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【エッセイ】貴船神社へ行ったのさ。

月の始めに京都駅近くでお詣りを終えた後、貴船神社に行きたくなった。
さて京都駅からはどう行けば貴船神社にたどり着けるのかとスマートフォンと相談すると地下鉄烏丸線に乗り国際会館駅で降車して国際会館前バス乗り場から貴船口までの直通バスが出ているとのこと。

記載の通り地下鉄に乗車、国際会館駅で降車してバス乗り場に着き時刻表を見ると直通バスの始発は一時間以上後。。。
やっぱり思いつきの行動はいけないのか?
一時間以上もボーっとする訳にはいかない、引き返すしかないのか?
と考えながら駅とは反対側に歩くと駅周辺の地図があった。

現在地から離れた所に叡山電鉄の文字があったが
歩けばどれだけ時間が掛かるのかわからない。

さてどうする?
またスマートフォンと相談して叡山電鉄の駅名を見ていくと直通バス乗り場の隣のバス乗り場に叡山電鉄とは書いてなかったが停車場に岩倉駅前と書いてあったバスに乗車した。
しばらくすると岩倉駅前のバス停に停車し降りたが、左右を見てもどちらに行けばいいのかわからない。

個人的にあまり使いたくない位置情報を使い叡山電鉄岩倉駅に着いた。


MVに出てきそうな小ぢんまりとした無人ホームで待っていると電車が到着。
一輌目で景色を楽しみ貴船口駅に。

アスファルトの坂道を登る登る。
途中で海外の方に「おはようございます」と声を掛けてもらいこちらも笑顔で挨拶を返した。

本宮下で「貴船神社といえばこの場所の写真

を撮影しようとしたがなかなか無人にならない。しばらくしてやっと数カット撮影出来て本宮にお詣りをしてまた登る。
結社(ゆいのやしろ)は最後に入りたかったため先に奥宮へお詣りをした。



下りで気づいた事だが土踏まずがあっても下りはどうしても足がバタバタと音がなる。

結社(ゆいのやしろ)で思う存分深呼吸をして御神木や山のエネルギーとご利益を沢山頂いた。




滞在時間が一番長かったが誰も来なかった。

「運が良いな、俺」

呟きながら貴船口駅に向かい電車に乗車。

体力はいるが、山の香りを匂いながら川のせせらぎを聴きながら自然を感じられた独り行動。
独りで来ている方って結構いるなと思った。
但し、自力で登り降りするなら横を走行する車に気をつけなければならない。


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