見出し画像

トワイライト

親友とよく海外旅行に行っていた時期があった。行き先はだいたい5万前後で行ける所。必然的にアジアになる。その中で、私たちがハマってしまった国が1つある。俗に言う微笑みの国とやらのタイだ。

初めてのタイはツアーで観光付き。バンパイン宮殿やら、三島由紀夫の暁の寺に出てくるワットなんちゃらやら、アユタヤの方にも行った気がする。正直、団体行動には向いてない私たち。みんなが観光をしてる間、日陰でタバコを吸い、その辺のお土産屋さんしか見てなかった。笑。(今思えば、しっかり観光をしとけば良かったと思う。)

ちょうどその頃、仲良しのゲイの友達がタイに引っ越していたので連絡をとって夜に遊ぶ約束をしていた。ホテルに迎えに来てもらい、一緒にバンコク屈指のゲイタウンのトワイライトへ。タイと言えば男性がパッポンやらタニヤやらで夜遊び(女遊び?笑。)するイメージが強いけれど、そんなの私たちだって遊べるならどこだって行く。笑。

ゴーゴーバーで番号をつけたビキニ姿の男の子たちが音楽と共に回ってきて、「14番可愛い。」だの「3番は完全なゲイだから女のあんたたちには目も合わさないね。」とかゲイ友達と盛り上がる。ゲイタウンだから、当たり前だけど女性客は少なく思えた。と言うか、本当に1~2人くらいしかいなかった。(新宿二丁目は私もよく行くけど、女の子の割合がかなり多い気がする。)ゴーゴーで働いているボーイは実際は割合的にノンケとゲイとどっちが多いのだろう?まぁ何でもいいか。言葉も分かんないし。

ショータイムと言うものがあって、もうそれはまさにそのまんまファックショー。繋がったまま席までチップを貰いに来る時なんかはびっくりしすぎて「サワディーカップ。」なんて微笑まれて言われても何も言えなかった。いや、本当に目の前で男性同士の絡みを見たことなんてなかったので心底びっくりした。

一通り楽しんでホテルに戻った私たち。興奮が収まらなかった。今まで、結構遊んできたと思っていたけどまだ知らない遊びがあったのねと言う感じ。この時は初めてだったから、ハイネケン片手にショーを見たりするだけだったけど、後にあんな事やこんな事をする事になります。それはまた次に書こうかな。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?