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起業しました。

近年、「働き方改革」「ワークライフバランスの実現」などの言葉が多く聞かれるようになりました。私は、これらを実現するためには、「仕事のやり方」そのものを変革する必要があると感じていました。実際に、これまでの私自身の経験においては、企業の規模に関わらず、仕事の進め方が非効率になっていたり、自社の抱える課題解決には役立たないような製品やサービスが導入されていたりする状態を目の当たりにしてきました。
このような状況の下で、現場で働いている人々は「無理」「無駄」「余計な苦労」を強いられており、ワークライフバランスの実現とは程遠い状態に陥っています。このような職場では、企業側も「働き方改革」をスローガンとして掲げているだけで実情が伴っていません。
私はこの現状を少しでも変えるため、 従業員が「仕事の進め方を変え、業務を効率化するために必要なスキル・知識を習得」し、 企業が「真の課題を洗い出し、その解決に必要な製品やサービスを導入」できる、そんな社会を『コンテキスト』の力によって実現したい。
そのような思いで起業いたしました。

私は、チャンスを得ることや仕事で良縁を得ることは、文脈を作れるかどうかで、まったく異なるタイムラインが創られると考えております。
この知識や技術の習得ができれば、その課題が解決できる。
この製品・サービスによってこんな社会課題が解決できる。
といった伝える技術や伝える方法を、リモートアンドデジタルを駆使してモノとコトをヒトや社会に伝え理解や習得を促進させるコンテキストを作り、社会や企業の持つ課題解決のサポートや個人が持ちえるべきスキル習得を最良のタイムラインによって解決していきたいと考えております。

コンセプトはコンテキスト
「コンテキスト」という言葉には、文脈・脈略・状況・前後関係・背景などの意味があります。 昨今の情報過多の社会においては、必要な情報の見極めが困難な状況になりつつあります。 当社は、お客様の抱える課題の状況や背景・前後関係を正確に捉え、「文脈づくり」によって解決します。 「コンテキスト」を通してモノとコト、ヒトを情報でつなげ、理解度や学習を促進させる手助けを行います。
「動画制作」を一つのアウトプットとし、制作する上での目的や背景を紐解き、つなぎ「コンテキスト」を通じて社会や企業の抱える課題を解決していくことをミッションとします。

強み
私自身の強みは20 年間で培った「シナリオ企画力」+「アライアンス」+「推進力」です。「シナリオ企画力」については、企業の持つ課題に対してのマーケティング戦略立案やプロモーションシナリオ、動画制作におけるシナリオという範囲であります。自分が勤めていた事業会社で自社製品やサービスにおける展開シナリオを企画設計し推進してきました。
また、私の作った実写動画のシナリオは、大手企業研修で使用されるケーススタディにも採用されており、ストーリーがわかりやすい・伝えたいことが明確になっていると好評を頂いています。
「アライアンス」は親和性の高いパートナー提携からサービス作りを行ってきましたが、企業提携ということだけではなく、縁組というニュアンスで社内のリソース含め課題解決に向けた縁組を行い製品・サービス、施策作りを行って来ました。
「推進力」は本当にやる。ということです。アイディアや企画はあるけど、実行まで至らなかったり、社会の変化が激しい中、途中で優先順位が下がり曖昧になってしまったりしますが「シナリオ企画」と「アライアンス」をしっかり設計することによりプロジェクトやモノ作り、サービス作りを推進していきます。

コンテキスト力による動画制作の考え方
例えば、製品のプロモーション動画を作りたいとして何をどうやって、誰だれが編集して作って、完成したら、どこから誰に対して動画を配信するかを考えるわけですが動画の編集はどうするか(誰がやるか)といったことが検討事項になるかと思います。
製品動画を作ることは決まっているので、収録と編集を内製なのか、外注なのか誰にやってもらうか。となりますがすでに決まっていると思われる「何を」、「どうするか」のところに、もっともコンテキスト力は発揮されます。

製品やサービスの販売促進を行うために動画を作る
  動画を作った価値や効果を上げるには、
- その製品やサービスによって課題が解決できる企業や人に対して、
 存在をわかってもらう必要があります。
- その製品やサービスによって課題が解決できる企業や人に対して、
 その良さをわかってもらう必要があります。
- その製品やサービスによって課題が解決できる企業や人に対して、
 コンタクトポイントを設計してリーチができる必要があります。
- その製品やサービスによって課題が解決できる企業や人に対して、
 ニーズを顕在化させる必要があります。

動画を作ることが目的になってしまいがちですが、動画は目的達成のための一つの要素でしかないのです。

コンテキスト化による制作の有効性
目的、方法、リソース、関連する背景からコンテキスト設計を行います。

具体的な手順一例として

1.  課題は何か
2.  誰に何を知って、どうなって欲しいか
3.  その誰を想定し動画を視聴した後の状況に誘導する論法設計

が最初のコンテキスト化の設計になります。
ただ製品やサービスの特徴を並べれば良いということではないですね。

これは一例までですが、企業の持つ課題を解決させるための要素をコンテキスト化し設計、制作、実行、改善を行っていきます。

なぜか
・提供者視点で動画を作ってしまいユーザからの製品サービスへの共感や理解が得
 られない
・作ることがゴールになってしまい、動画1点作成するだけで成果が出ない結果に
 なる
・担当者は多忙で、プロセスとしての施策に至っていない

ということを回避するためです。
これにより動画を制作するといった点で終わることなく、コンテキストにより動画を活用することができるようになります。このような価値観を持ってサービス開発と提供を行ってまいります。どうぞよろしくお願いします。

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