1.11 家族が幸せであれば


ー家族への気持ちって.


 まあね,病気,あの.自分は病気でも,寝込んじゃって,病院入っていろんな治療するよりは.そこまでいっちゃったらもう治療はいいと.

 苦しいだけだから,治療は.大きい手術はいらないと.

 それは母さんにも.なんかでね,倒れたりすると.いま友達が倒れてるじゃん.そういうことがないようにと思っちゃいるけど,なるべく.本人はね,ちゃんといろいろやってるから.


 ただ,母さんとしたら,どうだったかというのは分かんないな.苦労ばっか掛けたから.


 苦労っていうか,金の面で倒産しかかったりさ.いろいろしてるもんで,うん.

 だから,相手だったらサラリーマン,公務員とかさ,そういう人を.自分もそうだけれども,そのほうが安定するから,商売するには.それはあったと思うだよ.

 もうこう年寄りになっちゃうとね,そういうところもね.それよりなるべく病気しないように,気持ちのほうは.

 子どもに対しては,やっぱ自分が通ってきて,本人にも言うんだけども,たばこやめろと.「父さん吸ってた,60すぎまで」なんて.

 そうでなくて経験でこうだよって,伝えようかな.そういうことは言うんだけども.一応まあ注意だけは.


ー家族で楽しい思い出もいっぱいあったから.


 小さいときはよく行っただよ.写真がいっぱいある.おれがまだ勤めているときとか.

 あとは小学校,中学校ぐらいまで写真があちこちあるんだけども.後半はね,なかなか.中学ぐらいまではかなりあちこちへ.おじいちゃん,おばあちゃん連れてったりさ,それはやってたから.

 まあ今はね.兄弟2人しかいないからさ.われわれいなくなった後,どんなふうになるのかな.心配はあるな.それより体が健康でなきゃな.


ー今日はとりあえずこれで終わりで,また.


※毎週末に掲載します

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?