見出し画像

『MARRIAGE PROJECT マリッジ・プロジェクト』Vol.5 自由なウェディングとは クラブ好き女子が、 〝世界にたったひとつのオリジナルウェディングパーティー〟を創るフリープランナーになるまでのStory

Vol.5 自由なウェディングとは


由来の結婚式はもともと、

「選択肢型サービス」の一択でした。

ー結婚情報誌、広告に掲載される多くの会場 ー料理や飲み物のプラン                            ー衣装、ヘアーメイク、花、映像                  ー引出物や引菓子ケーキカットなどの余興

この全てを、式場の提携先の中から、「選ぶ」「選択」していく「選択肢型サービス」しかなかったんです。

決まり切ったシナリオは、下記の通り

ー上司のスピーチ             ーケーキカット                ーお色直し                                              ー花嫁の手紙

既に結婚式を、結婚式場で挙げたことのある方、結婚式に何度か参加したことがある方は、うんうん、そうだった。知ってるよこの流れ。と、思っていただけることでしょう。

プランもシナリオもプロセスも上記に沿って「選ぶ」「選択」をする。が、基本となっていました。それが、この日本のブライダル業界のスタンダードでした。

タイトルの「自由なウェディング」は、ありませんでした。

その枠を超えてしまうアイデアを新郎新婦が出せば、会場側は困りました。たくさんのスタッフが施行に関わる結婚式。決まったプラン通りシナリオ通りにしてくれないと連携が取れません。時間内に収まらない。

1日に何件も回転させなければ利益にはならないからです。

だから、誰が結婚式を挙げても、参加しても、似たような結婚式にしかならなかった。主催者もゲストも誰もが知っているシナリオだった。

何故このように、誰だって「あれ?」と、思うビジネスモデルが定着しているのか。

何故この業界が何十年もの間、なかなかアップデートされなかったのか。

それは、また

日本のブライダル業界の歴史も遡りながら「Vol.19 日本のブライダル業界を変えたい」で、今後詳しくお伝えできればと思います。

遊びにきてくださったらうれしいです。


ここで伝えたいことは...


これから、結婚式を挙げる方、

これから、結婚式に参加される方、

みなさまに、知っていただきたきたいんです。

これからは、

由来の

「選択肢型サービス」に加えて

「創るウェディング」もスタンダードになりました。

そうです。

結婚式は、ひと昔前と比べれるとだいぶ

自由なウェディング に、なってきました。


上記の日本のブライダル業界の古くからある習慣、決まり切ったシナリオとそのプロセスの全てを否定するわけではありません。

わたし自身は、ウェディングプロデューサーとして、後者の「創る」自由なウェディングを推奨させていただいています。

ですが、「創る」ウェディングが、必ずしも全ての方にとっての「正解」では、ありません。

このnoteを見つけてくださった方に

お伝えしたいことは、

〝自分たちらしいウェディングスタイル〟を、見つけていただきたいんです。

ー「選択肢型」ウェディング

ー「創る」ウェディング

どちらが、自分たちのスタイルに合っているのかを、会場と契約してしまう前に。見極めていただきたいんです。

由来のスタンダード。

「選択肢型」ウェディングに向いている方

◯選択肢が多すぎても決められない     ◯プランがはっきりしている方が良い。迷ってしまうから出来れば3択くらいで十分。   ◯両親に、家庭を持ったからね。安心してね。と、伝えたい。              ○ブランド物が好き。           ○海外旅行が好き。            ○大手旅館やホテルに宿泊するのが好き。  ○記念日は高級料理店で過ごしたい     ○スタンダードが好き。          ◯誰もがよく知っているシナリオの中で結婚式をしたい。その方が安心だ。

上記の項目が、多くあてはまった方は、

「選択肢型ウェディング」のほうが、向いてるでしょう。

結婚式場は、結婚式を商品にして運営しています。ですので、設備面、言葉遣い、マナー、ゲストケア、親族ケア、時間通りの施行、連携のためにチームワークもしっかりしています。

おふたりやご両親さまご親族さまにとっても、悔いのない、ご納得のいただける結婚式が挙げられます。

ですが、念の為、ご契約前に、

わたしたちが着たい衣装は持ち込めますか?」と。

確認をした上で、契約に進んでください。他にもやりたいことが、あれば、必ず、ご契約する前に確認し、ここなら、私たちの結婚式ができそうだ。とおふたりが、ご納得された上で、ご契約に進んでくださいね。


「創る」ウェディングが向いている方

○人の記憶に残る結婚式がしたい!     ○自由に結婚式をやりたい!        ○自分達らしいパーティで感謝を伝えたい。                   ○理想の生き方、理想の結婚式が、既に自分の中にある。                ○オリジナル、オーダーメイド、一点ものという言葉に、反応してしまう。        ○旅行よりも旅が好き。          ○好きな作家や好きな映画を山ほどあげられる。                  ◯DIYや手作り物創りが好き        ○料理やファッションに拘りがある。    ○これだけは譲れないというものをたくさん持っている。                ○人に決められたレールを歩くより、自分で未来は切り開きたい。            ○納得のいかない買い物はしない。

上記の項目が、多くあてはまった方は
「創る」ウェディングが向いているでしょう。

▶︎CMや広告で見る結婚情報誌を購入▶︎会場見学に行く▶︎今日契約すれば80万円引ですよ!と、言われて、え?ほんと?じゃあ...当日契約...

という、作られたレールに乗ってしまう前に。

一度、思いとどまって欲しい。

どこなら、私たちの結婚式は叶うのかな。

オーシャンビューの素敵なプライベートヴィラ?

森林浴が気持ちの良い森の中のコテージ?ペンションやキャンプ場?

有形文化財、洋館、美術館で、アートにも拘り、クラシックな総レースのウェディングドレスが着たい?

レストランのプライベートガーデンで、アットホームに美味しい料理でゲストをもてなしたい?

両親や親族とゆっくりしたいから、自宅で結婚式をしたいかもしれない。

フェスウェディングや、アウトドアウェディングも素敵。ブルーベリーファームの中でのウェディングも素敵かもしれない。

なんて、どんどんアイデアが膨らんじゃう

そんな、おふたりは、

「完全オーダーメイドウェディング」を推奨している、

◯プロデュース会社

◯フリープランナー

に、まずは、ご相談ください。

もしかしたら、

〝結婚情報誌を買う〟ところから始まるその先の流れは、あなたが想い描く「自由なウェディング」からは、かけ離れたプロセスが用意されているかもしれない。

その入り口かもしれない。

あと、「両方ともあてはまることがたくさんありました」という方も、両者にご相談いただき、この業界の特徴をよくご理解した上で、契約に進んでください。

繰り返し、お伝えします。

もう、まとめますね。笑

選択肢型ウェディング、創るウェディング、どっちが自分たちの理想?おふたりが理想とする結婚式ができる会場なのかどうか。会場とご契約する前に。見極めて頂きたいです。


どうか、悔いのない結婚式を挙げられる人が、

日本にひとりでも多く増えていくことを

心から願っています。


〈プロフィール〉

▶︎浅野 はずみ
ウェディングプランナー/空間デザイナー

規制が多く自由に選択することのできない、クォリティが不透明な 由来のウェディング業界の型にはまったウェディングを根本的に見直し、本質的なウェディングへの表現と可能性を追求し提案する。日本のウェディング業界をより良いものへとする活動家。MARRIAGE PROJECT/マリッジプロジェクト代表取締役、運営者。アウトドアウェディングのディレクション、空間デザインを得意とする。

▶︎ホームページhttps://marriageproject.theblog.me/

▶︎コンタクトhttps://forms.gle/jvehMkcqoYzVPhnKA


とても励みになります。