変わりゆく初売りの風景~ マルイ•モディ正月三が日休業~
変わりゆく初売りの風景
お正月といえば、福袋や冬のセールを目的に開店前から百貨店やデパートの長蛇の列に並び、開店と同時にお目当てのショップへ...。今やこのようなお正月の光景は新聞やテレビでも少なくなってきました。
また、コロナ禍を経てお正月は家族や親しい人とゆっくり過ごしたいという考え方も増えたことに加え、ECの台頭や消費傾向の変化によって世の中の「初売り」に対する意識も大きく変化しました。
そこで昨年より、一部の店舗を除くマルイ・モディは正月三が日を休業とし、マルイで働く社員やテナントさまの働き方の多様化を進めています。
スーツケースを持って出勤する社員たち
大晦日はすべての店舗で閉店時間を早めているため、「仕事が終わったらそのまま新幹線に乗ります!」と、大きなスーツケースを抱えて出勤するスタッフも多く見られました。1月3日まで休業としたことで、遠方に住む家族とお正月を一緒に過ごすことができたり、大切な人と旅行へ出かけたりと、楽しい予定を前に大晦日に出勤するスタッフも心なしかうきうきしているように見えました。
また、マルイに入居されているテナントさまにも少しずつ変化がありました。ある店舗では、昨年三が日休業をした際に一部のテナントさまではマルイ以外の店舗への販売応援があり、結果として3日間のお正月休みが取れなかったという方もいらっしゃいました。しかし、マルイの正月三が日休業をきっかけに今年はその数も大きく減ったそうです。
少し遅めの初売りがスタート
新年を迎え、いよいよ1月4日に初売りがスタートです!(一部店舗を除く)
お正月休みを終え、すっかりリフレッシュしたスタッフがお客さまをお出迎えしました。他店より少し遅めの初売りですが、食品やアニメイベントなどマルイならではのショップにもにたくさんのお客さまがご来店されました。三が日休業について店頭で大きな混乱はなく、むしろスタッフの働き方改革に取り組む姿勢に対しお客さまからはご支持いただく声をいただきました。
これまでもマルイは世の中の変化に合わせ、さまざまな取り組みを行ってきました。そして、その一つとしてお客さまニーズや価値観の多様化を踏まえ、業界ではいち早く正月三が日休業に踏み切っています。
これらによって、マルイで働くスタッフのモチベーション向上やWell-beingを推進し、結果として丸井グループの企業価値向上につなげていきたいと思います。
※昨年の記事はこちら