志望動機に愛を込めてという話
よく、志望動機を書くときは愛の告白をするようにとか、プロポーズをするようにとか言われます。
ですが、自分にはそれができません…
愛の告白と言われても、愛の告白ってそもそも男の人と女の人がある程度関係性を築き上げてから行いますよね。
気心知れた関係性を築き上げたうえで愛の告白をするというわけです。
それに対し志望動機は、ある程度の関係性を築き上げる前に一方的にこちらからするものじゃないですか。
言い換えると、既に出来上がったグループのなかに入れてくれって頭を下げるような状況です。
そんな関係性も何もあったもんじゃない状態で一方的な愛の告白をしろと言われても…普通は愛の告白ができるものなんですか？
自分は普通じゃないので全くできません。
なので、自分は転職活動で志望動機を作ることが本当に苦手です。
以前ハロワの方から聞いた話ですが、志望動機をつくるコツというのは
その会社を気に入った理由
自分がそこで仕事ができると思った理由
ということらしいんです。
ですが、人が企業で働きたいという本来の形って…
求人を出している企業が好条件を出してくれている⇒その好条件は自分にとって非常に魅力的だ
という図式があって、だからそこで働きたいっていうことだと思うんですよ。
条件が良くてその企業で働きたいわけですから
その好条件を理由とした志望動機
もしくは過去の職歴とマッチングするから、この企業でも働けるという志望動機
であればまだわかるんです。
ですが、「その企業を気に入った理由」も盛り込むっていうのはかなり難しい話に思えるんですよね。
その企業を気に入った唯一無二の理由なんて、大手の企業や、本当に尖った企業ならまだ明確に出てくるでしょう。
しかし中小企業になればなるほど、また自分の興味のない分野の企業であればあるほど、その企業を気に入る理由って見いだせなくなるような気がします。
面接官から「それ、うちの会社以外でも同じこと言えるんじゃね？」って突っ込まれそうな気がしちゃって…ものすごくハードルを上げられる感覚に陥ります。
だから結局、自分は過去の仕事経験から志望動機を組み立てるしかないのかな…って思いました。
その企業オンリーワンの理由を見出すことができないので。
でも、そういう志望動機っていうのは結局テンプレっぽくなってしまい、企業の心を掴めません。
で、ほとんどは書類選考でお見送りになってしまいます。
こうなることはもうわかっているけど、自分にはそれをどう対処していいのかわかりません。
まあ、これがちゃんとできる人は相手に愛を語れる人なんでしょう。
自分は愛を語れない人ですから。
ただそれって人としてダメすぎるとは思うんですけど…
うーん、何かいい対処法ないですかね。。。
それでは、また。
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