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喉の強い味方! はちみつ大根の作り方~癒しの健康美容ガイドvol.3~

喉の痛みに効くとされる「はちみつ大根」は、江戸時代から使われている伝統的な民間療法です。簡単に作れるため、喉の痛みだけでなく、咳が止まらない時や風邪の初期症状にも効果が期待できます。今回は、そんなはちみつ大根の効能と作り方をご紹介します。

冷蔵庫で冷やせば夏風邪にも大活躍!
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■大根&はちみつ 相性バツグンの組み合わせ

はちみつ大根の材料は、名前の通り大根とはちみつだけです。それぞれの効能を調べると、喉の痛みから始まる風邪の初期症状に適していることがわかります。

・大根…発熱や炎症を穏やかに冷ます

大根の辛味成分にはわさびと同様の殺菌作用があり、喉の炎症を鎮める効果があります。また、大根は消化酵素が豊富で、消化不良や胸焼けを和らげます。薬膳の観点から見ると、大根には「健胃、消化促進、咳や痰、喉の痛みを鎮める」効果が期待されています。

・はちみつ…内臓の働きを補い、乾燥を防ぐ

はちみつはショ糖やブドウ糖、各種ミネラル、アミノ酸、ポリフェノールなど多様な栄養素を含み、昔から滋養強壮の食材として重宝されてきました。さらに、はちみつには殺菌作用もあり、古代には傷口の治療にも使われていた歴史があります。薬膳の観点では、「内臓の機能を助け、体を潤し便通を改善し、肺を潤して咳を抑える」効果が期待されています。
糖も多いのでダイエットしている方は注意が必要です。

■すぐできる! はちみつ大根の作り方

はちみつ大根の作り方は非常に簡単です。ただし、長期保存には向かないため、3日以内に使い切れる量を作るようにしましょう。
※1歳未満の乳児には、はちみつはボツリヌス菌による強い食中毒のリスクがあるため、少量でも与えないよう注意が必要です。1歳以上でも不安な場合は避けましょう。

・作り方

<材料(保存容器小:1個分)>
・大根…4〜5センチ
・はちみつ…適量

  1. . 大根を千切りまたはいちょう切りにした後、保存容器に入れます。

  2.  大根がひたるくらいの量のはちみつを保存容器に入れます。

  3.  冷蔵庫に入れて3時間ほど放置します。

  4.  大根から水分が出て、はちみつがサラサラのシロップ状になれば完成です。大根を取り除いて使用しましょう。

※ポイント
大根のニオイが強くでてしまうので、入れっぱなしにはせず長くても1日ほどで取り出すのがオススメです。使った大根は食べても問題ありません。


■喉が痛いときには? はちみつ大根のおいしい使い方

喉が痛い時や咳が出る時は、シロップ状になったものをスプーンで取り、そのまま飲みましょう。喉に行き渡るようにゆっくりと飲むと、さらに効果的です。直接お湯や水に溶いたり、紅茶に入れたりしてもおいしいですよ。また、風邪で食欲がない時には、ヨーグルトにかけて食べるのもおすすめです。

近年は感染症などが気になるようになりましたね。使い方次第では、おやつにも活用できますのでぜひ参考にしてみてください。特に11月から2月にかけての大根は、栄養価が高くみずみずしい旬の時期です。風邪予防や風邪の悪化を防ぐために、はちみつ大根を活用してみましょう!


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