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“エンタメにコロサレル”年間エンタメの全記録!〜2022映画編〜

年間エンタメ総振り返りの各編アップしてます↓↓

【2022ドラマ編】

【2022アニメ・マンガ編】


今年も佐久間信行×東野幸治のエンタメ年間ベストYouTubeがアップされましたのでここでもエンタメ総振り返りやりたいと思います。


昨年は上半期と下半期に分けて書いたのですが今年はジャンルごとに分けて書きます。
まず初日は最も多いと思われる“映画”です。
映画ということで私がいつも参考にさせて頂いているこの2人の年間ベストもよろしければ。


そして簡単なルールを。

○今年の私が摂取した映画のうち良かった作品のみ
○量が多いので便宜上、【劇場】【配信】【ドキュメンタリー】の3つに分かれています
○ 基本は2022年に公開or配信された映画(1話で完結する映像作品)が対象
○ 三段階評価で、
★★★ とても良い
★★☆ 良い
★☆☆ まぁ良い
くらいのざっくりイメージです。
全て良いことが前提なので★1つでも面白いはずです!


【劇場】

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(★★★)
今年は優良なシリーズ続編作品がたくさんありましたが、これほど胸が躍った続編はなかったのではないだろうか。
今年の最初に公開されているのでみんなお忘れではないですか?

『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊】(★★★)
今回もまた圧倒的なウェス・アンダーソンの世界。
映画の構造上いつもよりさらに絵本感が強く、美しい世界のオンパレード。

『ゴーストバスターズ アフターライフ』(★★★)
大人気コメディ映画の正統にして最高の続編。
親から子供へと受け継がれていく事をスクリーンの中でも、スクリーンの外でも感じらえた。

『アネット』(★★★)
レオス・カラックス約10年ぶりの新作はなんとミュージカル。
これはミュージカルなのかすらも疑う絶対純度のカラックスの世界観とそこに佇むアダム・ドライバーの存在感たるや。

『カモン カモン』(★★★)
マイク・ミルズ×ホアキン・フェニックス×A24スタジオという最強の組み合わせによる家族のヒューマンドラマ。
全編白黒で作られた世界はまさに現代を生きる人々へ贈られる物語。

『ハケンアニメ』(★★★)
辻村美月原作で最近のトレンデである文化系スポ根モノ。
アニメを作る人々の熱量がそのまま封じ込められていて、アニメが好きな人もそうでない人も熱くなれる良作。

『リコリス・ピザ』(★★★)
ポール・トーマス・アンダーソン最新作は自身の反映させた青春グラフィティに。
映画初出演のクーパー・ホフマン&アラナ・ハイムの主演コンビの好演も光ってました。

『恋は光』(★★★)
秋★枝のコミックス原作で、小林啓一監督/脚本のラブコメ。
しかしただの恋愛映画と思うなかれ、そこには素晴らしい仕掛けと原作ファンもびっくりのラストが。

『NOPE/ノープ』(★★★)
ジョーダン・ピール最新作でダニエル・カルーヤと再タッグのスリラー。
ハラハラドキドキはもちろんのこと、ジョーダン・ピールお得意の観終わった後に誰かと話したくなるという仕掛けも健在。

『秘密の森の、その向こう』(★★★)
セリーヌ・シアマの最新作は親子3代に渡る家族のヒューマンドラマ。
喪失と再生、そして救いの物語は私の今年ベスト作品。

『わたしは最悪。』(★★★)
カンヌ国際映画祭の女優賞作品は大人のダークロマコメ。
女優賞に違わぬレナーテ・レインスヴェ等身大の大人の女性を体現した演技は素晴らしかった。

『彼女のいない部屋』(★★★)
名脇役として名高いマチュー・アルマリック監督作品。
家出をした女性の物語、とだけ事前に説明されていた今作は通常の映画の枠組みから外れた難解なストーリーだが、その紐が解けたときに心に大きな衝撃を与えたはず。

『ファイブデビルズ』(★★★)
フランスで大注目の若きクリエイター、レア・ミシウスのタイムリープスリラー。
タイムリープの仕掛けによる物語の面白さと現代社会への強いメッセージのバランスが秀逸。

『英雄の証明』(★★☆)
アスガー・ファルハディ監督作でカンヌ国際映画祭グランプリのスリラー映画。
人間古来からの善と悪のボーダーラインを現代のテクノロジーを交えて淡々と描く秀作。

『ベルイマン島にて』(★★☆)
ミア・ハンセン=ラブがイングマール・ベルイマンという名監督に贈るヒューマンドラマ。
ベルイマンの軌跡を追う主人公の女性監督の姿はまさにミア・ハンセン=ラブそのもの。

『ベイビー・ブローカー』(★★☆)
是枝裕和最新作はなんとソン・ガンホとタッグを組んだ韓国映画。
是枝監督はどこに行ってもやはり血のつながりとか本当の家族みたいなものを描くのだなぁ。

『トップガン マーヴェリック』(★★☆)
皆さまご存知トップガンの続編。
名作なのはわかりますが、個人的に一つだけ気に入らない点がありまして星2つになりました。未見の方はぜひ前作をみてから。

『PLAN75』(★★☆)
カンヌ国際映画祭で新人特別賞に輝いた早川千絵監督の長編デビュー作品。
笑いを一切排除した重いストーリーながら、巧みな設定と倍賞千恵子の名演に圧倒される112分。

『1640日の家族』(★★☆)
フランス発の家族のヒューマンドラマ。
里親制度への強烈なメッセージと公園でスカウトした子役のガヴリエル・パヴィの変わりゆく豊かな表情に色々な事を考えさせれる作品。

『ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー』(★★☆)
チャドウィック・ボーズマン亡き後に作られた続編。
全編に散りばめられた彼へのトリビュート的な演出はハンカチなしには観れません。

『truth〜姦しき弔いの果て〜』(★☆☆)
堤幸彦が初めてインディーズで撮った劇場作品。
舞台のような女性3人の掛け合いが面白い。

『ベルファスト』(★☆☆)
監督のケネス・ブラナーが北アイルランドでの幼少期を描いたアカデミー脚本賞受賞作。
祖父母役のジュディ・デンチ&キアラン・ハインズの存在感が素晴らしい。

『TITAN チタン』(★☆☆)
ジュリア・デュクルノー監督/脚本のカンヌ国際映画祭パルムドール作品。
意味不明、エロもグロもなんでもあり、勇気があるそこのあなたはご鑑賞ください。

『ONE PIACE FILM RED』(★☆☆)
不動の大人気コミックの映画最新作で今年の興行収入No1作品。
もはや説明不要では?原作は見ているのに映画は観ていない人がいればぜひ。

『MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』(★☆☆)
竹林亮の最新作はお仕事系タイムループコメディ。
お仕事モノでしかも1週間という長い期間をタイムループするという異色作で、重箱の隅をつつかず単純に笑ってください。

『THE FIRST SLAM DUNK』(★☆☆)
公開前の大ブーイングから一転、公開後に大絶賛されたある意味今年一番の問題作。
個人的に面白かったけど、納得いかない箇所もあったのでこの星になりました。

【配信】

『HUSTLE ハッスル』(★★★)
Netflixオリジナルのスポーツヒューマンドラマ。
本物のNBA選手が多数関わっていてバスケシーンのリアリティが非常に高い良作。

『呪詛』(★★★)
Netflixオリジナルの台湾発ホラー。
あまりホラーは観ないけど多分今年一番怖かった映画だと思う。未見の方は要注意です。

『2つの人生が教えてくれること』(★★★)
Netflixオリジナルのラブロマンス。
2つの並行して描かれる主人公の人生。最後の結末は少しだけハッピーに前向きになれる作品。

『アテナ』(★★★)
Netflixオリジナルのフランス発アクション。
とにかく「どーやって撮影しているの?」と驚愕する冒頭からタイトルクレジットまでのノーカット11分間は必見。

『マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル』(★★★)
Disney +で配信されたガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの特別編。
シリーズを追っている方は44分と短いので来年の3が公開される前にぜひ。

『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』(★★★)
Netflixオリジナルのストップモーションアニメ。
誰もが知っているピノキオという物語をここまで昇華させたクリエイターのギレルモ・デル・トロに感嘆。

『アダム&アダム』(★★☆)
NetflixオリジナルのSFコメディ。
ショーン・レヴィ&ライアン・レイノルズの最強タッグは健在でした。

『ブロードウェイドリーム!』(★★☆)
Disney +オリジナルのコメディミュージカル。
ディズニーらしいハッピーでみんなが楽しめる少年の成長物語。

『カーター』(★★☆)
Netflixオリジナルの韓国発アクション。
アクションの名手チョン・ビョンギルによる内容度返しでアクション全振りなのが良い。

『ロザライン』(★★☆)
Disney +オリジナルのラブコメ。
ロミオ&ジュリエットをジュリエットのいとこロザライン視点で描いた設定の勝利。

『エノーラ・ホームズの事件簿2』(★★☆)
Netflixオリジナルの人気シリーズの続編。
観客に語りかける演出をうまく使いながら、上手に練られたミステリー作品に。

『西部戦線異状なし』(★☆☆)
Netflixオリジナルのドイツ発戦争映画。
何度もリメイクされている名作を、初めて本国ドイツで製作。戦争の悲惨さを若者の目線から描く秀作。

『底知れぬ愛の闇』(★☆☆)
AmazonPrimeVideoオリジナルのサイコスリラー。
主演のベン・アフレックとアナ・デ・アルマスの画力が最強。

『グレイマン』(★☆☆)
Netflixオリジナルのアクション。
ルッソ兄弟が作るアクション設計は素晴らしいの一言。

『デイ・シフト』(★☆☆)
Netflixオリジナルのアクション。
こちらもアクションの名手チャド・スタエルスキが製作のため、特に後半怒涛のアクションが見所。

『スクール・フォー・グッド・アンド・イービル』(★☆☆)
Netflixオリジナルのファンタジーアクション。
Netflixには珍しいティーン向け?善と悪の2つの魔法学校で人間の2つの側面を描く。

『愛しのモニカ』(★☆☆)
Netflixオリジナルのインド発のサスペンスコメディ。
東野圭吾『ブルータスの心臓』をインドで映画化するとこんなにコミカルで楽しげになるのか。

『ナイブズ・アウト:・グラスオニオン』(★☆☆)
Netflixオリジナルの人気シリーズの続編。
主演ダニエル・クレイグの探偵味が凄いのとお金の掛け方がえげつない。


【ドキュメンタリー】

『Tinder詐欺師:恋愛は大金を生む』(★★★)
Netflixオリジナル。
大富豪のフリをして大金を巻き上げた男と復讐に燃える女性たちの記録。
面白いと言ったら語弊があるかも知れないけど言わせてください。
面白いです。

『ジェニファー・ロペス:ハーフタイム』(★★★)
Netflixオリジナル。
ビヨンセ、テイラー・スウィフトとNetflixの女性スーパースターへの密着は全部素晴らしいです。スーパースターとしての重圧や女性としての在り方、そして彼女自身から溢れるもの、全てがかっこいい。

『バビ・ヤール Babi Yar. Context』(★★★)
第二次世界大戦下のウクライナで起きたナチスによるユダヤ大虐殺。
その全容を全編アーカイブ映像で描いた作品。
点数や評価はもはや不要。

『リディームチーム 王座奪還への道』(★★★)
Netflixオリジナル。
アテネ五輪でのまさかの惜敗から絶対王者として負けられない戦いになった北京五輪のバスケットボールアメリカ代表チームへ密着。
今は亡きコービー・ブライアンとの物語に涙。

『おゆすみ オポチュニティ』(★★★)
AmazonPrimeVideoオリジナル。
当初90日だった予定が15年間になった火星探査機オポチュニティ。
科学者やエンジニアとロボットの間に生まれた絆、いやこれはもはや愛と呼んでも良いと思う。

『アントラップ〜リル・ベイビーの軌跡〜』(★★☆)
AmazonPrimeVideoオリジナル。
現代HIPHOP界の最重要人物リル・ベイビーの厳しい幼少期から逮捕・収容、そしてスターダムを駆け上がるまでを描く。

『The Workers Cup〜W杯の裏側〜』(★★☆)
AmazonPrimeVideo配信。
メッシというスーパースターの有終の美で幕を閉じたサッカーカタールW杯の裏側で起きている問題に迫る異色作。

『私の娘を殺した男』(★☆☆)
Netflixオリジナル。
娘を殺された父親の27年にも渡る執念の捜索と最後に起きた事件を追った映画のような本当の物語。


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