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出雲の国に来ている。
今回はいろいろあって、島根県さんにご招待を受け、松江市・出雲市のIT企業の訪問の旅が実現した。
出雲の国は始めてだし、中国地方も岡山県以外ほとんど訪れたことがないので、非常に楽しみにしていた。

とはいえ、自前の旅行とは違い、一泊二日の上フリーの時間は少ないし、昼間は予定が詰まっているので、旅行気分というよりは出張気分だw。
朝5時前に起きて佐倉を出発し、9時50分の飛行機で羽田空港を飛び立った。
せっかく成田の近所に住んだのに、出雲行の飛行機は成田からは飛んでいないとのことで、朝一で東京を横断することになったわけだ。

6時台というのに結構混雑した電車で都心を抜け、羽田に入ったのが7時20分ごろか、それから少しゆっくりと搭乗手続きを終え、出発デッキでボ〜っとしていた時間に、ようやく「あ〜、久々に飛行機乗るな」という実感が湧いてきた。

羽田お馴染みの“滑走路渋滞”があり、若干到着は遅れたが、フライトは至って順調で、快適な空の旅を1時間。飛行機は無事、出雲縁結び空港に降り立った。

しかし、空港の名前もいろいろ見てきたが、“縁結び”のワードを入れちゃうなんてナカナカのセンスと勇気だと思うw。なぜか、飛行機から降りた多くのお客さんがボーディングブリッジの中から、空港のこの文字を撮影していたことが印象的だった。

そこからは今回の主催者の皆様と合流してのバスでの移動となる。
周りのクルマのナンバーが、「島根」となっている。

参加者は全部で9名だったが、主催者側もほぼ同数がいらっしゃり、皆でゾロゾロと移動する。
この日は午後だけで出雲市2社、松江市で3社の計5社を回った。
基本的には「移住・就職希望者」が参加しているというイベントなので、ぼくのように就職が決まった人間用の説明ではなく、あくまでも「入社説明会」の様相を呈しているのだが、なぜか今回、ぼくも同行が許されたわけで、なんとなく肩身が狭い思いもないわけではないが、事前に状況も説明した上での参加なので、まあ気にすることないか、とお気楽に出てきたわけだ。

出雲市が誇る出雲ドーム!以前は日本一大きな木造ドームだったようだ。

しかし、実際IT企業を回っているので、先方にはなんとなく“申し訳ない”感があるし、先方にしても「なんでこんなジイさんが混ざってるんだ?」という感じもなくもないw.ま、しかしそんなもんだよな。

多くの企業はほとんどが駅前やテクノパークのような施設の中で“開発拠点”を間借りして社員を集めて(テレワークも多し)仕事をしていたのに対し、昨日は一社だけ“自社ビル”を構えて、社員もほぼ全員が毎日出社して仕事をしている企業もあり、この辺りは地方ならではのダイナミックな仕事環境を実感した。
都会で暮らす人からみると、実に羨ましい労働環境なのだが、実際そこで何年も暮らすことを考えると、微妙な気分になるかもしれない。
まあ、ぼくのような老人は「もうこれでいいんじゃないか?」と思えるのだが、若い人にとってはどうなんだろう?って感じ。
特に「テレワークはだめ」と言われちゃうと、逃げ場がなくなって辛いかもな、と思った。

というわけで、今日は二日目。
後の模様はまたゆっくり。


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