見出し画像

否進化論

以前、
今読んでいる本を紹介した。
読み終えて少し時間が経過している。
その本を元に記事を書こうと思っていたのだけど、
書く内容がなかなか思いつかなかった。
読み終えるのに少し時間を要したことと、
読み終えてから時間を空けてしまったことに要因があるとは思っている。
そして一度読んで何かを語れるだけの理解でもないとも思っている。
そんな事を自覚している上での記事であることを、
まずご承知おき下さい。



人類の歴史は、
宗教と戦で出来ていると思えた。



王政であろうと民主政であろうと、
主導に立つものがいて、
権力を持ったものがいて、
権力もなく奴隷として底辺のような扱いを受けるものがいる。
どの時代・どの土地にも、
人を束ねることがうまかったものがいれば、
女に溺れたり、
独裁的になったり、
逃げ出そうとしたりすりものはいる。
民衆が決起し改革を起こしたと思えば、
その後立った権力者が殺されたりする。
先導者がいたとしても、
支配者がいたとしても、
必ず終わりがあり、
永続的なものは決してない。
大航海時代以降の奴隷制度や植民地問題なども、
元々そうやって領地を広げてきていたものがより大々的になったというもの。
そしてその諍いは、
人種差別
戦争
他国との関係性
政治の方向性など
今尚根強く残っている。



神が絶対的な存在で影響力を持っていた頃があったが、
聖職者と呼ばれるものたちの私欲で神の存在は歪み存在自体が薄れる。
「神の言葉」を聞き伝えたものは人の言葉で、
都合のよい解釈で広まる。
より都合のよい、
より公平な神が崇められる。
良いことをしてくれれば感謝され、
個人であろうが広範囲だろうが悲劇が起これば恨まれる。
神は、
何もしてくれない。



この地球上で起こることは、
すべて自然なこと。
人間が地球を汚し、
温暖化を加速させていたとしても、
過去には人間の影響などなくても氷河期時代はあったという。
因果関係があったとしても、
そうして起こる出来事は自然の範疇なのではないかと思う。



知能
身体能力
寿命
人類は進化してきた。
だけど、
人類の歴史を辿ってみても、
同じことを繰り返しているようにさえ思える。
人類は進化していないのではと。




一度読んだら忘れない!?
いや、
一度ではやっぱり忘れる(笑)


そんな中でも印象に残った話を少し…


  1. ツタンカーメンの黄金の仮面が現存しているのは、墓が小ぶりで盗掘から免れた。

  2. 他部族へ協力を仰ぐため遣わされた張騫は、道中匈奴に捕まりながらも気に入れられ、11年動けなかったと言う割にはちゃっかり嫁子供を作っていた。

  3. コロンブスは最後までアメリカ大陸を西インドと思っていた。

  4. ユダヤ教もキリスト教もイスラム教も一神教であるから、実はどの宗教でも同じ神。


現代では移動は非常に早いが、
過去の移動は動物だったり自分の足だったりしたわけだが、
移動に相当な時間を要している時差のある中、
その間にどれほど状況は変化していたのだろうか。
11年も時間が経っていれば戦も何かしらの結果を残して終わっているかもしれないのに。
そう思ってしまうのは現代の時間の流れるスピードによるものなのだろうか。




世情が大きく変化するときには、
必ず負の感情が大きく渦巻いていて、
大きく影響を受けているのは一般人。
民意で選ばれたはずの政治家も、
結局懐を肥やしていたりする…
先日の都知事選の出馬人数には驚いたが、
表現の自由とかなんとか言って女性の裸体をポスターにするような人や、
脱いで注目を浴びようとした人など、
そんな人に対しても得票数はあったというから恐ろしい。
一方海外では恐怖政治が続く国がある。



一体人類はどこを目指しているんだろうか。


最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?