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夏休みの自由研究でおなじみの“マス目”模造紙の誕生秘話をご紹介

8月に入りました。お子さんたちは、そろそろ夏休みの宿題に取り掛かりはじめる頃でしょうか?夏休みの宿題というと、自由研究や工作によく使われているのが「マス目模造紙」です。
このマス目模造紙、実はマルアイが発祥なんですよ。

マス目模造紙の誕生

模造紙が誕生したのは100年以上も前と言われています。もちろん当時は印刷のないただの大きな紙でした。

マルアイでも模造紙をつくっていましたが、社内の掲示や会議には独自にマス目を印刷した模造紙を使用していました。1976年「これを商品化してはどうか?」という社員の声から誕生したのが「マス目模造紙」という商品です。ちょっとした工夫ではありましたが、これが学校などを中心に爆発的な人気となりました。

マス目は50mm間隔に実線、さらに25mm間隔に点線が入っています。マス目に合わせて書けば真っ直ぐに均等な間隔で、揃った文字を書くことができます。また、線も簡単にキレイに引けます。

1枚ずつ使いたいという声に応えて

1995年には、1枚ずつ取り出しやすいプルタイプが誕生しました。通常、模造紙は内容量の枚数が重ねられて一気に巻かれています。例えば、50枚入りの商品ならば50枚がまとめて巻かれているのです。しかしそれでは「1枚だけ取り出すのが大変」「元のように巻くのが大変」というお客様の声が多く届きました。その解決策として生まれたのがプルタイプです。(プルは「引く」という意味)

プルタイプ発売当時のパンフレットビジュアル

必要な枚数を取り出しても残りはケースに入ったままなので、保管中に折り目がつくことや汚れてしまうという悩みも同時に解決しました。

マス目模造紙シェアNo.1

マルアイでは発売から現在まで、なんと約1500万本ものマス目模造紙を生産しています。内容量や色などのバリエーション豊富なマルアイのマス目模造紙は、全国シェアNo.1。たくさんの方々に選んでいただいています。

ご家庭で使うのにぴったりなのが2枚巻タイプ。少量なので気軽に買って使うことができます。この時期は夏休みの自由研究や工作によく使われています。
学校や会社、施設など、まとまった枚数を使うときは、たっぷり使える20枚入りや50枚入りがおすすめ。好きな長さにカットしながら使える10m巻や30m巻という長いロールタイプもご用意しています。

色は白のほかにもピンク・クリーム・ブルー・うぐいす・ブラックを取り揃えています。ダントツの一番人気は白ですが、涼しげなブルーや目にやさしいクリームもよく選ばれています。

ブラックのマス目模造紙は何に使うのか不思議に思うかもしれませんね。例えば、学園祭などで部屋を暗くするときの暗幕代わりに、模造紙を夜空に見立てマス目を基準に白いペンで星を描けば天体観測の記録に使えます。

趣味や勉強、お仕事道具に

壁新聞づくりだったり、地図づくりだったり、子どもの頃に学校の授業や宿題で模造紙を使ったことがある人も多いかもしれませんね。学校だけでなく、会社や施設で大きな掲示物として活用できたり、会議や打ち合わせの場では数人で模造紙を囲んでアイデアを書き出し考えを整理できたりと便利に使えます。

また、好きな長さにカットできる10m巻と30m巻は洋裁の型紙を作るのにとても便利です。長さを測ったり線を引いたりすることが多いので、マス目が作業の補助をしてくれます。

夏休みの自由研究や工作だけでなく、日頃から暮らしの中で使われている模造紙。文房具店やホームセンターなどでお求めの際にはぜひ、マルアイの模造紙を探してみてください。

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