#8 石川2日目
石川滞在2日目です
石川では、子どもの居場所支援に携わっています。
そこでの活動のなかで、
ここがなかったらこの子たちはどう過ごしたんだろう
ここがなかったら親御さんたちはどうしたんだろう
今回の災害は、小さな子どもたちの目にはどう映ったんだろう
なんてことを考えました。
また、
子どもに対する支援が大切な理由と、それが後回しにされやすい理由もわかりました。
長く続く避難生活で避難者の方のストレスは溜まっており、子どもの賑やかな声を不快に思う人もきっといるのでしょう。
そんな空気を子どもたち自身が感じ取ってしまうと、大人以上のストレスを抱えることになると思います。
まずは衣食住の復旧。
それはもちろんそうですが、元気に走り回ることができる場所を確保することは、子どもたちにとっての最低限の「住」を守ることなのだと感じました。
炊き出しに並ぶ人びと
仮設トイレすらまともに使えない現状
ひび割れた地面
地震ごっこ
などを目にしました。
ただ、現地には悲観的な空気はあまり無く、石川の皆さんの暖かさと強さを感じました。
一番心に残った言葉は、とある女の子が帰り際に言った「先生、明日も来てくれる?」という一言。
この場所が、私の存在が、この子にとって支えになっていると実感できた瞬間でした。
最後に、サムネイルにも使った移動中の車窓からの眺めを。
天気は良くはありませんでしたが、海がきれいなのはわかりました。
この景色がずっと守られますように。
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