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“エンタメにコロサレル”年間エンタメの全記録!〜2022本/雑誌・音声配信/ラジオ編〜

※年間エンタメ総振り返りの各編アップしてます↓↓

【2022映画編】

【2022ドラマ編】

【2022アニメ・マンガ編】

2022年振り返りの4回目は本/雑誌と音声配信/
ラジオです!

最初に簡単なルールを。
○ 今年の私が読み聴きした本/雑誌&音声配信/ラジオのうち良かった作品のみ
○ 2022年に生み出された本/雑誌&音声配信/ラジオが対象
○ 三段階評価で
★★★ とても良い
★★☆ 良い
★☆☆ まぁ良い
くらいのざっくりイメージです。
全て良いことが前提なので★1つでも面白いはずです!

【本/雑誌】

『ウェス・アンダーソン 旅する優雅な空想家』(★★★)
映画監督ウェス・アンダーソンの新作公開に合わせて彼のあらゆるディテールを詰め込んだファン必見の一冊。

『群像4月号 震災後の世界11 はらう 永井玲衣』(★★★)
東日本大震災から11年に哲学者の永井玲衣が寄せたエッセイ。
一年に一度震災に思いを馳せる機会に。

『ねそべる哲学』(★★★)
こちらも永井玲衣による太田出版のwebマガジンOHTA BOOK STANDの連載。
とにかく永井玲衣の書く文章が大好きなのである。

『ずるい仕事術』(★★★)
“ゴッドタン”や“あちこちオードリー”でお馴染みテレビプロデューサー佐久間宣行が書いた人生を乗り切る方法論。
どんな仕事にも応用できる仕事術がわかりやすく提案されていて面白い。

『プロジェクト・ヘイル・メアリー』(★★★)
本当は2021年12月出版なのですが2021年に読み終わらなかったのでイレギュラーで選出。
現代SFの旗手アンディ・ウィアー最新作はライアン・ゴズリング主演で映画化も決まっているらしい。

『くるまの娘』(★★★)
個人的に日本の文壇界を救うのはこの人だと思っている宇佐美りんの最新作。
今この人に家族の話を書かせたら右に出る者はいません。

『BRUTUS 8/15号 棚は、生きざま』(★★★)
特にカール・ラガーフェルド、フランク・ザッパ、ル・コルビジュ、ヘミングウェイ、アインシュタインの棚を取り上げた“天才の棚”特集が至極。

『BRUTUS 9/1号 特集・夜』(★★★)
上記の“棚は、生き様”の次の号。2週連続でこんな特集できるのはBRUTUSだけ。
夜が好きな人種としては最高の特集。

『名探偵のいけにえ』(★★★)
今年のベストミステリーの双璧をなす白井智之の新作は2023本格ミステリベスト10第1位。
お得意のエログロを封印した一作は衝撃展開と怒涛の伏線の連続。

『君のクイズ』(★★★)
今年のベストミステリー双璧のもう一つは小川哲の最新作。
本格ミステリーとは違うがクイズという別のテーマを複合させることでミステリーを新しい領域へ昇華させた名作。

『新潮1月号 盗まれた一万萬円 坂口安吾』(★★★)
昨年千葉大の大原教授が坂口安吾の全集や解説集にも載っていない幻の短編を発見して大きな話題になり、その短編が新潮に掲載。
かなり初期の探偵小説で坂口安吾らしさが垣間見える作品。

『ズームバック×オチアイ 過去を「巨視」して未来を考える』(★★☆)
筑波大学准教授・落合陽一のNHKの番組が書籍化。
マルクス・ガブリエルやオードリー・タンなど世界の知見との特別対談も興味深い。

『人生は編集できない』(★★☆)
テレビ朝日の小山テリハによるHanakoの連載。
普段の生活の中で感じる違和感を彼女が言葉にしてくれる事で、少しだけ人生が楽になる気がします。

『BRUTUS 11/15号 何度でも観たい映画。』(★★☆)
映画特集でこの表紙はマストバイ。
クリストファー・ノーランやジェームズ・ガンなどの名監督特集はもちろん、2022年に亡くなったジャン=リュック・ゴダールが遺した言葉が熱かった。

『アイム』(★☆☆)
NPO法人Homedoorがクラウドファンディングで発売した写真集。
ホームレス状態の人々がフィルムカメラで撮った写真に日々を想う。

『眼を開けたまま夢を見る』(★☆☆)
SF作家・樋口恭介が自らの言葉や文章の断片をかき集めて刊行した電子書籍。
考えて読むのではなくて感じるしか術はないと教えてくれた作品。

『POPEYE9月号 17歳からの映画案内』(★☆☆)
こちらも青春映画特集でこの表紙ならマストバイ。
巻頭のバリー・ジェンキンスからのメッセージが素晴らしい。

『デュアルキャリア・カップル』(★☆☆)
世界32ヶ国の113 組にインタビューを敢行して年代別にカップル/パートナーの2人の在り方について非常に興味深い。

『SWITCH10月号 チェンソーマン特集』(★☆☆)
大きな話題を生んだアニメ“チェンソーマン”の放送に先駆けての特集。
アニメと併せて楽しめます。

『棋士の瞬き』(★☆☆)
羽生九段や藤井竜王、渡辺名人などトップ棋士の姿を捉えた写真集。
写っているのは棋士の姿か、それとも心か。


【ラジオ/音声配信】

『あしたメディアinPodcast』(★★★)
chelmicoのRachelと映画解説者の中井圭がパーソナリティをつとめる期間限定Podcast。
辻愛沙子がゲストの「バズりよりも大切なこと」回はグッときた。

『オークラ 質問のコメディ』(★★★)
Amazon audible配信。
大人気ラジオ“バナナマンのバナナムーンGOLD”でもお馴染みの作家・オークラが毎回興味のある人を呼んでトーク。
個人的にはCreepyNutsのR指定がゲストの最新回がおすすめ。

『オードリーANN 若林第一子誕生回』(★★★)
最近のオードリーANNでは定番の家族誕生回。
例にもれず何も知らされてなかった春日だが、実はその春日が若林妻&子供が退院する前日にコロナ陽性になったおかげで若林はしばらく家族で一緒に過ごす事ができなかったという最高の伏線回収。

『佐久間宣行ANN0 箱根半日旅行回』(★★★)
日本民間放送連盟賞ラジオ部門中央審査 生ワイド番組部門で最優秀を受賞した4/6の回。
基本的には思春期の娘と日帰り旅行に行く父親の話なのですが、生ラジオだからこそのリスナーとパーソナリティの伝播を感じられた最高の回。

『佐久間信行の東京ドリームエンターテイメント』(★★★)
なぜかニッポン放送から推されているテレビプロデューサー佐久間信行のニッポン放送特番。
ゲストに東野幸治・花澤香菜・森三中黒沢を迎えて映像コンテンツと音声コンテンツをみっちり2時間。
3者3様にイカれていて面白かった。

『脳盗』(★★★)
TaiTan(Dos Monos)と玉置周啓(MONO NO AWARE)による大人気Podcast“奇奇怪怪明解事典”がTBSラジオにも侵食。
大切な可処分所得を盗むラジオと銘打ち、2人のとにかく幅広い知見が爆発する最高のラジオ。

『NUMBER GIRL ANN』(★★★)
2019年に再結成したナンバーガールが再解散を前に最初で最後のANNに登場したANN特番。
ナンバガが普通に喋ってること自体も凄かったけど、ニチレイの提供クレジット読みとか伝説でした。

『三四郎ANN0 スペシャルウィーク ゲストなかやまきんに君回』(★★★)
毎年お馴染み年に一度の意味不明回。
今年は謎にきんに君がバズったおかげでどうなるかと思ったけど、やはりお腹がちぎれるほど笑えた回。

『クセになっちゃうラジオ』(★★☆)
元々カップスターのWeb動画内の架空番組が実際にカップスター提供で放送されたニッポン放送特番。
佐久間信行と東京03飯塚の2人が話せばそれは当然お笑いの話になります。

『村上RADIO特別版 戦争をやめさせるための音楽』(★★☆)
TOKYO FM系列で毎月放送している“村上RADIO”の特別版。
ウクライナ情勢を受けて「音楽に戦争を止める力があるか?」をテーマにJack JohnsonやStevie Wonderを流していたのだ印象的。

『佐藤千亜妃ANN0』(★★☆)
きのこ帝国の佐藤千亜妃によるANN特番。
佐藤千亜妃の感性とか物の考え方って非常に興味深くていつまででも聴いていたいぬくぬくしたラジオ。

『あのANN0』(★☆☆)
最近大人気のあのちゃんによるANN特番。
実は2022年1月・5月・12月と3回ANNで特番やっているのですが、やはり初回の1月のインパクトは凄かったです。


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