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【古民家リノベ㉓】外壁ほぼ完成~内装へ~何が何でもキャットファーストの家

2018年~約4年かけて家族中心にDIYの超超超延長をして、なんとか
「こさえた」築150年越え古民家の改装記録を、イロイロ寄り道しながら
だらだらとここに書き残していこう!というシリーズです。
毎回写真多め、文字多めにてお届けしています。
既に完成しているので「アフターみたいよ~」と言う方は【古民家リノベ⑦】に飛んでいただければ即座に見れます。

外壁貼りもプロフェッショナルボランティア大工さんの参入のおかげで、段々と要領が分かってきて、自分たちだけでも出来るようになってきた。

さて今度は家の裏側、旧台所があった減築部分を取り掛かる事に。
ただ、古民家改装での難点は柱や梁が出ている場所があったり、長い年月をかけてか、元からなのか?真っ直ぐではない場所、若干の斜めの細工になっている場所、等々挙げだしたらキリが無いが、素人泣かせな施工場所がたびたび出てくる。

考え中。
ひたすらまっすく貼るだけなら楽勝なんだけどなあ(何様)

しょっぱなから、障害物?障害柱??にぶち当たり、早速意気消沈。
なにが「自分たちで出来るようになってきた」だ(即座に訂正しろ)

なかなか進まない作業に、猫もダラダラそこら中に寝転んで余計作業しにくい環境に。何故猫はいてほしくないところにやたらいるのだろうか。

僕らのせいにされましても。。。

そんな中?今回も「たまたま」通りかかって「たまたま」仕事スタイル100%装備の近所の大工さんが「やってる?」と登場!!
まあ、もはやたまたまじゃないんだけどね(笑)

待ってましたとばかりに、作業も再開。

颯爽と登場!
大工さんは小柄なので私が大女状態。まあ大女、、、なのか?
素晴らしき仕上がりに✨バンザイ!!

減築などで養生していた部分の外壁貼りは、そんな感じでなんとか梅雨の前に終わらせることができた。

ただでさえ雨が多いこの地域。梅雨でなくても油断すると雨雨雨。
梅雨ともなろうものなら、その年によるが
「え?夏、まだ梅雨明けてないよね??え?終わったの?もう秋?!」という梅雨明けどうした?みたいな酷い年もある(ほんと)

なので、壁は晴れているうちに作るに越したことはない。まだ手直しや、トタンの壁の細工、古い板を剥がして貼り直すなどの作業もあるのだ。

⇩ こちらはトタンの壁だったところを剥がして、板を貼る事に。
玄関上の古い板は感じも良いので(我が家的に)塗装はするけどそのままに。

結局ここの窓は交換する事に。なので枠をぶっ壊す父。
トタン剥がして、窓を取り付けたところ(窓は頂き物✨)

あっという間にアフター、という訳でもないのだが途中の写真はなかった為。まだ横の部分がこれからだけど。後で塗装するとそうでもないのだが、この状態だけで見ると古い板との色の差がブラックジャック状態。

ブラックジャック読みたい!(関係ない)

家の裏はFIX窓を取り付けた下が、がら空きだったので(もともとは掃き出し窓だった為)養生をしてこっちはトタン張りに。

手前が浴室、奥の方がFIX窓の場所。

なんたってリサイクル、廃材活用、経費削減の家づくり。
もちろんここに貼るトタンは、この家の解体で出た別の場所のトタンを再利用。トタン一枚にしてももちろん買うとなるとお金はかかる。使えるものは使っていくよ!!

歪んだり、釘穴が空いてたり、一癖も二癖もあるトタンたち。まだまだ頑張れ!!

⇩こちらは浴室のもう一方の側面。

ここも元は個室の掃き出し窓だった為、新しく設置した窓の下を同じくトタンで塞ぐ。

さすが同じ家のトタンを使ってるだけあって、まるで元からあったみたいにしっくり収まっている。近くで見るとツギハギだらけだけど。

この外壁トタン箇所はこのままではなく、全て塗装するのだけれど、下はいいとして、ただでさえ高所恐怖症一家の我が家がどうやって、高いところの壁まで塗れたのかは、、、、それはまた別の時にまとめる事にする(お楽しみに!)

梅雨に入ったか入らなかったか、定かではないがそんな感じで、外壁作りはなんとかひと段落。

さあ、引き続き内装作業へ!

張り切って?柱を造作する父。それにしても肌シャツ一枚て、どうにかならんか?

山ほどこれからしなくてはならない内装。果たしてどこから始めるのか?
プロフェッショナル達は一体どこから始めるのか?
どこから始めるのが正解?

なんてことは全く気にせず、我が家の内装第一歩は、、、、

着々と、、、出来ているのは?

まず作り始めたのは、まさかのキャットウォーク。
計画では、台所の壁は天井まで塞ぐのではなく、梁を見せて作る予定なので、台所の壁の上部分が壁兼キャットウォーク計画(何言ってる)

その板は必要なの?と知らぬ人なら突っ込みどころ満載な板がそこら中から伸びてきている。キャットがウォークする為だけに必要な板。我々が生活するうえで一切関係のない板。そんな板の造作を何よりも先にする奇行。

そんなもの作る前に山ほど作るものあるだろうと言う突っ込みは、すでに我々が自らにしまくっているのでお許し願いたい。

そんなものの造作の為に、父が土台も不安定なよく分からぬ場所で、これまた不安な体制で難易度が高そうな木材を切っている。まあいいけど。

ちなみにこの「スライド丸のこ」は私たちのようなド素でも真っ直ぐに板を切れる優れものという事で、始めは大工さんの私物を借りていたのだが、これから作業するにあたって死ぬほど使う事になるのだからいつまでも借りておられん!という訳で母が毎度おなじみオークションで購入。

スライドではない方の丸のこは父が駆使していたが、当時はなんとなく扱いが怖くて私はなかなか使えなかったので、このスライド式の丸のこはとっても重宝した。

ファーストキャットウォーカー🐈

そんな訳で、猫に歩き心地を確認してもらいつつ(勝手に遊んでるだけ)キャットウォーク中心の壁作りは進む。

ゴチャゴチャで大変分かりずらいが台所側から居間?をみたところ。
逆方向から見たところ(いずれも分かりずらい)

まず、この家にあった木枠の古い小さな窓を壁の一部にはめ込んで、キッチン周りの壁を作り始める事に。
この場所は、元は座敷があったところ。座敷一間だけだと、隣にトイレや洗面所を作るので、間に廊下の場所も確保するとなると、一間といってもだいぶ削られる。
その為隣の座敷まで食い込ませた作りにする事に。

⇩これが
こうなる(大ざっぱ)

最初の計画では「自宅仕様」ではなく「ゲストハウス仕様」にする計画だったので、実はトイレは2つ作る予定であった。
なんなら仏壇があった仏間もトイレにする予定だったのだけれど、途中で自宅仕様に予定変更した為、仏間はトイレを免れた。まあ洗面所になったけど(何の話?)床の間もまさかトイレに変わるとは、思っても見なかっただろうなあ、、、、(床の間の気持ち)

こちらは廊下側の壁作り。

横道にそれたけれど、

台所に戻ると、、、、壁の一部になる木枠の古い窓などは、あらかじめ一回きれいに洗って、色はそのまま残す様にステインで塗り直している。
木枠の窓は見た目はとっても良いのだが、なにせガラスがとっても薄いので洗う際も、取り付ける際も気を遣った。

コツコツ洗う図。
コツコツ洗う私を観察中。
洗った後乾かし中。小さい窓たちはかつてどこで使われたんだろうか?

そんなこんなで台所もちゃきちゃき進める。
ちょっとは壁らしくなってきたなあ。と思ったら案の定。。。

はい、大工さん登場!!

そんな大工さんwith内装の巻は、また次回☆彡


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