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まるまるまる

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どこまでも膨らんでいくわたし
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2019年12月の記事一覧

「がんばる」

2019年5月31日(金) 07:37
「がんばらなければ、」ならない。
そんなことはわかっているし、「がんばりたい」とは思う。
家に帰ると倒れ込むように眠る、起きたら学校に行く時間なのだ。ご飯も食べず、お風呂も入れず。そんな生活を数年続けている。
まるい夢を見ることがある。たまに。むかしは本当にたまにだったのに、近頃では週に一回は確実に見ている。
別段変なことが起こるわけではない。ただまるい何か

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まるいわたし

2019年5月31日(金) 07:51
敵を作らないこと、座右の銘。
わたしを殺し、まわりにあわせる。これだけでいい。これだけでいい。
…のはずだったのに。みんな離れていった。みんなから嫌われたくないから殺していたのに、今度は魅力がないだのと。言われて、そんなどうしようもないこと。
それじゃあこれからは自己主張をしてい…、あれ、自己主張…?…って、どうやってやるんだっけ..?
わたしは完全に死んだ

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社会不適合決意表明

2019年7月16日(火) 08:24
私、生きている。
死にたいとおもうことがしばしば、それでも生きている。
いつか、死のうとしたことがある。死ねなかったのは甘さ、弱さ、私が悪い。
あのとき死んでいたら今のこの苦しさは無かったのに。
今苦しいのはどうしてなのか、私にはわからな
い。
実際、きっかけなんてないのかもしれない。周りで私にかまってくれる人がいなくなっただけ?多分そうなんだろう。私がずっ

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個性

2019年9月23日(月) 17:46
個性のない人間は生きていてはいけない。
その思いがわたしの価値観を決定づけてきたのではないか。他人と比較してオリジナリティーの無い人には誰も関心を持たない。
わたしは寂しかった。一人が嫌いだった。だから自分のアイデンティティが欲しくて、個性を求めて普通を嫌っていた。その思いに縛られて、勝手に生きづらくなっている。そろそろ自分の価値観をかなぐり捨ててもう一度生

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流れに棹さす人生に思う

2019年12月27日(金) 01:41
お風呂みたいだと思った。
温かいのははじめだけでずっと浸かっているとだんだんと体の熱を奪われてしまう。
もしや自分は普通ではないのかもしれないと薄々気づいていた。好きになるものが違ったのだ。まわりに馴染めない幼少時代をすごし、友達の数よりも読んだ小説の数の方が多いような学生時代だった。
人間というのは社会的な営みによって他の生物との差異を生み出しているのだ

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全部わたし

2019年11月20日(水) 10:15
わたし、わたし、 わたし。
全部わたしなのだ。
近づくのも離れるのも。
うつくしいものはうつくしいままで、と思う反面求めてしまうのも。
いつまでも一纏の望みにかけてしまうのも。
変わらない自分と変わっていく人を比べて落ち込むのも。

わたしの好きな文章をかける人はたくさんいる。だけどわたしのうちにある思いを荒々しくもひとつひとつ五十音の文字列で表現できるの

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