Noe

フェミニストでアナキストで反出生主義者でJW2世、排斥済み。 ものを書きます。

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イモトアヤコさんの「逆」プロポーズに感じる違和感

お久しぶりです。 修士論文仕上がりました。 なのでぼちぼち再開します。 昨年末、イモトアヤコさんがご結婚を発表されました。おめでとうございます。 ご結婚自体は祝福したい気持ちですが、ご結婚についての報道を見るに、モヤモヤしたものがたまっています。 まず、ご結婚発表の番組。 芸人さんたちが並んで、いかにも皆が結婚したいかのように、結婚「できなかった」人はそれをネタにするような作りでした。 で、思うんです。 そうやって、皆が結婚したいと決めつけて番組を作るから、その価値

    • 一人で死ね、の成れの果て

      2019年5月28日、川崎市登戸で、50代の男が、通学バスを待っていた小学生とその保護者を次々殺傷し、自殺した。 https://www.buzzfeed.com/jp/keiyoshikawa/caritas これに対して「死にたいなら一人で死ね」という声が上がった。 気持ちはわかる。生きたい、傷つけられたくない、という本能をもって生きている人ならば、見知らぬ人の自殺に巻き込まれたくはない。例えば、ビルから飛び降り自殺をした人が落下してきた、その体に直撃されてたまたま通

      • その言葉の裏側

        お正月、最寄り駅。 一緒にいた父が、改札口付近に、キャリーをもった家族風の数組をみて、言った。 「あいつら日本人か?」 私は答えた。 「日本語で話してるから日本人だとは思うけれど、日本人でなくてもいいんじゃない?」 父はちょっと笑って黙った。 私は、母の宗教で抑圧されて育ったせいもあって、本来思春期に必要な、「親って大したことねぇな」感、つまり親への万能的信頼感が崩れる経験をしてこなかった。 それが今大人になってやってきている。 私は父の、この考えのない発言を、

        • リメンバー・ミー

          映画を見ました。 ピクサーの「リメンバー・ミー」 以前、「世界・不思議発見」でメキシコ死者の国特集で見て以来、気になっていた作品です。 いやー久しぶりに映画で泣きましたね。 (ネタバレで書きます) 私が受け取ったお話はこんな感じ。 最初、主人公の少年は、家族に音楽を禁じられています。 世の中では音楽は良いものなのに、少年の家系では悪いものとして禁じられているわけです。 少年は音楽が好きで、だけど家族のことも好きだからとても苦しみます。 でも少年の家族サイドとし

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          人が宗教を信じる理由

          南直哉さんの「老師と少年」を読みました。 以前書店で「超越と実存」を立ち読みして以来、ずっと読みたかったのですが、何となく時機がやって来ず、今日ついに購入・読了しました。 (「超越と実存」は難しかったので、もう少し時機が熟してから読もうと思っています) さて、この本は、 自分とは何か・なぜ生きるのか という悩みを抱えた少年と、 小屋に住む老師の対話形式で書かれています。 老師も若い頃に悩み、聖者や隠者に会いに行きました。 若かりし頃の老師は聖者に聞きました。 「人はなぜ死

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          2018年に脱したこと

          どうも、明けましておめでとうございます。 昨晩は、大好きなお寺で座禅会に参加しながら年を越しました。 その時しみじみ思ったこと。 こんな2018→2019なんて、一年前には1ミリも想像していなかったなぁ。ということ。 私にとって、2018年の一番大きな出来事は、エホバの証人を辞めたことでした。 とはいえ、数年前から幽霊状態だったのですが。 私側の気持ちとして、きちんと辞めたのが昨年。 私の母はエホバの証人で、私はその信仰の中で育てられました。 ご存知の方も多いと

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          和尚の法話

          失業して、自由になったので、やりたかったことをやってみてる伊藤ノエです。 今日は少し前から興味のあったお寺の座禅会に参加してきました。 そちらのご住職の法話の覚書が初ノートです。 ~~~~~ 以前、亀岡にあるお寺の禅センターに修行に行った際の和尚のお話は、仏教に心理学を絡めた・・・というか、仏教を入り口に心理学のお話だったので、正直自分にとって目新しいことはなかった。 今回のお寺の和尚も臨床心理士、はてさてどんな法話が聞けるのだろう・・・と思っていたのだが、どうして

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