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ディズニーランドに行ってパレードに大人気なく魅了されてきた話

アラフォー女子、昨年20年ぶりにディズニーランドに行って以来、ディズニーのエンターテイメントがちょっとキニナル存在になっております。
(※今日行ったわけじゃないよ。)

20年全くノータッチだったディズニーランド。
死ぬまでにもう一度ディズニーに行きたいと言っていた母の希望を叶えるべく、同行する夫と私の両親を引率するためにも、現行のルールを完全に理解するまでに予習して望みました。

新たにスマホアプリが出来ていたり、ものすごいバズーカレンズを持ったディズニーファンの方々が闊歩していたり、外国人が多くいらっしゃっていたり、ファストパスを求めて園内を走った過去の記憶とガイドブックは全く使えなくなっていました。

予習の内容にはアトラクションや食べ物だけでなく、パレードも含まれています。昨年2023年からスタートした、ディズニーランド40周年パレード「ハーモニーインカラー」
ディズニーキャラクターは勿論、コロナ禍で一度はパレードからダンサーさんが消えていたそうですがこのパレードから復活したそうです。

予習のために、YouTubeに上がっていたパレードの動画を見終わった私、その完成度の高さ、ダンサーさんのカッコよさに完全にハートを撃ち抜かれていました。

小さい頃はパレードと言えば、ダンサーさんそっちのけで、キャラクターだけを楽しんでいました。大変失礼ながら、ダンサーさんいる?とさえ思っていました。あの時の私、分かってなかったナァ。

いや、もう、ほんと、ダンサーさんいてこそのパレードだわ、って思わされました。それほどの力がありました。

大人になった今だから言えるパレードのダンサーさんの魅力

・世界観を盛り上げる衣装・振り付け
パレードのフロートにはキャラクターが乗っかっていたり、歩いてきたりします。その周りをダンサーさんが彩っているわけですが、その衣装が世界観に沿っていて、フロート、キャラクターともマッチしています。
そして、探検隊の格好をしているダンサーさんは陽気にはつらつと、神秘的な格好のダンサーさんの振り付けは美しさをイメージさせたり、近未来的な世界がテーマのフロートのダンサーさんはヒップホップみたいな振り付け?(語彙力)でかっこよかったり、ダンスの振り付けも含めてとにかく世界観とマッチしています。

・指先までしっかり意識、絶やさない笑顔、パレードルートすべてを演じきる体力
実は私、小学生の頃ダンスを習っていました。
ジャズダンスの団体レッスンだったのですが、その中でバレエの指導も必ず行われていました。昔はその必要性が全く理解出来ていなかったのですが、パレードを見て、ようやく分かりました。(遅っ!)
ダンサーさんの指先までの意識、静と動のメリハリ、姿勢の美しさは全部バレエが基本になっているんだなと思いました。
踊っていてどこのシーンを切り取ってもちゃんと全部格好良いのです。小さい頃の私は、この振り付けの次はこの振り付け、その次はこのポーズ、みたいな感じでパッチワーク状態で踊っていました。うん、今思うとそりゃダンス上手に見えなかったな。小さいからまだ理解が追いつかずある意味では凡人には仕方なかったのかもしれませんが。

それにパレードということは、止まって踊るだけではなく、フロートの進行に合わせて踊りながら進まなければなりません。通っていたダンス教室で市民まつりのパレードに参加することがありましたが、これが思っている以上に大変なんです!
ステップを踏みながら前に向かって進むこと、それを周囲の人と隊列を乱さずに行うこと、普通にダンスしているよりもよほど体力を使います。パレードルートの左右どちらからも人に見られ続けること、常に笑顔は絶やさず、汗をかいても拭っちゃだめ…だんだん削り取られる精神力。今でも覚えているくらい本当に大変でした。ディズニーのダンサーさんは、それが毎日!体力お化けだし精神力もほんとすごい!!

一時期取り上げられていたように、低賃金劣悪環境のやりがい搾取のハードワーク、と言われているのを見るのは悲しいです。実情はわかりませんが、もし本当にそうならダンサーさん、演者さんはめちゃくちゃ大変だと思うのでなんとか健康を害されない、良い環境でオシゴトできるといいなと、他人ながら思わずにはいられません。

・・・



そして迎えたディズニーランド旅行最終日、ハーモニーインカラーのパレードを現地で見ました。


雨の日バージョンでした。
ディズニーを予習して初めてパレードに通常版、雨版、風版などあると知りました。


動画で見た通り、こちらにやってくるキャラクター、相変わらず元気で美しくて楽しそうにパレードを盛り上げてくれるダンサーさん。

カメラが趣味なのでずっとキャラクターとダンサーさんを追っかけてシャッターを切っていましたが、(そして設定が甘くて色々撃沈した)
パレードの最後のフロート、ミッキーとミニーが出てきたところで感極まって泣いてしまいました。まさかパレードで泣くとは。

20年全くノータッチだったディズニーランド。
昔とは見えてくる景色が全く違っていました。


ミッキーとミニーも勿論好き


そして年明け、今年の1月から3月まで、ミニーちゃんが主役のイベントが行われていました。

そう頻繁にはディズニーランドには行けないものと思っていたので、これもYouTubeで見てしまいました。
ハーモニーインカラーよりもテンポが早く、これをパレードルートすべてで演じきるダンサーさんは運動量半端ないな、ダンサーさんにおデブさんがいないのはそういうことなんやな、、なんて自分のぽよんぽよんのお腹を見てちょっと切なく思ったり、イキイキとしてカワイイ振り付けに惚れ惚れしながら何度も見てしまいました。ダンサーさんも、ミニーちゃんも、サイッコーにかわいい。これが、尊いということか…。
私もすっかりオタクの仲間入りです。


(新居を古くて家賃が安いほうで我慢したんだから、本格的な夏が来る前に絶対にまたディズニーに行ってやる~!)

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