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パフェ・ゴルゴ13

朝方まで仕事をして、遅めに起きた先日。
深夜を越えたところまで起きていた次の日は、だいたい甘いものが食べたくなる。
というわけで、起きて顔を洗って歯を磨き、最低限のベースメイクだけして隣町の喫茶店に行ってチョコレートパフェ。

今時のオシャレパフェではなく、下の方にコーンフレークとかコーヒーゼリーが入っているタイプのチョコレートパフェ。
人生最初のチョコレートパフェはそのタイプだったので、未だにそういうチョコレートパフェがイチバン美味しいし、食べたくなります。

コーンフレークとコーヒーゼリーも良いポイントですが、それにプラスして果物が缶詰ものオンリーで構成されてるというのもまた良し。
そして、アイスは硬め。
「最後の最後に冷凍庫から出して、パフェの上に乗せました」感がありありの感触もポイント高め。
さらに、そこに合わされた舌触り粗めのホイップクリームも。

都内のオシャレパフェも美味しいし、良くて高い果物も美味しいんですけどね。
でも、この昔ならではの安くて全ての味の想像がつくパフェも最高。
パフェグラスを掘り進めていく中での「おおっ」っていう驚きもあまりなく、最後の一口まで安心と信頼で食べきるパフェ。

遅く起きてそんなパフェを食べ、置いてあった漫画と新聞の類の中からゴルゴ13をお借りして。
読みながらサンドイッチも追加して、流れでランチにしてゴルゴ13。

漫画とか新聞があったりするのも、昔ながらのパフェと同じ、自分の中での喫茶店の原風景のような。
人生最初の喫茶店が漫画あり、パフェありのインベーダーゲームのテーブルありの喫茶店だったもので。
先日の喫茶店は総合力がヒットするんです。

別に、特に懐かしさを求めてるわけでもなく。
とにかく、自分にとっての喫茶店の総合力をたまに見たい。
それとパフェが食べたくなって行くんですよね。

最近は昭和レトロブームもあって、カフェより喫茶店という流行りがあるとかなんとかですが。
昭和最終年代生まれとしては、それが刺さるところがなくて。
物心ついた平成初期に名残の昭和を味わっていますので、レトロを煽られても記憶のどこかにある風景な率も高い。
その代表格が喫茶店。

多分近々、またパフェを食べに行きます。
ていうか、行きましょうっていう感じです。


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