ビジネス・ケース

自分は大手企業でアライアンス業務を担当しています。

アライアンス業務をする際には、提携先の企業とのビジネス・ケースを策定する必要があります。

ビジネスケースとは、プロジェクトの妥当性や、投資価値があるものなのかを説明するための資料のことを指します。

意思決定や計画立案の際に用いられ、企業の内部で作成されることもあれば、組織外で作成することもあります。

自分が勤めている企業は、ビジネス・ケースを事業部で立案するのですが、技術ベースで考える癖があり、事業性やビジネスベースで立案できないことが課題となっています。

ビジネス・ケースの構成は①「ニーズ」と②「費用便益分析」の2つの軸で、「なぜそのプロジェクトをやるのか」「費用対効果が見込めるか」という観点から、プロジェクトなどの重要性を伝えます。

長期的なプロジェクトの場合は、フェーズごとにビジネスケースをレビューし、プロジェクトの必要性を定期的に確認します。


期間、対象、目的によって、さまざまな種類のビジネスケースがあります。

ビジネスケースが作成されるきっかけとしては、大きく分けると次のようなものがあります。

・市場のニーズ
・組織体制
・顧客からの要求・受注
・技術の進捗
・法的要件
・生態系への影響

アライアンスを成功させるには、ビジネス・ケースから逆算して何が必要かを検討して、そのギャップを埋めるために案件を勧めないといけません。

Marty


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