「神宮の野鳥」
藪の中
アオジ顔出し
見つめ合う
小鳥の鳴き声が足元から
チッチッッと可愛らしく
聞こえてくる
目を凝らすと
二匹の渋緑の野鳥
餌探してあそんでる
しゃがんで見据えると
向こうもこちらに気がついた
怖がらない
愛でているのか
愛でられているのか
もうわからない
とにかく可愛いくて
首をかしげながら
こちらを見澄ます
清正井戸の湧き水に
自身を写してたたずむヤマガラ
近づいても動かない
どこか子どものようで
自然の中であそんでる
人は見守る大人のよう
ここ神宮の野鳥は
愛嬌がありすぎて
心奪われる
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?