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「コミュニケーションが苦手なあなたへ」~HSPが考える、コミュ障のためのがんばらない処方箋 day16~

こんにちは!
ほいみんです。

コミュニケーションの記事も本日で16回目を迎えることができました。
読んでいただいている皆様、誠にありがとうございます!

今日は本題に入る前に…
ぼくは子どものころからの本好きです。
お気に入りは、推理小説。
シャーロック・ホームズや明智小五郎といった探偵小説シリーズを、
ワクワクしながら読んでいました。

あまりに好きすぎて、
中学生のときには短編推理小説を自分でも書いてしまったほど(笑)
そんなぼくが本屋に寄ったらさぁ、大変。
3~4冊ほどぶっ続けで2~3時間ほど立ち読みをしても、
まったく苦になりません(笑)

ところで…
ふつう、本を選ぶときって
書店で手に取って面白そうだったとか、
口コミの評判が良かったとか、
前もって内容とタイトルがわかるものを読む場合が
圧倒的に多いのではないでしょうか。

けれど、最近、これと真逆のサービスを知りました。
「Chapters bookstore」。
書店員さんがセレクトしてくれた4冊の本のうち、
自分が選んだ1冊を自宅まで配送してくれるというもの。

面白いなーと思ったのは、
作家さんの名前とタイトル名が伏せられていること。
おおまかなあらすじしか紹介されていません。
そのあらすじをヒントに、好きな本をセレクトしていくのです。

まさに、本と自分との出会い。
(子供っぽいと言われそうですが…(笑))ステキだと思いませんか?
先日、自宅に届いたのですが、
タイトルが見えないように帯封がされていて、
やっぱりわからない(笑)

でも、幼いとき、クリスマスプレゼントを初めて開けたときのように、
ワクワクした気持ちを久しぶりに思い出しました。
どんな出会いが待っているのか、
ドキドキしながら週末、封を切ろうと思います!

前置きが長くなりましたが…
本題に参りましょう。
前回から引き続き、雑談についてのお話です。

会話にはゴールのあるものとないものがあって、
雑談はゴールのない最たるもの。
お互いのコミュニケーション能力がある程度高くないといけないので
いちばん難しいんだよ~
そう、お話をさせていただきました。

そのうえで、相手と自分との間に存在するコミュニケーションコストを
下げるための方法を5つに分けてご紹介しました。

今日は ②ネタをストックする について。
ネタというと、ちょっと古いですが…

「キドニタチカケシ衣食住」 とか、
「ゴウカク・テスト」とか、
「たちつてと、なかにはいれ」とか、

語呂合わせで覚えよう的な感じで、
ちょっとググるといくらでも出てきます。

みなさんも聞いたことがあるのではないでしょうか。
ほいみんの場合は、「食」と「旅行」です。
知らないところに行って知らないものを食べるのがスキという、
ただそれだけの理由です(笑)

「食」はほぼ鉄板ですね。
たいていの人は食の好みがありますから、
○○がスキ、××はキライ などとお互いの好みを言い合って、
会話で盛り上がることも多いと思います。

「旅行」はちょっと難しいかもしれません。
人が多いところがイヤ! とか
とにかく寝ていたい! とか
休日は家でゲーム三昧! とか
人によっていろいろな過ごし方があると思うので…
ちなみにほいみんは、話の流れで相手の出身地を知ったうえで、
その地域にまつわる観光地の話に繋げていました。

前にも書いたように、
ある程度、会話のネタをストックしておいて困ることはありません。
けれどもっと簡単な方法があります。
それが、②(ほいみん的な)ネタをストックする ということ。

どういうこと?
そう、ネタといっても大げさなものは必要ではありません。
あなたやわたしが日常生活で経験するようなちょっとしたこと。
それが十分にネタになり得るのです。

たとえば、前置きで「Chapters bookstore」のお話をしましたが…
先日、「Chapters bookstore」に申し込みしたんですよ。
どんな本が届くか、到着するまでわからないんですよ~
めっちゃテンション上がりますね~!
極端な話、それだけでもいいんです(笑)

ぼくは以前、教育現場で働いていたことがあります。
外回りで色々な学校の学生相手に模擬授業もやっていました。
けれど、ぼくはつまらない授業を絶対にしたくなかったんですね。
ただ、一方通行の授業では(自分にも覚えがありますが…(笑))
学生は寝てしまう。

授業を活発にするにはどうすればいいか。
そこで考えたのが自己紹介です。
もちろん初対面のほいみんは必ず自己紹介をしていましたが、
あわせて学生にも、必ず自己紹介をしてもらうことにしたのです。

自己紹介といわれると、身構えてしまうかもしれません。
でも、ほいみん的な自己紹介はちょっと違いました。
氏名と学年、ここまではマスト。
それにもう一つネタをプラスしていました。

ネタって?
ちょっとムカついたこととか、
ちょっとテンション上がったこととか、
ちょっと悲しかったこととか、
本当にちょっとしたことばかりです。

学生はそんなふうに話を振られるのに慣れていませんから(笑)
最初は目を白黒させています。
でも、制限時間1分で考えてね~というと、
みんな必死になって考えます。

ひとりずつ、ホントにちょっとした話をしてもらうだけで、

なんじゃそれ~(笑)とか 
アイツ、〇〇なんだ意外だな~とか
うんうん、わかる~とか

他に聴いている学生の反応を引き出してくれるんですね。
空気が軽くなり、場の雰囲気が明らかに変わります。

もちろん、すべてうまくいくわけではありません。
寝てる子は寝てましたし…(笑)
でも、ぼくは毎回そのやりかたを続けました。
そうして授業が終わった後、
学生が質問したり、話をしに来てくれたりすると、
本当にうれしかった!

「コミュニケーションコストを下げる」=「自己開示をする」
つまり、自分をオープンにすることが大切なんですね。
(ぼくはまだまだ苦手ですが…(笑))
自分をオープンにすることで、
あ、この人こういうとこあるんだな~と、
相手に人間らしさ(=その人らしさ)を感じてもらうことができます。

会話で大切なのは知識を伝えることよりも、感情を共有すること。
(知識を伝えるだけなら、ロボットでもできますし…)
楽しかった、悔しかった、悲しかった…
いろいろありますよね、人間だもの(笑)
自分にもあるわ、ちょっとわかる~
そうして相手の心を動かすことができれば、
それで問題ないんです。

今日のお話は、
③小さな話題から入る にも繋がっていきますが、
本日はここまで。
長文にお付き合いいただきありがとうございました!

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