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今更すぎる2020 BEST SONGS


こんばんは、マロングラッセです。

今日は、書いたもののずっとメモに眠っていた私的2020 BEST SONGSを載せたいと思います。


音楽は大好きですがあまり聴かないジャンルもあるので、音楽に詳しい方には少し物足りないかもしれません。その代わり、自分なりの理由や感じたことを書いたつもりです。目新しさはなくとも、「たしかに〜!」とか「なるほど!」という共感や新たな発見があれば幸いです。

それでは、
2020 BEST SONGS スタート〜!



10.Dynamite / BTS

今まで1度たりともK-POPを通ってこなかった私たち夫婦ですら、ハマって車でかけてました。K-POPを車でかけたのは産まれて初めて。

調べたところ、デビュー以降初の英詞らしい
。確かに最初BTSって分からんかったもん。この曲を聴くと自然にテンションがあがる。何なんやろう、あの高揚感。あとサビの突き抜けるような高音。えっと…女の人混じってます?

「とにかくなんか凄い」、この一言につきます。グラミー賞も、もうすぐですね。ノミネートおめでとうございます。


9.鏡 / go!go!vanillas

コロナの期間中に作られた曲で、これはファンの贔屓目無しに傑作だと思う。世間的にはまだまだ認知されていないだろうけど、去年コロナ禍の中で初武道館を成功させ、今着実にキてるバンド。UKロックをルーツにもち、the Beatlesをリスペクトする生粋のロックンロール好きが集まった彼らは、毎回新しい音楽を届けてくれるのだけども、どんな曲であっても必ず「バニラズの曲だ!」ってわかるのがすごい。

"世界が化粧を落とした時" だったり、 "光ばかりが綺麗なの? 夜に愛し合うのにね"っていう牧さんのワードセンスも光ってる。つい先日リリースされた『アダムとイヴ』もめちゃくちゃ良いからみんな聴いて。新しいアルバムも楽しみ!


8.silent / SEKAI NO OWARI

ドラマ「この恋あたためますか」の主題歌。森七菜超可愛かった~~~!!個人的にお気に入りのシーンは、最終回でキキがしゃちょーに自分からチューしたシーン。あとツリーの飾り付けしてる時に「黙れ」って口塞がれるシーンも好き。私のこの煩い口も塞いでくれ。

本題に戻ります。この手のバラードをFUKASEに歌わせたら右に出るものはいないこと、すっかり忘れてました……。セカオワらしいファンタジー感はあるんだけど、歌詞の内容はすごく現実的なのがとても良い。

"純白の雪が降る 降るなら積もってね 
汚くなるだけだから"

とかまさにそれ。

どこか懐かしさを感じる歌い方とイントロのせいで、最初聴いた時は徳永英明かと思いました。あと"純白の〜"の"じゅん"の跳ねた歌い方が好き。めでたく私の中で冬の定番ソング入りしました。


7.サントラ / Creepy Nuts✖️菅田将暉

もう最高の組み合わせでしかない。ANNがきっかけっていう、ちょっとアングラな感じがまた良い。R指定が歌うラッパーと役者それぞれの視点が交互に入れ替わるAメロBメロからの、菅田将暉の一気に突き抜けるサビ!菅田将暉の菅田将暉たる部分を200%引き出してくれてありがとうの気持ちでいっぱいです!!!

2人で歌うラスサビまじ気持ちよすぎてサイコー!!!声をはーりあげて!!肩をふーるわせて!!目を見開いてあーかい血をたーぎらせて!!!はなーばなしく!!照らしてくれ!!ありふれーた生ーき様を!!!!!!!


6.優しい人 / 米津玄師

サブスクが主流となり、CDが売れないと言われる世の中で、脅威の150万枚を売り上げた『STRAY SHEEP』。感電や馬と鹿、まちがいさがし等々有名曲揃いの中で、私は『優しい人』が断トツトップでした(尚、僅差で『カナリヤ』と『海の幽霊』も好き)。

飛行機で満を持して聴いた時の衝撃は忘れられない。"あなたみたいに 優しく 生きられたなら 良かったな" の部分で、涙が止まらなかった。きっとどこかでこんな曲を求めていたんだろうな。飛行機を降りてすぐ、インタビューを読んだ。最初はもっと曖昧な歌詞だったこと。この歌を聴いて傷つく人がいるかもしれないということを覚悟の上で出したこと。売れるにつれ責任やリスクが大きくなる中で、この歌をリリースしてくれたことに称賛を贈りたいです。心の綺麗な人と比べて、汚れた自分に悲しくなるあの感情を、歌にしてくれてありがとう。これからもあなたの感性でしか書けない歌を書いて欲しいです。ラブレターみたいになってしまったけど、米津玄師読んでる?


5.夜に駆ける / YOASOBI

リリースは2019年だけど、The First Takeでもう一跳ねした印象。ikuraちゃんの半端ないピッチの良さが遺憾なく発揮されてた。上に同じく、曲の背景を知らずに聴いていた時はなんのこっちゃわからず、「フーン、ボカロって感じの曲だなー」位にしか思ってなかったんだけど、『タナトスの誘惑』を読んだ後に聴いたらあら不思議。パズルのピースがハマるかのように一気に全ての謎が解け、「気持ちぃ~~~!チョー気持ちぃ~~~!」と北島康介ばりの爽快感を手にしました。

個人的に1番のサビがめちゃくちゃ好き。自殺願望がある彼女を引き止める描写が"思いつく限り眩しい明日を"だったり、自殺のことを"明けない夜に落ちていく"、自殺願望から解き放たれることを"いつか日が昇るまで"と、すごく文学的で素敵。Ayaseさん天才。

タナトスの誘惑→しらスタさんの解説動画を見るとより一層ikuraちゃんのやばさがわかるので見て欲しい。


4.猫 / DISH//

日本人で知らない人いる?ってくらいたくさん耳にした曲。曲のリリースは2020年じゃないけど、The First Takeでフューチャーされ、年末の歌番組で聴かないことはなかったのでランクイン。実は私、この歌の背景を知る前は失恋をダラダラ引きずってるメンヘラ男の曲だと思ってました。ごめん、あいみょん。

ラストに向かうにつれて出てくる北村匠海のやけくそみたいながなり声と表情がなんとも言えないエモさを生み出してるし、ラスサビは号泣必須。あとどうでもいいけどThe First Takeの金髪北村匠海がcoldrainのMasatoに見える。


3.三文小説 / King Gnu

バケモノ。

「35歳の少女」というドラマに書き下ろした楽曲とだけあって、ドラマの内容とのリンクが半端ない。泣ける。それだけじゃなくて、きちんと歌詞に普遍性を持たせるのが上手なんだよなぁ常田さんは。

今回、ギターの常田さんはピアノ、ベースの新井くんはシンセサイザーということで、弦楽器は無し。"ロックバンド"という形に拘らないところは間違いなくKing Gnuの強みの一つ。そこに加わる勢喜遊のドラム。白日然り、この人のドラムはバラードによく映えるなぁ、と思う。

そしてなんと言ってもこの超高音を歌い上げる井口さんの歌唱力。楽器か?楽器を内蔵してるのか?彼は?!1回カラオケで軽率に入れて死にました。あとCDジャケット渋すぎ。まじかっけぇ。センス大爆発な彼らに今年も目が離せない……。最近リリースされた、『泡』もヤバい。


2.灯火 / Vaundy

売れないわけがない!聴いたら一発で好きになっちゃうメロディ。♪まだ〜見えない\\HEY!//って歌いたくなっちゃうよね~〜わかる。20歳にして打ち込みで曲から歌詞からアートワークまで全て自ら手がける能力の高さ。改めてほんとにすごい時代だ。

灯火みたく底抜けに明るい曲だけじゃなくて、不可抗力の様な少し捻た音楽やBye by meみたいなもの寂しげな音楽など、多岐にわたる曖昧な感情を絶妙なニュアンスで歌にするのがとても上手な彼。2021年の躍進も楽しみ。早くLIVEで見てみたい!


1.帰ろう / 藤井風

"あぁ全て与えて帰ろう
あぁ何も持たずに帰ろう
与えられるものこそ与えられたもの
ありがとうって胸をはろう"
"去り際の時に何が持っていけるの
一つ 一つ 荷物手放そう"

これ、23歳が書いた歌詞って信じられますか?私は信じられません。もう藤井風が総理大臣になれば、世界平和実現するんじゃない?

ということで、文句無しのトップ。『優しさ』という曲も凄く好きなんだけど、MVも加味した結果、こっちかな〜と。この全てを悟ったかのような歌詞に、1本のショートムービーさながらのMV。失恋や死別の歌で共感の涙を流すことはあれど、音楽と映像だけで自然に涙が溢れたのは初めてかもしれない。今の世の中に一番必要な歌だと思う。


ということで、
マロングラッセ的2020 BEST SONGSは

1.帰ろう / 藤井風
2.灯火 / Vaundy
3.三文小説 / King Gnu
4.猫 / DISH//
5.夜に駆ける / YOASOBI
6.優しい人 / 米津玄師
7.サントラ / Creepy Nuts✖️菅田将暉
8.silent / SEKAI NO OWARI
9.鏡 / go!go!vanillas
10.Dynamite / BTS

でした〜!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


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