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不二子さんの箱庭から考えたこと〜「普通」の人のための箱庭療法の説明書【事例編】⑥〜

来談の経緯

不二子さん(仮名)20代女性 小学校教諭

相談室で、ある場面緘黙の子どものセラピーをしていた。

不二子さんはその子の担任の先生であった。

不二子さんは、何度か子どもと保護者の付き添いで相談室に来ていたが、相談室にある箱庭のミニチュアを見て興味を持ったようで、「自分も作ってみたい」との申し出があった。

不二子さんは継続的なカウンセリングを希望しているわけではなかったため、お試しとして1回のみ箱庭を制作してもらった。

お試しということで料金はもらっていない。

オンライン上で公開することに対して、不二子さんに許可はもらっているが、不二子さんのプライバシーに配慮し、内容はある程度加工している。
また、プライバシー保護の観点から、無断で転載したりなどはなさいませんよう、お願いいたします。

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