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-映画note- 愛しのレオ様

私は高校生の頃から映画が好きだった。
SFやゾンビ、アクション映画以外だけど。

超大作の娯楽映画とか言うよりはどちらかと言うとミニシアター系とでも今でも呼ぶのかな?見終わった後にストレス解消って感じのモノよりも、少しひねくれたラストが待っているような監督のアーティスティックな部分を感じられる映画が好みだ。

じゃあ、なぜ有名で名の知れたレオ様?が出てくるのかって思う人もいるだろう。

レオナルド•ディカプリオと言えば『タイタニック』の映画を思い出す人も多い。逆に大してファンでなければタイタニック以外を思い出せないかもしれない。それくらい誰もが知る彼の大ヒット作品だ。と言ってもタイタニックは1997年公開の映画で、彼が20代前半の頃の代表作。レオ様は1974年生まれだから、なんと今年で47歳になる。Time flies! (時間はあっという間に過ぎるものなんですね。笑!)

それ以降も『華麗なるギャッツビー』や『キャッチ•ミー•イフ•ユー•キャン』など聞いた事があるタイトルの映画にいくつも出演している。ただ物凄くインパクトがあったかと言われたら『あれ?レオ様出てたっけね。どんな役だったかなぁ…』くらいな印象に留まってしまうのではないか。

こんなこと書いたら失礼かもしれないけど、ものすごく有名なのになんとなくパッとしないのは何でだろうと思うのだ。

そしてそのパッとしない、何かその役柄のせいなのか役者人生自体の問題なのか分からないけど、なんだか上手くいってないんじゃないか?と思ってしまう。(本人には聞けないから一生真実は分からないが…笑)

それでも私はそのダサさというのかイマイチ燻っている何かを感じさせるレオ様が堪らなく愛おしいと思ってしまうのだ。

先日、2019年公開の主演映画『ワンス•アポン•ア•タイム•イン•ハリウッド』を見た。ブラピと共演ということでかなり話題になった映画。率直に言うと何のために作った映画なんだろう?観客に何をぶつけた内容なんだ?と不可解な気持ちになった。

それでも見終わった直後の後味の悪さはクエンティン•タランティーノ監督のせいにして、『わぁーこんな映画に出てしまうレオ様が好きだわ』と不思議と時間が経つにつれて思ってしまった。

とっても矛盾したこと、、言います。ってか書きます(笑)人にオススメできないっていうか、お勧めして見た日本人のどれだけが勧められて見て良かったわ!と言うのだろう、と思ってしまう。

ぶっちゃけそんな映画だった。私にとっては。期待して見たせいかもしれないが、ディカプリオとブラピなんだから期待するに決まってる。それでも強いて『このために見るならオススメ』と言えるポイントが2つほどある。

1969年のアメリカのかっこよさ

ある事件をテーマにタランティーノ監督が作った作品なのだが、その事件が起こったのが1969年8月。その当時が舞台ということもあり、レオ様とブラピのファッションや乗り回している車、街のネオンや看板、登場するヒッピーたち。どれをとっても映像がめっちゃくちゃカッコいい。出てくるトレーラーハウスや家の中のモノも含めてどれもレトロでまるでミュージックビデオを観ているような華やかさを感じたりした。

2人の演技

これは言うまでもないことだとは思うけどあえて書いておこう。頭から最後まで通して見ると2時間以上の長さのストーリーで、前情報ゼロで見ると次から次に起こることの関連性や登場人物の関係性をきちんと見出すのに苦労する。

モヤモヤしながら最後まで観る間のつなぎのモチベーションはまさに2人の演技だった。表情や話し方や惹き込まれるその役はやっぱりレオ様とブラピじゃなかったら絶対に最後まで見られなかったんじゃないかと思う。内容を追っかけるのが途中でどうでも良くなってしまっても断片的なシーンであっでグッと心を掴む演技や表情ややりとりがあって、一時停止ボタンを押さずに済んだ。

結論、見たほうが良いのか、見ない方が良いのかはマジであなた次第。それでも見ないと分からないから私的にはやっぱり見たほうが良いかな。時間を返せ!と言われ兼ねないけど敢えて見た方が良いとしておこう。

それは私がレオ様に抱く良く分からない『ダサカッコ良さ』、タイタニックに出演している大俳優なら断ってもおかしくないような映画に出ている『何か芯の通った揺るがない自己主張』とでも言うものを感じるから。今後どんな役をやってもどんな映画に出演しても私のレオ様愛は変わらない気がする。

私のこの映画への評価はレオ様愛により、かなり偏った意見かもしれないので、こちらも合わせて載せておこう。ご参考までに。

最後に、タイトルから学べる英語tipをひとつ。

Once upon a time は昔話の冒頭にある『むかし、むかし…』を指したり、おとぎ話でないにしても『その昔』と言ったように、実際に起こった過去の話を懐かしむ気持ちを含んだ表現として使える。

Thank you so much for reading❣️

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