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withコロナの温泉ライフ

ドイツから帰ってしばらくは銭湯も温泉も控えて幾千年、
長湯温泉のHOTTABを自宅湯に活用しつつ凌いでいたが、起きてヨガをして、朝昼晩と規則正しく食べ、たっぷり寝ていたこの3、4ヶ月の座りっぱなし在宅勤務の身体はどんどん冷えていたようで、温泉から帰ってきた今日は本当に身体がポカポカしています。

銭湯は生活必需サービスを提供する施設ということで換気や消毒などを徹底し日々営業を継続してきたそうで、経営者や働くみなさんには頭が下がる。

さて、スパ銭はどうかいなということで行きつけへチャリで乗りつけた。朝湯が良かったけれど、短縮営業で10時から。

お客さんはまばらで、洗い席も1こ抜かしで椅子が置いてあるけれど、久しぶりにあった風呂友と話したいのか椅子を寄せるおばあちゃんもいた。

広いスペースで身体をのびのびと洗って、早速外の露天風呂へ。
高温、中温、冷泉で交互浴をするのが私のここの楽しみ方。露天にいる2、3名が各お湯を順繰りすれば何の問題もない環境で本当に久しぶりに至福のひととき。女湯は岩風呂の日なのだが心なしか鉱石の結晶も成長しているような気がしながら、こんこんと湧くお湯を見つめていた。
やがてここのいつメン(と言っても私には顔見知りはいなく、おばあちゃんは全員同じ顔に見えてしまうのだけど)が少しずつ集まりはじめ、露天風呂全体で6人くらいに。そうなると、久しぶりゆえどうしても話したくなっちゃうよね、結構近くで話し出すおばあちゃんたちも出てくる。子供のほっぺを触ったり、おしゃべりで長引いた冷泉で大きなくしゃみをしたり。怖くなったので露天を退散して入浴は終了。サウナは誰も入ってないみたいだった。

露天風呂から内風呂を眺めて気づいたのが、隔てる窓を左右20センチくらいずつ手作りの木枠+金属メッシュに替えていて、内風呂自体もかなり換気が良くなっているのだった。
しかし、施設のそんな涙ぐましい努力もクラスターが発生してしまっては水の泡である。利用者の振る舞い次第だなと気を引き締めつつ、乾髪エリアに目をやるとしっかりとしたプラスチックの板によってパーソナルに囲われていた。が、私はタオルドライで帰宅することにした。ウイルスを自分が持っていない保証なんてないと思うと、そのスペースを使った後はおばあちゃんばかりが使うわけで、ちょっと憚られてしまうよね。

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この施設についてはまたゆっくり書きますが

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いいところいっぱい。

これまでと変わらず、地元のみんなで愛でていきましょう。

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