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コロナ療養中の悲劇 ~人工甘味料で下痢する人は気をつけて!~

絶賛コロナ療養中です(発症から4日)。
熱や喉の痛みがほぼ無くなり、咳が少し出る程度。
今日はオンラインで専門学校の講義を4コマできたほど回復しています。

さて、タイトルの通り、良かれと思って選択したことが悲劇を招いた出来事があったので、免疫を高めたいとか早い回復を期待している方に対する注意換気と言いますか、自分への反省も含めて記録を残しておきたいと思います。

発症初日

夜中に熱が出始め、体の痛みがやってきました。
痛みと不安で2時間おきに目が覚めるので、都度体温を計測。4時頃に39度とピークを迎え、その後は38度台後半を推移。
とにかく水分補給はしっかり!という頭があるので積極的に白湯を飲みますが、そうなるとトイレの回数も多くなるジレンマ。
体が痛いので「勘弁してよ」と思いながら用を足しておりました。

翌朝

起床時の体温は38.8度。近所の発熱外来へ。
1時間ちょっと外で待たされましたが、あまり気温が低くなかったのが幸いです。
ふだん風邪を引いても熱が出ないので、高熱への耐性が極端に低いのか、待っている間はつらくてつらくてたまりませんでした。
会計時、手に力が入らないので財布からお札を出すのさえも苦労しました。

発症から2日目

母が食料いろいろ、果物、牛乳、R1を差し入れしてくれました。
この時点ではまだ38度台の熱と体の痛み、加えて軽めの喉の痛みがやってきていました。
栄養士として仕事をしている私は「早く治したいなら腸内環境にアプローチや!」と意気揚々とR1をぐいっとひと飲みしました。
すると、頭がぐるぐるし始めると同時に顔から血の気が引き、腹痛とともにごろごろと音を立てるお腹。加えて吐き気。
あ、、これはやばいやつや、、と、トイレで倒れてもすぐに連絡できるようにスマホをポケットに忍ばせて、足元にバケツをセッティングしてトイレにスタンバイしました。

幸い嘔吐はありませんでしたが、早く回復するようにと食べた食事はすべて水様便として出ていきました。
そこからしばらくは熱、体の痛み、喉の痛み、腹痛とも戦わなくてはならず、弱った体にかなりのダメージを与えられたのでした。

腹痛(下痢)の原因とは

少し寝たら回復したので、R1について調べてみると、腹痛の原因は乳糖不耐症または人工甘味料と書いてありました。
牛乳を飲んでもお腹がゆるくならない私は、人工甘味料のせいか?とパッケージをチェック。
表にでかでかと書いてあるじゃないですか…「低糖、低カロリー」って。

商品に罪はない

小さい頃からシュガーレスキャンディなどでお腹を壊していた私。
R1にも低糖質、低カロリータイプがあるとは知らず、熱と痛みで表記を見る余裕なんて一切無かったので、よりにもよって一気飲みしちゃったのが大きな失敗でした。
自分では手に取らないんですよね、、低糖質・低カロリーの食品は。

人工甘味料の特徴

参照:独立行政法人 農畜産業振興機構

人工甘味料は、化学合成により作られた甘味料で、砂糖の数百倍の甘味度を有しているのが特徴であり、「アスパルテーム」「アセスルファムカリウム」「スクラロース」などがある。人工甘味料は、食品衛生法に基づき、厚生労働大臣が安全性と有効性を確認して指定する指定添加物に該当する。

独立行政法人 農畜産業振興機構より

今回私にダメージを与えたのは、恐らく「アスパルテーム」。
人工甘味料を多量に摂取するとお腹が緩くなるのは、胃や小腸で消化されずに大腸に到達し、乳糖不耐症の場合と同様に大腸内の浸透圧が高くなる(水を引き込む)ためと考えられているそうです。

さいごに

体重コントロールが必要な方もいるので、人工甘味料が一概に悪とは言いませんが、私のように合わない人もいるから気をつけてほしい。だからちゃんとパッケージ表記や原材料、成分表示を確認しようねという、身をもって痛い目を見た私からの実体験レポートでした。

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