【創刊にあたって】2023年4月号| 人と言葉
序
雑誌の創刊の言葉など誰も読まないだろう。読まれたとしても身内しか読まない。私自身、雑誌の創刊号なるものは過去に何度も手にしたが、「はじめに」的なものは殆ど読んだことがない。寧ろ早々に読み飛ばしている。なぜなら文が固いからだ。読みにくいのである。読まれないためにことさら固い文章にしているのではないかと疑いたくなる。ということで本誌の「創刊のことば」も、可能な限り固くクソ真面目な文章にしてやることにした。そして、自分の創刊への思いの丈を、熱量高めにうざったく語ることにする