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臨床心理士による放課後等デイサービスへのコンサルテーション5

方法

コンサルテーションを行う事業所の概要
X年4月開所。設置者は療育の経験や知識がない土木関係の会社の経営者。
主要なスタッフ4名は保育士の資格を持ち、内3名は保育園での勤務経験があるが、療育機関での経験があるスタッフはいない。
事業所側から筆者の所属する機関に対して、「発達障害のことについて勉強したい」という要望があり、コンサルテーションを開始。

コンサルタント
障害児通所支援事業所へのコンサルテーションを行っている機関に所属する筆者が10回のコンサルテーションをすべて行った。

枠組み
月1回の頻度で、全10回のコンサルテーションを行った。
スタッフは4名が参加。

コンサルテーションの流れ
10:00~12:00 事例検討
事例検討の中では、対象児の見立てと療育の中で目指すこと、支援方法や留意点等について確認を行った。2回目からは、前の回の療育の振り返りを実施した

16:00~18:00 療育場面観察
子どもたちへの療育の場面をコンサルタントが観察した。振り返りは次の回の事例検討の枠で行われた。

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