見出し画像

●変形性股関節症からの脱出【第1回】 股関節が気になったこと、ありますか?

定年を迎えて「金はないが時間はある」という生活が始まった。

読みたい本や、やりたい勉強は山ほどある。朝食と、子どもたちの弁当・昼食準備を自分の担当にわりふった。だから「暇をもてあます」心配はなかった。食事の支度をして、本を読んで、勉強。散歩をする毎日を過ごした。

猫背だったので、散歩をしていても背中を丸めて歩いてしまう。

しかし矯正も、やってみると意外と面白い。意識をして毎日歩いていると、だんだん「カッコよくなってきた」気がする。そうなると欲も出てくる。スタスタと早く歩けるようになりたい。そう思って歩き始めた。

「ゴルフ焼けですか?」初夏を過ぎた頃、なじみの床屋で店主に聞かれた。

いつの間にか「ウォーキング」にハマっていて、そのうち「走ってみたい」と思うようになった。ところが、何十年も走っていない身体だ。10メートルも走れない。少し走っては歩き、また走るを繰り返した。

人間、続ければ慣れるもので、7月には5キロを39分台で走れるようになっていた。

ヒザが痛むようになったので、本を読んでフォームを意識して走り、走り終わったらストレッチング。どうしても気になるときは接骨院にいって針を打ってもらった。

やがてヒザが気にならなくなり、ランニングパンツと吸汗性のシャツを買った。

だんだんランニングが面白くなってきたのだ。しかし、ヒザが気にならなくなったら、今度は股関節の辺りが気になりだした。走り終わったら、意識的に股関節周りのストレッチング。でも、違和感は残った。

1 ランニングフォームが悪い
2 足の筋肉バランスに左右差がある
3 股関節の疲労
4骨の病気がある

サイトを検索したり、本を読んでみると「ランニングで股関節周りが痛む原因」は、4つあった。

そのときは、自分に「骨の病気がある」なんて考えもしなかった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?