【写真】街歩き撮り
最近紹介したNIKON NikomatFTNを使用した作品を紹介。あれから新たにズームレンズも購入した。前半の数枚はこれまでELで使用していたレンズ。
陽射しの強い日に極力絞って撮る練習をしている。情報が断片化する仕上がりはボケを使ったものより好みである。
うっかりシャッターを切ると自分の趣向が露呈する。単純なものが反復するもの、朽ちたものあるいは蔓延るものが多くなる。
植物は安易に撮れてそれなりの仕上がりになってくれる。
どうやら最初に目を惹くものを画面上方に配置するのも癖らしい。
今回使ったズームレンズにはマクロ機能もあって、そのテストも兼ねている。実効F値という言葉を購入後知って、なんか計算はめんどくさそうなので「えいやっ!」で二段くらい開放して撮影。そこそこ当たってたみたい。
ピントがシビアになると、体の揺れを止めようと硬直してしまう。それほど低速ではないので、ブレについてはそこまで気にしなくていいが、被写界深度の内側にとどめようとしてしまう。これは悪い癖だ。止めようと意識するほど体が揺れる。手指に力が入る。揺らぎのなかで被写界に入る瞬間へとシャッターを切るほうへ意識を変容させたい。
人のいない時間にとどまっている物の姿がすき。
その沈黙が美しい
ズームレンズの感想は、これまでが単焦点50㎜ばかり(これまででズームレンズだったのはCANON AE-1だけ)だったので、広角側は情報量が多くてなかなか使えないということと、画角の選択肢が増えたことによる迷いが生じることが悩ませてくる。そして悩むほどなにが狙いなのかもボケてくる。慣れが必要。