見出し画像

日本史おすすめ教材

 以前世界史のおすすめ教材について書きましたが、今回は日本史について書きます。京大文学部は特色も一般もセンター試験/共通テストで政経・倫理・日本史B・世界史B・地理Bから2科目、二次試験では日本史B・世界史B・地理Bから1科目を選択して受験しなければなりません。私はセンターで日本史と世界史、二次で世界史を選択しました。

 日本史とはセンターまでの付き合いで、本番では95点くらいだったと思います。二次で世界史を選択した理由が、世界史の方が点が取れそうだと判断したからです。京大二次の歴史の特徴は論述だと思います。日本史は200字論述が2問、世界史は300字論述が2問です。論述以外は一問一答なので日本史の方が短答が多いということになります。私は、語句の暗記が得意ではなかったので世界史を選択しました。

 センターまで日本史と付き合った私のおすすめをご紹介します。

①『詳説日本史研究』 山川出版社

 世界史でもご紹介しましたが、教科書の上位互換です。教科書だと単元の最後にまとめてある文芸や美術、芸能などの文化史についてもかなりのページ数が割かれています。文化史は教科書ではあっさりしている割に入試で問われることが多いという厄介なものです。語句だけでなく政治と絡めて論述を求められることがある(江戸時代の政治方針と文化の特徴など)ので、豊富な叙述はありがたいです。
 大学受験用かと思ったら、京大日本史の大学院入試を受験する友人も購入していたのでまさかの大学院入試にも使えるという優れものです。さすが山川出版です。


②『実力をつける日本史100題』 Z会

 世界史でもご紹介したZ会の問題集です。論述の問題はほとんど手をつけず一問一答系を何度も解きました。答え合わせをする時に「どこを、なぜ間違えたのか」を追求するようにしていました。下に書くようにこの問題集はあくまで補助的な位置付けでした。


③学校で買った問題集

 題名も出版社も忘れてしまったのですが、学校で一括で購入した問題集をメインにしていました。センターギリギリまで範囲が終わらないことは分かっていたので、定期テストを大切にしていました。テスト週間が始まってすぐにノートに問題を解いて間違えたところは復習⇨テスト前日にワーク本体に書き込む(この時は誤答なしを目指す)という使い方です。1回目で答えられる語句は覚えているので間違えたところを重点的に勉強するイメージです。私は数学に時間を割かざるを得ない成績だったので歴史は効率よく勉強したかったのです。

 何が言いたいかと言いますと、二次試験がなければ学校の教材で十分対応できたということです。共通テストは中身を見たことがないのでよく分かりませんが、色々問題集を買わずとも学校で配られる問題集の使い方を考えれば高得点を取れるのではないかと思います。

 
 最後までご覧いただきありがとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?