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突然、ウオノメが消えたときの話

中学生の時か高校生の時、足の裏にウオノメができた。
いちど出来るとそれは、徐々に大きくなった。
1つめは、親指の付け根だったと思う。

ウオノメの核

痛みさえなければ、皮膚の一部が少し盛り上がっている程度のことで、邪魔になるほどではなかった。
ただ、核の部分に尖ったモノが強く当たる時は強烈に痛んだ。
中心部分が核になっていて、核の周りの皮膚は分厚くて硬くなった。

分厚くなった皮膚は爪切りやハサミで切り取ることができたが、核は触れると痛くて切り取ることはできなかった。
タコの吸出し」や「イボコロリ」を使って取り除こうと何度かチャレンジしたが上手くいかなかった。どちらも皮膚を薬品でふやかして、核を含めて根こそぎ取り除こうとする医薬品である。

そのウオノメが、或る時突然かかとへ移動したことがあった。

移動したかどうか判らないが、親指の付け根にあったはずのウエノメが消えてしまった。
その代わり、かかとの中心に新しいウオノメが現れたのだ。

ここで話は飛ぶ。

21歳の時、大学のサークル行事で海水浴キャンプへ行く機会があった。
2泊3日だったと思う。

北条市の鹿島という小さな島へ。
その島で、浅瀬のフジツボの上を裸足で走ってしまい、足裏の皮膚をズタボロに負傷し、大量に出血した。
キャンプ初日にそんなことがあったので、傷口が開いて再出血するのを避けるため、ビーチサンダルは履かずに靴下で過ごした。キャンプ中はずっと大人しくしていた覚えがある。
傷は意外と深い部分もあったけど、2日後には大方出血も止まり、キャンプを終える頃には小さな絆創膏を貼る程度に回復した。


キャンプから帰り、2週間ほどで傷は完全に治った。
ふと足の裏を見ると、フジツボで切った跡は残ったが、長年の付き合ってきたウオノメが消えていた。

ウオノメが消えた原因を考えると、

フジツボで足裏を負傷したこと以外に考えられなかった。

キャンプ中のことを振り返り、深掘りして考えてみると、
・海水の成分に因るのか、
・フジツボの表面に棲む何かの生物に因るのか、
・出血したこと自体に因るのか、
・日光浴に因るのか、
原因らしいことがいろいろと浮かんだ。
「フジツボ」(後篇)-不思議な体の造りとその理由-(海生研ニュースNo.139解説) (kaiseiken.or.jp)

再現性があるのかどうか?

自分自身、元々ウオノメができやすい体質なのだろう。
いま、手指の先に1個ある。右手中指の先に。
そのせいで爪の形が変形している。


指の腹側ではないので、常時痛いわけではない。
でもたまに、直接何かモノが当たると鋭い痛みを感じることがある。

海水浴で治るかな?

※     北条市:2005年に松山市へ編入された。

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