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お金に余裕が欲しい-2020年3月16日の訴え

この記事は社会人になってから私がどんなお金の使い方をしていたかに触れつつも、最終的には「私を気まぐれにサポートしてお金恵んでー!」という開き直った卑しさ全開の内容です。


新社会人で済み始めたアパートの家賃は19,000円

社会人になるときに自分で探して住み始めたアパートは家賃が19,000円だった。駐車場代などを入れても23,000円。よく職場でネタにしていた。そしたら本気で心配してくれる人がいた。いや、こっちは好きでそこに住んでいるんです。6畳1Kで風呂トイレは一緒だし洗濯機はベランダだったけど収納が多くて台所も広かった。そのころは料理は全くしていなかったので意味は無かったが。通常の広さの押し入れと天袋、1坪ほどの大きさの手作りクローゼットという1Kの物件にしては申し分ない収納スペースのおかげで部屋は広々と使うことができた。風呂トイレが一緒なのも、シャワーで浴槽からトイレから丸ごと洗えて楽だった。周辺の住民に変な人が居るとかもなく、そういえばカメラ付インターホンもあったし、いい物件だった。

事故物件じゃないよ。事故物件でも安いなら構わないけど。


ATMで現金を引き出そうとしたら残高が足りず引き出せなかった

社会人2年目のころだったか、Twitterで「働き始めたら100万円なんて1年で貯まる」って見かけたんです。え、貯まってないけど…?(当時)
そのころのお給料は地域と年齢を考えたらそれなりに貰ってた。でも貯金は100万円も無かった。なぜなら貯金など気にせず欲しいと思ったものは買い、外食や旅行も頻繁に行っていたから。そのころは少し財布に余裕ができれば東京、大阪、神戸、徳島(大塚国際美術館)に行っていた。イベントや買い物がメインで、旅行より遠出と言ったほうが正しいかもしれない。

話が脱線するけど、近場にでも遠方にでも、ひとりで行った話をすると驚く人がいる。大体は「へえ、〇×に行ったんだ、誰と?え?ひとり?なんでひとりで?」といった感じ。「すごいね~」とまで言ってくる人がいる。ひとりで行動することに疑問を持つ理由が分からないし、ましてやそれがすごいとも思えないので、正直返しに困る。

話を戻す。
そんなわけで、100万円なんてすぐツイートを見てからは貯金を意識しながら生活したところ、見事に貯めることができた。節約を意識した訳ではなく、貯金額を気にしていたらできた。仕事が忙しくなりなかなか旅行に行けなくなったのもある。

で、引っ越した。

家具もいくつか新調した。

それらのほとんどはクレジットカードで支払った。

ある日、買い物をしようとATMで現金を引き出そうとしたら、残高が足りずできなかった。ちょうどインターネットバンキングを始めたころだったので、不正に引き落とされたのだと思い急いで家に帰り入出金明細を確認したら、クレジットカードの支払いで銀行口座の預金がほとんど無くなっていた。たしか2万くらいしか残っていなかった。冷や汗が出た。不正じゃなかったから。
とは言っても100万円にはカウントしなかった別口座を持っていたので、すぐに生活できなくなったり家賃が払えなくなったりする心配はなかった。でもあの100万円は一体どこへ。お察しの通り、引っ越し費用で消えてました。
引っ越した理由は特に無かったが、あえて言うなら生き方を変えたかったから。住み心地は良くても人を招き入れるには狭かったし、料理をしない前提で物を置いていた。つまり引っ越したのは、宅飲みしたいという気持ちが強まったのと、料理というものをしてみてもいいかもしれないという心境の変化によるものだった。
だから次のアパートは一人暮らしにしては贅沢な広さの部屋を選んだ。家賃は地域の相場と同じくらい。料理ができるようなスペースも確保できた。来客に対応できるような家具も揃えた。そして貯金が無くなった。


初めての金欠とゆるくて続けられる節約

大学1年生のころからひとり暮らしはしていたが、金欠、お金が無くてやばい!という状態は初めてだった。いや、大学生のころも貯金はあまりできていなかったが、学生だしそれでいいやと思っていた。学生の本分は学業。でも社会人の金欠は将来に係るように思えて焦った。学生のころと違い、ひとつひとつにかかる金額がでかい。住民税とか車検とか…学生のころから払っている人もいるだろうけど。とにかく多くなる。親世代はもっとでかい。冠婚葬祭とか。ちょうど20代後半に差し掛かったころで、結婚したいとも考えるようになり、婚活を始めたところだった。

とにかくお金を貯めなければ安心できなかったので、どうすればいいか考えてみた。

①コンビニでご飯を買うのを止めた。
一時期は朝も晩もコンビニだったのを止めた。効果は一番大きかったと思う。

②米だけは炊くが自炊はしないまま。
朝は卵かけごはん、夜は安くなったおかずを買って帰るスタイル。ひとり暮らしならこれが一番コスパがいいと思う。下手に自炊しても食材を使い切れず腐らせてしまう。自炊のほうが安上がりになる条件は、安売り情報をチェックできること、安い食材を手に入れられること(残業が多い人には難しい)、食材を使いきれること。あと食に興味が無いなら毎日同じ物を食べることができるから食材は無駄にならないかもしれない。

③楽天カードを作った。
ステマか?違います。店で使えばポイントが貯まる。ガソリンなんて一度の金額が大きいうえにポイントがより多く付与される店がある。どれくらい使用するかによるけど、私の場合、月々数千ポイントは貯まる。もちろんそのポイントで楽天市場で買い物ができる。ティッシュとか生活必需品で買うことができるから、節約になる。と思う。もちろん楽天じゃなくてもいい。でも楽天ぐらいいろんなサービスがあるところがいいと思う。あとクレジットカードだと感覚が狂ってお金を使いすぎるって人はマジで止めといたほうがいい。

④旅行などの趣味を我慢した。
外泊欲求が溜まったらネカフェで発散するようにした。おかげで県外へ出ることが無くなってさみしくなった。出張で久しぶりに東京に行ったときにはしゃいでしまうほど。シェリー飲みまくった。他にもドールなどお金がかかる趣味があったけど、どれも泣く泣くメルカリで売ってしまった。

⑤ニコニコ動画のプレミアム会員などを解約した。
他にはdTVとか。月額たった500円だったけど、自動的に引き落とされるものは少しでも減らしたかったので解約した。特にニコ動は平日は帰宅~就寝、休日は一日中見ていたほどどっぷり浸かっていたので解約するのがかなり辛かった。いい決断だった。


結果と今現在

この5つのみ。節約と言えるのか疑問なほど緩い。アウトがセーフになっただけでグッドにはなっていないと思われるかもしれない。でも感覚としてはかなり変わった。食べるものも変わったし、以前は欲しいと思った物は迷わず買っていたのを我慢するようになった。当たり前だって思うかもしれないけど、19,000円のアパート時代は我慢なんて必要なかった。

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