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酒場からのマーケット2024 4月12日

日経平均39523 NYダウ37983 wti原油85.45 ドル円153.27
前週比531 ▼921 ▼1.28 1.66

日経平均は若干戻しました。
1.36%の上昇です。
topixは2.1%の上昇でした。

但しこれは米株の週末の大幅安を受けていませんので。

*cme日経先物は▼678円安38845円となっています。

354 426 ▼191 ▼139 80の1週間でした。
39347 39773 39581 39442 39523の推移です。

日経平均 3ヶ月日足 39523。

*現在市場は中東の地政学リスクとFRBの動向に目を向けています。

4/13夜未明にイランから300機以上のミサイルや無人攻撃機がイスラエルに向けて発射されました。
詳細は不明ですが両陣営より声明が出ています。
当然米国は元より周辺諸国が絡んできます。

4/1のイラン大使館攻撃の報復なのは間違いありません。
これはイスラエル本土中枢への直接の攻撃なのです。

今後これがどういう展開になるのか等誰にも分かりません。
その内容によって各市場が動くのは言うまでもありません。

米株の週末安は正にこれの警戒感での動きなのです。
バイデンはやめとけとメッセージを出しましたが。
実行されてしまいました。


SP500 3ヶ月日足 5123。
週間での米国株の主要3指数はNYダウは▼2.3%、ナスダックは▼0.47%、SP500は▼1.55%の下落でした。

但しナスダックは週末大幅安の前日には最高値を更新していました。
金利高をものともせずAi革命ハイテク系は健在の裏付けなのでしょう。

マクロ経済に影響のある紛争が起こりますと。
一般的には
安全資産の米債が買われます。
以前は有事の円買い?という現象がありましたが。
ドルが買われるのでしょう。
リスク資産である株式市場は当然下がるのです。
金ゴールドが買われ原油は上がるのでしょう。
穀物市場迄は不明としか言えません。

それの程度がどれ位なのか。
期間はいつぐらい迄なのか。

*これを分かる人も誰もいません。

ウクライナ侵攻の時、ガザ侵攻の時を見ても明らかです。
その内容規模によって市場が動くのです。
経済動向は無視とまでは言いませんが。
アルゴリズムにより無常の動きとなるのです。

SP500 5年月足 5123。
2022年2月から9月あたりで。
900ポイントの20%もの下落となりました。
ここは強烈な利上げ期間と重なっています。

2023年10月から1ヶ月。
これは5%前後の下落となっています。

株式市場は5%は下がるのかもしれないと考えるべきなのでしょう。
但しこれは情勢が落ち着けば急速に戻るとも言えます。
今回の起点は4/11と見るべきです。

5%という値は戦時でなくても日柄調整では通常である事です。
日経平均に例えると2000円となるのでしょう。

地域柄ホルムズ海峡系が嫌な感じは否めません。

希望的観測でにらみ合いが続き更に何も起こらず。
もあるかもしれません。

幾度も書いています。
人は何故そういう事をするのでしょうか。
どういう理性や思考なのでしょうか。
動物の本能的な行動と言えば仕様がないのでしょうが。
世界の歴史は戦争や争いが繰り返し行われてきた事は事実です。
理屈や顛末は分かっているはずでしょうに。
テクノロジーが進んでも変わらないのかもしれません。
世界の英知に期待なのでしょう。

全く勝手な憶測ですが。
せめて全て女性が為政者になった方がいいのではとも感じます?。
要人達も女性を多数にしてしまうのです。
漠然と男性より攻撃的でないような感じからだけですが。
本当は違うのかもしれません。
口激は厳しくはあるのでしょうw。
私はこの年までに女性の殴り合いの喧嘩を見たことはありません。
卑弥呼はいにしえの昔の答えだったのでしょうか?。


今後の動向に注意です。


*今週の大注目は4/10いつもの米国cpiの結果でした。

綜合は3.5%と出てきました。
予想は3.4%でした。

2024年 米国cpi消費者物価指数。
1月3.4 2月3.1 3月3.2 4月3.5% 
2023年
1月6.5 2月6.4 3月6.0 4月5.0 5月4.9 6月4.0 7月3.0 8月3.2 
9月3.7 10月3.7 11月3.2 12月3.1
2022年

1月7.0 2月7.5 3月7.9 4月8.5 5月8.3 6月8.6 7月9.1 8月8.5
9月8.3 10月8.2 11月7.7 12月7.1
2021年
12月7.0 11月6.8 10月6.2 9月5.4 8月5.3 7月5.4 6月5.4 5月5.0   4月4.2 3月2.6 

金融政策においてはFRBや市場はコアの値を見るようです。
何故なのかの理屈は存じません?。

エネルギーと食品は動きやすいと言う事なのでしょうが。
生鮮食品は分かりますけれど。

ただ個人的には生活にダイレクトに関わる項目を外しての金融政策には疑問を持っています。

米国ではガソリン価格は最重要でしょうに。

その話は横に置いときまして。

綜合の前月比は0.4%でした。
予想は0.3%でした。
3月は0.4%でした。

コアの前年対比は3.8%と出てきました。
予想は3.7%でした。
3月は3.8%でした。

コアの前月比は0.4%でした。
予想は0.3%でした。
3月は0.4%でした。

詳細は端折りますが物価は下がっていません。
というのか足元では上がっているのです。
昨年7月より変化が無いとも言えるのでしょう。

パウエルはでこぼこ道と表現しています。

FRBの物価目標は以前より2%なのです。
世界の中央銀行の目標も2%となっています?。

そもそもこれの大前提の議論は聞きません。
根拠は今までの何十年の推移からなのでしょうが。

3%となるのであれば話は変わってきます。
中立金利2.6%?もどうなのかも識者間で侃々諤々なのですから。

3%でもいいじゃないか。
賃金は4%上がっているのだろう。
GDPも上昇局面なのだから。
そういう時代なのだよ。
今はそれで行こうよ。
とはならない様です。

FRBの利下げは6月どころか7月を通り越して9月からかもとなってきました。

回数も3回から2回又は0回という方も出てきました。

コリンズ・デーリー・ボスティック・シュミッド等々FRB要人より。
利下げは急ぐ必要はないと発信が出ています。

市場は前回と違って理屈通りに動きました。

*金利が上がりドルは買われ株は下がりました。

米国10年債 3ヶ月日足 4.517%。
前週は4.400%でした。
2年債は4.894%となりました。
前週は4.751%でした。

いずれも上昇しました。
週末は上記の有事警戒で下がっています。

米国10年債 2年週足 4.517%。

10年債は市場の動向で上下します。
2年債は金融政策に同調すると言われています。

米国はこの金利水準で全てが動いています。
政府・企業・個人がこの中で行動している訳です。
今までの経験上は不景気になるはずなのですが。
金利負担が載ってくるのですから。

そうはなっていないのが不思議な昨今となっています。

大元の経済指標の値だけがそうなのかもしれません。
多くの市井の人々は当然厳しいのでしょう。
生活は我慢していると見るべきです。

上記のcpiの4月の値を4年間たしてみますと。
21.2%となります。
平均して全てが20%も上がっている訳ですから。

とんでもないと言わざるおえません。

これが米国のジレンマなのかもしれません。

物価は下がらない。
金利も下げられない。
株式は史上最高値圏である。

政府の借金は多い。
支払いは毎回議会で紛糾します。
戦費は増えるばかりである。

そして様々な問題点があるのです。

そこで11月に大統領選となっています。

今後の動向に注目です。


*日本事情を見ればドル円です。

ドル円 3ヶ月日足 153.27円。
前週に筋目は152円と書きました。
それをいきなり超えてきました。
米国cpiの結果を受けてなのは間違いありません。
日米の金利差が開いたのです。
この値は34年ぶりとなります。

当然市場は為替介入に警戒感が高まりました。
鈴木・神田両氏よりはいつものコメントが並びました。

但しこれは投機的と言うよりも通常のファンダメンタルズですので。
ドル主導であるのは言うまでもありません。
それを実行する理由は薄いのでしょう。

引き続き警戒は必要とはなります。
注目です。

ドル円 2年週足 153.27円。
輸入物価は理屈的に上がる事となります。
市井の人々は困惑するのは当然です。
輸入での生業なりわいをしている企業も同じくとなります。

海外で儲けている企業には朗報とはなります。
日本企業はコレの割合が格段に多いことは周知の事実です。
インバウンドの旅行者にも望まれるのでしょう。
そして日本の資産は安く買えるのです。

これの構図は変わっていません。

そうなると。
いったいどの水準が足元では適切な値なのでしょうか。
これも難解なのでしょう。

34年ぶりの値だからいいんだよ。
となるのでしょうか。
株式市場と同じなんだよ。
インフレ継続には円安だよという事でしょうか。

2023年の貿易赤字は9兆2914億円でした。
2022年のそれは20兆3295億円でした。
当然これは為替の値だけではない輸出額と輸入額の差し引きからなっています。
この半減した内容は端折ります。
状況によっては黒字がいい訳でもありませんし。
赤字が悪い訳でもありません。
ここも飛ばします。

確証はありませんが。
多分ですが政府から見れば。
過度の進捗が無ければ適度な円安はいいのでしょう。

人口減少の日本が同水準の成熟した生活を維持できるのは。
海外で儲ける又は海外での成長に頼っているのは事実ではあります。

これの構図を変えるべく政府も様々な戦略を打っている訳です。
ハイテク系の誘致導入と少子化対策なのでしょう。

今迄の負の積み重ねを変えるのは容易ではないのでしょう。

様々を書きましたが。
話が飛んでしまい分からなくなってしまいました。

どうも適切な為替水準と言う値は不明なのでしょう。
誰かに教えてもらいたい所です。
  


日本10年債  2年週足  0.841%。
日本も米債と同じく上昇してきました。
この位の値では日銀は動いていない様です。
そのまま市場にまかせればいいのではないでしょうか。

コチラを抑えにかかれば更なる円安となるのでしょう。
それで為替介入をするのであれば。
矛盾ははなはだしいわけです。
今後の動向に注目です。


*来週のマーケットは上段に書きました地政学リスクなのでしょう。

どうなるのかは神のみぞ知る。
としか言えません。

週初めで大幅下落してから。
維持できるかが鍵となるのでしょう。

米国の決算が始まります。
値的にはチェックが必要です。

日経平均 3ヶ月日足 39523円。

どうなるのでしょうか。
注目です。



 






文章は頭を使います。想像力も鍛えられます。どう伝えるのが良いのか。場数を踏めば何事でもレベルは上がると感じます。時間がかかるのがしんどい所です。大昔作文はどうやったのでしょうかw。4649お願いします。