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アメリカでボランティア3【後編】

【前編】からのつづき。
ボランティアで学んだことを
書いていきます。

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覚えた言葉いろいろ

ボランティアでは
料理英語を多く学びました。
今後使うのかは分からないけど、
新しい言葉に出会ったら
毎回メモするようにしていました。
たぶんしばらく使わない。

lentil レンズ豆。おいしい
chickpea
ひよこ豆。これは日本語に似てる
brussels sprout
 芽キャベツ。日本語からは想像もつかない
black meat
鶏もも肉。はにゃ?
white meat
鶏むね肉。はにゃ?
lasagna
こんな綴りなのにラザニア
ratatouille
 ラタトゥイユだけど発音「ラタトゥィッ」
broccolini
ブロッコリーではないらしい
ribs
「r」の発音が難しくて伝わらない

キッチンでは協力が大事?なので、
色々な表現が飛び交います。

“Just behind you!” 後ろ通りまーす
“I got you!”
私に任せなさい
one or the other
 どちらか一つ(主菜選ぶとき)

「I got you!」はフィリーさんの口ぐせで、
厨房メンバーに困ったことがあると、
フィリーさんは「I got you~!」と言いながら
助けに行っていました。

特技を見つける

掃除です。
日本の小学校に感謝しました。

床が濡れててすべる。一度ずっこけた

アメリカの学校では掃除の時間がない、
というのは聞いたことがありましたが、
私が布巾を絞って机を拭いていると
目を丸くされました。

皆さん、バケツからそのまま出して
拭いていたので、机がびしょ濡れ。。
乾くからいいでしょスタイルです。
まぁそれでもいいのか?

机を丁寧に拭いてるだけで褒められ、
箒で床を掃くと感心され、で
掃除が得意な気になってきました。
ただの掃除だけど。
日本とアメリカ、
掃除の仕方の違いには驚きました。

不得意も見つける

高圧洗浄機。
持ち前の不器用さと要領の悪さにより、
皿から水が跳ねる跳ねる。
なかなか汚れが取れなくて食洗機に移せない。
次々に洗い物が増えるので、
もたついてはいられないのですが。。

にっくき高圧洗浄。そして食洗機は熱い

フィリーさんが代わってくださいました。
ちゃっちゃかテキトーに見えるのに、
しっかり汚れが取れているからすごい。
さすがベテランです。
私は洗い終わったものを片付けるポジションを
いただきました。ほっ。

食洗機の担当は、
それ以来回ってきませんでした。よかた。
クリスティーさんお気遣いありがとう。

ボランティアなので失敗しても誰も怒らないし
むしろ来ただけで感謝される。
素晴らしい施設でした。

最終日

2月3日
帰国の2日前。

ウォルター料理長は寂しい寂しい、
私も連れてってーとずっと言ってました。笑

最終日もやることはいつも通り。
サラダを作ったり、
デザートのチーズケーキ(既製)を分けたり、
こまごまとした、でも重要な仕事です。

最終日のまかない。
ついにマッケンチーズとご対面

配膳や片付けが終わると、
ウォルターさんと記念の写真を撮って、
連絡先も聞いて、また会おう!と約束。

アメリカの人は別れ際あっさり系なので
(見えなくなるまで手を振る...とかない)、
今回も淡白ではあったけど
ちゃんとお別れしてきました。
また来られたらと思います。

--

さすがボランティアの盛んな国、
体験も多種多様で
たくさんの人に出会いました。

最後の1ヶ月をこうして過ごし、
語学学校とはまた違う経験ができました。

ごはんを食べに来ていたのは
ホームレスの人や働けない人、
HIV陽性者など慢性疾患のある人。
ネガティブなイメージを持たれがちですが、
皆ボランティアに対して丁寧に接し、
(たまに空虚に叫んでいる人も来るけど)、
食事後は「ありがとう」と言ってくださって、
それぞれ懸命に生きているんだな、
と感じる場面が多くありました。

【余談】バレンタイン

1月16日
MLK Day (Martin Luther King Jr. Day)

私の登録しているボランティア団体で、
「Write Valentine’s cards for local seniors」というイベントがありました。

興味本位で参加してみることに。

簡単な説明のあと、
テーブルに移動して作業開始。
家族で参加している人が多い中、
私が一人きょろきょろしていると
ハリタさんというインドの方が
声をかけてくださいました。

アメリカの大学を卒業後、
近くで働いているそうです。趣味はお絵描き。

道具は揃っている

イベントは基本ほったらかしで、
参加者のセンスに任せます〜という感じ。
マニュアルもお手本もあまりなくて、
びっくりしたけど頑張って作りました。

ハリタさん作。かわいい
私作。2時間半で2枚しかできなかった...

自分のセンスには限界があったけど、
おしゃべりしながら楽しく作れたので
良かったんだと思います。

カードはバレンタインデーに、
地域のお年寄りに配るとのこと
(アメリカのバレンタインデーは、
身近な人に愛と感謝を伝える日、です)。
喜んでもらえたらいいなぁ。

個性あふれる素敵な作品たち

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長いnoteとなりました。
お読みいただきありがとうございました。


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ボランティア施設の近くにいる
ラブラドールレトリバー。
ボランティアのあと、よく会いに行ってた。

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