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わたしとアッサンブラージュ

何故こんなにも体が溶解寸前みたいにぐにゃぐにゃしているのか?
と考えたら、義務で制作しているからやる気に欠けるのでした。会ったことの無い年配の御夫婦の為に。そして会ったことの無い私はこんななのに。だいいち年配の人には私の作品はいつでも評判良くないから憂鬱で、せいぜい毒素を抜いて可愛くつくっているさいちゅう
それが義務感

前回の暗闇坂での展示も、オバサンが私のを見て「おぞましい!」と吐き捨てて去っていったと虚くんが報告してくれて、結構な事です。そのオバサンを見て虚くんが「勝った‥」と思ってくれてそれもまた結構な事です。
どっちみち皆、作品欲しいってお世辞言う人もいるくせに部屋には飾りたくないとか言うんだもん。
そもそも私は、作品を他人に渡したくないんだもん。
私のものなのに‥
音楽の人や版画の人や全cgの人はコピーできるので羨ましい。

私は自分がぎょっとして瞳孔が開く作品をつくりたくて、同じ様に瞳孔が開いてしまう人を探したくて作品を世間に晒しものにしている様な気がする

2006

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