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店長の悩みは、成長(成功)への第一歩

お疲れ様です!

・毎日頑張っているのに売り上げが伸びない
・やることが沢山あるのに忙しくて時間が取れない
・スタッフが言うことを聞いてくれない
・こんなに働いているのに給料が上がらない

など、店長の悩みは多岐に及び、プライベートな時間もろくに取れず、
ノイローゼ気味になってしまうなんてこともよく聞く話かと思います。
しかも、それをそのままにしてしまうと、
次第に「何のために働いているのか」が分からなくなってしまい、結果辞めてしまう。
これ、非常にもったいないと思うのです。
店長になるまでに、がむしゃらに頑張って、調理や接客のスキルを身に付け、店舗運営を勉強し、上司(会社)に認めてもらうまで数年かかっていることでしょう。
その数年という時間を無駄にしないで欲しいなと思います。

【悩むことは良いことだ】と捉えてください

そもそも、「悩む」とは何が原因で、何故その状態になってしまうのかを考えて行きましょう。

悩む原因

それはズバリ、良くない状況に【気付く】からです。
そして、その良くない状況から脱却出来ないからです。
「そんなの言われなくても分かってるよ!」なんて声が聞こえてきそうですが、事実そうなのです。
逆に、悩みが少ない人の多くは、【気付かない】からです。

「あいつ悩みがなさそうで良いなぁ」なんてこと思ったことありませんか?
確かに悩みが少なければ、ストレスが掛からないし気が楽で良いかもしれません。
では何故、悩むことは良いことなのか考えて行きましょう。

悩むことが良いことの理由

先ほど【気付く】から悩む、という話をさせていただきましたが、気付くということは、周りの状況にアンテナ(意識)を向けているから気付けるのです。

この【意識を向ける】ことが先ずは大切で、
それにより、いち早く反応でき、対応することが可能になります。

飲食業に限ったことではないと思いますが、
日々の営業をしていると、スタッフが熱を出して出勤できない、冷蔵庫が壊れたなど、色んなイレギュラーが発生してしまうものですよね。
当時、私は「店長の仕事は、イレギュラーの対応だ」と上司によく言われました。
そんなイレギュラーの中には、いち早く気づいてさえいれば未然に防げるものが多々あります。

例えば、これは実際に私が店長時代に起きたことですが、私が居た店舗は、ラーメン店にしては大きめな店舗で、客席が65席、平均月商が1600万円オーバーという店舗でした。
ですので、材料を保管する冷蔵庫も大きく、プレハブタイプのウォークイン冷蔵庫で、出てくるときに勢いよく「バタン!」とドアを閉めている状態でした。
すると、オープンして1年も経っていない頃だったと思いますが、取っ手が壊れてしまったのです。
当然、そのままには出来ませんので、厨房機器の業者さんに来てもらい部品交換。結果、数万円の出費・・・
売り上げが売り上げでしたので、当時としては大した出費ではありませんでしたが、業者さんに聞くと、そうそう壊れるものではないそうでなので、不要な出費には変わりありませんし、もっと小規模な店舗でしたら、大きな出費になっていたことでしょう。


例え話が少し長くなってしまいましたが、お分りいただけましたでしょうか。
ここで大切だったのは、ドアの閉め方です。
形あるものはいつか壊れます。
勢いよく「バタン!」と閉めているフタッフを見かけたときに、壊れてしまうかもしれないと気付くことが大切でした。
それに気付けてさえいれば、ドアの閉め方を徹底し、余計な出費を防ぐことが出来たのです。

このように考えるとどうでしょう。
「気付く」ことは結果として良いことだと思いますよね。


是非、お客様やスタッフ()・店舗や什器()・売り上げや会社からの予算()などあらゆる場所・場面に意識を向けアンテナを張り巡らせ大いに気付き、効率の良い利益を会社にもたらせて下さい。
それが出来てしまえば、貴方は会社から居なくなられては困る存在になっていることでしょう。
そうなれば、自然にお給料はついてくるはずです。
気付き・悩みをポジティブに捉えてください。

応援しています!

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