3/11 54444 3/4 65799 2/25 68000 2/18 90000 2/10 99000  2/4 100000 1/28 84000 1/21 50000 1/14 20000

1/21から3/21迄がまん延防止期間でした。

今後の動向に注目です。


6/30プーチンは石油・天然ガス事業サハリン2を、露政府が新設する会社に移管し、現在の運営会社の資産を無償譲渡するよう命じる大統領令に署名しました。

現在は三井物産が12.5%、三菱商事が10%を出資しています。

三井物産。

画像104

5日移動平均線は▼5.07%で25日線は▼11.10%となっています。

 

今後どの様な展開になるのかは分かりませんが、日本が輸入する液化天然ガスのうち、約1割を占める量との事です。

欧州に逆制裁をかけているロシアは、日本にも仕掛けてきたのかもしれません。

注意です。

*政府は全国に7/1から9/30迄、節電要請を行っています。

原発の停止と太陽光が増えた事が主な原因との事です。

火力発電所が突然の停止になれば逼迫する状況との事です。

節電ポイントも分かりますが、そもそも節電で乗り切るという政策はどうなのでしょうか。

冬にはさらに厳しくなるとの内容です。

根本的なエネルギー政策が求められるのでしょう。

ロシアから、もし1割の天然ガスを止められればどうなるのでしょうか。

最悪の状況の想定は必要でしょう。

1973年代子供のころ、テレビは夜の11時から朝5時までは休止していました。第一次オイルショックの時です。

その様な事態になるかもしれません。

参院選真っただ中ですが、現実的な発言が求められるのでしょう。

注目です。


*来週のマーケットは、月初の経済指標で当然上下はするのでしょうが、7/13に発表される消費者物価指数で、それ迄の諸々は打ち消されるでしょう。

7/26~27のfomcに当然影響を及ぼします。

物価がピークアウトとならず抑制が出来ていない場合は、今回のcpiショックと同じ事が起こると予想します。

バイデンがこれだけ各種方面に資源高抑制を訴え、政策もうち、FRBが0.25+0.5+0.75利上げをしてきている訳ですから。

普通であれば結果が出ているでしょう。

wti原油 週足。

画像105

CBR指数 週足。

画像106

川上系は落ち着いている様ですが、消費者物価はどうでしょうか。

米国は月曜日独立記念日でお休みです。

7/8にETFの分配金捻出が集中するという特殊要因があるとの解説です。

注目です。


どうでもよい私の事は、月火は喜び、水木金で大残念の1週間となりました。信用の1570はキッチリ一部を利益確定し、更にいつもの、もう一丁を考えましたが、水木金では又苦しみのナンピン買いです。

これ以上は下がってくれるなよと願いますが、25500円よりは十分に下がるチャートとなっていますので、こわい所です。

wインバースを買っておきましたが、中途半端な金額で、どうしたいねんとよく分かりません。

1357日経平均ダブルインバース インデックス型上場投信。

画像107

配当金はキッチリ入ってきます。三菱UFJで終了となりました。

今年はインカムゲイン重視がよいのかもしれません。

どうなるでしょうか。

注目です。


2022年7月8日

画像108

日経平均26517 NYダウ31338 wti原油104.80 ドル円136.08
前週比582 241 ▼3.66 0.9

日経平均は2%以上上昇しました。

218 269 ▼315 382 26の1週間でした。

5日移動平均線は0.67%で25日線は▼0.79%となっています。

cme日経先物は26800円となっています。

チャートを見て頂きましたら分かりますが、1週間単位で見ますと、戻り高値より2200円も急落し、500円上昇し500円下落し600円戻した訳です。

6/10の米国消費者物価指数を起点に、この様な展開になっています。
世界一のシンクタンクであるFRBが、物価のピークアウトを見誤り、27年ぶりの0.75%利上げを実行した、いわゆるCPIショックよりの状況です。

市場は疑心暗鬼、試行錯誤を繰り返しながらレンジ的な動きとなっています。

米国10年債利回りは3.080%となり前週の2.889%より上昇しています。又3%に戻ってきました。

そして2年債が3.105%と逆イールドふたたびとなり、景気後退のシグナルが出た事も、考えさせられる要点でしょうか。

前週に示しました、7/13の21:30に発表される、6月度の消費者物価指数を市場は固唾を飲んで見るのでしょう。

*その結果を受けて、各市場がどの様な動きが出るのかをです。

あるエコノミストからは8.8%と言う観測報道がありました。

前月は8.6%でした。

これ等市場関係者や参加者は知る所ですから、先回りの考えはしているのでしょう。

エネルギーと食品を除くという理屈も出るでしょうが、関係ないと思います。インパクトは総合の値でしょう。

7/8の雇用統計からは賃金が前年対比5.1%上昇と前月より0.1ポイント上昇の高止まりの値が出てきました。

賃金インフレは収まっていません。

7/6のism非製造業景況指数からはサプライデリバリ-と言われる供給配達指数が61.9と前月の61.3より上昇しているとの解説がありました。

自動車の価格は新車、中古車を含めて10%以上上昇しているとの報道もあります。


端的に言えば、物価を抑制できていないのならば、利上げ幅は高くなるであろう、その逆であれば金利は下がるのでしょう。

物価下落が道半ばと感じれば、前月のドットチャートに近づける政策となるのです。

*マーケットは、それらの状況によって上下すると予想します。

特に高perグロースハイテク系は顕著に出ると思います。

チェック点としましては、物価が更にの上昇の場合は、FRBの金融政策0.25+0.5+0.75が効いていないという結果でありますし、バイデンが各種方面に働きかけている、ガソリン価格の抑制も効いていないとも言えます。

*厳しい展開は覚悟が必要でしょう。

大注目です。

そもそもの考え方の所ですが、景気後退はこれだけ叫ばれていますし、各方面からも様々な指標が提示されています。

FRBは7/27に0.75%の利上げを示唆しています。
ドットチャートやFF金利も出ています。

市場は当然織り込んで進んでいると見るべきです。

正に悪材料だらけなのでしょう。

*現在の米株の値が物語っています。

NYダウ 週足。

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今後、更に落ち込み、6/17の30000ドル割れの最安値を更新するのか。

そこが最安値圏なのか。

これが難解な所でしょう。

現状のレンジ的な動きで進むのかもしれません。

大幅な戻しがあるかもしれません。

正に物価と金利がチェックなのでしょう。

様々な論客が語りますが、言い当てるのは難解であると思います。

根拠的には、今の値を予想出来てなかった人が殆どですから。

今後の動向に注目です。


*ここで非常に考えさせられる状況が出ています*。

*オミクロンの感染状況です。

世界の感染者は5億5452万人で死亡者数は634万人でした。
前週比は570万人1万人の増加でした。

前々週は550万人でしたので高止まりの値です。

死亡者数は変化が出ていませんので、重症化の割合も変化は出ていないと仮定ができます。
特効薬の影響が出ているのかもしれません。

但し、感染数が倍になれば、重症化も死亡の件数も比例する事は間違いありません。

これは注視せざる負えません。

BA5が主流になるとの報道が出ています。
ウイルスというものは永遠に変異していくのでしょう。

これだけ暑いのにウイルスは増殖するのでしょうか。

人間の力ではどうしようもできない、太古の昔からの現象なのでしょう。

日本は

日23299 月16808 火36189 水45821 木47977 金50107 土55019となり合計は275220件で1日平均は39317件となっています。

東京は土曜日9716件と出てきました。

7/1 19721 6/24 14673 6/17 14046 6/10 15347 6/3 19432   5/27 28837 5/20 35551 5/13 37020 5/6 26428 4/27 36256 4/22 40920 4/15 48921 4/8 48251 4/1 46581 3/25 39053  3/18 39000  

3/11 54444 3/4 65799 2/25 68000 2/18 90000 2/10 99000  2/4 100000 1/28 84000 1/21 50000 1/14 20000

4月中旬の値に近づいています。

年初に感染した方の免疫はどうなっているのでしょうか?。又感染しているのでしょうか。

新手の方だけなのでしょうか。

オミクロン株は結構、既に感染しているのですが。

今後の推移を見守るしかありません。

もし、1月後半から2月の様な、年初に経験した1日平均10万人単位になりますと、何らかの制限は出てくる可能性はあります。

以前よりの病床と重症化の問題です。

市井の人々は又かと憂鬱な気持ちになるのです。

過去3年間と同様にワクチンと公衆衛生なのでしょうが、ここの部分も慣れてきたというのか、ワクチン接種は年齢的な部分の区別が顕著に出ています。

これ位の重症化であれば、ウイルス性の風邪という考え方もあります。

そもそも、症状が出ない人は、疾病なのかという議論もあります。

但し他国は存じませんが、日本は法律的には大きく違うのです。

経済的にもセンチメントは落ちるのでしょう。

訪日客の段階的な解除に影響が及ぶかもしれません。

政府は7/5全国旅行支援の開始時期を慎重に検討と出てきました。

注目です。


*特に大きな懸念は中国です。
徹底した0コロナ政策ですから。

マンパワーでは限界があると思うのですが。

ある程度の許容範囲を検討しないのでしょうか。

前回の上海と同じ動きが出るのであれば、誠に残念ですが経済はストップなのでしょう。

上海ショック再びです。

マーケット的には、徐々に織り込んでくる可能性は十分にあります。

既に、上海指数を見ますと影響が出ているのかもしれません。

上海総合指数 日足。

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5日移動平均線は▼0.62%で25日線は0.96%となっています。

最大限の注意です。

7/7ブルームバーグから、観測報道の範疇ですが、中国は30兆円の特別債発行を検討しているとの事です。

債券発行は来年の発行枠から前倒しさせるとの事で、この様な発行前倒しは前例がないとの内容です。

中国は、力づくで瞬時に政策を実行できる体制です。

注目です。


*歴史にも残る、誠に残念な、驚愕する事件が突然起こりました。

安部元首相が銃弾に倒れたのです。

白昼、公の場所で、それも大衆の前でその惨事は起こりました。

リアルタイムに様々な状況が入ると共に、全国民がこれを視聴する事となったのです。

呆然的な虚無感とも言うのか、憤りと悲しみとが混じり、こんな事が何故起こるのかと。

不幸極まりのない惨劇に、どうしようもできない気持ちが合い間みり、嫌な気持を、怖い感情を、誠に気の毒な内容を、全ての人々が受けたと思います。

明恵夫人の悲痛なお姿と、関係者の悲哀も同時に見る事になりました。


日本と言う銃を禁止している、最も安全な国でのテロは全世界に流れました。

私も60を超えていますが、記憶的に、この様な惨劇をテレビで見た事はありません。

様々な角度から一般の方の動画も流されました。

これらは爆発音とともに衝撃的な映像であったのです。

これは終日見る事となりました。
子供達はこの惨状を見て、どう感じたのでしょうか。


狂信的な人の行動を抑える事は難解ですが、どうにか対処は出来なかったのでしょうか。

警護警備体制の問題に憤りさえ感じ、あそこでしゃがんでくれていたら、ちょっとでも外れていたら等迄も考えてしまいます。


日本の政治に最大級の影響が出るのは必至です。

積み上げてきた経験は何事にも代えがたい事でしょう。

世界との関係も、近年実際に為政者として携わって来られたのですから。

各国要人との人脈の構築も含めて、世界中を見ても稀有な存在なのです。

海千山千の人達と渡り合って来られたのです。

ご本人だけが知りうる各方面様々な有形無形な事があるはずです。

ご自身のご経験等、正にリアルなマクロ・ミクロの現実世界ですから、これの財産が失われてしまったのです。

アベノミクスと言う言葉は歴史に残るのでしょう。

政治信条など嫌い好きは当然あるでしょうが、実績は間違いない訳です。


一瞬にして人生を止められた、ご本人が一番無念極まりないと思いますし、ご家族や関係者の落胆は言葉では言いつ尽くされない所です。

67才とは、これからまだまだ人生があったでしょうに。

こんな暴挙での幕引きというのは、ありえない話です。

誠にもって残念としか言えません。

今後も参議院選挙のたびに、投票前の金曜日には思い出されるのでしょう。

謹んでお悔やみ申し上げます。


7/8日経平均 日中足。

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マーケットは瞬時にリスク回避の動きでした。

空売り比率は50%を超えたのです。


この写真は6/28に河内長野市に来られた時の写真です。

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張りのある声で、お元気な、あべちゃんでした。

1000人以上の聴衆でした。

警備体制は流石に凄いと感じました。

警備系は100人以上は居たと思います。車両の置き方等工夫されてるなとも感じました。

客観的に奈良西大寺との違いは歴然とも感じます。


*来週のマーケットは7/13の米国消費者物価指数の1本でしょう。

今後1ヵ月近くはこの値をめぐって様々な解説、憶測が市場を揺るがすはずです。

7/27FOMCに対する見解も値によっては出てくるのでしょう。

7/11 7/12も通常の動きでないかもしれません。

金利が上下し為替が動きます。

株価はどちらに動くでしょうか。

かなり警戒しているでしょうから、もし第一インパクトで急落しなければ、売り方の短期的手じまいの買戻しが出てくるのでしょう。

その分は上昇するはずです。

大幅高になる可能性はあります。

但し、売り方は狙っているはずです。

短期的な利ザヤを稼ぐのです。

参議院選の結果を受けての日本市場の動向も重なります。

注目です。


どうでもよい私の話は、前週の苦節のナンピン買いは1本は利益確定しました。7/11の寄り付きで、利益の出ている所は少額でも確定しようかなと考えています。

日本独自の御祝儀の動きが出るかもしれません。

終値でしようかな?。またもや試案六法です。

どちらにしましてもポジションは軽めにしてCPIに臨みます。

wインバースを買うという戦術もありますが。

それと、くら寿司はもう上がった所で売却しました。

くら寿司。

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5日移動平均線は1.64%で25日線は2.08%となっています。

お食事券7500円はもうすぐ来るのですw。

更に新モーターのニュースで、直近に衝動買いをしたデンソーも7/8のほぼ高値で売却できました。これは効率の良い結構の利ザヤでした。

デンソー。

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5日移動平均線は3.34%で25日線は▼2.09%となっています。

どうなるでしょうか。

注目です。


2022年7月15日

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日経平均26788 NYダウ31288 wti原油97.57 ドル円138.46
前週比271 ▼50 ▼7.23 2.38

日経平均は1%の上昇でした。

295 ▼475 142 164 145の1週間でした。

5日移動平均は0.66%で25日線は1.32%となっています。

cme日経先物は26985円となっています。

*7/13 21:30に、6月度米国消費者物価指数の発表がありました。

前年対比は9.1%上昇と出てきました。
愕然とする値でした。終わったと思いました。

前月は8.6%で、今月の予想8.8%も上回った値だったのです。

NYダウのファーストコンタクトは400ドル急落しました。
残念ながら、ナスダックは2%以上は下落するだろうな。と感じました。

前月のCPIショックが頭をよぎった訳です。
6/10のNYダウは880ドルも下落したのです。
今回の結果は、多くの市場参加者が落胆した事でしょう。

但し、結果は200ドルだけの下落でした。
ナスダックは横ばいで取引を終えたのです。

これは全く肩透かしな結果でした。

市場関係者より様々な解説が出ましたが、理屈的に納得できる様な内容ではなかったと感じます。

この値は、1981年より41年ぶりの大幅な伸びであるとの事です。

バイデンは受け入れがたいほど高水準とした一方、最近のガソリン下落を考慮すると過去の数値であると述べたのです。
言い訳っぽい内容は否めません。

FRBは物価抑制のため、0.25 0.5 0.75と利上げを行い、バイデンはガソリン価格抑制の為の、口先介入を幾度となく発信していましたが、物価上昇を抑えきれなかったのです。
ピークアウトは、していなかったのです。

エネルギー価格が前月比7.5%上昇し、CPI全体の約半分に寄与したとの解説です。
食品は1.0%、家賃は0.8%、新車中古車は2.0%の上昇との事です。

これを受けて、FRBは7/27のFOMCで1%の利上げを実行するかもと、フェドウオッチが78%を示しているとの解説がありました。

世界的な異常な物価上昇は、資源高と穀物高であるのは間違いない所です。何度も書いていますが、教科書的な金融政策で押さえ込む政策はいかがなものでしょうか。

やらないより、やった方が良いという事でしょうか。
世界全体が利上げ競争をしていますが、どうなのでしょうか。

当然企業の資金借り入れや、個人の各種ローンのコストが高まります。

日銀だけが0金利政策です。

物価上昇の比較を見て、どう解釈するのでしょうか。

ドルの独歩高になって、新興国は輸入物価高で散々な状況となっています。資金流出が止まりません。

7/14イエレンから、新興国はドル建て債務の負担が懸念と発信しています。

ECBも7月に0.25%の利上げをする様です。これなど軽微な値でしょう。
彼らも金融政策は関係性が薄いと判断している証左なのかもしれません。

中国やロシアは利下げ方向です。

これらを、どう総括、解釈するのか教えてもらいたい所です。

米国は来年度に利下げするのではも出ていますが、これもよく分かりません。

全く勝手な憶測の話で恐縮ですが、トランプならば、この様な金融政策は実行さしていない様な感じがします。
物価上昇を見誤った時点で、パウエルは解任されているのでしょう。
そもそも、バイデン民主党が行ったコロナばら撒き政策、特に過剰な失業給付金上乗せ政策もしていないでしょうし。

皆はこぞって職を辞したのです。

彼はマスクをしませんし、ロックダウンも軽微で済ませたのでしょう。
等々含めて、レイオフも少なかったと思います。

今の物価高はレイオフをしてから、経済が再開した時に人が集まらず、やむおうえず賃金を上げて雇用を確保した事によります。

それは今も続いています。

即ち、賃金インフレが凄まじい訳です。


現在の資源高・穀物高の原因であるプーチンの暴挙にどう対処したでしょうか。
彼は失礼ですが、自分愛 自国愛の人ですから。
口先介入だけで、非難はするでしょうが、ウクライナに多大な戦費を出したでしょうか。

戦争は長引かなかったかもしれません。

そもそもプーチンが実行する前に、何か妥協案を提示できていたかもしれません。

ここが一番の問題だった様な気がします。


こんなイフの話をしても仕様がありませんが。

政治という物は、その方向性で大きく生活に影響が及ぶという事です。
特に米国のそれは世界を揺るがすのです。

今後の動向に注目です。


*今回のcpiで何故マーケットが持ちこたえたのかは、10年債利回りの動向は1つの要点でしょう。

ナスダック。

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米国10年債利回り。

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2.928%となっています。前週は3.101%でした。

但し、何故長期金利が下落したのかは不明です。

解説者も分からないと言うのが本筋ではないでしょうか。

今回の目をつぶりたくなるような値が発表されて、FRBは更に利上げを推進するのではを誰もが思った所でしょう。

但し、長期金利も3.5%をまた目指すのか、にはならなかったのです。

需給の関係なのでしょうか。為替の関係なのでしょうか。

株価が上がったからでしょうか。米債が買われているのです。

原油の関係かもしれませんし、短期的な事かもしれません。

wti原油。

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ホワイトハウスから、今回のCPIは非常に高い水準であると、事前の異例なコメントがあった事も、市場のショックを和らげたとの解説もあります。

事前に警戒した売り物が、強烈に買い戻したのかもしれませんし、そもそも株価水準が低かったので、6月の様にはならなかったのかもしれません。

とにかく、マーケットはこの9.1%を乗り越えた訳です。

今後の動向に注目です。


*世界の感染者数は5億6199万人で死亡者は636万人でした。

前週比は747万人で死亡者は2万人の増加でした。

前々週は570万人でした。

日本と同様に感染が拡大しています。

前週懸念を書いた中国からは、7/11マカオで主要産業のカジノを含む、ほとんどの経済活動を停止する措置をとりました。

3週間で1500人が感染したとの報道ですから、64万人の人口との事で、実質の人数は大したことがないと思いますが、中国は0コロナ政策ですから。

ここは注意継続です。

上海総合指数。

画像118

5日移動平均線は▼1.51%で25日線は▼3.02%となっています。

日本は

日54068 月37143 火76012 水94493 木97788 金103311 土110676となっており合計573491人で、平均は81927人となっています。

前週は39317人でした。

7/16 東京は18919人で大阪は12351人でした。

急拡大しています。

過去最高を更新している自治体は23県に上り、地方を中心に過去にない水準となり、各自治体は警戒を強めているとの報道です。

病床使用率は東京、大阪、愛知、福岡は、おおむね20~30%の様ですが、沖縄県は60.7%になっているとの事です。

ワクチン接種は3回目が7887万人で62.3%、4回目は377万人になっています。

7/15政府は、第7波の為の新たな対策を決定しました。

行動制限は行わないとし、世代ごとの効果的な対策を重点的に行う事としました。

4回目の接種は60才以上と基礎疾患系希望者と医療・介護従事者との事です。

全ての希望する方は、接種をしても良いと思うのですが、政治が決定しています。

7/17後藤厚生労働相から、ワクチン接種は重症化予防を目的としているとの発言がありました。

インフルエンザ ワクチンと考え方が違う様です?。


心配な方は、ご自身で随時簡易検査キット等でチェックが必要なのでしょう。

事業所ではそれを配布している所もある様です。

介護施設等は義務化した方が良いと思いますが。

そもそも症状の出ない方は、感染しているのかが分からない訳ですから。

今後の推移を見守るしかありません。

注目です。


参院選は与党が大勝しました。

新勢力は定数248で、自民119 公明27 立民39 維新21 共産11 国民10  れいわ5となっています。

岸田首相は物価高騰対策に関して政府が責任をもって万全の対応をしていく。

エネルギー食料品に特化した政策を実行する。との事です。

これは抽象的な発言でしょう。

節電参加2000円相当支給は、雀の涙的な感じもしますが。

電力ひっ迫問題では、7/14最大9基の原子力発電所の稼働を進めるよう指示をしたとの事です。

これは今までにない踏み込んだ発言です。

岸田首相は黄金の3年間とも言われています。

今後の動向に注目です。


来週のマーケットは、日銀金融政策決定会合があり展望リポートが出てきます。

金融政策の変更はないと思います。

円安が叫ばれて久しいですが、ユーロドルは1ドル1ユーロになった訳ですから。

米国の利上げが急伸すぎる訳です。

ユーロドル。

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世界は米国の金融政策に翻弄されているとも言えます。

米国企業は為替差損が出ている事の認識は必要でしょう。

日本は強烈な為替差益ですが。

想定為替レートは119円所ですから。

これは1Q決算の時に、どう出てくるのか注目です。


7/15よりバイデンは中東を歴訪しています。

成果はどうでしょうか。


マーケットはいつもの様に、米株の行方で動くのは間違いありません。

そこそこ迄は戻るのではないでしょうか。

中長期は不明ですが。

NYダウは前週7/14ザラ場では30183ドルまで突っ込んだのは事実です。

いきなり豹変する事もあるでしょうから、注意は必要でしょう。

注目です。


どうでもよい私の話は、7/11に予定通り高値で信用1570を16本利益確定する事が出来ました。いつもならば、翌日の475円安時に苦節のナンピン買いとなるのですが、今回は出来ませんでした。

7/13のcpiが怖かったからです。

暴落してしまうとドボンとなる恐怖が頭をよぎりました。

凡人は6月のCPIショックが抜け切れていないのです。

この様な御仁は多かったのではないでしょうか。

そこで見ておけばよい物を、wインバースを買うという作戦を実行してしまいました。

日経ダブルインバース インデックス連動型上場投信。

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5日移動平均線は▼1.38%で25日線は▼3.22%となっています。

今度は上昇するごとに、wインバースのナンピンに変化するという所業な訳です。

上昇すれば高値つかみの信用1570郡がありますので、それはそれで少額利益確定でよしと踏んでいます。

米株もありますが、中国の0コロナ政策が怖い所です。あの政策を実行している以上、マンパワーでは無理と思います。

どれだけpcr検査をするのでしょうか。

それと悪夢の8月がやってきますので。

どうなるでしょうか。

注目です。


2022年7月22日

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日経平均27914 NYダウ31899 wti原油95.09 ドル円136.05
前週比1126 611 ▼2.48 ▼2.41

日経平均は大幅高しました。
チャートを見て頂きましたら分かりますが、7連騰で1578円も上昇しました。

これは誰もが予想できなかった現象でしょう。
特に何が起こった訳でもないのです。
好材料を示すものは思い当たりません。

173 718 122 111の1週間でした。

5日移動平均線は1.76%で25日線は4.94%となっています。

いつもの米株に連動した事は間違いありません。

特に金利に敏感な、ナスダック市場でしょう。
ナスダック。

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5日移動平均線は3.10%で25日線は6.49%にもなっています。

米国10年債利回り。

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10年債は2.754%となっています。前週は2.976%でした。

こちらは急激に低下しました。
5/27の2.743%に近づいています。
ちなみに、この時のナスダックは12131ポイントでした。
現在は11834ポイントです。

リセッション入り懸念は、今に始まった訳ではありません。
何故、今、米債が買われて金利が急低下したのかは不明です。
株式が急上昇したので金利が下がったのかもしれませんし。
不明な現象です。

ましてや、リセッション入りで株式が急上昇と言うのも、おかしな話です。
リセッションの割合が、軽微であると読んだのかもしれません。

どういう事が起こっているのかは存じませんが、短期的には、AIコンピュターの所業なのでしょう。

金利と株式が相関している事は、以前より示している所です。

兎に角、現時点ではこうなっています。


解説的には、相当なキャッシュが溜まっており、それが株式市場に流れたと言うものや、CPIを警戒していた売り方が、踏み上げられて損切覚悟で買戻しを強烈に行ったという内容もありました。

週間の空売り比率は、42.4 40.2 41.5 42ですから、直近と比較しますと確かに低下しています。

市場関係者や参加者は、さあリスクオンだと感じている方は少ないのでしょう。
売買高を見ても、薄商いですから。

売られすぎたので、買戻しの範疇というのが大方の見方だと思います。

先週と同じ様なコメントになりますが、不明ですが上昇しているという傾向でしょうか。

上げている最大の材料は、下げ過ぎたからだと言うコメンテーターもおられました。

悲観的なマーケットで、心配し過ぎた反動とも発言がありました。
特に半導体系なのでしょう。

そうなると、どこ迄戻すのかですが、これは難解です。

7/13CPI警戒の所業は一巡したと見るべきでしょう。

足元では基本である、各企業のファンタメンタルズを見ていくのでしょう。

決算が本格化してきます。

今後の動向に注目です。


*日欧の金融政策が決定しました。

日銀は頑固にも変更なしです。

これは世界の流れから見ますと、逆行している政策です。
但し、金融のプロフェッショナルが決定している訳ですから、それを信じるしかありません。
外野が何を言おうともブレないのです。

政治家は、そういう所業はしにくいでしょうが、中央銀行は内外のソフト ハードの経済指標を鑑み、決定しているのでしょう。

気持ちが無いと言っては語弊がありますが、それに走りすぎる事はしないのです。
当然政府とは連携しているのでしょうが、景気のの部分は、政府がする役割なのかもしれません。

7/21黒田総裁は、金利を引き上げるつもりは全くない。と言及しました。

今の円安はドルの独歩高であり、金利をちょこっと上げたら、それだけで円安が止まるとは到底考えられない。
止めるためには、大幅な利上げが必要となり経済に、すごいダメージになる。
黒田節は健在でした。

私は分かりやすい説明と思いますが。

0.25%迄のイールドカーブコントロールを堅持するという、強烈なメッセージなのです。

仕掛けてきた海外の輩は、ことごとく粉砕されたのは、記憶に新しい所です。

日本 10年国債。

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日本10年債利回りは0.207%となっています。

ちなみに米国の住宅ローンは。
1月に3.45%であったのが、6月は5.52%となっており2%も上昇しているとの事です。
半年余りで、3000万円ならば年間60万円の金利が上乗せしています。

2022年の消費者物価指数は2.3%上昇としました。4月の1.9%より上昇させました。GDPは2.4%上昇と2.9%より引き下げました。


7/21ECBは政策金利を市場予想の0.25%から0.5%に利上げを決定しました。
利上げは2011年7月以来の約11年ぶりです。
2014年6月からの8年に及ぶマイナス金利から脱しました。

ラガルド総裁はインフレ率を目標に戻すのに、必要な期間は利上げを続けると言及しました。
これらの決定が全会一致であるということが強調された上で、私にとっては歴史的な瞬間と自賛との報道です。

インフレ率の目標は従来の2%で、ユーロ圏のインフレ率は8.6%となっています。

但し。ユーロ圏はドイツを主体に南欧、東欧とそれぞれですから、かじ取りは難しいと思います。

それを分かっていても、EUで同じ通貨が必要であると2002年3月より導入されています。
英国は離脱しましたが。
NATOには残っているのが考え方の所でしょうか。

マーケット的にはイベント通過という所でしょう。


*最大の関心は7/27 日本時間7/28の3時のFOMCなのでしょう。
0.75%が市場のコンセンサスです。
1.0%や0.5%が出てくれば、サプライズは間違いありません。

物価は資源、穀物系は、それの価格で大きく変動するのでしょう。
賃金が上昇した部分での商品やサービス価格の値上げは、どうでしょうか。
雇用主側は賃金が上昇したので、経営を継続する為に、それらをやもうえず値上げしたのです。
これから賃金を下げられるのでしょうか。
このままの状況で、推移すると考える方が普通だと思います。

不景気になり、雇用を悪くして、賃金を下げる政策とはどうなのでしょうか。

そういう物価の下げ方という政策は、いかがなものでしょうか。

前年対比でみるのならば、いずれ値的には落ち着くと思うのですが。
来年も9%の物価上昇となるのでしょうか。
発射台が上がってくる訳ですから。

人為的な操作を急激にしますと、自分の所は計画通りかもしれませんが、弱い所はハイパーインフレで、とんでもない事になります。

政情不安となったスリランカが悪い例でしょう。

今後も世界各国で、増えてくる可能性はあります。

米国は考えてもらいたい所です。

今後の動向に注目です。


ちなみに、日本の賃金上昇が、世界同時のコロナ渦中で何故起こらなかった事は、諸説はありますが、そもそもの雇用契約のあり方の部分と、雇用助成金を厚くして、正社員の解雇は抑えた所であると考えます。
失業保険の上乗せとは違う政策です。
失業率の推移が物語っています。
非正規の方や学生アルバイト君の部分は申し訳ないですが、そういう政策をとった訳です。
但し、上記の方の賃金が今上昇はしています。

そして資源穀物系は世界が同じな所で、日本の物価が何故抑えられているのかは、65歳以上3500万人の無言の抑制が、日本企業に効いていると感じます。
30年のデフレの根源である人口構成でしょうか。
これも諸説はありますが、私はそう感じています。

安売り良しという国民感情の定着でしょうか。
更に、各企業の経営陣も私生活では同じ感情なのです。
値上幅を、なるべく抑えては普通の気持ちと思います。
同業者を横目で見ながら、慎重な行動になるのでしょう。

更に広げますと、メディアは賃金上昇を連日報道していますが、それら3500万人の方々は、気持ち的には希薄であり、自身の身の回りに関心があるのは当然の事です。
大人の3分の1はそういう方達なのです。

日本は、このバランスでの戦略が難しい所でしょう。


*ここで年金の事を触れておきますと。
国民は年金破綻で、大変であると刷り込まされています。
若い皆さんは、どうせ貰えないと言うのか、損であると言うのか、国を信用していない感覚が多い様です。
正に、メディアの影響なのでしょう。

20年前でもそういう風潮はあり、酒場でも、うそぶいていた連中は、焼き肉を食べ、現役時に全部使ってしまっていた訳です。
60才になり、どうしようと困っているのです。

貯金ではない保険であるという、そもそもの部分の解釈間違いがあります。生命保険や自動車保険、火災保険と同じの考え方という部分です。
みんなで不測の為に支出をするという事です。
これに異論は無いでしょうに。

不測の事態になった場合は、障害年金が支給されますし、配偶者がお亡くなりになった場合は遺族年金が支給されます。

厚生年金は年収の18.3%で、打ち止めとなっています。
基礎年金の半分は国が出しています。
2階建て部分の厚生年金の半分は各企業が出しています。

保険だから負担しているのでしょう。
貯金では出してくれません。

議論は出ていますが、3号被保険者、配偶者の方は実質は払わずに、基礎年金を貰える訳です。
793万人もおられます。
国民年金の奥さんは毎月払っているのですが。

ここは当時のモデルケースからは大幅に変わっているのですが、様々な要因で続けているのは問題かもしれません。

夫婦で正社員の方は多いですし、独身で暮らしていくスタイルも定着している訳ですから。
これは政治的な部分となります。

そして金融商品的に見れば、こんな利回りのよい商品はないのです。
繰り下げをすれば、1年で年率8%ですから。


解説によりますと、2016年から5年間の、毎年の収入は53兆円余りで、支出は53兆円と同値となっています。
2016年53.5→51.7 2017年 52.7→52.4 2018年52.8→53.0 2019年52.9→53.4 2020年52.5→53.6となっています。
上下1兆円ほどの差異でしょうか。

現在は、収入で支出をおぎなっています。
統計的に、これは継続するとの事です。

ざっくり言えば、収入面では賃金が上がる事と、新たに加入されてくる20才の方となります。
支出面は65才で新たに支給される方と、お亡くなりになり支出が減っていきます。
マクロ経済スライドという手法を使い、賃金や物価の改定率を調整し緩やかに年金の給付額を調整さしています。

そして不測の事態に対処する為に、置いてあるのが積立金です。

現在233.8兆円あり、約5年分あるとの事です。
これはアメリカ3年、イギリス2.5年、ドイツ1.6年、フランス0年との解説でした。

この積立金は、年金積立金管理運用独立法人GPIFで運用されています。
世界一の機関投資家となっています。

2001年から105兆4288億円も残高が増えています。
平均3.7%利回りとの事です。
ここで注目なのは、インカムゲインで42兆3523億円も稼いでいる事実です。
配当等安定した金額があるという事です。

ある一定期間で減収になれば、メディアが叩くわけですが。

この積立金の原資は、1961年に発足した国民年金の貯金であった事は抑えておく必要はあります。
支払いより、収入が著しく大きかった時期が続きました。

そういう事で、日本と言う国は、皆の英知と努力で、やってきている訳です。
これを続けることが大事なのでしょう。
何故破綻していると言うのでしょうか。

個人的には今回の物価高で、年金系の方に、こちらの積立金から一人10万円支出しても、大したことはないと思うのですが。
まったくざっくりですが、3500万人×10万円は3兆5000億円となります。
積立が233兆円あるのです。

今後の動向に注目です。

広げすぎて恐縮ですが、国民年金未納者の問題はあります。
厚労省2020年では、約15%124万人の方が未納者+未加入者となっています。
これは減免措置を使はない、使えない方達とも言えます。
俺には関係ないと、全く横着の人達もいるでしょう。

資産、貯金のある人はいいですが、ない人は生活保護に入ってくる問題があります。
実際に一部の方はなっています。
年齢が上がれば、誰もが収入を得るのは難しいのです。
ここが不平等と言われている所でもあります。
この人達の対策をどうするのかは、今後の課題でしょう。

厚生年金の未納者は、ほぼいません。
それを減少さす事も含めて、政府は厚生年金加入義務を、各企業の従業員の数を減少さしています。

ちなみに1号は1449万人で2号は4498万人との事でした。

若い方達は、まだまだ先の事ですが、私らも以前は若かったのです。
今受給されている年長の方達は、金額は様々でしょうが終身で貰えるのです。
長寿国である日本では、年金問題は国の骨幹とも言えます。
今後も注視は必要です。


*世界の感染者は5億6963万人で死亡者は638万人でした。
前週比は764万人2万人の増加です。

前々週が747万人2万人の増加でしたので、高止まりの値は変化がありません。

懸念されている、中国からの新しい報道は見受けられません。
7/19ブルームバークより上海が15人で北京は1人だけとの事です?。

世界の傾向から、かなり穿って見てしまいますが。

上海がロックダウンの時は、2日に1度のPCR検査を徹底されていたと、友人から聞きました。
こちらは2400万人の人口ですから。
管理体制は思いもよらないのでしょう。

但し、今後も本当に0コロナ政策を実行するのであれば、自然に人間が立ち向かう様だと思うのですが。
いきなり大都市でロックダウンが施行されるかもしれません。
継続して注意です。

日本は、
日105584 月76199 火66745 水152536 木186246 金195160     土200975となっており合計は983445人で週間平均は140492人でした。

前週は81927人でしたので、更にの倍増です。
東京は33698人大阪は22501人と出てきました。

屋内では全ての場所でエアコンが必要です。
ウイルスには最適なのでしょうか。
夏休みが始まりましたから、小中高生では減少するかもしれません。

10才代が17%で20才代が16%、30才代以下、幼児赤ちゃんを含みで、6割を占めるとの事です。

但し、重症者は全国で200人前後で推移しており、デルタ株が主流だった昨年9月の2223人の9%にとどまるとの報道です。

中山北里大教授より、高齢者の3回目のワクチン接種が効いているとの事で、4回目のワクチン接種も引き続き進めることにより、重症者数を低く抑える事ができるだろうとの事です。

7/22政府は、コロナ検査キットの無料配布を各自治体に要請するとの事です。1億8000万回分あるとの内容です。
値が少ない時点で何故出さないのでしょうか。

濃厚接触者の待機期間を、原則7日間を最短で3日目に解除も出てきました。

訪日客の上限引き上げは見送る方向との事です。

大阪では既に7/14から観光支援策を打ち切っています。

矢継ぎ早に次々と出てきます。
今後どうなるのかは見守るしかありません。
欧州の熱波の様な自然現象の様な感じです。

今後の動向に注目です。


*来週のマーケットは、方向感は全く分かりません。
7/27fomcで波乱はないと思います。
インデックス系は、戻り高値の28300円所になれたらたいしたもんです。
引き続き、金利に敏感なナスダックには注目です。
但し、あれは何だったのかで奈落の底もありえますから注意でしょう。

注目の個別決算の明暗はいつもの事です。
売上は確実に上がっているのでしょう。
値上げをしているのですから。
利益がどうなのかです。
コンセンサスも低い様ですから期待はあります。

注目です。

どうでもよい私の話は、信用1570を7/22終値で20本決済しました。
思案六法を繰り返しましたが、十分であろうと判断しました。
これは6/10のcpiショック時27000円所で、苦節の買いが幸いしました。
結構太い利益でした。
まだまだ、高値つかみの1570が28000円前半所でありますから、どうなるかです。
これは良いのですが、今回7/13cpiでの小心wインバースが大量に含み損で残っています。
これはどうなるのでしょうか。

又個別銘柄群は、うんともすんともの状態です。
何故に自分の銘柄だけと思っている御仁も多い事でしょう。

この地合いで完全アウトの4932アルマードは、腹が立つので7/22下値でもう一丁買ってしまっています。
アルマード。

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5日移動平均線は▼2.98%で25日線は▼6.92%となっています。

どうなるでしょうか。
注目です。


2022年7月29日

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日経平均27801 NYダウ32845 wti原油98.30 ドル円133.19
前週比▼113 946 3.21 ▼2.86

日経平均は変わらずでした。
前週は大幅高となり一服でしょうか。

ザラ場では、28000円台を2回突っかけましたが押し戻されました。

▼215 ▼44 60 99 ▼13の1週間でした。

5日移動平均線は0.23%で25日線は3.22%となっています。

25日線は上向きが継続しています。
25日線の値は26933円であり、過熱感が薄れてきました。
それの値は今後も上昇してきます。更に過熱感が薄れます。
200日線が27560円であり、8立会日、上にある状況です。

cme日経先物は27955円となっています。

一目均衡表 週足。

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解説では雲の下限であり、それを抜くことが必要との事です。
この抵抗体が上値を抑える要因も考えられるとの事でした。

7月度は26393円スタートの27801円エンドでしたので1408円も上昇しました。
陽線です。
上段の日足チャートを見て頂きましたら分かりますが、6/10cpiショックから、27000円を3回も抑えられていましたので、思いもよらない展開にはなっています。

但し、直近の売買高は低水準であり、市場は活況とは言えないのでしょう。

8月がどうなるのかは市場参加者は皆が知っている事です。
季節性で更に売買高は細ります。
お休みになる訳です。
閑散に売り無しなのか、それに乗じてサマーラリーになるのか。
はたまた円高お化けwが出るのか。
通常と違う月である事の認識は必要でしょう。

理屈的には難解な相場環境ですから、何かのトリガーでという事は十分に考えられます。
注意は必要です。

*7/27FRBは想定通りの0.75%の利上を実行しました。
これで3月0.25 5月0.5 6月0.75 7月0.75となります。
政策金利は2.25%~2.50%となりました。

言葉上の中立金利の水準に達したとも言えます。
今の物価高では、その言葉さえもありえないのですが。

年末の見通しはドットチャート上3.4%ですから、9月0.5 11月0.25 12月0.25でしょうか。


0.75という値は通常の利上げ幅の3倍で、それを2ヶ月連続行った訳です。
これは27年ぶりの政策変更です。

報道から、2018年12月迄3年をかけて到達した前回の利上げ幅を、今回はFOMC4回でやってしまったのです。

この金融政策は、強烈な物価高を見誤った事の証左なのは間違いありません。
プーチンのせいだけではないのも関係者は知る所です。

それはさておき、それに対処する為の、劇的な緊急的な対処なのです。

中央銀行の政策も正に戦時なのでしょう。

大国の米国がそれをしますから、世界各国もそれに追随しています。

日本は日本の事情なのでしょう。
これは前週に書いていますから割愛します。

様々な弊害が、世界各国で如実に出てきています。
特に新興国で起こっています。
これが、そもそもの大問題です。
マクロ的に、これを乗り越えられるのか。
は大きな要点なのでしょう。
短期的に収まれば幸いですが、最大限の注意が必要です。


足元で、各市場も理屈的には難解な動きとなっています。

金融政策が尋常でないのですから当然かもしれません。

これらの各種解説も言い当てるのは難しいと思います。

sp500。

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5日移動平均線は2.68%で25日線は4.81%となっています。

米国10年債。

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ドル円。

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wti原油。

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金ゴールド。

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CRB指数。

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金利、為替、株価は当然の事ながら燃料系、穀物系、ゴールド等々難解な状況となっています。

一般者は見守るしかありません。

*マーケットは0.75%が想定内であった事と、
パウエルの質疑応答で、経済とインフレにどう影響するのかを評価しながら、利上げペースを緩める事が適切になるであろう。
というセンテンスだけを好感し上昇しました。
それだけを発言したのではないのですが。

今後の動向に注目です。

*7/28米国の4月~6月GDP速報値の発表がありました。
市場予想は0.4%の上昇で1月~3月は▼1.6%減少でした。

▼0.9%減少と出てきました。

2四半期連続の減少となり、テクニカル的にはリセッション景気後退という事になります。
又は景気後退入りした懸念があるという事です。

最大部分を占める個人消費は、1%の上昇で、前四半期の1.8%より鈍化し、住宅投資は14%減と大幅に落ち込み、設備投資も振るわなかったとの事です。

バイデンは、FRBがインフレ抑制への対応を進める中での景気減速は、驚くべきことではないと指摘し、雇用市場は歴史的に見ても堅調で、個人消費は伸び続けているとし、我々は正しい道を進んでいる。
この移行期をより強く、より安全に乗り越えていくと発言しました。

イエレンは、景気後退に陥っていないと改めて強調し、安定成長に焦点をあてる回復の為の新しいフェーズに入ったとの事で、
今私達が見ているのは一般的な景気後退の定義ではなく、雇用は増え、企業は成長し、家計資産は健全であり、インフレが落ち着いてくる、いくつかの肯定的な兆候があると発言しました。

政府筋系はどうも強弁の様な感じもしますが、そう言うのであれば、来週の雇用統計の発表は最大注目という事になります。
失業保険の申請件数が、増加気味なのもチェック点なのでしょう。

これも過去の値と一蹴するかもしれませんが。

マーケットはすなおに好感しました。
景気悪化で利上げの減速に期待。
この悪化は既に織り込んでいて、先行して株価が下落していた。
事実が判明して底入れを確認した。
材料出尽くしである。
当局は市場に対してのコミニケーションが出来ている。

等々どうも、完全に後付け解釈の様な感じなのですが。

いい所どりは否めません。

IMFより世界経済の下方修正が出ましたが、それなどは見て見ぬふりなのでしょうか?。

各種経済指標は悪い物ばかりですが、そんな事は分かっているよ。
以前の値でしょ。それが何かという感じです。

私的には以前より書いています。
米国で一旦ばら撒かれたお金は、消える訳でも、どこかに行く訳でもないのです。キャッシュを含めて循環しています。
それの作用が大きいと感じています。

今後の動向に注目です。


*ここで定期的に確認する、世界の株価動向を見ておきましょう。

1/5 日経29232 topix2039 NYダウ36407 sp4700 ナスダック15110  イギリス7516 ドイツ16271 ロシア1586 上海3595 香港22907    台湾18455

2/16 日経27460 topix1946 NYダウ34934 sp4475 ナスダック14124 イギリス7603 ドイツ15370 ロシア1524 上海3465 香港24718    台湾18231

2/24 日経25970 topix1857 NYダウ33223 sp4288 ナスダック13473 イギリス7204 ドイツ14052 ロシア742 上海3429 香港22901     台湾18231

3/8 日経24790 topix1759 NYダウ32632 sp4170 ナスダック12795  イギリス6964 ドイツ12831 ロシア取引無し 上海3293 香港20765  台湾16144

5/20 日経26739 topix1877 NYダウ31261 sp3901 ナスダック11354 イギリス7389 ドイツ13981 ロシア1239 上海3146 香港20717     台湾161446 

6/3 日経27761 topix1933 NYダウ32899 sp4108 ナスダック12012  イギリス7532 ドイツ14460 ロシア1199 上海3195 香港21082     台湾16522

6/17 日経25963 topix1835 NYダウ29888 sp3674 ナスダック10798  イギリス7016 ドイツ13126 ロシア1315 上海3316 香港21075     台湾15641

7/1 日経25935 topix1845 NYダウ31097 sp3825 ナスダック11127  イギリス7168 ドイツ12813 ロシア1276 上海3387 香港21859     台湾14343

7/29 日経27801 topix1940 NYダウ32845 sp4130 ナスダック12390  イギリス7423 ドイツ13484 ロシア1129 上海3253 香港20156     台湾15000

株価は上下を繰り返しながら、推移しています。

現在値は6月初旬の値が近似値です。

米株はウクライナ侵攻前2/16の値には戻っていません。
上昇の余地があるとも言えます。
日本株は戻っています。

米株が順調に戻っていけば、日本株は、連れ高する事は十二分に考えられます。連れ高しなくても、底堅い展開なのでしょう。

米株が今回は、さや戻しの範疇という事で、もとの安値に下落すれば、日本株も同じく元の値はあるのでしょう。

日経平均は26000~28000円となっています。
もう25000円割れはないと思いますが、26000円割れは考えられます。

台湾が一番悪いでしょうか。
香港もいけません。

今後の動向に注目です。

*世界の感染者は5億7625万人で死亡者は640万人でした。

前週比より662万人と2万人の増加です。

前々週は764万人でしたので100万人減少しました。

0コロナ政策で懸念の中国は、7/28武漢郊外の江夏区100万人都市で3日間のロックダウン実施の報道がありました。

4人出ただけで上記措置との報道です。

こちらは引き続き注意です。

日本は
日176477 月126576 火196500 水209694 木233110 金221443    土222307で合計1386107人となり週間平均は198015人です。

前週は140492人ですから、更なる増加となっています。

20万人越えが4日連続となっています。
自宅療養者は110万人を越えているとの事です。
これは1週間前から2倍に増加したとの事です。

7/27WHOは、日本が24日迄の1週間で感染数が世界最多だったと発表しました。日本は97万人で15%、米国86万、ドイツ57万 イタリア53万、フランス51万との事でした。

PCR検査を受けない等の内容の差異はあるようですが、何故マスクをしている日本がとも感じます。

現在検討している2類程度から5類方向へという話が、海外では先行しており、件数把握の考え方が違うのかもしれません。
とにかく世界では日本が最大値な訳です。


現在発熱外来が39000施設で、これは内科の半数にとどまるとの事で、これがパンクしている原因との報道です。

大阪では来週より、20~40才代の方で軽症の方は、原則受診を控えるよう呼びかけるとの事です。

65歳以上の方は外出の自粛をお願いするとの事です。

又施設でクラスターが多数出ている模様です。
ココが注意であるのは分かっている事です。
年長の方が集団生活しているのですから。
全65才以上の行動自粛には疑問と感じます。

7/30病床使用率は全国平均で48%となり、沖縄が84.7 神奈川80.2 熊本80  和歌山76 静岡74 福岡73.9 埼玉71.7 滋賀71.4となっており都道府県でも大きく差異が出ています。

とにかく医療現場は逼迫している事は間違いありません。

今迄の繰り返しとも言えます。

経済に影響が出ている事は予想は立つのでしょう。
消費には影響しているはずです。
マインドは落ちるでしょうから。

私事ですが、酒場では若者以外は少数しか来ていません。

今後の動向に注目です。

*決算がたけなわです。
個別の内容はきりがありませんが、はっきり言って悪いです。
主要大手所は殆どが減益であり、下方修正も多く、コンセンサスより悪くでマーケット的には厳しく売られています。
インデックス系は一部の銘柄で高い位置にありますが、個別銘柄では散々な状況が散見されます。

今週米株の上昇と比較して、日本株が、もたついているのはココかもしれません。
米国の決算も悪いと思いますが。

基本的なファンダメンタルズがいけません。
これは問題でしょう。
決算は続きます。

注目です。

*来週のマーケットは、月初の経済指標に続き雇用統計があります。
多分値は直近の諸々より悪いのでしょう。
但し、悪くても落ち込まない強い地合いですので、耐え忍ぶのではないでしょうか。

8/10には、いつもの消費者物価指数が待っています。
SQ週には注意かもしれません。

方向感は引き続き分かりません。
先週に引き続き、戻り高値の28300円所になれば、たいしたもんです。

マザーズ指数に注目です。
やっとメルカリが指数より離れました。
マザーズ週足。

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5日移動平均線は1.68%で25日線は5.28%となっています。

メルカリ週足。

画像133

申し訳ないですが、これの呪縛で指数的には散々と感じていました。
2516東証マザーズETFは含み損で最悪の銘柄です。

今後の動向に注目です。

どうでもよい私の話は、殆ど見ているだけですが、ちょこっとだけは動きました。
こんな所業でセコイ動きだけを紹介しておきましょう。
デンソー日中足。

画像134

7/28の11:20分が決算発表でした。
内容は散々でした。
問答無用の下落が瞬時に始まります。
当日は5.20%の下落でした。

発表後すぐに売りで入って当日に買戻しです。
決算時には、こういう小市民的な動きな訳です。

どうなるでしょうか。
注目です。


2022年8月5日

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日経平均28175 NYダウ32803 wti原油88.53 ドル円134.97
前週比374 ▼42 ▼9.77 1.78

日経平均は筋目の28000円を超えてきました。
チャートを見て頂ければ分かりますが、2回、3回、4回と抑えられていましたが、とうとう終値で、それも陽線で抜いたのです。

191 ▼398 147 190 243の1週間でした。

5日移動平均線は1.03%で25日線は3.71%となっています。

移動日線やその他のテクニカル指標よりも、過熱感はない状況です。
前週の一服が良かったのかもしれません。
cme日経先物は28115円となっています。

但し、この28000円以上の滞留時間には注意です。

更にの上昇は喜ばしい限りですが、前回や前々回の結果がどうだったのかを市場参加者は皆が知っている訳です。

日経平均 週足。

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3度目の正直になるのか、また同じ展開になるのか。
注目です。

*米国の月初経済指標が出そろいました。

驚きは8/5発表の7月度雇用統計でした。

528000人増加と出てきました。
これは市場予想の倍の値です。

失業率は前月比0.1ポイント減の3.5%でした。

平均時給が前年比5.2%上昇で前月より1ポイント上昇したのです。

バイデンやイエレンはこの値を知っていて先週発言していたのでしょうか。
多分そうなのでしょう。
それは良いとしましても。

利上げの影響はどうなっているのでしょうか。
消費が落ち込んでいるのに何故なのでしょうか。
直ぐに退職し直ぐに就職しているのでしょうか。
待遇の良い所に回転的な雇用形態が出ているのでしょうか。
それらは不明ですが、雇用情勢の絶好調さが示されています。


そうなると賃金インフレでの物価上昇は収まる所か、上昇する方向と普通に読める訳です。
急激な利上げの意味は不動産系の1本なのでしょうか。

金融政策で資源高や穀物高の変動は希薄ではないかと何回も書いています。
それによらない要因が強いと思います。

よく分かりませんが、米国は未だ金利を上げると言っているのですから。

こちらも何故か不明ですが、原油の下落が止まりません。
wti原油。

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5日移動平均線は▼5.02%で25日線は▼10.04%となっています。

バイデンの中東訪問が効いたのでしょうか。

それは違うでしょう。
8/4のオペックプラスでは、9月から日量10万バレル増産と顔を立てた程度の数量ですから。

需要側が激減しているのでしょうか。
不景気に突入しているのでしょうか。
市場の駆け引きなのでしょうか。
シーズナリーからは8月度は下落との解説はありました。

兎に角、物価が収まれば、当局としては喜ばしいのでしょう。
エネルギー系が物価高の一番の要因ですから。

8/10には、消費者物価指数の発表があります。
既に7月は終わっていますから集計の発表をするだけです。

又観測報道が出るのかは不明ですが、注目度は最大限でしょう。

マーケットはどう感じるでしょうか。

金利の影響が大きい所は、それの動向なのでしょう。
米国10年債。

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ナスダック。 12657ポイント。

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5日移動平均線は1.76%で25日線は8.32%となっています。

テクニカル的には過熱感が出ています。

この10年債利回りの動向も、原油を含めて難解な動きですから、どういう理屈なのかが不明です。
なる様にしかならない。としかコメントはできません。

前週も書きましたが、7.5%を2回も連続して利上げしているのですから、通常の考え方は通用しないのでしょう。

ドル円の動きも上下上下で大変です。
ドル円。

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理屈はなく、勝てば官軍と言う、市場解説者が出てくるのかもしれません。

8/10米国消費者物価指数は21:30分です。
日本市場は翌日山の日ですから。
8/12はSQとなります。
注目です。


ペロシ議長及び議員団の訪台が、どれだけの影響があるのかは分かりませんが、短期的にはともかく、中長期的には忘れ去られるのでしょう。
内容的には、各国矢継ぎ早の表敬訪問ですから。
韓国ユンソンニョル大統領は休暇中で電話会談とは驚きましたが。

但し、中国はこれを機会に体力勝負で持久戦を繰り広げるのでしょう。

台湾側も毎日のスクランブルで大変です。
尖閣周辺でも同じ事が起こっていますが。

こちらの地政学リスクは、偶発的な事も無い様にしているとは思いたいですが、米中共にデリケートに発信をしながら進むのでしょう。

ニアミスにも注意して欲しい所です。

*世界の感染者は5億8292万人で死亡者は641万人でした。

前週比は667万人と1万人の増加でした。
前々週は662万人でしたので変化がなく高止まりの値です。


最大注意の中国から今度は海南島です。

8/6海南島で感染が拡大し、前市で厳しい行動制限が出されています。
1~5日で400人の感染が判明し、同規制の発令です。
住民1000万人のPCR検査を実施するとの事です。
1000万人で400人?でと思うのですが。
8万人の旅行客が足止めとの報道です。
0コロナ政策には引き続き注意です。
しかしPCR検査の数には驚きます。
どういう運用をしているのでしょうか。

日本は
日197792 月139687 火211058 水249830 木238735 金233967 
土227563であり合計1498432人の1週間平均は214061人でした。

前週は198015人でしたので、更に増加しています。

8/3WHOからは2週間連続で日本が世界のトップとの事です。

これには様々な仮説が出ていますが、割愛します。

厚労省から自宅療養者は8/3で145万人で前週より34万人増えたとの事です。
8/5重症者は556人となり死者は200人を超えたとの報道です。
感染数に比例はしています。

熱が出ましても医療が受けられない、受けにくい体制が続いています。
熱中症の増加と共に救急車の稼働件数、待機時間や、何時間もの病院で検査待ちや電話がつながらない等々、連日の報道が出ています。

特に医療系の疲労困憊が報じられています。
但し半分の医療機関は、通常の業務というのが何とも言えない所です。
根本的に運用を変えないといけないのでしょう。

Ba5対策宣言も5県が宣言しました。
具体的に何を規制するという物ではありませんが。

そこで線状降水帯の影響で散々な災害の報道も出ています。

いけない夏が続いています。

ちなみに、年初のオミクロン感染で再び罹患した話を聞きました。
免疫も関係ない様な感じもします。
更に発症する2日前辺りが感染をさしやすいというのですから。
咳もしない症状が無い人から感染を受ける訳で、これは難儀な話です。

社会的には7日前後で復帰する方が殆どの様ですから、それの循環みたいな感じでしょうか。

今後の推移を見守るしかありません。

経済的には、自宅療養者の145万人からの消費は無いのでしょう。
各企業はボディーブローに効いているとは思いますが。
経済指標は遅効性ですので。
注意です。
マーケット的には、よくこれで日本株は上昇しているなとも感じますが。
米株主体と言う所でしょうか。

*来週のマーケットは、8月の鬼門週間かもしれません。
そんなに順風に行くでしょうか。
上段で示しました、米国cpiと日本ではSQとなります。

ウクライナの原発攻撃も実態はどうなのでしょうか。
これらを無難に乗り切ればとも感じます。
注目です。

どうでもよい私の話は、高値掴みの信用1570は6本決済出来ました。
あと200円でも上昇してくれれば、決済完了です。
そして今は決算プレーの真っただ中です。
必死のパッチで臨む訳です。
一部しか載せませんが一喜一憂なのでしょう。
色んなパターンがあります。
スバル。

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丸紅。

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大成建設。

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ユニ・チャーム。

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エーザイ。

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トヨタ。

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来週はソフトバンクグループが出てきます。
どうなるかでしょうか。
注目です。


2022年8月12日

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日経平均28546 NYダウ33761 wti原油91.88 ドル円133.48       前週比 371 958 3.35 ▼1.49

日経平均は更に上昇しました。

諸々を取り上げてもリスクオンとは言いにくい現状ですが、大変強い地合いです。

73 ▼249 ▼180 727の1週間でした。

5日移動平均線は1.38%で25日線は3.85%となっています。

上記の値や他のテクニカル指標的にも過熱感が出ている訳ではありません。

cme日経平均先物は28760円となっています。

一目均衡表。

画像151

週足で抵抗線の上に出てきました。

更に8/12かなりテクニカル的な内容ですが、市場関係者も何故にこの様な値となったのかとも言えるSQ値28525円も終わり値で抜いてきたのです。

これらをどう捉えるかは難解ですが、人間の思惑とは関係なしに、Aiコンピューターの動作がインデックス系だけは別次元の場面に入ってきたのかもしれません。

今後の動向で後々に語られるのでしょうが、現時点ではそういう事が起こっているとも言えます。

日経平均を確認しておきましょう。

2020年 12月26433円
2021年
1月27633 2月28966 3月29178 4月28812 5月28860 6月28791
7月27283 8月28089 9月29452 10月28892 11月27821 12月28791
2022年
1月27001 2月26526 3月27821 4月26847 5月27279 6月26393

7月27801

日経平均週足。

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現在値28546円は、又は先物28760円は、既に2021年末値と同等となっています。

経済の先行指標と言われている株価が、理屈等々は関係なしにそう示している訳です。

2022年末に30000円を謳っているアナリストも散見されますが、現実味となっています。

今後の動向に注目です。

*米株は下落幅の半値戻しの水準です。

sp500週足。

画像153

5日移動平均線は1.01%で25日線は5.00%となっています。

これも様々な論建はありますが、日本株は相対的に強いのです。

何故なのでしょうか。

為替は重要な要因として挙げられます。

ドル円。

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ドル円の動向は日米金利差です。

金融政策の違いが、急激な変化を表しているのは間違いありません。

どちらが正しい等は論じても致し方ありません。

両国の事情により、当局の金融プロフェッショナル達が決定しています。

それは更に開くであろう事は、誰もが知る所です。

今後の動向に注目です。

*8/10大注目の7月度米国消費者物価指数が発表されました。

前年対比8.5%と出てきました。

市場予想は8.7%でした。

前月比は0.0%で横ばいとなっています。

ガソリン価格が▼7.7%の減少でした。

食料品1.1% 住居費0.6% 医療0.5%等々の上昇を抑え込んだ内容でした。

前年対比cpiを確認しておきます。

2022年

1月7.0 2月7.5 3月7.9 4月8.5 5月8.3 6月8.6 7月9.1 8月8.5

2021年

12月7.0 11月6.8 10月6.2 9月5.4 8月5.3 7月5.4 6月5.4 5月5.0   4月4.2 3月2.6 

推移的に見ますと来月も高止まりなのでしょう。

徐々に発射台が上がってきますので、対前年対比的だけを取り上げますと落ち着いてくると予想できます。

今後も前月比で上昇しなければ、良いとも言えます。

チェック点としましては、ガソリンの動向が大きく作用する事は間違いありません。

wti原油。

画像155

9/21のfomcが注目と言う事ですが。

私はガソリンの動向で、物価が左右されるのであれば、金融政策は軽微であるのでは。という推論を持っています。

今迄の利上げが、賃金インフレを抑えられていない所にもよります。

市場は、来年には利下げがあるかもと先走りをしている解説がありますが、原油が下がると読んでいるのかもしれません。

それで利下げをするというイメージです。

ここは何とも言えませんが、それは不景気になり需要が減るからとも言えますし。

更に深読みしますと、以前も書きましたが、ロシア産の原油は中印にかなりディスカウントされて供給されており、それが他の国に出回っているのではと感じています。

これは昨今の原油価格の下落が、理屈的に説明が出来ない事にもよります。

wti原油はウクライナ侵攻前の値になっているのです。

この部分は難解すぎる案件ですから、一旦置いておきます。

マーケット的には、警戒していたcpiが市場予想より低くなった事の反動で大幅上昇しました。

8.5%のそれは十二分に高い値と思いますが。

解説的には、米景気の堅調が続く中で、インフレが減速すれば景気後退入りは避けられ、米経済は軟着陸が可能との見方が広がったとの事です。

物価指標が出そろうまで買いを手控えていた投資家が、相場上昇に乗り遅れまいと買いを入れたとの事でした。

8/12成立のインフレ抑制法案も追い風になっているのかもしれません。

今後の動向に注目です。

*世界の感染者は5億8987万人で死亡者は643万人との事です。

前週比は695万人と2万人の増加です。

前々週は667万人でしたので高止まりで推移しています。

日本は

日236772 月137859 火212552 水250403 木240205 金168826 土183609で合計は1430126人で平均は204303人でした。

過去の推移を列記しておきます。

2022年

10/21  33226  10/14 30338 10/6 30764 

9/30  42441  9/23 54907   9/16   79293   9/9  103264   9/2  139934  

8/26  202321   8/19   212199    8/12 204303   8/5 214061 

7/29 198015 7/22 140492 7/15 81927 7/8 39317  7/1 19721 

6/24 14673 6/17 14046 6/10 15347 6/3 19432 

5/27 28837 5/20 35551 5/13 37020 5/6 26428 

4/27 36256 4/22 40920 4/15 48921 4/8 48251 4/1 46581 

3/25 39053  3/18 39000  3/11 54444 3/4 65799 

2/25 68000 2/18 90000 2/10 99000  2/4 100000

1/28 84000 1/21 50000 1/14 20000

1/21から3/21迄が蔓延防止期間でした。

山の日以降と来週初めはお盆休み期間であり、データ的にはゴールデンウイークと同様の傾向はあるのでしょう。

現在10代の感染者が減少しているとの事で、夏休みの影響はあると思います。

夏休み中に減少となれば前年の動きになる可能性はあります。

注目です。

*来週のマーケットは米国小売売上高とfomc議事録に注目です。

それよりも、この地合いが本当なのかを見極める場面でしょう。

週末の700円高の高値引けなど、上段の日足チャートを見て頂きましたら分かりますが、山の日前迄の凹みからは考えられなかった事です。

日本市場が休日前の米国cpiを警戒していたのは分かりますが、上がり過ぎでしょう。

更に上昇するとは、殆どの市場参加者は思っていないでしょうが、インデックス系はオプションを張っている方々のチキンな心情を突いてくる可能性は十分にあります。

マーケットは、上にも下にも厳しく動きますので踏み上げも考えられます。

注目です。

個別決算では8/8ソフトバンクグループです。

3兆1627億円の赤字とは驚愕の内容でした。

前四半期が2兆円の赤字でしたので、5兆円を超える訳です。

孫さんは徳川家康を引き合いに出して、つらつらと反省の弁を語られ、大きなビジョンは変わっていないが、それを一方的に追い求めると全滅の危険があり、全滅だけは絶対に避けなければならないとコメントしました。

ソフトバンクG。

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5日移動平均線は1.74%で25日線は2.28%となっています。

日経平均の寄与度に大きく影響してくる企業ですので、もしもの時はどうなるのでしょうか。

私には分かりません。

どうでもよい私の話は、日経平均のいきなりの上昇で、高値掴みの信用1570は12本全て決済出来ました。これらは苦節のメンバーでした。

現物の1570もやっと利益確定しました。

それは良かったのですが、今度は逆ナンピンのwインバースがたんまり残っています。

思惑的には変な展開になってしまいました。

決算プレーで小金を稼ぐ週間でもありました。

どうなるでしょうか。

注目です。


2022年8月19日

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日経平均28930 NYダウ33706 wti原油89.97 ドル円136.93
前週比384 ▼55 ▼1.91 3.45

日経平均は更なる続伸です。
8/17には29222円となり昨年末28791円を大きく抜いてきました。

昨年末と言えば、オミクロン感染拡大やウクライナ侵略も起こっていません。

連日の悲惨な映像が流され続け、お互いに中傷制裁が繰り広げられ、世界が2分される事態等も想定されて、エネルギー問題や穀物高が世界を困惑させると共に、FRBの想定外の利上げが実行され、世界中がハイパーインフレに思い悩む事等は思いもよらない事なのです。

中国の0コロナ政策も知らず、Ba5等誰も知りません。

日経平均 週足。

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それでは、何がこの値を示しているのでしょうか。

米株は半値戻しの水準です。
SP500 週足。

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日本株は米株に相関しています。
何回も書いていますが、2022年は米株より相対的に強いと言う事なのでしょう。

当然2021年から継続していますので、2022年だけを語りましても仕様がないのですが、今を重視する世間は、昨年の事は昨年の事なのです。

*何故強いのかと言えば、当然経済力云々ではないのでしょう。

それは金融政策の違いと、それに伴う為替の動きとしか考えられません。

株価は金利の影響は間違いなくあります。
日本株の配当は2%以上ありますから。
普通預金は0.001%です。

政治的な安定も挙げられるのかもしれません。
政策と言うよりも黄金の3年間が重要です。

日本10年債 週足。0.200%。

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米国10年債 週足。2.971%。

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ドル円 週足。

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物価高の違いが、政策の違いを表しています。

コモディティーの価格は世界共通です。
それも資源輸入国である日本の物価が限定的な訳です。
8/19消費者物価指数は前年対比2.4%の上昇でした。
米国は8.5%、英国は8/17に10.1%と出てきました。

それが何故なのかは、短い文章では書ききれませんが。
そうなっています。

この比較の傾向は続くのでしょう。
今後の動向に注目です。


324 ▼2 353 ▼280 ▼11の1週間でした。

5日移動平均線は▼0.12%となり25日線は3.41%となっています。

上段の日足チャート見て頂ければ分かりますが、日本独自で何が起きた訳ではないのですが、強烈に上昇しています。
オミクロンは最高値圏を継続している日本がです。

*投資対売買状況より、外国人投資家の先物主導が発端である事は明白です。

どこの外国人でしょうか。
全くの憶測ですが、中東マネーの影響が強いのではないでしょうか。
米株もそうかもしれません。

彼らは原油高に謳歌しているのでしょう。
年初より強烈に上昇しましたから。
言い方は悪いですが、いつもの仕事で2割以上儲かるのです。
不測の事態の為に、オイルの資金を基軸通貨のドルや米債、米株に変えているのでしょう。
手堅い日本株も一部買っているのかもしれません。

wti原油 週足。

画像165

全く別件ですが、直近の原油の下落は難解です。
天然ガスや石炭は理屈的に急上昇しています。
原油がウクライナ侵攻前の値に何故なるのでしょうか。

これの明確な答えは不明です。
中国の需要なのでしょうか。
世界は、それなりには使はざるおえないと思うのですが。
この夏は世界的に熱波で散々な訳です。
エアコンは全開でしょう。

即ち、不明だけに又急上昇もあるとも言える訳です。
注意です。

話を戻しますと、インデックス系がこの様な状況ですので、個別銘柄でも、日経平均の値がさ系の一部の銘柄が強烈に上昇しています。
そこに群がっているとは言いすぎですが、それらの業績云々ではないのは明白です。
NT倍率は8/16で14.56となっており、7/12の13.98より急上昇しています。
この14.5台の値は、過去を見ましても最高値に近い値との解説です。
日経平均系が強いという証左です。


値がさ系個別銘柄の一部をアップしておきます。
ファストリ。

画像166

5日移動平均線は▼0.80%で25日線は5.00%となっています。

ダイキン。

画像167

5日移動平均線は0.17%で25日線は7.22%となっています。

ファナック。

画像168

5日移動平均線は▼1.53%で25日線は5.35%になっています。

信越化学。

画像169

5日移動平均線は▼1.18%で25日線は2.03%になっています。

リクルートホールディングス。

画像170

5日移動平均線は▼2.05%となっており25日線は1.27%となっています。

時価総額上位の銘柄からもアップしておきます。
トヨタ。

画像171

5日移動平均線は0.18%となっており25日線は0.07%となっています。

三菱UFJファイナンシャルグループ。

画像172

5日移動平均線は▼0.02%となっており25日線は0.17%となっています。

NTT。

画像173

5日移動平均線は0.92%となっており25日線は▼1.18%となっています。

ソニー。

画像174

5日移動平均線は1.86%となっており25日線は3.39%となっています。

そういう事で、現在はいびつな傾向と言っても過言ではないのでしょう。

現在のマーケットは、想定外の強さ。売り手不在の踏み上げ。
機械的な買い。需給要因の売り方の買戻し。売り方のチキンレース。
先物買い仕掛け。心配しすぎ下げの反動。揉みあいの上放れ。
駆け込み自社株買い。持たざるリスク。インフレピークアウト。
金融政策転換期待。中間選挙への忖度。
政治マターでの買い入れ。
ベアーマーケットラリー弱気相場の一時的な反発。

等々と語られています。
どれも抽象的な文言で、理屈的に確証はないのでしょう。

27000円を何回も押し戻されて、やっと抜いてきたという事象は分かります。
28000円抜きも早かったのですが、それなりに日数はありました。
それからは真空地帯の様な上昇ですから。

市場関係者や参加者は、この混沌とした状況の中で、各市場の動向を日々見て行くしかありません。

cme日経先物は28745円となっています。

今後の動向に注目です。


経済指標のソフトハードからは、米国7月住宅着工件数、7月小売売上高、 8月ニューヨーク連銀製造業景気指数、8月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、失業保険申請件数や中国からは7月小売売上高、鉱工業生産等々が出てきました。
7月度fomc議事要旨の公開もありました。

それぞれ詳細な解説が出ています。

*米国の住宅関連指標は散々な数値が継続している事は、誰もが知る所です。
個人的には、これだけはと言っては語弊がありますが、金融政策の顕著な結果なのでしょう。

住宅ローン金利が急上昇していますから。

新規中古を問わず、投機的な住宅取得が減少している事は健全な事です。
一般に居住する為に住宅ローンを組んでいる大多数の方々は、そのあおりを受けて厳しいのでしょうが。
FRBはここには政策的に手を付けていると感じます。
リーマンショック再びというのか、住宅バブル崩壊を回避さしている訳です。

この現象を起こしてしまったのもFRBなのですが。
今後の動向に注目です。

*世界の感染者は5億9567万人で死亡者は645万人でした。
前週比は580万人と2万人の増加でした。

前々週は695万人でしたので100万人も減少しています。

懸念をいつも書いています中国からは、8/18海南省がいけない報道が出ています。
2週間封鎖対象になっているにもかかわらず、感染拡大に歯止めがかかっていないとの報道です。
海南島では15万人の旅行客が足止めになっているとの事です。
8/17に1231人の新規感染者が出たとの事での対応の様です。

8/16チベット自治区でも懸念の報道が出てきました。

感染件数を見ますに、日本と比較しますと軽微な値ですが、中国は0コロナ政策ですから。
経済に影響を及ぼす事は間違いありません。

全く門外漢で恐縮ですが、こんな事をしていれば、自然免疫がいつまでも増えずに、将来この地域の人々だけが無防備な人達になる様な感じもしますが。
古代の昔から人間は疫病と共生してきたとも言えるのです。

重症化する方々だけをケアーする方が良いと思うのですが。

但し、これは今のオミクロンの状況での話であり、強毒性のウイルスが出てくれば話は変わる訳です。
不明な変異をする事は知られていますので、中国の政策が完全に間違っているとも言えないのでしょう。

日本は
日178356 月138613 火166205 水231499 木255534 金261343 土253846となり合計は1485396人で平均は212199人でした。

8/12 224303人 8/5 214061人 7/29 198015人でした。

お盆期間は減少したというよりも、検査の兼ね合いでデーターの減少なでしょう。
ウイルスにお盆はありませんので。
残念ながら高止まりは継続しています。

全件把握が問題となっています。
いつものメディア主導にての傾向が出ています。

厚労省から詳細は割愛しますが、5月からハーシスの運用を開始し、大阪からは8/1から代行入力の負担を減らすために、新たなシステムを導入しているとの報道です。
デジタル化がやっと構築されているとの事です。
医療機関もハーシス入力で1件3000円が支給されるとの事で、そちら方に当たり前の如く誘導されているとの事です。
3000円も支払うのかとも思いますが。
精査しての報道が求められるのでしょう。

酒場では若者たちの半数が直近の感染者となっています。
世間的にもそうなのでしょう。
若者達は集団免疫になるのでしょうか。

近所の大病院では毎日1時間かけて、全従業員にPCR検査を実施している事を聞きました。

徹底している訳です。

今後これをクラスターが出ている介護施設で出来ないのかがチェック点でしょう。
いつまでたっても同じ事の繰り返しですから。
政治がどうにか動いてもらいたいものです。

注目です。


*来週のマーケットは8/25からジャクソンフォールが開催されます。

セレモニー的な感じだと思うのですが。
各連銀総裁が様々を語っています。

9/21のfomcは、直近の雇用統計と消費者物価指数等々を見て決定するのでしょう。

29000円越えのマーケットは達成感で、一旦落ち着くと思います。

ここ迄の流れから500円下げても普通だと思います。
売り方は散々でしょうから、ヘッジファンドは結構儲けたのでしょう。
下げた場面と同じ事を上げてやった訳です。
注目です。

どうでもよい私の話は、思いもよらない4932アルマードでした。
急に動機付き週末高値で売り抜きました。
まだまだと言うコメントが多数ありましたが、利益を確定して様子見としました。結構太い利益でした。
思えば3ヶ月前にラジヲの推奨銘柄で何もわからず散々な銘柄だったのです。

アルマード。

画像158


5日移動平均線は17.54%で25日線は33.59%となっています。i

1357ダブルインバースは、皆さんと同じく、苦節のナンピン買いとなっています。どこで決済をするのかが思案六法なのでしょう。
6月時点の1570レバレッジと同じ事が起こっている訳です。

Wインバース。

画像159

5日移動平均線は0.23%で25日線は▼7.07%となっています。

どうなるでしょうか。
注目です。

2022年8月26日

画像175

日経平均28641 NYダウ32283 wti原油92.97 ドル円137.75
前週比▼289 ▼1423 3 ▼0.82

日経平均は1%の下落でした。

理屈もなく急上昇してきましたから、一旦利益確定は当然の事です。
売り方は又踏み上げられるのかと疑心暗鬼になっているでしょうから、厳しい展開です。こちらは少額利益でも買戻しを行い、木 金等は怖くて決裁したのかもしれません。

▼135 ▼341 ▼139 165 162の1週間でした。

5日移動平均線は0.36%で25日線は1.39%となっています。


メディアからはジャクソンフォールでのパウエル発言後のマーケットに注目というフレーズを何十回も聞いた週間でした。

売買高は完全に様子見の薄商いでした。

個人的には他の連銀総裁がタカ派的な発言を繰り返していましたから、パウエル一人が違うコメントをするはずもなく、今後の金融政策はデータ次第を繰り返すのだろうと踏んでいました。

ジャクソンホール会議はFOMCではなく、セレモニー的な意味合いもありますし、具体的な政策内容は言えないはずです。

市場も上記の事は当然織り込んでおり、諸々の積み重ねで、今の値を形成している訳ですから、いつものイベント通過ではと感じていたと思います。

直前2日間は上昇していた訳ですから。

それが全く違った結果となりました。

NYダウは今年3番目の下げとなる1008ドル▼3.03%の大幅下落となりました。
ナスダックは▼3.94%と更なる下落となったのです。

NYダウ。

画像180

ナスダック。

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NYダウは7/2932845ドルでしたので現在値32283ドルは、いきなりの割り込みとなりました。ナスダックは1239012141と同様の状況です。

後3立会日ありますが、この8月相場は何だったのかと問われる事となるのでしょう。

足元の急激な上昇は、実体経済とかけ離れている訳で、ヘッジファンドが薄商いの中の仕掛けだったというのが答えかもしれません。

先物主導は売れば買戻しですし、買えば売る訳ですから。

cme日経先物は28115円となっています。

7/29の日経平均は27801円でした。

多くの方は憂鬱な週末を過ごしたことでしょう。

今後の動向に注目です。

*7/26パウエルはジャクソンホール会議で講演を行いました。

内容はタカ派的とも言えますが、現状認識を説明する一般的な講義とも捉えられるでしょう。
誰もが、この物価高は直ぐには戻らない事は認識しているでしょうから、当局はそれに対処をするだろうは当然の思いです。

何回も書いていますが、個人的には金融政策では限界があるだろうと感じています。
バイデン側からの動きの方が重要だと感じます。

そもそも、不景気にして賃金を下げるというのは不健全だと思います。


話はいつものそれますが、8/22中国は今年3回目の利下げを発表しました。
かなり景気は悪いのでしょう。
0コロナ政策は、人の動きを強制的に止めてしまうのですから。
水不足干ばつの計画停電も追い打ちをかけています。
ディスカウントされたエネルギーはロシアから供給されているでしょうに。

そして日本は永遠の0なのです。
この2極化をどう捉えるのかは、識者に聞いてみたい所です。
的確な答えは無いと思いますが。

金融のプロフェッショナル達が金融政策を実行しても、思い通りにはなっていない訳です。


パウエルは、インフレを押さえ込むには家計や企業に何らかの痛みをもたらす事になるが、それは避けられないコストだと言及しました。

ただ物価安定を取り戻す事に失敗すれば、もっと大きな痛みを伴う事になると警告しました。

そして金融引き締めについて、やり遂げる迄やり続けなければならないと述べて利上げを継続する姿勢を鮮明にしました。

物価の安定を回復させるには、金融引き締め策を一定期間維持する事が必要となる可能性が高いとしたうえで、歴史は時期尚早な金緩緩和を強く戒めているとの事です。

9月からの利上げ幅はデータを総合的に判断する。
と当然ですが具体的な言及は避けています。

もっと話をしたのでしょうが、一般人はメディア発信の内容しか存じ上げません。

マーケットは、米国景気の一段の悪化を懸念し、全ての業種が売られたのです。
来年の利下げは無いと踏んだとの解説ですが?、この様な事は勝手に市場が催促していたと言うのか、いいとこどりな内容ですから。

但し米株の日中足を見ますに、後半一段安の500ドルは仕掛けっぽい感じはします。


物価は対前年対比というよりも対前月対比だと思います。
これの積み重ねを続けるしかありません。

賃金をすぐに下げる、賃金インフレを改善するのは相当時間がかかるのでしょう。
現状維持でも不満があるのに、従業員に賃金を下げられる訳がありません。

エネルギー系の動向が大きく作用することは周知の事実です。

米国では電気代の滞納が6世帯に1世帯にもなっている事が明らかになりました。
7月の電気代は前年比15%増と2006年以降で最高の伸びを更新しているとの事です。

天然ガスの暴騰も更にチェック点でしょう。
過去最高値を更新しています。
ガスプロムは31日から3日間停止する事を明らかにしています。
英国では10月より電気ガスの上限を80%引き上げると発表しました。
一般家庭の料金は年間32万円から57万円になるとの事です。

8/23サウジアラビアから減産の報道が出てきました。
インドからはディスカウントされた原油より精製された安価な軽油が欧州に出回っている報道が出ています。

兎に角、生活に最低必要な光熱費と燃料費をどうにかしなければなりません。

これは政治の役目なのでしょう。

尚、10年債利回りは先週末2.98%であり週末3.03%となりました。
若干の上昇となりました。
但し、パウエル発言で上昇した訳ではありません。
株式は大幅下落しましたが、金利は軽微だったのです。
短いレンジでは、逆のパターンもよくある現象です。
米国10年債。

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今後の動向に注目です

*世界の感染者は6億56万人で死亡者は645万人でした。
前週比は489万人と3万人の増加です。

前々週は580万人でしたので、引き続き100万人もの減少です。

日本は
日226590 月141450 火208923 水244128 木221471 金192883 土180808で合計1416253人の平均202321人となりました。

8/19 212199人 8/12 204303人 8/5 214061人 7/29 198015人となっています。

世界は100万人づつ減少していますが、日本は微減という所でしょうか。
これは日本も検討している様に、各国での値の取り方に変更があるのかもしれませんので、何とも言えません。

だいたい日本が世界の最高値であるというのはどうなのでしょうか。

それはそれとして、日本では時系列で見れていますから、対策はとれやすいのでしょう。
過去3年間で感染件数は最高値圏であるのは間違いありません。

今回コロナ過で初めて日々の感染者が報道されています。
それも詳細に入院、自宅療養、重症、死亡、ワクチン接種、年齢別等々と様々です。

それも市町村からの積み上げですから。
こんなデータは、今迄に見た事はありません。

インフルエンザでもざっくり今冬100万人等はありましたが。

法律にのっとって運用されている事となります。

今後政治がどの様な判断を下すのかは分かりませんが、一旦やめましても5年、10年、20年後には比較できる貴重なデータなのでしょう。

今でも思い付きの様な政治判断は出ていますが、何もなければ更にの感覚の世界になります。
人それぞれに思いは様々ですから、仕様がないのかもしれません。

来週から新学期が始まります。

今後の動向に注目です。


*来週のマーケットは、8月末と9月月初となります。
一旦米株が崩れましたから、それがどうなるのかです。
日本市場も28000円は割り込むのでしょう。
但し、今年の推移を見ましても、それの値は高値圏とも言えます。
上段で書きました7月末の27801円はチェック点です。

月初の経済指標や、いきなり飛んでくる材料に、地合いが悪くなった時は過敏に反応するのはいつもの事です。
上昇している時のスルーは許さないので注意です。
9/9のメジャーSQに向かって思惑が出る週間とも言えます。

米国は9/4がレーバーデイとなります。
そこから米国市場が本格的に動くのはいつもの事です。
パウエルはデータを見ると言っている以上、9/2雇用統計と9/12消費者物価指数は最重要となります。
雇用統計の前月50万人増は何だったのでしょうか。
米国は副業が流行っているのでしょうか。わかりませんが。

とにかく一旦仕掛けたヘッジファンドの動きで、どの様にも展開するとも言えます。
注目です。

どうでもよい私の話は、個別銘柄は引き続き4932アルマードで小金を稼いだ事と飛びつきの9501東電でした。
アルマード。

画像177

5日移動平均線は1.50%で25日線は35.98%となっています。
アルマードは、もうデイトレードの運用です。

東京電力ホールディンクス。

画像178

5日移動平均線は4.19%で25日線は9.57%となっています。

東電は全体地合いの悪さより、利益確定しておけばよかったと後悔していますが、いずれ戻ってくるでしょう。
国策に売り無しになるでしょうか。

そして大票田の1357wインバースは連日の買いの週間でした。
思案六法しましたが、一部決済はしませんでした。
えいやあの気持ちでしかありません。

日経平均wインバース。345円

画像179

5日移動平均線は▼0.80%で25日線は▼3.33%となっています。

wインバースはどこで一旦決済するかです。
上でいっぱい持っていますから。

どうなるでしょうか。
注目です。


2022年9月2日

画像187

日経平均27650 NYダウ31318 wti原油87.25 ドル円140.15
前週比▼991 ▼965 ▼5.72 2.4

日経平均は大幅下落しました。
3.46%もの下落でした。

日本で何が起こった訳ではなく、米株に連動した事は間違いありません。
NYダウは先週末から2000ドルも下げている訳ですから。
とばっちりとも言えます。
上昇要因の時はスルーするのですが。

この原因はパウエル発言と言う事になっています。
ジャクソンホールショックと揶揄されています。
FRBに逆らうなとも言われています。

それはそうなのでしょうが、あの9分間の演説が全てではないでしょう。
現状認識を解説した内容ですし、各連銀総裁発言と相違はありません。
データを見て金融政策を行うという、いつものスタンスは変わらなかったのですから。

そうなると、ここまでの調整は何なのでしょうか。

それは上昇しすぎたから下げている。
は身も蓋もない事で恐縮ですが、そうだと感じます。
需給要因であるというのが重きではないでしょうか。

上昇している時の精査が必要でしょう。
以前に書いています、材料的に何かが解決された事はなかったのです。

ウクライナ紛争・物価高・資源高・異常気象・金融政策・ドル独歩高・バイデン支持率・中間選挙・中台懸念・中国0コロナ等々や細かいことも列記できますが、何も解決されていないのです。
最大注目のインフレの抑制は程遠い状況です。
FRBの目標は2%なのですから。

更に悪くなっている内容さえあるのです。
ドイツの電気代は3倍にもなっていると報道がありました。

市場はヘッジファンドや機関投資家等々の大手所が勝手な思惑で、動いたとも言えます。

世界全体が、この平時ではない戦時ですので、理屈的に動く事は困難であるとも感じます。

もしサポリージャで大爆発でも起これば、奈落の底に落とされる訳ですから。
そもそも戦争中に何故稼働させているのかは理解に苦しみます。
これの解説がないので分かりませんが。
10年以上単位での大惨事が起こる事は間違いありません。
IAEAより査察は入っています。
但し、偶発的な事など誰も予想ができません。

リスク管理をしている人と言うのかAiは、これを感じ取っているのかもしれません。

それはさておき、現実的な値で見てみますと。

*マーケット的には金利動向でしょう。

米国10年債利回り。

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NYダウ。

画像188

現在3.195%となっています。

チャートをご覧になれば一目瞭然ですが、急上昇しています。
前週は3.03%でした。

米株が高値でありました、8/16 2.824%あたりからは顕著な動きです。
この時NYダウは34152ドルだったのです。
現値は上段の31318ドルです。

金利に関しましては、他の年式の金利も当然見なければなりませんし、それとの逆転状況の推移や実質金利の変動もそうでしょう。
その他諸々の専門的な事はある訳ですが、一般人は10年債との相関で見ておけば良いと感じています。

そこで確認しておきますと、この3.195%という値は、直近のチャート上で見ますと6/10 3.156% 6/22 3.156% 6/28 3.206%が近似値です。

NYダウで確認しますと、6/10 31392 6/22 30483 6/28 30946となっています。

当然どんぴしゃりとはいきませんが、相関しているのは見て取れるでしょう。

そうなると、この10年債利回りが今後どうなるのかは要点でしょう。
これは、どうなるのかは誰も分かりません。

日足チャート上ではまだ上はあります。
6/14 3.483%が今年の最高値でした。ちなみにNYダウは30364円でした。
今年の最安値29888ドル6/17 3.239%の時となっています。

これらは現在値より1000ドル下の水準です。

FF金利と連動する2年債は上昇するのではが市場のコンセンサスです。

FRBは9月より資産圧縮を950億ドル予定しており、1年間で1兆1400億ドルになるとの事です。
保有債券を健全な値に戻すとの事です。
市場に出回った債券で金利は上昇するだろうとの解説がありました。


今後の動向に注目です。

*日経平均は▼762 316 ▼104 ▼430 ▼10の1週間でした。

5日移動平均線は▼0.87%で25日線は▼2.20%となっています。

移動平均線上からは残念ながら売られすぎという状況ではありません。

cme日経先物は27545円となっています。

これでも米株と比較して軽微の下落となっています。
これの理由は以前に書いていますので割愛します。

200日線は27500円所であり、サポートと言いたい所ですが、どうでしょうか。

*9/2の米株の状況が悪すぎます。
日中の高安は844ドルとなっているのです。
NYダウは終値で337ドル1.07%安となりました。

注目の雇用統計発表後にNYダウは370ドル以上も上昇し、多くの方が楽観したのも、つかの間での出来事でした。
内容が予想の範囲内であり、FRBの方向性に合致していると多くのコメントが出た矢先の事なのです。
私はこれはヘッドラインでの動きであり、精査すると、どうなのかなと感じたと思います。
下落要因はノルドストリームの停止延長も出ていましたが、ドイツ株が変わっていませんでしたから、こじつけ解釈でしょう。

*最重要項目のインフレ部分で見ますと賃金上昇の項目でしょう。
前年対比は5.2%上昇で前月対比は0.3%上昇と出てきました。

これは7月度の0.5%上昇より鈍化している事や、市場予想内の値であったとの事ですが、上昇は続いている訳です。
賃金インフレは収まっていないという事なのです。

金融政策が効いていない部分だと思います。
3月0.25 5月0.5 6月0.75 7月0.75の影響は出ていない証左です。

経営側は賃金を上げると言う事は、商品やサービスの価格も上げるという事です。
金融政策では時間がかかる内容ですので致し方ない所でしょうが。
この事は金融のプロフェッショナル達は当然存じている事でしょう。

そうなると金融当局は即効性のある資産インフレの低減を求めるのです。
それは不動産価格株式時価総額の減少でしょう。
賃貸料も時間がかかります。

カシュカリ総裁は株価下落でハッピーと言っているのですから。
メスター総裁は来年の早い時期に4%以上に政策金利を引き上げると言及しているのです。

短期的にはマーケットはそれらを読み取ったのではないかと推察します。
レーバーデイでの3連休もあるでしょうが。

日本株は27000円割れは十二分にあると思います。
9/9がメジャーSQですから。
この状況下で上昇や横ばいがあるでしょうか。
どうやって仕掛けて儲けるかを、仕事としている大手所の面々は絶好の時間割りな訳です。
皆が思っている逆も相場ですが。

注目です。


*9/21のFOMCで0.5%か0.75%の利上げが注目となっています。

疑問点としましては、何故これだけインフレが大変という認識で動いているはずの金融当局が、8月はきっちり夏休みを取ったのかです。
臨時総会は開かなかったのです。
それは全くの不明ですが、内部では議論はされていたのでしょう。

どういう話が、もたれていたのでしょうか。

サプライズを嫌ったという事はあるでしょう。
0.75%を2回しましたので、様子を見てみようもあるのかもしれません。

エネルギーよ下がれと念じていたのでしょうか。

結果、思わず株価が急上昇してしまったのです。

FRBは以前の反省が出来ていないのではと感じます。
パウエルは一時的な物価上昇と連呼していた事をです。
当然パウエル一人が言っていた訳ではないでしょう。
世界最強のシンクタンクが間違った訳です。

バイデンが大判振る舞いを行っていた事が根底にあるのですが。
米国は2021年後半を謳歌していたのです。

そもそも、そこから今の物価上昇が起こっている訳ですから。
世界が困窮している要因なのは間違いありません。

ロシアの蛮行は当然影響があるのですが。

今後の動向に注目です。


*ここでいつもの世界の株価動向を確認しておきましょう。

1/5 日経29232 topix2039 NYダウ36407 sp4700 ナスダック15110  イギリス7516 ドイツ16271 ロシア1586 上海3595 香港22907    台湾18455

2/16 日経27460 topix1946 NYダウ34934 sp4475 ナスダック14124 イギリス7603 ドイツ15370 ロシア1524 上海3465 香港24718    台湾18231

2/24 日経25970 topix1857 NYダウ33223 sp4288 ナスダック13473 イギリス7204 ドイツ14052 ロシア742 上海3429 香港22901     台湾18231

3/8 日経24790 topix1759 NYダウ32632 sp4170 ナスダック12795  イギリス6964 ドイツ12831 ロシア取引無し 上海3293 香港20765  台湾16144

5/20 日経26739 topix1877 NYダウ31261 sp3901 ナスダック11354 イギリス7389 ドイツ13981 ロシア1239 上海3146 香港20717     台湾16144 

6/3 日経27761 topix1933 NYダウ32899 sp4108 ナスダック12012  イギリス7532 ドイツ14460 ロシア1199 上海3195 香港21082     台湾16522

6/17 日経25963 topix1835 NYダウ29888 sp3674 ナスダック10798  イギリス7016 ドイツ13126 ロシア1315 上海3316 香港21075     台湾15641

7/1 日経25935 topix1845 NYダウ31097 sp3825 ナスダック11127  イギリス7168 ドイツ12813 ロシア1276 上海3387 香港21859     台湾14343

7/29 日経27801 topix1940 NYダウ32845 sp4130 ナスダック12390  イギリス7423 ドイツ13484 ロシア1129 上海3253 香港20156     台湾15000

9/2 日経27650 topix1930 NYダウ31318 sp3924 ナスダック11630  イギリス7281 ドイツ13050 ロシア1284 上海3186 香港19452     台湾14673

*ロシア以外の地域は3ヶ月前の6/3と比較して、微減か大幅な下値です。
*香港は最安値で、台湾は最安値圏です。
*日本は健闘している値でしょう。
*2/24の日本は26000割れでNYダウは33000以上あります。
*今後どの様に推移するのかに注目です。

*為替もドル円が140円に突入しました。

ドル円週足。140.15。

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ユーロドル週足。0.9952。

画像183

ユーロ円週足。139.58。

画像184

*このペアーだけを見てもドルの独歩高です。
*こういう変動のチャート事態が異常なのでしょう。
*ユーロ円も140円になっています。
為替系を書くには1000文字以上は必要でしょうから割愛します。


*世界の感染者数は6億401万人で死亡者は649万人になりました。

前週比は345万人の増加ですから、更に100万人も減少しています。
但し死亡者は4万人の増加ですから、3週続けて1万人づつ増加しています。
これは精査が必要でしょうが、感染件数はアバウトになっており、死亡件数だけは正しいのかもしれません。

懸念の中国は9/1四川省成都市で事実上のロックダウンが始まりました。
人口は2100万人との事です。
9/2から深セン市の一部で4日間の行動制限との報道です。
こちらは1200万人の人口です。
香港も9/1増加気味との事です。最大値の9000人との事です。
0コロナ政策には引き続き注意です。

日本は
日157966 月96145 火152997 水170108 木150224 金128728 土123376となり合計は979544人で1日平均は139934人となりました。
8月度は平均20万人でしたので大幅な減少です。

BA5の感染件数は存じませんが、600万人以上の方が1ヶ月で感染しましたから、その方は感染しないという所かもしれません。
新学期の影響は来週からかもしれませんが。

大阪府が全国1の死亡者数と言う事は、以前より知られている所です。
その原因は高齢者が原因であり施設入居者が大半を占めるとの事です。
大阪では3680の高齢者施設があり、府は独自の運用で、4月より抗原検査キットを無償で提供しており、出入りの業者の方までチェックを行い、それ相当の成果が出ているとの報道がありました。
但し、何故か半分の施設で、それの運用をしていないとの事です。
強制が出来ない様ですが、そこは政治の出番だと思います。
ある先生から、ここの部分が1番の問題であると聞かされました。
引き続き注目です。


*来週のマーケットは上段でも書きました様にメジャーSQが週末になります。
そして9/13に米国cpiの発表があります。
通常は様子見で、買いに入る事は超短期以外は考えられません。
cpiが悪ければ、どこからか観測報道が出るかもしれません。

前週にも書きましたが7/28は27801円でしたので、それを無情にも抜いてきました。
あの8月は何だったのかという事です。

ECB理事会で、日本株に影響が出るとは思いませんがセンチメント系が悪い時は要注意です。
オペック総会から減産でも出てきますと、どの様な事が起こるのかにも注意です。

米株がこういう展開ですので、一旦27000円を割り込んでもおかしくないと思います。
上段の日足チャートから、7/19の26961円から7/20の27680円718円も窓を開けて上昇しているのが分かると思います。
ここを埋めにかかると読んでいます。

9月は始まったばかりですが、月末がどうなっているのかです。
アノマリー的には1年で一番悪い様です。
上期の最終月となります。
高配当銘柄の配当取り系は、既に動いているかもしれません。
注目です。


どうでもよい私の話は、4932アルマードで引き続き小金の稼ぎを行い、
1357wインバースは更にの6000株の買い入れを実行しました。
1円でも下で買えるように我慢したりしながら。
未だ1本も売っていません。
答えが分かっていれば29200円時に全力買いをすればいいのですが、それはあの時点ではできないでしょう。
思い起こせば7月のcpi9.1%前後で、怖くてwインバースを買った訳です。
下記チャートより410円台の取引が多いでしょう。
皆さんも同じ気持ちだった訳です。
その後の下落で投げさせられた御仁も多かったのかもしれません。

6月のcpiショックは強烈でしたから。
7月のcpi前後は、その余韻が旬の様に残っている時なのです。
その内容はマーケットシリーズをお読みください。

後々高値掴みの信用1570レバレッジETFは全て決済出来たのですが。
マーケットを実際に張っている人は、思案六法で大変な訳です。

何事もそうでしょうが、実際に行動している人は説得力があると感じます。
評論系の方は、いかがなものでしょうか。

wインバース。370円。
縦軸より370円の売買高が一番多いのが分かります。
横軸より売買高は旺盛です。
25日線が横ばいになってきました。

画像185

5日移動平均線は1.81%で25日線は4.07%になっています。

どうなるでしょうか。
注目です。

2022年9月9日

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日経平均28214 NYダウ32151 wti原油86.10 ドル円142.56
前週比564 833 ▼1.15 2.41

日経平均は2%も値を戻しました。
9/8木曜日から急反発したのです。
何故かと言われれば、いつもの米株に連動した訳です。
米株では日本時間9/7水曜日の夜の取引となります。

それの理由は何かと問われれば、別段好材料が出た訳ではありません。
急落しすぎていたので反発したのが現状でしょう。
内容的には需給要因でいいと思います。

NYダウ。

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5日移動平均線は0.88%で25日線は▼2.97%となっています。


日経平均は▼31 6 ▼196 634 149の1週間でした。

5日移動平均線は1.52%で25日線は▼0.19%となっています。


市場関係者で、この変化を予想できた方は少数であったと思います。

日経記者の鎌田氏は、ザラ場27200円所でのperの値より、計算上は底値とも言えると発信していましたが。

とにかく米株の上昇は、たまたまと言っては語弊がありますが、9/9メジャーSQに対しての仕掛けになりました。
これ等誰も分かりませんから。
日本市場では9/8木曜日に更なる下落を匂わせながら、完全な逆張りでの展開でした。
現物株は寄り付きから終値まで上げ続けたのです。
売り方は散々の買戻しを強いられたのでしょう。
翌日9/9金曜日の日中足も同様の展開でした。

空売り比率は47.7 43.1 47.7 43.9 48.4の1週間でした。
日経平均は27619 27626 27430 28065 28214円の推移でした。

9月9日のSQ値は28253円でした。
9/7水曜日の終値近辺がSQ値なのであろうが完全に裏切られたのです。

オプション系や先物系の方々は大変な両日であったのでしょう。

こういう所業は相場の世界では時々要点の日柄で行われます。

cme日経先物は28185円となっています。
終値から190円高になっています。
これは9月末の配当落ちが入っており、実質の日経平均は28400円所が値となります。


*いつもの10年債利回りを見ておきましょう。

米国10年債。 3.315%

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米株上昇の解説では10年債が落ち着いている。
という解説がありましたが、これはどうなのでしょうか。

株価と金利は短期的には齟齬が出ますが、前週末は3.195%でしたので上昇しているのですから。
来週米株が下落すればどういう語りをするのでしょうか。

NYダウは上記チャートより見て頂いたら分かりますが、高値から3000ドル下げまして、1000ドル戻った状況です。

今後の動向に注目です。


チェック点としまして日経平均のドル建ての値は、年初より▼20%下落しており9/7水に年初来安値を付けたとの事です。
円建ては▼2%なのですが。

ドル円。142.56円。

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外国人はドル建てなのでしょう。
ここら辺の動向はどうなっているのでしょうか?。
ある意味米株より悪いとも言えます。

ドル円も9/7 21:00に144.92円を付けました。
岸田首相は黒田総裁と会談し、詳細の報道はありませんが、市場は一旦戻しとなっています。

そもそも0金利で為替介入は許されないでしょうし、米国は国内インフレ系でドル高は嫌がっていないのですから。
いつもの話を広げて申し訳ないですが、米国でシェールガスを抑えて、中東で増産せよもおかしな話です。
こんな事は皆が知っている事です。

とにかく、為替が異常な変動となっていますので、株式マーケットの方も理屈的には難解となっています。

*9/8ECB理事会からは予定通り0.75%の利上げとなりました。

ラガルド総裁は一段の利上げを示唆しました。
欧州では失業者一人に対して求人は0.3件ですが、米国では3件と発言しました。
そしてインフレは依然として主に供給側の要因が大きく、金融政策でエネルギー価格を下げることは出来ないと発言しました。
信じられないほどの高いインフレ率の数字がある以上、目標に達するまで行動を起こさなければならないと発言したのです。

9/5ノルドストリームは理屈を並べていますが、供給の再開は困難ではが大方の認識でしょう。

パウエルも9/8金融政策関連会議でインフレ抑制に同僚と私は、このプロジェクトに強くコミットし、根気強く続けていくと発言しました。
今迄の論法の継続でした。

ある意味金融当局は困っている訳です。

但し、黒田総裁は永遠の0ですから。
歴史的に後々に評価が出るのではと思います。

ユーロドル。

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ユーロの利上げからユーロが買われており、ここでも米国債に影響が出るかもと解説が出ています。
こちらも各市場に対して、難解に輪をかけた状況になっています。

今後の動向に注目です。

*世界の感染者は6億829万人で死亡者は651万人でした。
前週比は428万人と2万人の増加です。

前々週は345万人でしたので増加しています。

いつも懸念の中国からは、9/5に15省都を含む74都市が全員及び部分的な封鎖措置を取っており3億人に影響が出ているとの報道です。

10/16の党大会迄続くのではと解説が出ています。
この0コロナ政策は、中国当局が決定している鉄板の政策ですから。

現在マーケット的に上海市場では影響が出ていませんが、4月~6月の上海ロックダウンを鑑みまして、どう考えましても様々に注意でしょう。
経済統計の消費系は当然ですが、サプライチェーンでの日本企業の影響は必須です。
香港市場は別の話で最安値を更新していましたが。
市場関係者は当然知っているのですが、何故か語る人は聞きません。
何故でしょうか。
後出しで語るのでしょうか。

日本は
日107971 月68253 火112198 水129793 木112404 金99491 土92741で合計722851人となり1日平均は103264人となりました。

前週は139934人でしたので、更なる減少となっています。

新学期の懸念は一旦払拭されました。

但し10万人超という値は、年初増加した時の値と同数ですから少ない訳ではありません。

引き続き注目です。


*来週のマーケットは9/13 21時30分発表の米国8月度cpiに注目です。
値は当然の事ながら、どう各市場が反応するのかが注目でしょう。
固唾を飲みながら見守るしかありません。
これを乗り越えて方向性が見えてくるのでしょう。

そして9/16には米国のメジャーSQがあります。

注目です。

どうでもよい私の話は、思わぬ日経平均の反転でwインバースは5000株を苦節の利益確定を行いました。
9/7に思案六法で悩みましたが、決済させられたのは9/9となりました。
この週間で思わぬ展開となったのです。
27000円は一旦割ると思っていたのですが。
wインバース。

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5日移動平均線は▼3.18%となり25日線は▼0.45%となっています。

どうなるでしょうか。
注目です。


2022年9月16日

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日経平均27567 NYダウ30822 wti原油85.40 ドル円142.91
前週比▼647 ▼1329 ▼0.7 0.35

日経平均は2%以上の下落でした。
日足チャートを見て頂ければ分かりますが、前週からは、行って来いとなっています。
日本で何があった訳ではありません。
いつもの米株に連動です。

324 72 ▼796 57 ▼308の1週間でした。
28542 28614 27818 27875 27567となっています。

5日移動平均線は▼1.83%で25日線は▼2.43%となっています。

9/13火曜日迄は、各コメンテーターも我が世の春の様なコメントが多く、インフレピークであろう米国CPIを確認し、更なる上昇を伝えていた方が多かったのですが。

*9/13 21:30大注目の米国8月度消費者物価指数の発表がありました。

結果NYダウは▼1276ドル 3.94%と本年度最大の下落となったのです。

内容的には、ここ迄下げるのか。
という感じでした。

それ迄上昇していた部分もあるでしょうが、日中終盤更にの500ドルの下げは、いつものアルコリズムでしょう。

その後も下げて、下記のチャートを見て頂きましたら分かりますが、2ヶ月ぶりの安値となっています。

NYダウ。

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5日移動平均線は▼1.85%で25日線は▼4.67%となっています。

*CPI総合指数は前年同月比8.3%と出てきました。

2022年

1月7.0 2月7.5 3月7.9 4月8.5 5月8.3 6月8.6 7月9.1 8月8.5
9月8.3

2021年

12月7.0 11月6.8 10月6.2 9月5.4 8月5.3 7月5.4 6月5.4 5月5.0   4月4.2 3月2.6 

これは前月より減少している値です。
2ヶ月連続で減少しています。 
 
市場予想は8.1%でした。
前月比では0.1%の上昇でした。

これだけを見れば、そこ迄売られる材料では無いと思うのですが。

但し、何回も書いていますが前年対比は前年の値が基準ですので、発射台が上がってきますと、当年度は落ち着いてきます。

ガソリンが前月比で10.6%の下落となっているとの事です。

*コア指数が前年同月比6.3%と出てきました。
7月の5.9%より加速している内容です。
予想は6.0%でした。
*前月比では0.6%の上昇でした。

ガソリンは下落しましたが、家賃や医療サービス等幅広い項目で上昇が見られ、高物価が米経済に定着しつつあるとの解説です。

足元では対前月比が注目なのでしょう。

FRBの3月0.25 5月0.5 6月0.75 7月0.75の利上げが効いていないとも言えます。
燃料や穀物系は金融政策での影響は軽微であるとの理解は周知の所です。

そうなると、それ以外の部分はどうなのかと疑問が付きます。

金利を上げるという事は、景気を抑えにかかっている訳です。

年初の住宅ローンが3%であった所が6%にもなっていますので、不動産系は散々な統計が出ています。
投機系の不動産はそれで良いのでしょうが、一般の方々は悲惨な訳です。
3000万円で90万円も金利が上乗せされるのです。

自動車ローンから全ての金利が上がっているのでしょう。

考えてみますと、家賃が上昇しているという内容は、賃金が上昇しているからと解説がありますが、家主も金利が上がり、家賃を上げざる負えないという事はないのでしょうか。
インフレには逆効果な感じもするのですが。

それはそれとしまして、企業もきついと思います。
銀行の貸し出し金利が当然上昇しています。
いらない固定費用なのでしょう。
金利上昇で儲かる企業だけは朗報ですが。

そして人件費は抑えられないのです。
雇用統計よりも雇用は手堅い値が出ています。
需要と供給の世界です。
賃金は上昇しています。
そして現在雇用している方に、賃金を下げると言える所はレアーなケース以外は無いのでしょう。
すぐに転職しますから。

企業は各種費用の増大で、商品やサービスの価格を上げていく訳です。

物価が上がるのでしょう。
尚、小売売上高の上昇は、値上げをしている部分があるからで、割り引いた考えは必要です。

但し、当然競争の原理ですから、近い将来に、いけない所が必ず出てくるはずです。
倒産や縮小が出てきて不景気になる方向は十二分に考えられます。

金融当局がそれを誘導しているのですから。

逆に物価のピークアウト時が危ないのかもしれません。

FRBは軟着陸を発信していますが、失敗の連続をしていますから、眉唾ものです。

今後の動向に注目です。


*マーケットは今回のCPIをどう感じたのでしょうか。

解説によりますと、インフレ抑制に向けてFRBが利上げを加速する見方が強まり、米金利先物市場では、FOMCで通常の4倍にあたる1.0%の利上げを決めるとの観測が急浮上しました。

米債券市場では金融政策の影響を受けやすい2年物国債利回りが一時前日比0.22%高い3.79%と15年ぶりの水準に上昇し、株売りを促しました。

短期投資家の投げ売りが加速したとの事です。


*いつもの10年債利回りを見ておきましょう。

米国 10年債。3.455%。

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前週は3.315%でした。
前週に高止まりしていた金利を落ち着いていると言及し、株価は上昇していると解説していた方は、今度は何を語っているのでしょうか。

リバウンドしていたのは、下げすぎた反動の需給要因なのでしょう。

この値は上記のチャートを見て頂ければ分かりますが6/14の3.483%と同水準の値です。
この時のNYダウの値は30364ドルでした。
現在値は上段の30822ドルです。

その後NYダウは6/17に今年最安値である29888ドルの3万ドル割れを付けたのです。

FRB高官は現在ブラックアウト期間中で一言も発信していませんが、9/21のFOMCでどういう決定をしてくるのでしょうか。

それと今回はドットチャートの発表があります。

年末の金利の中央値と来年末のそれに注目です。

FF金利は2022年末は6月に3.75%と予想されていましたが、cpi発表迄は4.0%か4.25%がコンセンサスでした。
フェドウオッチより4.5%という値が33%の確率で出てきたとの解説です。

4.5%になれば、9月0.75% 11月0.75% 12月0.5%の利上げも考えられるとの事です。

9/21 FOMCの結果待ちです。

大注目です。


*日本株と米株の相関を見ておきましょう。

日経平均の27567円はNYダウの30822ドルと比較しまして、過去の推移から大きく返りが出ています。

上記に書きました、6/17のNYダウ30364ドルの時、日経平均は25963円だったのです。

これは、ほんの3ヶ月前の値です。

相関的には5%の返りが出ています。
1300円という事でしょうか。
3ケ月前なら日経平均は26200円でもおかしくないと思います。

*この違いで相場観を見誤る所でもあります。

それは何故でしょうか。

日本の投資環境が3ヶ月でいきなり改善したのでしょうか。
その様な話しは聞いた事がありません。

日本の企業業績が3ケ月で急上昇したのでしょうか。
それの答えは未だ発表されていません。

値的には1Q決算後にepsが著しく上昇しているのです。

日経平均のepsは2184となっています。
perは12.6227567円です。

3ヶ月前はepsは2060でした。
perは12.7026171円でした。


但し、企業決算より売上が上昇した訳ではありません。

それは為替差益なのでし。う。
ドル円 週足。142.9円。

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そして想定為替レートは120円所となっています。
想定と計画する訳ですから、それは近似値がベターなのでしょう。

但し、現在の為替環境は、企業側が考える値より変動が大きすぎる訳です。

更なる円安が進行しています。

市場参加者はこの事は当然知っています。
それに対しての投資を行うのでしょう。

しかし世界のマーケットの大元は米株の動向ですから。
あちらが大崩れしてしまえば、どうしようもありません。
ドル独歩高で米国企業は為替差損が出ているであろうは要注意です。


*全く根拠のない話で恐縮ですが、世界全体が非常に気色の悪い感じがするのです。
悲観論者の方はいつも語っていますが。
きっかけは、やはりヨーロッパでしょう。
冬場にかけてのエネルギー不足が、本当はどうなっているのか。
家庭は止めないでしょうが、企業に強制的な制限が出てくれば、根本から話が変わってくるのでしょう。
株式マーケットは瞬時に動く所です。
それはいきなりやってくるのです。

リーマンショック級という事です。
後付け説明では、今は戦時であるという解説でしょうか。

杞憂に終わればいいのですが。

今後の動向に注目です。


*来週のマーケットは9/21FOMCなのは間違いありません。

パウエル他FRBの面々が、事前に何回も発信していますので、優しいはずはないのでしょう。
市場は、それを先に織り込んだ値になっています。

但し、それより辛口の内容が出れば、辛口の内容と市場が反応すれば、
無常の動きは考えられます。
米国市場はかなり傷んでいますので注意です。
追証ぎりぎりの方が多数いる事は十二分に予想がされます。

FRB高官が株価の下落をハッピーと言っているのですから。
資産インフレを抑えにかかっている証左です。

門外漢の仮想通貨は年初より3割の値になっています。
投機の世界は完全に崩れています。

材料出尽くしで需給要因的な自律反発も十分に考えられます。
今回下げた分はすぐに戻すのでしょう。

注目です。

それと今月から始まった毎月950億ドルの資産縮小が、どういう影響が出てくるのかにも注目です。
世間のお金が減るという事はお金の価値が上がるという事ですから。
インフレ抑制なのでしょう。
金利に影響があるのでしょうか。
関係はないのでしょうか。

日銀他中銀ウイークとなります。

日銀は永遠の0が鉄板です。
そもそも、コロナ渦中で政策変更をした他の中銀と違いまして、それ以前から続けていますので。
2016年から本格的に始めた長短金利操作付き量的質的金融緩和です。
政策を戻す作業というのは無いのです。

レートチェックも報道に出ましたが、鈴木財務相の口先介入も相まって、
1つのアクションでしょう。
麻生さんは何回発信したでしょうか。

金利も上げずに為替介入等、世界にどう思われるのかです。
常識外の行動はありえないと思います。
いつもの黒田節が想像できます。

日本市場はシルバーウイーク中の3立会日です。
米株にサヤ寄せで動くでしょうが、9/22迄は動きは取れないでしょう。
積極的に売買は控えの週間になります。

注目です。


どうでもよい私の話は、信用wインバースを先週売らされてしまった失敗から今回の上昇で一旦9/16の終値で10000株を利益確定しました。
但し、7月cpiの動揺でまだまだ上で持っていますから。
現物1357wは利益確定していません。

マーケットは偶然の支配する所ですから難解です。
答えが分かっておれば持っていればいいのですが。
短期的には理屈にない動きをされて狼狽してしまうのです。

日経平均wインバース インデックス連動型上場投信。

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5日移動平均線は3.53%で25日線は4.23%となっています。

個別銘柄では4932いつものアルマードです。
材料も出ていないのに9/16いきなり11%の下落でした。
買いを入れてあります。
アルマード。

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5日移動平均線は▼13.20%で25日線は▼9.74%となっています。

どうなるでしょうか。
注目です。


2022年9月23日

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日経平均27153 NYダウ29590 wti原油79.43 ドル円143.32
前週比▼414 ▼1232 ▼5.97 0.41

日経平均はチャートを見て頂きましたら一目瞭然ですが、

更なる下落となりました。

シルバーウイーク期間でもあり、米株に引き続き連動です。

チャート上では以前に示しました、7/20の窓を埋めた状態になりました。

120 ▼375 ▼159の3立会日でした。

27688 27313 27153の推移です。

5日移動平均線は▼1.32%で25日線は▼3.23%となっています。

一目均衡表。

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*最大の注目は9/21のFOMCの結果です。

年内の米国の金融政策を決定する訳ですから猶更です。

その発表は日本時間では9/22の早朝3時となっていました。

市場参加者は、各市場がどういう動きになるのかを固唾を飲んで見守っていたのです。

解説者も様々なシュミレーションはしますが、どうなるのかは不明の状態でした。

日本市場は警戒からも前日400円近く下げていました。

但し当日発表まじか迄は米株は200ドル近く上昇しており、材料出尽くしの感さえあったのですが。

米株のファーストコンタクトは急落でした。

一旦戻したのですが、やはり無常の下落となりNYダウは500ドル下げの1日となったのです。

*内容の精査もありますが、理屈的には金利が上がったからでしょう。

10年債利回り。日足。3.455%

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前週は3.315%でした。

10年債利回り 週足。

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10年債は年初来高値を更新しています。

*内容的には事前予想の範疇でもあったと思います。

利上げ幅は0.75%となりFF金利の誘導目標は2.5%から3.25%に引き上げられる事となりました。

これは想定内の結果です。

注目のドットチャートからは、今年の年末は19人中8人が4.25%で9人が4.5%でした。

今後の利上げペースは11月0.5%12月0.5%か11月0.75%12月0.5%となります。

これも市場が85%以上織り込んでいた内容との解説です。

2023年は6人ずつ4.5% 4.75% 5%と出てきました。

これは先の事ですから随時で変わるのでしょうが、利下げは無いという結果となっています。

ここは勝手に市場が思い込んでいた所もありますので。

今後の経済状況で変化はしていくのでしょう。

そもそもインフレを抑えるのが命題な訳ですから、市場は何故利下げを示唆したのかは私には分かりません。

どういう理屈なのでしょうか。

今年は物価で来年は景気面を見るという事なのでしょうか。

またインフレになったらどうするのでしょうか。

FRBは物価の見通しができずに金融政策の失敗を認めているのですから、又同じことを繰り返すとは思わないですが。

利上げ幅は通常の3倍を3回も上げているのです。

これ事態異常な事なのでしょう。

更に大幅な利上げは続くのです。

各市場がおかしくなるのは当然の事と思います。


*経済見通しは下方修正でした。

実質GDPは0.2%に失業率は3.8%物価上昇率は5.4%となっています。

前回6月度は1.7% 3.7% 5.2%でした。

2023年はGDP1.2%失業率4.4%物価2.8%となっています。

前回6月度は1.7% 3.9% 2.6%でした。

パウエルは物価上昇率を目標の2%に戻すことを強く注力していると述べて、利上げペースは経済見通し次第とジャクソンホール会議以来に変化は無いとの発言です。 

これらを受けて金利が上がりドルが買われ株は下がりました。

NYダウは、その後週末に29590ドルと年初来安値を更新したのです。

6/17の29888ドルが最安値でした。

株式マーケットはCPIでショックを受けて、FOMCを警戒して値的には下値をつけていましたが、好材料になる内容は無かった訳ですから、心理的に落ち込んでいる所に、とどめを刺されたのです。

ここでのチェック点としましては8月度の消費者物価指数は、ガソリンは下落しましたが、その他諸々が上昇し、物価の下落が叶わなかった事です。

FRBは見誤ったのです。

パウエルは各種経済指標を確認し、金融政策を決定すると幾度なりとも発信しています。

今回のFomcの結果が正にそうなのでしょう。

あくまでも仮説ですが、そうなると又見誤る事はあり得るのでしょう。

プロフェッショナル達が見誤る訳ですから、構造的などうしようもできない、又はマインドと言うのか、黒田総裁がよく口にしている事が起こっているのかもしれません。

そもそも3ヶ月前、6ヶ月前のドットチャート等の見通しが、その都度の経済指標を確認し悪化しているのですから。
今回の発表が的確であるという事は、当然言えないでしょう。

さすがにマーケットはそれは織り込んではいないと思います。

そういう空気感が今後出て来るかもしれません。

この点は更に注意です。


NYダウ 日足。29590ドル。

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NYダウ 週足。

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NYダウ 年足。

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2年ぶりの安値水準となっています。

過剰流動性による金融相場の終焉とも言えます。

実体経済より上げすぎていたのかもしれません。

値的には元に戻っている訳です。

業績相場に循環と言いたい所ですが、景気を下げにかかっていますから、 それはどうでしょうか。

よくても、ここの推移が続く感じがするのですが。

今後の動向に注目です。


*wti原油が下落しています。

wti原油。日足。

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wti原油。週足。

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何故下落しているのかは諸説ありますので真意の所は分かりません。

物価高には朗報であるはずなのですが、稼働していたものが稼働していないのでと出て来るのです。

供給は同じで需要が減少しているからである。

既に不景気に突入している。

という論法です。

それの裏付けは各種経済指標を確認する事になるのでしょう。

注目です。


*Fomc発表で混乱やまない所で思わぬ事が起こりました。

9/22日本が突然為替介入に踏み切ったのです。

それも黒田総裁がいつもの顔と内容で会見を終えた後にです。

当面金利を上げる事はない。当面の期間は2~3年後とも述べられました。

マイナス金利を欧州がやめたとしても日本がやめる必要はない。

物価状況が違うのだから金融政策が異なるのは当然だ。

といつもの強弁でした。

それを受けて1998年以来24年ぶりの為替介入でしたから市場は大混乱と なったのです。

瞬時にドル円は145円から140円に5円も動いたのです。

取引をされている方は青天の霹靂だったのでしょう。

明暗がいきなり瞬時に分かれ、様々な人間模様があったと思います。

私も何の話し?。と言う感じでした。
そんな事できるの?と。

今迄も場面場面で口先介入は存じているのてすが。
私のマーケットシリーズも6年がたちますが、安倍さんも麻生さんも、  それはしなかったのです。
岸田さんは結構根性系凄いのかと感じた次第です。

ドル円 日足。143.32円。

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ドル円 週足。

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岸田首相、鈴木財務相、経団連会長等々要人が声明を出しました。

概ねは、投機による過度な変動が繰り返される事は、決して見逃せない。

という内容です。

米財務省からは容認はしている。

日本の行動は理解しているとの声明が出ています。

協調介入はしていないとの事です。

当然米国とは何週間も前から話はされていたのでしょう。

但し、世界が米ドルの独歩高になっている現状で、投機なのかどうなのかは難しいとは思いますが。

とにかく高度の政治的判断である事は間違いありません。

様々なシュミレーションを検討し決断したのでしょう。

これに対して、各方面から論建が出ています。

そして今後、これを実行してしまった訳ですから、通常の動きではない為替の取引となるのでしょう。

四半世紀ぶりな訳ですから誰もが分からなくて当然です。

以前の事例を解説した所で、環境、ボリューム、時代が全く違うのですから。

今後の予想系は既に語られていますが。

それはあてにならないと思います。

直近では7月に発表された6月度の日銀の10年物国債の買い入れ額16兆円でしょうか。

金利を上げようとした海外勢はことごとく粉砕されたのです。

中央銀行に対抗する事は脅威の証左でしょう。

ドル円は、この管制相場でどうなるのでしょうか。

FⅩをされている方は、ドル円の取引は一旦休止かもしれません。
どこの時点で介入があるのかが分からないのです。
145円かもしれませんし、それは不明なのです。
様子を見ていくしかないのでしょう。

株式マーケット的には確実にマイナス要因でしょう。

為替差益で利益を出してきたのですから。

頭打ちになるのであれば、話が変わってくるのです。

今後の動向に注目です。


9/21プーチンから予備役30万人の部分的動員が発令され、

9/23ウクライナ東南4州で住民投票が開始されました。

こちらも各方面から様々な映像が流れ解説が出ています。

今後どうなるのかはプーチン自身も分からないのでしょうし、世界の全ての国、機関、要人、関係者、識者においても同様なのでしょう。

世界がこの不確実性の時代で生きている事は事実な訳です。

当事者の方々は大変な人生なのでしょう。

今後の動向に引き続き注意です。


*来週のマーケットは、米株が一旦崩れてしまった所でどうなるかです。

cme日経先物は26410円となっています。

上記は配当落ちの230円が先に繰り入れられています。

26630円所が週初めのスタートとなります。

前週末27153円からは500円の下落でのスタートとなります。

9/28が権利付き最終売買日となります。

短期的な事は誰にも分かりませんが、センチメント的には米株が年初来安値を更新したのですから、下値の予想は出来ないのでしょう。

更にの値崩れは今迄体験してきた事です。

但し、こういう下落は先物主導で下げているのでしょうから、自律反発における買戻しは十二分に考えられます。

NYダウは1000ドル上昇しても30500ドルですから。

日本独自の訪日客の運用やNISA改革等は出ているのですが、世界同時株安の状況ですから、どうしようもできないでしょう。

9月の最終週となります。

スタートは28071円でした。

注目です。


どうでもよい私の話は、残っている信用のwインバースは持ち越してきました。

Fomc前日に、どうしようかとさんざんの思案六法でした。

客観的にいけないと判断しました。

それで逆の動きをされ、頭を悩ます事も多々あるのですが。

もう利益確定しないとも思うのですが。

人間は直ぐに計算して欲通しいのかもしれません。

6月のcpiショックが強烈な記憶であったから。

かもしれません。

しかし、何にも考えずにラジオの話を聞いて買った東京電力が散々ですから。

難儀な話です。

現物の1357wインバースも、持ち越しています。

wインバース。

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5日移動平均線は2.64%で25日線は6.02%となっています。

どうなるでしょうか。

注目です。


2022年9月30日

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日経平均25937 NYダウ28725 wti原油79.74 ドル円144.73
前週比▼1216 ▼865 0.31 1.61

日経平均は、いきなり26000円を割ってしまいました。
大幅下落です。
チャートを見て頂ければ分かりますが、急降下しています。

いつもと同じコメントになりますが、日本で何が起こった訳ではありません。
米株に連動です。

日本では金利は上がりません。
株式マーケットには大変優しい金融政策です。

欧米は強烈に上げていますので、大変厳しい金融政策です。

世界でマイナス金利は日本だけ等と揶揄されていますが。

*あちらが異常な政策をしているのです。

そもそも、不景気を誘導している金融政策の方がいけないでしょう。

米国では住宅ローンは年初は3%で今は6.52%です。

変動金利の方は大変です。

自動車ローンから全ての金利が上がっています。

金利急上昇での貸し倒れが増えていると予想ができます。

当たり前ですが各国の国債利払い額も急上昇でしょう。

いけない国が出てきても不思議ではありません。

メディアは日本のネガティブな所だけを強調しますが。

政府や日銀は優位点を発信すれば良いと思います。


コロナ感染は同じように世界で起こりました。                ウクライナ紛争が起こりました。                     近い遠いは認めますが。

資源・穀物高は世界共通です。
特に日本は資源輸入国ですから。

そうなると、相対的に欧米の政治がいけなかったとも言えます。
財政・金融の政策を失敗したと言えるのです。

物価上昇はイメージで日本の3倍でしょうか。

それを正すのに四苦八苦しているのです。

例を上げるとすれば、失業保険の上乗せより、雇用助成金の上乗せ政策の方が良かったのでしょう。
米国では一斉に離職したのです。

失業率の推移を見ればわかります。

コロナが終息し、人出が集まらず賃金が上昇しました。

そして、より賃金が高い所に転職していくのです。

日本国内で物流が止まったという話は聞きません。

ロックダウンの運用も日本は、おおよそ自主的な形ですから。
あちらは強制的に止めましたから。

お金のバラマキ度が違うのです。

ここらへんの分析を、識者が分かりやすく示してもらいたいものです。


すると何故株式マーケットは米株に連動するのでしょうか。
日本市場の売買は60%~70%は外国人だからでしょう。

本質的には日本の企業は外需の影響が大きいからです。
あちらが悪ければこちらも悪くなるのです。

世界全体もそうでしょうが、構造的に日本は特に外国で儲けていますので致し方ありません。

▼722 140 ▼397 248 ▼484の1週間でした。
26431 26571 26173 26432 25937の推移でした。

5日移動平均線は▼1.40%で25日線は▼5.97%となっています。

9月度は28071円スタートでしたので、2134円の下落でした。
7.6%の大幅下落でした。

これを誰が予想できたでしょうか。

市場関係者は殆どの方が外しています。

私の論建はマーケット9/2をお読みください。

9/13には28614円まで上昇していたというのも不明な展開でした。

日経平均の今年最安値は3/924717円です。
サポリージャ原発に被害が出たという観測報道の後にwti原油が130ドルをつけた時でした。
ロシア侵攻の2/2425970円でした。
6月cpiショックの6/2025771円となっています。

それに準ずる値となっています。

*米株は足元で主要3指数とも年初来最安値を更新しています。

NYダウ 週足。28725ドル。

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それ迄の最安値は6/17のcpiショック時29888ドルでした。

それより1000ドル下の値となっています。

何故この様な事になっているのでしょうか。

*様々な要因はあると思いますが、基本的には金利です。

米国10年債利回り。週足。3.829%


前週は3.455%でした。

10年債は年初来高値圏です。

これは金融政策の結果です。

FRBは3月0.25 5月0.5 6月0.75 7月0.75 9月0.75の利上げを実行しました。

11月0.75 12月0.5or0.75の利上げ予測が出ています。

2年債は4.273%となっています。

株式よりこちらの方が安全ですし確実なのは、市場参加者なら誰でも知っている事です。

それと金融コストも含めて米国企業のファンダメンタルズに陰りが見えてきました。

前週は巨大アップル・ナイキ・マイクロン・フォード、中古車大手のカーマックから悪材料の内容が出てきました。

前々週の物流大手フェデックスから続いています。

全体的にいけないのではと株式市場は感じているのでしょう。

センチメント系の悪化です。

それと実際の株式評価損は最安値ですから最悪のはずです。

個人投資家の評価損は膨らみ追証で大変でしょう。

大手ファンドや機関投資家も同様でしょう。

どこで歯止めがかかるのでしょうか。

注意です。


*ドル円を見ておきましょう。

ドル円。144.73円

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日本が9/22に突然為替介入をした事は記憶に新しい事です。

ドルを売り円を買った金額は2兆8382億円との事でした。

市場関係者からは様々な憶測が出てきました。

日本は16兆円しかドルの外貨準備高は無いという方や、米国から借りてくれば幾らでも介入が出来るも出ています。

諸々、何が正しいのかは誰も分からないのでしょう。

チェック点としましては。

日米金利差がさらに広がりましたので、今までの流れより146円~147円はあってもよい所ですが。

市場は警戒していると思います。

恐る恐ると上昇は考えられますが、急激のそれには日銀砲が予想されます。

それも前回と同じく取引量の少ない16時頃にいきなりでしょう。

FX参加者は、瞬時に5円も上げられたんじゃ、どうしようも出来ない訳です。

良く悪くも管制相場になったのですから。

こういう展開は実際者であれば、誰もが予想している事です。

そういう事で、円安はある程度抑えられるのでしょう。

株式マーケットもそれを考えての動きになると予想します。

とにかく、これは25年ぶりの政策です。

かなり、全体的におかしくなっていると読むべきです。

今後の動向に注目です。


*イギリスからも理屈に合わない事柄が出ています。

詳細はまたチェックして頂ければいいですが。

物価高騰のためトラス政権は財政出動25兆円を実行すると発信しました。

それは政治が決めたのでしょうが。

市場は大混乱した訳です。

物価を下げる為に、中央銀行は利上げを継続していて、金融縮小も実行すると言っている中、政府はお金を強烈にばらまいた訳です。

米国でも奨学金等やっていますが。

*金額が大きすぎると市場は感じたのでしょう。

GDPで見ますとイギリスは世界で7位 3376億ドルとなっています。

日本は3位 4912億ドルです。

ちなみに米国は25346億ドルで中国は19911億ドルとなっています。

英国が世界のマーケットにどれだけ影響があるのかは存じ上げませんが。

コロナ過の時は日本も全国民に10万円、13兆円を支出しました。

市場的には、これはやりすぎだろうと言う結果が出たのです。

諸々はハショリますが、英国中銀が10/14迄は国債を買い取るという事で、一旦落ち着きました。

これも非常に気色の悪い事が起こっている証左です。

言葉的に言えば、戦時なのでしょう。

具体的に言えば、北朝鮮がやっている事は世界全体には影響は希薄でしょうが、プーチンのやっている事は、世界全体に影響を更に及ぼし、今までの戦後世界が積み上げてきた国際法等々、理屈が通用しない事態になっている。という事です。

今後の動向に注目です。

ドイツ Dax指数。週足。12114。

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*来週のマーケットは名実ともに10月相場となります。

いつもの月初のism系と雇用統計に注目となります。

アマゾンの賃上げはどう波及しているでしょうか。

中国系は財新のサービス部門は悪化していました。

私はやはり何回も書きました、0コロナ政策の影響と読んでいます。

中国はかなりきついと感じます。

9/30ブレイナード副理事の混沌発信は別段目新しい内容ではないでしょう。

但し、短期的なテクニカルリバウンドは、相場の世界では当たり前の所です。

注目です。


どうでもよい私の話は、諸行無常の毎日で、考え方を確信しました。

日経平均は26000円割れしましたが。

信用のWインバースは利益確定はせずに全て持ち越しています。

更に5000株買っていますから。

現物はもちろんの事です。

それは10月には過去の事例から、どんでもない事が起こっているからです。

それは言うまでもないでしょう。

Wインバース。

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それと日経平均は3日続落すれば反転する確率が80%以上あるとの解説で、終値で1570を買って、翌日欲を出さずに売却を続けています。

アルコリズムがそうなっているのかもしれません。

どうなるでしょうか。

注目です。


2022年10月7日

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日経平均27116 NYダウ29296 wti原油93.20 ドル円145.33
前週比1179 571 13.46 0.6

日経平均は大幅高しました。
チャートを見て頂ければ分かりますが、前週の下げを一気に戻しました。

週初10/3月の寄り付きは前週比200円下げで始まり、25600円所迄押しましたが、10時半位から、瞬時に500円戻したのです。
翌日には700円以上も一気に上昇しました。

これは何が起こった訳ではありません。
好材料は別段出ていません。
機関投資家等の大人の事情なのでしょう。
そしてアルゴリズムが動くのです。
短期的には誰もが知りえない分からない事です。

10月に入り大所の資金が株式市場に入ってきた。
悪いニュースが良い株価材料になる?。
金融政策の変更などある訳がないのですが、経済指標の悪化で当局も考えるはず。
中間選挙の忖度が出てきている。
等々後付けの解釈が並びました。

278 778 128 190 ▼195の1週間でした。
26215 26992 27120 27311 27116の推移です。

5日移動平均線は0.61%で25日線は▼0.76%となっています。

これは前週に書きましたテクニカル リバウンドでしょう。

急激に下げ過ぎたので自律反発でよいと思います。
日経平均では、ここ迄戻すのかという値ですが。

株式市場は上にも下にも、きつく動く特性を持っています。

これは理屈的でない内容の世界です。
どこ迄戻すのか、それがいつ迄続くのか。
又はどこ迄下げるのかは不明な展開の場面です。
人間の所業でない証左でしょう。
需給、地合いが市場を動かします。
時々マーケットはこういう所業を繰り返します。

一目均衡表。

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チャート分析からは様々な観点からの値や注目日が語られています。
それは公開されていますので、市場参加者は知りうる所です。
それを知っての行動をしますが、そうはうまくいかないのが相場の世界です。
専業者が失敗する世界ですから難解です。


日経平均 週足。27116円。

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日経平均はレンジ内で上下しているとも言えます。

NYダウ 週足。29296ドル。

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こちらはレンジ内ではありません。
米株が世界の株式市場を決めると言っても過言ではありません。
ここが大きな注意点です。


*10/7 21:30分 注目の米国9月度雇用統計の発表がありました。

263000人増、失業率3.5%、平均時給5.0%と出てきました。

失業率が前月より0.2%も減少しています。
平均時給は前月より0.2%鈍化しています。

市場予想よりも若干ですが良い値が出てきました。

労働市場は安定していると確認ができます。
不景気にはなっていないとも言えます。

バイデンは安定した着実な成長に移行していると発信です。

中身の詳細を突っ込めば、悪くも語れますが、全体感では凡そ、そういう事でしょう。

マーケット的には大幅下落しました。
それは賃金部分なのでしょう。

物価が上がっているから賃金が上っているのか。
賃金が上がるから物価が上がるのか。
賃金がより高い所に転職するのか。
それは分かりませんが。
企業の利益には圧迫となるのでしょう。

レジャー 飲食 サービス部門に顕著な動きが出ています。
高所得部門の上昇は抑えられているとの事です。
そちらは結構レイオフが行われてるとの解説です。


とにかくインフレ抑制には、厳しい展開なのです。
NYダウ 日足。

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5日移動平均線は0.60%で25日線は▼2.02%となっています。

NYダウは上昇していた事もありますが、雇用統計を受けて630ドルも下落しました。
金利が上昇した事は、いつもの要因です。

10年債利回り 日足。3.848%。

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前週は3.829%でした。
*9/24には3.964%となっています。

2年債は4.312%となっています。
前週は4.273%でした。

短期的には、どちらに振れるのかは誰にも分かりませんが、10年債が高値を抜いてくるのであれば、米株の最安値更新の覚悟は必須です。

FRB高官からは、相変わらずのタカ派の発言が続きました。

逆イールドも継続して続いています。

普通であれば長く借りる方が金利が高いのですから、10年債が2年債を抜いてくる方が健全なのでしょう。

注意は継続です。

*cme日経先物は▼406円安の26710円となっています。

*wti原油が急上昇しました。

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5日移動平均線は3.85%で25日線は4.99%となっています。

10/5オペックプラスは、11月に日量200万バレル減産する事で合意しました。
原油価格下落に歯止めをかける為の決定です。

バイデンは目先の事しか見えていない決定に失望しているとの発信です。
米議会と連携し、オペックの価格支配を弱める為の措置を検討するとの事です。

前回9月に10万バレル減産する事を決めていましたが、大幅変更しました。これは20年以来の規模になるとの解説です。

市場は瞬時に動きました。

不景気で需要が減少してきたという話はどこに行ったのでしょうか。

物価上昇の点では悪材料となります。

世界がエネルギー高で閉口している中で、協調のない話とも言えます。

ロシアが絡んでいますから、そんな事は通用はしないのでしょう。

10/9サハリン1も露政府が新設する新会社と出てきました。
プーチンは70才の誕生日との事です。

今後の推移を見守るしかありません。

注目です。


*北朝鮮からも弾道ミサイルが9月から7回目の発射との事です。
どの様な思惑かは存じませんが、ロシアの影響とも言えます。
誰も北朝鮮を攻めないと思うのですが。
中国はどう感じているのでしょうか
きな臭いことを抑える為の国連ですが、全く機能不全に陥っています。
世界的に刀狩を行える機関はないのでしょうか。
今後の動向に注目です。


*10/8ロイターから財新発表で9月中国サービスpmiが49.3に低下し分岐点の50を下回ったとの事です。
0コロナ政策の規制で悪化したとの内容です。

現在のコロナ感染状況は、なお深刻かつ複雑で、規制による経済の悪影響は依然として顕著だと指摘されています。

地上波では国慶節での各観光地の賑わいが報道されていましたが、実体は違う様です。

報道を鵜吞みにしますと見間違える現象でしょう。
0コロナ政策は経済活動にはどう考えてもいけません。

米国からオミクロン対応のワクチン供与等もありえないのでしょう。

引き続き注目です。


個別からは10/7サムスンが7月~9月の売上利益の悪化が32%マイナスとの発表がありました。
10/6AMDアドバンテスト マイクロ デパイスからも9月決算の決算速報で悪材料が出てきました。
マクロ指標もですが、ミクロの内容がこれから出てきます。
特に米国大手金融業が出てきます。
三菱UFJが、この金利高で何故株価が低迷しているのか。
貸し倒れや与信系に支障が出ているのかもしれません。
注目です。

三菱UFJファイナンシャルグループ。

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5日移動平均線は▼1.16%25日線は▼6.98%となっています。


*来週のマーケットはいつもの米国消費者物価指数に注目です。
10/13 21:30となります。
その発表迄は警戒で動く事はいつもの事です。
SQが10/14ですから、それも思惑が働くでしょう。
日本市場は10/10が祭日ですので、週初の米株の動向に連動となります。

日本独自では、全国旅行割りやイベント割が始まります。
これは既に織り込んでいますので、関連銘柄の動きは限定的でしょう。

米株は雇用統計を受けて崩れましたから、普通は材料が無い中、戻す事は難しいと思います。
良くてもcpi発表迄は現在値周辺でしょうか。

cpiの値がどの様になり、各マーケットがどう感じるかです。
注目です。


どうでもよい私の話は、10/3朝に信用1357wインバースを10000株は決済しようと決めていたのですが、20分間目を離した所、よもやの上段で書きました現象が起こりまして、頭を抱えた週間でした。
さあ決裁しようと席に着いた時には違う絵柄だったのです。
そこから日経平均は1000円も上昇したのですから。
そんな事起こるんかよ。という感じでした。
これは後々良かったはずだと勝手に思い、日々ナンピンの4000株の買いを入れた週間でした、

4932アルマードでせこくの利益確定はしましたが。
アルマード。

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5日移動平均線は2.19%で25日線は▼3.59%となっています。

wインバース。

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5日移動平均線は▼1.11%で25日線は0.37%となっています。

どうなるでしょうか。
注目です。


2022年10月14日

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日経平均27090 NYダウ29634 wti原油85.55 ドル円148.72
前週比▼26 338 ▼7.65 3.39

日経平均は変わらずでした。
但し、この主要株価指数は仕手株の様な動きだったのです。

▼714 ▼4 ▼159 853の1週間でした。
26401 26396 26237 27090の推移でした。

5日移動平均線は1.65%で25日線は▼0.21%となっています。

いつもの米株に連動の動きです。

10/7の雇用統計の結果を受けて、米株は大きく下落しました。
週初の日本株は、それに連動して714円も下落したのです。

*そして最大注目の10/13 21:30 米国9月度消費者物価指数の発表を迎えた訳です。

その値を見て各マーケットがどう感じるかと前週に書きましたが。

よもやの動きとなりました。

NYダウは827ドル 2.83%も上昇し30038ドルとなったのです。

それも22:32には28660ドル迄下落してから切り返しましたので、上下幅は1500ドルの大商いとなりました。

これ等アルコリズムの仕業でしょう。
理屈と言うよりも、何かのセンテンスかどうかは存じませんが、いつもの一方方向に強く動いた訳です。

苦しい解説も飛びましたが、これは解説はできないのでしょう。
物価のピークアウトと感じたというのは、何の根拠もありませんし。
10年債が一旦4%から戻ったというのも、上昇している事は間違いないのですから。
消費者物価指数の仕組みの解説も、今迄もそうなのですから。

総合で前年対比8.2%と出てきました。
予想は8.1%でした。
但し、前年対比は、何回も書いていますが前年の発射台がありますので、ある意味難解でしょう。

直近8月のcpiショックの時は、ガソリンと食料を除いたコア指数の値で動きました。

前月比の変化も大きく影響しました。


2022年

1月7.0 2月7.5 3月7.9 4月8.5 5月8.3 6月8.6 7月9.1 8月8.5
9月8.3 10月8.2

2021年

12月7.0 11月6.8 10月6.2 9月5.4 8月5.3 7月5.4 6月5.4 5月5.0   4月4.2 3月2.6 

コア指数は前年対比+6.6% 前月比+0.6%と出てきました。
市場予想は+6.5%と+0.5%でした。
ちなみに、この6.6%は6月来で最大との事です。

これでNYダウは800ドルも上昇したのです。

*前月との比較を検証しておきましょう。
9/13の8月度cpiはコアが前年対比で+6.3%で前月比は+0.6%でした。
予想は+6.0%でした。

この値を受けてNYダウは今年最大の下げである1276ドル 3.315%も下落したのです。
興味のある方はマーケット9/16をお読みください。

その時のNYダウの値は32381ドルから31104ドルへの下落でした。
ちなみに10年債は3.362から3.422への上昇でした。

今回は29210ドルから30038ドルの上昇となったのです。
こちらの10年債は3.902から3.952への上昇でした。

NYダウの水準が違いますので、相対比較は難解だと思いますが、cpi値と金利水準の動向を鑑みますと、今回の急上昇は超短期的な上昇と読むべきであると感じます。
又株式マーケットは、様々な指標ではなく、値ごろ感重視のアルゴニズムが動かしているとも言えます。

兎に角、発表当日の値はこの様になりましたが、翌日は更に金利が上昇し、▼403ドル 1.34%の下落で再び30000ドル割れとなったのです。

NYダウ。29634ドル。

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5日移動平均線は2.18%で25日線は▼0.29%となっています。

10年債利回り。4.023%。

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前週の10年債利回りは3.848%でした。
もし10年債が9/24 3.964%の年初来高値を抜いてくる事になれば、NYダウは9/30の28725ドルより下落するのでは。と前週に書きました。
それを抜けて4%台になりましたがNYダウはまだ900ドル以上、上の値となっています。
短期間では金利と株価に齟齬は出てきますが、だいたいはイコールで動くはずです。

ちなみに2年債は4.496%となっており前週は4.312%でした。

ナスダック。 10321。

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5日移動平均線は1.06%で25日線は▼4.14%となっています。

金利に敏感なナスダック市場は年初来安値を更新しています。

*cme日経先物は▼505円安の26585円となっています。

マーケットは神経質になっているのか値幅が動くときは、強烈な動きをしています。
これの解説は語りにくい所なのでしょう。

今後の動向に注目です。


*消費者物価指数の解説を並べておきます。

総合の前年比は+8.2と伸びは3月来で最少となったが、予想は上回った。
前月比では+0.4と6月来で最高となった。

食品指数は+0.8と8月と同水準で、前年比は+11.2となった。

エネルギー価格は前年比▼2.1安となり、ガソリン価格は▼4.9となった。

シェルターコストは前月比+0.7で前年比+6.6で、運輸サービスが前月比+1.9で前年比+14.6と大幅に伸びが拡大した。

医療サービスは+1で航空運賃は再び上昇に転じ、前月比+0.8前年比では+42.9にもなっています。

原油価格は想定通りに下落しましたが、天然ガス等他の価格の上昇が、予想外に燃料価格を押し上げたとの事です。

コアcpiは前月比0.6%と予想外に8月と同水準を維持し、前年比で6.6%と伸びは前月の6.3%から拡大し40年ぶりの最大を記録しました。

インフレが弱まる兆候が見られず、更なる強い対応が想定される。

23年3月までにFF金利の誘導目標を4.8%近く迄に引き上げられる事を織り込み始めたとの解説です。

そうなると11月0.75% 12月0.75% 1月0.5% 2月0.5%となります。


上記の内容は世界1のシンクタンクであるFRBが物価上昇を見誤っている証左とも言えます。
何故8月に臨時措置を取らなかったのか。又は1%の利上げを実行しないのか等々が挙げられます。

但し、住宅ローンは年初3%が6.92%迄上昇しています。

長期の支払いの事を考えますと、普通はちょっと待つでしょう。

来週には住宅系の指標が出てきます。
業者側は価格を下げてでも、在庫を売り抜けたいのは当然の事です。
日本のバブル期の事が思い出されます。

今後の動向に注目です。


*前週懸念を示しました、米国金融大手のjpモルガンが1番手として決算を発表しました。
売上高及び1株利益が市場予想を上回ったとの事で事なきを得ています。
来週に続々と発表されます。

1番怖いのは金融不安ですから。

これだけ債権が売られていますので、金融機関の実態はどうなっているのか。
貸し倒れ引当金や繰入額も要注意でしょうし。
金利の利ザヤは稼いでいるでしょうが、新たな需要はどうなっているのか。

等々2008年9月~10月に起こったリーマンショックは当然のように思い出されます。
日経平均は12000円から6000円と半分になったのです。
注目です。


*10/11IMFより世界経済見通しが出てきました。
実質GDP伸び率です。

2023年の世界の実質成長率は2.7%と7月から0.2ポイント下方修正しました。

2022年  伸び率 前回  2023年 伸び率 前回
米国    1.6 ▼0.7         1.1 ▼0.3
ユーロ   3.1 +0.5         0.5 ▼0.3
ドイツ   1.5 +0.3         ▼0.3 ▼1.1
イタリア  3.2 +0.2         ▼0.2 ▼0.9

イギリス  3.6 +0.4         0.3 ▼0.2
ロシア   ▼3.4 2.6         ▼2.3 ▼1.2
中国    3.2 ▼0.1         4.4 ▼0.2
日本    1.7  0.0         1.6 ▼0.1

来年の予想は3ヶ月前より全てが下方修正となぅています。

IMFは諸々の説明の後、要するに最悪の事態はこれから起こる。
多くの人々にとって2023年は不況を実感する事と結んでいます。

日本は健闘しています。

株式マーケットは年末高と言っている方が、まだ散見されます。
どういう認識なのでしょうか。
今の値は上記を全て織り込んでいるという事でしょうか。
不景気の株高と強弁もいいですが、自分で買っているのでしょうか。


3ヶ月後にまた注目です。

*ドル円を見ておきましょう。
ドル円。 148.72円

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1990年8月以来32年ぶりの円安水準である事は連日の報道です。

米国の金利差を考えますと、この傾向は続くのでしょう。
世界的にもドルの独歩高ですから。
バイデンやイエレンは市場で決まる為替レートが最良の体制であり、それを支持するとの事です。

当局は急激な投機的な動きには対処すると何回も発信しています。

当座預金が1兆円下落した事で、10/13に介入したのではと観測報道がありました。
神田財務官は煙に巻いていますので分かりません。
公表する時もあれば、しない時もあるとの事です。
飛行機からでもすぐに対処できるとも言ったそうです。

マーケット関係者からは下で待っている顧客が多いとの事でした。

株式マーケットと同様に、振れる幅が以前と違いますので、市場は冷静さを失っているのかもしれません。
注意です。


英国トラス政権は財務相を更迭さし、火消しに急いでいる様ですが、関係機関と根回しは、していなかったのでしょうか。

日本でこういう事は起こらないと思います。
以前鳩山さんでありましたか。
政治主導もいいんですが、勝手に動くと支障をきたすという事です。
来週の週初めにアングラ情報が錯綜しています。
注意です。


*来週のマーケットは、精査されたcpiに対して市場がどう動くのかに注目です。
後付け解釈が出てきそうな展開です。
直近の株価の上下運動が凄まじいですから、予想は難解ではあるでしょう。

ザラ場では25600円所を一旦つけた事は事実とお伝えしておきます。

注目です。


どうでもよい私の話は、10/13cpi直後に先物が26000円を割りましたので、今度こそ明日は信用のwインバースを10000株決済しようと思った所の、翌日853円高の3.25%も上昇しましたから。
何ともまたかと言う感じでした。
2000株だけ買いましたけれど。
先週のナンピンの4000株は学習効果から週中に利益確定はしましたが。

wインバース。

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5日移動平均線は▼3.79%で25日線は▼1.90%となっています。

4932アルマードは引き続き小金を稼いでいます。
アルマード。

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5日移動平均線は0.44%で25日線は▼0.97%となっています。

どうなるでしょうか。
注目です。


2022年10月21日

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日経平均26890 NYダウ31082 wti原油84.00 ドル円147.63
前週比▼200 1448 1.55 ▼1.09 

日経平均は微減でした。
方向感に欠ける展開です。

▼314 380 101 ▼250 ▼116の1週間でした。
26775 27156 27257 27006 26890の推移です。

5日移動平均線は▼0.46%で25日線は▼1.23%となっています。

週間中は決算待ちと言うコメントが多かったでしょうか。
いつもの米株に連動なのですが、ちょっと腑に落ちない動きはしていました。
米国10年債利回りが、じわりじわりと上昇しているにも関わらず、米株が底堅い動きをしていたのです。
前週に短期的には齟齬があると示しましたが、今週も前週に引き続きの動きであったのです。
これは個人的には謎ではあったのですが。

各種住宅関連指標は、ある意味散々な結果でした。

10年債利回り。4.219。
前週は4.023%でした。

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2年債利回りは4.483%となり前週は4.496%でした。

*そして週末の日本市場が終わった後によもやの展開があったのです。

*1つは米株の大幅高ともう1つは政府の為替介入です

10/21NYダウは748ドル2.47%も上昇しました。
週間では1448ドル4.9%も上昇したのです。

NYダウ。31082ドル。

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5日移動平均線は0.37%で25日線は1.58%となっています。

*10/21にウオールストリートジャーナルより、12月以降の利上げ幅が縮小する可能性があると発信がありました。

これは今迄と真逆の内容であり、アルコリズムが一気に動きました。

直近の各連銀高官より一言も出てきていない内容なのです。

それと10/21カルフォルニア大バークレー校でのイベントでセントルイスのブラード総裁とサンフランシスコのデーリー総裁が、政策金利について、
利上げペースを縮める議論が当然される見方を明確にしたと言うのです

議決権はない方達との内容でしたが。

これはどうした事でしょうか。
10/13にcpiが出たばかりなのです。
市場予想を上回った内容であった事は周知の事実です。

まさか株式市場は上記の事を感じ取っていて、金利に鈍感な動きをしていたとは思いもよりませんが。

兎に角、世間にこの内容が発信された訳です。
マーケットが瞬時に動いた事も事実です。

Fomcメンバーのブラックアウト期間は米国10/22との事です。
この時点で、この様な内容が出て来ると言うのは偶然なのでしょうか。

中間選挙が11/8ですから。
期日前投票はいつからなのでしょうか。
同紙や両総裁の事など詳しく存じませんので、ウガリすぎかもしれませんが。

政府への忖度相場も含めて、引き続き注目です。

*これを受けてcme日経先物は254円高の27145円となっています。

これの割合は0.95%です。NYダウは2.47%の上昇でした。
これの違いは急速な円高になった事ではないかと推測します。
*円高が無ければ、2%は上昇していたのではないでしょうか。


*10/21午後11半過ぎに円相場は突然円高方向に振れて、その後2時間で144円半ば迄7円余りも変動したのです。

ドル円。日中足。147.63ドル。

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10/22未明に神田財務官は、市場介入についてはコメントはしないと答えました。
覆面介入でドル売り円買いに踏み切ったとの報道です。

これは前回9/22より市場関係者より様々な憶測が発信されましたが、見事に覆した時期と時間なのでしょう。

金額ベースもベールに包まれるのでしょう。

以前にも書きましたが、この管制相場は国債の金利の時と同様に、投機的に挑む者には容赦なく対処するという事です。
毎日小出しで介入もあり得る訳です。

今後も関係者より説得力のない発信はあるでしょうが、誰もが憶測の域は出ないのでしょう。

今回の為替介入は、安部さんや麻生さんでも出来なかった事を実行しています。

内容の是非は問われるのでしょうが、過去のETF購入から始まって、日本では様々な内容で政府と金融当局が市場に介入しています。

そうなると各市場はどうなるのでしょうか。

ドル円は動きにくいでしょう。

基軸通貨への対処ですから、他の通貨との関係も同様ではと感じます。

株式マーケットについてはアゲインストになるでしょう。

輸入品には良いに決まっています。

この為替介入は、凡そ日米の金融政策の違いにより、急激な円高での対処です。
ドル円 日足。
こちらは10週連続陽連だったのです。

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言葉的な話ですが、日本は金融緩和を続け、金利も上げずに為替介入とはどういう事だ。と論破する方もいるでしょうが。

私的には、米国が異常な金融政策をしているので、この様な事態になっている訳で、米国当局も容認せざえる負えないという考えです。

これの答えなど無い話なのでしょう。

話は広げすぎて恐縮ですが、もし日銀が金利を1%上げたとすれば、国債の利払いは、いずれ10兆円も増加するのです。
消費税4%分です。
毎年ですよ。

今後の動向に注目です。

*10/20トラス首相が辞任を表明しました。

1ヶ月半というのは英国史上最短との事です。

各種報道でもトップ記事となりましたので詳細は割愛しますが、何とも言えない状況です。

各市場は特に影響はありませんでした。

普通であれば当然何かしらの動きはあるのでしょうが、冷静な動きは幸いでした。

今後どのような展開になるのかは不明ですが、何を決めましても非常に難解なのでしょう。

民意が示される総選挙は2024年12月との事です。

2016年6月のブレグジレットの時の散々な思い出がよみがえります。
直前まで否決でしたから。
英国はあれからおかしくなったのでしょうか。

もしご興味のある方は、マーケット2018の冒頭をご覧ください。


*世間では大きなニュースにもなっていませんが、あり得ない事が起こりました。

10/18中国が全ての経済指標の発表を凍結したのです。

これは通常あり得ない事です。

各マーケットが冷静であったことが不思議なくらいな内容です。

10/22で共産党大会は閉幕しました。

こちらもトップニュースで各方面報じられていますので詳細は割愛します。

この各種統計が10/24にでも遅れて発表があるのであれば、事なきを得なかったという事も言えます。

凡そ、悪い値であろうと言うのが、市場関係者の解説です。
共産党大会での延期を鑑みますに、0コロナ政策での各地からの集計が想定外の悪さであったのではと予想しておきます。

但し、もう発表をしないという事はないでしょうが、万が一そういう事になれば大問題でしょう。

今迄面々と築き上げてきた、市場経済の統計関連を根底から覆す訳ですから。

これは大注意です。

*来週のマーケットは、米株の急伸がどうなるのかが注目点でしょう。

上段の利上げの変更に関しましては、ありえないと踏んでいますが、センチメント系は誰にも分からない感覚の世界ですので、短期的には今迄も踏み上げ相場があった訳で、それは十分に考えられます。

全ての悪材料は皆が知っている事です。
それでの現在の値でしょ。という感じかもしれません。

先物の売りが無ければ強いのです。

但し、マーケットは皆がそう感じる時に逆の動きになる事を今迄何十回と経験していますので、それもありえる訳です。

政府系やシンクタンクが発表する指標ならともかく、大学でのイベントでの発言や、1メディアの記事で、この様な全体が動く事は、安定していないと見るのが普通だと思います。
正に一喜一憂なのでしょう。

10/27米国7月~9月GDP速報値が出てきます。

それと米株の決算が佳境となってきます。
これも難解なのですが、銅や鉄鋼の大手企業や通信大手AT&Tも減収減益でも株価が低すぎるのか、とんでもない上昇になっているとの解説です。
逆もあるのが決算プレーですが。
個別銘柄では年初より散々な企業が散見されますので、上昇の目はあるのでしょう。
アップル始め超大手所の決算発表があります。

日銀会合とECB理事会も開催されます。

注目です。


どうでもよい私の話は、前週ナンピン買いをした信用1357wィンバース2000株の利益確定と、いつもの4932アルマードで小金を稼ぐという展開でした。
もう一丁が中々ない所でした。

1Q決算8/3で失敗をした2銘柄の8113ユニチャームと1801大成建設が、やっと下落してきました。

wインバース。

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5日移動平均線は1.02%で25日線は1.23%となっています。

  

ユニ・チャーム。

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5日移動平均線は▼1.59%で25日線は▼3.32%となっています。

大成建設。

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5日移動平均線は▼1.14%で25日線は▼2.81%となっています。

どうなるでしょうか。
注目です。

2022年10月28日

日経平均27105 NYダウ32861 wti原油88.38 ドル円147.42
前週比215 1779 4.38 ▼0.21

日経平均は微増でした。
前週末のNYダウ748ドルの上昇を受けて、週初より高く始まり週中まで上昇しましたが、結果は上記の値でした。
但し、又今週末にNYダウが、特段材料も出ていないのに828ドルも上昇しましたので、来週も高く始まります。

cme日経先物は27535円となっています。

84 275 181 ▼86 ▼240の1週間でした。
26974 27250 27431 27345 27105の推移です。

5日移動平均線は▼0.42%で25日線は1.02%となっています。

上段の日足チャートを見て頂きましたら分かりますが、10月度は月初にいきなり上昇した後は26500円から27500円のレンジ相場になっています。
今週末の売買高だけが何故か膨らんでいるのも分かります。

マーケットはいつもの米株に連動なのでしょうが、本筋はどうなのかと疑心暗鬼なのかもしれません。

ドル円も政府の覆面介入の結果、今まで通りにはいきそうにないし。
という感じかもしれません。
今回の決算でも如実に表れていますが、これほどの為替差益はもう出ないと考えるのが普通でしょう。

少々話は脱線しますが、日本がするのならば私の所も出来るはずだ。
米国は拒否できないだろう。

容認するはずだ。
政策責任者ならば普通に考えているはずです。
金利を上げずに為替をいい分にすれば自国通貨安は防げるのです。
当然輸入物価の低減に影響します。

どこの国からも為替介入をさせて欲しいという申し出が考えられます。
金利上昇を抑えたカナダやオーストラリアは考えているのかもしれません。
但し、これはマクロ経済的にどうなるのかは私には分かりません。

ドル円。147.42円

*兎に角、難解なのは急上昇しすぎているNYダウです。
米国の主要3指数が全て連動している訳ではありません。

NYダウ日足。32861ドル。

ナスダック日足。11102。

SP500日足。3901。

*各指標の25日移動平均線の比較の差異が顕著に表れています。

NYダウは6日続伸であり、4週連続上昇しています。
週間は1779ドルの上昇となり2週間で3200ドルも上昇しているのです。

金利の行方は大前提なのでしょうが、ナスダック市場の個別銘柄は決算発表を受けて散々ですし、どこを見れば良いのかの判断なのでしょう。

それと中間選挙が11/8ですから。
どの様なリップサービス合戦をされているのかは存じませんが、日本も主要選挙の時はマーケットは上昇基調はいつもの事ですし。

そういう期間という事もあり、NYダウは完全な踏み上げ相場となっているのです。

*但し、各方面の懸念材料の払拭は、何もされていない事は皆が知る所です。


*金利面では11/1~11/2のFomcであるのは間違いありません。

それもパウエルの発言が最重要でしょう。
記者からの質疑応答にも注視です。

データーを見て政策を実行する。
と言うのは大前提ですから、そこは強調するはずです。

直近のデータではpceデフレーターなのでしょう。
10/28に発表されたました。
9月の個人消費支出は前月より0.6%増えて、予想の0.4%を上回りました。
8月のそれは0.4%から0.6%に上方改定されました。

インフレ予測の見誤りを続けているFRBが、まさかの急展開のハト派的発言は無いとは思いますが、これは聞いてみなければ分かりません。

金融資産のインフレを導く様な発言は、よもやしないと思うのですが。
株価が下がってハッピーと発言している理事がいるのですから。

この事は市場関係者は当然知っていますし、マジョリティーの参加者もそう感じているはずです。

株屋の方達はビジネス上で違うコメントもするでしょうが。

以前には、中間選挙の11月にFRBは利上げをする訳が無いと発信されていたのです。
テープで聞き直してもらいたいぐらいです。

兎に角、11月は0.75%の利上げを実行し、その後をどうするのかが要点となっています。

10/21発表のウオールストリートジャーナルの利上げを抑えると言う見解記事がどうなのか。

最大の注目となります。

*10年債利回りを見ておきましょう。

米国10年債。4.010%。

前週は4.219%でした。
2年債は4.414%となり前週は4.483%となっています。

債券が買われています。
何故なのかは上記の記事等々なのでしょう。

債券は継続して売ってきていますから、現金は豊富になっています。
それで株式を買っているのか、商品を買っているのか、為替に投資しているのか、仮想通貨もあるでしょう。それは存じません。

*ここでは10年債利回りとNYダウの相関を見ておきましょう。

以前からお伝えしている、株式と金利の相関が顕著に外れています。

足元しか示しませんが、9/30のNYダウは28725ドルでした。
10年債は3.804%となっていました。
現在は31861ドル4.010%となっています。

金利は0.2%上昇しているのに株価は3000ドルも上昇しているのです。
経済の先行指標である株価が上昇しています。

日々の上下はあるでしょうが、1ヶ月の推移です。

内容はハショリますが過去1年間以上このような動きはありませんでした。

これを、どう考えればいいのでしょうか。

4%の国債より株式の方が良しと言う事なのでしょうか?。

米国内に現金が余っているのでしょうか?。

大儲けしている中東等が買ってきているのでしょうか?

随時の売り方が、全て損失覚悟の買戻しをしているのでしょうか?。

10年債が下がっていくと予想しているのでしょうか?

2年債は金融政策が変更になっても緩やかには上昇していくのでしょうから、10年債だけが下落していくというのも理解しにくいのですが。
そうなると逆イールドは更に広がるのでしょうか?。

そもそも景気が良くなるという経済指標等、直近で見た事はないのです。
FRBが不景気にさせる金融政策をしているのですから。

短期的には意味不明な事があるのは、今までも経験していますので、それを受け入れる期間なのでしょう。

今後の動向に注目です。

*10/27にECB理事会は9月に引き続き0.75%の利上げを決定しました。

7月が利上げのスタートで、0.5%の利上げでした。

ユーロ圏は足元で2023年の経済見通しは▼0.9%となっていますが、9月の消費者物価指数上昇率が、9.9%と高水準にある為、景気後退は覚悟の上での決定との解説がありました。

中銀預金金利も▼0.5%から1.5%に引き上げられました。

ラガルド総裁は、ユーロ圏の経済活動は第3四半期に著しく減速した公算が大きく、今年の残りの期間と、来年の序盤にかけて一段と軟化すると発言しました。

先進国で一番悪いのはユーロ圏というのが凡その方向性です。

どの位悪くなるのかが要点なのでしょう。

冬が近づいてきました。この季節感が一番の問題です。
異常気象は夏に経験しました。
大寒波が来る事も十二分に考えられます。
ここは最大の注意点です。

*個別決算の内容で一喜一憂の毎日です。
GAFAMの決算も出そろいました。
各詳細はハショリますが、アップル以外は、悪材料の内容でした。
他の業種業態もいつもの様に明暗が分かれています。
当然追いきれませんが、主要な企業は見ていくのでしょう。
ミクロの集合がマクロになりますので注目です。

日本でも今後2週間半連日の発表があります。
マーケット的には、いつもの事ですが、ここ迄も動くのかが出てきます。

デンソーだけですが貼り付けておきます。
デンソー日足。

7/28同様に取引高が大きくなっています。
これが決算プレーです。
デンソー日中足。

いつもの11時10分発表でした。
ここで鞘を取っている訳です。

注目です。


*来週のマーケットは月初の経済指標はありますが、Fomc1本でしょう。

それも上段で書きました11/2パウエルの発言内容に注目です。
各連銀総裁も口を開いてくるでしょう。

憶測で急上昇してきた株価がどうなるかです。
それが本当なのか違うのか。

織り込み済みでも更なる上昇をするのか、ハシゴを外されて奈落の底かもしれません。
アルコリズムの先物取引が主体ですから、いきなり動くでしょう。

NYダウだけは、チャート分析よりも上がり過ぎとは思いますが。

日本市場は11/3が祭日ですので難解な日取りになります。

それから11/8中間選挙の結果と11/10にいつものcpiが出てきます。

政府よりの29兆円もの経済対策がマーケット的には限定的な動きだけというのも情けない感じもしますが。

ロシアより10/29今度はウクライナよりの穀物輸出を無期限で停止すると発表しました。

注目です。


どうでもよい私の話は、市場がこういう展開ですから、上がったら買って下がったらすぐにでも売ると言う日々の動きとなりました。
いつもの信用1357wインバースです。6000株の取引となりました。
それと決算プレーではデンソーといちよし証券を取り組みました。
いつもの4932アルマードでも小金をという小市民的な動きでした。

wインバース。

どうなるでしょうか。
注目です。

2022年11月4日

日経平均27199 NYダウ32403 wti原油92.60 ドル円146.65
前週比94 ▼458 7.02 ▼0.97

日経平均は変わらずでした。
チャートを見て頂ければ分かりますが、3週間変化が無いと言っても良いかもしれません。
決算発表真っただ中で個別銘柄は明暗が分かれていますが、インデックスはこの様になっています。

482 91 ▼15 ▼463の1週間でした。
27587 27678 27663 27199の推移でした。

5日移動平均線は▼0.9%となり25日線は0.8%となっています。

今週の注目はFomcの結果でした。
結果と言うよりもパウエルの発言がどう出て来るのかが最大の関心事でした。
FRBは想定内であった4回連続の0.75%の利上げを実行しました。

声明はハト派で会見はタカ派と揶揄されました。

NYダウは上下900ドルの差異が出たのです。

内容的には観測報道は否定されたのです。
こういう言論人は責任はないのでしょうか。
金利や株価が大きく動いた訳ですから。
右往左往して損失を出した方もいたでしょうに。

何故、この様な内容で動いた方が不思議なのですが。
勝手な解釈をアルコリズムがしたのでしょうか。
多分したのでしょう。
人間ならばしなかったと思いたいです。

パウエルは利上げ停止を考えるのは非常に時期尚早と主張し、過剰な引き締めの方がコストが少なく留められる等々と発言しました。
当たり前の如く、従来発言していた事と変わりはなかったのです。

最終的な金利は従来の2023年4.6%を上回ると言及しました。

パウエルは会見で想定以上に金融引き締めの姿勢を示したとの解説です。
短期金融市場はFF金利を来年は5.1%迄引き上げるとの事でありました。

そもそもFRBは幾度となくインフレを見誤っている訳ですから。
マーケット関係者からも何回インフレはピークアウトと聞いた事でしょうか。

これでピークアウトだと未だに発言されている方も散見されますが、
それはいつかは当たるのでしょう。

但し、黒田総裁ではありませんが、どうも構造的と言うのかマインド的と言うのか。
日本であれば物価が上がらない、欧米であれば物価が下がらない感じもします。

日本であれば私の解釈では、賃金は関係が無い65歳以上3600万人の圧力が物価を上げさせないと見ています。
出生が少ないのですから、日々比率が上がるのです。
企業はそれに従うのでしょう。安売りの美学でしょうか。
賃上げよりリストラを拒む現役中年以上世代の解釈もあるかもしれません。

資源系の上昇は致し方ありませんが。

とにかく今回の会見で一旦は金融政策の行方が確認されたのです。

それと毎月950億ドルづつ引き締めを行うと言う内容が聞かれませんので、承知していませんが、どうなっているのでしょうか。

*10年債利回りを見ておきましょう。

米国10年債。 4.163%

前週は4.010%でした。
今後金利上昇が抑えられるとの観測報道から金利が低下していました。

2年債は4.658%迄上昇しました。前週は4.414%でした。

上段のFF金利が5.1%になると言うのならば、2年債は教科書的には上がるのでしょう。
10年債は下がると言う解説陣も居ますが、私は同じく上昇すると思うのですが。
これは不明な所です。


*株価の動向を見ておきましょう。

今回のFOMCで一旦ドスンときましたが又週末に上昇しています。
NYダウは400ドルの上昇でした。
3週連続週末に何故か大幅高となっています。

cme日経先物は280円高の27480円となっています。


11/8中間選挙に忖度しすぎている感じがして仕様がありません。

CNNを見ますと、この物価高は当然焦点となっています。
中絶問題や移民、貧富、人種、外交等々も難解な問題でしょうが、全ての方々が直接関わりのある事は足元の物価高騰でしょう。
米国は金融資産の半分以上が株式投資関連というのですから。
政府民主党から、今は頼むで。.はないでしょうが。
分かっていますよ。があるのでしょうか。
共和党陣営からは、こちらに投票すればもっと株は上がると。
露骨にマーケットには現金も入っているのでしょう。

しかしトランプという人は、何というのか。
リベンジしてきた元大統領は今まで知りませんが。
共和党という大政党に誰かいないのでしょうか。

NYダウは10月度の上昇率が14%に達し、1976年1月以来46年9ヵ月ぶりの記録と言うのですから驚きです。
46年ぶりですよ。
そこ迄の好材料など何があったのでしょうか。
*ありえない展開と言ってよいでしょう。

*現在は従前の金利に比例して動く株価でない事は前週に書きました。
主要3指標に大きく隔たりが出ている事も同じくの状況です。
NYダウ 32403。

SP500 3770。

ナスダック 10475。

NYダウとナスダックの比較では、チャートだけを見ましたら、同じ国の株価とは思わないでしょう。
どちらが正しいという事は無いのでしょう。
オールドエコノミーが強烈に買われてテック系が散々な訳です。


今回の決算を受けていますので、思惑等ではなく実績で値が出ているのでしょう。
これをどう考えるかです。

短略的に考えれば以前より上がり過ぎていたので下がっている。
以前より下がり過ぎたので上がっている。
とも言えるでしょう。

epsやperで計る事も出来るでしょう。

寄与度の割合はあるでしょう。
GAFAMは巨大すぎますから。
かれらで日本の全市場の時価総額を抜いているのです。

日系平均もそうですが、ソフトバンクGが何故か年初来高値圏ですから。
1Q決算発表の孫さんの落胆は、ついこないだの話なのにです。
ちなみにソフトバンクGの決算は11/11です。
ソフトバンクG。6557円。

テック系は今から逆襲がある等と発信している方もいますが、何を根拠にと言いたい所です。

それと中間選挙の年のアノマリーの解説も幾度となく聞いています。
忘れてならないのは、2018年のブラッククリスマスです。
私は散々でしたから。

日経平均月足。

年末高で来年は下がると言っている市場関係者もいますが、経済の先行指標である株価が何故年末に上がるのでしょうか。
先を見るのではないでしょうか。

来年は景気が悪くなると世界のシンクタンクが発表しているのは事実なのですから。
不景気の株高と言われればそれ迄ですが。

今後の動向に注目です。


*雇用統計の発表がありました。

26万人の増加と出てきました。
身もふたもない話で恐縮ですが、1億人以上いる雇用者の中で何十万人
という値が影響があるのでしょうか。
毎回市場予想とウン万人の差異があったという解説を聞いているのですが。

失業率は3.7%で0.2ポイント悪化と出てきました。
今は賃金部分がチェック点でしょう。
前月比0.4%上昇となり、前年対比は4.75%でした。

物価が上昇しているので賃金が上がっているのか、賃金が上がっているので物価が上がっているのかは存じませんが。
兎に角、ピークアウトという話がどうも値的には出ていません。

今後の動向に注目です。


*中国からは0コロナ政策が緩和されるという観測報道が出てきました。

中国株は賑わっています。

但し、習近平からは一言も発信されていないのに謎の世界です。
上海ディズニーランドは10月末からいきなり休園しているのですから。

今迄の流れから、それを求めるのは分かります。
経済的にも統治的にも0コロナはやりすぎであろうは多くの方が思う所でしょう。
直近のpmiは悪い数字が並びました。

14億人の舵取りは想像もできない範疇なのでしょう。
今後の行方を見守るしかありません。
それと一極集中で経済が落ち込むと言う論法には疑問はあります。
それはそれで、やる時は瞬時に動くのでしょう。

wti原油もコレの影響で、いきなり上昇したとの解説です。
wti原油 92.60ドル。

物価的には悪材料となります。
今後の動向に注目です。

*ドル円は落ち着いています。
ドル円 146.15ドル。

政府が管制相場にしたのですから、影響がないわけがありません。
10月度は6兆3000億円もドルを売って円を買った様です。
鈴木財務相は一定の効果があり今後も適切に対応するとの事です。
政府は1983年度分であるならば、3兆円も儲かっていると報道がありました。

介入は関係が無いと発信していた方々は今は何を語っているのでしょうか。

FX取引は5万円で150万円の取引ができるという事が、私にはよく分かりませんが。
法人も個人も投機的な部分では、はしごを外されて大負けしているのでしょうか。
株式の方では、今後は、この中間決算で出ている様な、為替差益や為替差損が著しく減少すると予想します。
今後に注目です。


来週のマーケットは、中間選挙の結果といつもの11/10cpiとなります。
それまでは様子を見ると言う動きでしょうか。

2年後の大統領選に影響があるのは間違いありません。

政局でマーケットがどう動くのかは判断は難しいでしょう。
共和党が勝てば上昇し、民主ならば下落というのも正に短略的でしょうし。

ねじれになるという事は、普通に考えていけないでしょう。

プーチンもゼレンスキーも当然注視しているでしょう。
米国の輸出が軍事関連で伸びていると言うのもいかがなものでしょうか。

最大の注目です。

どうでもよい私の話は、前週に引き続きこの様な展開ですから、信用の1357wインバースは下がれば買って上がれば決済と、週間は6000株となりました。
wインバース インデックス連動型上昇投信 366円。



それと集中する決算プレーが渦中となっています。

7103トヨタと7210スバルを張り付けておきます。
トヨタ 1985円。

スバル 2528円

どちらも場中に決算が発表されます。
トヨタは決算当日は下落するのです。
売りで取るのですが、内容を見れば為替差益は当然ありましたが、やはり販管費の増大が尾を引いていました。
翌日のスバルで大失敗しました。
決め打ちでトヨタと同じく売りにしました所、大幅上昇に見舞われました。
2363億円の利益を上げました。為替差益は2100億円なのですが。
チャートを見て頂ければ分かりますが、前四半期は大きく下げて取ったのが失敗の元でした。
そんな感じで一喜一憂をする期間でもあります。

どうなるでしょうか。
注目です。


2022年11月11日

日経平均28263 NYダウ33747 wti原油88.86 ドル円138.75
前週比1064 1344 ▼3.94 ▼7.9

日経平均は大幅高しました。
筋目の28000円をいきなり超えてきました。

米国10月度消費者物価指数の発表を受けて上昇したのです。

327 344 ▼155 ▼270 819の1週間でした。
27527 27872 27816 27446 28263の推移となっています。

5日移動平均線は1.79%で25日線は3.82%となっています。

米国の最大イベント11/8中間選挙が終了し、速報では下院が共和党、上院は民主党の善戦が報じられました。

マーケットは一旦材料出尽くしでcpiの発表を待った訳です。
前日は警戒から大幅下落で臨んだのです。
株価は上がり過ぎていましたし。

6月のcpiショックから始まり、その後cpiの発表後に凄まじい動きをする訳ですから当然でしょう。

10月の消費者物価指数は前年比7.7%の上昇と出てきました。
市場予想は7.9%でした。

2022年

1月7.0 2月7.5 3月7.9 4月8.5 5月8.3 6月8.6 7月9.1 8月8.5
9月8.3 10月8.2
11月7.7%

2021年

12月7.0 11月6.810月6.2 9月5.4 8月5.3 7月5.4 6月5.4 5月5.0   4月4.2 3月2.6 

上記の表より7月9.1%をピークに右肩下がりとなっています。

但し、いつも書いていますが前年対比の値は、昨年の発射台が上昇してきていますから、10月より0.5%も下がったとは言えないのです。

この事は重々に全ての関係者は知っている事なのですが、ほぼ全てのメディアが7.7%という値を列記し解説者も同様にコメントをされました。
8%を割ってきたという事をです。
コア指数は6.3%の上昇で前月6.6%より減速しています。

株価の大幅上昇の要因はこれに尽きると言う訳です。
確かにNYダウは10月度に46年ぶりの上昇をしたにも関わらず、更に1200ドルも暴騰した訳ですから。

債券が買われ金利が下がりました。
ドル円は大幅に下がったのです。

*チェック点としましては、前月比では総合が0.4%でコアが0.3%上昇しているのです。

物価のピークアウトという言葉は適切でないとは思いますが。

ちなみに0.4%に12をかけてみますと4.8%になります。
そう見れば確かにピークアウトかもしれません。
FRBの目標は2%ですけれど。

cpiの3/1を占めると言われている住居費の特にホテル宿泊費が上昇し、前月比より0.8%の上昇との事です。
医療サービスと中古車価格が低下し、コア指数の伸びの抑制につながったとの解説です。

とにかく各市場の指標がこうなった訳ですから、足元では物価は収まっていると見るべきなのでしょう。

これが日本に何の影響があるのかと言われる方もいるでしょうが、市場では米国の金融政策の行方は、金利は基より株価や為替に大きく影響しますので、廻りまわって国内にも当然影響が出て来るのです。

日経平均の週足を見ておきましょう。
日経平均週足。

今年は、28000円のラインを何回か抜けています。
直近では9月のcpiショック迄と6月のそれ迄でしょうか。
それと3月のウクライナショック後での不明暴騰があります。

年末高の声が大きくなってきました。
3度目の正直と揶揄されています。

金利面では12/13cpi 12/13・14にFOMCとなっています。
来年初旬の金利動向で年末の株価の値が分かるのでしょう。

*当然思惑は今より始まります。

足元では急落した金利がどうなるのかです。
個人的には下がり過ぎと思うのですが。

米国10年債利回り。3.811%。

前週は4.163%でした。
11/11の1日で0.3%も下がったのです。
2年債は4.330%となりました。
前週は同じく0.3%上の4.658%でした。

*これは11/14の取引がどうなるのかは大注目でしょう。
11/12はベテランズデーで債券は取引がありませんでした。

ドル円もとんでもない動きとなっています。
米国の金利が瞬時に下がった訳ですから。
ドル円。 138.75円。

NYダウ。33747ドル。

上記で示しました、週初めからの取引が大注目となります。
なだらかな動きとなるのか、急激な戻しを試すのかです。
完全にゲームチェンジとなっているのか?。

債券の事はよく分かりませんが、誰が買ったのでしょうか。
大幅に買いを入れないとこれだけ動かないでしょうに。
玉が少なかったのでしょうか。
注目です。

ナスダックを見てみましょう。
ナスダック週足。11323。

13週線は▼1.04%で26週線は▼3.48%となっています。

ナスダック指数は11/11に7.35%も急上昇し、これは数年に1度の上昇幅との解説です。

11/10メタことフェイスブックが全従業員の13%にあたる11000人のレイオフを発表しました。
ザッカーバーグ氏は過ちを犯した責任を取るとの言及です。
11/3アマゾンは新規凍結を発表し、stripe、lyftも10%以上のリストラをすると事でした。
ツイッター社は全社員の半分である7500人が解雇の対象との事でした。
例を挙げればきりがありませんが、このような事が日々ダイジェストで出てきています。

マーケット的には、天邪鬼的な所ですから上げ下げ様々となっています。

これをどう考えるのかです。

日本もリストラの嵐が吹き荒れた時期がありました。
希望退職などと言う言葉を使いながら、今も散見されます。

現時点では、いけないのでそういう手段を取るのは間違いありません。

そのまま社名がなくなる所もあるのでしょう。

復活も当然あります。

コロナ過での人々の行動制限が影響している様な感じもします。

今後を見ていくしかありません。
注目です。

*11/11FTX社という仮想通貨事業者が破産を申請したとの事です。

負債総額は1兆4000億円~7兆円?との事でした。

取り付け騒ぎ等の詳細は知りませんし、今後どの様な影響が出て来るのかは存じませんが、来週からマーケットでトピックが出て来るのでしょう。
ソフトバンクGが140億円の投資と出ていました。
注目です。

そのソフトバンクGが11/11決算を発表しました。
ソフトバンクG。6953円。


上期の決算は1290億円の赤字でした。
但し1Q決算は3兆1627億円の赤字でしたので、2Qのみは3兆336億円の黒字との事です。
アリババ集団の売却益が5兆3716億円あったとの事です。

孫さんは最後の登壇との事でした。
ビジョンファンドは当面守りに徹するとの事で、自分はアーム社に集中するとの事です。

同会社は投資会社ですので、ブレが大きく非常に難解です。

日経平均のepsにどのような計算をしているのか私は存じません。
仮に3兆円の赤字でしたら225社の利益がぶっ飛んでしまうのですから。
とにかく寄与度が高い会社ですので今後も注目です。

ちなみにepsは2221.98でperは12.72となり株価は28263円です。
10/31は2158.6412.7827587円となっています。

個別決算によりepsが上昇しているのが分かります。


*中国からは11/11独身の日の売上高は非公表としました。
当局の指示であるのは必然です。
以前アリババで売上10兆円は出ていましたから。
その心は不明です。
党大会時に経済統計の遅延で物議を出しましたが、ここは注意点です。
別にオープンにする必要が無いと判断すれば、直ぐに実行するのでしょう。
貿易統計だけは見れるのでしょうが。

それと11/10習主席は最高指導部の会議で、わずかな感染も許さないゼロコロナ政策を継続することを確認しました。
前週楽観的な観測報道が出ていましたが。
中国本土で15000人の感染が出たとの報道がありました。
今後の動向に注目です。

*久しぶりに日本の状況を列記しておきます。
月65915 火30684 水83253 木87009 金78268 土73883 日79992
合計499004人 平均71286人

2022年

11/11 71286 11/4 53538
10/28  38916 10/21  33226  10/14 30338 10/6 30764 
9/30  42441  9/23  54907  9/16  79293  9/9  103264 9/2 139934

8/26 202321  8/19 212199  8/12 204303  8/5 214061 
7/29 198015 
7/22 140492 7/15 81927 7/8 39317  7/1 19721 6/24 14673 6/17 14046 6/10 15347 6/3 19432 

5/27 28837 5/20 35551 5/13 37020 5/6 26428 
4/27 36256 4/22 40920 4/15 48921 4/8 48251 4/1 46581 
3/25 39053  3/18 39000 3/11 54444 3/4 65799 
2/25 68000 2/18 90000 2/10 99000  2/4 100000
1/28 84000 1/21 50000 1/14 20000

オミクロン対応型 1076万人
4回 4366万人
3回 8369万人
2回 1億294万人
1回 1億430万人


*来週のマーケットは上段で示しました、金利の動向がまずチェック点です。

イレギュラーな値なのかどうかです。
2年債は戻るはずなのですが。
12月0.5% 2023年0.5%で1%ですから。
2年債はいずれ5%に近づくはずです。
10年債も同じく上昇と思いますが。
それが違うのならば、そもそもの物語が変わってくるのでしょう。
為替は更に円高になるでしょうし。

日経cme先物は183円安の28080円となっています。

注目です。

それと11/13上院で民主党がネバダで50を獲得したとの報道です。
過半数を取った訳です。
知事選の結果にも注目でしょう。
共和党なら財政出動と増税を回避等とも揶揄されていましたが。
下院は共和党となりました。
バイデン民主党とは、ねじれになりました。

それとトランプ76才の動向にも注目です。
11/15に出馬表明との報道です。
バイデンも79才ですから。
今後どのようになるのかに注目です。

どうでもよい私の話は、インデックスは強烈に上に行ってしまいましたので、wインバースで買いと言う方法もありますが。
これだけ理屈無用の上昇をされますと、一旦手出しは危ないと判断しました。
決算プレーでは2229カルビー・4523エーザイ・1801大成建設でちょこっとの週間でした。
それと決算プレーで大失敗した7270スバルが下落してきました。
為替差益だけではいけないと感じていました。
車業界は結局の所は販売台数ではないでしょうか。
スバル。2400円。

それといつもの4932アルマードが11/14に決算となります。
アルマード。 1436円。


どうなるでしょうか。
注目です。

2022年11月18日

日経平均27899 NYダウ33745 wti原油80.11 ドル円140.32
前週比▼364 ▼2 ▼8.75 1.57

日経平均は1%強の下落でした。
但し、チャートを見て頂ければ分かりますが、前週末に米国cpiを受けて窓を開けて大幅高しましたので、それの反動でしょう。
米株同様に短期的な利益確定売りです。
週初めに300円の下落でした。
それ以降は方向感に欠ける展開でした。

▼300 26 38 ▼97 ▼30の1週間でした。
27963 27990 28028 27930 27899の推移です。

5日移動平均線は▼0.22%で25日線は1.51%となっています。

日本市場では、11/15に7月~9月のGDP速報値が予想に反して▼0.3%と発表がありました。
11/18にはcpiが3.6%と40年ぶりの値になりましたが、いつもの事ですが全くスルーの状況でした。

それらに対しては詳細の解説があり、今後どうなるか等々各方面から言及が出ています。

日本国内に於いては最重要な指標ですから当然な事です。

但し、日本の各市場には影響が希薄という所が何とも言えない所です。

米国のcpiとは大きな違いな訳です。
米国のGDPが予想に反してマイナスにでもなれば、どうなるでしょうか。

これは何を意味しているかと言えば、マーケットの世界では米国主導という事です。

これは日本にかぎった事ではありませんが。


外国人の取引が6割~7割を占めている所も大きな要因でしょう。
掛け声だけで貯蓄から投資にはなっていません。
せめて日本の市場なのですから割合が逆転しても良いくらいです。
個人投資家も米株取引が増加しているというのも考え物です。
魅力の問題でしょうか。

個別銘柄は別物でしょうが、先物主導で動くインデックスの指数は特にその傾向が強いのです。

夜間は当然のことながら、日中でも米株の先物を横目で見ているのですから。

cme日経先物は27955円となっています。


*米国の10年債利回りの動向に注目が集まりました。

米国10年債利回り。3.829%。

10年債は前週11/10cpiを受けて1日で0.3%も下落しました。
前週は4.163%から3.811%となったのです。
今週の結果は1週間で微増という内容でした。

2年債は4.658%から4.330%と同じく0.3%下落しましたが、4.531%となっています。
0.2%値を戻しています。

2年債はターミナルレートに連動すると言われていますので、おおよその展開なのでしょう。

逆イールドは広がっています。

これをどう考えるのかです。

市場関係者からは見ない事にしているのかは分かりませんが、言及は出ていません。
もう慣れたという事でしょうか。
短く借りた方が金利が高いというのは、そもそもおかしいのですが。

米国30年債利回り 週足。3.923%。
2年の方が30年より高い金利になっています。

過去の経験則からは、それ以降いつの時点かは様々ですが、いけない状況になるのは間違いない所です。
不景気に突入するという事です。

FRBはインフレ抑制の為に未曽有の利上げと金融縮小の政策を実行しています。
各年月の国債市場も混乱しているのでしょう。

短期債は教科書通りに5%に近づくと思います。
今後この長期債がどのような展開になるのか。
2年債に追随するのか、どうなのか。
個人的には追随し上昇していくと思いますが。

FRB各高官からは、タカ派からハト派迄様々な発言があった週間でした。
これは12/3のブラックアウト迄続きます。
市場はそれに敏感になりながら日を追っていくのでしょう。

結局の所は12月初旬のいつもの経済統計によるのでしょうが。

今後の金融政策は、12月以降から来年初旬にかけて、どのような展開になるのかは不明ですが、現在報じられている所の0.25%~0.5%の差異なのでしょう。
もう既に4%迄金利は上昇しているのですから、今までの進捗よりは落ちる訳です。
3月0.25 5月0.5 6月0.75 7月0.75 9月0.75 11月0.75。

この高止まりの金利で各経済指標がどうなっていくのかに注目が集まると予想します。
世界のシンクタンクよりは、来年は経済の鈍化が既に報じられています。

金利が高止まりで企業業績が低迷し、失業率は上昇し、消費が落ち込んでくるのか、消費が落ち込んで企業業績が低迷し、失業率が上昇するのかは分かりません。
優先順位一番はインフレ抑制なのですから。

今後の動向に注目です。


ドル円。 140.32円。

金利だけを見れば、日本は永遠の0ですから、同じく米国の金利動向の変化で変動するのでしょう。

そして急激な変動が出た場合は、投機的なスタンスという事で為替介入が待っています。
是非はともかく日本は金利も為替も管制相場になっている訳ですから。

株式もtopixが前場に2%下がれば700億円の日銀砲が出てくるという。
それを皆が分かって取引をしています。

今後の動向に注目です。

*米株が今後どの様になるのかはいつものチェック点ですが、主要3指標の
動向が違いすぎますので難解です。

NYダウ。33745。

5日移動平均線は▼0.14で25日線は4.26%となっています。

SP500 3965。

5日移動平均線は▼0.57%で25日線は3.36%となっています。

ナスダック 11146。

5日移動平均線は▼0.85%で25日線は2.86%となっています。

誰もが見ただけで大きく違う事が分かります。
当然移動平均線の推移も違います。

解説ではNYダウは高値より61.8%戻しで、SP500は38.2%ナスダックは23.6%戻しとの事です。

言葉的にはハイテクは散々でオールドエコノミーは順調に戻しているとも言えます。

*日経平均は年末高になると発信している多くの市場関係者は、米株が更に値を戻すと言っている事と同じでしょう。
コチラだけが勝手に上昇する訳がないのですから。

それの理屈は、FRBの動向は既に来年度まで織り込んでいるはずであるし、物価はピークアウトしているはずが大前提でしょう。

大イベントである中間選挙を終え、ねじれにはなりましたが想定内であり、民主党が上院で勝った事は政治的大波乱にはならないだろう。

米国の決算は既に大部分が終わっており、直近では業績面でのリスクになる要因も軽微であろう。

米中会談が対面で行われて、両首脳が握手をし、高官級会議を復活させる事で、近未来的には不測の事態は起こらないだろう。

ポーランドに着弾したミサイル等々突発的な地政学リスクは誰もが分からない事ですから。
FTX問題も、そこ迄市場を揺るがす事にはなっていません。

そしてテクニカル的にも云々で、株価は上に行きたがっていると言うのです。

結果は40日後に分かります。

注目です。

日経平均週足。27899円。

日経平均の2021年の終値は28791円でした。

現時点で900円上の値となります。

どうなるのかは分かりませんが、オミクロンで始まり、ウクライナ紛争、驚異の物価高と未曽有の金融政策を実行している現在。
中国は0コロナ政策継続です。
ヨーロッパのエネルギー問題の冬はもうすぐです。

北朝鮮からは何発ミサイルを撃っているのでしょうか。

岸田首相も人気薄で支持率30%ですから。

昨年の値を抜くだけでも凄いと思いますが。

個人的には2018年の様なブラッククリスマスはあり得ると踏んでいます。
当時も多くの市場参加者が年末高と言っていたのは忘れません。
経済の先行指標である株価が、何故年末高になるのか。
年初から崩れるのでしょうか。


注目です。


*来週のマーケットは日米共に週中に祝日があります。
FOMC議事録も出てきますが、各要人が発信していますので限定的でしょう。

感謝祭の翌日は11/25ブラックフライデーです。
クリスマス商戦も今年は、例年以下との報道は出ています。
結果には注目です。

ワールドカップが始まります。
侍ジャパンには期待です。

日本では月末月初に配当金が支払われます。
今回は7兆円との事です。
いつもの再投資が見込られます。
それの先取りは考えられるでしょう。

前週は膠着していましたから、それには理由はあるのでしょう。
その理由は不明ですが、続く可能性はあります。
注目です。


どうでもよい私の話は、スバルと大成建設で利ザヤを取りましたが、4932アルマードが散々でした。
決算内容はハショリますが厳しい株価となりました。
年度末の利益は据え置きだったのですが。
アルマード 1127円。

決済はしていませんので、来年に持ち越しでしょう。
更に500株買い増ししていますから。
楽しみにしていたのですが大残念でした。
ヤフー掲示板では酷評が並んでいます。

どうなるでしょうか。
注目です。

2022年11月25日

日経平均28283 NYダウ34347 wti原油76.55 ドル円139.10
前週比384 602 ▼3.56 ▼1.22

日経平均は1%以上の上昇でした。
前週の下げを取り戻しました。
底堅い展開です。

45 170 267 ▼100の1週間でした。
27944 28115 28383 28283の推移です。

5日移動平均線は0.56%で25日線は2.25%となっています。

チャートを見て頂ければ分かりますが、25日線は10/26から右肩上がりとなっています。

これを見ますと、どこ迄も上がっていく様にも感じられますが。

日経平均 週足。

週足を見ますと6月と9月のcpiショック迄もそういう展開でした。
ここは今年のチェック点なのでしょう。

一気に上に抜けるのか、同じような展開になるのかです。
言葉的には3度目の正直になるのかという所でしょうか。

2021年の終値は28791円でした。

あと500円の所迄きています。
年足が陽線になるのか陰線になるのか。
後1ヶ月です。
どうなるでしょうか。
通してみればレンジ相場であったとも言えます。
注目です。

日経平均 月足。

長いチャートを見ますと、思い起こせばアベノミクスの7年8ヶ月の間に日経平均は24000円の壁を3回抜けきれず、なんとも言えない株価だったのですが、いきなりコロナ渦中のパンデミックで一段高となっています。

これは日本独自の動きではなく、米株の金融緩和における過剰流動性相場の所以であります。
日本の金融政策は2013年4月及び2016年1月からの長短金利操作付き量的・質的金融緩和を継続しています。
コロナ渦中になりましても、大筋は何も変更していません。

米国は現在高インフレが続いています。
消費者物価指数は足元10月は前年対比7.7%となっています。

2022年
1月7.0 2月7.5 3月7.9 4月8.5 5月8.3 6月8.6 7月9.1 8月8.5
9月8.3 10月8.2 11月7.7%
2021年
12月7.0 11月6.8 10月6.2 9月5.4 8月5.3 7月5.4 6月5.4 5月5.0   4月4.2 3月2.6 

世界最大のシンクタンクであるFRBは昨年にインフレは一過性であると何回も発信し、出口戦略を見誤りました。

それを抑える為に、金融縮小に舵を切り、今年は通常の3倍もの利上げを4回も連続で行っているのです。
3月0.25 5月0.5 6月0.75 7月0.75 9月0.75 11月0.75。

当然コロナパンデミックによる過剰な金融・財政政策だけの弊害だけではありません。
ウクライナ戦争という2/24に突然起こった地政学リスクが大きな要因である事は言うまでもありりません。

全ての市場がそれを受けて大きく動いています。
金利が上がり為替が動き株は下落しました。
コモディティーも大きく動きました。

この2022年は、未曽有の混沌とした不確実性な世の中の渦中であるとも言えます。

米国10年債利回り月足。 3.691%。

ドル円 月足。139.10円。

wti原油 月足。76.55ドル。

CRB指数 月足。273.25。
CRB指数とは国際商品先物指数で原油から鉱物、穀物19品目で構成されています。 


NYダウ 月足。34347ドル。

そして、このパンデミックを元に戻す為に、世界の英知で抑えにかけている訳ですが、容易に戻れない事は、多くの人が思うのでしょう。
来年も引き続き困難な展開が予想されます。

瞬時に動くマーケット系はそれを念頭に置いて進まなければならないでしょう。
今後の動向に注目です。


*足元の状況を確認しておきましょう。
米株の3指数は推移が違いすぎますので、NYダウで確認します。
NYダウ日足。34347ドル。

NYダウ週足。34347ドル。

NYダウは10月より急反発しています。
チャートを見て頂ければ一目瞭然ですが、9/30の値は28791ドルでしたので、5556ドルも上昇しているのです。
16%の上昇となっています。

但し、これといった要因を挙げる事は難解でしょう。
結論から言えば身もふたもない言い方で恐縮ですが、売られ過ぎたので戻したと言うのが適切かもしれません。
需給と地合いという事でしょうか。
相場を大きく動かすAi取引には理屈が薄い事が多い訳です。
複合的と言う言葉は玉虫的でしょうか。

ファンダメンタルズと言うのには無理があるでしょう。
7~9月の個別決算は完全に明暗が分かれているのは、皆が知る所です。
今後の推移もv字回復という話は出ていません。
各種経済指標も50という筋目になっており、今後を見極める段階です。

そもそも人員削減しなければならない状況は企業としては最悪でしょう。
企業の縮小ですから。

物価高が低減されたかもと言っても、前年対比7.7%ですから。
FRBの目標は2%です。
前月対比では0.4%上昇しているのです。
雇用統計よりも賃金は上昇が継続しています。
今後も一喜一憂があるのはコンセンサスです。
株価を見れば資産インフレは増大しています。

長期金利との相関も一時期崩れました。
11/10cpiからは又相関となっています。
そもそもFF金利は4%に上昇してます。
以前より高いのは間違いありません。
それに対して各種経済活動がなされています。
今後5%迄は上昇するだろうは、織り込みされています。

中間選挙への忖度と言う抽象的な部分はあるでしょうが、それも通過しました。

世界のシンクタンクから、来年は不景気になると言う指標が数多く出ています。

ウクライナ、エネルギー、0コロナ政策等々地政学的な朗報は思い当たりません。

兎に角、そういう現状ですが、株式マーケットは急上昇しているのです。
危険と感じキャッシュに戻していた部分を、リスクマネーに入れているのかもしれません。

*最も危険であると思われている欧州さえも同様の動きとなっています。
ドイツdax 14541。

フランスcac40 6712。

個別銘柄は全くの別物でしょうが、インデックス系の指数は米株に連動と言ってさしつかえないでしょう。
当然、日本株も同様の動きです。

NYダウの2021年終値は、36338ドルでした。
現値は34347ドルですから1991ドルの差異となります。
6%も上昇すれば、元に戻るわけです。

前週も書きましたが、この状況下で経済の先行指標と言われている株価が元に戻るとなればたいしたもんです。

少々脱線しますが、日本株は底堅いと話が多く聞かれますが、米株は前年2021年にNYダウは18.7%も上昇しています。
日経平均は4.9%でした。
ちなみにSP500は21.4%でナスダックは27%も上昇した事は抑さえておかなければなりません。
2020年の日経平均の終値は27444円で、NYダウは30606ドルだったのです。
コロナパンデミックでの金融相場は2020年終値が起点でしょう。


*教科書的に株価と連動すると言われる長期金利を見ておきましょう。

米国10年債利回り。3.691%。

長期債が更に買われています。
現在の値的には10/3近辺でしょうか。
FF金利は0.75%上昇しましたが、10年債は上昇していないとも言えます。

2年債とは相反の動きとなっています。
これは何故か不明ですがそうなっています。
今後どうなるのかですが、2年債と相反にはならないと思うのですが。
債券取引はプロフェッショナルがされていますので、何かの要因で現在はそうなっているとしか言えません。
中東等から大きなお金が米国長期債に入っているのでしょうか。
原油供給国は相当なキャッシュを持っているでしょうから。としかの想像ですが。

株価はどうなっているでしょうか
10月より金利は上昇しているのに株価が上昇しているのが分かります。
そして上段でも書きました、11/10cpiより金利は不明の軟調になっています。
それを受けて更に株価が上昇してるのです。



前週は3.829%でした。
2年債も4.467%と前週4.531%と下落しています。
この値は誤差の範囲でしょうか。

金利が上がればperは下がり、金利が下がればperは上がるは基本です。
epsも同じくとなります。
それと相反する事もあるのは株価ですが。

今後の推移を見るしかないでしょう。
注目です。

ドル円 139.10円。

米国金利と連動し円高に振れています。
チェック点としましては、各企業の想定為替レートが138円と報道がありました。
やっと企業が為替に追いついてきたとも言えます。
ここのかえりは少ない方が計画的には良いでしょう。
今回の決算の様に差益や差損が著しく大きいのは問題です。
但し、今後円安恩恵は極小する事は抑えとかなければなりません。

wti原油 76.55ドル。

5日移動平均線は▼2.64%で25日線は▼9.45%となっています。

急落しています。
物価的には朗報です。
経済的には中国の需要を見ているのかもしれません。
移動制限は4億人と報じられました。
これも今後どうなるのかは不明ですが、足元では中国の経済指標には注目です。


*来週のマーケットは、名実ともに年末相場入りとなります。
いつもの月初の経済指標と共にパウエルの講演があります。
材料的には前回書きました配当金7兆円の再投資でしょう。
ここの週間はアノマリー的に上昇するというのがあります。
ここで変な動きでもあれば注意でしょうか。

今週の木曜日はワールドカップ、ドイツ戦勝利の影響があった様にも思われました。関連銘柄は上昇していました。
コスタリカ戦の誠に残念な敗戦の影響はあるでしょうか。


cme日経先物は28340円となっています。

昨年は忘れもしません11/26の南アフリカからのオミクロン発生でした。
大勝負をしていた私は何故そうなるかなと。散々な週間でした。
そこから年末まで軟調な展開でした。
こういう突発的な事は誰も分かりませんので。

年末高を訴えている市場関係者は12/13の22:30cpiとFOMC12/14での一段高に期待でしょうし。
まず12/2雇用統計を乗り越えなければなりません。

個人的にはFRBのドットチャートを含めて、利上げ予想は、この半年を見ましても、ことごとく見誤っている事は事実な訳です。
こんな文章を書いていますので、見直せばすぐに分かる事です。
市場関係者は当然知っている事でしょう。
という事は、今後もそれは起こる可能性が十二分にあると言う事です。
実際は来年6%迄平気で行くかもしれません。
その都度、直近の経済指標次第なのですから。
その点はチェック点です。

12月の中盤以降は季節柄完全な閑散相場になります。
注目です。

どうでもよい私の話は、8628松井証券の配当金が入っていました。それは良かったのですが。
窪田さんは他社の株価の解説はいいですけれど、自社の株価を何とかしてもらいたいものです。

松井証券。785円。

5日移動平均線は0.58%で25日線は0.78%となっています。

それと、このお世話になっているnote社が12/21東証グロースに上場する様です。
コードは5243です。
直近の売上は20億円で5億円の赤字上場との事です。
社員は100名で103万人のクリエーターがいるとの内容でした。

お付き合いで買いましょうか。

どうなるでしょうか。
注目です。


2022年12月2日


日経平均27777 NYダウ34429 wti原油80.34 ドル円134.27
前週比▼506 80 3.79 ▼4.83

日経平均は久しぶりに2%近い下落でした。
短期的でしょうが、米株とは相反の動きとなっています。
直近の両チャートを見比べてもらえれば分かるでしょう。

NYダウ 34429ドル

5日移動平均線は0.55%で25日線は3.12%となっています。


市場からは12/2金曜日の寄り付き後から直ぐに、先物ではない現物株による全業種の大幅下落の理由は謎であるという話が多く聞かれました。
機関投資家によるポートフォリオの変更かもという解説もありました。
為替の影響が出ていると思いますが。
ドル円。134.27円。

そして前場にtopixが2%以上下落しましたので、後場には日銀からの700億円のtopixETF買いが6月以来久々に入っています。
2022年は9回だけとの事です。
いつもの後場からは株価は上昇しました。
投機的な市場参加者は、その事を当然知っており短期的な動きをするのです。
日経平均 12/2日中足。27777円。

日経平均が、この値28000円近くでも日銀砲が入ってくるのかと思いましたが。
システム的にか市場に動揺を与えない様かは存じませんが、きっちり入ってくる訳です。

これの目的はデフレからの脱却という事で、2%の物価安定目標の実現を目指すという物です。
これが異次元の金融緩和の一環です。

黒田総裁が就任し、2013年4月から実施されており、詳細はハショリますが
2016年7月からは年間6兆円と段階的に増やしてきました。
2021年4月より金額の指定はありません。
もう10年近くやっている訳です。
コロナパンデミック等々の政策とは全く関係がありません。

2022年3月時点で日銀の保有残は時価51.3兆円にもなっています。
世界最大級の機関投資家であるGPIFは49.5兆円との事です。

冒頭から脱線ぎみですが、これの出口戦略をどうするのかが幾度となく議論されています。
2%の物価目標は現時点では、既に達成されています。
10月には3.6%にもなっている訳です。
当然、今後は分かりませんが。
12/2黒田総裁は物価上昇は2023年初めから徐々に減速するという見通しを示しました。
2023年通年では上昇率は2%を下回るとの発言です。

総裁の任期は2023年4月迄です。
誰が総裁になっても日銀の金融政策は継続されるであろうが大方の予想です。
但し、何かしらの変更はあるかもしれないの思惑は出ています。
金融政策変更で各市場にサプライズな支障が出ない運用は予想されますが。

そして今後この保有残をどうするのかも問題点です。
簿価は36兆円との事で含み益は14兆円となっています。

更にチェック点は日本銀行が日本株の筆頭株主となっている事です。
政府が持っているとは言いませんが、同じ様な事ではとも言えます。

この護送船団的な株主内容を、世界の市場がどう思われているのかは存じません。
それの是非も不明です。

但し、自由経済的にどうなのかの論点はあるでしょう。
間違いなく管制相場なのですから。
各企業に影響があるのではないかと想像がつきます。
国策には株主でもある訳ですから従順な動きとなるのでしょう。
突飛なことは出来ないとも言えます。

別の角度から語れば、国民は政府・日銀に守られているとも言えます。
金利・為替・株式と市場の思うのままにはさせていないのです。
そういう考えの方は少ないのかもしれませんが、メディアが、もしそういう発信をすれば、そう思う方が増えるのでしょう。

メディアは当局に対して批判な論調が多いですから、致し方ありません。
それのほうが視聴率や購読量が上がるのかは存じませんが。


元に戻して、これだけの株式保有残ですから市場で売却は出来ないはずです。
市場には出さず各企業に買い取らせる何かの手立てを取るのかもしれません。

更に今後もETFを買い入れるのか。

諸々を含めて今後の動向には注目です。

▼120 ▼134 ▼58 257 ▼448の1週間でした。
28162 28027 27968 28226 27777の推移です。

5日移動平均線は▼0.9%で25日線は▼0.23%となっています。

上段のチャートを見て頂ければわかりますが、10/20より久々の25日線割れとなっています。
25日線はまだ上向きです。
足元では年末に向けてのチェック点でしょう。


*週初めは中国からの政府批判の映像が市場を動揺させました。
この報道が中国全体で起こっているのか、一部の場所なのか、参加人数も分かりませんし真意は不明でしょう。
白紙運動とも揶揄されています。
天安門の再来で長期刑になるのも物おじせずにという内容も、どうなのでしょうか。

様々な物語は語れるでしょうが、習近平批判で中国を揺るがすというのも眉唾物です。
中国当局は強烈に及び柔軟に対処するのでしょう。
0コロナ政策も堅持をしながら緩やかになるかもしれませんし。

12/1習近平はEU大統領との会談でオミクロンは致死率が低いと非公式に発言したとの事で、抗議デモからくる政治的な圧力ではない、衛生上の判断で緩和に踏み切る観測も出ています。

感染件数の40000人は日本との人口比で言えば極小なのですが。
その発表件数の真意も分かりません。
PCR検査の映像は出ていますが、ワクチンの内容と接種がどうなっているのかも不明な訳です。

今後の動静を見るしかありません。

*12/1中国の11月のpmiの発表がありました。
製造業は48.0と前月より1.2ポイント低下しました。
非製造業は46.7と前月より2.0ポイント低下しました。
いずれも筋目の50を下回っています。

これは以前より指摘しています、0コロナ政策の影響が顕著に出ています。
中国当局は、そうなるであろうは当然承知をしながらも、この政策を継続している訳です。
これは政治が決める事ですから、いかなる他者もどうする事はできないのでしょう。

世界経済に影響が出るのは当然の事です。
各シンクタンクからの下方修正が出ている要因にもなっています。
各企業のファンダメンタルズの影響は必至です。

マーケット的にも大きく影響するはずです。
インデックス的には米株動向ですから分かりませんが。
いけないのは中国関連株からでしょう。
米国、日本とも来年初旬の決算で分かる事です。

今後の動向に注目です。


*12/1 IMS製造業景況感指数の発表がありました。

2年半ぶりに筋目の50を割る49.0と出てきました。
前月より1.2ポイントの減少でした。
景気の先行き感に警戒が高まりました。

価格指数43ポイントの低下が全体を押し下げているとの解説です。
FRBは不景気にしようと金利を上げているのですから、理にはかなっている訳です。
もう1ヶ月で来年ですから。
各シンクタンクが不景気の予想を出している訳ですから、徐々にそうなるのでしょう。
来週初には非製造業の発表があります。

マーケット的には、どれだけ織り込んでいるのかです。
分かっていて上昇していたのであれば問題はありません。
注目です。

*12/1 パウエルの講演で市場は大きく動きました。

上段のNYダウのチャートを見て頂ければ分かりますが、NYダウは737ドル2.18%も上昇しました。
34589ドル4/21以来の高値となったのです。

発言内容がハト派的と見られたので上昇したのでしょう。
売り方が大急ぎで買い戻しをした事も影響したのかもしれません。

内容的にはいつもの解説的な発言でした。
インフレが実際に低下している事を確信するには更に多くの証拠が必要であるとしつつも、利上げベースを緩やかにすることは理にかなっていると発言しました。

利上げベースの減速時期は早ければ12月会合である。としたのです。

0.5%の利上げは既に織り込んでいるはずですが、市場はその言葉に動いたのです。
12/13のFOMCでは、2023年のドットチャートに注目でしょう。
前回からの変化が出ているのか、どうなのかです。
どちらにしましても直近のcpi迄を見てから各委員は決めるのでしょうから、
まずは経済指標でしょう。
注目です。

*12/2 大注目の雇用統計の発表がありました。
マーケット的には、NYダウの初動は350ドルの下落でしたが、終値は34ドルの上昇でしたので事なきを得ています。

263000人の増加と出てきました。予想は20万人でした。
前月は284000人増に上方修正されました。
失業率は3.7%と横ばいでした。

雇用市場の強さが続いている値でした。
いつも書いて恐縮ですが1億6000万人の雇用者の内、増減の予想が云十万のかえりでどうなのでしょうか。

娯楽、ホスピタリー、ヘルスケヤー、政府部門で増加し、小売りや、運輸倉庫で下落したとの解説です。

平均時給は前月比0.6%増加です。
予想は0.3%で2倍の伸びでした。

今年1月以来の大幅増加でした。

賃金を上げないと人が集まらないという業種があるわけです。
雇用のミスマッチと言われていますが、行きたくない業種には行かないのでしょう。

賃金インフレは収まっていません。

FOMC政策委員がこれをどう読んだのかは分かりませんが、上記と同じくドットチャートに示されるのでしょう。
マーケットは変化が無いと読んで値を戻したとも言えます。
注目です。


*金利は下がりました。
米国10年債利回り。 3.691%

前週は3.829%となっています。
引き続き債券が買われています。
2年債も4.284%と前週4.467%から下落しました。

チャートを見ますと9月中旬の値ですから、急落しています。
長期金利はFF金利が1.5%上昇しているのにです。
これは引き続き不明です。
金利だけをみれば株価はもっと上がるでしょうに。
これも何故でしょうか。
ドル円は上段添付の通り、金利差により円高に振れています。

ちなみに相関だけで見れば、この時のNYダウは30000ドル割れの水準なのです。
何かを示唆しているのか関係はないのか。

債券市場は、ほぼ個人投資家は関係ありません。
プロフェッショナルが運用しています。
金額ベースも全く違います。
どういう内容かは全く分かりませんが。
引き続き注目です。


*来週のマーケットは引き続き米国・中国の経済指標とオペック総会があります。
名実共に年末相場入りです。
日本では週末にメジャーSQとなります。
年に4回あり3月・6月・9月・12月となっています。
簡単に言えば、来年に株価が上昇すると思えばロールオーバーでしょうし、先安感と思えば一旦手仕舞いなのでしょう。
通常水曜日がチェック曜日と言われていますので12/7となります。

それと前週に書きましたが、前週の週間アノマリーは年間で数少ない上昇する週間でした。
それが下落した事は抑えておかなければならないでしょう。

空売り比率は45.5となっています。
足元では少々高い値ですが、50越えを何回も経験していますから。

cme日経先物は27650円となっています。

ちなみに11月度の終値は27968円でした。
月初は27578円のスタートでしたので390円の上昇でした。
陽線となっています。

注目です。


どうでもよい私の話は、久々に下落した所で、信用wインバースを2000株だけ利益確定しました。
日経平均wインバース インデックス型上場投信。349円。

5日移動平均線は2.04%で25日線は0.22%となっています。

年末まであと20立会日です。
どうなるでしょうか。
注目です。

2022年12月9日



日経平均27901 NYダウ33496 wti原油71.59 ドル円136.55
前週比124 ▼953 ▼8.75 2.28

日経平均は、ほぼ変わらずでした。

日本独自のメジャーSQを意識しながらの週間であったとも言えます。
42 65 ▼199 ▼111 326の1週間でした。
27820 27885 27686 27574 27901の推移です。

5日移動平均線は0.45%で25日線は▼0.01%となっています。

12/9寄り付きのSQ値は27576円でした。
SQ前日の空売り比率は47.7と警戒して上昇していました。
週末は41.8に低下しましたので、週末の326円高は、事なきを得て買い戻しが大きな要因でしょう。

これ等は市場内の、かなりテクニカル的な部分ですので。
米国も同様に来週末にメジャーSQ トリプルウイッチングとなります。
*先物取引・オプション取引の最終的な決済期日。

全体感は今年最後の最大のイベントである12/13cpiと12/14fomcであるのは間違いありません。

憶測は様々と出ていますが、マーケットがどう反応するのか等は誰も分からない事です。
これの結果で年末までの方向感が決まると言っても過言ではありません。

上記の米株SQも含めまして各Aiコンピューターが短期的又は中長期的を鑑みて踏み上げるのか手仕舞うのかを瞬時に決定するのでしょう。
そのマジョリティーの方向に全体が動くのです。

市場関係者の多くは、とうびの一振(年末にかけて株価は上昇する相場格言)を語り、年末高を訴えています。
以前より株価は上がりたいハズという内容もいささかと感じています。
常々思いますが、プロとして公の電波や記事を発信している方々は、
外れた場合にゴメンナサイというのもどうなのでしょうか。
日経平均で上下1000円前後ならば致し方ないと感じますが。

私は11/18のマーケットシリーズで、いけない年末だと書いています。
根拠はここでは割愛します。


*NYダウは1000ドル下落の週間でした。
▼482 ▼350 1 183 ▼305の1週間でした。
NYダウ 33496ドル。

5日移動平均線は▼0.26%で25日線は0.45%となっています。

そもそも急上昇しすぎていたという事があるでしょうし、12/1パウエル公演後の737ドル上げは理屈的にありえませんでしたから。
来週のイベントに向けての警戒での日柄調整なのでしょう。

いまさら来年は不景気に入るので下落したと言われましても、関係なく上昇してきた訳ですから。
そんな事は以前より分かっていた事です。

*金利水準が今後どうなるのかは最大の注目です。
*その金利水準で実体経済がどうなるのかも注目でしょう。

FRBの最大使命は物価の安定と雇用への責任です。
いつもの飛んだ話で恐縮ですが、日本の雇用は政府厚労省となっています。
日銀も雇用は当然見るのでしょうが、役割的にはそうなっています。
どちらが良いのかは不明です。
歴史的にそうなっているのでしょう。

FRBは高インフレを抑制する為に、通常の3倍の利上げを4回連続実行しました。
3月0.25 5月0.5 6月0.75 7月0.75 9月0.75 11月0.75。

2022年 米国cpi消費者物価指数。
1月7.0 2月7.5 3月7.9 4月8.5 5月8.3 6月8.6 7月9.1 8月8.5
9月8.3 10月8.2
 11月7.7%
2021年
12月7.0 11月6.8 10月6.2 9月5.4 8月5.3 7月5.4 6月5.4 5月5.0   4月4.2 3月2.6 

*12月は7.3%と市場予測が出ています。

金融政策により7月より物価は徐々に減少している事が分かります。
ちなみに11月発表の値は10月度の実績です。

*FRBの物価目標は2%となっています。

この2%という値も議論の余地はある様ですが、そうなっています。
何故米国と同じなのかも不思議ですが日本も2%となっています。
1%が精いっぱいではという論者もいます。
足元は3.6%ですが、ほぼ30年間突飛な事例以外は1%以下でしたし。
金融政策ではどうしようもできない構造的な要因と黒田総裁発信のマインドの部分なのでしょう。
賃金上昇は自身には関係が無く、物価が上がらないのは結構な事だと思われている方が3600万人もいる国なのですから。
その方達が悪いと言う事ではなく、そう思ってごく当然だと思います。


とにかく、これを抑える為にFRBは利上げを実行しているのです。
金利を上昇さして景気を抑える金融政策を行っています。

12月度は0.5%と前週パウエルが発信しましたから、そうなるのでしょう。

*注目は来年がどうなるであろうかとなっています。
それが今回のfomcのドットチャートで提示されます。
再来年もチェックでしょうか。

但し、私はここで何回も書いていますが、世界最大のシンクタンクであるFRBは物価上昇を見誤っているのです。

9月にはFF金利を4.6%のピークにしていました。
そうなると今回の0.5%の利上げでほぼ打ち止めとなるのです。
ほんの3ヶ月前の事なのです。
それ以前の事は書きませんが、今回は上限5%なのかは分かりませんが上昇さしてくるのでしょう。
そうなると、3ヶ月後にどうなっているのかも不明だとは思いますが。

賃金は12/2の雇用統計で今年最大の伸びである前月比0.6%の上昇でした。
ここの部分が読み切れていない感じはします。
構造的な何かなのでしょうか。
12/6 ISN非製造業景況感の発表がありました。
56.5と前月より2.1ポイント上昇し、予想の53.7より高かったのです。
製造業とは真逆の値となりました。
景況感は業種間の違いが顕著に出ています。

それなのに、何故か市場では2023年後半には利下げとフェドウオッチで出ているのです。

どういう理屈なのかは私には分かりませんが、そうなっています。
プロフェッショナルが見誤っている訳ですから、これも眉唾物ではと感じています。

1年も経たないうちに、利下げをして物価がより戻しになればどうしようもないでしょうに。

色々と思いはしますが、足元では発表された値で市場は動きます。
そして市場関係者はその値を重視して、いつもの様に語るのでしょう。


*上記で書きました、この金利水準で実体経済がどうなるのかは、また難解です。

5%としましても当然市中ではそれ以上で借りるんですから。
この金融コストが今もボディーブローで効いているでしょうし、更に厳しくなるのです。
当然法人と個人両方に影響します。
それと金融業に20年間いましたが与信の問題が出てくる可能性があります。
金利高より借りれない事が一番ダメージになります。
これも法人と個人両方に影響します。

そして随時の経済指標に表れてきます。

今後の金融政策はインフレとこれとの駆け引きで検討とも言えます。

最大の注目です。


*原油が大崩れになっています。
wti原油 71.59ドル。

5日移動平均線は▼4.61%で25日線は▼12.83%にもなっています。

週間の下げ幅は数ヶ月ぶりの下げ幅で、去年12月以来およそ1年ぶりに70ドル台まで下落しました。

物価には朗報で結構な事ですが。

欧米で続く利上げや中国からの0コロナ政策が要因で、2世界経済が減速し、原油の需要が落ち込んでいるとの解説がありました。

短期的な要因は、12/3G7がロシア産原油を1バレル60ドルにした新たな制裁に対して、12/5ロシアは設定をする国には原油の輸出の原則禁止を打ち出した事もある様です。
実際ロシア産原油は64ドル台で取引されているとの事です。

安くなっても買えない弊害が出て来るとも言えます。

かなり政治的な要因となります。

それと全くの憶測で恐縮ですが、12/5ロシア国内の空軍基地に対して、ドローン攻撃が行われた事実です。
初めてのロシア領内への反撃となります。
12/6米国のヌートランド国務次官は、ウクライナが独自で自国へのインフラ攻撃の対処の為に実行したのだろうと発信しました。
12/10プーチンは遠回しな言い方ですが、予防的な攻撃に言及しました。
具体的な内容の言及は避けましたが、諸々を検討しているとの事です。

原油の取引に影響があるのかないのかは不明ですが、wti原油が急落したのは事実ですから。
バイヤーからは買い手がいないと観測報道が出ています。
何かが起こっているのでしょうか。
どういう事なのでしょうか。
注意です。


*いつもの10年債利回りを見ておきましょう。

米国10年債利回り。3.586%

前週は3.691%でしたので更に債券が買われています。
2年債は4.342%と前週の4.284%からは上昇しています。
1週間で見れば誤差の範囲と言えばそれ迄ですが。
4.342-3.586=0.756%。
何故逆イールドが広がっていくのかは分かりません。

*普通の取引になっていないとは言えるでしょう。
株式も相関も何もないような直近となっています。
ドル円も同じくです。
ドル円 136.55ドル。

コモディティーを含めて理屈が不明な時というのはどういう時なのか。
後々に結果が分かるのでしょう。

*来週のマーケットは上段の最重要指標になります。
cpiはfomcの1つの指標ですから、fomcの結果は日本時間12/15木曜日早朝未明という事になります。
但し、今年はcpiで動いた年回りですから、こちらの方が動くかもしれません。
日経平均週足。

6月と9月はcpiショックで、7月8月10月11月は大幅高しました。
米国の消費者物価指数で日本の株価が動くのです。

来週末の株価は年末の株価に大きく影響を与えるでしょう。
その後は閑散相場となり、どちらかの方向の動きでしょう。
それと大納会が30日の金曜日ですから、暦的に年初は欧米と2日だけの休場となります。

日経平均 2020年終値 27444円 2021年終値 28791円。
NYダウ 2020年終値 30606ドル 2021年終値 36338ドル。

cme日経先物は27700円となり▼201円となっています。

どうでもよい私の話は、完全に見ているだけの1週間でした。

あと15立会日です。
どうなるでしょうか。
注目です。


2022年12月16日

日経平均27527 NYダウ32920 wti原油74.50 ドル円136.68
前週比▼374 ▼576 2.91 0.13

日経平均は1%以上の下落でした。
▼58 112 201 ▼104 ▼524の1週間でした。
27842 27954 28156 28051 27527の推移です。

5日移動平均線は▼1.35%で25日線は▼1.59%となっています。

これが年末最大のイベントであった米国cpiとfomcを受けた日本株の動きです。
当然米株に連動しています。

cme日経先物は▼262円の27265円となっています。

欧米株は元より世界の市場は同時に下を向いたのです。
ドイツ DAX 13893。

5日移動平均線は▼2.36%で25日線は▼2.67%となっています。

フランス CAC 6452。

5日移動平均線は▼2.13%で25日線は▼2.14%となっています。

短期的にはこれの方向性で動くのでしょう。
これから閑散相場に入りますので、さあ年末高だと思っている方は極小でしょう。
12/14木曜日までは居たでしょうが。

どこ迄下がるのかを警戒している方がマジョリティーだと思います。

これは市場のセンチメントです。


多くの市場関係者の発言内容は、目まぐるしく違う様な週間でした。
特に水曜日・木曜日と金曜日では市場の動きの変化で真逆の解説が出てきました。
公に発信しているコラム等は残っていますから、どうしようもできないでしょう。
仕様がないとも言えますが、何とも言えない所です。

*12/13発表の12月cpiは市場予想の前年比7.3%より低い7.1%と出てきました。
これはある意味サプライズでしょう。
物価は想定より下落していたのです。
朗報です

2022年 米国cpi消費者物価指数。
1月7.0 2月7.5 3月7.9 4月8.5 5月8.3 6月8.6 7月9.1 8月8.5
9月8.3 10月8.2
 11月7.7%→12月7.1%
2021年
12月7.0←11月6.8 10月6.2 9月5.4 8月5.3 7月5.4 6月5.4 5月5.0   4月4.2 3月2.6 

*7月をピークに米国の物価は減少し続けています。
値的には前月より0.6ポイントも低下していますが、前年が上昇して発射台が上がっていますので、そこの所はチェック点です。
この7.1%の上昇率は1年前の値と同値になってきたとも言えます。

やっとFRBの金融政策が効いてきたのでしょう。
3月0.25 5月0.5 6月0.75 7月0.75 9月0.75 11月0.75。

前月比では0.1%の上昇となり10月の0.4%よりも減少しました。
1ヶ月単位では変化がなかったと言っても差し支えありません。
コアcpiは前月比0.2%の上昇となり、対前年では6.0%となっています。

ガソリン、光熱費、医療サービス、中古車価格はいずれも下落し
外食は穏やかになり新車価格は横ばいであったとの解説です。

バイデンはホリデーシーズンと新年を前に喜ばしいニュースが飛び込んできた。
物価はなお高く、やるべき事はあるものの、状況は改善しており正しい方向に向かっていると発言しました。

NYダウは、いきなり700ドルも上昇しましたが、翌日にfomcの発表がありますので、警戒の力が増して徐々に下落していき前日比105ドルの上昇で終えたのです。
前日に先回りをして528ドルも上げていた要因もあるでしょう。

いつもの短期的な利ザヤを狙ったAiコンピュターが動かしました。
天下のNYダウが仕手株の様に上下したのです。

NYダウは528 105 ▼142 ▼764 ▼281の1週間でした。
NYダウ 32920ドル。

5日移動平均線は▼1.62%で25日線は▼1.95%となっています。


*そして12/14にFOMC 連邦公開市場委員会を迎えたのです。

市場予想通りに全会一致で0.5%の利上げを実行しました。
これでFF金利の誘導レンジは4.25%~4.5%となったのです。
利上げペースは引き下げられました。

*この政策金利はリーマンショック前の2007年以来15年ぶりの高い水準です。

注目の2023年末の予想中央値は5.1%と出てきました。
2024年度は4.1%となっています。

3ヶ月前の値よりは0.5ポイント引き上げられました。

ドットチャート。

19人の政策委員の内10名が5%~5.25%で5名が5.25%~5.5%となっています。

パウエルは現在進めてる積極的な利上げは終了に近づいていないとの見解を示しました。
来年1/31~2/1に開かれる利上げ幅は今後入手するデータ次第だと発言しました。
インフレ率が持続的な形で2%へ低下していると委員会が確信するまで、利下げが検討する事はないと見ているとし、物価安定を回復させるには、景気抑制的な政策スタンスをしばらく維持する必要がありそうだ。
と述べました。

労働賃金の伸びが不明な点はサービス部門のインフレが収まっていないと普通に考える部分なのでしょう。

パウエルの発信内容は直近のそれと全く変化はなく、今回の金融政策の内容も事前に伝わっていた内容とほぼ同じであったと言えます。
市場ではタカ派との言及がありましたが、ターミナルレートの5%はいくらでも聞いた値でしょうに。

この提示された各指標で当然市場は動き、解説されますが、3ヶ月前もそうであった事の認識は必要です。
*FRBは物価上昇を何回も見誤っている訳ですから。
半年前には11月は中間選挙で利上げはないと言っていたのです。
3ヶ月前でも金利は4.6%で打ち止めだったのですから。
ここは引き続きチェック点です。

市場からは、2023年後半には利下げを行うという論建も以前より腑に落ちませんでしたが、それを幾度と聞いたことでしょうか。

どういう統計で出て来るのかは存じませんが、フェドウオッチの値も眉唾物だと感じています。

うがって洞察しますに過去もずっとそうですが、株屋系の皆さんは、ビジネス的にも耳障りの良い解釈やコメントの重視なのでしょう。
そもそもマーケットに参加してもらわなければなりませんから。
個別銘柄の株価予想など顕著に出ています。

大川氏の様にネガティブ過ぎるのもいかがなものだとは思いますがw。

fomc後に各連銀総裁が様々な場面でコメントを発信しました。
ウイリアム・デイリー・メスター各連銀総裁からです。
詳細はハショリますが、おおむねは、インフレを鎮静化させるには時間がかかる事と市場が楽観的な理由が分からない等々でしょうか。

*とにかくfomcは来年に政策を反転させるとの市場の見解を退けました。
来年の政策金利の見通しで利下げは無いとしたのです。


*そして最も重要な事は、この金利水準で実体経済がどうなるのかという予想値です。

*2023年のGDP成長率を前回9月の1.2%成長から0.5%へ大幅に下方修正してきました。
失業率は4.3%から4.6%に上昇させてきました。

世界一のシンクタンクと言われているFRBが直近の様々な統計を鑑みて発信した訳です。

*これが一番の注意点です。

マーケット的にはfomc当日のNYダウは、いきなり400ドルの急落後に142ドルの下落で引けました。
市場は材料出尽くし等と発信していましたが、これは今後大きな局面だったのです。

*5%の金利で0.5%しか成長しないという事をです。

そもそも、これで株式を買うでしょうか。

今迄もそうでしたが、更に一般人的には普通に貯金をするのでしょう。

大幅に株価が下落すれば株を買うでしょうが。
債権を買える方は債権を買うのでしょう。

翌日の小売売上高の指標、前月比0.6%減少を見て株価は大幅下落しました。
根本的な内容はソフトランディングではなくリセッション景気後退入りという事です。
景気停滞という言葉が適切かもしれませんが。
スタグフレーションという内容がどうかは分かりません。
高インフレが同時進行してという意味であればそうですし。
言葉のニュアンスの所でしょう。

今後の動向に注目です。


*いつもの10年債利回りを見ておきましょう。
米国10年債利回り 3.488%

米国10年債利回り 週足。

前週は3.586%でしたので、引き続き下落となっています。
2年債は4.183%となっており前週は4.342%でしたので同じく下落となりました。
最重要イベントの発表で債券は買われたのです。

4.183%-3.488=0.695%
前週0.756%より逆イールドの差異は減少しています。

これが何故なのかは不明です。
10月後半から継続して急落しています。
FRBの資産縮小政策である、毎月の950億ドルが関係しているのかもしれませんし、関係ないのかもしれません。
とにかく債券市場では米債は買いなのです。
これは教科書通りに急に跳ねるかもしれませんが。
既に金利と株価との連動はされていません。

ドル円 136.68ドル。

ドル円 週足。

足元では為替のプロも、日替わりで上下に動きますので、よく分からないというのが本音の様です。

前週に引き続き理屈が通用しないと言っても過言ではない展開です。

今後の動向に注目です。


*来週のマーケットは、消費者信頼感や住宅着工系の指標は出てきます。
これでインデックス系に影響が出ることは普通はないのですが。
市場参加者、売買高が少なくなってくる所での展開です。

12/20日銀金融政策決定会合はスルーでしょう。

12/16ロシアの大規模攻撃は注意です。
ウクライナは全土が緊急停電との報道です。

日経平均週足。27527円。

閑散に売り無しと言いたい所でしょうが。
閑散で大幅下落の覚悟は必要です。
この状況下で株式投資をクリスマス前に年末前に行う方も少ない訳です。
理屈なく強烈な下落には注意です。
理屈なく強烈に上昇してきたのですから。
自律反発はあるでしょうが。

日経平均 9月末 25937円 10月末 27587円 11月末 27968円。 
NYダウ 9月末 28725ドル 10月末 32732ドル 11月末 34589ドル。
2020年 終値27444円 2021年終値 28791円。
2020年 終値30606ドル 2021年終値 36338ドル。
 

2022年の全マーケットの終値が決まります。
あと10立会日です。

どうなるでしょうか。
注目です。


2022年12月23日

日経平均26235 NYダウ33203 wti原油79.35 ドル円132.87
前週比▼1292 303 4.85 ▼4.68

日経平均は大幅下落しました。
チャートを見て頂きましたら分かりますが、ブラッククリスマスです。
2ヶ月の上昇を1週間で帳消しにしてしまいました。

▼268 ▼669 ▼180 120 ▼272の1週間でした。
27237 26568 26387 26507 26235の推移です。

5日移動平均線は▼1.32%で25日線は▼5.23%となっています。

週間の最大要因は、まさかの金融政策の変更です。
12/20日銀金融政策決定会合において、全会一致で10年債の買い入れ上限を、+-0.25%の金利水準から+-0.5%に変更したのです。

発表の時間が、いつもより時間がかかるなとは思いましたが、よもやの事が起こった訳です。

瞬時に各市場が動きました。
ちなみに日経先物は12:20頃26050円迄落ちて行ったのです。

黒田総裁の会見待ちと言う事で日中は荒い動きとなりました。

恒例の記者会見では理由、タイミング、今後の事や今迄の整合性等々多岐にわたりました。

政策金利の変更ではなく、運用の一部見直しであり、市場機能を改善する為の手法である事を何度も繰り返へされました。

出口戦略ではないとも述べられました。

春先からのウクライナ・資源高云々で各国の金融政策が変わった事で、こちらも指値オペを使い0.25%を維持してきた所、一旦落ち着きを見せてはいたが、イールドカーブの形状がまた変わってきたので、このタイミングで変更をしたとの事です。

それ以外の諸々はハショリますが、来年は資源高が落ち着いてくれば物価も2%を切ってくる予想をしており、今の金融緩和の継続は必要だろうとの事です。


このイールドカーブコントロールという手法は、世界の中央銀行の中で日銀だけが実行している金融政策です。
金利の部分は市場の勝手にはさせないという政策です。
日銀がこの手法で国債を買いますので、国債保有額は9月時点で536兆円にもなっており、全体の1066兆円の半分以上になっています。
それの質問も出ましたが、いつもの適切に運用していると黒田節となっています。
当然政府・財務省と連携しています。
是非の論は数々と出ていますが、当局が責任をもって実行していますので信じるしかないのでしょう。
プロフェッショナルに任せるしかないとも言えます。

私は国債の金利を抑える為、抑えなければならない為にしているのだろうと何回も書いていますが。
その事は日銀からは一言も発信されていません。
財政政策は政府ですから、役割分担という事なのでしょう。

為替の質問も出ましたが、それは言う立場にないと含みの笑いをするのです。
黒田総裁はこの激変の時代に10年されていますから。
影響は計り知れないのでしょう。
世界でも稀有の人物であろうとは思います。

さて市場関係者からは当然様々な語りが出てきます。
何故今なのか。
何の話も聞いていない。
準備もできていない。
何のためのサプライズなのか。
以前の議事録にも載っていない。
総裁は0.25%程度上げても何も変わらないと発言していた。
普通は来年総裁が代わってからだろう。
あえて、それ迄に実行したのか。
来年年初からではいけないとの判断か。
市場に屈したのか。
今後もあるだろう。
黒田逆バズーカ。
円は売りにくくなった。
大規模緩和修正。
等々を語りますが、本当の事は分かりません。

9/22に実行した政府の為替介入もいきなりでしたし。
その後にも円安は止まらないと発信していた多くの市場関係者は総外れですから。


*総裁は利上げではないと発信しましたが。
マーケット的には実質的に利上げでの動きとなっています。
各市場を確認しておきましょう。
日本10年債利回り。 0.37%。

0.25%で抑えられていたものがいきなり動きました。
今後どのような動きになるのかは、市場に聞いてみないと分かりません。
0.5%迄はあると言う事です。

東証マザーズ指数 707.23。

5日移動平均線は▼2.86%で25日線は▼8.90%となっています。


高perの市場は無情な動きとなっています。

三菱UFJファイナンシャルグループ 898円。

5日移動平均線は6.68%となり25日線は17.01%となっています。

おおむね銀行株は強烈に上昇しています。
保険・損保も同じくです。
地銀迄も上昇していますがどうでしょうか。

三菱地所 1707。

5日移動平均線は▼1.20%で25日線は▼7.58%となっています。

不動産株全般は残念な動きとなっています。
住宅ローンは上がるのでしょう。
変動は短期金利ですから上がらないでしょうが、固定は上がります。

マーケット参加者なら誰もが予想が出来る動きとなりました。
これが金利動向のファーストインパクトです。
今後もこの傾向は続くと予想します。


為替が影響してくる業種があります。
これが結構多いのです。
ドル円 132.87。

トヨタ 1818円。

5日移動平均線は▼1.43%で25日線は▼7.15%となっています。

東京エレクトロン 5757円。

5日移動平均線は▼4.65%で25日線は▼12.09%となっています。

為替が影響する業種は数知れずですので添付はできませんが。
為替は金利差だけではありませんし。
市場関係者の言う通り、為替は引き続き分からないのが本音だと思います。
後付け解釈しかできない部分でしょう。

今後の動向に注目です。


*日本市場はサプライズの展開でしたが、基本的には米株連動ですので米国市場を見ておきましょう。

米国10年債利回り 3.751%。

10年債は先週3.488%から上昇しています。
2年債も同じく4.328%と前週の4.183%から上昇しています。
2年債は教科書通りにFF金利4.6%に近づくのでしょうか。
多分近づいていくのでしょう。
FRBが誘導する金利に短期債が近づいていかないとすれば、それはどういう事なのでしょうか。
それは私には分かりません。
理屈が通用しないと言う言葉しか思い当たりません。
足元では金利と株式は相関せずに動いています。

それと日銀が利上げしたと言っても0.5%ですから。
米国は上記の金利で経済活動をしているのです。

NYダウ 33203。

5日移動平均線は0.13%で25日線は▼2.09%となっています。

SP500 3844。

5日移動平均線は▼0.41%で25日線は▼3.41%となっています。

ナスダック 10497。

5日移動平均線は▼1.13%で25日線は▼5.14%となっています。

引き続き米国主要3指数は、違う国の株価かと思わせる様な動きとなっています。

金融政策でこの様なイビツが出ているのです。
これが今後どう変化するのかですが、2023年もこの関係の変化はないと予想します。
それは何故かと言えば、まだ利上げをするからです。

市場では未だ2023年後半に利下げをすると言っています。
利下げは無いとFRBが言っているのですから。
日本ならば当局がそう言えばそう思うのですが、米国では違うのでしょうか。
トランプはFRBは間違える事もあると再三言っていましたが。

そして株価はどの方向に行くのでしょうか。
向こうの市場関係者がどう語っているのかは存じませんが、不景気の株高があるのでしょうか。
論的には、不景気になり金利が下がるので株高になると言うのでしょう。

日本でもこの10月から何回聞いたでしょうか。
結果はどうなっているでしょうか。
こじつけの様な解説で、多くの市場関係者は大外しをしているのです。
中間選挙のアノマリーは状況が違うでしょうに。
2018年を何故語らないのかは不思議な現象でした。
まさに群集心理でしょうか。


今後の動向に注目です。


*世界の気象状況が異常な動きとなっています。


米国では最も寒いクリスマスとの事です。
連日の映像は凄まじいもので、自然の力には驚かされます。
経済的には最悪でしょう。
後々に経済指標で出て来るのでしょう。

*中国の感染状況も、よく分かりません。

観測報道かどうなのかも分かりませんが、100桁も違う値が出て来るのですから。
中国当局は感染件数の日々公表を取りやめました。
こちらも経済的に悪材料です。
それどころではないのかもしれません。
後々の経済指標で出て来るのでしょう。

*ゼレンスキーが米国議会で演説しました。

プーチンは米国の代理戦争だと非難しました。
ロシアは年明けには大規模攻勢に出るとの報道です。
CNNや日本の報道が事実なのかは分かりません。
本当はどうなっているのか。
継続して注意です。


*来週のマーケットは2022年の最終週となります。
欧米は26日迄クリスマス休暇です。
閑散相場となり普通は変化なしなのでしょうが。
Aiコンピューターは何をしてくるのかは不明ですから注意は必要です。

cme日経先物は26240円となっています。

日経平均週足 26235円。


日経平均 9月末 25937円 10月末 27587円 11月末 27968円。 
NYダウ 9月末 28725ドル 10月末 32732ドル 11月末 34589ドル。
2020年 終値27444円 2021年終値 28791円。
2020年 終値30606ドル 2021年終値 36338ドル。
 

2022年の全マーケットの終値が決まります。

どうでもよい私の話は、信用wインバース13000株を欲どおしにならない様にと決済しました。
wインバース インデックス連動型上場投信 389円。

5日移動平均線は2.74%で25日線は10.88%となっています。


どうなるでしょうか。
注目です。


2022年12月30日


日経平均26094 NYダウ33147 wti原油80.44 ドル円131.10
前週比▼141 ▼56 1.09 ▼1.77

日経平均は変わらずでした。

170 42 ▼107 ▼246 1の1週間でした。
26405 26447 26340 26093 26094の推移です。

5日移動平均線は▼0.69%で25日線は▼4.46%となっています。

但し、cme日経先物は25740円となっており、1/3の米株にサヤ寄せして1/4大発会を迎えますので、注意は必要でしょう。

*日経平均の足元を確認しておきましょう。

日経平均 
9月末25937円 10月末27587円 11月末27968円 12月末26094円
NYダウ 
9月末28725 10月末32732ドル 11月末34589ドル 12月末33147ドル

上段のチャート見て頂きましたら分かりますが、市場関係者が訴えていた年末高or30000円越えはかなわず、無情な値となりました。
日経平均は9月末とほぼ同じ値です。
NYダウは9月末と比較しますと4400ドル上の値です。
これは12/20日銀の金融政策変更が大きかったのでしょう。
よもやのサプライズでしたから。
率的には0.25%の実質的な利上げをしただけなのですが。
米国は11月に0.75%12月に0.5%の利上げを実行しています。
NYダウ 33147ドル。

5日移動平均線は0.32%で25日線は▼1.22%となっています。

.
日経平均
2020年終値27444円 2021年終値28791円 2022年終値26094円。
NYダウ
2020年終値30606ドル 2021年終値36338ドル。2022年終値33147ドル
 

2022年日経平均は2697円下落▼9.36%となりました。
NYダウは3191ドル下落▼8.7%となっています。

2022年では誤差の範囲とも言えますが、日経平均は2020年より下回っている事の確認は必要です。
NYダウは対2020年よりは2541ドル8.3%上昇しています。

コロナ過における過剰流動性相場の状況は2020年終値も見るべきではとも思います。

topixとsp500の比較の方が、全体の株価に近いのでしょうが、ナスダックとはどうなのか等広がりますので割愛します。
sp500は▼19.4%ナスダックは▼33.1%の1年でした。

ナスダックは最終週年初来安値を更新しました。
米株主要3指数の中でもハイテク株は散々でした。
比較分析するのは難解な状況の1年でした。
ナスダック 10466。

5日移動平均線は0.71%で25日線は▼4.10%となっています。

ナスダックは日本の新興マザーズ市場等ではなく、アップル・アマゾン・マイクロソフト・グーグル・メタフェイスブック・テスラ等々総々たる企業の市場です。


日経平均週足 26094円

2022年の振り返り。

*思い起こせば1月初旬の12月FOMC議事録でいきなり、つまずいたスタートでした。
何の内容なのかと言えば2022年に3回の利上げがあり、同時に金融縮小があるかもという内容です。
これは12月にパウエルが発言していた内容と同じなのですが。
改めてスーパー金融相場の逆転が思惑されたのです。
長期金利は1.5%から1.7%に上昇しました。
消費者物価指数は7%に上昇し、39年ぶりの高値となりました。
ドル円は116円と上昇し、ウクライナの官公庁にサイバー攻撃があったとの報道です。
これら等その後の値や内容と比較すれば、軽微な事なのですが、その時は驚愕した訳です。


2月になると決算を受けてメタ・フェイスブックが25%の暴落がありました。
北京オリンピックの終了が2/20でした。
wti原油は7年ぶりに92ドルとなりました。


*そして2/24に驚愕のウクライナ侵攻を迎えた訳です。

3/4にサポリージャ原発への観測攻撃があり、3/9に日経平均は年初来安値の24717円となったのです。
wti原油 80.44ドル。

3/31バイデンは1.8億バレルの原油を放出すると発表し、軍事支援は16億ドルとなっています。

その後マーケットは停戦を先取りし急上昇しました。
4回~5回は停戦交渉が行われました。
日経平均は9連騰の3000円も不明に上昇したのです。

FRBは3/16に0.25%の利上げを実行し、2022年末はFF金利は1.9%程度になると予想を出した訳です。

FRBは完全に物価上昇を見謝っていた事が分かります。

2022年 fomc金利推移
3月0.25 5月0.5 6月0.75 7月0.75 9月0.75 11月0.75 12月0.5
0%→4.25%

2022年 米国cpi消費者物価指数。
1月7.0 2月7.5 3月7.9 4月8.5 5月8.3 6月8.6 7月9.1 8月8.5
9月8.3 10月8.2 11月7.7% 12月7.1%
2021年
12月7.0 11月6.8 10月6.2 9月5.4 8月5.3 7月5.4 6月5.4 5月5.0   4月4.2 3月2.6 

日本ではオミクロン株が5万人と、今よりは少ないですが政治的に得体の知れないという事で、まん延防止策を実行していました。
4/1から中国は0コロナ政策の実施です。

4月から株価は下落しました。
ウクライナ・0コロナ・ワシントン・FRB・資源高・物価高・金利高・為替変動・オミクロン等々が複合的にマーケットに影響したのです。

4/19ネットフリックスが決算を受けて▼35%の大暴落です。
4/21にNYダウは今年最大の下げである981ドルがありました。

*5/5のfomcでは0.5%の利上げを実行しました。
年末の中立金利は2.5%と出てきました。
6月0.5 7月0.5 9月0.25 11月0.25ではないかとの観測です。
5/11cpiの8.3%上昇も前月から0.2下落したことで、物価はピークアウトと出てきたのです。
全く違っていた事が後々に分かる事なのですが。

5/9対独戦勝記念日では期待外れのセレモニー的な演説でした。
5/5岸田首相はロンドンシティーでインベスト イン 岸田と発信しています。

NYダウは年初来安値の更新です。
1000ドル以上の下落が続きました。
NYダウ 週足。
NYダウの年初来安値は9/30の28725ドルとなります。


5/19日経平均は25748円となり2ヶ月ぶりに26000円を割りました。
日経平均は米株と比較しますとどうにか耐えている値でした。

5/19米国上院はウクライナに5兆2000億円の追加予算案を可決しました。
5/22バイデン初めての来日です。

米株は売られ過ぎの買戻しが行われ後、6月のcpiショックを迎えたのです。

*6/10米国cpiは8.6%の上昇と出てきました。
ガソリンが48%も上昇していました。
バイデンはプーチンのせいで物価が上がり米国は打撃を受けていると演説です。
金融政策では抑えられない部分です。

*6/15fomcではcpiを受けて0.75%の利上げを実行しました。
27年ぶりの利上げ幅との事です。

パウエルは、驚いたことにインフレ率が再び上昇した。
強力な行動が必要と判断したと発言しました。
FRBは物価上昇をまた見誤ったのです。
2022年末のドットチャートは3.5%と出てきました。
今後のfomc7月9月11月12月0.5・0.5・0.5・0.25との観測です。
ここも結果を見れば完全に見誤っているのです。

米国3指数は年初来安値を更新しました。
日経平均は6/17の週に1861円も下落し25963円となったのです。


*6/17日銀は大規模金融緩和の維持を決定しました。

黒田総裁はいつもの会見で、金融を引き締めると景気の下押し圧力が強まり経済が更に悪化してしまう。

*変動幅の引き上げは金融緩和を弱めると考えるので、そういった事をやろうとは思わない。
この内容は後々12/20に齟齬となります。

為替をターゲットとして、金融政策を運営することはない。

黒田総裁はゆるぎない姿勢で金融緩和を継続すると発言しています。
資源高での物価上昇で金融政策の変更はしないとのメッセージです。


*6/17プーチンは世界フォーラムで演説しました。

ロシア経済を崩壊させる欧米の試みは成功しなかった。

経済は正常化しつつあるとの事で、世界的なエネルギーや食糧の価格高は米国とEUの失政であり、ロシアの軍事作戦は何の問題もないと主張しました。

全ての目標を達成するまで続けると改めて強調しました。

6/30プーチンは石油・天然ガス事業サハリン2を、露政府が新設する会社に移管し、現在の運営会社の資産を無償譲渡するよう命じる大統領令に署名しました。

7/1日経平均 25935円

日経平均 推移。
2020年 27444円
2021年
1月27633 2月28966 3月29178 4月28812 5月28860 6月28791
7月27283 8月28089 9月29452 10月28892 11月27821 12月28791

2022年
1月27001 2月26526 3月27821 4月26847 5月27279 6月26393円

*激動の2022年も半年が過ぎました。

米株はNYダウが15.3%安で1962年以来60年ぶりの大きさとの事です。SP500は20.6%で1970年以来の大きさとの事です。

ナスダックは29.5%安で上半期の下落率としては過去最大との事でした。

日経平均は28791円スタートで26393円エンドですので8.4% 2398円下落しています。


*7/8に歴史にも残る驚愕の大事件が起こりました。
安倍元首相が凶弾に倒れたのです。
日本でこういう事が起こるのかという全国民が震撼される内容でした。

6/28に河内長野市に来られた安倍さん。

7/8日中足。

*そして7/11大注目の米国cpiを迎えたのです。

前年対比は9.1%上昇と出てきました。
これで株価は終わったと思いました。

前月は8.6%で、今月の予想8.8%も上回った値だったのです。
この値は、1981年より41年ぶりの大幅な伸びであるとの事です。
FRBは物価抑制のため、0.25 0.5 0.75と利上げを行い、バイデンはガソリン価格抑制の為の、口先介入を幾度となく発信していましたが、物価上昇を抑えきれなかったのです。
ピークアウトは、していなかったのです。

エネルギー価格が前月比7.5%上昇し、CPI全体の約半分に寄与したとの解説です。

7/14イエレンから、新興国はドル建て債務の負担が懸念と発信しています。

7/14 米国10年債利回り 2.928%

米国10年債利回りは不思議にも上昇しませんでした。
今回の目をつぶりたくなるような値が発表されて、FRBは更に利上げを推進するのではを誰もが思った所です。

但し、長期金利も3.5%をまた目指すのか。にはならなかったのです。
ホワイトハウスから、今回のCPIは非常に高い水準であると、事前の異例なコメントがあった事も、市場のショックを和らげたとの解説もあります。

事前に警戒した売り物が、強烈に買い戻したのかもしれませんし、そもそも株価水準が低かったので、6月の様にはならなかったのかもしれません。

とにかく、マーケットはこの9.1%を乗り越えた訳です。

7/15よりバイデンは中東を歴訪しています。


*7/27FRBは想定通りの0.75%の利上を実行しました。

これで3月0.25 5月0.5 6月0.75 7月0.75となります。
政策金利は2.25%~2.50%となりました。
2018年12月迄3年をかけて到達した前回の利上げ幅を、今回はFOMC4回でやってしまったのです。

年末の見通しはドットチャート上3.4%ですから、9月0.5 11月0.25 12月0.25となっています。

*年末の答えは分かっていますが、この時点でも全く結果は違うわけです。

7/29日経平均 27801円

マーケットは米国債券の推移を受けて急反発したのです。
7/29 米国10年債 2.65%。

7月度は26393円スタートの27801円エンドでしたので1408円も上昇しました。
*マーケットは0.75%が想定内であった事と、
パウエルの質疑応答で、経済とインフレにどう影響するのかを評価しながら、利上げペースを緩める事が適切になるであろう?。
というセンテンスだけを好感し上昇しました。


*8月中旬までのマーケットは下記の様な状況でした。
日経平均は29200円まで上昇したのです。


現在のマーケットは、想定外の強さ。売り手不在の踏み上げ。
機械的な買い。需給要因の売り方の買戻し。売り方のチキンレース。
先物買い仕掛け。心配しすぎ下げの反動。揉みあいの上放れ。
駆け込み自社株買い。持たざるリスク。インフレピークアウト。
金融政策転換期待。中間選挙への忖度。
政治マターでの買い入れ。
ベアーマーケットラリー弱気相場の一時的な反発。

等々と語られています。
どれも抽象的な文言で、理屈的に確証はないのでしょう。

27000円を何回も押し戻されて、やっと抜いてきたという事象は分かります。
28000円抜きも早かったのですが、それなりに日数はありました。
それからは真空地帯の様な上昇ですから。

市場関係者や参加者は、この混沌とした状況の中で、各市場の動向を日々見て行くしかありません。

*その後9月にかけては下落したのです。
それでも日経平均は27650円の位置ですから。

それは上昇しすぎたから下げたという事でしょう。
需給要因であるというのが重きの状況です。

上昇している時の精査は必要です。
材料的に何かが解決された事はなかったのです。

ウクライナ紛争・物価高・資源高・異常気象・金融政策・ドル独歩高・バイデン支持率・中間選挙・中台懸念・中国0コロナ等々や細かいことも列記できますが、何も解決はされていません。
最大注目のインフレの抑制は程遠い状況です。
FRBの目標は2%なのです。


*そして大波乱の9月を迎えたのです。

9月cpiショックとfomcの利上げで26000円割れまで急落しました。
9/22には政府から突然の為替介入があったのです。


*9/13 21:30大注目の米国8月度消費者物価指数の発表がありました。
CPI総合指数は前年同月比8.3%と出てきました。
*コア指数は前年同月比6.3%となっています。
7月の5.9%より加速している内容です。
予想は6.0%でした。
*前月比では0.6%の上昇でした。

ガソリンは下落しましたが、家賃や医療サービス等幅広い項目で上昇が見られ、高物価が米経済に定着しつつあるとの解説です。

結果NYダウは▼1276ドル 3.94%と本年度最大の下落となったのです。

内容的には、ここ迄下げるのか。
という感じでした。

それ迄上昇していた部分もあるでしょうが、日中終盤更にの500ドルの下げは、いつものアルコリズムでしょう。

2ヶ月ぶりの安値となっています。

解説によりますと、インフレ抑制に向けてFRBが利上げを加速する見方が強まり、米金利先物市場では、FOMCで通常の4倍にあたる1.0%の利上げを決めるとの観測が急浮上しました。

米債券市場では金融政策の影響を受けやすい2年物国債利回りが一時前日比0.22%高い3.79%と15年ぶりの水準に上昇し、株売りを促しました。

短期投資家の投げ売りが加速したのです。


NYダウ 30822ドル。

*これが9月22日のfomcの結果です。

利上げ幅は0.75%となりFF金利の誘導目標は2.5%から3.25%に引き上げられる事となりました。

これは想定内の結果です。

注目のドットチャートからは、今年の年末は19人中8人が4.25%で9人が4.5%でした。

今後の利上げペースは11月0.5%12月0.5%か11月0.75%12月0.5%となります。

これも市場が85%以上織り込んでいた内容との解説です。

2023年は6人ずつ4.5% 4.75% 5%と出てきました。

これは先の事ですから随時で変わるのでしょうが、利下げは無いという結果となっています。

ここは勝手に市場が思い込んでいた所もありますので。

今後の経済状況で変化はしていくのでしょう。

そもそもインフレを抑えるのが命題な訳ですから、市場は何故利下げを示唆しているのかは不明です。

どういう理屈なのでしょうか。

今年は物価で来年は景気面を見るという事なのでしょうか。

またインフレになったらどうするのでしょうか。

FRBは物価の見通しができずに金融政策の失敗を認めているのですから、又同じことを繰り返すとは思わないですが。

利上げ幅は通常の3倍を3回も上げているのです。

これ事態異常な事なのでしょう。

更に大幅な利上げは続くのです。

各市場がおかしくなるのは当然の事と思います。

*経済見通しは下方修正でした。

実質GDPは0.2%に失業率は3.8%物価上昇率は5.4%となっています。

前回6月度は1.7% 3.7% 5.2%でした。

2023年はGDP1.2%失業率4.4%物価2.8%となっています。

前回6月度は1.7% 3.9% 2.6%でした。

パウエルは物価上昇率を目標の2%に戻すことを強く注力していると述べて、利上げペースは経済見通し次第とジャクソンホール会議内容に変化は無いとの発言です。 

これらを受けて金利が上がりドルが買われ株は下がりました。

NYダウは、その後週末に29590ドルと年初来安値を更新したのです。

6/17の29888ドルの更新です。

株式マーケットはCPIでショックを受けて、FOMCを警戒して値的には下値をつけていましたが、好材料になる内容は無かった訳ですから、心理的に落ち込んでいる所に、とどめを刺されたのです。

ここでのチェック点としましては8月度の消費者物価指数は、ガソリンは下落しましたが、その他諸々が上昇し、物価の下落が叶わなかった事です。

FRBは見誤ったのです。

9/23 NYダウ 29590ドル。

9/22 米国10年債利回り 30455%


*Fomc発表で混乱やまない所で思わぬ事が起こりました。

9/22日本が突然為替介入に踏み切ったのです。

それも黒田総裁がいつもの顔と内容で会見を終えた後にです。

当面金利を上げる事はない。
当面の期間は2~3年後とも述べられました。

マイナス金利を欧州がやめたとしても日本がやめる必要はない。

物価状況が違うのだから金融政策が異なるのは当然だ。

といつもの強弁でした。

それを受けて1998年以来24年ぶりの為替介入でしたから市場は大混乱と なったのです。

瞬時にドル円は145円から一気に140円に5円も動いたのです。
ドルを売り円を買った金額は2兆8382億円との事でした。

9/23 143.32円

9/30日経平均 25937円。


9月度は28071円スタートでしたので、2134円の下落でした。
7.6%の大幅下落でした。

この状況でどこ迄下落するのかと思わせたてから不思議にも大幅反転となったのです。
年末にはここ迄戻ってきたのですが。

10/7 27116円

日経平均は大幅高しました。
チャートを見て頂ければ分かりますが、前週の下げを一気に戻しました。

週初10/3月の寄り付きは前週比200円下げで始まり、25600円所迄押しましたが、10時半位から、瞬時に500円戻したのです。
翌日には700円以上も一気に上昇しました。

これは何が起こった訳ではありません。
好材料は別段出ていません。
機関投資家等の大人の事情なのでしょう。
そしてアルゴリズムが動くのです。
短期的には誰もが知りえない分からない事です。

10月に入り大所の資金が株式市場に入ってきた。
悪いニュースが良い株価材料になる?。
金融政策の変更などある訳がないのですが、経済指標の悪化で当局も考えるはず。
中間選挙の忖度が出てきている。
等々後付けの解釈が並びました。
これはテクニカル リバウンドでしょう。

急激に下げ過ぎたので自律反発でよいと思います。
日経平均では、ここ迄戻すのかという値です。

wti原油が急反発しました。
10/5

10/5オペックプラスは、11月に日量200万バレル減産する事で合意しました。
原油価格下落に歯止めをかける為の決定です。

バイデンは目先の事しか見えていない決定に失望しているとの発信です。
米議会と連携し、オペックの価格支配を弱める為の措置を検討するとの事です。

前回9月に10万バレル減産する事を決めていましたが、大幅変更しました。これは20年以来の規模になるとの解説です。


*そして最大注目の10/13 21:30 米国9月度消費者物価指数の発表を迎えた訳です。


よもやの動きとなりました。
NYダウは827ドル 2.83%も上昇し30038ドルとなったのです。
それも22:32には28660ドル迄下落してから切り返しましたので、上下幅は1500ドルの大商いとなりました。
これ等アルコリズムの仕業でしょう。
理屈と言うよりも、何かのセンテンスかどうかは存じませんが、いつもの一方方向に強く動いた訳です。
苦しい解説も飛びましたが、これは解説はできないのでしょう。
物価のピークアウトと感じたというのは、何の根拠もありませんし。
10年債が一旦4%から戻ったというのも、上昇している事は間違いないのですから。

総合で前年対比8.2%と出てきました。
予想は8.1%でした。

直近8月のcpiショックの時は、ガソリンと食料を除いたコア指数の値で動きました。
前月比の変化も大きく影響しました。

コア指数は前年対比+6.6% 前月比+0.6%と出てきました。
市場予想は+6.5%と+0.5%でした。
ちなみに、この6.6%は6月来で最大との事です。

これでNYダウは800ドルも上昇したのです。

*消費者物価指数の解説を並べておきます。

総合の前年比は+8.2と伸びは3月来で最少となったが、予想は上回った。
前月比では+0.4と6月来で最高となった。

食品指数は+0.8と8月と同水準で、前年比は+11.2となった。

エネルギー価格は前年比▼2.1安となり、ガソリン価格は▼4.9となった。

シェルターコストは前月比+0.7で前年比+6.6で、運輸サービスが前月比+1.9で前年比+14.6と大幅に伸びが拡大した。

医療サービスは+1で航空運賃は再び上昇に転じ、前月比+0.8前年比では+42.9にもなっています。

原油価格は想定通りに下落しましたが、天然ガス等他の価格の上昇が、予想外に燃料価格を押し上げたとの事です。

コアcpiは前月比0.6%と予想外に8月と同水準を維持し、前年比で6.6%と伸びは前月の6.3%から拡大し40年ぶりの最大を記録しました。

インフレが弱まる兆候が見られず、更なる強い対応が想定される。

23年3月までにFF金利の誘導目標を4.8%近く迄に引き上げられる事を織り込み始めたとの解説です。


*10/11IMFより世界経済見通しが出てきました。
実質GDP伸び率です。

2023年の世界の実質成長率は2.7%と7月から0.2ポイント下方修正しました。

2022年  伸び率 前回  2023年 伸び率 前回
米国    1.6 ▼0.7         1.1 ▼0.3
ユーロ   3.1 +0.5         0.5 ▼0.3
ドイツ   1.5 +0.3         ▼0.3 ▼1.1
イタリア  3.2 +0.2         ▼0.2 ▼0.9

イギリス  3.6 +0.4         0.3 ▼0.2
ロシア   ▼3.4 2.6         ▼2.3 ▼1.2
中国    3.2 ▼0.1         4.4 ▼0.2
日本    1.7  0.0         1.6 ▼0.1

来年の予想は3ヶ月前より全てが下方修正となっています。

IMFは諸々の説明の後、要するに最悪の事態はこれから起こる。
多くの人々にとって2023年は不況を実感する事と結んでいます。


10/21NYダウは748ドル2.47%も上昇しました。
週間では1448ドル4.9%も上昇したのです。

NYダウ。31082ドル。

米国10年債利回り 4.219%

金利と株価の相関がなくなりました。

*10/21にウオールストリートジャーナルより、12月以降の利上げ幅が縮小する可能性があると発信がありました。

これは今迄と真逆の内容であり、アルコリズムが一気に動きました。

直近の各連銀高官より一言も出てきていない内容なのです。

それと10/21カルフォルニア大バークレー校でのイベントでセントルイスのブラード総裁とサンフランシスコのデーリー総裁が、政策金利について、
利上げペースを縮める議論が当然される見方を明確にしたと言うのです

議決権はない方達との内容でしたが。

10/13にcpiが出たばかりなのです。
市場予想を上回った内容であった事は周知の事実です。

まさか株式市場は上記の事を感じ取っていて、金利に鈍感な動きをしていたのでしょうか。

兎に角、世間にこの内容が発信された訳です。
マーケットが瞬時に動いた事も事実です。

Fomcメンバーのブラックアウト期間は米国10/22との事です。
この時点で、この様な内容が出て来ると言うのは偶然なのでしょうか。

中間選挙は11/8ですから。
政府への忖度相場も含めて、引き続き注目です。

*10/21午後11半過ぎに円相場は突然円高方向に振れて、その後2時間で144円半ば迄7円余りも変動したのです。

ドル円。日中足。147.63ドル。

10/22未明に神田財務官は、市場介入についてはコメントはしないと答えました。
覆面介入でドル売り円買いに踏み切ったとの報道です。

これは前回9/22より市場関係者より様々な憶測が発信されましたが、見事に覆した時期と時間だったのです。

ドル円 日足。
こちらは10週連続陽連でした。

言葉的な話ですが、日本は金融緩和を続け、金利も上げずに為替介入とはどういう事だ。と論破する方もいるでしょうが。

私的には、米国が異常な金融政策をしているので、この様な事態になっている訳で、米国当局も容認せざえる負えないという考えです。

これの答えなど無い話なのでしょう。
10月度は6兆3000億円もドルを売って円を買った様です。
鈴木財務相は一定の効果があり今後も適切に対応するとの事です。


11/2 FRBは想定内であった4回連続の0.75%の利上げを実行しました。

声明はハト派で会見はタカ派と揶揄されました。

NYダウは上下900ドルの差異が出たのです。

パウエルは利上げ停止を考えるのは非常に時期尚早と主張し、過剰な引き締めの方がコストが少なく留められる等々と発言しました。
当たり前の如く、従来発言していた事と変わりはなかったのです。

最終的な金利は従来の2023年4.6%を上回ると言及しました。

今回の会見で一旦は金融政策の行方が確認されたのです。

今回のFOMCで一旦ドスンときましたが又週末に上昇しています。
NYダウは400ドルの上昇でした。
3週連続週末に何故か大幅高となっています。

NYダウ 32403。

市場関係者からはテック系は今から逆襲がある等と発信している方もいますが、何を根拠にと言いたい所です。

それと中間選挙の年のアノマリーの解説も幾度となく聞いています。
忘れてならないのは、2018年のブラッククリスマスです。
私は散々でしたから。
年末高で来年は下がると言っている市場関係者もいますが、経済の先行指標である株価が何故年末に上がるのでしょうか。
先を見るのではないでしょうか。

来年は景気が悪くなると世界のシンクタンクが発表しているのは事実なのですから。
不景気の株高と言われればそれ迄ですが。


2022年11月11日

日経平均は大幅高しました。
筋目の28000円をいきなり超えてきました。
米国10月度消費者物価指数の発表を受けて上昇したのです。

米国の最大イベント11/8中間選挙が終了し、速報では下院が共和党、上院は民主党の善戦が報じられました。

10月の消費者物価指数は前年比7.7%の上昇と出てきました。
市場予想は7.9%でした。
7月9.1%をピークに右肩下がりとなっています。
コア指数は6.3%の上昇で前月6.6%より減速しています。

NYダウは10月度に46年ぶりの上昇をしたにも関わらず、更に1200ドルも暴騰しました。

年末高の声が大きくなってきました。

米国10年債利回り。3.811%。
これは下がりすぎでしょう。
理由は不明です。

ナスダック指数は11/11に7.35%も急上昇し、これは数年に1度の上昇幅との解説です。

11/10メタことフェイスブックが全従業員の13%にあたる11000人のレイオフを発表しました。
ザッカーバーグ氏は過ちを犯した責任を取るとの言及です。
11/3アマゾンは新規凍結を発表し、stripe、lyftも10%以上のリストラをすると事でした。
ツイッター社は全社員の半分である7500人が解雇の対象との事でした。
例を挙げればきりがありませんが、このような事が日々ダイジェストで出てきています。
現時点では、いけないのでそういう手段を取るのは間違いありません。


*日経平均は年末高になると発信している多くの市場関係者は、米株が更に値を戻すと言っている事と同じでしょう。
コチラだけが勝手に上昇する訳がないのですから。

それの理屈は、FRBの動向は既に来年度まで織り込んでいるはずであるし、物価はピークアウトしているはずが大前提でしょう。

大イベントである中間選挙を終え、ねじれにはなりましたが想定内であり、民主党が上院で勝った事は政治的大波乱にはならないだろう。

米国の決算は既に大部分が終わっており、直近では業績面でのリスクになる要因も軽微であろう。

米中会談が対面で行われて、両首脳が握手をし、高官級会議を復活させる事で、近未来的には不測の事態は起こらないだろう。

ポーランドに着弾したミサイル等々突発的な地政学リスクは誰もが分からない事ですから。
FTX問題も、そこ迄市場を揺るがす事にはなっていません。

そしてテクニカル的にも云々で、株価は上に行きたがっていると言うのです。

結果は40日後に分かります。

日経平均の2021年の終値は28791円でした。

現時点で900円上の値となります。

どうなるのかは分かりませんが、オミクロンで始まり、ウクライナ紛争、驚異の物価高と未曽有の金融政策を実行している現在。
中国は0コロナ政策継続です。
ヨーロッパのエネルギー問題の冬はもうすぐです。

北朝鮮からは何発ミサイルを撃っているのでしょうか。

岸田首相も人気薄で支持率30%ですから。

昨年の値を抜くだけでも凄いと思いますが。

個人的には2018年の様なブラッククリスマスはあり得ると踏んでいます。
当時も多くの市場参加者が年末高と言っていたのは忘れません。
経済の先行指標である株価が、何故年末高になるのか。
年初から崩れるのでしょうか。

NYダウは10月より急反発しています。
チャートを見て頂ければ一目瞭然ですが、9/30の値は28791ドルでしたので、5556ドルも上昇しているのです。
16%の上昇となっています。

但し、これといった要因を挙げる事は難解でしょう。
結論から言えば身もふたもない言い方で恐縮ですが、売られ過ぎたので戻したと言うのが適切かもしれません。
需給と地合いという事でしょうか。
相場を大きく動かすAi取引には理屈が薄い事が多い訳です。
複合的と言う言葉は玉虫的でしょうか。

ファンダメンタルズと言うのには無理があるでしょう。
7~9月の個別決算は完全に明暗が分かれているのは、皆が知る所です。
今後の推移もv字回復という話は出ていません。
各種経済指標も50という筋目になっており、今後を見極める段階です。

そもそも人員削減しなければならない状況は企業としては最悪でしょう。
企業の縮小ですから。

物価高が低減されたかもと言っても、前年対比7.7%ですから。
FRBの目標は2%です。
前月対比では0.4%上昇しているのです。
雇用統計よりも賃金は上昇が継続しています。
今後も一喜一憂があるのはコンセンサスです。
株価を見れば資産インフレは増大しています。

長期金利との相関も一時期崩れました。
11/10cpiからは又相関となっています。
そもそもFF金利は4%に上昇してます。
以前より高いのは間違いありません。
それに対して各種経済活動がなされています。
今後5%迄は上昇するだろうは、織り込みされています。

中間選挙への忖度と言う抽象的な部分はあるでしょうが、それも通過しました。

世界のシンクタンクから、来年は不景気になると言う指標が数多く出ています。

ウクライナ、エネルギー、0コロナ政策等々地政学的な朗報は思い当たりません。

兎に角、そういう現状ですが、株式マーケットは急上昇しているのです。
危険と感じキャッシュに戻していた部分を、リスクマネーに入れているのかもしれません。


*12/13発表の12月cpiは市場予想の前年比7.3%より低い7.1%と出てきました。
これはある意味サプライズでしょう。
物価は想定より下落していたのです。
朗報です

前月比では0.1%の上昇となり10月の0.4%よりも減少しました。
1ヶ月単位では変化がなかったと言っても差し支えありません。
コアcpiは前月比0.2%の上昇となり、対前年では6.0%となっています。

ガソリン、光熱費、医療サービス、中古車価格はいずれも下落し
外食は穏やかになり新車価格は横ばいであったとの解説です。

バイデンはホリデーシーズンと新年を前に喜ばしいニュースが飛び込んできた。
物価はなお高く、やるべき事はあるものの、状況は改善しており正しい方向に向かっていると発言しました。

*そして12/14にFOMC 連邦公開市場委員会を迎えたのです。

市場予想通りに全会一致で0.5%の利上げを実行しました。
これでFF金利の誘導レンジは4.25%~4.5%となったのです。
利上げペースは引き下げられました。

*この政策金利はリーマンショック前の2007年以来15年ぶりの高い水準です。

注目の2023年末の予想中央値は5.1%と出てきました。
2024年度は4.1%となっています。

3ヶ月前の値よりは0.5ポイント引き上げられました。

ドットチャート。

19人の政策委員の内10名が5%~5.25%で5名が5.25%~5.5%となっています。

パウエルは現在進めてる積極的な利上げは終了に近づいていないとの見解を示しました。
来年1/31~2/1に開かれる利上げ幅は今後入手するデータ次第だと発言しました。
インフレ率が持続的な形で2%へ低下していると委員会が確信するまで、利下げが検討する事はないと見ているとし、物価安定を回復させるには、景気抑制的な政策スタンスをしばらく維持する必要がありそうだ。
と述べました。

労働賃金の伸びが不明な点はサービス部門のインフレが収まっていないと普通に考える部分なのでしょう。

*とにかくfomcは来年に政策を反転させるとの市場の見解を退けました。
来年の政策金利の見通しで利下げは無いとしたのです。


*そして最も重要な事は、この金利水準で実体経済がどうなるのかという予想値です。

*2023年のGDP成長率を前回9月の1.2%成長から0.5%へ大幅に下方修正してきました。
失業率は4.3%から4.6%に上昇させてきました。

世界一のシンクタンクと言われているFRBが直近の様々な統計を鑑みて発信した訳です。

*これが一番の注意点です。

マーケット的にはfomc当日のNYダウは、いきなり400ドルの急落後に142ドルの下落で引けました。
市場は材料出尽くし等と発信していましたが、これは今後大きな局面だったのです。

*5%の金利で0.5%しか成長しないという事をです。

そもそも、これで株式を買うでしょうか。

今迄もそうでしたが、更に一般人的には普通に貯金をするのでしょう。

大幅に株価が下落すれば株を買うでしょうが。
債権を買える方は債権を買うのでしょう。

翌日の小売売上高の指標、前月比0.6%減少を見て株価は大幅下落しました。
根本的な内容はソフトランディングではなくリセッション景気後退入りという事です。
景気停滞という言葉が適切かもしれませんが。
スタグフレーションという内容がどうかは分かりません。
高インフレが同時進行してという意味であればそうですし。
言葉のニュアンスの所でしょう。

2022年12月23日

日経平均26235 NYダウ33203 wti原油79.35 ドル円132.87
前週比▼1292 303 4.85 ▼4.68

日経平均は大幅下落しました。
チャートを見て頂きましたら分かりますが、ブラッククリスマスです。
2ヶ月の上昇を1週間で帳消しにしてしまいました。

▼268 ▼669 ▼180 120 ▼272の1週間でした。
27237 26568 26387 26507 26235の推移です。

5日移動平均線は▼1.32%で25日線は▼5.23%となっています。

週間の最大要因は、まさかの金融政策の変更です。
12/20日銀金融政策決定会合において、全会一致で10年債の買い入れ上限を、+-0.25%の金利水準から+-0.5%に変更したのです。

発表の時間が、いつもより時間がかかるなとは思いましたが、よもやの事が起こった訳です。

瞬時に各市場が動きました。
ちなみに日経先物は12:20頃26050円迄落ちて行ったのです。

黒田総裁の会見待ちと言う事で日中は荒い動きとなりました。

恒例の記者会見では理由、タイミング、今後の事や今迄の整合性等々多岐にわたりました。

政策金利の変更ではなく、運用の一部見直しであり、市場機能を改善する為の手法である事を何度も繰り返へされました。

出口戦略ではないとも述べられました。

春先からのウクライナ・資源高云々で各国の金融政策が変わった事で、こちらも指値オペを使い0.25%を維持してきた所、一旦落ち着きを見せてはいたが、イールドカーブの形状がまた変わってきたので、このタイミングで変更をしたとの事です。

それ以外の諸々はハショリますが、来年は資源高が落ち着いてくれば物価も2%を切ってくる予想をしており、今の金融緩和の継続は必要だろうとの事です。


*総裁は利上げではないと発信しましたが。
マーケット的には実質的に利上げでの動きとなっています。
各市場を確認しておきましょう。
日本10年債利回り。 0.37%。

0.25%で抑えられていたものがいきなり動きました。
今後どのような動きになるのかは、市場に聞いてみないと分かりません。
0.5%迄はあると言う事です。

ドル円 132.87。

急速な円高が海外で活躍している企業には一番厄介な内容です。
今迄の為替差益が為替差損になるのです。


世界最大のシンクタンクであるFRBは昨年にインフレは一過性であると何回も発信し、出口戦略を見誤りました。

それを抑える為に、金融縮小に舵を切り、今年は通常の3倍もの利上げを4回も連続で行っているのです。
3月0.25 5月0.5 6月0.75 7月0.75 9月0.75 11月0.75 12月0.5。

当然コロナパンデミックによる過剰な金融・財政政策だけの弊害だけではありません。
ウクライナ戦争という2/24に突然起こった地政学リスクが大きな要因である事は言うまでもありりません。

全ての市場がそれを受けて大きく動いています。
金利が上がり為替が動き株は下落しました。
コモディティーも大きく動きました。

この2022年は、未曽有の混沌とした不確実性な世の中の渦中であったとも言えます。


*最後に月足を見ておきましょう。

日経平均月足 26094円。

NYダウ月足 33203ドル。

長いチャートを見ますと、思い起こせばアベノミクスの7年8ヶ月の間に日経平均は24000円の壁を3回抜けきれず、なんとも言えない株価だったのですが、いきなりコロナ渦中のパンデミックで一段高となっています。

これは日本独自の動きではなく、米株の金融緩和における過剰流動性相場の所以であります。
日本の金融政策は2013年4月及び2016年1月からの長短金利操作付き量的・質的金融緩和を継続しています。
コロナ渦中になりましても、大筋は何も変更していません。

ファンダメンタルズが上がって株価が上昇したのではないのです。
per12.15 pbr1.10 eps 2141.70となっています。
日経平均 2141.70x12.15=26009円

アベノミクスでのperは14~16倍でした。
これをどう考えるかですが、収益率は下がっているという事でしょう。
株価が1株当たりの純利益の何倍の価値になっているのか。
以前と比較して株価上昇への期待が薄いとも言えます。

そして今後のepsがどうなってくるのかも鍵でしょう。
2023年は世界のシンクタンクがいけないと発信しているのですから。
米国が利上げをして景気を抑える政策を取っているのですから、そうなるのでしょう。

注目です。

どうでもよい私の話は、年末に信用wインバースを14000株決済しました。
現物は持って越年です。
日経平均wインバース インデックス型上場投信。402。

どうなるでしょうか。
注目です。


最後に感染件数の推移を張り付けておきます。
2022年
日149770 月177739 火148810 水75039 木208248 金215964 土191948 合計1167518 平均166788

12/30 166788
12/23 159689  12/16 147140  12/9 116442  12/2 107245
11/25 96791 11/18 83582 11/11 71286 11/4 53538
10/28 38916 10/21 33226 10/14 30338 10/6 30764 
9/30  42441 9/23  54907  9/16 79293  9/9  103264 9/2 139934

8/26 202321  8/19 212199  8/12 204303  8/5 214061 
7/29 198015 
7/22 140492 7/15 81927 7/8 39317  7/1 19721 6/24 14673 6/17 14046 6/10 15347 6/3 19432 

5/27 28837 5/20 35551 5/13 37020 5/6 26428 
4/27 36256 4/22 40920 4/15 48921 4/8 48251 4/1 46581 
3/25 39053  3/18 39000 3/11 54444 3/4 65799 
2/25 68000 2/18 90000 2/10 99000  2/4 100000
1/28 84000 1/21 50000 1/14 20000

オミクロン対応型 4412万人
4回 5477万人
3回 8519万人
2回 1億312万人
1回 1億453万人

オミクロン型は1ヶ月で1000万人増加しています。

以上です。


17443文字しんどいすぎる。 4649です。


文章は頭を使います。想像力も鍛えられます。どう伝えるのが良いのか。場数を踏めば何事でもレベルは上がると感じます。時間がかかるのがしんどい所です。大昔作文はどうやったのでしょうかw。4649お願いします。