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安田章大と色つき眼鏡

こんばんは!沖縄に住む音楽好きの主婦、マロングラッセです。

本日は関ジャニ∞『キミトミタイセカイ』のリリース日。おめでとう!残念ながら私はAmazonで頼んだところ、フラゲどころか1週間後に届きます…。島国辛い。楽天で頼んだらフラゲできるということを昨日知りました。次からは楽天にする。ゼッタイ。

ということで、今日は過去に書いた文章を。
朝日新聞に今年の1/25~29の期間限定で連載された、『安田章大と色つき眼鏡』について書いたものです。

12時間にも及ぶ手術を受けたわずか12日後、プレミアムフライデーの記者会見に出ていたヤスくん。フラッシュやライトでふらつく自分を、メンバーが寄り添い、見えないように背中を擦りながら支えてくれた、と。

少しずつ明かされる、当時の状況。

"私たちは推しの名前と顔しか知らない"
どこかで見た言葉が頭をよぎった。

推しは日々私たちに沢山の言葉をくれる。TVや雑誌、webやライブのMCなど、色んな媒体を通して伝えられる言葉の中で、果たして"ホンモノ"はどれくらいあるのだろうか。ヤスくんの手術のように、推しの人生に重要なことでも、語られずにそっと秘められた事実はどれくらいあったのだろうか。

そんな不確かなピースたちを拾い集めて、私たちは自分の中に"推しの像"なるものを作っている。意図せずとも、無意識的に。それが本物の推しとどれくらいリンクしているかどうかわからない。

さて、私が好きな"推し"とは、一体誰なのだろうか?そんな疑問が頭をチラつく。


でも、"ホンモノ"もある。それは彼らが辿ってきた道だ。8人から始まり、1人、また1人、そしてまた1人と抜けていく中で、彼らは5人で関ジャニ∞を続けることを選んだ。その中で私は彼らに出会い、彼らの生き方に共鳴して今に至る。

昨年発売されたヤスくんの写真集、『LIFE IS』にこんな言葉があった。

"偶像としての『I DOLL』でも、
社会のコマとしての『I $』でもなく、
自身と自信を持って本心をさらけ出す
等身大を見せられるただの人
そんな『IDOL』
もいてもいいのではないか"
(一部省略)

見せられない部分も、知ることのない部分も確かにある。それでも、その中でめいいっぱい、最大限の方法で、彼らは自分の経験値や生きる術を分け与えてくれる。この手術のエピソードが最たる例だ。

なんだか着地点がよく分からなくなってしまったけれども、きっと私は【アイドル】だから好きになったんじゃなくて、【関ジャニ∞】だから好きになったんだと思う。

連載も明日で終わり。
この記事をキッカケに、色眼鏡で見られることが少しでも減りますように。安田章大という人間を知って貰えたら、いいね。

2020.1.28

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