一言一句違わず
Mrs.GREEN APPLEが今後予定しているLIVEに「BABEL no TOH」というものがある。
開催時期は未定だが、
皆その日を心待ちにしている。
こんなストーリーを持ったタイトルを掲げているということは、
もしやライブを海外でも行うのでは!?
いろんな言語で歌うのでは!?
など妄想している。
そう妄想する理由として、
過去に英語で「PRESENT」という曲を出したり、
昨年リリースされたアルバム「ANTENNA」の中に「norn」というスウェーデン語で歌っている曲もある。
またOfficial YouTubeで流れるMV等で歌詞の字幕が流れるよう設定ができるのだが、
言語は日本語のみならず、
英語・韓国語・中国語(簡体字/繁体字)
5言語を選択できる。
YouTube側の機能で自動翻訳もできるようだが、
5言語に関しては訳し方も監修しているのではないかと考える。
(読めないからあくまでも予想)
海外のミセスファンも多いと聞く。
海外のファン層へ向けて何か仕掛けてくるのかこないのか。
どっちなんだい。
さてさてとても楽しみだ。
バベルの塔や、
ノアの方舟、
そしてエデンの園と、
ライブタイトルに冠しているそれらが載っている
聖書って何ヵ国語に翻訳されているのか。
2023年の調べによると、
聖書全巻は736言語、
新約聖書は1658言語、
部分訳は1264言語だという。
世界中の言語は7139あるという。
部分訳を含め、
およそ半数の言語翻訳が行われているらしい。
一方、
イスラム教徒の聖典であるコーランは翻訳が禁止されているらしい。
預言者ムハンマドが神から伝え聞いた言葉が多言語に訳すことは解釈を歪めるためだという。
でも解釈本としては翻訳されているらしい。
あくまでも解釈だから絶対正解じゃないから注意してねっていう感じだろうか。
でもこれは結局正しいっちゃ正しい。
翻訳は本来の言葉の意味を正しく伝えるものではない。
いや極論を言えば、
書いた本人以外、
誰一人として正しく言葉を捉えているとは言えないのではないか。
書いた本人ですら、
自分の思いをドンピシャな言葉で表せているかどうかわからない。
少し言葉を間違え伝わってしまった言葉は、
どんどんねじ曲がって伝わっている可能性がある。
以前何かのTV番組で、
母国語で表現したいその日本語と同等の意味を持つ言葉がないことがある、
といった話を聞いた。
それはおそらく日本であったからこそ生まれた言葉というのだろうか。
日本特有の感覚や文化から生み出された場合、
その背景にあるものをしっかり伝えてようやく説明がつくものかもしれない。
それはもちろん日本に限った話ではないだろう。
翻訳は万能ではないのだ。
大森元貴の生みだした曲たちは、
日本人であってもなかなか難読だ。
それをさらに他言語へ訳された歌詞となると、
一体どんな風に伝わっていってしまうのだろうかと思うのだ。
聖書も解釈を違えたために色んな宗派がある訳で。
まぁ、
別に大森元貴は教祖でも神でも何でもない。
彼はアーティストで、
曲という芸術作品を受け手がどんな風に受け取ってもいいと思っている。
見方は人それぞれで、
それを陰で楽しんでいるのかもしれない。
まったくどこまで見据えて動いているのだろうかと畏敬の念を抱く。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
余談ですが、
バベルの塔の高さは510mなどと言われているが、
それは画家ブリューゲルの描いたバベルの塔の話。
実在していたのでは?とされるジッグラト(高い所/高い峰)の高さは91mだとか。
なぁんだ低いじゃん。
この高さで神さま怒っちゃうのねぇ…なんて思ったりもして。
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