見出し画像

お茶に魅了された地域おこし協力隊が紡ぐ、八女の新たな物語

八女福島の町並み文化の保存・継承から見えてきた"次の一手"

日本の人口減少が止まりません。都市部への人口集中が進む一方で、地方では人口減少や高齢化が深刻な課題となっています。この問題に対して、私たちはどうすればいいのでしょうか。

こうした状況に立ち向かうため、全国各地で「地域おこし協力隊」が活躍しています。彼らは、地域の魅力を再発見し、地元の資源を活用することで、持続可能な発展を支援しています。桐原 共輝さん(以下、桐原さん)も地域課題と向き合い、行動している一人です。

2023年に福岡県八女市の地域おこし協力隊に着任された桐原さん。前回取材時、関係人口創出拠点「つながるバス停」にて活動されていましたが、今年度4月から八女福島の古い町並み観光PRの一員として新たなスタートを切りました。

美しい八女福島の白壁の町並みにある、築150年の町屋を再生した店舗「町家キュレーションおもやい」の2階にある桐原さんの事務所で、茶香炉から漂うお茶のいい香りに包まれながら、現在の活動についてお話を伺いました。


桐原 共輝さん

■桐原 共輝さんプロフィール
95年生まれ、静岡市出身。
大学休学中にバックパッカーで訪れた九州に惚れ、その後熊本へ移住。ゲストハウスで店長を務めるも、新型コロナの影響で大打撃を受け、精神的にも落ち込むが、祖母に淹れてもらった静岡茶で心身共に回復し、日本茶の魅力を再発見する。その後、大阪の日本茶専門店で本格的に学び、知識と技術を深めた。
さまざまな場所に赴く出張スタイルで日本茶を提供し、魅力を伝える「御茶人」の活動をしながら、2023年7月からは福岡県八女市の地域おこし協力隊として、関係人口創出をミッションとし、地域をより好きになったり、人と人がつながるきっかけの場(つながるバス停)の運営に携わっていた。
Note: https://note.com/aaa_kiri32 
Instagram: https://www.instagram.com/kiris_trip/

豊かな観光資源にあふれる八女福島の町並み

ーー4月から異動になったということで、2度目のインタビューありがとうございます。

以前は「関係人口創出」というところで頑張っていたのですが、今年の4月から「観光PR」の方に異動になりました。

ーー今、地域おこし協力隊として活動されている内容について教えてください。

はい。2つありまして、1つ目は古い町並みの観光PR活動です。

この事務所も「国選定 八女福島伝統的建造物群保存地区」(商家町)に含まれていて、地元の人は省略して「伝建地区」って呼んでいます。八女は職人と商人の街。始まりは城下町で、江戸から昭和初期にかけて発展した町です。
町家は、綺麗になっているところもあれば、まだまだ修繕が必要なところもあります。伝統的・歴史的な建築を後世に伝えていこうとする町並みの保全運動は、もともとは台風がきっかけで始まりました。そこから再生が進み、今は全体の約8割程度が完了した状態です。でも、それで終わりではないですよね。
この町並みを持続可能的なものにしていくためには、もっと知られないといけない。今後の修復にはもちろんお金も必要です。観光資源としても価値のある町並みの認知度を広めるための仕事をしています。

2つ目は、横町町家交流館の運営にも携わっています。交流館は、玉露体験が出来る八女茶カフェと、横町町家交流館周辺の古い町並み(八女福島伝建地区)の観光情報施設です。もっと多くのお客さんに来ていただけるように、企画や仕組みづくりをサポートしています。

白壁が美しい八女福島の古い町並み

ーー素晴らしい建築物が残る八女ですが、もとは観光地ではなかったと聞きました。人が住む城下町がそのまま残っていると。奇跡的に戦火の影響も受けなかったんですよね。

ここは受けなかったと聞いてます。博多の方はすごかったって聞いてますけど、八女は奇跡的に大きな被害を受けなくて、この一帯の先祖代々の家、酒屋さん、仏壇屋さん、提灯屋さんやお茶屋さんが残っていた。だから、そのまま住まいとして使ったという歴史があります。
建物の造りは商人型と職人型の2種類に分かれていて、造形が異なるので面白いですよ。
国の伝統工芸品にも指定されている、八女福島仏壇を作る職人。八女提灯を作る職人が、自宅兼工房として活用していた商家があります。
もう1つは職人が作ったものを売る商人の家。八女は、その2つの人たちが混在する街なんですよ。それが代々続いていて、今も伝統工芸品が残っています。

ーーこの事務所の建物もまるで昔にタイムスリップしたようで、素晴らしいですよね。
再生された綺麗な町並みを歩いて、住む人も自分の街が好きな方が多いんだろうなと感じました。

横町町家交流館

八女茶がもっと好きになる「体験」を届ける

ーー横町町屋交流館は、何ができるところなんですか。

八女茶が飲めるカフェ、休憩所としてご利用いただけます。
カフェのいち押しは、やはり「玉露」。一定の基準を満たさないと名乗れない「八女伝統本玉露」は日本茶の最高峰で、日本一を20年間連続で獲得しています。
一般的な茶葉の栽培方法では、日光を遮る時に黒いビニールシートを被せるのですが、伝統本玉露は天然素材の稲わらで編んだ「すまき」を使用したり、すべて手摘みで行っています。昔ながらの伝統技法を守っている、そんな玉露のストーリーもここででお伝えしています。

もう1つは、八女の歴史を伝える役割の施設として。城下町から始まり、商人・職人の住まいを経て今に繋がる歴史をコンパクトにご説明しています。
八女のまち散策で迷った時、とりあえずここに来て八女茶のことを知ってもらい、お茶を飲んでもらう。「次はここも良いよ!」と、おすすめの場所も気軽にアドバイスできるような、八女の魅力を知っていただく「きっかけの場所」ですね。

交流館には町の歴史についての解説パネルが展示されている

ーー交流館内に、おしゃれなキッチンもありました。

キッチンは最近できたもので、その活用も僕らの仕事です。
今、横町町家交流館で玉露・ほうじ茶・紅茶・煎茶など、たくさんの種類のお茶が提供されていますが、食事がないのが課題。“八女らしいご飯”が食べれる場所が、実はあまりないんですね。
去年、八女茶発祥600年を記念して「八女の茶そば」が商品開発されました。
現在、横町町家交流館でも販売していますが、今後は自分たちで茶そばを作って食べる、ワークショップや、食の講師を招いたイベントの企画も考えています。
お茶に関する飲み物だけじゃなく、食べ物も味わえる機会を増やしたい。
八女茶を主軸にして「食べる」「飲む」を体験できる場としてアイディアを出しています。

八女茶発祥600年を記念して生まれた「八女茶の茶そば」

他にも「体験」に注目していて、「手もみ体験」ができる場所になればいいなと考えています。

ーー「手もみ体験」っていうのは何ですか。

お茶って針みたいな形に長くなっているじゃないですか。昔は焙炉(ほいろ)という台の上にお茶の生葉をのせて、手もみをして乾燥させていました。今はほぼすべて機械でやっているので、手もみのお茶はとても貴重。
なので、手もみを体験してもらって、お茶をただ飲むだけじゃなくて、こういう過程があって皆さんの元に届いているんだということを知ってもらう機会ができたら。

矢部屋 許斐本家 十四代・許斐 久吉さんに焙炉についてご説明していただきました

ーー貴重な手もみ体験、興味深いですね。その他に観光案内のご紹介もされていると伺いました。

八女市には観光案内人と呼ばれる人がいて、その方達が案内してくれるコース※があります(※要予約)。
伝統工芸館内や町散策など5種類のコース+フリープランがあって、僕も一度参加したんですが、全然知らないことばっかりやったんですよ。
昔はこんな風に作られたんだよ、と町歩きしながら教えてもらいました。地元の案内人の方は歴史に詳しいし、よくご存知です。伝統工芸館が窓口になって受付をされています。

ーーその反響を見て、新たな町散策の観光企画も開発されているんですか?

そうですね。メインは、集客のためにPR・発信することではありますが、町散策の企画作りにも携わっています。
アイディアで今挙がっているのは、八女市内の学生にツアーガイドをやってもらう案。まずは学生が現役の町ガイドさんに教わった後に、学生主体で企画してもらう。学生ならではの新鮮な発想で、もっと面白くなるんじゃないかなと思っています。

また、県外からもたくさんの方がお参りに来られる福島八幡宮さんとも活動を考えています。
一緒に盛り上げたい人たちとも福島八幡宮に関わり、8月の夜詣や夏祭りなど手伝ってほしいと言われています。ぜひ、やれたらいいなと。

福島八幡宮には年間を通して多くの観光客が参拝に訪れる

地域おこし協力隊不在でも続けられる「土台づくり」を

ーー桐原さんのインスタで拝見しましたが、ラジオ出演されていらっしゃるんですね。

はい。先日、FM八女のラジオ番組『がまだすワイド』内の「八女に住んだBy!地域おこし協力隊!※」に出演しました(※毎週水曜放送)。

ーーラジオ出演の他には、インスタなどSNSのオンライン発信を活発にされている感じでしょうか?

そうですね。でも、まだまだこれからです。
僕のインスタで八女のお茶農家さんの情報発信をしたり、個人的にもインスタの勉強はしていますが、今は「土台づくり」に注力する時期だと思っています。

ーー土台づくりというのは?桐原さんは横町町屋交流館のインスタ運用もされているんですか?

横町町家交流館のインスタは、マネージャーの松尾さんがされています。
僕が代わりに投稿したり発信するのはもちろんできるんですが、地域おこし協力隊は任期がありますよね。僕らがいなくなった後でも、自分達で無理なくできるような仕組みを作りたいと思っています。
具体的には、プロフィールやハイライトを整理したりとか。八女茶カフェのメニュー表がなかったので、固定投稿に設定したり。更新マニュアルの作成などをしてサポートしています。

多分、松尾さんはSNSが苦手で僕らに任せたい気持ちはあると思うんですけど、やっぱり持続可能な形にするには、実際に手を動かしてもらった方が一番いいと思っていますので。無理がない範囲でお願いしています。
インスタ運用のモチベーションを維持する方法や、投稿がストレスにならないように何を投稿したらいいのか、そういう不安を取り除くために土台を作っています。

横町町家交流館マネージャーの松尾さん(左)と角田さん(右)

ーーなるほど。インスタ以外のネット活用はされているんですか。

Facebookもありますが、正直テコ入れが必要な状況ですね。
あとGoogleマップ上に表示される交流館の情報も、最新情報に更新しました。
交流館のホームページにも八女茶カフェの玉露メニューが掲載されていますが、見にくかったり、改善の余地があります。具体的には、観光案内のツアーの受付が電話だけだったり、提灯の絵付けなど体験の問い合わせ先が書いてなかったり、もったいない。
今まで活用や運用ができなかった理由があると思うので、その辺をサポートしたい。
良いところは残して、改善点があれば変更して。現場の人と話し合って「じゃあこうしよう」と、寄り添いながら進んでいきたいです。

先週、京都のお茶屋さんやお茶農家さんに会いに行く機会があって。Googleマップやインスタを見たんですが、大きな違いを感じました。
二条城をGoogleマップで調べると「街歩きツアー1万円」などの体験も掲載されていて、興味のある人に知らせることができるようになっています。
「うなぎの寝床」さんがされているUNAラボラトリーズのツアーの観光案内チケットが検索結果に掲載されているので、八女の観光案内ツアーも、今後掲載して知ってもらえるようにしたいと思っています。

Google検索結果「チケットを確認」からUNAのツアーチケット購入ページに遷移できる

人の繋がりや交流を生んでくれるお茶

ーー桐原さんがこの事務所で事業としてされている内容を教えてください。

僕個人の活動としては、今は日本茶の魅力を広めるために「出張お茶屋さん」の活動をしていて、ここは事務所兼作業場として使っています。地域おこし協力隊終了後も考慮して、今後訪ねてもらえる場所が欲しかったので、ここを借りられたことは本当に運命的でした。
1階が「町家キュレーションおもやい」という「八女すだれ」など竹を使った商品のアトリエ兼お店なので、お客様向けにお茶を淹れることもやっています。

お茶を振る舞う場合は、“お気持ち”を赤いポストに入れてもらう形にしています。お金じゃなくても、一言「ありがとう」の手紙でもOK。逆に得意なことをやってもらって価値交換でもOKにしてますね。

町家キュレーションおもやいの2階にある桐原さんの事務所

ーー面白いですね。定期的に開催されている「お茶の持ち寄り会」というのは?

「お茶の持ち寄り会」は、お茶好きが集まってワイワイするイベントです。参加条件は、茶葉を1つ持ってくること。家にあるものや好きで買ったものでも、何でもOK。道具はこっちで全て揃えるんで、とりあえずお茶を入れ合いましょうっていう気軽な会です。

目的の1つは、お茶仲間が欲しくて。参加条件が茶葉持ち寄りなので、自然とお茶好きの人が集まりますし。家でお茶飲んだり、お客さんに出す時にどうしたらいいのかな、みたいな相談事ってあると思うので、その話を聞きたいです。お茶をきっかけに、横のつながりができるので今度は、交流の場を作り出したい。

あとは個人的な、本当私的な目的なんですけど、やっぱり誰かに飲んでほしいんですよ。
一人で練習してやるのも面白いんだけど、実際に飲んでもらって、感想や意見をもらいたい。お茶好きが高じて、今、すごい量の茶葉が手元に溢れています(笑)。とにかく消費したいし、いろんな味を誰かと共有したいです。そんな私的な楽しみもあります。

桐原さんこだわりの常滑急須でお茶を淹れる

ここを地域交流の場所に

ーーこちらは、レンタルスペースもあると伺いました。

事務所内の8畳と、奥の6畳の2部屋を場所貸ししています。6月は2件ご予約があって、地元の子ども向けに絵本読み聞かせ会がありますね。
ワークショップやミニマルシェなど、特に地域や地元の人の交流に使ってもらいたい。
僕もそうだし、1階の中村 昌史さん(町家キュレーションおもやいの店主)もおっしゃっていましたが、人が集って循環が生まれる空間にしたいという価値観は一緒なんです。人が集う場所にしたい。
ここに置いてある琵琶は、僕が借りる前の方にいらっしゃった琵琶演奏者さんのもので、お稽古場として利用されていたそう。触ったりして遊んでもいいらしいです。

ーーその話も面白いし、みなさんの優しさが溢れていますね。

「町家キュレーションおもやい」代表の中村昌文さん

ーー地域の方へのヒアリングは、具体的にどういうことをしているんですか?

僕が来たのは2023年7月でそれ以前のことを知らないので、飲食店さんなど事業者の方や町並み再生に関わる人達がコロナ前や期間中どんなことをされていたのか。今はどんな感じなのか?教えてもらっています。
具体的にはお店や町を盛り上げるために何をしていたか、アンケート形式でヒアリングしています。観光客が来られた時どういう対応をして喜ばれたか、逆にこういうお客さんはしんどかったとか。
また、現状や将来どんな町になって欲しいのか。観光客が押し寄せて欲しいのか、今のままがいいのか。従業員がいなくて困ってるとか、この辺がちょっとお金が足りなくて、直せてなくてとか。匿名の情報でも可能なら共有させてもらって、目標・目的意識を持って僕らができる仕事は、すべてやっていきたい。
「盛り上がっている町」も、例えば観光客でごった返す太宰府みたいになるのは違いますしね。地域住民には高齢者の方もいらっしゃるし、やっぱり一番はそこに住んでいる人です。そんな風にみんなで考えて、どんな町になればいいのかを探っていきたいです。

意見の吸い上げは必要なので過去の情報を集めることを今、集中的にやっています。これまでにやってこられた人達へのリスペクトも含めて。いきなり新参者がやってきても受け入れられないだろうと思います。昔やっていた企画を引き継ぐ可能性があったらぜひやりたいし、ゼロから考える必要もありませんしね。

ーーまさに今人と人をつないで、新しいものを作っていっている途中ということですね。

ありがたいことに、僕が将来やりたいと思っている「宿×お茶屋さん」に繋がるんですよね。実は昔お茶屋さんだったんだよっていう話を結構聞くので、撤退された理由は何だったんかなとか、いろんな話を知りたいですね。

ーー桐原さんの今後の展望を教えてください。

地域おこし協力隊としての事業期間は3年間なので1年が終わり、4月から新しい仕事に変わりました。残り2年でどうするか。
町歩きをする観光客を増やして、盛り上がっているような町の雰囲気にしてほしいと言われてますが、町歩きだけでは実は地元に落ちるお金はほぼなくて、還元されないんですね。「おもやい」のような売店や飲食店さん達の売り上げが上がることが一番なんです。そのための仕掛けと仕組みを作っていきたいと思っています。
1〜2年ですぐに結果が出ることではないし難しいとは思いますが、少しでも成果が見える感じには、何とかしていきたいですね。
僕らの活動を知ってもらって、県外から私達も何かやりたいな、と相談を持ちかけられるようにしたい。

ゲストハウスの店長としての経歴も持つ桐原さん

リピーターが絶えない町のカギは「人」にあり

八女は、リピートがある町にしたい。きっかけは「福島の白壁の町並み」「八女茶」「うなぎの寝床」さんを知って、など何でもいいんです。そこから「八女の人」に触れて、次はこの人に会いたくて来ました、みたいな。以前の「関係人口創出」業務に近い立ち位置にはなるんですが、「人」がハブになって広がっていくイメージをしています。
八女は、何度も来てもらえる町に僕はなると思ってます。
そのための間口を広げるのが、今の僕の仕事になりました。

ーー桐原さんが思う、八女の魅力はどういうところにあると思いますか?

まず水がきれいなことなんですよね。それが原点で、伝統工芸和紙が作られたり、良い環境がある。太平洋戦争中、首都の候補になったほどです(「八女遷都論」)。それくらい環境が素晴らしいのと、それに引き寄せられる人がいて面白い。
近くの坂口酒店の店主さんや「おもやい」の中村さんもそうですが、会いに行きたい“おもろい人達”が八女にはいます。
町家の再生に携わっている人も、表舞台には出ませんが面白い人ばかりですね。見えないところで頑張ってる人に会いに行く価値っていうのは、すごく感じます。

福島天満宮の内藤さん。子どもさんと桐原さんは、けん玉友達なんだそう

ーー素敵な町には素敵な人がいるということですね。桐原さん、ありがとうございました。

編集後記

桐原さんの事務所で取材後、カメラマンの梅野さんと3人で伝建地区を散策し、様々な人にお話を聞いて歩きました。

福島天満宮では、大変珍しい竹の花も見せていただきました。開花するのはなんと120年に一度しかないそうで、すごいタイミングで八女に足を運び、お話を伺えたことに改めて感謝しました。
私が八女に来るのは、今回の取材で3度目。実はプライベートでも来ていて、家族で来た時はお昼に「つるや」さんのうどんをいただき、「うなぎの寝床」さんでショッピングを楽しみ、久留米絣のハンカチを買って帰りました。
素晴らしい町並みはもちろん、美味しいお茶と店先で迎えてくれた温かい人達に何よりも癒やされています。八女に来る度、新たな魅力を知って、ますます好きになりました。
今回の取材記事をきっかけに、私のような人が一人でも増えることを祈っています。

写真撮影:梅野 浩治さん(IN THE NICHE)
Instagram:https://www.instagram.com/cobby1575


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?