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「成功はゴミ箱の中に」

マクドナルド創業者 レイ・クロック自伝

「仕事ばかりして遊ばなければ人間ダメになる」という人がいますが、レイ・クロックは決してその言葉には同意しませんでした。「私にとっては、仕事が遊びそのもの。野球をして得るのと変わらない喜びを仕事からも得ている」(「成功はゴミ箱の中に」より一部抜粋)

「何これ?羨まし過ぎるんですけど」読んだ時の率直な感想。そもそも仕事を楽しんだことが一度もない。

無職になってちょうど一年経つが、辞めたきっかけの一つは上記の言葉。決して楽したいわけではない。「楽しい」という感情を職場で味わってみたい。ハローワークで相談に乗ってもらおうと思ってた矢先、コロナがやって来た。

「楽しく仕事したい」自分の人生にとって大切な、希望溢れる言葉が生温く感じ、罪悪感たっぷりにコーティングされて、口には出さず飲み込んだ。

「コロナうつ」という言葉を耳にしてから、何度も何度も仕事について考えた。「やっぱりやりたい仕事を見つけたい」という決断に至り、現在も絶賛職探し中。何故ここまで悩み考えてしまうのか。それは過去にうつ病を患っているから。何度か自死を試みては失敗し、家族を泣かせた前科あり。

「働けるだけありがたい」これももちろん間違いではない、わかっている。電車、バス通勤にシフト勤務。他の人が難なく出来ていることが、私には苦痛でしかない。これも事実であり、間違いではない。自分が出来ないことは出来る人に任せて、私も自分が楽しく出来ることを見つけたい。

不安だらけのビビりな自分。またうつになるのではと怯えている自分に一つだけルールを作った。

「笑顔で楽しく今日一日を過ごすこと」朝、カーテンを開けたとき声に出して言う。


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