酒場からのマーケット2020 10月23日
日経平均23516 NYダウ28335 wti原油39.75 ドル円104.72
前週比106 ▼271 ▼1.02 ▼0.68
日経平均は、ほぼ変わらずでした。10日間連続で2兆円迄の薄商いです。
市場は大統領選迄、様子見姿勢です。
前回トランプ当選時は1000円も下落し翌日に1000円上昇した事もあるでしょうが、今回は郵便投票後の行方が全くの不明ですから、現在のポジションを傾ける事は出来ないのでしょう。
追加の経済対策もいづれは確定するのでしょうが、現在は政治の駆け引きで成立が難解です。
困窮している人達や経済的には痛手のはずですが、それとは別の次元で動いています。
買いが少ない、閑散に売りなし。なのかもしれません。
260 ▼104 72 ▼165 42の1週間でした。
マザーズ市場は一時1200割れと軟調な展開です。一気に上がり過ぎましたので致し方ない所でしょうが、日足の下髭より日柄調整なのかもしれません。
信用買い残が膨らんでおり高値掴みの狼狽売りが出たのかもしれません。
2018年より2年間下がり続けていた新興マザーズ市場ですが、出来高を見ても分かりますが、このコロナ禍で一気に急上昇となっており、なんとも異常な動きではあります。
巣籠の個人トレードマネーとの解説が概ねですが、ヘッジファンドの仕掛けもあるのでしょう。実体経済がどうなるのか不安な中で、こういう事が起こっている訳です。
平時では継続して下落していた訳です。
マーケットの世界は難解と言うしかありません。
注目の討論会が終わりました。最悪と言われた前回とは違った議論でありました。
音声をミュートするルールを設けた事はなんとも言えませんが。
今迄にも示しましたが、市井の人々の注目は足元コロナ禍1点と言っても過言ではありません。
トランプは全てを再開です。
共和党や民主党と言う事でもなさそうに感じました。
彼は74才で感染し即時に復帰しました。
映像を見る限りいつもと変わりません。健康なのでしょう。
彼自身はコロナ禍での世の中の動きに対して、更に懸念払拭が強まったと感じているのかもしれません。
彼は米国の大統領となった訳ですから。
まれにみる稀有な人物は間違いありません。
正しいと思う政策を実行します。
コロナには負けない屈しない生き方をです。
ニューヨーク始め各州のゴーストタウン系を訴えました。
ワープスピード作戦で死亡率の低下を語り、地下室では閉じこもれない。99%の人が回復している。国は閉鎖できない。
感染拡大は私ではなく中国が悪なのだと発言です。
このリーダーシップに米国民がどう感じているのかは分かりません。
4年間で様々を知ってる米国民が選択します。
バイデンは大統領を目指す訳ですから当然ですが常識ある言動です。
安全に再開することを訴えました。
米国民全てに訴えています。
米国は22万人が死亡している。青も赤もない。対策をしてこなかった現職大統領の責任であると発言しました。
要点はトランプではいけないという事です。
これも米国国民がどう思うのかは分かりません。
今までに体験した事のないコロナ禍ですから。
どう判断すればよいのでしょうか。これも難解です。
総得票はあるのでしょうが、ルール上決め手の州がどう判断するかで決着がつくのでしょう。
個人的にはマスクの義務化は嫌う様な感じがするのですが。
マスクを着用するだけで10万人の命に影響するとの発言です。
日本でその様な事は起こりません。各自が自主的にしています。
世間体の人も多い様な気もしますが、そういうお国柄です。
勝手な憶測ですが欧米は違うのかもしれません。
マジョリティーが良くも悪くも個人主義的なのです。
これが選挙結果に出る様な感じはします。
その他の討論では、バイデンはロシアから金をもらっている。トランプは納税証明書を出していない。と泥仕合です。
北朝鮮も出てきました。これは相手がある事ですからトランプ追及には疑問も出ます。彼は一応は動いたわけですから。
それ迄の8年間がひどかったとトランプは反論です。
バイデンは中国には国際協調でと前置きはありましたが、ある意味トランプより強烈な物言いでした。討論会の場ですが、中国はどう感じたのでしょうか。
人種問題は500人の子供達の話で、ニッチすぎる内容で争点までとはならなかった感じでしょうか。
オバマケアー問題は、どちらも優位点を挙げて引きません。
保険会社や薬品会社は固唾を飲んでいたでしょう。
トランプは上院議員47年間で何もしなかった。
口先だけの男であるとの論です。
最低賃金引上げの論は、個人的には政治が決めてはいけないと感じていますので。韓国を見れば答えが出ています。トランプはビジネスマンらしい物言いでした。
地球温暖化でのエネルギー政策ではバイデンは持論を展開しました。
石油企業への補助金の打ち切りです。
トランプはしたり顔です。激戦区のペンシルバニアが浮かんだのでしょう。猛烈な反撃に打って出ました。
今回の討論会で、どちらが優位という事はなかったと感じました。
大きな政府と小さな政府の争点は、誰が立候補しても変わらない主張ですし。
但し、未来志向的な理想を語るのではなく、どちらかを蹴落とす事に注視していた内容でした。
マーケットは若干上昇しましたが限定的でした。
チェック点としては、大統領選後の展開です。
もうリップサービスは要りません。
議会の動向もあるでしょうがトランプは変わらないでしょう。
今後も物議だらけでしょうが。
バイデンはトランプ政策の全てを変えるのでしょう。
あと10日となりました。世界が注目です。
但し、投票率は50%を超える所で推移しています。
これだけ世界が関心している事ですが、半数近くの人は投票していないのも事実です。
賛否はあるのでしょうが先進国はどこでも同じ様です。
世界の感染者は4220万人で死亡者数は114万人との事で前週比は300万人と4万人の増加です。治療中は1216万人との事です。
米国は1日83000人の感染と最高値を更新したとの事です。
欧米は全く収まっていません。
検査数がありますので、これだけを取り上げるのは、いけないのかもしれませんが。
死亡者数は比較はできます。
感染件数はロックダウンで減少はするのでしょう。
それで別の痛みは出るのでしょうが。
レムデジべルが米国で正式に承認されました。
これには評価が分かれている所がある様ですが朗報です。
しかし、この特効薬で感染が減る訳ではありません。
重症化を抑制する訳です。
旧インフルエンザの感染件数を見ますと、ワクチンがあっても何十年とそれはある訳ですから、公衆衛生で減少は出来るのでしょうが、人はウイルスには感染するのでしょう。動物全般でそうなのかもしれません。
これをどう考えるかです。
特に高齢者の方は、今回のパンデミックで以前には戻れない生活様式は求められるかもしれません。
基礎疾患のある方も同様でしょう。
病院や施設では現時点での運用が続くと予想されます。
又糖尿病など自身で改善できる疾患は、人々の意識が変わり減少傾向になるかもしれません。
当初3年は係るとの報道でしたので、まずこの冬にかけては注意なのでしょう。南半球が逆の季節に向かっています。南アフリカやオセアニアの状況が出ています。極端に減少している様です。やはり季節性での因果関係があるのでしょうか。引き続き注目です。
WHOは米国離脱により機能不全に陥っています。
この継続したコロナ禍でこの様な状況です。
こちらも大統領選が鍵となります。
米国司法省がグーグルを反トラスト法違反で提訴しました。
マイクロソフト以来20年ぶりとの事です。
米国はグーグル検索が9割にも及ぶとの事で、膨大な個人情報を扱いデジタル広告を配信して巨額の利益を得ているとの内容です。
スマートフォンメーカーにグーグル以外の検索サービスを事前に組み込む事を禁じる契約を結んでおり、アップルにも1.3兆円を払いグーグルの検索機能を導入する様に求めているとの事です。
割高な広告費は間接的に消費者に転嫁しているとの事です。
グーグルからは人々が使うのは自ら選んでいるとの主張です。
この法廷闘争は何年も係るのでしょう。政治もこちらの方向ですから、時代に即した独禁法は考えられます。今後の展開に注目です。
フェイスブックも提訴するとの報道も出ています。
米国中古住宅販売件数が異常な値となってきています。
前年より21%も増加していると言うのですから驚きです。
解説では完全なバブルかもしれないとの事でした。
居住地での購入ではなく転売での購入の様です。
銀行は貸し倒れが増えるとの予想が出ている様です。
10年債利回りは0.84%と上昇してきました。
これもコロナ過でおかしくなっている事象でしょうか。
注目です。
日本では住宅着工やマンション販売が散々な状況です。
コロナ禍の先行き不安からは、当然の動きなのでしょう。
一部の富裕層は買っているのかもしれませんが。
原油価格が欧州の需要鈍化で下落しているとの報道です。
ここも又チェック点です。
株式や為替市場は様々な要因で意味不明な動きもしますが、商品市場は政治的要因もありますが需要と供給が顕著に出ますので注意です。
中国の経済指標が絶好調です。
7~9GDP・鉱工業生産・小売売上高・固定資産投資等々が発表されました。
コロナ過で貧富の差は拡大しているとの報道ですが、富裕層が1億人もいる訳ですから、全体の数値は引っ張るのでしょう。
但し中国株が上昇していないのには何かがあるのかもしれません。
元安の影響でしょうか。注意です。
日英が通商協定に署名しました。TPPも視野に入れてとの解説です。
ブレグジットは完全なぬかるみですが、日英の貿易関係での支障はありません。
菅総理は初外遊を堅実に終えました。ベトナム・インドネシアとAseanを最初に選びました。これの意味はインド太平洋構想の一環です。
今後中国・韓国と手腕が問われます。注目です。
国内からは確定申告・車庫証明・学校間の連絡に印鑑が廃止される様です。
日本が得意とする雪崩的に一方向に動く事象です。
市場は小さいですが印鑑業者には厳しすぎる展開です。
東証の障害に対して金融庁が立ち入り検査を実施しました。
2015年からバックアップが正常に作動しなかった事が判明しました。
ありえない人的ミスです。
他の事も含めて再発防止策検討協議会で議論される様です。
個別では三菱ジェットの量産化凍結が悪材料です。
6回の延期の後コロナ禍も影響はあるのでしょうが、残念です。
ゼロ戦は作ったのに何故駄目なのでしょうか。
来年の出生が20%以上減少かとの報道です。妊娠届からの推測との事です。2016年に100万人を割り込み昨年は86万人でした。
コロナ禍の影響が顕著に出ています。
感染したらと考えるのは普通の考えです。
コロナは後々までも大きく影響するのです。
来週のマーケットは日欧の中央銀行総会がありますが、スルーでしょう。
3月末中間決算が始まります。個別での動きはあると思います。
引き続き、嵐の前の静けさが続くのでしょう。
文章は頭を使います。想像力も鍛えられます。どう伝えるのが良いのか。場数を踏めば何事でもレベルは上がると感じます。時間がかかるのがしんどい所です。大昔作文はどうやったのでしょうかw。4649お願いします。