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旅行記

旅行に行ってきた。
行き先は山梨県の笛吹市。
車で走ると、ぶどう畑が至るところにあった。
桃とマスカットを直売しており、旅行客がたくさん物色していた。
桃のパフェが食べられるホテルを探し、涼しいカフェで、大きな桃のパフェに舌鼓を打った。

気温は高く、喉も渇いていたので、ごきゅごきゅと喉を鳴らしながら一気に食べた。

桃のパフェで腹を満たすと、近くに横溝正史館があるというので見学をした。


若い頃から小説を読みあさり、映画やドラマでも観ていたので、実際に使っていたという机や原稿の現物は興味深いものだった。



直筆の原稿。
館内では、館長が古いラジカセで高校野球の試合を流しており、開け放たれた部屋の中はうだるような暑さだった。

宿は昭和臭香る古いホテルで、食事は大宴会場で他の宿泊客とでごった返した落ち着かないものとなった。
それでも、日本酒の飲み比べがあったり、個々に釜焚きのご飯がついていたりと、楽しめた。
写真はスマートフォンを部屋に忘れていったので、撮れなかったが。

翌日、甲州ワインを求め、ワイナリー巡りをした。実際にワイナリー見学が出来るところが一ヶ所だけあり、ひんやりとしたワイナリーを案内人の説明を聞きながら見学できた。

一つの樽で約300本分のワインが出来るらしい。
樽やタンクで熟成させたワインはひとつとして同じものが出来ないらしく、出来の良し悪しなども様々あるということだった。
試飲もでき(運転者はジュース)、美味しかったワインを3本買い求めた。郵送したので、明日あたりに届くと思う。
2つは値段が手頃なもので、届いたらさっそく冷やして飲もうと思う。高いスパークリングワインはクリスマスにでも開けようと思う。

とにかく暑かったが、やはり山々に囲まれているから風が吹くとそれなりに気持ちがよかった。
山の上のホテルの木々からは蝉の合唱が聞こえたが、中には早くもつくつくぼうしの声も混じっていて、季節の先取りを感じることができた。

そうそう、偶然にも花火大会の日で、宿の窓から花火を楽しめた。なんだか神様からご褒美をもらえた気分だった。

旅行も楽しめたし、気分一転、また執筆にいそしもうかと思う。
でも、書くことから離れていたから、感覚が戻るか心配だ。
まあ、焦らずゆっくり、楽しむことを一番に考えていこう。




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