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納豆

トップ画像は福島県川俣町の自販機で買える「女神の納豆」です。
お金さえ入れればあなたが女神じゃなくても買えます。

郡山市などの一部のスーパー、二本松市の道の駅「安達」でも買うことができます。
通販でも買えます
し、ふるさと納税の返礼品にもなっています。
神秘的なネーミングにも惹かれますが、個人的にはとてもおいしいと思っています。

さて、今回は食レポではなく、自作納豆について。

使用する機器はこちら。

左がSHARPのホットクックで、12時間くらい水に浸けていた大豆を蒸すために使います。
その後、右のVitantonioのヨーグルトメーカーで24時間以上低温発酵させます。

発酵に使う納豆菌はAmazonで買ったこちら。

市販の納豆でも作れますが、納豆を作るのにまず納豆を買うという行動に納得できないため、こちらを使用しています。
容量はたったの3gですが、これで30kg分の納豆が作れるようです。
実はこれを買ったのは2度目です。
それは私がすでに30kg分の納豆を作った達人だからではなく、この容器が地味で小さすぎて無意識にゴミ扱いして捨ててしまったからです。

ちなみにヨーグルト作りも同じ理由でヨーグルト菌を買っていますが、ヨーグルトはそこまで好きではないらしく、まだ一回しか作っていません。

単身赴任の一人暮らしのため、そんなにたくさん作りません。
せいぜい乾燥大豆カップ一杯弱、蒸し上がり大豆で300g分です。
豆好きなので大豆はほかにもスープに入れたりサラダにしたり活用しています。

ヨーグルトも納豆も注意するのは発酵容器の消毒徹底と温度×時間の管理くらいで、それ以外はテキトーでも作れます。

ネット上で検索すると、小さい大豆を使って指で潰れるまで蒸すか茹でる、とありますが、少々硬めのほうが私は好きですし、豆の大小、種類にもこだわりはありません。

メリットは、自分で材料を吟味・調達して作ることで美味しさが増すので、大事に食べることができること。
納豆パッケージのゴミ削減にも貢献できます。

コストを計算してみましたが、市販の納豆が3パック150gで100円とすると、ほぼ同じ金額で豆の産地・グレード・大きさ・固さを自分で選べて、安心かつ贅沢な納豆が食べられることがわかりました。

国産の乾燥豆1,200円/kgの豆で作れる納豆は、約1,800gになります。
市販の納豆が3パック150gで100円なので、1,800g分に換算するとちょうど1,200円ですね。
※タレやカラシのコストは計算していません。

素材にこだわった高級納豆ならもっと単価が張りますので、ちょっとの手間で作れる高級納豆のほうがコスパ良いではありませんか。

ヨーグルトメーカーの購入費用は減価償却しましょう。
コストコ価格約4,000円÷365日=約10円
納豆を週に一度しか作らないとすると70円/回になってしまいますが、ヨーグルト、塩麹、醤油麹、甘酒など作る習慣があればどんどん安くなりますね。
さらにヨーグルトメーカーが5年持てば殆どコストはかからないことになります。

もちろんヨーグルトメーカーがなくてもできます。
下の写真は初めてコタツで発酵させて作ったときのもの。

うまくいったのを機に、温度×時間管理の自動化を果たすためコストコでヨーグルトメーカーを買いました。
まだ一度も失敗していません。
発酵にホットクックを使うと何時間もホットクックを使えない状況になるので困っていましたが、これでホットクックの時間割を検討する手間から開放されました。

納豆の発酵温度と時間は40℃〜50℃、24時間ぐらいです。
その後1日か2日冷蔵庫で寝かせると納豆になり、1週間ぐらい冷蔵保存できます。

※※※

以下、参考までに手順写真を貼っておきます。

■菌の計量(0.1g)
これ以下は測れない。
容器がおちょこなのはご容赦ください。
単身赴任の立場ではできるだけ物を増やしたくないので色んなものを代用します。

■菌に水10cc投入、よく混ぜる

■蒸したての熱々豆を発酵容器に300g測りながら入れる
このサイズの豆だと蒸し上がりの豆1個が大体1gなのでピッタリ測れますね。

■豆が熱いうちに菌の溶液を投入。
溶液の投入量は豆100gに対し1ccでいいので、本来は3gのところ、入れすぎて5gに。
計量スプーンなどで慎重に移せばこのような失敗はしませんが、ここは気にせず菌が豆に行き渡るようによく混ぜる。
私はこの容器に蓋をしてシャカシャカとシェイクする派です。

■発酵
容器の蓋をとり、濡らしたキッチンペーパーをかぶせてヨーグルトメーカーにセット。
ヨーグルトメーカーの蓋も少しずらして菌が呼吸できるようにしておく。

今回は45℃で24時間にしてみました。
出来上がりが楽しみです。

■乾燥豆の保管状況
赤いのは小豆、一番右は玄米です。

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#豆好き

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