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キャッチャー式エアロバイク読書

キャッチャーの試合中に必要な作業は、キャッチャーとして最高のパフォーマンスを発揮しながら常に脳をクリアにして試合の戦況を把握しつつ最善の一手を出すことである。

これを抽象化すると「有酸素運動をしながら頭を働かせる」ということになる。そのための練習をキャチャーは行うべきであるのだが、その方法はチームでは教えてもらえないだろう。

そこで私自身も実施しているトレーニング方法を紹介する。それが、キャチャー式エアロバイク読書である。

エアロバイク読書とはその名の通り、エアロバイクを漕ぎながら読書をするということである。エアロバイク読書をするメリットは3つ。1つ目が脳と心肺機能を同時に鍛えられるということ。2つ目がマルチタスク機能の向上。そして3つ目が読書習慣の定着である。

脳と心肺機能を同時に鍛える

キャッチャーは九回という守りの中で、常にスクワットをした態勢でいなければならない。内外野にボールが飛べば、ボール進んだ方向へベースカバーに走らなければならない。

キャッチャーというポジションは想像以上にハードワークだ。キャッチャーはそんなハードワークをこなしながら、同時に投手へのサイン、野手へのサイン、シフトの体系、監督コーチからの情報の伝達と頭も働かせなければならない。マラソンしながら勉強をするようなものである。

それならマラソンをしながら勉強をすれば良いと思い発案したのがエアロバイク読書である。バイクを漕いで心拍数を上げながら読書をして脳を鍛える。まさに一石二鳥のトレーニングであり、キャッチャーに必要な能力も鍛えることができるのだ。


マルチタスク機能の向上

キャッチャーとはつねにマルチなタスクをこなさなければならない。スクワットをしながら脳を働かし、最善の一手を考えなければならない。そんなマルチタスクの機能を向上させるためにエアロバイク読書は最適だ。有酸素運動をしながら読書をすることはマルチタスクになる。心拍数が上昇した状態でもクリアに脳を働かし、文章の内容を理解することはキャッチャーの試合中の状況にとても近い。

読書習慣の定着

キャッチャーは読書をしろでも述べたように、キャッチャーは読書をすることでキャッチャーに必要なスキルを取得することができる。

しかし、これまで読書習慣のない人が読書を急に習慣化することは難しだろう。そこで、トリガーを利用する。エアロバイクを漕いだら読書をするというふうに習慣化をすれば、体力もつけながら知見も増やせて一石二鳥だし時間の効率化も図れる。

これらの理由から、キャッチャーはトレーニングにエアロバイク読書を取り入れるべきである。



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