酒場からのマーケット 2018
2018年は、犬年です。犬笑うです。本当に笑ったのでしょうか。
それの結果は、今となっては、既に、分かっています。
但し、詳細な事は、忘れているのでしょう。 人の記憶など、そんなものです。
こちらでは、1週間毎にのレポートですから、その時が、よみがえります。
あの時、確か自分は、何をしていたのかと、リンクも、できるでしょう。
個人では、そんなに、ドラスティックな出来事は、ありませんが。
世界では、毎日ニュースが流れます。 人の様々な動きが、それを報じるのです。
最近では、地球が動かす事も多いです。 マーケットは、それらを受けて動きます。
それに興味がある人も、ない人でも、2018年を知るには、よい読み物だと思います。
キーワードは、クリスマス✖が、こんな事になるとは。です。
今回は、付録として、2016年6月24日の週に起きた、ブレグジットの内容を、載せておきます。 そんな事に、なっていたのかが、リアル感で、読めますよ。それでは、4649お願いします。
最後に、 人は、忘れていけるので、前に、進めるとも言えます。
敬具
2016年6月24日 ブレグジット
14952・17400・47.56・105.94
前週比▼647▼275・▼0.7・▼1.32
6月24日。イギリスの国民投票の結果は、
EU離脱と、歴史記的な、出来事となりました。
多くのメディア・為政者・識者・アナリスト・市井の人までもが、予想をしていなかった事が、起こりました。
直前の、各種予想でも、残留と報じていました。
マーケットは、10時頃までは、先週の下落した、戻り買いで、上昇していたのですが、徐々に情報が、出てくると、急激に、下げがきつくなり、結果、日経平均の下げ幅は、08年のリーマンショックを上回りました。
先物取引は、制限値幅の下限に達したので、サーキットブレーキが、発動されました。
日本株の全てが、まさにジェットコースターの様に、下がっていきました。
ドル円は、急騰し、99円を付け、値幅は、一時期7円を超えました。
市場は、想定外の状況で、パニックとなったのです。
政府・日銀は、市場の動向と、金融の安定を緊密に協議し、適切に行動するとの、共同声明を出しました。
各国の要人も、中央銀行も、同様の声明を出しました。
キャメロン首相は、英国の意思は、実行されなければならない。
そうした方向に導く、新たな指導者が、必要だと辞任しました。
16時より、ヨーロッパの市場が開かれ、22時30分からは、NYが始まりました。
日本▼7.9 英▼8.7 独▼10.1 仏▼10.3 伊▼12.5 米▼3.0の結果となり、
世界同時株安となったのです。
世界景気の減速や、金融市場の混乱が繋がると、
警戒感が、更に強まり、不安を増殖させて行きます。
世界のマクロ経済が、おかしくなると、個人・企業・業界はもとより、地域社会や、一国の力では、どうしようもない状態に陥ります。
24日夜未明に、7カ国財務相・中銀行総裁の電話会談を緊急に行い、
FRBは、ドルの資金供給の用意があると発表しました。
今後、どのような展開になるのかは、誰も、予想は尽きません。
各国政府が、協調をして、不安を取り除く方向で、進んでいくしかありません。
ショックが長引けば、経済は停滞し、消費が低迷し、雇用環境も、悪くなります。
当然、税収は減少し、社会保障にも、影響を及ぼします。
GPIFは、直接の損失を出しているでしょう。
アベノミクスの終焉などと、岡田代表は、言っていますが、そんな事を言っている場合なのか。
オバマの、内向き発言も、よくありません。
ヨーロッパでは、離脱ドミノを警戒する事も必要でしょう。
ロシアや中国が、静観している所も、微妙な空気です。
EUは、先の大戦から、先人が知恵を出して、67年にECを設立し、89年に冷戦が終結、91年ソ連崩壊後、93年に発足しました。
英国は、半世紀、続けてきた機構からの、脱却を選択しました。
それも、1回の直接投票で、決めてしまいました。
直接 民主主義は、感情的な、ポピュリズムに影響されやすい、と感じました。
市井の人は、毎日が忙しいです。テレビやネットを、ながら見で、過ごします。識者・研究者は、問題点を察知していますが、難しい事を、述べても、スルーしてしまいます。それが普通なのです。
それよりも、インパクトのあるパフォーマンスに目を奪われます。大きな声で、相手を中傷し、ヒステリック的な所にも、関心が集まります。
それが、民意とも言えますが、地域の集会所の話では、ありません。
国の形が、変わってしまうわけです。
投票日は、以前より決まっていました。1ヶ月前でも、こんな事になるとは、誰も思っていなかった訳です。
後戻りは、できません。
様々な事が、起こるのでしょう。
今後これから長く、体力のいる日々が続きます。
来週から、どの様な、出来事が、起こってくるのかに注目です。
今回の離脱決定は、後々の世界の方向に、大きく影響を与える、決定であったと思います。
酒場からのマーケット 2018
2017年12月29日 大納会
22764・24719・60.12・11270
前週比▼138・▼35・1.71▼0.59
日経平均は、超薄商いで、微減でした。
結局は23000円は、抜けませんでした。
ザラ場では、11月9日の23300円が高値でした。
その後は、レンジ内の相場と言えます。
日経平均は、年初からは。19% 3650円上昇しました。
epsは1511で、perは15.06倍となりました。
2016年、終値は
19114・19762・53.90・116.96となっています。
NYダウは25%の上昇で、4992ドル上昇しました。
ナスダックは25% SP500は19.4%の上昇でした。
米国は、年初より、上がりっぱなしの1年でした。
ドイツ12%・イギリス6%・上海5%・香港34%・インド27%・韓国24%となっています。
地域差は、ありますが、世界同時株高の1年だったと言えます。
日経平均は、2016年度は、わずか0.42%の上昇でしたので、2015年終値19033円。
大きな違いがあります。
ちなみに、NYダウは2015年終値は17425ドルです。様々な要因が報道されています。
結果は、満足でしたが、順風満帆な1年であったわけでは、ありません。
1月に、トランプが就任し、現在もそうですが、物議は、極まりない状況です。
習近平との会食中に、シリアに突然ミサイルを撃ち、メキシコの壁から、不法移民問題
ロシアゲートがあり、パリ協定離脱と、イランとエルサレムの問題、
金正恩との数々のバトルに、騒がしい1年でした。
すわ、有事勃発か。 迄もありました。
水爆実験とミサイルの乱射には、国連を巻き込んで、世界を揺るがしました。
テロが毎週の様に、至る所で報道され、トルコのクーデターやカタールの問題があり
シリアが内戦状態の中、イスラム国の残虐報道と、それらの戦いが報道されるなど、
中東は継続して、きな臭い動きが続いています。
世界各国で、異常気象が起こり、凄まじい自然を、目のあたりにしました。
欧州では、オランダ・フランス・ドイツ・イギリス迄もが総選挙を実施しました。
朴槿恵が弾劾され、文政権の誕生です。
イラン政権がローハニが再選される中、日本も突然の衆院選です。
米国は30年ぶりの、法人税20%の大減税の法案が通り、
FRBは、3回の利上げを実行しました。
国内的には、森友・加計で国会が空転し、内閣支持率は30%をきり、
メディアの連日で、辟易の毎日でした。
経済界は東芝から始まり、日産・スバル・神鋼・三菱マテ・東レから
スーパーゼネコンの不正報道がありました。
各市場は、それぞれに反応し、思惑し、織り込み、混沌とした1年だったわけです。
日経平均は、2万円までは、頭打ちが続き、9月後半の衆院選公示当たりから、
道機づき、好業績の中間決算も、後押しながら、未曽有の16連騰があり、
現在値となったのです。
報道では、2017年は、最終結果からの順風な論調・報道が多いですが、
株価の上昇は、2か月間だったとも言えます。
夏枯れ相場の時は、暴落があると、伝えていたアナリストも、少数ではありません。
鳥が騒いだ、1年でした。
来年は、戌笑うの格言です。
新年から、どのような1年に、なるのでしょうか。
北朝鮮・中国・中東・異常気象・仮想通貨・原油・米国金利・トランプと
押さえておかなければ、ならないでしょう。
スケジュール的には、FRBからバランスシートの縮小が拡大し、ECBからは、テーパリングが開始されます。
2月にはパウエルが就任し、黒田総裁の任期は4月です。
9月には、自民党総裁選挙があり、11月には米国中間選挙があります。
年初は厳しい展開と予想しますが、3Q決算で、どの様な数値が出てくるのかにも
注目です。
トランプの、インフラ投資が、減税法案と同じく、かなうのか。にも注目です。
無事、名犬なりで。
平穏に過ごせるように、期待しています。
2017年月足
2018年1月5日
日経平均23714・NYダウ25295・WTI原油61.56・ドル円113.06
前週比950・576・1.44・0.36
日経平均は、2日間で、950円も上昇しました。 誰もが、予想できない展開です。
飛びぬけた、経済指標や政治的決断が、出たわけではなく、約2か月間、 レンジ相場だったわけで、驚きの2日間でした。
大発会での、740円の上昇は、過去に例がありません。買ったのは、外国人投資家です。
先物主導で、大型株が、買われました。売買高も高く、2日とも、高値引けです。
来年の、年初も、これが語られるのでしょう。
世界も同時株高の、スタートです。
米国は、主要3指数とも、過去最高値を更新しています。
NYダウは、25000ドルを超えてきました。
英独仏伊から、中露印まで、同じ状況です。
米国10年債利回りは、2.47%と下がりました。リスクマネーに資金が、入ってきました。
金も銅も原油も、買われています。
警戒の論調は、続いていますが、それを打ち消しているのが、今の状況です。
FRBは、今年3回の利上げを、4回にする可能性も出ています。
利上げ幅も、倍にするか迄、出てきました。インフレ抑制の、金融政策です。
日本では、構造的なのか、規制的なのかは、不明ですが、デフレ脱却に、右往左往しています。
マイナス金利と、金融緩和の継続です。
辛口の論調が多く、ネガティブな報道を受けて、市井が、行動します。
3%の賃上げが実地されても、変わらない様な、気もします。
マインドを変える政策が、必要なのでしょう。
平昌オリンピックを受けて、南北高級会談実施のニュースや、
トランプからの、米韓合同演習延期等のニュースで、
北朝鮮の脅威が、和らぐのではが、好感を得ています。
それは、素晴らしい事だと思います。
但し、金大中の太陽政策から始まり、オバマの北朝鮮政策が、今の脅威を生んでいる事は、忘れては、ならないでしょう。
ニューヨークでは、最高気温が、-8度と猛吹雪の様です。異常気象が、続いています。
マクロ的な課題です。
原油が2年8ヶ月ぶりに、高値圏です。じわりじわりと、内需に影響が出ています。
この部分は、生活者としては、1番の問題です。
様々な解説が、出ています。
こちらでは、どうする事も、できない内容です。
資源輸入国の、定めなのでしょうか。要注意点です。
経済指標は、中国PMIから始まり、米国ISM、雇用統計も、まちまちですが、おおよそ、及第点でした。
国内からは、昨年の新車販売台数は、久々の500万台越えとなり、
12月百貨店売上高も、上々の数値でした。
積み立てNISAが、25万口座を、超えたとの事で、20代から30代までが、60%との事です。
日本の貯蓄も、貯金から投資に変わってくるのかも、しれません。
ブームになると、爆発的な、国民性を、持っていますので、今後に注目です。
来週から、コンビニから、小売り系の決算が、始まります。注目です。
いきなりの上昇。2日間。
2018年1月12日
23653・25803・64.40・111.06
▼61・508・2.84・▼2
日経平均は、変わらずでした。いきなりの、950円上げでの、調整もなかったと、言えます。ドル円が、1週間で、2円も上昇した事を、考慮しますと、下値買いの、意欲が旺盛だったのでしょう。
但し、金曜日に、決算を受けた、ファストリ ユニクロの1銘柄で、日経平均を、100円も押し上げたことは、事実としては、あります。
この円高に、市場は、困惑しています。米国長期金利が、2.54で、日米金利差が開いたにも、関わらず、何故、円高に振れたのかです。
解説では、9日に、日銀が長期国債を、減額したことにより、金融緩和政策の、縮小に向けた、地ならしを始めたのでは、という事でした。
ステルスペーパリング、とも言われています。
これには、疑問を持っていますが。
12月ECB理事会の議事録内容や、ユーロ高になったので云々も、後付けの様な感じがします。
この円高には、要注意です。
NYダウは、更なる更新を、しています。本決算が、始まっており、JPモルガンが、収益面で、予想を大幅に超えた事により、今後も、有力所が、これに続くのでは。の思惑から、大きく買われました。
トランプ絡みでは、物議が継続しています。
下品な物言いは、そういう人なのでしょう。いらない混乱を招きます。
彼が、米国大統領である限り、続きます。
北朝鮮には、柔軟な発言もしていますが、いきなりの豹変もありますので、注意継続です。
南北会談で、北朝鮮が、平昌オリンピックに参加する事が、決定しました。
2月9日~2月25日迄は、平穏なはずです。喜ばしい事です。成功に期待します。
文在寅大統領の支持率は、70%を超えて、絶大な、支持を得ています。
日本とは、慰安婦問題で、ぎくしゃくが、続いています。河野外相の発信は、もっともな事で、世界に、継続して、訴えていく事が、必要でしょう。
2017年訪日観光客が、2869万人と、前年より、2割増しで、5年連続過去最高を更新したとの事です。
政府目標は、20年の4000万人が見えてきています。
平均消費額は、1人14万円を超えてきており、総額4兆円を、超えてきています。消費税的には、3000億円でしょうか。
官民挙げての、投資を継続するとともに、まだまだある、岩盤規制を、大胆に緩和する事も、必要でしょう。
企業のM&Aが、3000件を超えたとの、報道がありました。
増加は、6年連続過去最高を、更新したとの事です。国内が、7割で海外が3割との事です。
異業種から、同業種や、ベンチャーから老舗迄、様々な、連携が見られます。
海外に、活路を生む戦略は、続くのでしょう。1から作り上げるより、既に完成された企業の方が、時間的な部分と、結果が、安定的とも言えるわけです。
郵政のトール社や、東芝の大失敗もありますから、慎重な、経営判断が求められます。今後に注目です。
小売り決算が、続いています。コンビニ大手は、良好と言えますが、人件費と店舗が飽和的な、問題がありますので。こちらも、海外に目を向けた、戦略の様です。
ユニクロの好決算は、まさに、海外部分だったわけです。
2月決算企業の3Q決算を受けて、3末決算企業の、予想が出てきています。注目です。
原油の上昇が、止まらない所は、要注意です。
2018年1月19日
23808・26071・63.57・110.70
前週比155・268・▼0.83・▼0.36
日経平均は、微増でした。ざら場では、筋目の24000円を、超えてきました。下落する要因も少なく、押し目買いが、強い展開です。
不可解な、円高に、懸念の声も出ていますが、強い相場とも言えます。
米国長期金利が、2.66と3年半ぶりの、高水準を受けての円高には、短期の需給要因であるとの見解に、ならざるをえません。
円が、買われています。ドルが売られているのかも、しれません。
マクロ環境が、いびつなパターンに、なっているとも、言われています。
想定為替レート内の、範囲内の水準ですので、マーケットは、横目で、関心を、寄せながらも、この世界同時株高の流れに、乗っています。
日本の、10物国債は、0.084%と、若干ですが、上がっています。
これは、景気が良くなれば、当然金利は、上がるものですから、通常の動きなのですが、先読みを、してしまうと、違う動きがあるのでは、と感じてしまいます。
日銀は、世間が、分からない様に、金利の、ポジションを、上げているのでは、という仮説です。
来週の金融政策決定会合後の会見でも、黒田総裁からは、言質は取れないと、思いますが。
イールドカーブコントロールで、金利水準を、意図的に変えている様な、感じはします。今後に注目です。
NYダウは、26000ドルを、超えてきました。わずか6営業日で、1000ドルの上昇です。昨年より、上げっぱなしの相場ですが、これは、急進捗で、暴騰に近いとも、言えるでしょう。 注意です。
米国は、景気が良い所に、大型減税ですので、ある意味、市場は、混乱しているとも、言えます。
中央銀行が、過熱感を、抑える動きを、予想しますが。
ミスター不通と、言われているパウエルが、それを実施するのか、それとも流れに、まかせるのかは、不明ですが、今後の、動向に注目です。
ミシガン大、消費者信頼感指数の、発表がありました。
現状も将来も、予想外の低水準でした。これが、全てでは、ありませんが、米国は、買い疲れが、起こっている、のかもしれません。注意です。
暫定予算が、上院で、可決できませんでした。昨年9月から、何回、つなぎ予算は、延長されてきたのでしょう。
政治的な、駆け引きの様ですが、自由の女神には、入りれません。
世間が、どういう動きに出るのか、市場は、どう動くのか、それを受けて、政治が、また、どう動くのか。注目です。
大型減税をして、政府機関が、ストップになるというのは、どうも、よく分かりませんが、それが、アメリカなのでしょう。
トランプは、フェイクニュース大賞で怪気炎です。
菅官房長官は、そういう事には、答えられないの、との回答でした。
中国の、GDP成長率が、6.9%の、1406兆円との事です。
前年を上回ったのは、7年振りとの事です。
分母が、大きくなっている所での、上昇ですので、凄まじい限りです。
先進国では、考えられない値です。
スイス ダボス会議には、安倍首相は、国会で、出席できない。との報道です。
世界の為政者・産業界。学識者等2500人を超える集まりです。今までの慣例を、破る事ができない。国益に影響を及ぼす、遅れている日本です。
国内からは、刑法犯が、91万5111件と、戦後最少を更新したとの報道です。前年比8.1%の減少との事です。防犯カメラの、普及が挙げられていますが、そういう事だけでは、無いと思います。
雇用がある社会と、社会保障の充実等も、挙げられるはずです。
メディアは、格差社会等といつも、ネガティブ系の報道ですが、他国と比較して。誇れる部分を、強調して、発信してほしい所です。いけない所ばかりを発信して、自虐癖、がついているのでしょうか。
来週よりは、国会が召集され、日銀金融政策決定会合とECB理事会が、あります。
安川電機から日電産と3Q決算が、始まります。注目です。
2018年1月26日
23631・26616・66.12・108.59
前週比▼177・545・2.65・▼2.11
日経平均は、3日続落です。ザラ場では、24000円を、再度超えましたが、年初より続いている、不明な、円高に押されて、急落しました。
ドル円は、また1週間で、2円も、円高となりました。
日銀短観より、出されている、下期の、想定為替レートは、109.66円です。
ドル円は、1円の上下で、日経平均を、200円上下さすと、言われています。過去の状況を見ますと、よく耐えているとも、言えます。
円高の要因は、様々が、論じられています。理屈的には、円安だろう、を覆していますので、難解です。
米国長期金利は、2.66と高値圏です。日米金利差が、開いています。
日銀は、緩和の継続で、米国は、縮小です。マネーの供給量の、割合の変化が、出ているにも、関わらずの、円高なのです。
じつは、この現象は、ドル安と言った方が、良いかもしれません。
ダボス会議で、ムニューシン財務長官が、紳士協定を破り、弱いドルは、米国の利益だ。露骨にも発言しました。
マーケットは、瞬時に、ドル安方向に、反応しました。
その後、ドラギ、トランプ、黒田総裁と、各国要人の発言が続きました。
そもそも米国は、大型減税で、財政負担に、懸念が出ています。
そこで、16年ぶりに中国と韓国の液晶パネル等に、セーフガードを決定し、ドル安傾向で、貿易収支を、改善さそうとする、アメリカンファースト政策を、実行しています。
トランプは、米国が伸びれば、世界が、伸びる。と演説しました。
当然、11月の中間選挙を、意識した発言なのでしょう。
今後も、この動きは、継続するのでしょう。
来週の、一般教書演説では、1兆ドルから1.7兆ドルに、いきなり上げた、インフラ投資を、実行すると、発言するのでしょう。
損得を考えた、なりふり、かまわない動きも、出てきます。
TPP11にも、言及しています。
政府は、当然、その動きに応じた、かじ取りが、要求されます。
為替は、特に要注意です。好決算が、続いていますが、米国が、いきなり為替介入でも行えば、為替差損が発生し、利益が減少すれば、賃金上昇など、望む事は、出来ないでしょう。デフレに、再突入です。注目です。
米国3指数は、過去最高額を、更新続けています。
3割の企業が、決算を終え、そのうち、8割以上の企業が、市場予想を、上回りました。好調な決算の、裏付けがあります。
ファンダメンタルズは、手堅いわけです。但し、スピードオーバーは、否めません。リーマンショック前も、そうだったわけで、注意は、必要です。
国内からは、金融政策決定後の、記者会見に、注目が集まりました。
イールドカーブの金利ターゲット・ETFやリートの購入額・物価目標2%の目標値・マイナス金利の動向等々の変更は、いつ行うのか。
いわゆる、出口戦略の所と、政府要望の金利水準維持についての見解や、副総裁を含める、人事の事等です。
黒田総裁は、ダボスでは、目標に、近づきづつある等、特に海外では、リップサービスをする傾向は、ありますが、こちらでは、全てを封印し、全てを否定的に、現状維持を、実行する旨を、ハト派的に、語られました。
黒田総裁73才の任期は、4月です。 注目です。
17年度消費者物価指数が、コアで0.5%上昇との報道が、ありました。
エネルギーが、5.3%も上昇しており、ビールが、4.5%との事です。
2019年10月の消費税2%upが、控えています。今後の動向に、注目です。
TPP11では、正式合意に、難色を出していた、カナダを説得し、合意しました。米国に追随しない、日本主導の結果です。
これは、トランプの発言からも、米国との2ヶ国間交渉の、戦略変更を、余儀なく、するかもしれません。注目です。
安川電機・日本電産・ファナック・信越化学・小糸製作所等のハイテク系の好決算が続いています。来週は、大所が続きます。
原油が更に上昇しています。為替の動向にも、引き続き、注目です。
ドイツも金利低い。
2018年スタートから4円も。
2018年2月2日
23274・25520・65.04・110.16
前週比▼357・▼1096・▼1.15・▼1.57
日経平均は、続落しました。ザラ場では、荒い値幅で、上下しました。
チャート的には、デットクロスし、25日移動平均線の、下限となりました。調整局面です。
大発会から、理屈なく、3日で、1000円以上、上昇し、24000円を、2回抜きましたが、現在は、大納会の22700円所が、レジスタンスの、展開です。
アナリストの多くが、25000円も、直近に上昇等とは、何だったのでしょうか。
これは、不明な、円高(ドル安)が、1つの要因でしょうが、懸念の米国10年債利回りの動向も、要因でしょう。
日々の、板を見ていますと、不明な売り方が、場中に、出てきています。機関投資家が、売り抜けているのでしょう。
日本の、クジラ系も、いい所で、手じまいを、しているかもしれませんし、高値つかみの、個人投資家が、塩漬けに、なっているのかも、しれません。
短期的には、よくある事です。材料もなく、大きく上下する場合は、元に、戻ります。
金曜日、1日で、ドル円は、1円以上も、円安となりました。
米国長期金利が、2.845%と、4年振りに、高水準に、なった事が、要因です。米国雇用統計が、予想を、大きく上回りました。
アマゾン・グーグル・アップル・フェースブック・ボーイング等々の、主力所が、過去最高の、決算を発表し、インフレ圧力が掛かった事も要因です。
そうなると、NYダウは、更なる上昇かと、思いがちですが、金利が、急上昇しますと、株価は、理屈的には、下降します。金曜日の1日で、NYダウは、666ドルも、下落しました。9年ぶりの、大幅な、下落との事です。
NYダウは、1週間で、1000ドル以上の、下落です。スピードオーバーで、上がり続けて、いたわけですから。良い、調整局面ではないでしょうか。
短期の動きであれば、問題は、ありません。
但し、過去のショック的な、動きとなると、話は変わります。今後の動向に注目です。
トランプは、一般教書演説で、自画自賛を語り、自信に満ちた、演説でした。アメリカ大統領になったわけですから、彼の、生き方の真骨頂なのでししょう。
内容的には、いつもの、ツイッターとは違い、ブレーン・スタッフ共々考え抜いた、セレモニーですから、不適切な言葉もなく、ゲストの出演で、各事項を、説明し、演出的にも、良くできた内容でありました。
重箱つつきのメディアは、様々を論じていますが、民主党が、賛同する、移民系の内容も前向きに、論じていましたし、11月中間選挙に向けた、リップサービスでした。
但し、彼の主張は、アメリカンファーストですから、そこをぶれて、ポピュリズムに走る事は、無い様です。
内容はともかく、誰にでも、いい顔をしないのが、スタンスです。
イメージで恐縮ですが、8割がた、左を向いて話を、していました。共和党に、ドヤ顔で、アイコンタクトを取り、何回、スタンディングオベーションをするのか。という感じです。
この左向き演説は、右側には、だいぶ嫌われているのか、嫌っているのかは、分かりませんが、今のアメリカの姿なのでしょう。
イエレン最後の、FOMCが終了しました。
この期間は、メディアとマーケットの関係が、良好で、経済指標は、最高の金融政策と言っても、過言では、ありません。
政治的な思惑で、1期で退任となりました。
ここは、チェック点です。ミスター普通と、言われている、パウエルが、どのような、発言をする方かは、存じ上げませんが。
FRB議長の発言は、当然マクロ経済に、大きく影響を及ぼします。過去にも、交代時には、不測の事態が、起こった様です。 注目です。
国内からは、好決算が続きました。三井物産・双日・武田・中外薬・小野薬・新日鉄住金・JFE・任天堂・ソニー・日立・キーエンス・リコー・花王・ローム・ホンダ・デンソー・コマツ・日立建機・JAL・JR西・JR東海・アルプス・オムロン・キャノン・日東電・味の素等々、全業種に渡ります。
問題は、今後、今の円高と寒波の影響が、どう出てくるかです。先行指標の株価的には、良くないと、感じているのでしょうか。
悪材料系は、エーザイ・富士通・エプソン・日立造・カルビー・ヤマダ電気・日ハム・アステラス等々でした。
この好循環の中で、個別案件での、減収・減益となっています。
但し、株価は、悪材料出尽くしで、上昇するものも、ありますし、好決算でも、市場コンセンサスに、届かなかった場合は、下落します。難解なものです。決算は、来週も続きます。引き続き、注目です。
GPIFが、10月~12月に、6兆549億円もの、運用実績との報道がありました。収益率3.92%で、内外の債権・株式の、4資産全ての収益が、プラスになったとの発表です。
運用資産額は、162兆6723億円に上昇し、世界1の機関投資家です。
運用方法と人材を、大幅に、変更した結果なのでしょうか。
いつも、お伝えしていますが、なんらかの形で、国民への還元は、ないのでしょうか。
来週の日経平均は、米国最大の下落を受けて、夜間先物取引より、23000円を、割った所からの、スタートなのでしょう。
アジア市場は、同様の動きでしょう。ヨーロッパに流れて、火曜日早朝の、NYダウの終値に注目です。金曜日の様な事が、さらに続けば、世界同時株安の、展開になりえます。注意です。
2018年2月9日
21382・24190・59.06・108.79
前週比▼1892・▼1330・▼6.01・▼1.37
日経平均は、無残な下落でした。▼592・▼1071・35・245・▼508の1週間でした。
日中足も、値幅が大きく、不安定な状況でした。
チャート的には、200日移動平均線の、すぐ上のラインです。
米国発の、大型調整ですので、欧州・アジア・南米まで、世界同時株安の展開です。
日本株の下落は、率ベースでは、最も高い市場で、情けない所です。
解説が、様々と出ています。
結局の所は、下がるから、売るという、需給の要因が、大きいとの事です。
低ボラティリティで、ぬるま湯の中にいた、マーケットは、それが、突然倍以上に、跳ね上がり、瞬間的にパニックとなり、プログラムトレードやアルコニズムが、瞬時に動きました。
クラッシュ クラッシュと叫ばれ、機関投資家や大手ファンドが、ポジション変更を、余儀なくされたのです。
外国人投資家が、7割と言われている、日本市場ですから、その影響が、大きかったわけです。個人も狼狽し、売却ました。乗り遅れた人は、追証で、強制的に売却された、部分も、あったのでしょう。
米国金利の急上昇が、原因なのでしょうが、3%前後の値は、過去のそれを見れば、低水準である事は、認識が必要です。
epsは、1634迄上がってきました。好決算で、上昇しています。perは、13.08となっています。
アベノミクスの平均値は、14~16倍ですから、それより低い値です。
今回の調整は、トランプの当選や、ブレグジット、チャイナショック、ギリシャ危機とは、違います。核実験やミサイルとも違います。大災害や感染症等とも違います。
NYダウは、1週間で2度も、1000ドル以上下落しました。
トランプからは、経済が好調なのに、株安になるのは、大間違いだ。と発信が、ありました。
株価価格が、上がってきている為、この金額でも、1日4%前後の、下落であることの、確認は必要です。
ブラックマンデーは、1日で22%も、下落したのです。
パウエル就任の日という所は、皮肉な結果でした。
ダドリー・カブラン連銀総裁からは、たいした事では無い。株価の下落は、健全な印。との発言がありました。
中国が、セーフガードに対抗して、米債を売っている等は、フェイクっぽいです。 こういう話は、数々と出てきます。
原油が、大きく売られ、他のコモディティーも、売られました。
投機的なビットコインは、当然大暴落です。仮想通貨では、様々な報道や憶測が出ています。価格操作が行われているのでは、と言われています。この市場は、不完全です。大スクープが、出てくるかもしれません。
損失を埋める為に、株式や商品の売却補填も、出ている様です。
問題は、この調整が、いつまで続くかです。2番底の確率は、あります。注意が必要です。
空売り比率が、上がっており、それを狙って、踏み上げをかけるか、下で拾っている、投資家もいるでしょう。
こういう、世界なのです。
この展開では、経済指標は、無視されます。
ISM非製造景況感指数の高水準も、スルーでした。
先週と同じく、火曜日朝のNYダウ終値に注目です。
あの調整は、なんだったのかと、解説がある日は、近いとは、感じていますが。
平昌五輪が、無事に終了しました。文大統領の動向や、金与正女子の訪韓など、メディアを賑やかしました。懸念の内容もある様ですが、半島の緊張が、緩やかになるのであれば、幸いです。
夜中からの、競技ライブは、どうなのでしょうか。欧米への、商業的な事は、間違いありません。
国内からは、黒田総裁の、再任の報道がありました。5年の任期です。
これは、今後の金融政策に、大きく影響します。副総裁も、リフレ派の方を2名任命するとの事です。路線の継続です。
金融政策の過ちから、バブルが発生し、そして転換を間違い、デフレに突入した事は、歴史が、証明しています。安定飛行を望みます。
決算は、順調に推移しています。全業種の一流所が、軒並み好決算です。下請け、孫請けも迄も、続いているはずです。ミクロのファンダメンタルズの合計が、マクロ経済の結果となります。
来週は、この不安定な状況が、続くのか、落着くのか。起点となる、週では、ないでしょうか。
2018年2月16日
21720・25219・61.64・106.20
前週比338・1029・2.58・▼2.59
日経平均は、木、金に、やっと上昇しました。水曜日には、2番底をつき、それから、反発しました。戻り買いの域ですが、一旦は、落ち着きました。
投資対売買動向では、個人は、大きく買っています。絶好の、買い場と、読んでいるのでしょう。外国人は、システム的なのか、まだ売っています。
世界同時株安の発端を出した、米国は、既に、半値戻しと、なっています。
NYダウは、6連騰で、25000ドルを、抜いてきました。ビックス指数は、通常の数値に、戻りました。日米の差が開いており、なんとも、言えない所です。
米国の、失業率は、完全雇用の状態で、賃金伸び率は、前年比2.9%上昇しており、成長率は、3% 長期金利は、2.87%となっています。
1月の消費者物価指数は、予想値を、大幅に上回りました。
法人税率を、35%から21%に引き下げ、10年間で、1.5兆ドルのインフラ投資を、ぶち上げ、設備投資の、全額を、経費と認める、即時償却までもの、大盤振る舞いです。
中国・韓国には、セーフガードを打ち出し、NAFTAの、大幅見直しを迫り、今度は、鉄鋼に24%もの、関税を検討する。迄、出てきました。
財政赤字を、ものともせず、力による平和を訴え、77兆円もの国防費を、発表しました。
アニマルスプリットという、言葉さえ、出てきています。
これは、どうなのでしょうか。
市場は、ドルを売っています。年初から、不可解な円高の継続です。
それらに、不安を持っているのか、ザラ場では、105円台に突入しました。1年3ヶ月ぶりの、円高です。
米国には、セーブする人は、いないのでしょうか。
麻生財務相は、特別に介入する、円高ではない。と発言しましたが、小手先ではない事は、承知しているはずです。
国際会議の場で、他の先進国と共に、物申して、もらいたいものです。
今後の動向に注目です。
中国はじめアジア各国は、春節が始まり、1週間のお休みです。
平昌五輪は、大きなトラブルもなく、歓喜の白熱した展開です。その後のパラリンピックの3月18日迄は、何事も、起こらないと思います。
国内からは、GDP速報値の、発表がありました。8期連続プラス成長との事です。バブル期以来で、プラス成長が、2年以上続いているとの報道です。
実感は、ありませんが、指標的には、そうなっています。
今春に、大幅な賃上げが決まり、景況感が、出てくる事に、期待です。
もし、3%の賃上げが、決まれば。年収400万円の方で、1ヶ月1万円、年収800万円の方で、1ヶ月2万円なのでしょう。
日銀より、副総裁の人事の、発表がありました。若田部氏と雨宮氏との事です。両名は、共にリフレ派であり、引き続き、現在の金融政策の継続となります。
日銀は、2017年は、一切何も、金融政策の変更を、行いませんでした。市場やメディアが、勝手に、出口戦略があると訴えて、右往左往、しただけでした。
目標は1%でも、達成すれば、デフレ脱却宣言すれば、いいと思うのですが、あえて、達成できない目標を置いて、緩和を継続していくのではと、 うがってしまいます。新たなメンバーの、発言に注目です。
決算が、ほぼ終了しました。第3四半期は、市場予想を、大幅に上回った企業が、多数ありました。
現在、円高傾向ですが、1ヶ月、2ヶ月続いても、大勢に影響は、ないでしょう。今期は、問題はないと思います。
内需系は、この天候の影響が、多少出るかもしれません。
注意するのならば、来期です。ドル円が、100円でも割ってくれば、話は、変わってくるでしょう。想定為替レートを、どの位に、設定するのかも含めて、注目です。
2018年2月23日
21892・25309・63.58・106.79
前週比172・90・1.94・0.59
日経平均は、微増でした。月曜日は、500円以上も上昇し、NYダウと同じく、半値戻しの22500所迄の、思惑もありましたが、押し戻されて、まだ、3分の1戻りの水準です。
売買高も低く、よく分からない相場と、言われています。
各経済指標なのか、要人発言なのか、金利なのか、為替なのか、米国株なのか、アナリストの解説も、困惑気味です。
米国発生の、vixショックで始まった、調整局面ですが、それは、既に、元の位置に、収まっています。
景気が良いので、長期金利(2.89)が上がるのは、理屈的に、まっとうな事なのですが、マーケットは、取引高をみても、様子見の動きです。
空売り比率が、40%を継続して超えており、大手所は、下を狙っています。何か、リスクが飛び出せば、一機にとの、ポジションなのでしょう。
3月の、メジャーSQ迄は、続くとの解説者もいます。
先物は、当然、期日が来れば、決済しなければなりません。現在、この先物が、厄介な存在です。何の材料もなく、30分で、平気に、日経平均を200円クラス動かします。
一般の人には、何の関係もない事ですが、マーケットは、不安定な状況である事を、お伝えしておきます。
トランプは、経済報告で、為替に言及しました。貿易障壁を、訴えます。
日本の市場が、閉鎖的であるとの内容です。自動車関係に、焦点を当てています。自動車の関税など、何も理屈的には、障壁は無いのを、知っていて、発信しています。
率直には、軽自動車の事を、言いたいのでしょう。
この様な、スペックの車両は、日本独自の形態です。車格や排気量の規格もそうですが、税金への注文なのでしょう。
軽自動車税が、著しく安価であり、他の乗用車との差別化が、顕著である。という事です。いずれ、日米で水面下の、交渉があり、じわりじわりと、軽自動車税を、上げてくるのでしょう。
ちなみに、世界では、400㏄のオートバイは、売れません。これは、日本だけの免許制度の排気量です。
なんでもしてくる、米国ですから注意です。
現在、いきなり世界は、ev車に、シフト変更しています。これも戦略の一環でしょう。排ガス規制で、苦しんだ欧米各社は、ハイブリットで先行している日本には、打ち勝つことが、できません。
電気を作るコストは、抜きにして、(電気を発生させるには、二酸化炭素の排出が増大します)新たなルールを構築しています。
グローバルに、生き残る為には、それに準じて、いかなければ、なりません。ビジネスは、どちらが良い、という事ではなくて、ルールを決めた方が、ビジネスに勝てるのです。
ev車の充電コンセントも、規格争いが始まっています。
古くは、VHSかベーターから、ガラケーからスマホへ。日本のメーカーは、臨機応変に動き、その技術力で、世界のシェアーを取っています。
トランプは、TPPにも、言及しました。米国にとって、良い内容ならば、加入する。と言うのです。アドバルーンなのでしょうが。
2国間交渉は、軍事力を盾に、大国の力で、小国等は、屈服させられます。共同で、対処することによって、今までの積み重ねが、守られるのです。今後の展開に注目です。
国内では、働き方改革法案が、紛糾しています。
齟齬のデータによる、問題が発覚しました。厚労省は、年金問題でも、信用の薄い、省庁です。詰められれば、露呈する内容の数値ですので、情けない所です。完全な失策です。
裁量労働制の部分は、この法案の一部なのですが、国会は、空転です。
働き方改革の全般に、影響を及ぼし、この構造改革は、遅れます。
世界に、この失態、規制改革の遅れを、露呈しています。
ここで、同一労働・同一賃金の所に言及します。
耳障りの良い言葉なので、賛同する方が、多数おられると思います。
経営者が、20年勤続でも、半年でも、同一労働ですね。という解釈も取れるのです。又は、労働者側も、やる気があろうとも、なかろうとも、同じ仕事なので、という様になれば、本末転倒です。
そういう概念も、ありえますので、注意が必要です。
量販店や外食産業では、来月より、ビールの仕入れが、1割上がります。小売価格に載せるかどうかは、現時点では不明です。注目です。
来週は、FRB新議長パウエルの議会証言があります。マーケットが、どう感じるのか、ムニューシン氏のドル安が好ましい。のセンテンスがありました。それに対して、マーケットの動きにも注目です。
急上昇している。
2018年3月2日
21181・24538・61.47・105.75
前週比▼711・▼771・▼2.11▼1.04
日経平均は、春の嵐が、吹き荒れました。
260・236・▼321・▼343・▼542の1週間でした。前半と後半では、大きな違いです。日中の値幅も大きく、継続して、不安定な動きです。200日移動平均線の上まで、下落しました。
きっかけは、パウエルの議会証言という事ですが、これは違うでしょう。 マクロ経済に、大きな影響を及ぼす事は、発言していません。
投機筋が、仕掛けたのは、間違いありません。
資金量350兆円と言われる、ヘッジファンドが、売買高2兆円所の、日本市場に、揺さぶりを、かけてきたのです。
前週に、記しましたが、空売り比率が、継続して40%以上となっています。現在値は、過去最高値の48%となっています。
株式の売買額の半分が、株式を借りてきて、売り建てを、行っているという異常な状況です。株式を一気に下げて、一部は、買い戻しをして、利益を出しているのか。それとも更に、下押しを狙っているのか、踏み上げになれば、散々ですから、駆け引きの所なのでしょう。
パウエルの公演は、ごく真っ当な、継続した、マクロ経済における、現在の環境を、述べられた内容でした。
質疑応答で、タカ派とも取られる、センテンスは、あった様です。
FRB議長の役割は、十二分にレクチャーも受けているでしょうし、認識もして臨んだのでしょうが、ちょっとした言質でも、拡大解釈に取られますので、煽られるわけです。注意です。
年4回の利上げか。と市場を揺るがしました。
2回目の、上院の証言では、どちらとも取れない、ミスター普通の、内容でした。今後も、幾度なく発言するのでしょうから、細心の注意を望みます。
それよりも、トランプの暴挙発言の方が、市場を驚愕にさせたのでしょう。
マーケットは、現在センチメント系で、すこぶる過敏になっています。
2月に、既に、商務省から、出されていたのですが、鉄鋼・アルミ等に関税を課す内容を、来週にも、署名するとの発言です。
安全保障上の観点から。と言うですが、この解釈を言うのならば、全ての貿易に、当てはめる事が、できるわけです。
そんな事は、確信的に、分かっていての決断です。
そもそも、この関税付与が、事実上、同盟国にも、課せられるわけです。
安全保障上の、懸念の払拭と、言われましても、意味的に解釈が、できません。
積み上げてきた。ルールの破壊とも言える内容です。
WTOは、相当困惑でしょう。
EUやカナダからは、対向の報道が、出ています。
相当偏ったブレーンが、いるのでしょうか。トランプは、損得だけでの決定なのでしょうか。
世界1の経済大国である、アメリカの決断です。
米国でも、鉄やアルミ等の、値段が上がり、アメリカンファーストには、 ならない様にも思うのですが。
今後の動向に、注目です。
米国の経済指標は、製造業・非製造業共に、市場予想を、大きく上回りました。ファンダメンタルズは、順調に、推移しています。
中国からは、国家主席の、任期撤廃の報道がありました。
習という国を、作るという事でしょうか。全人代が、始まります。こちらにも注目です。
中国pmi信頼感指数は、ほぼ満足の値でた。
国内からは、働き方改革法案の問題です。
裁量労働制の部分を、削除する、との内容です。この部分の、議論は、あるでしょうが、削除する内容が、統計上の失策という事ですから、政府としても、反論は、できないのでしょう。
官僚機構の弱体化なのでしょうか。中央省庁の、働き方改革が、必要です。
黒田総裁が、国会で、2019年頃にはと、出口政策と言質を取られました。
あの場での、議論の中での、言葉なのでしょうが、マーケットが、不安定な状況では、いけません。今、言う必要は、全くありません。金曜日14時半あたりの発言で、市場は、大引けにかけて、暴落です。
総裁から、不安を煽る言葉は、残念です。
川重・大成・鹿島・スバルと、個別な悪材料が出てきました。
楽天が、電波の割り当て取得の、申請をしました。第4のキャリアにての、相乗効果に、期待です。
格安料金で、ビジネスが、成り立っている企業が、あるわけですから、大手3社の通信料金設定は、いかがなものでしょうか。
テレビやラジオの、電波料金は、無料です。
来週のマーケットは、大底が、あるかもしれません。相当な注意が必要です。個人的には、反発と見ているのですが、注目です。
窓を開けて、また下落。
2018年3月9日
21469・25335・62.14・106.81
前週比288・797・0.67・1.06
日経平均は、反発しました。どうにか、大底を切り抜けました。
▼139・375・▼165・115・101の1週間でした。
6月限日経平均先物・オプションの最終決済に関わる、日経平均の特別清算指数メジャーSQにかけて、21000円以下を狙う大手ファンドに、個人投資家の買いが、対抗しました。
21575円が、清算値となりました。大手所は、ここでの攻防では、大負けになります。
外部要因が、様々と飛び交う、混沌とした1週間でした。
板門店で、11年ぶりの南北首脳会談が、開かれるとの報道の後、急転直下で、初めての米朝首脳会談が、5月に行われるという、予想もつかない、展開となりました。
解説は、様々ですが、大転換です。世界が注目しました。
マーケット的には、当然ポジティブに、反応しました。
軍事銘柄の、石川製作所、豊和工業等々は、ストップ安の大暴落となりました。
これは、トランプでなければ、ありえない内容でしょう。今後の行方に、大注目です。
米国経済の司令塔である、コーン氏が、突然の辞任を、表明しました。
鉄鋼・アルミ輸入関税適用での、確執が、原因との事です。政府内での、意見の対立が、原因との事です。
★トランプは、輸入制限に、署名しました。鉄鋼株は、暴落です。世界レベルでの、懸念が、広がります。
カナダやメキシコを除外し、豪州もの報道が、出ています。結局は、中国だけになるのかは、分かりませんが、各国政府の動きと、WTOを巻き込んでの、混迷に発展するでしょう。
来週に行われる、ペンシルバニアの下院補選をにらんでの、政治ショーという解説もありますが、積み重ねてきたルールの撤廃です。
★TPP11の署名が行われました。保護主義に対抗する、枠組みです。
米国は、これを、にらんでの関税付与とも、言はれていますので、今後の、通商外交の行方に注目です。
★全人代では、最高指導者の、任期撤廃の憲法改正案が、提案されました。
軍事費8.1%増の、18兆円が、明らかになりました。中台統一が、優先順位なのでしょうから、米国を絡めての、パワー軍事オプションに、警戒です。
米国雇用統計から、1月度に急伸した、賃金の上昇が、抑えられました。これから始まった、金利急上昇による、市場の混迷は、静まるのでしょう。
朗報です。
米国の、各経済指標は、絶好調の内容でした。ナスダック指数は、先んじて、過去最高値を更新しました。
国内からは、貿易摩擦の影響や、安全保障の大転換が、伝えられている中、森友文書問題での攻防です。政府・国会・財務省と、これに、振り回されている状況です。どうなのでしょうか。国益の、優先順位を考えてもらいたいものです。
世界は、混迷を深めています。司法に、任せておけば、と思いますが。
新副総裁の若田部・雨宮両氏の国会発言がありました。金融政策決定会合後に行われた、黒田総裁の発言では、5年間の検証を受けて、現在の金融政策の継続を訴えられました。先週金曜日に、国会での、民進党議員との議論の中で、2019年には、出口戦略を考えるという言質を、払拭しました。
金融庁は、仮想通貨交換業者に行政指導を行いました。
2017年に、100倍以上(100万円が1億円)も暴騰した銘柄もある、非常に投機性のある取り扱いを、世界を巻き込んで、議論しなければ、ならないでしょう。
受動喫煙防止法は、森友紛糾で、見送られるとの事です。
コカ・コーラが、缶酎ハイ市場に、参入するニュースがありました。
今後のマクロ経済に、影響を及ぼす、1週間でした。来週は、これを受けての各動向に、注目です。市場的には、大反発を予想しています。
2018年3月16日
21676・24946・62.40・106.01
前週比207・▼389・0.26・▼0.8
日経平均は、微増でした。内外の政治リスクにより、様子見となり、年初来の、薄商いが、続きました。日ごと悩ましい案件が、出てきました。証券会社は、頭を抱えているでしょう。これらが、いつまで続くのかは、分かりません。マクロ経済には、悪材料です。
★トランプは、ツイッターで、ティラーソン国務長官を、突然更迭しました。安保法制の司令塔、マクマスター国家安全担当補佐官も解任です。先週のコミー経済会議委員長に続き、youre.fired.です。スタッフも、大幅に変更するのでしょうから、政府内は、混乱しているでしょう。議会も含めて、ガバナンスは、安定していないと見るべきです。
市場は、それを受けて、動きます。年初よりのドル売りは、証左です。
1週間で、やつぎばに、中国・インド・ロシアに保護貿易を打ち出し、貿易戦争勃発か。とも言われています。
思い付きの、アドバルーン感は、ありますが、ブロードコム買収禁止の大統領令を出し、政府当局の台湾渡航にも、署名しました。米朝首脳会議も近づいています。
来週のG20は、真意を確かめる良い機会です。中国やロシアが、どの様な対応をとってくるのかにも、注目です。麻生財務相は、国会で行けないそうです。国益的には、マイナスです。
ペンシルバニアの下院補選選挙は、民主党が勝利しました。鉄鋼・アルミニウムの関税打ち出しも、票には、結びつかなかった様です。(米国最大の鉄鋼会社スチールがあります)共和党の牙城だったわけですから、深刻です。
11月の下院選挙までには、とにかく、日々注目です。
米国のcpiから、経済指標は、順調な、内容でした。大衆は、パウエル議長の初めてのFOMCが開催されます。今回の利上げは、織り込み済みですが、会見の内容と、今後のドットチャートに注目です。
米国トイザラスが、全店閉店のニュースが、ありました。店舗販売モデルの変革が、求められるのでしょう。雇用に影響を及ぼします。
★国内からは、森友一色です。昼夜を問わず、連日の報道です。政府・国会・政治家・中央官僚等々は、この問題に、集中して動いているのでしょう。その他の事は、後回しは、否めません。これは、後々の国益に影響してくる事は、間違いありません。
国政や地方は、基より、企業や、あらゆる組織で、不正な事件に、振り回されますと、その様な事のない所と、確実に、差異が出てきます。要注意です。
春闘の、集中回答が、行われています。トヨタ始め3%の賃上げの企業も出てきています。ベアーの前年度上げは、確実な様です。
全ての経済指標は、賃金に、影響を受けると言っても、過言ではありません。中小が続けば、朗報です。
民法の改正が、出されました。飲酒・喫煙・ギャンブルは、20歳からの様です。パチンコが、別なのは、以前から疑問ですが。
民泊事業の届け出が、始まりました。課題は、山積みの様です。法律と、実態の差異なのでしょう。民宿は、昔からあります。何か良い知恵は、ないでしょうか。
大飯3号機が、再稼働しました。4号機は、5月からとの事です。青森の東通原発の共同建設のニュースが、報じられました。新原発というのは、どうなのでしょうか。今後の動向に注目です。
コインチェックが、460億円を補填実施するとの報道です。名門一流企業でも、この様なキャッシュを、持ち合わせていない所が、多数です。この事例を見ても、異常な世界だと思うのですが。今回のG20でも、仮想通貨の議論が議題に乗っている様です。注目です。
来週は、通常ならば、年度末に向けての、様々な動きがある時期ですが、ニュース的には、森友なのでしょう。市場では、トランプ動向を、横目で見ながらの展開です。配当権利付き売買日が、27日です。
外国人売りも、終わっているでしょうから、不測の事態が起きない限り、上昇基調になると予想します。
2018年3月23日
20617・23533・65.81・104.74
前週比▼1059・▼1413・3.31・▼1.27
日経平均は、5か月前までの水準に、暴落しました。
警戒はしていましたが、本当にしてしまうのか。
★★★301条と232条の発動です。
3.23ショックと後々に、語られるかも、しれません。
週初めには、フェイスブックから、5000万人もの、個人情報を使い、米国大統領選に、影響を与えたのでは、と報道があり、faangが下落しました。
G20からは、保守主義と闘う対話や、行動の必要性を、お互いに、認識するとの、議会声明が、なされました。
但し、ムニューシン財務長官から、公平な競争条件を、確保することは、保護主義には、あたらない。との発言で、一抹の不安を抱きながらも、
パウエルの声明と、ドットチャートを受けて、不測の事態は、起こらないのではと、安心感を、呼んだ後にの発令です。
米国政府は、これを発動することで、どのような事態になるかは、シュミレーションは、していたと思いますが、これは、正しいと決断したのでしょう。
議会を絡まない、大統領令ですので、トランプのサインで、決定します。
中国外務省から、お返ししなければ、失礼に当たる。私たちは、最後まで付き合う。と発表がなされ。
ロシアも、報復措置に乗り出す、用意がある。と表明が、ありました。
WTOからは、貿易摩擦を警告し、自制と緊急の対話を求めました。
EU首脳会議が行われ、米国の保護主義への対抗措置が、討議されました。
日本政府は、安全保障上の観点からと、鉄・アルミに、関税をかけられた訳ですから、驚愕です。世耕通産相からの、適用除外発信を、くつがえした内容でした。
TPP11を主導しているからでしょうか。厳しい、個別条約を迫るのでしょうか。まったくの、不明です。
更に、米国は、中国スマホの、ファーウエイの販売を、自粛するように。との報道が出ています。
お互いに、不買運動が、勃発するかもしれません。
トランプは、自分の生き方で、大統領までにも、なったわけですから、俺流を、通すのでしょうか。
積み上げてきた、妥協のルールを、撤廃し、反対するものは、切り捨てて、世界の市場が、瞬時に反応しても、それは、一時的なものと、つぶやくのでしょうか。現時点では、全く分かりません。
このような、先が見えない状況では、リスク資産は、当然売られます。どこが、下値などとは、言えないでしょう。安全な所に、回避する資産は、債権を買い、円を買い、ゴールドを買います。
円高になり、輸出産業は、大打撃です。
米国も、中国製品や鉄鋼・アルミ製品は、関税分で、商品価格は、上がるのでしょう。消費に影響します。
雇用・賃金に影響が、出てくるかもしれません。
今後の動向に、大注目です。
国内では、この様な、状況下で、森友です。
佐川氏の証人喚問は、刑事訴追が、ありますので。との答弁が、予想されます。新たな事実は、出てこないでしょう。
いつもの事ですが、国会には、専門の捜査員は、おりません。家宅捜査もできず、証拠固めも、できない訳です。そもそも、真実を知りうるには、限界があると思います。取調室で、プロの取調官が、何日も追及しても、困難な事は、多いのでしょうから。但し、政治的な意味合いで、社会的に訴えるのには、注目度は、高いです。メディアも露出度が最大になり、大騒ぎとなるのです。
国民生活に、影響を及ぼす法案だけは、年度末までに、通してほしいものです。
G20からは、仮想通貨が、テロリストの資金源になっている事や、マネーロンダリング等に、悪用される懸念で、協調して対応に取り組むことや、
fomcからは、年内利上げが、僅差で3回か4回か等の、注目する話題は、ありましたが、このトランプ激震を受けて、年度末を迎えます。
日経平均は、20000円切りもありますし、ドル円100円切りも考えられます。
覚悟の注意です。
ドットチャート。13人の政策委員が、自分の思う所に、点をつけます。平均値を発表します。委員毎で、大きく違う所があります。
日経平均は、ドル円とリンクしています。
問答無用のトランプ氏
誠に申し訳ありませんが、この後5月5日迄、レポートがありません。申し訳ございません。
2018年3月30日
21454・24103・64.89・106.28
前週比837・510・▼0.92・1.54
2018年4月6日
21567・23932・61.92・106.94
前週比113・▼171・▼2.97・0.66
2018年4月13日
21778・24360・67.33・107.41
前週比211・428・5.41・0.47
デフレ⇒財政拡張、金融緩和、金利下げ、円安誘導。インフレ⇒財政抑制、金融縮小、金利上げ、円高誘導。
2018年4月20日
22162・24462・68.28・107.66
前週比384・102・0.95・0.25
★報復合戦
2018年4月27日
22467・24311・68.02・109.05
前週比305・▼151・▼0.26・1.39
前場に下落すると、後場に日銀が、700億円買ってくる。目安⇒年間6兆円、月間5000億円
2018年5月4日
22472・24262・69.84・109.15
前週比5・▼49・1.82・0.10
2018年5月11日
22758・24831・70.52・109.40
前週比286・569・0.68・0.25
日経平均は、やっと22500円を抜いてきました。急落した、2月5日22650円の、窓を埋めました。次は、2月5日22650の高値、22957円を抜けるかでしょう。
海外需給要因から、これには、時間は、かからないと、予想します。
但し、原油高が、ファンダメンタルズに、どう影響するかは、懸念の材料です。実生活にも、徐々に影響が、出てくるでしょう。
マーケット的には、中東からの豊富な資金が、流入してくることが、予想されます。この部分は、市場特有の要因です。
決算プレイも、最終局面に入っています。各業種又は、同業種内でも、明暗が分かれた、内容でした。
トヨタの好決算に、注目が集まりました。
全体的には、想定為替レートを、105円に置いている等、いつもの保守的な内容が、多かったです。
7月上旬にも、ドル円が、110円所であれば、まずクイックコンセンサスから、上方修正が、出てくるでしょう。期待大です。
北朝鮮問題は、6月12日に、大きな進展が予想されます。
イラン問題は、他の5カ国との関係があり、アドバルーン的な、制裁でしょう。
トランプは、11月の下院選挙が、最重要課題です。様々なパフォーマンスを、今後も、出してくるでしょう。国民受けの良い、なりふりかまわない、大盤振る舞いが、予想されます。
既に、薬価の引き下げを、強引に進めています。
又、今までの、秩序を無視した、海外政策は、十分に予想されます。注意です。
但し、マーケット的には、力ずくでも、最高値を、更新してくる様な、政策を打ってくる、可能性が、考えられます。
FRBの金融政策にも、露骨な介入が、あるかもしれません。
米中貿易摩擦は、安全保障上の覇権争いですから、奥が深いです。いずれは、台湾を絡めた、大きな問題に、発展するでしょう。これも、下院選挙までは、大きな事態は、起こさないと予想します。
米国は、2国間で、自分の都合が良いように、条約を結びたいのでしょう。今回タイが、TPP11に、興味を持ってきました。理不尽な、条約を結ばされるより、5年以上もの交渉・妥協・落とし所を、積み上げてきたtppに、関心を持つ国は、増えると思います。
アップルは、個別要因ではありますが、既に、過去最高値を、更新しています。
ちなみに、アップルの時価総額は、100兆円あります。日本全体で、670兆円です。
国内からは、野党の19連休後も、モリカケが、継続しています。内容云々より、政局ですから、終わらない訳です。
働き方改革法案は、骨抜きの玉虫物と感じます。
既に、民間では、ケースケースで実施していますし、統計上の失策もあり、何が、どう変わったのかは、不明です。
最大注目は、米朝首脳会談です。歴史的な瞬間です。両者とも、会談をするのですから、何かしらの答えは、出るのでしょう。
半島情勢が、安定するのであれば、喜ばしい事です。その後に、日朝首脳会談まであれば、大きな展開になります。
原油が上昇。
リーマンの前後に注目。
景気が良いと金利は上ります。景気を抑制するために、利上げを実行しています。
2018年5月18日
22930・24715・71.38・110.77
前週比172・▼116・0.86・1.37
2018年5月25日
22450・24753・67.48・109.38
前週比▼480・38・▼3.9・▼1.39
彼らが株価を動かしている。へたくそをするとリーマンブラザーズに。
北海油田で生産される英国産の原油。欧州の原油市場の指標。WTI原油とは、NY市場で取引されている。取引量・参加者は、圧倒的に多数。原油価格は、WTI値で見ます。
超安全資産。金利はない。
2018年6月1日
22171・24635・65.72・109.53
前週比▼279・▼118・▼1.76・0.15
2018年6月8日
22694・25316・109.55・65.57
523・681・▼0.02・▼0.15
日経平均は、レンジ相場の中で、上下しています。
米国の、理屈に合わない貿易摩擦に、世界中が、翻弄されています。
NYダウとナスダックは、過去最高値を、更新しています。
先行指標のマーケットは、手堅い経済指標の、裏付けはありますが、トランプ劇場の行く先を、見据えているのでしょうか。
米国内では、今後も選挙対策での、強引な、政策変更のブラフが出ています。アドバルーンを上げての、歓喜を呼ぶ政策です。強いアメリカを、再びです。
安倍首相は、トランプに、物言える数少ない為政者でしょう。メディアは、いつもの批判的ですが。あのトランプと、会談ができている、という事は、事実な訳です。真意はともかく、顔は、立ててくれています。
米朝会談は、内容的には、既に、決定されていると読むべきです。サプライズなパフォーマンスに、世界は注目です。拉致問題は、玉虫色でも、言及は、あると思います。
各中央銀行の金融政策に、注目が、集まっています。
Fomcからは、年内の利上げの回数に、注目が、集まるでしょう。個人的には、3年後のドットチャートを、見る限り、利上げと縮小は、淡々と実行していく訳ですから、年内の回数に、こだわらなくても、いいのでは、と思いますが。
日銀は、現在の政策維持でしょう。金利をイールドカーブコントロールで、いずれ変更してくるでしょうが、それも0.1%~0.5%程度の、市場が、反応しない程度の変更でしょう。
現在、国債の借り換えで、利払いが、大きく減少中です。個人の、住宅ローンの借り換えと、同じ理屈です。今の金融政策は、これが、大きな要因ではないかと、思っていますが。
ECBは、米国の無茶と、南欧の混沌を見て、悩ましい所で、あると思います。緩和打ち切りは、想定内でしょうが、時期的な所は、まだまだ、不明では、ないでしょうか。
各中央銀行の動向に、注目です。
国内的には、株主総会が、始まっています。今月末まで、続きます。その後に、支払わる配当金は、例年と同じく、再投資が、行われるのでしょう。
平時には、ドル円に、連動する日経平均は、110円所で、23000円が、目安でしょう。
日米の、金融政策の違いから、円安傾向は、間違いありません。
日経平均は、需給の兼ね合いで、上下はするでしょうが、このままの為替水準であれば、想定レートの106円所から、為替差益が、出てくるわけで、7月初旬の、1Q決算の好業績を確認後、年初来高値を、抜いてくると、予想します。
2018年6月15日
22851・25090・64.32・110.66
前週比157・▼226・▼2.25・1.11
2018年6月12日
米朝会談が、無事に終了しました。マーケットは、限定的でした。寄りは、23000円と高く始まりましたが、前場で、戻しました。後場は、変化なしでした。
2018年6月22日
22516・2480・69.25・109.97
前週比▼335・▼510・4.93・▼0.69
3末決算企業の、配当金合計は、5兆5000億円です。
2018年6月29日
22304・24271・74.31・110.77
前週比▼212・▼309・5.06・0.8
2018年7月6日
21788・24456・73.91・110.47
前週比▼516・185・▼0.4・▼0.3
日経平均は、4日続落の後、1日、戻しました。あっさりと、22000円を割り込みました。ドル円は、110円を継続して、キープしております。
7月6日発動の、貿易摩擦系にての、相場になっています。上海、香港、韓国などは、軒並み安です。日本株でも、中国関連株は、散々な状態です。
★トランプは、2018年3月23日に、米通商法301条で、鉄鋼25%・アルミ10%の関税を、上乗せしました。これは、安全保障上の脅威と、米国政府が、認定した、各国に付与されました。
個別条約を、結んでいない、全ての国が、対象です。
この運用は、理屈に合わない政策である事は、世界が認識しています。日本を含めて、同盟国にも、付与されたのです。
今後、この解釈ですと、全ての製品、商品にも、301条の適用が、出来る訳です。
各国は、WTOに提訴していますが、それの限界を知っている、トランプは、聞く耳を、持ちません。
環境・人権と、国連が手掛けている、内容も、同様の方向です。
G7・G20や、その他の国際会議でも、強弁を、押し通しています。
★★★今回は、中国に、232条を発動しました。
知的財産権の、侵害に当たるという、内容です。
これも、拡大解釈で、どこまでも、広げられるのでしょう。
500億ドルの商品に、関税25%を、付与するという内容です。
消費税を、いきなり25%に引き上げられたら、どの様な事態になるでしょうか。
まず、340億ドルに、付与しました。中国は、報復措置で、大豆等輸入品に、関税をかけました。大豆は、大暴落しています。
中国の対米輸入は、1300億ドルと、対米輸出の25%です。
このチキンレースは、中国が、負けることは、周知の事実です。
今後、どうなるのでしょうか。誰も分かりません。
何故、トランプは、今まで積み上げてきた、世界のルールを、崩すのでしょうか。中国への露骨な、覇権争いなのは、間違いありません。
11月の下院選挙も、当然、考慮しているのでしょう。
これらの政策を進めることは、確信的に、米国の利益になると、判断していると思います。
関税で、財政も助かりますし、法人税・所得税の補填を、国外に求めるのです。
これが、彼の、アメリカンファーストです。
これは、まったく節操のない、政策と感じます。
トランプは、米国の消費者は、必要な物は、必ずいるのだから、多少高くとも、米国製品を買うだろう。
各国は、いずれ、貿易戦争に負けて、米国に、工場を建て、新しい雇用を生むのだろうと、読んでいるのでしょう。
様々なリスクを勘案しても、この戦略が、了と判断しているのでしょう。
勝手な、行いをしていますと、必ずしっぺ返しが、あると思います。
マクロ経済は、GDP世界1位のアメリカに、翻弄されていきます。
日本政府は、どう、立ち振舞うのでしょうか。こちらにも注目です。
この状況下ですが、米国の経済指標は、順調に推移しています。為替さえ、安定ならば、日本企業のファンダメンタルズは順調な、はずです。
マーケット的には、下落した分、サマーラリーが、近づいてくると、期待します。
大豆暴落
ゴムも軟調
レンジ相場
2018年7月13日
22597・25019・70.56・112.38
前週比809・563・▼3.35・1.91
日経平均は、大きく値を戻しました。米中貿易摩擦が、終息に向かったわけでは、ありません。
★★★トランプは、新たに、2000億ドルに、10%の関税を付与する事を、表明しました。米国は、更なる、強硬姿勢です。
中国は、関税系では、既に、枠がなく、対抗できませんので、元安や投資に関する規制等、別の内容で、対抗です。
覇権系ですので、お互いに、引けない所は、あるでしょう。
他国を巻き込んでの、展開が、予想されます。
トランプは、EU歴訪で、いつもの、米国の理屈のみで、言及し、安全保障と経済を絡めての、交渉戦略です。
各国は、当然予想は、しているでしょうから、団結しての、対応なのでしょう。
イメージ的には、世界で、孤立化な、感じはします。米国は、それを織り込んでの発信です。まだまだ長く続きます。突然のツイッター砲が、ありますので、その都度、その都度の対応です。
日本は、うまく立ち回っている、感じはしますが。
前週の株価上昇は、売られ過ぎの、買戻しもありますが、ドル円が、円安に振れた事も、原因でしょう。
現在、新興国通貨が、軒並み安くなっており、ドルに、集中している状況です。この傾向は、続くのでしょう。
経済基盤が、軟弱な国々は、米国発信の、ルール無視の動きで、大混乱に、なっているのです。
米国10年債利回りは、2.8台と安定しています。短期金利との差異が、縮小している点は、要注意です。
日本株は、買戻しの範疇ですから、新たなマネーが、入ってきたわけでは、ありません。先物主導の上昇です。平時であれば、112円所であれば、24000円は、抜いてくるでしょう。perは、14倍所と、アベノミクスの平均値です。貿易摩擦が、影響している事は、間違いありません。先が見えにくい所が、ネックなわけです。
テクニカル的には、NT倍率を見ましても、日経平均系に、資金が集中しており、全体の、トピックスとは、大きな開きがあります。各種移動平均線との比較をしても分かります。
ジャスダック、マザーズの新興市場は、散々なる状況です。
今後、日米ともに、企業決算が、随時出てきますので、これを確認してから、動くのでしょう。予想では、かなり上振れると、出ています。
但し、内需は、良くないです。生活実態が、良いと思っている人は、少ないでしょう。
各企業の賞与も、数値的には、良かったのですが、内需関連企業が多い、2月末決算企業の決算は、市場コンセンサスに、届かない企業が、続きました。
災害も重なり、マインドは、冷え込んでいます。該当地域では、実需が、下落しています。
燃料計全般や青果、飲食等の、値上がりも影響しています。
猛暑の追い打ちも、ありますし。
マーケット的には、不測の事態がない限り、早々にも23000円は、上抜けしてくると予想します。
日経平均は、25日線の上の位置。トピックスは、下の位置
2018年7月20日
22697・25058・68.14・111.47
前週比100・39・▼2.42・▼0.91
日経平均は、微増でした。筋目の23000円になると、売られる展開です。3度目の正直になるのか、よくある事は、3度あるに、なるのかは、分かりませんが、レンジ内の、空中戦が、凄まじい状況です。
クレディー・ゴールドマン・モルガン・JP等のマクロ金融を、牛耳っている大手ファンドが、先物主導の、売り買いです。
短期的な話では、上下、明暗、黒白、善悪と、どちらにも、語られています。上昇すれば、ポジティブに、下落すれば、ネガティブに、語られる。という具合です。
普通、各国要人や中央銀行系、各企業や団体の中枢系の方々は、なるべく市場を混乱させない様に、語ります。それでも、一言の言質が、拡大解釈されることは、あります。
トランプは、異質と言っていいと思います。彼の生き方なのでしょうが、不動産出身者は、特に金利を低くというのは、習性かもしれません。銀行は逆でしょう。それは、分かっているのですが、今回のCNBのインタビューでは、顕著な言動でした。
人の事など、気にしない性格なのでしょう。影響なども知りません。豹変することも、かまいません。為政者や政治家には、向かないと思いますが。
世界は、最低2年は、付き合わなければなりません。引き続き注目せざるおえません。
元安になっています。関税を、引き上げられても、その割合分を、下げれば良いという事、でしょうか。
中国は、市場原理ではなく、中央銀行が、毎朝10時に、本日の基準値、元ドル値を、決定します。こちらにも注目です。
まさか、2015年夏の様な、チャイナショックの様な事は、起こさないと思いますが。同じ様な事を、繰り返しているのであれば、まだまだ、成熟社会には、程遠いのでしょう。
国内では、事実上国会が、閉会しました。1月22日からの、長丁場でした。60本の法律が、成立した様です。成立率は、92%でした。報道されている法案以外は、殆ど、存じ上げませんが、その道のプロが、決めた事ですので、託すしかありません。
国会では、野党から、毎度も不信任と問責や解任だと、結果が変わらない事は、分かっていても、儀式を行い、与党も、それを見込んで、日程を調整して。
更に、重箱系のチェックと、言葉尻と言うのか、そんな事で、審議ストップになるのか迄、いらないパフォーマンスで、時間を取って、どうにか廃案に、導こうと、野党の、変な、使命感なのかもしれません。
与党も、玉虫色で、荒がず、明確な事は、なるべく言わない様に、法律を通すために、混乱を、起こさない様にと、民間では、まったく考えられない、スロー感です。
国会議員の皆さんも、分かっているはずです。これが、日本のコンセンサス社会なのでしょうか。グローバル的には、どうなのでしょうか。メディアも、そこの所のチェックは、ありません。今後も続くのでしょう。
国会改革が、一番遅れている。のかもしれません。
米国の優秀な決算は、既に最終系ですが、日本は、来週から本格的に、始まります。業績が、良好なのは、事前報道で分かっています。
各経営者が、今後を、どう見ているのかの、発言に注目です。
2018年7月27日
22712・25451・69.04・111.03
前週比15・▼393・0.9・▼0.44
日経平均は、変わらずでした。しかし、中身は、大きく変わりました。銀行、保険、損保、証券が急上昇し、値がさ株が、急落しました。
日銀の、観測報道によるものです。
★突如、7月31日の金融政策決定会合で、金融政策の変更が、あるというのです。
23日月曜日の朝刊を含めて、複数のメディア媒体から、発信がありました。
市場関係者には、思いもよらない、展開となりました。
これは、どういう事なのでしょうか。先週末から、水面下で、情報が出ていたという事です。誰が、リークしたのでしょうか。
政策の決定は、9名の、政策委員の多数決で決定します。変更があるとは、誰もが、分からないはずです。これには、何らかの意図が、感じられます。市場を、混乱させない配慮でしょうか。
9月の総裁選前では、いけないという事で、急遽今回なのでしょうか、31日昼未明に、決定します。注目です。
黒田総裁の記者会見でも、そこの所を、どう発言するのかにも、注目です。
マーケットは、思惑で、極端な動きをしました。何もなければ、どうなるのか、とも思います。
アナリストは、決定内容を、事前に、シュミレーションし、マーケットが、どの様に動くのかを、様々に論じられています。
指値オペを、10年債国債で、0.1%で、2回もしている所を、見みますと、金利目標は、変更しませんよ。と言っている様な、気がしますが、
ETFのトピックス型への変更は、ありえますが。
日銀の、保有株をどうするのか。出口戦略の議論が、大きな視点には、なるのでしょうが、そこには踏み込まないと、予想します。
そもそも何が、正しい政策なのかは、難しい所です。歴史が、後々の結果を見て、語るのでしょう。
現在の目標値は、お題目と言っては、失礼ですが、現状では、ありえない値ですし。
80兆円の緩和策も、そこまで、買えきれてないのも、関係者は、皆知っています。
但し、日本経済は基より、暮らしに、大きく影響する内容ですので、一般的には、関心が薄く、地上波も、大きくは、取り扱いは、しませんが、大注目です。
トランプは、精力的にツイッターで、発信です。このツールは、簡単に、 口撃できますので、一番有効に使っているのは、彼かもしれません。
ツイッター社が、20%も大暴落したのは、皮肉でしょうか。
こんな短いセンテンスで、ホルムズ海峡が、閉鎖されれば、とんでもない事です。
日本は、即座に、イランからの供給をストップする等、うい奴を、演じている事は、お伝えしておきます。
フェイスブック社も、19%と大暴落しました。時価総額で、言えば、とんでもない額です。
上がり過ぎていたので、とは、暴論かもしれませんが、的を得ているかも、しれません。
来週は、決算の、集中週であると共に、Fomcと雇用統計があります。
注目です。
日銀は、日本株を20兆円も保有している中央銀行です
2018年8月3日
22525・25462・68.68・111.28
前週比▼187・11・▼0.36・0.25
日経平均は、微減でした。4週間ボックスレンジの範囲内です。23000円近くになると、上値が重い展開です。毎週毎週、次から次えと、何かしらの、口撃を受けて、その都度、押し返されます。
★★★今度は、2000億ドルは、10%から25%の関税と出てきました。
数値の根拠も、不明ですが、数字遊びの様な感じです。
マーケットは、困惑し、短期的には、下振れし、米国要人から、修正発言があり、また戻ると、いう感じです。
各国政府も、各企業決算においても、アナリスト達も、資産は試みますが、はたして、この貿易戦争が、どうなるのか。現地点では、まったく不明な訳です。先行き不透明に、ならざるおえない、という所です。
当事者も、どうなるのか、分かっていないのかも、しれません。
早く夏休みを取って、黙ってもらいたいものです。
中国は、どう思っているのでしょうか。長期戦略でしょうから、いずれ、いなくなるトランプの事など、という感じなのでしょうか。
11月下院選挙が、刻々と迫っています。まだまだ、パフォーマンスは、続くのでしょう。注目です。
米国経済は、絶好調です。GDP4%等、新興国並みです。これは、異常値と言っても、過言では、ありません。
今回の、Fomcも雇用統計も、無事通過しました。マーケット的には、米国の、一人勝ちです。調子に乗っていると、とも思います。リーマンの前や、バブルの前の警戒は必要です。それが、いつ来るのかは、分かりませんが。
★日銀は、金融政策を、1年半ぶりに、微調整しました。
世界の市場関係者が、注目しました。事前観測は、謎のままですが。
結果は、事なきを得ました。このリークは、高度の戦略だったのでしょう。思惑を、事前にさせて、それ以内の、決定でした。政府と日銀の綿密な計画と推察します。
市場への、混乱を招かないというのが、ベターな、わけです。米国には、学習してもらいたいものです。
地上波では、いつもの批判系のコメントが、多かったですが。
内容は、今の政策を、継続する事と、当座の金利の部分は、地銀と、郵貯の救済なのでしょう。メガバンクも、了の所です。不動産は、困惑気味です。金利を、動かすわけですから、全ての業種を喜ばすのは、無理です。
但し、長期金利を0.1%プラス マイナスの変更ですので、慎重な変更であることは、マクロは、分かっています。債券市場は、活性化しました。
0.2%で、指値オペなのかが、注目されています。
ETFの配分変更は、理屈的に、納得できるところです。日経平均に、偏り過ぎていた、以前の運用は、関係者の間でも、懸念があった部分ですので。
年度ごとの目標値も、妥当な所です。金利をいじった部分で、為替に、影響を及ぼさなかった点は、満足と言える、結果です。
デフレ脱却は、道遠い所です。4点の課題が、出ています。これは、今に始まったわけでは、ありません。
物価が目標値迄上がらなくても、雇用が安定し、賃金が、緩やかに上がれば、上等とも言えます。
そもそも、年金系の方々は、物価上昇は、望んでいないのでは、ないでしょうか。
ここは、議論の所です。
今回の政策変更は、9月20日の総裁選を、にらんでの変更と、深読みしておきます。(地方⇒地銀・郵便局)
各社決算内容からは、予想通りの、手堅い内容が、出てきました。ファンダメンタルズは、順調です。来週より後半戦です。注目です。
アップルの、時価総額1兆ドル突破というのは、とにかく桁外れの大きさです。
来週は、日米閣僚級協議が、開催されます。
皆下落、日本は。
新興国の下落率大。
2018年8月10日
22298・25313・67.75・110.81
前週比▼227・▼149・▼0.93・▼0.47
日経平均は、10日、後場急落しました。トルコリラ急落の影響です。米国からの、関税報道によるものです。それも、いつものツイッターからです。
経済基盤が、弱い国や、米国から、敵対されている国は、通貨の下落が、顕著に出ています。為替は、様々な、要因で上下するものですが、米国発信の貿易摩擦で、散々な、状況です。
トランプから、ドル高は、容認できない。と発信していますが、自分が、起こしている訳ですから。頓珍漢な、コメントな訳です。
アルゼンチンペソ・ブラジルレアル・南アフリカランド・ロシアルーブル・中国元等々、きりがありません。先進国のポンド、ユーロ迄続いています。
通貨の価値が、短期間に、極端な下落をすれば、当然、株式・国債・金利・農産物価格・鉱物資価格・貿易等々の市場全体が、瞬時に、動きます。
それから、消費・雇用・賃金迄、経済全体に影響を及ぼし、いずれは、統治機能までも、影響を及すかもしれません。
世界は、時間をかけてルールを作ります。TPPは、構想から合意まで、10年を要したのです。それらに問題が、出た場合は、議論を尽くして、変更をしていく訳です。
普通に暮らしている、市井の人々に、混乱や、支障を与えない様にするのが、為政者の、役目と思いますが。
イランに対しても、必要な攻撃を行い、中東情勢は、混沌としています。
ホルムズ海峡が、閉鎖となれば、エネルギーの70%を依存している日本等、大混乱になるでしょう。
あの石油ショックが、思い出されます。トイレットペーパーの買いだめで、長蛇の列でした。テレビは、12時で終了です。
米国の、英知ある人達に、期待するしか、ありません。
日米通商協議は、9月に、再開と継続です。憂慮されていた、自動車関税の話は、出てきませんでした。当然現場では、駆け引き、されているのでしょう。幸いにも、報道ベースには、出ていません。Euとの兼ね合いの所もあるでしょうから、予断は、ゆるさない所です。
日本はTPP、米国はFTAという立場ですから、日本としてみれば、更に多国間を、増やす努力をしているのでしょう。英国が、入ってくるなど、サプライズが、あるかもと想像しています。
国内からは、4月~6月GDPが、1.9と速報値が、出ました。こちらも、白物系が牽引する等、驚きの値でした。
7月~9月も、猛暑で、エアコン等の消費が、伸びるのか。それとも暑さで、外出が減ったので、どうでしょうか。災害もあり不明ですが。
但し、災害は、経済的には、復興需要が、ある事は、押さえなければ、なりません。リフォームから、自動車・家具・家電・生活必需品全般に、影響を及ぼします。政府から、復興補助金が、求められます。
企業の一時金は、最高の値でした。これが、消費に向くのかにも注目です。
1Q決算が、45日ルールで、ほぼ終了しました。全体では、15%近い増益でした。予想通り、順調に推移しています。この混沌な中、日本企業は、力強く、継続しているのです。
マーケット的には、休みに入ります。夏枯れ相場傾向は、否めません。需給が少ない所に、仕掛けてくる輩には、警戒です。
何事もない、お盆休みを過ごしたいものです。
2018年8月17日
22270・25669・65.92・110.51
前週比▼28・356・▼1.83・▼0.3
日経平均は、変わらずでした。但し、薄商いの中、材料が飛び出すと、大きく変動しました。日中足も、意味不明な動きの、一週間でした。
▼440・498・▼151・▼12・78の1週間でした。 月・火の動き。
上記の事など、何ら気にする事は、ありません。マネーゲームの範疇ですので。
日経平均の予想EPSは、現在1711です。これに、アベノミクス平均per14倍を掛けてみてください。24000円です。
トランプは、牧師返還の事で、関税を上げる等、理屈的に、不明な事を言えば、国民は、ドルをリラに両替せよ。中央銀行は、利上げをするな。等、両国首脳の、何とも言えない、中傷リップ戦略には、困ったものです。
報道を抑えているエルドアンは、国民に、偏った情報を、流しているのかもしれません。
トルコのブラント店には、抜け目がないというのか、節操もないというのか、中国人の爆買いが、起こっている様です。
シリアでは、NATOとロシアが対峙しているわけですが。今回の事で、トルコはロシアよりに、舵を切る等、奇々怪々の不明な事です。
トランプによる、世界を股にかけての、トラブルメーカーは、続きます。
うんざりなのですが、米国市民には、過半数を超えるかもの、人気があるのは、事実です。
内寄りの政策で、経済指標は、堅調に推移しています。NYダウ・ナスダックも、過去最高値圏なのです。貯蓄の内訳が、50%近くにしている、米国民の受けは、良いのかもしれません。
ここでのチェック点は、米国では、今回の法人減税で、100兆円もの自社株買いを、徐々に行っているとの事です。日本は、5兆円です。株価が、下がらない訳です。
11月6日迄には、突然の、更なる、内向きな政策が、予想されます。注目です。
但し、ネガティブ系のスキャンダラス報道を狙っている、相手側が、いる事も、忘れては、なりません。とにかく騒がしい限りです。
上海総合は、2年7ヵ月ぶりの安値圏となりました。2015年チャイナショックに、近づいています。こちらにも、注目です。
世界経済の不安定要因で、銅価格の、急落にも注意点です。
国内では、総裁選でしょうか。市場的には、影響は、少ないでしょう。来週は、パウエルの公演に、注目と言う、アナリストもいますが、トランプが、何事も起こさないことが、1番良いのです。
2018年8月24日
22601・25790・68.52・111.27
前週比331・121・2.6・0.76
日経平均は、4日続伸しました。但し、東証1部の売買高は、6日連続で、2兆円を、割り込みました。連続記録としては、1年ぶりの、低水準です。この時期は、取引高が、少ないのですが、不透明感が、高い状況で、様子見ムードが続くのは、致し方ないのかもしれません。
これは、世界的な傾向です。なりわいとして、関わっている、証券会社は、頭を、抱えているでしょう。
マインドの低下は、企業の投資に影響を及ぼします。何が起こるか、分からない状況で、経営方は、今は、手控えようとするのは、当然かもしれません。停滞は、経済に影響を及ぼします。マインド系は、日銀が、1番の要因に、上げている点です。
トランプは、ロイターのインタビュウーで、いつもの、怪気炎を上げました。テレビショーとしては、視聴率も取れるのでしょうが、影響が、大きいだけに、困ったものです。
もみ消し疑惑や、ロシア疑惑も再燃し、自分に、不利な内容は、フェイクニュースだ。と声高に叫んでいます。
この意図的な、情報操作の問題は、知らぬ間に、浸透しますので、重大な関心毎です。
ロシアのRT社は、有名ですが、ネット社会では、世界に、それも瞬時に、拡散します。新たな、武力かもしれません。注意が、必要です。
菅官房長官からの、通信費4割削減発言で、通信大手4社の株価は、下落しました。何故、具体的に、4割なのかは、不明です。金額的には、韓国並みと、いう事でしょうか。
そもそも、この電波代金というものが、難解です。テレビやラジオの電波代は、幾らなのでしょうか。スマホと、どう違うのでしょうか。
通信費は、フランスでは、3000円代との事で、日本の、7500円の違いを、知りたい所です。
日本で、もっとも割高なものは、米なのですが、ここは、タブーなのか、報道は、ありません。
米国は、中国に、予定通り、輸入160億ドルに、関税25%を、付与しました。中国は、同額に対抗です。マーケット的には、既に、織り込んでいましたので、動じませんでした。
2000億円が控えていますので、注目です。
時の政府が、安定的に、収入を得られるものが、関税です。
話は、それますが、古くは、勘合貿易で、室町幕府は成り立ち、日米通商修好条約の撤廃に、どれだけ労力したのかも分かります。
マーケット的には、日経平均の上昇は、ファストリ ユニクロ1銘柄で150円と影響が、大きかったです。薄商いの中での、仕掛けとも言われています。
何故、指数を上げたかったのは、不明ですが、事情が、あったのでしょう。
売り方は、驚愕です。どちらにしましても、レンジ内の、動きが続くのでしょうが。
来週は、各移動平均線を抜いてきたチャートを見ても、不測の事態が無ければ、23000円に、再チャレンジと見ています。
マザーズ指数の、1000ポイント復活かは、朗報です。
2018年8月31日
22865・25964・69.88・111.09
前週比264・174・1.36・▼0.18
日経平均は、8日続伸の後、昨日は▼4円でした。8月度月間では、312円のプラスでした。連日の貿易摩擦報道を考えれば、よく耐えた月間では、なかったでしょうか。新興国の、株価を見れば、歴然とした状況です。経済基盤の強弱で、大きな、差異となっています。
アルゼンチンは、金利60%等、理屈不明の状況です。100万で60万の金利が付くのです。アルゼンチンペソは、1日で20%下落と異常な恐慌です。もしドル円に、置き換えれば、110円所が、130円に、なるという凄まじい限りです。
原苦は、米国です。米国政府は、この状況を、どう見ているのでしょうか。ハイパーインフレが起こり、生活困窮で、暴動がおこる寸前の所です。アメリカンファーストのやりすぎです。
有名無実の国連ですが、この人災を、終息しなければ、ならないでしょう。
トランプは、フェイスブック・グーグル・アマゾンに対して、独禁法違反の状態にある。私は、コメントしないが。と意味不明な発言をしました。
自分に、批判的な、内容に対しての、発言です。
但し、これは、ネット社会の問題点でもあります。自社で取材せず、記事も書かず、内容をチョイスして、配信するわけですが、どれを選択するのかは、人が、しているわけです。その人の選択によって、優先順位がつくのです。
ユーザーは、ながら見で、意識的、無意識的に、理解、認識し、すりこまれていく訳です。
たとえば、ヤフー配信のニュースは、共同通信を、多く使っていますが、疑問を持つ人は、少ないでしょう。これに、大きく影響されるのは、間違いありません。
新聞報道も、当然傾向はあります。1つのニュースで、社説が、両極端に、振れる場合があります。但し、読者は、自分が、居心地が良いものを、対価を払って、読んでいるわけです。
地上波や、ネットは違いますので難解です。偏向な情報には、当然議論が、出るはずなのですが。 スルーな動きです。ユーザー側も、認識しなければ、ならないでしょう。
米国は、メキシコと2国間で、合意しました。カナダとは、決裂しました。カナダとは来月初旬に、再交渉との事です。
流れを見ますと、何かシナリオ通りに、邁進している様な、感じがします。9月12日で、予備選が終了しました。共和党は、トランプよりの候補者に、民主党は、反トランプよりの候補者に、報道各社の予想に反して、決まっている様です。
トランプ陣営は、11月6日を睨んで、9月12日以降は、浮動票を得るために、融和な路線に、変更するのでは、と感じます。という事は、米国政府は、各種のいざこざを、一旦終息するのでは、と思います。
選挙日程で、各種政策を変えていくのは、節操がないとも言えますが、プロフェッショナルは、感傷論など、受け付けないでしょう。勝たないといけない訳です。
再来週には、アップルが、新型アイホンを販売します。3種類との事で、画面が、大きくなる様です。電力消費が、増えるわけですから、電池・コンデンサーに関しては、新技術なのでしょう。
日本勢では、村田製作所、太陽誘電、TDKが、有望です。スマホの各部品のシェアーは、日本の企業が、有力です。技術力は、日本の生命線ですので、今後も注目です。
日経平均は、ザラ場では火曜日、木曜日には、23000円をタッチしましたが、利益確定もあり、押し戻されています。筋目の23000円は、5/12・6/12・7/18・8/27と4回目となります。9月相場は、前半もたつき、後半には、上昇と見ていますが。
中国への2000億円関税が、近づいています。これは、覇権主義ですので、譲れないでしょう。仕掛けが、あるかもしれません。油断は、出来ない状況です。
概算要求が、締め切られました。総裁選もありますが、マーケットは、国内事情は、情けない事ですが、関知していません。ご祝儀系は、若干あるかもしれません。継続して、海外事情が優先されます。
よろしく上がっている。アメリカ株。
2018年9月7日
22307・25916・68.86・111.03
▼558・▼48・▼2.02・▼0.06
日経平均は、6日続落しました。それ以前は、8連騰していましたので、様変わりの展開です。解説的には、米国半導体の要因もありましたが、概ね、天災の影響で、いいでしょう。
これは、誰もが予想できない事です。特に今回は、拠点の関空と、立て続けに、北海道ですから。今後の課題が、大きく露呈しました。特に、異常気象の時代に入ってきていますので、政府、民間問わず対処が必要です。
今回は予備費と補正予算で、早急に動く様ですが、そもそも、根本的な、見直しが必要です。電柱の地中化等は、その1つでしょう。政策の優先順位を上げて、取り組む必要があります。
ブラックアウトという事も、体験しました。北海道全域になる等、思いもよらない事です。様々な、解説がされています。まったくの門外漢ですが、北海道も、他の地域と同じく、高度成長時代から、年月を過ごしてきているわけで、何故あの様に、偏った電力開発をしているのかは、分かりませんが、今までに、泊原発だけだった、というのも不明ですし、広大な土地での、太陽光・風力発電等も、できそうなのですが。地域性の、何か特殊な事情が、あるのでしょうか。
九州と比較してもいいでしょう。JRにしても、大きな差異が出ています。寒冷地だからでしょうか。何か答えは、あるのでしょう。たぶん、そうなのでは、と思う所はありますが、ここでは、やめておきましょう。ライフライン系は、絶対です。地域差がない運用が、求められます。
トランプは、対中国に、新たに2670億ドルを言及しました。これで、5170億ドル全てという事です。但し、8月度、対米貿易収支が、大きく伸びた事は、どう捉えればよいのでしょうか。駆け込み需要なのでしょうか。実際には、米国は、中国依存の、生活をしている事なのでしょう。引き続き注目です。
これは、対岸の火事では、ないでしょう。日本にも、市場開放がなければ、良好な関係は、なくなるだろう。と発言しました。得意のディールなのでしょうが。
米国は、雇用統計から、他の経済指標も絶好調の内容でした。これをバックに強弁は、続きます。
経済弱者の新興国は、通貨下落が、続いています。基軸通貨のドルの、横暴です。困った事です。経済難民が、助長されます。結局は、ブーメランな感じが、するのですが。
来週は、マーケット的には、メジャーSQがあり、一段安も警戒です。レンジ内でしょうが、これを乗り切れば、再度のトライに、向かうと期待しています。
2018年9月14日
23094・26154・68398・112.07
前週比787・238・1.12・1.04
日経平均は、筋目の23000円を、一気に抜いてきました。5回目のトライ、7ヶ月半ぶりの、高値です。金曜日は、高値引けの陽線です。vixは12.07で、空売り比率も34営業日ぶりに、40%を切りました。ドル円は、112円所です。これは、多くのアナリストが、思いもよらない展開でした。
天災の情報が、広がる中、貿易摩擦の懸念と、新興国の通貨安が、改善された、訳ではありません。売り方は、驚愕の1週間だったでしょう。
マーケット的には、メジャーSQを迎えて、短期的な、指数の押し上げを狙った、海外投資家等から、日経平均先物に買いが入り、現物も、それに続いたという所が、一般的な、解説になるでしょう。利益確定を、こなしながらの、筋目を超えたという事です。
アベノミクスの平均perは14~16であり、日本企業のeps(実力)から、24000円以上が、理屈的な数値で、あるという事は、変わりません。
トルコ中銀が、市場予想を超えた、大幅利下げを実行しました。これによって、今後の経済に、どの様な影響を、及ぼすのかは、不明ですが、通貨安不安は、一服しました。
ここでの要点は、中央銀行が、独立した金融政策を打ち出したという所です。エルドアンの思いには、屈しなかったという事です。これを世界の関係者は当然見ています。トランプは、どう感じたでしょうか。
トランプは、2000億ドルを10%に変更する。との報道が、出ました。いつもの、節操のない政策と感じます。10%と25%というのは、何なんでしょうか。これは、シナリオに、沿った流れでしょうか。
各業界から、ヒアリングを行い、それを受けての変更であると、言及するのでしょうが、したたかな、戦略です。日本的には、なじまない、動きだと思います。
市場は、これを受けて、どう動くのかに、注目です。25%での織り込みは、進んでいたでしょうから、個人的には、暴騰迄も、あるかもしれないと、予想しておきます。マーケットという所は、生き馬の目を抜く所なのです。
米国では、減税第2弾も報じられています。下院選挙に向けての、リップサービスが過熱しています。
中間選挙は、与党が苦戦する事は、過去の経験よりも明らかです。結果が、どうなるのか、それを受けて、どう変化するのか。直近ですので、日々注目です。
国内からは、20日の総裁選ですが、セレモニー感は、否めない所です。マクロ的には、注目度は、低いでしょう。昨年の衆院選は、16連騰しました。
総務省より、各年齢毎の、推計人口の発表が、ありました。65才以上が28%、70歳以上が、20%との事です。世界1の長寿国という事です。2位が伊太利23%。この環境で、国民が暮らしており、グローバルとも対峙しているわけです。国民の資質部分が、大きいと感じていますが、大きな舵取りも、間違って、いなかったのでしょう。
但し、高齢化は、未曽有の領域に入ってきますので、自然環境系の変化も考えながらの、暮らしが求められます。英知を結集して、乗り越えていくのでしょう。
来週は、中間配当取りの、最終週です。高配当銘柄には、短期的な、買いが、入ってきます。銀行・郵政・商社・通信・JT等に注目です。
2018年9月21日
23869・26743・70.71・112.6
前週比775・589・1.73・0.53
日経平均は、6日続伸です。出遅れていた、日本株は、前週、世界のマーケットで、1番伸長しました。年足でも陽線となりました。売り方は、総負けとも言えます。買戻しが、更に膨らみました。
価格帯別売買動向を見ますと、23000円以上は、vixショックから、8ヶ月間、なかったわけですから、真空地帯と言っても、過言ではありません。(信用取引ルールは6ヶ月)大きな板もなく、やれやれ売りもないのです。
出来高も3兆円所と急伸しました。1月27日の24129円が、年初来高値ですが、それを目指しての展開です。
topicも、筋目の1800ポイントを抜いてきました。アナリストは、後講釈で伸長を語りますが、大外れコメントの映像が、残っていますので、罰が悪い所でしょう。
貿易摩擦で、経済鈍化の円高、株安のシナリオを想定していた、各メディアも、予想外の展開です。
李克強首相から、人民元を、切り下げする必要はない等々、様々な要因が語られています。
端的に言えば、経済の先行指標である株価は、そうは、見ていないという事です。
日米貿易協議と日米首脳会談が行われます。日本的には、TPP迄の内容であれば、当然譲歩するでしょう。それ以上であれば、引き延ばすのでしょう。他の10ヶ国は、固唾を飲んでいるかもしれません。
米国は、そもそも、中国以外の国には、覇権系は、関係ないわけです。落としどころで、締結するのではないでしょうか。
下院選挙が、近付いていますので、玉虫の所で、顔を立ててほしい。という感じかもしれません。逆に、今は、良いタイミングなのかもしれません。
NYダウも過去最高値を更新しました。トランプのドヤ顔が、浮かびます。リーマンから10年です。FRBが、独立して金融政策を、執り行っていますので、間違いは、ないと思いますが。利上げ凍結等と出てくれば、注意です。来週のFomcでは、2019年のドットチャートが出てきます。注目です。
トランプは、オペックに対して、原油が高いのツイッターです。自身の、イランへの対処で、原油高を引き起こしているのに、なんと解釈すれば、いいのでしょうか。そう、言い切る人なのです。
安倍総裁が、3選しました。これで、10年です。中1の生徒が、大学を経て、社会人になるという事です。今の、子供達は、大人になっても、記憶的には、安倍晋三なのかもしれません。継続は、力なりという言葉もありますが、森友、家計で懲りたでしょうから、脇を占めて、有終の美を、飾ってもらいたいものです。
マーケット的には、国策に売り無しです。国土強靭化とセキュリティー系を、お伝えしておきます。
来週は、上期最終週です。日経平均は、26日水曜日には、配当権利落日で、160円程下落します。
月末に、ドレッシング買いがあるのか、期中に、売却しなければ、ならないファンドが、あるのか、ないのか。
中間期での業績や時価総額が、決定します。注目です。
長期金利高い。注意。
2018年9月28日
24120・26458・73.56・113.7
前週比251・▼285・2.85・1.2
日経平均は、ザラ場で、年初来高値を、抜いてきました。引き続き強い相場です。中間期に、やっと株価が、戻ってきました。
perは13.88となり、アベノミクスの平均下限の位置です。9月度は、1245円もの上昇でした。買わざるリスクが、発生したのかもしれません。
世界のマーケット動かしている大手ファンドや、それに追随する機関投資家は、GTP4%もの上昇から、8月雇用統計の、賃金上昇が、2.9%を受けて、米国に、集中してきたリスクマネーを、米国10年債利回りが、安定して3%を超えてきた所で、リスクを負わず、米国債に、シフトしたい所なのですが、ポートフォリオ上、どこかの株式を、買わざる追えなくなり、それが、出遅れていた、日本株だったのです。
Fomcの追加利上げが、市場予想通りとなり、日米金利差が、さらに広がると予想される事と、イタリアの財政をめぐる、不透明感もあり、ユーロ安から、ドル高となり、こちらも円安方向に、傾くであろうという事。堅調な企業業績を出しながら、想定為替レート107円所を鑑み、中間期には、相当の上方修正が予想されるだろうから、今まで売ってきた日本株式を、買い戻すと共に、通貨安に苦しむ新興国や、覇権系の中国でない、政治経済共に安定している日本株を、買い増していくという。シナリオです。
短期的には、米国中間選挙という、特殊要因がありますので、米株も強いでしょうが、中長期的に見ますと、日本株は、堅調に推移するのでは、ないでしょうか。
Fomcは、無事に通過しました。注目していた、ドットチャートは、変わらずでした。トランプの、思惑通りには、ならない独立した、機関であることは、安心材料です。そもそもは、景気が強いので、利上げをするわけです。
2021年度云々を論じている方も、おられますが、3年以上先の事は、どうなのでしょうか。
チェック点としましては、今後、企業貸し付けから、住宅・自動車ローン迄も、徐々に上昇してくるわけで、どこの時点が、分岐点になるのかには、注意が必要です。
日米通商会談からは、懸念されていた、自動車の関税と総量規制の部分は、一旦封印となり、事なきを得ました。
EUのそれと、変わるわけがないと、踏んでいましたが、米国と共に5年以上交渉をし、決定をした、TPP以上の要求等あるものかと感じていますが。
米国は中国に、経済系での対立で、賑わしていますが、安全保障上の力関係が、そもそもですので、軍事的に、有効な国々とは、そこそこの所での、妥協と感じています。
注意しなければならないのは、原油高です。特に日本は、影響大です。オペックは増産を、拒否しました。
米国の勝手には、させないと、いう所でしょうか。増産をして、値段を下げて、何の得であるのかは、理屈的に、よく分かります。
イランからは、必要な干渉は、即刻やめるべきだ。とニュースが、ありました。こちらの火種がつくと、惨事が伴います。これから、エネルギーを使う季節になりますので注意です。
来週は、日銀短観と、米国の各経済指標と雇用統計があります。
これらの数値は、問題なく通過すると読んでいます。注目です。
中国は、国慶節で、1週間お休みです。
各ノーベル賞の発表も楽しみです。
米国の一人勝ち。
2016年から利上げに。
2018年10月5日
23783・26447・74.29・113.72
前週比▼337・▼11・0.73・0.02
日経平均は、週始め、年初来高値の24270円となりましたが、
その後3日続落となりました。これまで、急上昇してきましたので、日柄調整は、致し方ない所でしょう。
懸念材料と、しましては、ISN非製造業景況感指数が、市場予想より、大幅に改善した事と、9月度雇用統計の、失業率低下により、インフレ圧力が、更に、加速するのではないか。との思惑から、米国10年債利回りが、急上昇した事です。
3.21%迄にもなり、7年4ヵ月ぶりの高水準となりました。スピードオーバーで、景気が、良すぎるという、なんとも皮肉な、状況となっています。
年初のvixショックは、3%で起こりました。今回、市場は、学習したのかは、分かりませんが、ボラティリティーは、落ち着いています。
株式売買高は、日々、3兆円前後と高い水準です。24000円所では、当然利益確定も多くなりますが、そこでの、買いざさえも、出来ている展開です。
業種的には、銀行・保険・証券が上昇しました。これには、日本の10年債利回りも、0.155%と、高水準になった事によります。
日銀は、前回の金融政策決定会合通りに、プラス0.2%迄は、動かないスタンスなのかを、市場が、織り込んでいる、のかもしれません。マーケットは、0.1%程の金利ですが、敏感であるという事です。今後も、長期金利の動向に注目です。
★米国は、カナダと合意しました。北米を、安定させました。この合意内容も、細かい部分を取り上げて、ネガティブに論ずる方もおられますが、こういう方は、いつもの事です。
★日米交渉にも様々を、発信されていますが、TPPでは、オーストラリアとも締結しています。牛肉、乳製品等、それを、くつがえす内容を、日米で決定する訳がないのです。全体が根本から、おかしくなるわけですから。
米中貿易摩擦で、一考してみましょう。
米国は、5200億ドルを輸入しています。それは、必要であるから、輸入している訳です。米国で生産する様に、との発信ですが、そもそも、米国の賃金や地代が合わないので、中国からなのです。
一部は、米国に行くのかもしれませんが、各企業の経営者は、米国物は、別な所に、移管させる事を考えるでしょう。既に、大手製造業は、動いています。結果、中国からは、減少するでしょうが、中国以外の輸入が、増えるだけかもしれません。
米国は、それでも、良いのでしょう。対中国との覇権争いなのですから。
これは、様々な所に、波及しています。日本は、漁夫の利が、あるかもしれません。調子に乗ってはいけませんが。
トヨタとソフトバンクが提携しました。突然の発表です。業種の垣根が、ない時代に、入ったのかもしれません。日産やホンダはどうするのか等、とも思います。
これは、他企業間でも加速するかもしれません。新たなビジネスモデルの構築です。
来週は、上海の休場明けに、まず注目する事と、米国の急上昇した金利が、新興国通貨にどのような、影響が出てくるのかが、注意です。また外部要因に、振らされる1週間かもしれません。
小売業の決算が、始まります 注目です。
2018年10月12日
22694・25339・112.19・71.51
前週比▼1089・▼1108・▼2.78▼1.53
日経平均は、1000円以上も下落しました。11日の下げ幅は、今年3番目の値です。いきなり世界同時株安となりました。
但し、何が起きたのか。という事ではなく、懸念材料は、今までに、挙げられていた、内容です。
米国長期金利は、前週に、既に急伸していましたが、8日、9日のマーケットは、特段の、変化はありませんでした。休み明けの上海は、下落していましたが。
10日夜の、米国市場の寄り付きは、普段通りの値でした。そこから、じりじりと下げに転じ、終値は、830ドルの大幅下落となったのです。翌朝から、アジアから、ヨーロッパ迄、連鎖したのです。
日経CNBC張間記者の解説によりますと、米国大手ファンド2社が、FAANG株を大量に、売却したのが、発端の様です。他のヘッジファンドや機関投資家が追随すると共に、アルコニズム取引が、機械的に売りを出したのが、暴落の結果との事です。
半導体関連やハイテク株を主体に、全銘柄に及びました。
FAANGの大量売却は謎です。利益確定とポジション変更で、あろうとの解説でした。
一旦壊れてしまった相場は、追証が済み、撤退者が、様子見から、転じてくる迄は、不安定な展開が続くのでしょう。半値戻しは、直ぐにあるのかもしれませんし、2番底も考えられるし、という所です。
センチメントは、理屈がない難解な部分です。不安を織り込みながら、上昇してきたのですが、一機に、戻してしまいました。
日経平均は、以前のレンジ内の値です。200移動平均線あたりです。1年の平均値という事です。中国株は、最安値圏です。
トランプは、気がくるっている。馬鹿げている。どうにかしている。とFRB批判です。いつもの、パフォーマンスでしょうが。彼らの失策が、この様な事態を生んだのだ。と異議を訴えました。自分の事は、言いません。
FRBは、景気が良すぎるので、金利を上げている訳です。国民は、住宅ローンや自動車ローン迄も上がります。賃金が、上昇している事は、関係ないのが、世の常なのでしょう。
政府と中央銀行の対立等、普通に考えて、ネガティブ材料です。トランプも何故金利を上げている事ぐらいは、知っていると思います。狼少年的に、発言しているのです。
但し、中国に対して、ココム規制の復活が、あるのかもは、煙の出どころは不明ですが、出ています。
IMFが、2019年度の、世界の景気の、下方修正を発表しました。米中摩擦で、0.2ポイント下げた値でした。
2019年を羅列しますと、世界全体3.7・米国2.5・中国6.2・日本0.9・先進国2.1・新興国4.7.となっています。
新興国のGTPは、0.4ポイントの下落との事です。
ここでのチェック点は、結局の所、世界経済は上昇する。という事です。
途上国・新興国は、日本が歩んできた様に、高度成長を経て、成熟社会を目指すのでしょう。インフラから始まって、豊かになる為に、進むという事です。その人口が、どれだけ居るのか。50億人とも言われています。
先行している日本は、それらを、どれだけ取り込めるかに、かかっています。
但し、地球温暖化や環境に配慮した動きは、当然求められます。省エネ、日本の活躍の場です。期待です。
分母が、巨大化しているにも係わらず、中国の成長率の認識は必要です。
小売業の決算が、始まりました。概ね良好です。
注目の安川電機の決算は、減益でした。この銘柄は、市場関係者には、ある意味、最重要銘柄です。
決算では、コスト高が要点です。人件費・燃料費・資源・材料費の上昇です。注意です。
来週は、一旦壊れたマーケットが、どちらの方向に向かうのか。注目です。個人的には、もう下押しが、あるのではと感じています。
2018年10月19日
22532・25444・69.37・112.55
前週比▼162・105▼2.14・0.36
2018年10月26日
21184・24688・67.12・111.90
前週比▼1348・▼756・▼2.25▼0.65
日経平均は、暴落しました。4週連続の下落であり、その金額は、3000円を超え、世界で最も下落しています。
82・▼604・80・▼822・▼184の1週間でした。
25日移動平均線からは、▼5.71%となっています。空売り比率は、50%を超え、トピックスは、年初来安値を更新し、1年1ヶ月ぶりの安値水準です。
時価総額は、80兆円減の600兆円割れとなりました。明らかに、売られ過ぎです。世界同時株安となっていますが、何故この様な事に、なってしまったのでしょうか。
内容的には、海外勢が、リーマンショックよりも大きい、3兆円もの先物を売ったからですが、その原因は、分かりません。
報道ベースで、語られている要因なのでしょうが、全て海外要因であり、日本の政治・経済の原因ではありません。米中・サウジ・イタリア・ドイツ・イギリス等々。
売る必要があったから、売った。としか言いようが、ありません。
但し、これらの多くは、先物取引です。売買高を見ても、現物が、呼応しているとは言えません。必ず反転します。それは、暴騰となるでしょう。レンジであった22500円迄は、戻るでしょう。
それが、いつなのかは、不明ですが、やはり、米国中間選挙が、鍵ではないかと推察します。
トランプは、自分の蒔いた種で、この様な事態となり、忸怩たる状況でしょう。経済指標は、絶好調なのに、株価が、この状態なのですから。
選挙を政治的に考える方は、別としまして、自身の生活や、ふところ具合で判断する一般市民も、多いわけです。最終戦になってきました。目が離せない状況です。
全くの私見ですが、今回の世界同時株安は、米国下院選挙に向けての、仕掛けではないかと、推察します。短期的な利益を度返しての、売りという事です。
反トランプを掲げている、米国自身からなのか、中国かヨーロッパなのか、中東なのかは、分かりませんが。選挙直前という所が、うさん臭い感じは、しています。
日本は、とばっちりで散々な状況です。日本株の取引は、6~7割が外国人ですので、動かしやすいのも要因です。
米国長期金利3.20の、上昇から始まったと言われる、世界同時株安ですが、上がり過ぎていた、米国ハイテク株からの、利益確定を起点として、キャタピラーの決算を受けて、米中貿易摩擦が、実需に影響している事が判明し、それでも売られ過ぎですが。
世界的に半導体の伸びが、落ち着いている事も鑑み、原油価格に影響する、サウジの問題も、絡めての現状ですが、vix指数は27台ですので、2月に起こったvixショックは、40台でした。
中間選挙ショックとでも、言うのでしょうか。
日中首脳会談が、7年ぶりに行われました。競争から協調へ、との事です。通貨交換には、懸念もありますが、握手をしているんですから、良いのじゃないでしょうか。お互い、したたかに、進むのでしょう。安倍外交に期待です。
日本電産から始まった中間決算は、東京製鉄・日立・信越化学・キャノン・リコ・シマノ等々と決算内容は、良好でした。
但し、期末の上方修正には、至っていません。期末には、良好な実績は、出るのでしょうが、今、それを出せないタイミングなのでしょう。マーケット的には、残念な状況です。来週より決算は、続きます 注目です。
マーケット的には、完全に傷んでいます。失望が失望を生み、心理的には最悪の状況です。更に、投げが出ると、マクロ的に、おかしくなりますので、注意です。
テクニカル的には、これ以上は、ないと読んでいます。注目です。
日銀は、連日の700億円ETF買いで、応援を実行しています。
無残。
売られ過ぎ。
2月との比較。
先物は、必ず、買い戻さなければ、ならない。
2018年11月2日
22243・25270・62.86・113.2
前週比1059・582・▼4.26・1.3
日経平均は、急伸、暴騰しました。1300円下がり1000円上昇したわけです。但し、日中の変動幅も大きく、不安定な状況です。売買高も、3兆円を超えており、仕手系が上下で利鞘を、稼いでいます。
多くのアナリストが、27年ぶりの高値からの暴落や、この急伸を、様々に論じていますが、当然ですが、事前に予想をできた人は、皆無です。理屈に合わない現象が、起こったと言っても、過言ではありません。
売ったから、売った。買ったから、買った。としか言えない様な、感じはします。まさに、不確実性な、需給という事です。
個別決算が、続いています。個別では、驚愕する程の、上げ下げが、見られます。一喜一憂の毎日です。非常に神経質と、言わざるをえません。
米国下院選挙の動向である事は、間違いありません。大まかにいえば、トランプの政策に、制限がつくのか、そのまま、継続するのか、なのでしょう。
どの様な結果になっても、それをマーケットが、どう感じ、動くかです。
7日水曜日、午前未明から、徐々に結果が出てきます。日本市場から、始まるわけです。大注目です。
ファーストアクションがあり、トランプの、強弁は続くでしょうから、何日かは、右往左往があるでしょう。
2年前のトランプ当選の当日は、日経平均は、900円も下がり、翌日には、1100円戻したのです。市場関係者は、固唾を飲むと共に、マクロ経済に、大きく影響が出ますので、各国要人から、企業経営者迄、注目です。
トランプは、見え見えの、リップサービスを連日繰り返しています。米中貿易合意に向けた、草案作り云々です。嘘はバレますが、今は、声高に訴えています。
米国雇用統計は、引き続き、強すぎる指標でした。12月の利上げは、確実です。
日銀金融政策決定会合後の黒田総裁の発言は、歯切れは、悪かったです。展望リポートを受けて、良いわけがありません。物価の下振れです。これは、マインド系としか、語るしかないのです。
その通りかもしれません。国民が、望んでいないのです。特に、賃金を得ていない、年長者の方は、そうなのでしょう。高齢者の人口比が、徐々に、大きく、なっているわけですから、構造的な、問題です。
現役の賃金が上がり、物価は、緩やかで良いと思いますが、かなり難解な問題です。役割を担っている方々に、期待するしかありません。
政府は、消費税での、景気減速を打ち消すために、キャッシュレスポイントや商品券だのと報道されています。住宅から、自動車迄、様々な恩恵を出す様です。事務処理と言う、時間の経費が、大変な感じがしますが、また、軽減税率にての、1兆円の穴埋めも、様々を出してくるでしょう。
たばこで、2500億円を充てました。次は、何が出てくるのでしょうか。取りやすい所でしょうか。注目です。
TPP11が先行して、6ヵ国が、2019年から発行する様です。5億人を抱える、巨大な自由貿易圏の誕生です。タイやコロンビアなどの、新規加盟の意向を表明している国も、ある様です。保護主義と対峙する協定です。これを受けて、世界が、どう動いていくのかに注目です。
細かくは、オーストラリアからの牛豚は、即時値下がりします。豚肉は、100グラム30円程でしょうか。2019年4月より更に値下がりします。注目です。
ドコモから、最大4割の値下げ報道が、ありました。利用者に、4000億円を還元するとの内容です。国策ですので、逆らえない所です。
これには、是非の議論は(民間の価格設定を、政府が介入しても、いいのか)、あるでしょうが、国民には、朗報です。当然、他のキャリアも追随するのでしょう。マーケット的には、大手4社は、15%以上の大暴落となりました。
個別決算は3割以上が、発表しました。内容は明暗様々です。3000社以上ありますので、引き続き注目です。
現在ファンダメンタルズは二の次です。11月6日、米国の中間選挙に、最大の関心です。
2018年11月9日
22250・25989・59.87・113.82
前週比7・719・▼2.99・0.62
日経平均は、変わらずでした。
▼344・248・▼61・401・▼236の1週間でした。
今年最大のイベント、米国中間選挙が終了しました。各報道で、様々を、ご存じと思います。
トランプは、直ぐに、勝利宣言を出しました。彼の立場では、本当に、そう思ったのでしょう。テクニカル的な、分析を聞きますと、うなずける所は、確かに、あるのですが、一般メディアや、個人の方は、そう思ってない所です。下院は、負けたのですから。
マーケットは、どう感じたのでしょうか。日中足は、ジェットコースター的な動きは、ありましたが、概ねは、平穏な結果でした。
それまでには、ありえない動きをしていましたので、材料は、完全に、出つくしたと思います。不安定要因が、無くなったという事です。
日本市場は、直近1ヶ月で、海外からの先物で、4兆1000億円も、売られたのです。
日経平均は、3000円も暴落しました。新興市場マザーズ等は、更なる痛手を受けたのです。個人の、投げ売りもありましたが、日銀と年金・各共済組合・事業法人・個人投資家が、買い支えをしました。
他国の市場迄、見れていませんが、そういう展開だったのです。関係者は、皆知っています。
トランプは、私の知る限り、私を陥れる物が、株価操作をしている。けしからん。等とツイッターは、していません。他の事は、ご存じのごとく、直ぐに、発信しているのにです。何故かは、分かりませんが、高度の政治的判断なのでしょう。
中国が、米債を売って、米国金利を上げている事は、普通に分かる事ですし、ヨーロッパからは、特に、すさまじい売り建てがありました。米国自身もそうですが、反トランプ勢と思われても、致し方ない所です。
大災害や武力系の地政学リスクやブレグジット等の政情不安、リーマン級の金融不安は、起こっていません。経済指標の極端な悪化は、ありませんでした。
アルゴリズムにてのスパイラルや、決算ブラックアウトでの、自社株買いが、出来なかったとの解説もありますが、為替は、ほぼ変化がなく、株安だけであった所に、説得系がないのでは、と感じます。
どちらにしましても、終わった事です。今後どうなるかです。
米国10年債利回りは、3.2%をまた超えてきました。以前の論では、また暴落のきっかけに、なるはずです。私感ですが、ならないと思います。最大の案件が、終わったとしか、言えませんが。計算上の、株価水準に、戻っていくと思います。
原油が、10日続落となっています。これも、急激に上がりましたので、基に戻った、だけでは、ともいえるのですが、供給過剰で、世界経済が、減速しているという論もありますが、エネルギー最大輸入国の、日本にとっては、朗報であると、感じて良いと思います。
トランプは、俺が発信したからと、言うかもしれません。
個別決算は、約半分が終わった所で、売上高は、前年同期比4.4%増で、最終利益は、11%増収になっている様です。中間期の過去最高値を更新している。との事です。
但し、通期予想は、据え置きで、慎重な見方が、多い様です。
米中摩擦や、日米貿易も、見据えての事でしょう。
米国は、選挙が終わって、強烈に動くか、平穏に落とし所にするのか、これは、誰も分からない所です。米国への、ブーメランにもなりますので、平穏にと思いたいですが、全く分かりません。注目です。
11日は、独身の日です。中国の消費が、本当はどうなのかが、瞬時に判明します。注目です。
精査するために、各国のGTPと人口を、羅列しておきます。
1アメリカ1948億ドル・3億2500万人 2中国1200・13.8 3日本487・1.23
4ドイツ368・83 5イギリス263・66 6インド260・13.4
7フランス258・67 8ブラジル205・2.10 9イタリア194・60
10カナダ166・37 11ロシア158・1.4 12韓国154・51
13オーストラリア138・25 14スペイン131・47 15メキシコ115・1.29
資源もない、島国の日本は、たいした国なんだなと再認識ができます。
横に軍事費を置くと、更に見えてくる所が、あります。興味のある方は、ご自身で、どうぞ。
200日移動平均近くに。
原油急落。
viは落ちついている。
先物の大量売り。
高い注意。
独身の日
2018年11月16日
21680・25413・53.83・112.82
前週比▼570・▼576・▼3.04・▼1
日経平均は、下落しました。
19・▼459・35・▼42・▼123の1週間でした。
米国中間選挙が、やっと終わり、あく抜きを、期待していたマーケットですが、アップルショック再び。での下落と、残念な結果です。
アイホン10の販売が、落ち込んでいるとの報道が、ありました。それと今後、販売台数を公表しない旨が、不安を助長しました。アップルは、収益の中身を、機種売り上げから、別の部分に、変革しているのが、理由の様です。
世界1位の、110兆円もの時価総額がある、巨大企業ですので、影響は、大きいのです。東証1部全体で、600兆円ですから。
アップルの株価は、高値より、20%も下落した値が現在です。部品供給企業は、数えきれません。大手所で、ソニー・村田製作所・日本電産・京セラ・日東電工・ローム・シャープ・東芝・信越化学・ディスコ・ジャパンディスプレイ・東京エレクトロン・アルプス電気・太陽誘電・住友化学・sumuko等々、アップル関連と、言われている銘柄は、軒並み売られました。
スマートホン本体のシェアーは、5%未満の日本メーカーですが、具材や部品の6割以上は、日本企業と言われています。当然、取引先は、アップルだけでは、ないのですが、短期系の市場では、そうなるのです。
米国半導体大手、エヌビディア・アプライドマテリアルからも、悪材料が出た事も、追い打ちをかけました。
これらは、まさにファンダメンタルズでの影響ですので、ある意味では、健全なのです。選挙前の、訳の分からない観測内容で、右往左往したわけでは、ないのですから。アップルの、今後の動向に注目です。
中国独身の日には、3兆5000億円も、売りあげたとの事です。楽天の1年分にあたる、というのですから驚きです。消費意欲は、旺盛である事は、間違いありません。日本企業も、したたかに、参戦しています。政治とビジネスは、違うのです。
ソフトバンクが12月9日に、通信子会社を、上場させる発表が、ありました。調達価格は、2兆6000億円もの、ドコモを抜く超大型上場です。様々な思惑が、工作しています。国策で、値下げと言われている、通信事業は、どうなのかと思いますが。
ドコモは、値下げ発表時に、今の利益に戻るには、最低5年は、かかるとの事でした。こちらを買うために、他の銘柄の、換金売りが起こる事も、報じられています。注目です。
米中貿易摩擦は、月末の首脳会談まで、様々の発言を取り上げての、混沌です。10%関税で、各経済指標が、どの様に推移するのかを、精査している段階と、読んでいるのですが。何も起こさず、継続となるのか、いきなりの強烈になるのか、マクロ経済の関心は、こちらに集中です。
メイ降ろしや、イタリア財政問題も、引き続きありますが、いつまで、揉めているのか、とも感じます。ブレグジットは、国民投票でした。その時の風で、流された部分が、大きく影響したと感じます。国民は、詳細な事等、知る由もありません。
後になって、アイルランド、スコットランド、外国企業撤退を含めて、様々な課題が、出ています。大阪都構想も、あと1万人の所でした。熱が冷めた今は、どうでしょうか。直接投票は、くれぐれも、慎重にと感じます。
決算も終了しました。全体の結果は、来週にも出てくるでしょう。EPSは、1770付近の試算が出ています。14を掛けてみてください。24780円
現在、年末高と予想しているアナリストは少数です。米中次第ですが、私見は年末高です。
2018年11月23日
21646・24285・50.39・112.97
前週比▼34・▼1128▼6.44・▼0.15
日経平均は、変わらずでした。
140・▼238・▼75・139の1週間でした。
国内からは、やはりゴーンショックでしょう。有価証券報告書の過少記載による、金融商品取引法違反での逮捕です。代表取締役のケリー氏も同罪との事で、マーケットは、震撼しました。
過去の西武鉄道やライブドア等々の様に、上場廃止か。までもの観測報道が流れました。
フランス市場で、フランスルノー社が15%もの下落を受けて、東京市場が開かれました。日産自動車は、基より、三菱自動車・日産車体・日産東京販売等々、関連会社は、軒並み売られました。
指数的には、6%程度の下落で済みました。それでも、2年4ヵ月ぶりの安値圏ですが。
連日の報道で、ご存じだと思います。今後も、新たな情報が、出てくるのでしょう。
20年も、君臨していた、世界レベルの経営者であると共に、フランスを、絡めての、展開だけに難解です。
この企業体はどうなるのか。販売台数に、どう影響が出てくるのか。株主訴訟も、出るかもしれません。長くかかるであろう事件です。超法規的措置迄は、ないと思いますが、今後の展開に注目です。
トヨタ株は、買われました。マーケットとは、そういう所なのです。
米国のマーケットは、大きく下落しています。ハイテク株は、総崩れです。ガーファの落日とも揶揄されています。景気転換点か。迄も出ています。
ヘッジファンドが、12月決算対策45日ルールで、売ったかもしれませんし、そもそも、買われ過ぎていた。とも感じていますが。
原油が、思いもよらない下落が継続しています。中東系は、かなり傷んでいるはずです。マクロ経済は、エネルギー価格が、最重要指標です。
ビットコインは、最安値圏で推移しています。これに伴う、資金引き上げなのでしょうか。
東証リート指数が、高値圏です。資金が、マクロ指数の、影響が低い所に、回避しているのかもしれません。
首都圏のオフィス稼働率が上がり、平均空室率や平均賃料の指標は、良好な値となっています。特に都市部は、顕著な動きとなっています。地方は、という問題はありますが、今後も注目です。
大阪万博が、決定しました。70年には、6400万人も来場したとの事です。
インフラ整備から、IRを含めて、様々な動きが、出てくるのでしょう。
祭りごとは、経済が、大きく動きます。関連企業は、興奮しているでしょう。大成功を希望しますし、開催後も、負の遺産にならない様に、関係者の英知に期待です。
月末には、米中首脳会談が行われます。現在、全ての市場は、様子見姿勢になるのは、致し方ない所でしょう。
玉虫色で、継続と読んでいますが、どうなるのでしょうか。注目です。
2018年11月30日
22351・25538・50.72・113.57
前週比705・1253・0.33・0.6
日経平均は、6連騰しました。
165・140・224・85・88の1週間でした。
11月最終週は、2000年以降、過去1回しか下落が無いという、アノマリーの通りになりました。マーケット関係者は、当然、この様な事は、知ってトレードしています。
要因としては、この期間に、中間配当が、払い込まれる事で、個人投資家、投資信託からの、再投資が、行われる事なのでしょう。
今回も、配当金は、5兆4357億円と、最高水準の金額となりました。
普通預金が、0.001%の時代に、株式の配当利回りは、2%以上あるわけです。国策として、貯蓄から、投資に導いているわけで、議論は、ありますが、中央銀行の日銀が、年間6兆円ものETFを、買い続けている国なのです。
万博関連銘柄も上昇しました。大林を筆頭に、錢高、奥村、浅沼等々、関西を地盤とするゼネコン各社から、南海電鉄やキンデン、ロイヤルホテル、木村倉庫等々、きりがありませんが、関西経済復権を感じる動きでした。
市場では、オリンピック迄から、万博が、あるという展開です。
海外からは、パウエル発言が、大きな要因です。現在は、景気を加速も原則もさせない。中立水準より、わずかに低いという内容です。
市場は、金利上昇は、限定的と織り込みました。
NYダウは、600ドルと、今年2番目の上昇となりいました。
FRBは、12月に利上げを行い、FF金利は2.5%となります。2019年はドットチャート上3回となっていましたが。12月のFomcで、どう変更になるのか。注目です。
大注目の米中首脳会談は、まだ、行われていません。中国からは、市場開放・購入拡大・知的財産の譲歩案が、出てくるのか、米国からは、関税10%から25%へ、第4弾2400億ドルが、出てくるのかが、鍵となります。
週初に、会談は、食事をしながらと、報道がありました。まさか、そういう場で、ネガティブな、内容が出るのか。と思います。トランプは、デザート中に、シリアにミサイルを、撃ち込んだ男ですから、分かりませんが。
サイバーマンデーでは、アマゾンが、過去最高の注文件数だった様です。中国も、独身の日がありますし。日本も、何かの仕掛けがあればと感じます。ハロウィーンも、大いにに盛り上がる、お国柄ですので、突然何かが出てくるのかも、しれません。
名実ともに、師走相場となりました。個人的には、年末高の24000円所を超えてくるのかを、期待を込めて、引き続き予想しておきます。
この金額は、過去の計算上、決して高い水準ではありません。
2018年12月7日
21678・24388・52.13・112.69
前週比▼673・▼1150・1.41・▼0.88
日経平均は、大変荒い値動きでした。
224・▼539・▼117・▼418・177の1週間でした。
大注目の米中小脳会談は、3ヶ月の休戦協定となり、4日火曜日の寄り付き前には、8連騰か、迄も言われていました。
よもやの、大幅下落となり、7連騰分を、全て帳消しにする1週間でした。
その原因は、何なのかと、アナリストは、様々を言及しました。
トランプからの、わたしは、関税マン。タリフマンツイッターは、当然影響が、あったでしょう。せっかくの、両首脳の長時間での話し合いを、短いセンテンスで、ぶち壊しに、してしまいました。
彼の真意は不明ですが、これも得意のディールなのでしょうか。
リップサービスが、たけているトランプは、恋人と言ってみたり、受け狙いなのかとも、とれる感じで。
こういうSNSという物は、捉え方で、どうともとれますので、米国大統領の立場での迷惑は、ぜひ辞めてほしい所です。他の要人で、この様な事は、起こりません。
トランプは、我が道を行くのでしょう。
ファーウエイショックが、起こりました。チェック点としましては、副社長のカナダでの逮捕は、1日で、あったとの事です。
まさに、米中会談中に、起こっている事なのです。偶然なのでしょうか。この内容は、会談中に報告されているのでしょう。中国側は、どう感じたのでしょうか。
更に、もう1点としては、6日の報道までに、この情報が、一部の者には、漏れていたのでは、ないかと推察します。
その理由は、日本市場の4日後場からの、突然の大幅下落です。マーケット関係者も、特に材料が無く、怪訝な状況でした。何かと解説していましたが、説得力は、全くなかったのです。欧州からの、売りという事だけでした。
結果、独仏英も2年ぶりの、安値圏に、なってしまったのです。
市場では、情報を握るものが、勝つ世界なのです。
ファーウエイ事件は、根が深そうな、案件です。日本政府も監督官庁に、支持を出した様です。今後の展開に注目です。
オペック総会から雇用統計まで、又は、その他の経済指標も、悪材料は、特に、見当たりませんでした。
但し、株価が下がると、金利面で上がろうが、下がろうが、悪材料には、語られます。
上れば、景気過熱感。下がれば景気減速と言うのです。逆イールドも、確かに出ていますが、今日昨日の事ではありませんし。
ソフトバンクの通信障害も悪材料です。当然同社は、大幅な下落です。大型上場を控えている所が、悪いタイミングです。
内容は、ハショリますが、主幹事証券は、大慌てです。来週にも払い込みが、始まります。公募割れ迄も、出てきました。
国内からは、改正入管法と水道広域化・民営化法でしょうか。
前者では、問題は山積なのでしょう。但し、1億2000万人の国で、5年で36万人の内容であれば、どうなのでしょうか。そもそも、毎年2800万人以上の観光客の中、不法に滞在している人は、どれだけいるのでしょうか。
後者は、電気・ガスは、民間で、水道は、市町村であるという事と、電気・ガスも赤字な地域は、当然あり、大きな市場で、平準化しているのです。
消防は、市町村単位で警察は、都道府県単位です。
例を挙げれば、府営住宅、市営住宅・雇用促進住宅・UR公団や国道、県道。市道、農道、公園や河川等々、業務が重複してそうな組織を含めて、人口減少と高齢化を見据えて、今迄、当然の様に運営してきた、事業全般の構造改革が、必要なのでしょう。
マーケット的には、年末まで、幾日かです。この悪い展開が、日和見で、良い方向に動く事を期待します。過去の経験からは、年末は、おおよそ、上昇して終わるのです。
2018年12月14日
21374・24100・52.13・112.69
前週比▼304・▼288・▼0.9・0.69
日経平均は、週末に残念な結果でした。
▼459・▼71・454・213・▼441の1週間でした。2017年度末、22764円でした。あと9立会日で、これを抜いてくるのかは、非常に微妙な展開です。
アベノミクスから、6年間、年足は、プラスで、きています。世間のニュースは、先行き不安だらけの状況ですが、短期的には、需給ギャップのみの動きと読んでいますので、終わってみて、どうなるかです。
27年ぶりの高値更新と言っていたのは、ちょっと前の、10月の事なのです。
為替は、安定しています。欧米ファンドは、早くもクリスマス休暇に入ります。薄商いで、売りが止まった所で、どうなるかでしょう。
短期的な動きは、さておき、中国は、米国に、完全に譲歩する動きです。大豆、車、2025と。今は、やめておこう。というスタンスなのでしょうか。長いレンジで、闘う戦略に変更したのかもしれません。
欧州の方も、時限爆弾な感じはあります。ドラギ総裁の発言も、後ろ向きなでした。ECBは、予定通りに、追加緩和、終了しました。今後どうなるのかは、玉虫色な内容でした。
英仏独伊などの、日々の報道を見ますと、綱渡りというのか、その場しのぎというのか、ポピュリズムが叫ばれて久しいですが、これは、衆愚政では、ないのかとも感じます。
権利を主張し、それが、通っていくのです。義務の遂行が、希薄であり、統治能力の欠如となり、結果がどうなるのかは、歴史が教えてくれています。これは注意です。日本も、この傾向は、あります。
マクロ経済は、米中だけではなく、欧州が、鍵となるかもしれません。
国内は、ある意味、安定していると思うのですが、グローバルに動いている以上、影響は、さけられない所です。
但し、この世界環境の中で、増税をする国ですから。どうなるのでしょうか。
19日の、ソフトバンクには注目です。いつもの、年末の動きに、変化を与えると言っても、過言ではありません。
2兆6000億円ですから。87年NTTは、2兆3000億円や89年ドコモ2兆1000億円と、バブル前の政府主導の大型上場を、しのぐ金額です。
孫さんの事ですから、1500円という公募価格は、かなり、低く見積もっていると思うのですが。配当率5%の堅持と公約して挑みます。
個人的には、通信事業は、国策で、売りと読んでいますので、寄り付きで、売却の予定です。
今回のFomcでは、利上げは、織り込み済みですが、2019年の予想が、どうなるのかに、注目が集まっています。
日銀金融政策決定会合では、長期金利の低下に、言及があるかとは、思いますが。記者会見では、煙に巻くのでしょう。
来週も下落となれば、時間的に、無理な状況です。期待するしかありません。
2018年12月21日
20166・22445・45.42・111.26
前週比▼1208・▼1655・▼6.75・▼1.43
日経平均は、年初来安値を更新しました。
132・▼391・▼127・▼595・▼226の1週間でした。
マーケット関係者の誰もが、予想できなかった展開です。株価は、12月度に、最も下値なのです。トピックスは基より、新興市場は、目も当てられない状況です。
アベノミクスが始まってから、年末高を経験していますが、データー的には、この安値は、2000年から、18年ぶりの2回目との事です。
年末まであと幾日で、民間の一時金も過去最高で、いざなぎ景気を抜くかも等と、言っているときに、経済の先行指標である株価は、とんでもない事になっている訳です。
NYダウも、最安値を更新しており、1週間で7%も下落し、10年で、最も値下がりをした、1週間との事です。
証券会社は、驚愕の毎日です。これは、まず銀行、保険に打撃を与えます。三菱UFJは、ひどいものです。今後、民間企業全般に、当然波及します。政府、日銀から年金機構も、固唾を飲んでいる状態でしょう。
いつものネガティブ要因は、あるのですが、景気の先行き不安で、投資家心理が、落ち込んでいるという、センチメント系にて、
メディアが報じるたびに、売り込まれます。
ゴーンだ、マティスだ、メキシコの壁だと。今迄であれば、スルーしていた内容にも、反応するのです。
トランプツイッターで下がり、Fomcで、売られるという状態です。
東証の時価総額は、560兆円になってしまいました。
日々1000社以上が、年初来安値を更新している中で、アルゴニズムの恐ろしさを体験している状況です。
トランプは、FRB批判を繰り返し、パウエル解任を、訴えている様ですが、いみじくも、長年、その道のプロフェッショナルとして、任命されている、13名が、分析した結果で、金融政策をしている訳ですから、今回の利上げも、以前から、継続の流れなのですし。
2019年もドットチャート状、3回の利上げが6人、2回が5人、1回が4人、0回が2人と出ています。合議の上、決定しているのです。
制度上、中央銀行は、独立した機関と、定義づけられていますので。
それを崩しても、いいのならば、それも一考なのかも、しれませんが、世界レベルの話ですので、難解すぎます。
但し、市場には、フレンドリーな、話し方は、するべきでしょう。不安を助長させてはいけません。パウエルは、そこの所は、不得意なのかもしれません。
黒田総裁は、いつもの、一言も言質を取られないぞ、の発言でした。政策云々ではなく、今の状況を、よく分かっている内容でした。
ソフトバンクも、とんでもない事になりました。2日間で、3600億円もの、個人資産の損失が出たのです。ちなみに、消費税対策のポイント還元は、2280億円です。
通信事業全般が、そうですが、ソフトバンクは、特に、昨今の状況から、いけないとは、思っていました。
但し、ある意味、祭りなのですから。この史上最大の、2兆6000億円もの大型上場ですから、抽選に、入り込めない海外勢からの、それなりの買いは、あるであろう。孫さんの事ですから、その点は、固く動いているだろう等と思惑していましたが。
19日8時の板には、買い方がなく、初値は、1463円は、公募価格を下回りました。それからは、驚愕の投げ売りとなり、1282円の安値引けとなったのです。
宮内社長に、このマイナス要因が出ている状況で、この1500円の公募価格は、との質問に、きりがよかったので。には驚きました。2兆6000億円ありきだったのです。
このあおりを受けて、マザーズ市場は、暴落したのです。
ちなみに、ソフトバンクは、配当性向85%を謳っています。自己資本率は14%です。ドコモは、58%で73%、KDDIは、38%で57%なのです。
一般投資家よりも親会社に、行くようにと、いう事なのでしょうか。
テクニカル的には、来年トピックス組み入れ等で、機関投資家からの買いは、あるのですが、大失敗でした。今後、禍根を残す上場でした。
米国金利が下がり、円高になり、vixは上り、原油も下がり続けています。
どこが、、下値なのか、分からない状況の年末です。
リーマン級が、起これば、消費税も、という事ですが、それが、もし起これば、3年から5年は苦しみますので、大注意です。
アノマリー的には、大納会の週間は、上昇する事になっていますので、
期待するしかありません。
2018年12月28日
20014・23062・45.12・110.27
前週比▼152・617・▼0.3▼1.19
★20014円が、2018年の終値でした。
先物が、最後1分で、凄まじく、無理矢理に、2万円に、のしてきました。まさに、忖度のマーケットです。
▼1010・171・750・▼62の1週間でした。
日足の大きさ、日中足の大きさ、当然、月間の変動は、過去最高と、名の付く物ばかりの12月でした。
2018年は、12月が、年初来安値月となり、7年ぶりに、年足が、陰線となりました。
この結果は、全くの想定外でした。10月には、27年ぶりの高値圏と、沸いていたのです。
結果を見てから、論ずる方は、いつも出てきますが、何故12月になったのかは、謎です。
様々な要因で、売ったから売ったのが、適切かもしれません。そして誰も買わなかったのです。
特段、何が、起こったという訳では、ないのです。ネガティブ要因は、以前より、継続してある、内容ばかりなのです。
12月25日の下落は、PBRが、1割れの0.9台に入りました。
純資産倍率、資産面から株価の状況を判断する値。
あきらかに、売られ過ぎです。これは、企業が解散する値なのです。
政府や日銀云々を声高に言う、人も出ていますが、全世界で、起こっていますので。見当違いです。先進国は、全てが12月に、年初来安値月となっているのです。
2017年は、22764円が、終値でした。年間でも12%も、値を落としました。それも12月にです。
ちなみに、米国は7%、中国13%、ドイツ18%、英国14%、フランス14%の下落の1年でした。ドイツの下落幅は、チェック点です。
12月が最も悪い場合は、翌年は、ほぼ下落になると、出ています。くつがえる事もあるでしょうが。
PERは11.22と、なっています。
株価収益率、株価が1株当たりの、純利益の何倍まで、買われているのかの値。
マーケット関係者は、それを皆が知っています。しかし買いにいけない状態です。
いまは、各経済指標を見て、動くという事が、できない状態なのです。
トランプは、絶好の買い場だと、ツイートしていますが、統治者が、言う事でしょうか。
何故、この様な事に、なってしまったのでしょうか。
★一言でいえば、アメリカンファーストなのでしょう。
積み重ねてきた世界のルールを、いきなり自身の理屈のみで、力づくで変更しようとするから、世界が困惑し、先が読めなくなったのです。後々の歴史に、きざまれる内容だと思います。
2019年は、トランプにとって重要な、年回りです。自分の損得で、動くのであれば、方向は、変わるでしょうし。
在任中に、好きな事を、さしてもらうのであれば、変更は無しです。
自己愛が、強い人ですので、どうなるのでしょうか。混沌は、続きます。
ドル円は、年間で10円の変動と、低い動きであった事は、顕著な動きです。これは、難解です。新興通貨は、散々でしたが、ドル円は、動かなかった訳です。強い通貨物同士からなのでしょう。
米国は、利上げをしても、長期金利は2.76%と上がりません。短期金利が、上がるばかりです。資金が、リスク系の株式から、固い債券に、動いているからでしょう。日本は年末に、マイナス0.005%に突入しました。
ちなみに、ビットコインは、80%も値下がりしました。暗号資産という名称に変わる様です。この新しい試みも、野放図な管理と投機が、過ぎたのでしょうか。
そもそも、中央銀行が、公的なマネー市場に、入れさせないのが、一番の要因では、ないかと思います。それで良いと思います。
WTI原油は、1バレル63ドルから、始まり、75ドルが、天井で、現在は45ドルとなっています。2017年8月当たりの水準です。日本的には、居心地の良い所です。中東等産油国は、辟易としているでしょうが。
世界で1番の産油国は、シェール系を含めますと米国である事も事実です。
シェール系のコストが、原油との絡みで、し烈な争いをしているのです。
エネルギー価格は、最重要な指標ですので、今後にも注目です。
掘れば出てくる物で、贅沢な話とは思いますが。日本には、水があります。
マーケットは4日から、始まります。スタートから、vix29.32を見ましても、どちらに動くのかは分かりませんが、変動は、変わらず大きいのでしょう。このビックス指数が、落ち着くまでは、注意の毎日です。
6日間は、つかの間のお休みです。
2018年月足
200日▼10.01%。 1年の平均値。
10月から暴落
強烈な債権買い。
2番が全ての悪材料。5番との比較。
あとがき
お疲れ様です。酒場からのマーケット2018は、いかがでしたか。
色んな事がありましたね。忘れていた事も、思い出された事でしょう。
それらの記録と記憶を、頭の引き出しの片隅に、入れて頂ければ、幸いです。
2018年、マーケット的には、終わってみれば、最悪の年でした。
信じられない事が、起こった訳です。
一部の国や地域ではない、世界全体が同時にです。
マクロ経済の世界は、繋がっている事の証左です。
人が、政治・経済を動かしています。
但し、マーケットの世界は、先端技術の役割が、大きいのも事実です。
人が、考えるよりも、早く動くのでしょう。それを受けて、世界中の先端技術が、瞬時に動くのです。
人は、その時間は、唯、呆然と見ているか、乗り遅れまいと、理性を失い、理屈なく、動くのでしょう。
先端技術には、何万ものプログラムが、しこまれています。
短期的には、合格点な、動きなのでしょうか。
人の気持ちは、ないのでしょう。
改めて考えさせられる、年末でした。
また、日は昇ります。
様々な結果を受けて、人は、英知を持って行動します。
良い、世の中になる様に、協調します。
それを、積み重ねる事が、大切なのでしょう。
ありがとうございました。 かしこ。 2020年2月。
文章は頭を使います。想像力も鍛えられます。どう伝えるのが良いのか。場数を踏めば何事でもレベルは上がると感じます。時間がかかるのがしんどい所です。大昔作文はどうやったのでしょうかw。4649お願いします。