【エッセイ】無性に食べたくなるもの

長年自分の中で無性に食べたくなるものは餃子だった。

エチケットの都合上平日には食べられないが翌日誰とも会う事がない場合は

休日前夜になると必ず自宅調理もしくは外食をしていた。

無人販売店もよく利用していたが、

心境の変化なのか何なのかはわからないが餃子に気が向かなくなった。

嫌いになったわけではない。

その後の現在無性に食べたくなるものは「から揚げ」である。

こちらもやはりエチケットの都合上平日には食べられないが、

休日前夜から日曜日の午前中までの「から揚げ3ⅮAYS」を決行した事もあった。

こちらは全て外食頼み、持ち帰りか店で食べるかである。

どちらにしても調べる、誰かに聞く、口コミを見るなどで判断。

美味しいと思っても小さいとかモモ肉の白いスジが処理されていないというのはリピートしない。

揚げ物ということでトランス脂肪酸が気になるため最近では

「から揚げ3DAYS」はやめて食べるのは1日か2日にしている。

理想のから揚げを地元で探していてもなかなか見つからなかったが

先日たまたま地元の中華料理店に入りから揚げ定食を注文して出てきた

から揚げを見ると何か違うものに見えたが一口食べると


「お、美味しいぃ・・・そして新しい・・・」

自身グルメではないのでかなり衝撃を受けた。
揚げたてを鷹の爪を細かく輪切りにしたピリ甘辛のタレに通しているから揚げだった。

リピーター確定!
週末のメニューも確定!

今思い出してもよだれが出てくる。

「よだれ鶏」の術中にまんまとハマってしまったようだ。


鶏さんに感謝して週末を待つ。






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