マガジンのカバー画像

食とトレーニングと身体づくりと

68
幼少期~アスリートの身体づくりについて、食事とトレーニングの視点からあれこれ書いたものをまとめています。
運営しているクリエイター

#ダイエット

痩せたい彼女、その後②

シリーズ化してきている職場の新卒2年目の女性スタッフのダイエット観察記録。 昨日新たな情報を入手しました。 なんと、眉山とえらにボトックス注射を打っているそうで。 美容意識が高すぎる、、、 元々は眉にアートメイクをしたかったらしいのですが、眉山の筋肉が発達しすぎているから施術できないと断られたそうで、それなら、と眉山にボトックス注射。 瞼が重くて重くてしょうがないそうです笑 41歳の私からすると「ずれてるなぁ」と感じますが、自分が20代前半の頃もエステに行ったり高いスキン

痩せたい彼女、その後

※画像はこちらのブログから拝借しました。 1ヶ月ほど前に、職場に無理なダイエットをやろうとしている女性スタッフがいたので全力で止めたという記事を投稿しました。 その彼女が「痩せたい痩せたい」言いながら食べていた昼食が「痩せたくない人の食事」だったので、こちらに報告させていただきます。 タイトル画像からもわかるように、カップ麺とごはんのセット。 ごはんは自宅から持参した100gほどの量で、この量から食事を減らして痩せたい意志が伝わります。 それに組み合わせたのがカップ麺だ

全力でおすすめしないダイエット方法

職場で仲間たちと昼食を食べていたときのこと。 新卒2年目の若い女性スタッフが「痩せたいから“IUダイエット”をやろうと思ってるんです」とぽつり。 IUダイエットって何?と尋ねると、韓国の女優/歌手にIU(アイユー)という方がいて、その方が実践した5日で5kg落とす方法なんだとか。 調べると、朝食にりんご1個、昼食に焼き芋1個、夕食はプロテインの合計約500kcalの食事を5日間おこなうのだそう。 やめろ。 不健康になりたいのか。 死なせたいのか。 うっかり口が悪くな

減量アドバイス2ヶ月後経過報告

ちょうど2ヶ月前に、専門学校の生徒から「食べる量を変えずに減量できますか?」と質問を受けたので、 ①食べ物の質を変える ②食べる順番に気を付ける ③よく噛む をやってみたら?とアドバイスしました。 ちなみに、減量をするのは生徒のお父様です。 今日は年が明けて最初の授業。 その授業終わりに生徒がにこにこしながら近づいてきました。 「先生!お父さん、8kg痩せたんですよ!!」 えーーーっ!なんと!めちゃくちゃ嬉しい報告! 実践したのはアドバイスした3つと、ドラクエウォーク

【生徒からの質問】 食べる量を変えずに減量できますか?

「先生~、食べる量を変えずに減量ってできますか?」 講師を勤めるトレーナー養成専門学校の授業終わりに、一人の生徒がこう質問をしてきました。 詳細を聞き出します。 ・実家のお父さんが太っていて、糖尿病予備軍。 ・運動は特にしているわけでなく、食べる量がとにかく多い。 ・痩せさせたいけどどうしたらいい? お父様ご本人からの相談ではないので、これ以上の情報はわかりません。 なので、まずは彼の望む『食べる量を変えない』という部分をポイントにして以下のように回答しました。 【わ

受験生向け栄養コラム「本当に必要?ダイエットを正しく知ろう!」

過去問や問題集を出版されている東京学参様のHPで連載している、受験生向けの栄養コラムが更新されました。 今月は「本当に必要?ダイエットを正しく知ろう!」です。 私自身が太りたくない願望で食べ控えをしていた小中学生時代。 おかげでおかしの量が増えました。 ニキビが増えました。 部活をやっていたのに、筋肉が思うようにつきませんでした。 結果的に、学校で学んだ栄養学やトレーニングの知識を活用してダイエットをする19歳まで、体重は増え続けていました。 ダイエット後、約20年間リバ

流行りものには手放しで飛びついちゃダメよ、って話。

わかりやすくてキャッチーなケトジェニック(超低炭水化物の食事法)。 短期的に実施して効果があっても、長期的に向いてるとは限らない。 炭水化物を減らすことでたんぱく質と脂質の摂取量が増えると、腎機能の低下や悪玉コレステロール値の上昇につながるし、特に妊娠の可能性がある/妊娠中の女性は、自分だけじゃなく胎児にまで影響が出るリスクが上がるから、やるならそこも考慮して納得してからやってね、と言いたい。ってか、言う。

食に無関心な人はいても、無関係な人はいない (※漫画の紹介じゃないよ)

「この漫画に無関心な女子はいても、無関係な女子はいない」 この文言にやられて購入した『さよならミニスカート』。アイドル活動をしていた主人公が、事件をきっかけにアイドル界から姿を消し、身を守るために男子のように振る舞うようになる。一方で、男子の理想を絵に描いたような同級生がいて、お互いの言い分はわかるけれど相容れることができない。 誰のために「可愛く」「女の子らしく」いなければならないのか、女の子の在り方を問い、男子側も異性に対するステレオタイプを見直すきっかけになるであろう

インタビュー記事② “感じる”+“考える”から始める食事改善

スポーツ栄養士×アスレティックトレーナーの後藤です。 先日インタビューをしていただいだ第2弾の記事が公開されたので、こちらで紹介いたします。 食事改善において大切にしてもらっているのが“感じる”こと。 以前勤めていたフィットネスクラブでのダイエット指導の面談中に頻繁に耳にしたのは「久しぶりに空腹を感じた」という発言でした。 会社の検診でメタボ判定をされたほとんどの方が ①時間になったら食べる ②家族が用意してくれているから食べる ③体格が大きいから勝手に大盛りにされる